JP5812851B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、発光部から板状に延びたベース部を有するバルブと、該ベース部が挿入される収容室を有するハウジングと、を備えた照明装置に関する。
照明装置として、発光部から板状に延びたベース部を有するバルブと、該ベース部が挿入される収容室を有するハウジングと、前記収容室内に設けられ、互いの間に前記ベース部を挟む一対の端子部と、を備えた車両用照明装置が多く提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照。)。
上記車両用照明装置は、図7に示すように、内側に発光部(図示しない)が収容された、中空の硝子球であるバルブ本体121と、該バルブ本体121から板状に延びたベース部123と、を有するバルブ102と、該ベース部123が挿入される収容室130を有するハウジング103と、該収容室130内に設けられベース部123を挟む一対の端子部105と、を備えている。図7において、矢印Xは、ベース部123の収容室130内への挿入方向を示し、矢印Zは、一対の端子部105の対向方向を示している。
ベース部123は方体状に形成され、ベース部123の互いに対向する面の各々には、リード線(図示しない)と、突起120と、が設けられている。リード線は、一端が発光部に接続され、他端が端子部105に接続される。突起120は、挿入方向Xの前方に向かうに従ってベース部123の表面から離れる方向に傾斜した傾斜面120aを有している。
一対の端子部105の各々には、リード線に接続される第1ばね片(図示しない)と、ベース部123に向かって湾曲した湾曲部152aを有し、この湾曲部152aの頂部が、ベース部123の表面に当接する第2ばね片152と、が設けられている。湾曲部152aは、バルブ本体121の表面に沿って形成された第1当接部153と、該第1当接部153に連なり、突起120の傾斜面120aに沿って形成された第2当接部154と、で構成されている。
上述した従来の照明装置101は、ハウジング103の収容室130内に一対の端子部105が収容された状態で、一対の端子部105間にベース部123が挿入されることにより、端子部105の第1ばね片がリード部に接続され、第2ばね片152は、その湾曲部152aが突起120を乗り越えて、湾曲部152aの頂部が突起120の挿入方向Xの後方側に位置付けられ、ベース部123の表面に当接することにより、バルブ102のハウジング103に対する抜け防止を図っていた。
特開平7−230867号公報 特開平2−47787号公報
しかしながら、上述した従来の照明装置101において、バルブ102には、バルブ本体121と突起120との間に、湾曲部152aを位置付けるための所定のクリアランスが設けられることが一般的であった。このため、収容室130内に一対の端子部105を収容した状態で、ベース部123を一対の端子部105間に挿入すると、バルブ本体121と湾曲部152aとの間や、湾曲部152aと突起120との間に隙間ができてしまうことがあった。特に、バルブにおいてもウェッジベースバルブのように全体を硝子で製造しているようなものにおいては公差が大きいので、この傾向が強くなる。そして、この隙間により、ベース部123がハウジング103、即ち、該ハウジング103に収容された一対の端子部105に対して挿入方向Xに移動して、バルブ102のガタ付きが生じてしまうという問題があった。
本発明の目的は、ハウジングに対するバルブの移動を防止して、バルブのガタ付きを抑制することができる照明装置を提供することにある。
請求項1に記載の本発明は、発光部から板状に延びたベース部を有するバルブと、該ベース部が挿入される収容室を有するハウジングと、前記収容室内に設けられ、互いの間に前記ベース部を挟む一対の端子部と、を備えた照明装置であって、前記ベース部の表面には、前記端子部に接続される電気接触部と、前記端子部に係止される突起と、が設けられ、前記突起は、前記ベース部の前記収容室内への挿入方向の前方側に向かうに従って前記ベース部の表面から離れる方向に傾斜した第1傾斜面と、該第1傾斜面の前方側に向かうに従って前記ベース部の表面に近付く方向に傾斜した第2傾斜面と、を有し、前記一対の端子部の各々は、前記電気接触部に接続される第1ばね片と、前記突起よりも挿入方向の後方側で前記ベース部の表面に当接する第2ばね片と、前記突起を係止する第3ばね片と、を有し、前記第3ばね片は、前記突起の前記第1傾斜面に当接される第1当接部と、前記第2傾斜面に当接される第2当接部と、を有していることを特徴とする照明装置である。
