JP5811982B2 - 熱源ユニットおよびヒートポンプ式給湯システム - Google Patents

熱源ユニットおよびヒートポンプ式給湯システム Download PDF

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Description

本発明は、熱源ユニットおよびヒートポンプ式給器に関する。
従来、熱源ユニットとしては、図10に示すように、ドレン水が通過するドレン孔105が設けられた底フレーム106と、この底フレーム106上に配置され、ドレン水が凍結するのを防ぐためのヒータ101と、このヒータ101を底フレーム106に固定するための上固定具103および下固定具104とを備えている(例えば特開2010ー71514号公報(特許文献1)参照)。
上記ヒータ101は上固定具103および下固定具104で挟持されており、空気熱交換器が上固定具103上に位置している。この空気熱交換器が上固定具103および下固定具104を上方から底フレーム106側に押し付けて、ヒータ101が底フレーム106に固定されている。
上記上固定具103および下固定具104はビス108,108で互いに固定されている。また、下固定具104は、ドレン孔105に挿通される有底筒状部104aを有している。この有底筒状部104aの底部には、ドレン水を排出するための貫通孔107が設けられている。
上記構成の熱源ユニットにおいて、貫通孔107をユーザの指先10よりも小さく開口させた場合、指先10が不意に貫通孔107に差し込まれないようにして、ヒータ101への指先10の接触を防ぐことができる。
特開2010−71514号公報(図8)
しかしながら、上記従来の熱源ユニットでは、上固定具103および下固定具104でのヒータ101の挟持、ビス108,108の締め付け、ドレン孔105への有底筒状部104aの挿通をしなければならないため、ヒータ101の固定作業は複雑であるという問題がある。
また、上記ヒータ101の組み付けには、ビス108,108が必要となるため、製造コストが上がるという問題もある。
また、上記ヒータ101の熱は下固定具104に伝わるため、有底筒状部104aが熱くなる。したがって、ユーザの指が、有底筒状部104aに接触すれば、火傷する危険があるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、ヒータの固定作業を簡単にすることができ、製造コストを低減でき、その上、ユーザの安全性を高めることができる熱源ユニットおよびヒートポンプ式給湯システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の熱源ユニットは、
ドレン水が通過するドレン孔が設けられた底フレームと、
上記底フレーム上に搭載された水熱交換器と、
上記水熱交換器を取り囲む断熱材と、
上記断熱材の側方に配置され、上記ドレン水が凍結するのを防ぐためのヒータと、
上記底フレーム上に配置されると共に、上記ヒータに取り付けられた第1拘束部材と、
上記第1拘束部材上に配置された空気熱交換器と
を備え、
上記第1拘束部材は、上記空気熱交換器によって上記底フレーム側に押し付けられて上記底フレームに固定されていると共に、上記断熱材の側面に接触していることを特徴としている。
上記構成によれば、上記ヒータに取り付けた第1拘束部材を、空気熱交換器によって底フレーム側に押し付け底フレームに固定すると共に、断熱材の側面に接触させることにより、ヒータを第1拘束部材で拘束することができる。すなわち、上記底フレームにヒータを固定することができる。したがって、上記ヒータの固定作業を簡単にすることができる。
また、上記ヒータに取り付けた第1拘束部材を、空気熱交換器によって底フレーム側に押し付けると共に、断熱材の側面に接触させることにより、底フレームにヒータを固定することができるので、底フレームへのヒータの固定をビス無しで行うことができる。したがって、上記熱源ユニットの製造コストを低減できる。
また、上記第1拘束部材は底フレーム上に配置されているので、ユーザの指が第1拘束部材へ近づくのを底フレームで遮ることができる。したがって、上記第1拘束部材が取り付けられたヒータによる火傷の可能性を低減できる。その結果、ユーザの安全性を高めることができる。
