JP5812009B2 - 発振装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電素子を備える発振装置、および電子機器に関する。
近年、TV電話や動画再生、ハンズフリー電話機能などの音響機能を商品価値とした、薄型でスタイリッシュな携帯電話の開発が活発化している。このため、携帯電話等に搭載される電気音響変換器においても、小型でかつ大音量の音響再生が可能であることが求められる。また、プライバシ−保護の観点から、特定位置にのみ音場を形成できる超指向性スピーカの開発が要求されている。超指向性のスピーカとして、変調された超音波を空気中の非線形状態により復調するパラメトリックスピーカが開発されている。
パラメトリックスピーカは、超音波振動子を単一の周波数により発振させる。このため、機械品質係数の高い構造とすることが好ましい。これにより、共振周波数近傍にエネルギを集中させ、高効率で音声を再生することができる。
現在、上述のような携帯電話として各種の提案がある(特許文献1)。
国際公開第2007/026736号パンフレット
上述のように、発振装置の機械品質係数が高い場合、高効率な音声の再生が可能となる。
一方、発振装置の機械品質係数が高い場合には、次のような問題点が生じる。発振装置の機械品質係数が高い場合、製造段階において発振装置の共振周波数が少しばらつくと、発振装置が再生できる音圧レベルは著しく変化してしまう。このため、安定した特性を有する発振装置を製造するためには、製造条件の調整や検査などにおいて多大な工数が必要となる。従って、発振装置の機械品質係数が高い場合、発振装置の生産性が低下する可能性がある。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、用途によって機械品質係数Qを調整することが可能な発振装置を提供するものである。
本発明によれば、第1圧電素子と、
前記第1圧電素子の一面を拘束し、かつ金属材料からなる第1振動部材と、
前記第1振動部材の外周部を保持する樹脂部材と、
第2圧電素子と、
前記第2圧電素子の一面を拘束し、平面視で前記第1振動部材および前記樹脂部材と重なっており、かつ金属材料からなる第2振動部材と、
前記樹脂部材および前記第2振動部材を支持する支持部材と、
を備え、
前記第1振動部材、前記樹脂部材および前記第2振動部材の少なくとも一つには、前記第1振動部材および前記樹脂部材と前記第2振動部材との間に位置する空間を、前記空間の外部へとつなぐ少なくとも一つの開口部が設けられている発振装置が提供される。
本発明によれば、上述の発振装置と、前記発振装置に音波を出力させる発振駆動部と、を備える電子機器が提供される。
本発明によれば、用途によって機械品質係数Qを調整することが可能な発振装置を提供することができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本実施形態に係る発振装置を示す模式的な縦断正面図である。 図1に示す発振装置を示す平面図である。 図1に示す発振装置を示す底面図である。 図1に示す発振装置の機械品質係数Qを示す特性図である。 図1に示す発振装置の第1変形例を示す平面図である。 図1に示す発振装置の第1変形例を示す底面図である。 図1に示す発振装置の第2変形例を示す底面図である。
本発明の実施の形態を、図面を参照して以下に説明する。図1は、本実施形態に係る発振装置100を示す模式的な縦断正面図である。
本実施形態に係る発振装置100は、図1に示すように、圧電素子121と、圧電素子121の一面を拘束し、かつ金属材料からなる振動部材122と、振動部材122の外周部を保持する樹脂部材123と、圧電素子111と、圧電素子111の一面を拘束し、平面視で振動部材122および樹脂部材123と重なっており、かつ金属材料からなる振動部材112と、樹脂部材123および振動部材112を支持する支持部材140と、を備える。振動部材122、樹脂部材123および振動部材112の少なくとも一つには、振動部材122および樹脂部材123と振動部材112との間に位置する空間170を、空間170の外部へとつなぐ少なくとも一つの開口部150が設けられている。
以下、本実施形態に係る発振装置100の構成について詳細に説明する。
図3は、図1に示す発振装置100を示す底面図である。図3は、圧電素子121、振動部材122、および樹脂部材123からなる振動子120の平面構造を示している。