上記構成により、ハウジングの収容室内には一対の端子部が収容され、各端子部の各々には第3ばね片が設けられ、第3ばね片には、ベース部に形成された突起の第1傾斜面に当接される第1当接部と、第2傾斜面に当接される第2当接部と、が設けられているから、第1当接部の第1傾斜面への作用力、及び第2当接部の第2傾斜面への作用力が同時に働き、ハウジングに対するバルブの挿入方向の移動が防止される。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の照明装置において、前記第1当接部が前記突起の前記第1傾斜面に沿って形成され、かつ前記第2当接部が前記突起の前記第2傾斜面に沿って形成されていることを特徴とする。
上記構成により、第1当接部が、突起の第1傾斜面に沿って形成されているから、第1当接部の第1傾斜面への接触面積を大きくできるとともに、第2当接部が、突起の第2傾斜面に沿って形成されているから、第2当接部の第2傾斜面への接触面積を大きくできる。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2の照明装置において、前記第2ばね片には、前記ベース部に向かって凸に形成された湾曲部が設けられ、前記第3ばね片には前記ベース部に当接される第3当接部が設けられ、該第3当接部は、前記第1当接部の後方側で、前記挿入方向と前記一対の端子部の対向方向との双方向に交差する方向に前記湾曲部と並ぶ位置に設けられているとともに、前記ベース部の前記表面に沿って形成され、前記端子部の自然状態において、前記第3当接部は、前記湾曲部の頂部よりも前記ベース部の表面から離れた位置に設けられていることを特徴とする。
上記構成により、第2ばね片の湾曲部がベース部に当接し、一対の第2ばね片がベース部を挟持しつつ、挿入方向と一対の端子部の対向方向との双方向に交差する方向に湾曲部と並ぶ位置に設けられているとともに、ベース部の表面に沿って形成された第3当接部が、ベース部に当接する。端子部の自然状態において、湾曲部の頂部は、第3当接部よりもベース部の表面に近い位置に設けられているので、ベース部が一対の端子部間に挿入された際に、湾曲部の第3当接部から離れた端部が押し下げられるのに連動され、第3当接部の湾曲部から離れた端部が持ち上げられる。
請求項4記載の本発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項記載の照明装置において、前記端子部は、前記第2ばね片の一端部に連なる端子本体と、前記第2ばね片の他端部に連なり、前記第2ばね片よりも幅広な連結部と、を備え、前記第3ばね片は、一端が前記連結部に連なり前記端子本体側の他端が自由端の片持ち状に形成されていることを特徴とする。
上記構成により、端子部は、第2ばね片の一端部に連なる端子本体と、第2ばね片の他端部に連なり、第2ばね片よりも幅広な連結部と、を備え、第3ばね片は、一端が連結部に連なり端子本体側の他端が自由端の片持ち状に形成されているので、第3ばね片は、端子本体と第2ばね片との間に切り込みを入れ、第2ばね片を、端子本体から連結部まで割くことにより形成される。
請求項1記載の本発明によれば、第3ばね片には、ベース部に形成された突起の第1傾斜面に当接される第1当接部と、第2傾斜面に当接される第2当接部と、が設けられているから、第1当接部の第1傾斜面への作用力、及び第2当接部の第2傾斜面への作用力が同時に働き、ハウジングに対するバルブの挿入方向の移動が防止され、バルブのガタ付きを抑制することができる。
請求項2記載の本発明によれば、第1当接部の第1傾斜面への接触面積を大きくできるとともに、第2当接部の第2傾斜面への接触面積を大きくできるから、第1当接部の第1傾斜面への摩擦力、及び第2当接部の第2傾斜面への摩擦力を大きくでき、これにより、より一層、ハウジングに対するバルブの挿入方向の移動が防止され、バルブのガタ付きを抑制することができる。
