JP5812571B2 - インク収納容器と再充填インク収納リサイクル容器 - Google Patents

インク収納容器と再充填インク収納リサイクル容器 Download PDF

Info

Publication number
JP5812571B2
JP5812571B2 JP2010062932A JP2010062932A JP5812571B2 JP 5812571 B2 JP5812571 B2 JP 5812571B2 JP 2010062932 A JP2010062932 A JP 2010062932A JP 2010062932 A JP2010062932 A JP 2010062932A JP 5812571 B2 JP5812571 B2 JP 5812571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
container
ink storage
printer
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010062932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011194669A (ja
JP2011194669A5 (ja
Inventor
田口 哲也
哲也 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ESTEE POLY-INDUSTRIAL CORPORATION
Original Assignee
ESTEE POLY-INDUSTRIAL CORPORATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ESTEE POLY-INDUSTRIAL CORPORATION filed Critical ESTEE POLY-INDUSTRIAL CORPORATION
Priority to JP2010062932A priority Critical patent/JP5812571B2/ja
Publication of JP2011194669A publication Critical patent/JP2011194669A/ja
Publication of JP2011194669A5 publication Critical patent/JP2011194669A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5812571B2 publication Critical patent/JP5812571B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、プリンタ(インク記録ヘッドへのインク供給するためのホルダーあるいはキャリッジ等のインク収納容器装着部単体もこの「プリンタ」の表現に含まれるものとする)への装着方向に関して、プリンタが備える光学検知部に対し対向する第1、第2の光学的被検知部を備えたインク収納容器及び再充填インクが再充填された再充填インク収納リサイクル容器に関し、そのインク収納容器を含むカートリッジ、及び、そのカートリッジを用いるプリンタに関し、特に、インクジェット方式に従って記録を行なう記録ヘッドにインクを供給するインク収納容器、及び、そのインク収納容器を含むカートリッジ、及び、そのカートリッジを用いるプリンタに関する。
近年の染料分子や染料集合体あるいは顔料(以下、色材と呼ぶ)は、その性能(耐光性や発色性など)を向上するため、分子量が大きくなってきており、これら色材を単体あるいは複合して含むインクの使用量は増加する傾向になってきている。そのため、インク収納容器は、使い捨て型から、インクを再度充填してリサイクルできる再利用可能型(結果的には、インク収納容器であるが、インクが再度充填された状態で再充填インク収納リサイクル容器と呼ぶ)に移行しつつある。
これらの容器に収納されたインクが交換すべき状態あるいは、インク残量が少なくなってきていることをプリンタの判別手段やユーザーに知らせるためのインク残量検知機構が設けられているものが多い。この種のものは、メモリチップを持つタイプと、インク室のインク残量を光学的に検知させるタイプあるいはこれらの複合タイプなどさまざまである。このうちプリンタ側の光学検知(透過に依ってインク無と判断させ、反射或いは非透過・光量減少でインク有と判断させる)を可能にするために、透光窓やプリズム(以下、これらを含む上位技術表現として被検知部と呼ぶ)を設けるものがある。
特許文献1は、この透光窓に位置し、インク残量が減少することに応じて透光窓から移動する遮光板がインク収納容器内に併設され、インク容器が装着された位置で検知される「第1検出部」と、遮光部材である「第2検出部」と、が互いに離れ且つ1直線上にあって、1つの対向する発光部・受光部間を通過する構成が開示されている。この「第2検出部」は、インク収納容器が装着及び離脱する間、発光部・受光部間を通過する装着途中及び装着位置からの離脱途中に検知されるものである。「第2検出部」の必要性として、「第1検出部」である透光窓のインク残量検出の誤動作を防止するために、装着工程及び離脱工程を判別しなければならないと記載されている。
また、特許文献2は、特許文献1と同様の構成を図示し、この「第1検出部」を凸部として規定し、インク収納容器が装着及び離脱する間、発光部・受光部間を通過することを請求項に規定した構成を開示している。