図3に示すように、圧電素子121の平面形状は、例えば矩形である。なお、圧電素子121の平面形状は、これに限られず、例えば円形等であってもよい。振動部材122は、圧電素子121の一面を拘束している。振動部材122は、金属材料からなる。振動部材122の平面形状は、例えば矩形である。なお、振動部材122の平面形状は、これに限られず、例えば円形等であってもよい。
樹脂部材123は、振動部材122の外周部を保持している。樹脂部材123の平面形状は、例えば中心を含む領域に開口を有する矩形の環状である。振動部材122は、樹脂部材123の中心に設けられた開口を塞ぐように、樹脂部材123によって保持される。樹脂部材123は、樹脂材料により構成される。
支持部材140は、樹脂部材123の外周部を固定することにより、樹脂部材123を支持している。支持部材140は、例えば平面視で矩形となる筒状に設けられている。また、支持部材140は、例えば高剛性な金属等により構成される。
図2は、図1に示す発振装置100を示す平面図である。図2は、圧電素子111、および振動部材112からなる振動子110の平面構造を示している。
図2に示すように、圧電素子111の平面形状は、例えば矩形である。なお、圧電素子111の平面形状は、これに限られず、例えば円形等であってもよい。
図2に示すように、振動部材112は、圧電素子111を拘束する台座部113と、台座部113を支持部材140に連結する梁部114と、からなる。また、振動部材112は、開口部150を有する。台座部113の平面形状は、例えば矩形である。なお、台座部113の平面形状は、これに限られず、例えば円形等であってもよい。梁部114は、台座部113の外周の一部を、支持部材140と連結する。これにより、台座部113を支持部材140に支持させる。また、台座部113と支持部材140との間の領域のうち梁部114が設けられていない部分が、開口部150となる。
図2に示すように、台座部113の平面形状は、矩形である。また、支持部材140は、平面視で矩形となる筒状に設けられている。そして、梁部114は、台座部113の四つの角部と、支持部材140の四つの角部と、を連結するX状に形成されている。このため、振動部材112には、平面視で台形となる四つの開口部150が形成されることとなる。
本実施形態に係る発振装置100は、携帯電話機(図示せず)などの電子機器の一部として機能する。このため、発振装置100を備える電子機器には、発振装置100に音波を出力させる発振駆動部であるドライバ回路160が設けられる。ドライバ回路160は、リード線等を介して、発振装置100が備える圧電素子111および圧電素子121に結線されている。
本実施形態において、振動子110および振動子120の発振周波数は、例えば20kHz以上である。振動子110および振動子120は、例えばパラメトリックスピーカ用に変調された超音波を出力する。なお、振動子110および振動子120は、例えば可聴域の周波数を有する音波を出力するように構成されていてもよい。
本実施形態に係る発振装置100では、振動子110と振動子120が、ドライバ回路160に駆動され、パラメトリックスピーカ用に変調された超音波を出力する。
このとき、振動子120が振動子110側へ出力した超音波は、空間170から開口部150を介して空間170の外部(図1中上方)へ出力される。従って、振動子120から振動子110側(図1中上方)へ向けて出力された超音波により復調される音声と、振動子110から振動子120とは反対側(図1中上方)へ向けて出力された超音波により復調される音声は、互いに合成されることとなる。
振動子110は、図2に示すように、圧電素子111、および圧電素子111の一面を拘束し、かつ金属材料からなる振動部材112により構成されている。
一方、振動子120は、図3に示すように、圧電素子121、圧電素子121の一面を拘束し、かつ金属材料からなる振動部材122、および振動部材122を保持する樹脂部材123により構成されている。
このため、振動子110と振動子120では、図4に示すように、機械品質係数Qが相違する。上述のように、振動子110は、金属と圧電材料から構成される。このため、振動子110の機械品質係数Qは高い。これに対して、振動子120は、内部損失の大きい樹脂部材123を、振動時に応力が集中する端部に配置している。このため、振動子120の振動は、樹脂部材123から減衰を受ける。従って、振動子120の機械品質係数Qは、振動子110と比較して低い。