請求項3記載の本発明によれば、湾曲部の頂部は、第3当接部よりもベース部の表面に近い位置に設けられているので、ベース部が一対の端子部間に挿入された際に、湾曲部の第3当接部から離れた端部が押し下げられるのに連動され、第3当接部の湾曲部から離れた端部が持ち上げられ、ベース部の傾きを抑制することができる。
請求項4記載の本発明によれば、第3ばね片は、端子本体と第2ばね片との間に切り込みを入れ、第2ばね片を、端子本体から連結部まで割く容易な手段で形成される。即ち、端子部は、導電性の板金に打ち抜き加工、及び曲げ加工を施すことにより形成されるが、第3ばね片は、従来の端子部と同様の金型を用いて打ち抜き加工を施すことにより形成されるので、従来の金型を利用することができ、端子部の製造コストを抑制することができる。
本発明の一実施の形態にかかる照明装置を示す断面図である。 (A)は、図1に示された照明装置を構成するバルブを示す斜視図である。(B)は、(A)中のI−I線に沿う断面図である。 図1に示された照明装置を構成する端子部を示す斜視図である。 (A)は、図3に示された端子部の側面図であり、(B)は、上面図である。 図1に示されたハウジングの収容室内に、バルブが挿入される様子を示す断面図である バルブがハウジングの収容室内に挿入された状態を示す断面図である。 従来の照明装置を示す断面図である。
本発明の一実施の形態にかかる照明装置を、図1〜図6を参照して説明する。この照明装置としての車両用ルームランプ1は、自動車の車体パネルを覆う内装用壁材としてのルーフトリムに設けられたランプ装着用開口に装着されて前記自動車の乗員室内を照明する装置である。車両用ルームランプ1は、図1に示すように、発光部21から板状に延びたベース部23を有するバルブ2と、該ベース部23が挿入される収容室30を有するハウジング3と、収容室30内に設けられるとともに互いの間にベース部23を挟む一対の端子部5と、を備えている。
ここで、ベース部23の収容室30への挿入方向を矢印Xで示し、一対の端子部5の対向方向を矢印Yで示し、矢印Xと矢印Yとの双方向に交差する方向を矢印Zで示す。また、本明細書では、挿入方向(矢印X方向)の前方側、即ち、図1中の紙面方向における右側を単に「前方」と表現し、挿入方向の後方側を、即ち、図1中の紙面方向における左側単に「後方」と表現することがある。
バルブ2は、中空の硝子球であるバルブ本体20と、該バルブ本体20内に設けられた発光部21と、該発光部21に接続される一対の電極(図示しない)と、バルブ本体20の端部から板状に延びたベース部23と、を有している。
ベース部23は、図2(A)に示すように、バルブ本体20と対向しているとともに、平面視が長方形状の基面23Aと、該基面23Aの幅方向(矢印Y方向)の縁に連なる上面23B及び下面23Cと、基面23Aの長手方向(矢印Z方向)の両縁に連なる一対の側面23Dと、を有しているとともに、これら上面23B、及び下面23Cの各々には、リード線24と、4つの突起25、26、27、28と、が設けられている。リード線24及び4つの突起25、26、27、28の各々は、基面23Aにおける対角線の交点を対称の中心とする点対称に配置されている。以下では、上面23Bのみの構成について説明し、下面23Cの構成については上面23Bと同一のため省略する。リード線24は、特許請求の範囲に記載された「電気接触部」に相当する。
リード線24は、矢印Z方向の端部に設けられているとともに、一端が電極に接続され、他端側は基面23Aから突出するとともに、上面23B上に矢印X方向に沿わされている。
4つの突起25、26、27、28は、上面23Bの矢印Z方向の中心に設けられた第1突起25と、端子部5に係止される第2突起26と、該第2突起26との間にリード線24を位置付ける、矢印Z方向の一端部に設けられた第3突起27と、矢印Z方向の他端部に設けられた第4突起28と、を備えている。第2突起26は、第3突起27と矢印Z方向に並ぶ位置に設けられている。この第2突起26の頂部における矢印Z方向の高さは、第3突起27の頂部の高さ、及び第4突起28の頂部の高さと等しくなるように形成されている。第4突起28は、第2突起26及び第3突起27よりも、矢印X方向のバルブ本体20から離れた側に設けられている。
第1突起25は、その外面が弧状を成しているとともに、一端がバルブ本体20から離れた端部に設けられ、他端がバルブ本体20に向かって矢印X方向に直線状に延びている。この第1突起25の他端は、第2突起26の第2傾斜面26b(後述する)に連なっている。