そして、特許文献1、2は、発光部・受光部をプリンタ側に1つだけ設けるだけで、装着と離脱とインク残量検知とができるとされている。ところが、この技術概念は、特許文献1、2の出願前に、具体的公知例を挙げるまでもなく、周知なことである。また、特許文献1、2には、このような構成をとらないで解決できる構成として、インク収納容器の装着状態を別の発光部・受光部及び装着時にこれらの遮光を行う遮光部材を別に設ければ解決できるが、コストがかかるとしている。ところが、特許文献1、2の出願人が販売しているプリンタには、技術的理由が定かではないが、特許文献1、2の「第1、2検出部」を検出する発光部・受光部の構成及びインク収納容器の装着状態を別の発光部・受光部が存在しており、特許文献1、2に開示されている技術的内容と乖離している。
特開2005−246781号公報 特開2005−254734号公報
上記特許文献のように、プリンタへの装着を検知するための被検知部とインク残量を検知するための被検知部が備えられたインク収納容器に対して、これらの被検知部をひとつの光学的検知機構あるいは手段で検知する場合、インク収納容器のプリンタへの装着操作において、例えば装着の操作が極端に速いために装着位置に至ってから反動で離脱方向に移動してしまったり、装着位置近辺で前後させてしまったり、あるいは途中の状態から装着方向とは異なる方向へ動かしたり、前後させてするような操作を行ってしまうことがあった。
このため、上記光学的検知機構あるいは手段は、異なる複数の情報を検知して、プリンタの制御部へ情報を送るため、プリンタが状況判断できず、誤動作したり、プリンタ異常状態となってしまう。つまりは、インク収納容器の状態判定に誤りが生じて、プリンタが正常に機能しない問題が発生した。特に、文献1に記載のような装着有無の被検知部とインク残量の被検知部が近接している場合には、このような誤動作が多く発生することがわかった。更には、2以上のインク収納容器の位置・状況にかかわる判断情報を1つのインク収納容器から得る場合は、この問題に直面することがあることも検討から判明した。
本発明の第1の目的は、インク収納容器の状態判定用の複数の被検知部を持つ場合に生じる誤判定を防止でき、正確な状態認識ができるインク収納容器を提供することにある。特に、プリンタへの装着の有無を検知するための光学被検知部とインク残量を検知するための光学被検知部を有するインク収納容器を、プリンタに装着する際に上述の誤動作を防止できるインク収納容器を提供することにある。
本発明の第2の目的は、プリンタへの装着の有無を検知するための光学被検知部とインク残量を検知するための光学被検知部を有する再充填インク収納リサイクル容器を、プリンタに装着する際の誤動作を防止できる再充填インク収納リサイクル容器を提供することにある。
本発明の第1の発明は、第1の目的を達成するもので、光を発光する発光部と前記発光部から発光された光を受光する受光部とからなる光学検知部と前記光学検知部の近傍に構成された突き当て突起部とを少なくとも備えるプリンタに装着可能なインク収納容器であって、前記インク収納容器が、インクを収納するためのインク収納部と、インクを供給するためのインク供給口と、第1光学的被検知部と、第2光学的被検知部と、を備え、前記第1光学的被検知部は、光透過性の材質で形成され二つの斜面が交差するほぼ直角三角形の両斜面に挟まれた形状を有しており前記インク収納容器と連通し、前記第1光学的被検知部内にインクが満たされている場合前記光の屈折により前記光学検知部が前記光を検知しなく、前記第1光学的被検知部内のインクが無くなった場合前記光の透過により前記光学検知部が前記光を検知するように構成されたインクの有無を検知する機能を有し、前記第2光学的被検知部は、前記インク収納容器が前記光学検知部の前記発光部と前記受光部と対向する方向に移動することで前記プリンタに装着されて前記第2光学的被検知部の姿勢を保持したまま前記光学検知部に対向するが、前記インク収納容器が前記プリンタに装着完了に至った後に前記第2光学的被検知部の姿勢を自ら変化させて 前記光学検知部に対向しない位置に自ら退避する機能を有し、前記第2光学的被検知部が前記第1光学的被検知部よりも先に前記光学検知部に到達することを特徴とするインク収納容器である。
また、インクを収納するためのインク収納部と、プリンタへの装着方向に関して前記プリンタが備える光学検知部に対し対向する第1及び第2光学的被検知部と、前記プリンタに前記インクを供給するためのインク供給口と、を備えたインク収納容器において、前記第2光学的被検知部は前記インク収納容器がインク供給可能な位置に装着されることで前記光学検知部に対向し、前記第1光学的被検知部は前記インク収納容器の装着移動中に前記光学検知部に対向するが、前記インク収納容器が装着に至った後には前記光学検知部に対向しないことを特徴とするインク収納容器である。
た、第1の発明のより好ましい手段として、前記インク収納容器が前記プリンタに装着完了に至ったとき、前記第2光学的被検知部が前記プリンタに備える突き当て突起部に突き当たり、前記第2光学的被検知部の姿勢を自ら変化させて 前記光学検知部に対向しない位置に自ら退避することを特徴とするインク収納容器である。
また、第1の発明のより好ましい手段として、前記第2光学的被検知部の姿勢が、自重によって変化して前記退避が下方に起こることを特徴とするインク収納容器である。
また、第1の発明のより好ましい手段として、前記第2光学的被検知部の姿勢が、弾性部材によって引きつけられて変化して前記退避が起こることを特徴とするインク収納容器である。
本発明の第2の発明は、第2の目的を達成するもので、前記インク収納容器がインクを再充填可能な再充填口を備え、前記インク収納容器のインクが前記プリンタで消費されインクがなくなった使用済みの前記インク収納容器に、前記再充填口からインクが充填されることを特徴とする再充填インク収納リサイクル容器である。
