JP5813546B2 - トンネル内火災時制御装置 - Google Patents
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Description
なお、n箇所の換気セクションを有するトンネルにおいては、図3に示すように、n×nパターンの重み係数が算出される。また、火災時制御部124は、交通量及び各換気機6乃至9の風量が変動する度に、上記(4)式を用いて重み係数を算出する。
火災時制御部124は、上記(5)式に基づいて算出した火災発生換気セクションが受ける影響の度合いが予め設定された目標値となるように、各換気セクションの車道内風速を決定(算出)する。なお、各換気セクションの車道内風速を決定する手法としては、最適制御手法(例えば、遺伝的アルゴリズム)や試行錯誤的に決定変数を変更して目的関数を評価する手法等が適宜適用可能である。
ここでは、各換気機6乃至9の風量及び風速を変更した際に生じる効果待ち時間を更に考慮した火災時制御部124の機能について説明する。なお、効果待ち時間とは、各換気機6乃至9の風量及び風速の変更に伴う各換気セクションの車道内風速への影響が落ち着くまでに要する時間のことである。
ここでは、各換気機6乃至9の風量及び風速を変更するタイミングを更に考慮した火災時制御部124の機能について説明する。
ここでは、火災発生換気セクションの位置を更に考慮した火災時制御部124の機能について説明する。
ここでは、分岐線内において火災が発生した場合を更に考慮した火災時制御部124の機能について説明する。
ここでは、合流線内において火災が発生した場合を更に考慮した火災時制御部124の機能について説明する。
Claims (5)
- トンネル内に設けられた複数の換気機の動作を制御する複数の換気所と通信可能であり、かつ前記各換気所を介して前記各換気機の動作を制御するトンネル内火災時制御装置であって、
前記各換気所が管理する区間を示す換気セクションのうち、火災が発生した換気セクションを示す火災発生換気セクションを除く各換気セクションの車道内風速の変動及び前記火災発生換気セクションまでの距離に基づいて、前記火災発生換気セクションの車道内風速の変動に与える影響度を算出するための重み係数の組データを記憶する記憶手段と、
前記トンネル内に設けられた複数のセンサにより計測される計測データと、前記各換気機の動作状況を示す動作データとを、前記各換気所を介して取得する第1取得手段と、
前記トンネル内に設けられた火災感知器により感知され、火災が発生した換気セクションを示す通知情報を、前記各換気所を介して取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段により前記通知情報を取得すると、当該取得した通知情報により示される火災発生換気セクションに対応した前記重み係数の組データを前記記憶手段から読出す読出手段と、
前記読出された前記重み係数の組データ及び前記各換気セクションの車道内風速に基づいて、前記火災発生換気セクションの車道内風速を抑制するように制御する際に、当該火災発生換気セクションが受ける前記影響度を算出する第1算出手段と、
前記算出された影響度が予め設定された目標値となるように、前記各換気セクションの車道内風速を算出する第2算出手段と、
前記各換気セクションの車道内風速を、前記第2算出手段により算出された車道内風速に変更するための制御指示信号を前記各換気所に送出する第1送出手段と
を備えたトンネル内火災時制御装置。 - 請求項1に記載のトンネル内火災時制御装置において、
前記第1送出手段により制御指示信号が送出されてからの経過時間が予め設定された時間に達しているか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段による判定の結果が否を示すとき、前記経過時間が予め設定された時間に達するまで、前記第1算出手段による演算処理を停止する演算停止手段と
を更に備えたトンネル内火災時制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載のトンネル内火災時制御装置において、
前記第1送出手段は、
前記取得された通知情報により示される火災発生換気セクションから離れた場所に位置する換気セクション内の車道内風速を優先的に変更するための制御指示信号を送出する第2送出手段を備えたトンネル内火災時制御装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のトンネル内火災時制御装置において、
前記第2算出手段は、
前記取得された通知情報により示される火災発生換気セクションが分岐線内の換気セクションである場合、当該火災発生換気セクション内の各換気機の電源がオンであるか又はオフであるかを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段による判定の結果がオフである旨を示すとき、前記火災発生換気セクション内の各換気機の電源をオンにするための制御指示信号を送出させるための要求信号を送出する第3送出手段と、
前記第2判定手段による判定の結果がオンである旨を示すとき、前記分岐線内の分岐部より上流側に位置する換気セクション内の車道内風速を前記第1算出手段により算出された影響度に基づいて算出する第3算出手段と
を備え、
前記第1送出手段は、
前記第3算出手段により算出された車道内風速に変更するための制御指示信号と、前記分岐線内の分岐部より下流側に位置する換気セクション内の車道内風速をゼロにするための制御指示信号とを送出する第4送出手段と、
前記第3送出手段により送出された要求信号にしたがって、前記火災発生換気セクション内の各換気機の電源をオンにするための制御指示信号を送出する第5送出手段と
を備えたトンネル内火災時制御装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のトンネル内火災時制御装置において、
前記第2算出手段は、
前記取得された通知情報により示される火災発生換気セクションが合流線内の換気セクションである場合、前記合流線内の合流線部より上流側に位置する換気セクション内の車道内風速を前記第1算出手段により算出された影響度に基づいて算出する第4算出手段を備え、
前記第1送出手段は、
前記第4算出手段により算出された車道内風速に変更するための制御指示信号と、前記合流線内の合流線部より下流側に位置する換気セクション内の車道内風速をゼロにするための制御指示信号とを送出する第6送出手段を備えたトンネル内火災時制御装置。
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JP2012066345A JP5813546B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | トンネル内火災時制御装置 |
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