第2突起26は、上面23Bの中心部に設けられているとともに、前方に向かうに従って、ベース部23の表面から離れる方向に傾斜した第1傾斜面26aと、該第1傾斜面26aの縁に連なり、第1傾斜面26aの前方に向かうに従ってベース部23の表面に近付く方向に傾斜した第2傾斜面26bと、を有している。第1傾斜面26aは、第2傾斜面26bよりも急勾配に形成されている。第2突起26は、特許請求の範囲に記載された「突起」に相当する。
ハウジング3は絶縁性の合成樹脂から構成されているとともに、図1に示すように、板状の基壁31と、該基壁31の一方の面から筒状に立設された外側筒部32と、該外側筒部32の内側に設けられた内側筒部33と、基壁31の他方の面から筒状に立設され、内側に相手方のコネクタを挿入させるコネクタ部34と、基壁31から外側方向に延在したフランジ部35と、を備えている。このハウジング3には、外側筒部32の基壁31から離れた開口側から、端子部5が外側筒部32と内側筒部33との間に挿入され、ベース部23が内側筒部33の内側に挿入される。本明細書では、このハウジング3内における、端子部5が収容される空間、及びベース部23が収容される空間を総称して「収容室30」と呼ぶ。
内側筒部33は、基壁31の一方の面から筒状に立設されているとともに、その矢印X方向の寸法は、外側筒部32の矢印X方向の寸法よりも小さく形成されている。この内側筒部33の底面33aは、基壁31の一方側の面よりも後方側に位置している。
一対の端子部5の各々は、導電性の板金が折り曲げられることで得られるものであり、図3に示すように、平面視が長方形の板状に形成された端子本体40と、該端子本体40の幅方向(矢印X方向)の一端側に設けられたばね部50と、端子本体40の幅方向の他端側に連なる、端子本体40よりも幅狭な延在部43と、該延在部43の長手方向(矢印Z方向)の縁から立設された立設部44と、該立設部44に連なる端子45と、を備えている。この端子45は、二重になるように折り曲げられた板状に形成されているとともに、一端が立設部44に連なり、他端が端子本体40から離れる方向(矢印X方向)に直線状に延びている。このような端子部5が、端子45側から収容室30内に挿入されると、端子本体40が外側筒部32と内側筒部33との間に収容され、端子45がコネクタ部34内に収容される。
端子本体40には、内側筒部33の外面に当接することにより、ハウジング3に対する端子部5のガタ付きを抑制する当接部41と、端子部5の収容室30からの抜けを防止する係止部42と、が設けられている。当接部41は、図4に示すように、矢印Z方向の一端部に設けられ、端子本体40の表面から内側筒部33の外面、即ち、ベース部23に向かって突出している。この当接部41は、前述した立設部44の立設方向と同じ方向に突出している。係止部42は、当接部41よりも矢印Z方向の内側に設けられている。この係止部42が、外側筒部32の内面に係止することにより、端子部5がハウジング3に取り付けられ、端子部5が収容室30内に収容される。
ばね部50には、図4に示すように、リード線24に接続される第1ばね片51と、第2突起26よりも後方側でベース部23の表面に当接する第2ばね片52と、第2突起26を係止する第3ばね片53と、第2ばね片52と第3ばね片53とを連結する連結部54と、が設けられている。第1ばね片51は矢印Z方向の一端部に設けられ、第2ばね片52は矢印Z方向の他端部に設けられ、第3ばね片53は、第1ばね片51と第2ばね片52との間に設けられている。この連結部54は、第2ばね片52よりも幅広に形成され、かつ一端が第2ばね片52及び第3ばね片53に連なり、他端がベース部23から離れる方向(矢印Y方向)に延びている。
第1ばね片51は、一端が端子本体40の幅方向(矢印X方向)の端部に連なり、端子本体40よりも後方側に設けられたU字状の折返部51aと、該折返部51aに連なり、折返部51aよりも前方側に設けられた山型部51bと、を有しているとともに、他端が自由端となっている。折返部51aはベース部23に向かう方向に曲げられているとともに、山型部51bも、ベース部23に向かう方向に凸に形成されている。