また、本発明の第2の発明は、詳しくは、光を発光する発光部と前記発光部から発光された光を受光する受光部とからなる光学検知部と前記光学検知部の近傍に構成された突き当て突起部とを少なくとも備えるプリンタに装着可能なインク収納容器であって、前記インク収納容器が、インクを収納するためのインク収納部と、インクを供給するためのインク供給口と、第1光学的被検知部と、第2光学的被検知部と、インク再充填口とを備え、インクがなくなった使用済みの前記インク収納容器に、前記再充填口からインクが充填され、前記第1光学的被検知部は、光透過性の材質で形成され二つの斜面が交差するほぼ直角三角形の両斜面に挟まれた形状を有しており前記インク収納容器と連通し、前記第1光学的被検知部内にインクが満たされている場合前記光の屈折により前記光学検知部が前記光を検知しなく、前記第1光学的被検知部内のインクが無くなった場合前記光の透過により前記光学検知部が前記光を検知するように構成されたインクの有無を検知する機能を有し、前記第2光学的被検知部は、前記インク収納容器が前記光学検知部の前記発光部と前記受光部と対向する方向に移動することで前記プリンタに装着されて前記第2光学的被検知部の姿勢を保持したまま前記光学検知部に対向するが、前記インク収納容器が前記プリンタに装着完了に至った後に前記第2光学的被検知部の姿勢を自ら変化させて 前記光学検知部に対向しない位置に自ら退避する機能を有し、前記第2光学的被検知部が前記第1光学的被検知部よりも先に前記光学検知部に到達することを特徴とする再充填インク収納リサイクル容器である。
本発明の第1発明は、インクを収納するためのインク収納容器の装着のための移動時と離脱のための移動時に検知できる光学検知部が装備されたプリンタに適用されたとしても、該インク収納容器装着工程では該光学検知部に対向することによって確実に検知でき、装着位置に至った後は該光学検知部に対向しない被検知部を備えたことによって、操作者の予期しない操作があっても、プリンタへの誤情報を与えることが無く適正な情報を送出できる。具体的には、インク収納容器のプリンタへの装着を、例えば装着の操作が極端に速いとか、装着途中の状態から装着方向とは異なる方向へ動かしたりするような操作によって発生する上記光学的検知部での誤動作を抑制できる。
本発明の第2発明は、本発明の第1発明と同様であるが、再充填されたインクを収納する再充填インク収納リサイクル容器であって、装着時には光学検知部に対向することによって検知されるが、装着位置に至った後は該光学検知部に対向しない被検知部を備えたことによって、操作者の予期しない操作があっても、プリンタへの誤情報を与えることが無く適正な情報を送出できる。具体的には、インク収納容器のプリンタへの脱着を、例えば脱着の操作が極端に速いとか、装着途中の状態から装着方向とは異なる方向へ動かしたりするような操作によって発生する上記光学的検知部での誤動作を抑制できる。
本発明のインク収納容器の第1実施例の、プリンタに装着前のA−A矢視部分 断面模式図である。 本発明のインク収納容器の第1実施例の、プリンタに装着後のB−B矢視部分断面模式図である。 本発明のインク収納容器の第1実施例の、プリンタに装着前のインク収納容器の正面模式図である。 本発明のインク収納容器の第1実施例の、プリンタに装着後のインク収納容器の正面模式図である。 本発明のインク収納容器の第2実施例の、プリンタに装着前のC−C矢視部分断面模式図である。 本発明のインク収納容器の第2実施例の、プリンタに装着後のD−D矢視部分断面模式図である。 本発明のインク収納容器の第2実施例の、プリンタに装着前のインク収納容器の正面模式図である。 本発明のインク収納容器の第2実施例の、プリンタに装着後のインク収納容器の正面模式図である。 本発明のインク収納容器の第3実施例の、プリンタに装着前のE−E矢視部分断面模式図である。 1268898904734_1 本発明のインク収納容器の第3実施例の、プリンタに装着後のF−F矢視部分断面模式図である。 本発明のインク収納容器の第3実施例の、プリンタに装着前のインク収納容器の正面模式図である。 本発明のインク収納容器の第3実施例の、プリンタに装着後のインク収納容器の正面模式図である。 本発明のインク収納容器を収納するための収納ケース90の側断面模式図である。 本発明のインク収納容器1を収納ケース90に挿入する途中を示す側断面模式図である。 本発明のインク収納容器1を収納ケース90に挿入する途中において、被検知部5が光学検知部15に対向した状態を示す、インク収納容器1と収納ケース90の側断面模式図である。 本発明のインク収納容器1の収納ケース90への装着が完了した状態を示す、インク収納容器1と収納ケース90の側断面模式図である。 光学検知部15の主制御部200の構成の概略を示す図である。
以下、本発明のインク収納容器の実施形態について説明するが、本発明はこの事例に限られるものではない。本発明において、装着位置もしくはその近傍で、インク収納容器の途中状態を検出するための第2光学的被検知部としての被検知部を光学検知手段の検知用光路から退避した位置に移動せしめ、その退避位置に保持する手段としては、バネやゴム等の弾性部材、溝あるいは重力等の単独または複合を利用した機構を、周知の技術で達成できるものすべてを含むものである。本最良形態においては、インクを収納するためのインク収納容器の装着のための移動時と離脱のための移動時に検知できる光学検知部が装備されたプリンタに適用されたとしても、該インク収納容器装着工程では該光学検知部に対向することによって確実に検知でき、装着位置に至った後は該光学検知部に対向しない被検知部を備えたことによって、操作者の予期しない操作があっても、プリンタへの誤情報を与えることが無く適正な情報を送出できる。具体的には、インク収納容器のプリンタへの装着を、例えば装着の操作が極端に速いとか、装着途中の状態から装着方向とは異なる方向へ動かしたりするような操作によって発生する上記光学的検知部での誤動作を抑制できる。
[インク収納容器1]
本発明の第1実施例として、本発明の第2光学的被検知部5(被検知部5)がプリンタの光学検知部15に対向する位置から前記第2光学的被検知部の姿勢を自重によって自ら変化させて記光学検知部に対向しない下方位置に自ら退避するインク収納容器1を図1〜図4に従って説明する。