このように、本実施形態では、一つの発振装置100に、互いに著しく異なる機械品質係数Qを有する振動子110および振動子120が設けられる。すなわち、本実施形態に係る発振装置100は、図4に示すように、音圧レベルの周波数特性が互いに異なる振動子110と振動子120を備える。
従って、本実施形態では、互いに異なる機械品質係数Qを有する振動子110および振動子120から出力される音声が、互いに合成されることとなる。これにより、発振装置100の機械品質係数Qを、見かけ上調整することが可能となる。
より具体的には、機械品質係数Qが高い振動子110では、図4に示すように、音圧レベルの周波数特性において、急峻なピークが見られる。一方で、機械品質係数Qが低い振動子120では、図4に示すように、音圧レベルの周波数特性は、振動子110と比較して平坦である。
振動子110と振動子120の音響が合成されると、その音響の音圧レベル周波数特性は平均的なものとなる。すなわち、発振装置100の機械品質係数Qも、見かけ上、振動子110と振動子120との間の値を取ることとなる。
このようにして、本実施形態に係る発振装置100の機械品質係数Qを、用途によって調整することが可能となる。
また、本実施形態では、音声を出力する段階において、振動子110と振動子120の出力比を調整することにより、発振装置の機械品質係数Qを調整することができる。すなわち、振動子110と振動子120の出力比を調整することで、発振装置100から出力される音声の音圧レベル周波数特性を調整できる。これにより、発振装置100の機械品質係数Qを、見かけ上調整することができる。
次に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態によれば、発振装置100は、平面視で重なり、かつ機械品質係数Qが互いに異なる振動子110および振動子120を有する。また、振動子110を構成する振動部材112には、振動子110と振動子120に挟まれた空間170を、空間170の外部へつなぐ開口部150が設けられている。
このため、機械品質係数Qが互いに異なる二つの振動子から出力される音声を、互いに合成することができる。これにより、発振装置100の機械品質係数Qを、見かけ上調整することが可能となる。従って、用途に応じて機械品質係数Qを調整することができる発振装置を提供することができる。
発振装置の機械品質係数Qを調整することにより、発振装置の生産性の低下を抑制しつつ、高効率な音声再生を実現することができる。
なお、本実施形態は、上記の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。上記形態では、振動子110を構成する振動部材112に開口部150が形成されている構造を例示した。
図5は、図1に示す発振装置100の第1変形例を示す平面図である。また、図6は、図1に示す発振装置100の第1変形例を示す底面図である。本実施形態では、第1変形例に示す構造を有していてもよい。
第1変形例に係る発振装置100では、振動部材122に開口部150が形成されている。第1変形例において、振動部材122は、図6に示すように、圧電素子121を拘束する台座部132と、台座部132を樹脂部材123に連結する梁部130と、からなる。
梁部130は、台座部132の外周の一部を、樹脂部材123と連結する。これにより、台座部132を樹脂部材123に保持させる。また、台座部132と樹脂部材123との間の領域のうち梁部130が設けられていない部分が、開口部150となる。
一方、第1変形例では、図5に示すように、振動部材112には開口部150は設けられない。
第1変形例においては、振動子110が振動子120側へ出力した超音波は、空間170から開口部150を介して空間170の外部へ出力される。従って、振動子120から振動子110とは反対側へ向けて出力された超音波により復調される音声と、振動子110から振動子120側へ向けて出力された超音波により復調される音声は、互いに合成されることとなる。
従って、上記形態と同様、発振装置の機械品質係数Qを調整することができる。
図7は、図1に示す発振装置100の第2変形例を示す底面図である。本実施形態では、第2変形例に示す構造を有していてもよい。
第2変形例に係る発振装置100では、樹脂部材123に開口部150が形成されている。第2変形例において、樹脂部材123は、図7に示すように、振動部材122を保持する台座部136と、台座部136を支持部材140に連結する梁部134と、からなる。