第2ばね片52は、一端が端子本体40に連なり、該第2ばね片52の長手方向(矢印X方向)の他端が連結部54に連なっている。この第2ばね片52には、第1ばね片51の山型部51bよりも後方側に、ベース部23に向かって凸に形成された湾曲部52aが設けられている。この湾曲部52aと、第3ばね片53の第3当接部57(後述する)は、矢印Z方向に並んでいる。
第3ばね片53は、第2突起26の第1傾斜面26aに当接される第1当接部55と、該第1当接部55の前方側に連なり、第2傾斜面26bに当接される第2当接部56と、第1当接部55の後方側に連なり、ベース部23の表面に当接される第3当接部57と、が設けられている。この第3ばね片53は、一端が連結部54に連なり、端子本体40側の他端が自由端の片持ち状に形成されている。
第1当接部55は、前方に向かうに従って、ベース部23の表面から離れる方向に傾斜している。即ち、第1当接部55は第1傾斜面26aに沿って形成されている。第2当接部56は、第1当接部55に連なり、第1当接部55の前方側に向かうに従ってベース部23の表面に近付く方向に傾斜している。即ち、第2当接部56は第2傾斜面26bに沿って形成されている。第3当接部57は、ベース部23の表面に沿って形成されている。端子部5の自然状態において、第3当接部57は、湾曲部52aの頂部よりもベース部23の表面から離れた位置に設けられている。
次に、収容室30内に、ベース部23及び一対の端子部5を収容する手順について、図5、図6を参照して説明する。まず、一対の端子部5の各々は、当接部41を内側筒部33の外面に近付ける向きで、端子45側から、端子本体40を外側筒部32と内側筒部33との間に挿入し、係止部42を外側筒部32の内面に係止させ、端子部5をハウジング3に取り付ける。端子本体40及びばね部50が収容室30内に収容され、端子45がコネクタ部34内に収容される。この際、当接部41が内側筒部33の外面に当接している。この状態で、図5に示すように、バルブ2は、リード線24を第1ばね片51に近付ける向きで、ベース部23側から一対の端子部5間に挿入する。リード線24に第1ばね片51の山型部51bが当接する。さらに挿入すると、ベース部23の表面に第2ばね片52の湾曲部52aが当接し、湾曲部52aの第3当接部57から離れた端部が押し下げられこれに連動され、第3当接部57の湾曲部52aから離れた端部が持ち上げられ、この第3当接部57の湾曲部52aから離れた側の縁が、ベース部23の表面に当接する。
さらに挿入すると、第2傾斜面26bに第3ばね片53の第3当接部57が当接し、第3ばね片53及び連結部54が矢印Z方向の外側方向に撓み、第3当接部57が第2傾斜面26bを乗り上げ、乗り越え、図6に示すように、ベース部23の表面に当接し、第1傾斜面26aに第1当接部55が当接し、第2傾斜面26bに第2当接部56が当接する。こうして、第3ばね片53が第2突起26を係止する。これにより、第1当接部55の第1傾斜面26aへの作用力F1、及び第2当接部56の第2傾斜面26bへの作用力F2、第3当接部57のベース部23の表面への作用力F3が同時に働き、ハウジング3に対するバルブ2の挿入方向(矢印X方向)の移動が防止される。また、第1当接部55が、第1傾斜面26aに沿って形成されているから、第1当接部55の第1傾斜面26aへの接触面積を大きくでき、第2当接部56が、第2傾斜面26bに沿って形成されているから、第2当接部56の第2傾斜面26bへの接触面積を大きくでき、第3当接部57が、ベース部23の表面に沿って形成されているから、第3当接部57のベース部23の表面への接触面積を大きくできる。
これと同時に、第2傾斜面26bに第2ばね片52の湾曲部52aが当接し、第2ばね片52及び連結部54が矢印Z方向の外側方向に撓み、湾曲部52aが第2傾斜面26bを乗り上げ、乗り越え、第2突起26の後方側でベース部23の表面に当接する。これにより、バルブ102のハウジング103に対する抜けが防止される。こうして、ベース部23が収容室30内に収容される。
上述した実施形態によれば、第3ばね片53には、ベース部23に形成された第2突起26の第1傾斜面26aに当接される第1当接部55と、第2傾斜面26bに当接される第2当接部56と、が設けられているから、第1当接部55の第1傾斜面26aへの作用力F1、及び第2当接部56の第2傾斜面26bへの作用力F2が同時に働き、ハウジング3に対するバルブ2の挿入方向(矢印X方向)の移動が防止され、バルブ2のガタ付きを抑制することができる。