インク収納容器1は、正面20、背面21、上面22、底面23、左側面24、右側面25を有する概ね直方体状で、インクを収納するインク収納部2と、正面20の下方に正面20に対して垂直に突起して筒状に形成されたインク供給口3と、インク供給口3の上方にインク収納部2の一部を正面20側に突起させて形成されインク収納部2と連通する、本発明の第1光学的被検知部4(被検知部4)と、被検知板30を収納する被検知板室26からなる。第1光学的被検知部4はインクがインク収納室2に存在する間は満液となるように形成されている。
第1光学的被検知部4は、インク収納容器1の正面20を構成する壁面から垂直に突出した突出部である被検知突出部42の一部として形成される。被検知突出部42は、正面20側から見たとき、上部左側に位置する左斜面43と上部右側に位置する右斜面44の二つの斜面が交差するほぼ直角三角形の両斜面に挟まれた形状を有する上部突出部45と、被検知突出部42の下方に位置し、左斜面43と右斜面44の下端が下方に垂直に伸びてひとつの底辺に至る矩形を形成する下部突出部46とからなる。インク収納容器1の正面側からみて、下部突出部46の左側が下部突出部左側面47、右側が下部突出部右側面48である。上部突出部45が第1光学的被検知部4となる。第1光学的被検知部4は光透過性の材質で形成される。被検知突出部42はインク収納部2と連通しており、インク収納部2にインクが存在するときには被検知突出部42は満液となり、第1光学的被検知部4も満液となるよう構成されている。またインク収納部2にインクがなくなったときには突出部42は空になり、第1光学的被検知部4も空になるよう構成されている。
第1光学的被検知部4は、インク収納部2にインクがあって第1光学的被検知部4がインクで満たされている場合、図3の矢印で示すようにプリンタに備えられた発光部13から発光された光は左斜面43から第1光学的被検知部4内に入り込み、インク層で光が屈折し、右斜面44の内壁で全反射することによって、受光部14に光が届かないように構成されている。また第1光学的被検知部4は、インク収納部2にインクが無くなって第1光学的被検知部4が空の場合、図4の矢印で示すようにプリンタに備えられた発光部13から発光された光は左斜面43から第1光学的被検知部4内に入り込み、空気層を直進し右斜面44を透過して受光部14に受光されるように構成されている。つまり、第1光学的被検知部4は、満液の場合に光が受光部14に届かず、空の場合には光が受光部14に届くよう構成されている。これによって、遮光部材を使うことなく光学検知部によってインクの有無を検知することが可能となる。
被検知板室26は概ね扁平な箱型であって、インク供給口3より上方の左側面24側に、正面20側が開放された開口部と、下部突出部左側面47と平行にインク収納室側へ延長して形成された被検知板室内壁27と、左側面24に沿って形成された被検知室外壁28と、上壁、底壁、背壁とから形成され、被検知板30が収納されている。被検知板30は稼動部材であって、被検知板室26に収容することによって、外部からの被検知板30への接触による所定外の位置への移動を避けることができる。
被検知板30は、図1及び図3に示すように、被検知板上部37と、被検知板側部38と、被検知板下部39と、被検知板先端部31及び第2光学的被検知部5とからなり、被検知板上部37と被検知板下部39との間には隙間45が形成されている。隙間45の上下部はインク供給口の中心軸に平行な直線状に形成されている。被検知板30は、前部支軸32と後部支軸33によって支持されている。前部支軸32と後部支軸33は、インク供給口3の上方側であってインク供給口3の中心軸と平行な直線上において前後に離れて配置され、被検知板室内壁27に固定されている。前部支軸32と後部支軸33は、被検知板30の隙間45に挿入され、被検知板30は上下方向の移動を抑制されているが、隙間45の上下部がインク供給口の中心軸に平行な直線状に形成されていることによって、正面及び背面側への摺動は可能に形成されている。被検知板上部37の下端には、突起状の被検知部突起36と被検知部ストッパー35が形成されている。インク収納容器1がプリンタへの装着に至る前の状態において、被検知部突起36は、後部支軸33の直近の正面20側に形成されて被検知板30の背面21側への移動を制止され、被検知部ストッパー35は、前部支軸32の直近の背面21側に形成されて被検知部板30の正面21方向への移動を制止されている。この構成によって被検知板30は正面及び背面側への摺動を一応規制されている。しかし、被検知部突起36は、突起高さの低い制止力の小さい突起体であって、第2光学的被検知部5の先頭部あるいは被検知板側部38、被検知板下部39、被検知板先端部31を背面21側に押圧力をかけることによって移動可能な程度の制止力となるように形成されている。第2光学的被検知部5は遮光性の材料で形成されている。インク収納容器1がプリンタに装着されるための移動中に、この第2光学的被検知部5が光学検知部15の発光部13からの光を遮断する部位となり、第2光学的被検知部5の水平方向の幅が大きいほど遮光時間が長くなる。
被検知部カバー40は、被検知板30の左側面24側の直近に前部支軸32と後部支軸33を貫通させて固定され、被検知板30の左側面24側への移動を制止している。
インク収納容器1を製品として市場に出した場合、インク収納容器1の使用前の物流工程における搬送や保管状態において被検知板30の前後への移動を制止する手段として、被検知部突起36及び被検知部ストッパー35を形成した例を示したが、被検知部突起36及び被検知部ストッパー35を形成せずに、被検知板30を左側面24や正面上突起部41にテープ止め(不図示)したインク収納容器60も本発明の好ましい形態である。この場合、インク収納容器60は、使用開始直前にテープを剥がすか、あるいはテープに押圧によって切れる切れ目を入れておくことによってインク収納容器60は正常に使用することができる。これによって簡便に被検知板30を所定の位置に固定できる。