梁部134は、台座部136の外周の一部を、支持部材140と連結する。これにより、台座部136を支持部材140に支持させる。また、台座部136と支持部材140との間の領域のうち梁部134が設けられていない部分が、開口部150となる。
一方、第2変形例では、第1変形例と同様、振動部材112には開口部150は設けられない。
第2変形例によっても、第1変形例と同様、発振装置の機械品質係数Qを調整することができる。
なお、本実施形態では、振動部材122、樹脂部材123および振動部材112から選択される二つ以上の部材に、開口部150が設けられていてもよい。
これによっても、上記形態と同様に、発振装置100から、振動子110から出力される超音波により復調される音声と振動子120から出力される超音波により復調される音声が合成された音響を再生することができる。
さらに、上記形態では振動子110および振動子120が、各々一個の圧電素子により振動部材の片面のみ拘束する、ユニモルフ構造の発振装置100を例示した。しかし、振動子110および振動子120の少なくとも一方が、二個の圧電素子によって振動部材の上面と下面とを拘束する、バイモルフ構造の発振装置100なども実施可能である(図示せず)。
また、圧電素子111および圧電素子121は、一個の圧電層からなってもよく、圧電層と電極層とが交互に積層された積層構造からなってもよい(図示せず)。
さらに、上記形態では発振装置100にドライバ回路160が接続されている電子機器を例示した。しかし、このような発振装置100と、発振装置100にセンサ用超音波を出力させる発振駆動部と、測定対象物で反射したセンサ用超音波を検知する超音波検知部と、センサ用超音波が発振装置100により出力されてから超音波検知部により検知されるまでの時間に基づいて、発振装置100から測定対象物までの距離を算出する測距部と、を有するソナーなどの電子機器(図示せず)も実施可能である。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
この出願は、2010年11月1日に出願された日本出願特願2010−245681を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。

Claims (9)

  1. 第1圧電素子と、
    前記第1圧電素子の一面を拘束し、かつ金属材料からなる第1振動部材と、
    前記第1振動部材の外周部を保持する樹脂部材と、
    第2圧電素子と、
    前記第2圧電素子の一面を拘束し、平面視で前記第1振動部材および前記樹脂部材と重なっており、かつ金属材料からなる第2振動部材と、
    前記樹脂部材および前記第2振動部材を支持する支持部材と、
    を備え、
    前記第1振動部材、前記樹脂部材および前記第2振動部材の少なくとも一つには、前記第1振動部材および前記樹脂部材と前記第2振動部材との間に位置する空間を、前記空間の外部へとつなぐ少なくとも一つの開口部が設けられている発振装置。
  2. 前記第1圧電素子前記第1振動部材、および前記樹脂部材からなる第1振動子と、前記第2圧電素子および前記第2振動部材からなる第2振動子は、パラメトリックスピーカ用の変調波を出力する請求項1に記載の発振装置。
  3. 前記第1振動部材は、前記開口部を有する請求項1または2に記載の発振装置。
  4. 前記第1振動部材は、前記第1圧電素子を拘束する第1台座部と、前記第1台座部を前記支持部材に連結する第1梁部と、からなる請求項3に記載の発振装置。
  5. 前記第2振動部材は、前記開口部を有する請求項1ないし4の何れか一項に記載の発振装置。
  6. 前記第2振動部材は、前記第2圧電素子を拘束する第2台座部と、前記第2台座部を前記支持部材に連結する第2梁部と、からなる請求項5に記載の発振装置。
  7. 前記樹脂部材は、前記開口部を有する請求項1ないし4の何れか一項に記載の発振装置。
  8. 前記樹脂部材は、前記第振動部材を保持する第3台座部と、前記第3台座部を前記支持部材に連結する第3梁部と、からなる請求項7に記載の発振装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の発振装置と、
    前記発振装置に音波を出力させる発振駆動部と、
    を備える電子機器。
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