また、第1当接部55の第1傾斜面26aへの接触面積を大きくできるとともに、第2当接部56の第2傾斜面26bへの接触面積を大きくできるから、第1当接部55の第1傾斜面26aへの摩擦力、及び第2当接部56の第2傾斜面26bへの摩擦力を大きくでき、これにより、より一層、ハウジング3に対するバルブ2の挿入方向(矢印X方向)の移動が防止され、バルブ2のガタ付きを抑制することができる。
また、湾曲部52aの頂部は、第3当接部57よりもベース部23の表面に近い位置に設けられているので、ベース部23が一対の端子部5間に挿入された際に、湾曲部52aの第3当接部57から離れた端部が押し下げられるのに連動され、第3当接部57の湾曲部52aから離れた端部が持ち上げられ、ベース部23の傾きを抑制することができる。
また、第3ばね片53は、端子本体40と第2ばね片52との間に切り込みを入れ、第2ばね片52を、端子本体40から連結部54まで割く容易な手段で形成される。即ち、端子部5は、導電性の板金に打ち抜き加工、及び曲げ加工を施すことにより形成されるが、第3ばね片53は、従来の端子部と同様の金型を用いて打ち抜き加工を施すことにより形成されるので、従来の金型を利用することができ、端子部5の製造コストを抑制することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 車両用ルームランプ(照明装置)
2 バルブ
3 ハウジング
5 端子部
21 発光部
23 ベース部
24 リード線(電気接触部)
26 第2突起(突起)
26a 第1傾斜面
26b 第2傾斜面
30 収容室
51 第1ばね片
52 第2ばね片
52a 湾曲部
53 第3ばね片
55 第1当接部
56 第2当接部
57 第3当接部

Claims (4)

  1. 発光部から板状に延びたベース部を有するバルブと、該ベース部が挿入される収容室を有するハウジングと、前記収容室内に設けられ、互いの間に前記ベース部を挟む一対の端子部と、を備えた照明装置であって、
    前記ベース部の表面には、前記端子部に接続される電気接触部と、前記端子部に係止される突起と、が設けられ、
    前記突起は、前記ベース部の前記収容室内への挿入方向の前方側に向かうに従って前記ベース部の表面から離れる方向に傾斜した第1傾斜面と、該第1傾斜面の前方側に向かうに従って前記ベース部の表面に近付く方向に傾斜した第2傾斜面と、を有し、
    前記一対の端子部の各々は、前記電気接触部に接続される第1ばね片と、
    前記突起よりも挿入方向の後方側で前記ベース部の表面に当接する第2ばね片と、
    前記突起を係止する第3ばね片と、を有し、
    前記第3ばね片は、前記突起の前記第1傾斜面に当接される第1当接部と、前記第2傾斜面に当接される第2当接部と、を有していることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1当接部が前記突起の前記第1傾斜面に沿って形成され、かつ前記第2当接部が前記突起の前記第2傾斜面に沿って形成されていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記第2ばね片には、前記ベース部に向かって凸に形成された湾曲部が設けられ、
    前記第3ばね片には前記ベース部に当接される第3当接部が設けられ、
    該第3当接部は、前記第1当接部の後方側で、前記挿入方向と前記一対の端子部の対向方向との双方向に交差する方向に前記湾曲部と並ぶ位置に設けられているとともに、前記ベース部の前記表面に沿って形成され、
    前記端子部の自然状態において、前記第3当接部は、前記湾曲部の頂部よりも前記ベース部の表面から離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明装置。
  4. 前記端子部は、
    前記第2ばね片の一端部に連なる端子本体と、
    前記第2ばね片の他端部に連なり、前記第2ばね片よりも幅広な連結部と、を備え、
    前記第3ばね片は、一端が前記連結部に連なり前記端子本体側の他端が自由端の片持ち状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の照明装置。
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