インク収納容器1のプリンタへの装着が完了した後の状態において、図2及び図4に示すように、被検知板30は、被検知部5の先頭側がプリンタの収納ケース90の一部に当接して押圧されて背面21側に移動し、被検知部5側の重力によって後部支軸33を支点とした回転運動により検知板先端部31が前部支軸32と後部支軸33の間の下方に移動し、下支軸34に被検知板底部39が当接して更なる下方への移動が制止されて、被検知部5は下方へ退避した状態になる。この状態で本インク収納容器1をプリンタから離脱するとき、第2光学的被検知部5は、図4に示すように、プリンタ側の発光部13と受光部14を結ぶ直線と交差する位置、即ち第2光学的被検知部5が光学検知部15に対向する位置から退避した状態となる。
図13は本発明のインク収納容器1を収納するための収納ケース90の側面図である。図13に示されるように、収納ケース90は、ケース本体91とロックレバー83とを備える。ケース本体91には、収容室92が形成されている。この収容室92に、インク収納容器1が収容される。ケース本体91の前面に開口93が設けられている。収納ケース90は、開口93を通じてケース本体91にインク収納容器1を着脱することが可能に構成されている。
図14に、収容室92の背面94の壁に、発光部13(不図示)及び受光部14(不図示)からなる光学検知部15が設けられている。発光部13が発光した光を受光する受光範囲を受光領域18で示す。発光部13と受光部14からなる光学検知部15は、ケース本体91の背面94を構成する壁面から突起して、インク収納容器1の第1光学的被検知部4と第2光学的被検知部5とを両側から挟むようにして設けられている。インク収納容器1が収容室92に挿入されたとき、第2光学的被検知部5は発光部13と受光部14と対向しながら発光部13と受光部14を結ぶ線上を通過し、その後にケース本体90への装着に至った段階で被検知部4は発光部13と受光部14と対向する。光学検知部15は、収納ケース90に装着されたインク収納容器1の装着の有無を検知する役割とインク収納容器1内のインク量が所定量あるか否かを検知する役割とを兼ねるものである。
本発明のインク収納容器1はプリンタ(不図示)が備えるインク収納容器1の収納部である収納ケース90に装着されて用いられる。図14〜16は、インク収納容器1をケース本体91に収納する状態を示す収納ケース90の側断面模式図である。図14に示すように、インク収納容器1はロックレバー87を開放状態として開口93からケース本体91に水平方向に挿入される。図15は、遮光性部材で形成された第2光学的被検知部5がその姿勢を保持したまま光学検知部15と対向し、発光部13から発光された光を遮断した状態を示す。光学検知部15はこの光遮断を検知してインク収納容器1が収納ケース90に装着されたと判断する。インク収納容器1が更に背面94側に挿入されると、検知領域18が、第2光学的被検知部5と被検知板先端部31との隙間である光透過空隙19と対向する。このとき、発光部13から発光された光は光透過空隙19を透過して受光部14に受光される。更にインク収納容器1は、背面94側に挿入され、図16に示すように、ケース本体91への装着に至ったとき、第1光学的被検知部4(インク残量検知部)が検知領域18と対向し、第2光学的被検知部5が突き当て突起部82に当接し、それと連動して第2光学的被検知部5がその姿勢を自ら変化させて光学検知部15と対向しない位置へと自ら退避に至る。
背面94を構成する壁の下部には、インク供給口3と連結する連結部81が設けられている。連結部81は、壁面91から内側に突出している。連結部81に、収容室92の内面から背面に貫通する貫通孔100が形成されている。貫通孔100にインクチューブ(不図示)が接続される。貫通孔100は、インク供給口3に対応する位置に設けられている。連結部81の内部側には、インクニードル(不図示)が設けられており、収納ケース90にインク収納容器1が収容されると、上記インクニードルがインク供給口3に挿入されて、インク供給口3と連結部81とが当接して連結される。この連結は、後述するように第2光学的被検知部5が、突き当て突起部82に当接してその姿勢を自ら変化させて光学検知部15と対向しない位置へと自ら退避に至ったときに完成される。即ち、インク収納容器1が大気孔17から空気を吸引しながらプリンタへインク供給するための準備が完了した状態になる。
背面94を構成する壁の中央部内側に突き当て突起部82が形成されている。突き当て突起部82はインク収納容器1が収納ケース90に装着に至ったとき第2光学的被検知部5に当接して第2光学的被検知部5を光学検知部15に対向しない位置に退避させる。また背面94を構成する壁の内側上部に突起状の当接部である上突起部97が、背面94を構成する壁の内側下部に突起状の当接部である下突起部98が設けられている。インク収納容器1が収納ケース90に装着に至ったとき、上突起部97は上部突出部101の挿入方向の先端を受け止め、下突起部98は下部突出部102の先端を受け止める。この上突起部97と下突起部98によって、第2光学的被検知部5と突き当て突起部82の当接時に、必要以上の衝撃による第2光学的被検知部5の破損を防止できる。
ロックレバー83は、開口93を開閉するとともに、ケース本体においてインク収納容器1を確実に固定するためのものである。このロックレバー83は、開口93の上縁に設けられた回動軸84を中心に回動可能に支持されている。ロックレバー83には、操作部87と爪85とが設けられている。操作部87は、ロックレバー83の外側の回動端部近傍に突起状に設けられ、操作部87を手で摘むことによってロックレバー83を容易に開閉できるように形成されている。また、爪85はロックレバー83の回動端部に設けられている。開口93の下縁の底壁96には溝86が設けられている。ロックレバー83によって開口93を閉止した時、爪85と溝86が係合し、閉止が完了する。
本実施形態では、光学検知部15として、発光部13及び受光部14を有する透過型のフォトインタラプタが用いられる。
7に示すように、光学検知部15は、主制御部200に接続されており、光学検知部15から出力される電気信号が出力信号として主制御部200へ出力されている。光学検知部センサ15の発光部13と受光部14との間に、発光部13から出射された光の光路となる受光領域18が形成されている。本実施形態では、受光領域18に第2被検知部5が挿入されたときの光学検知部15の出力信号(受光量)に基づいて、インク収納容器1の有無が判定される。また、上記領域18に第1光学的被検知部4が挿入されたときの光学検知部15の出力信号(受光量)に基づいてインクの残量が所定量になったことが検知される。本実施形態では、インクを収納するためのインク収納容器1の装着のための移動時と離脱のための移動時に検知できる光学検知部15が装備されたプリンタに適用されたとしても、インク収納容器1の装着工程では光学検知部15に対向することによって確実に検知でき、装着位置に至った後は光学検知部15に対向しない第2光学的被検知部5を備えたことによって、操作者の予期しない操作があっても、プリンタへの誤情報を与えることが無く適正な情報を送出できる。具体的には、インク収納容器1のプリンタへの装着を、例えば装着の操作が極端に速いとか、装着途中の状態から装着方向とは異なる方向へ動かしたりするような操作によって発生する光学的検知部15での誤動作を抑制できる。
[第2実施例]
図5は本発明第2実施例のインク収納容器60の、プリンタに装着前の側面の部分断面模式図である。インク収納容器60は、正面20、背面21、上面22、底面23、左側面24、右側面25を有する概ね直方体状で、インクを収納するインク収納部2と、正面20下方に筒状の端部として形成されたインク供給口3と、正面20のインク供給口3の上部側に、突起状に形成された第1光学的被検知部4と、第1光学的被検知部4のインク収納部とは反対側の離れた位置に、上方に移動可能に形成された第2光学的被検知部5とからなる。第1光学的被検知部4と第2光学的被検知部5は、インク供給口3の中心線と並行な直線上にあって、インク収納容器1をプリンタ(不図示)に装着するとき、正常に設置されたプリンタの収納ケース90に対して水平に挿入して装着される。この装着時に、図7に示すように第2光学的被検知部5及び第1光学的被検知部4は、プリンタ側に装備された光学検知部15の発光部13と受光部14を結ぶ線と直交する位置、即ち第1光学的被検知部4及び第2光学的被検知部5が光学検知部15に対向するように形成されている。
被検知部5は、扁平な直方体状に形成され、一端に突起部16と被検知部フック12を備え、他端はワイヤー7の一端に固定されている。ワイヤー7の他端は被検知部4の上方に固定された弾性体であるバネ6の端部に固定され、図5及び図7に示すように、インク収納容器60がプリンタに装着される前の状態ではバネ6は伸びた状態で本体フック11と被検知部フック12とが係合している。この係合が外れるとワイヤー7は、円筒状又は柱状の滑りバー8で方向がほぼ90度変換されて円滑に滑りながら第2光学的被検知部5をバネ6側に引き付ける。上記弾性体は弾性を有するものであればよいので、バネではなくゴムであってもよい。
インク収納容器60は、本発明の実施例1について図13〜図16で示したのと同様に、プリンタの収納ケース90の開口93から水平方向に挿入されて、ケース本体に装着される。装着完了時に第2光学的被検知部5の突起部16がキャリッジ側の対向壁(不図示)に押されて、本体フック11と被検知部フック12との係合が外れ、図6及び図8に示すように、第2光学的被検知部5はバネ6とワイヤー7によって上方に引き上げられ、第2光学的被検知部5と滑りバー8の間のワイヤーに沿って設けられたストッパー9の位置で移動は停止する。つまり、インク収納容器1のプリンタへの装着が完了すると第2光学的被検知部5は、プリンタの光学検知部15と対向する位置、即ち発光部13と受光部14の矢印を結ぶ線と交差する位置から上方に外れた位置に退避する。
インクが満液のインク収納容器1がプリンタに装着されてインク供給口3からプリンタにインクが供給されてインクが費消された後、インク収納容器1をプリンタから離脱し、インク収納容器1にインク充填口29からインクを再充填する。インクが再充填された再充填インク収納リサイクル容器50の第2光学的被検知部5を手で下方に引いて被検知部フック12と本体フック11を係合させると図1と全く同じ状態となる。その後、再充填インク収納リサイクル容器50をプリンタに装着する。インクが空になった後のインク収納容器1は上記のようにして繰り返し再充填インク収納リサイクル容器50として使用できる。本実施形態では、インクを収納するための再充填インク収納リサイクル容器50の装着のための移動と離脱のための移動を検知できる光学検知部15が装備されたプリンタに適用されたとしても、再充填インク収納リサイクル容器50の装着工程では光学検知部15に対向することによって確実に検知でき、装着位置に至った後は光学検知部15に対向しない第2光学的被検知部5を備えたことによって、操作者の予期しない操作があっても、プリンタへの誤情報を与えることが無く適正な情報を送出できる。具体的には、再充填インク収納リサイクル容器50のプリンタへの装着を、例えば装着の操作が極端に速いとか、装着途中の状態から装着方向とは異なる方向へ動かしたりするような操作によって発生する光学的検知部15での誤動作を抑制できる。
[第3実施例]
本発明の第3実施例のインク収納容器70を図9〜図12に示す。本例は第3実施例の構成を簡素化したものであり、第1実施例におけるバネ6の一端を正面上突起部41に固定し、バネ6の他端を被検知部の一端に固定したものである。本インク収納容器70を正面側からプリンタのキャリッジに挿入すると第2光学的被検知部5の下部に形成された突起部16が相対するキャリッジの壁に当接して背面側に押圧され、本体フック11と被検知部フック12の係合がはずれて、伸長していたバネが収縮し第2光学的被検知部5は上方に引き上げられ、第2光学的被検知部5は、図12に示すように、プリンタ側の発光部13と受光部14を結ぶ直線と交差する位置、即ち対向する位置から退避した状態となる。本実施形態では、インクを収納するためのインク収納容器70の装着のための移動と離脱のための移動を検知できる光学検知部15が装備されたプリンタに適用されたとしても、インク収納容器70の装着工程では光学検知部15に対向することによって確実に検知でき、装着位置に至った後は光学検知部15に対向しない第2光学的被検知部5を備えたことによって、操作者の予期しない操作があっても、プリンタへの誤情報を与えることが無く適正な情報を送出できる。具体的には、インク収納容器70のプリンタへの装着を、例えば装着の操作が極端に速いとか、装着途中の状態から装着方向とは異なる方向へ動かしたりするような操作によって発生する光学的検知部15での誤動作を抑制できる。
記録装置は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、情報処理システムの出力手段、例えば、複写機、ファクシミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークステーションなとの出力端末としてのプリンタ、あるいはパーソナルコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置などに具備されるハンディまたはポータブルプリンタとして利用できる。従って、本発明に従うインク収納容器としての適用範囲は単に記録装置に留まるにのみならず、ファクシミリ装置や複写機など様々な機器に及ぶことは言うまでもなく、さらに、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
1、60、70 インク収納容器
2 インク収納部
3 インク供給口
4 被検知部(第1光学的被検知部の例)
5 被検知部(第2光学的被検知部の例)
6 バネ
7 ワイヤー
8 滑りバー
9 ストッパー
10 支持部
11 本体フック
12 被検知部フック
13 発光部
14 受光部
15 光学検知部
16 突起部
17 インク充填孔
18 被検知領域
19 光透過空隙
20 正面
21 背面
22 上面
23 底面
24 左側面
25 右側面
26 被検知板室
27 被検知板室内壁
28 被検知板室外壁
29 インク充填孔
30 被検知板
31 検知板先端部
32 上前部支軸
33 上後部支軸
34 下支軸
35 被検知部ストッパー
36 被検知部突起
37 被検知板上部
38 被検知板側部
39 被検知板底部
40 被検知部カバー
41 正面上突起部
42 被検知突出部
43 左斜面
44 右斜面
45 上部突出部
46 下部突出部
50 再充填リサイクルインク収納容器
60 本発明第2実施例の応用例のインク収納容器
70 本発明第3実施例のインク収納容器
81 インク導出部
82 突き当て突起部
83 ロックレバー
84 回動軸
85 爪
86 溝
87 操作部
90 収納ケース
91 ケース本体
92 収容室
93 開口部
94 背面壁
95 錠壁
96 底壁
97 上突起部
98 下突起部
100 貫通孔
101 上突出部
102 下突出部

Claims (4)

  1. 光を発光する発光部と前記発光部から発光された光を受光する受光部とからなる光学検知部と前記光学検知部の近傍に構成された突き当て突起部とを少なくとも備えるプリンタに装着可能なインク収納容器であって、前記インク収納容器が、インクを収納するためのインク収納部と、インクを供給するためのインク供給口と、第1光学的被検知部と、第2光学的被検知部と、を備え、前記第1光学的被検知部は、光透過性の材質で形成され二つの斜面が交差するほぼ直角三角形の両斜面に挟まれた形状を有しており前記インク収納容器と連通し、前記第1光学的被検知部内にインクが満たされている場合前記光の屈折により前記光学検知部が前記光を検知しなく、前記第1光学的被検知部内のインクが無くなった場合前記光の透過により前記光学検知部が前記光を検知するように構成されたインクの有無を検知する機能を有し、前記第2光学的被検知部は、前記インク収納容器が前記光学検知部の前記発光部と前記受光部と対向する方向に移動することで前記プリンタに装着されて前記第2光学的被検知部の姿勢を保持したまま前記光学検知部に対向するが、引き続き前記インク収納容器が前記プリンタにさらに装着され前記第2光学的被検知部の姿勢を変化させて 前記光学検知部に対向しない位置に退避する機能を有し、前記第2光学的被検知部が前記第1光学的被検知部よりも先に前記光学検知部に到達することを特徴とするインク収納容器
  2. 前記第2光学的被検知部の姿勢が、自重によって変化して前記退避が下方に起こることを特徴とする請求項1に記載のインク収納容器
  3. 前記第2光学的被検知部の姿勢が、弾性部材によって引きつけられて変化して前記退避が起こることを特徴とする請求項1または2に記載のインク収納容器
  4. 請求項1乃至に記載の前記インク収納容器がインクを再充填可能な再充填口を備え、前記インク収納容器のインクが前記プリンタで消費されインクがなくなった使用済みの前記インク収納容器に、前記再充填口からインクが充填されることを特徴とする再充填インク収納リサイクル容器
JP2010062932A 2010-03-18 2010-03-18 インク収納容器と再充填インク収納リサイクル容器 Active JP5812571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010062932A JP5812571B2 (ja) 2010-03-18 2010-03-18 インク収納容器と再充填インク収納リサイクル容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010062932A JP5812571B2 (ja) 2010-03-18 2010-03-18 インク収納容器と再充填インク収納リサイクル容器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011194669A JP2011194669A (ja) 2011-10-06
JP2011194669A5 JP2011194669A5 (ja) 2013-05-16
JP5812571B2 true JP5812571B2 (ja) 2015-11-17

Family

ID=44873476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010062932A Active JP5812571B2 (ja) 2010-03-18 2010-03-18 インク収納容器と再充填インク収納リサイクル容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5812571B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6019697B2 (ja) * 2012-04-19 2016-11-02 ブラザー工業株式会社 印刷流体収容装置及び印刷流体供給装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3453562B2 (ja) * 2001-01-12 2003-10-06 キヤノン株式会社 インク再充填方法
JP4816378B2 (ja) * 2006-09-29 2011-11-16 ブラザー工業株式会社 インクカートリッジ及びインクジェット記録システム
JP4924830B2 (ja) * 2007-07-31 2012-04-25 ブラザー工業株式会社 インク供給装置及びインクジェット画像記録装置
JP4609511B2 (ja) * 2008-03-28 2011-01-12 ブラザー工業株式会社 着脱体の検出装置及び着脱体
JP5176690B2 (ja) * 2008-05-26 2013-04-03 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置、電気回路、および、液体噴射システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011194669A (ja) 2011-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11020978B2 (en) Printing-fluid cartridge including electrical interface and locking surface
JP6447299B2 (ja) 液体カートリッジ
JP6447300B2 (ja) 液体カートリッジ
TWI523767B (zh) Cassette
US10940692B2 (en) Printing-fluid containing device including printing-fluid cartridge and adaptor
BRPI0304285B1 (pt) Recipiente de tinta e aparelho de gravação
US11027555B2 (en) Printing-fluid cartridge including protrusion and interface
EP2233301B1 (en) Image recording apparatus
JP2018052027A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2012000848A (ja) 液体供給装置
JP2008018671A (ja) インクカートリッジ保持部材及びこれを備えたインクジェット記録装置
JP5812571B2 (ja) インク収納容器と再充填インク収納リサイクル容器
JP2010012608A (ja) インクカートリッジ用のアダプタ
EP3300902B1 (en) Printing-fluid containing device and system
JP2010012608A5 (ja)
JP2018052004A (ja) 印刷流体カートリッジ
EP2468511A1 (en) Ink cartridge and ink supply device
JP2022189948A (ja) 印刷流体カートリッジ
JP6819066B2 (ja) 印刷流体カートリッジ
JP2011251425A (ja) 印字装置
JP2023079820A (ja) 印刷装置
JP6112048B2 (ja) 画像記録装置
JP3170344U (ja) インクカートリッジ用アダプタ
JP2012000859A (ja) インクカートリッジ及びインクカートリッジセット
US20230339245A1 (en) Printer

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130318

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150611

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5812571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250