一実施形態の熱源ユニットでは、
上記第1拘束部材の下面が開口している。
上記実施形態によれば、上記第1拘束部材の下面が開口しているので、ヒータに上方から第1拘束部材を容易に取り付けることができる。
一実施形態の熱源ユニットでは、
上記空気熱交換器は、平面視形状が略L字形状を呈し、
上記第1拘束部材は、上記空気熱交換器のコーナ部下に位置する。
上記実施形態によれば、上記空気熱交換器のコーナ部下に第1拘束部材を配置することにより、空気熱交換器のコーナ部を第1拘束部材に支持させることができる。したがって、上記熱源ユニットが搬送中に落下しても、空気熱交換器が予め定められた位置からずれるのを防ぐことができる。
一実施形態の熱源ユニットでは、
上記底フレームは、上記ドレン孔が設けられた底部と、この底部の周縁部に立設された周壁部とを有し、
上記周壁部と上記第1拘束部材との間に配置され、先端部が先細り形状である第2拘束部材を備える。
上記実施形態によれば、上記周壁部と第1拘束部材との間に、第2拘束部材の先端部を配置した後、第2拘束部材を先端部側へ押すことにより、断熱材の側面に第1拘束部材を強く押し付けることができる。したがって、上記第1拘束部材の側方の移動を確実に防ぐことができる。
また、上記周壁部と第1拘束部材との間に、第2拘束部材の先端部を配置した後、第2拘束部材を先端部側へ押す方法であれば、仮に、第1拘束部材または第2拘束部材が目的の形状からずれて形成されたとしても、断熱材の側面に第1拘束部材を強く押し付けることができる。
一実施形態の熱源ユニットでは、
上記底フレームは、上記ドレン孔が設けられた底部と、この底部の周縁部に立設された周壁部とを有し、
上記周壁部と上記ヒータとの間に配置される部分と、上記ヒータ下に位置して上記ヒータを支持する部分とを有する第3拘束部材を備える。
上記実施形態によれば、上記第3拘束部材は、周壁部とヒータとの間に配置される部分を有するので、ヒータが周壁部に接触するのを防ぐことができる。
また、上記第3拘束部材は、ヒータ下に位置してヒータを支持する部分を有するので、ヒータが底フレームに接触するのを防ぐことができる。
一実施形態の熱源ユニットでは、
上記ヒータの端部は、非加熱部であって、上方に向かって屈曲して上記断熱材の側面に接触している。
上記実施形態によれば、上記ヒータの端部が上方に向かって屈曲して断熱材の側面に接触しているので、ヒータの端部のガタツキを低減できる。
また、上記断熱材の側面にヒータの端部を接触させても、ヒータの端部が非加熱部であるので、断熱材の熱損傷の発生を防ぐことができる。
本発明のヒートポンプ式給湯システムは、
上述のいずれか一つの熱源ユニットと、
上記熱源ユニットで加熱された温水を貯える貯湯タンクと
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、上記熱源ユニットを備えるので、簡単に製造することができ、その上、低コスト化および高安全性を実現できる。
本発明の熱源ユニットは、空気熱交換器が第1拘束部材を底フレーム側に押し付けると共に、第1拘束部材が断熱材の側面に接触していることによって、底フレームにヒータを固定することができるので、ヒータの固定作業を簡単にすることができる。
また、上記第1拘束部材によって、ビスを用いなくても、底フレームにヒータを固定することができるので、製造コストを低減できる。
また、上記第1拘束部材は底フレーム上に配置されていることによって、ユーザの指が第1拘束部材へ近づくのを底フレームで遮ることができるので、第1拘束部材が取り付けられたヒータによる火傷の可能性を低減できる。したがって、ユーザの安全性を高めることができる。
本発明のヒートポンプ式給湯システムは、上記熱源ユニットと、上記熱源ユニットで加熱された温水を貯える貯湯タンクとを備えることによって、簡単に製造することができ、その上、低コスト化および高安全性を実現できる。
図1は本発明の一実施形態のヒートポンプ式給湯システムの概略構成図である。 図2は上記ヒートポンプ式給湯システムの熱源ユニットの概略正面図である。 図3は図2のIII−III線矢視の概略断面図である。 図4は上記熱源ユニットの断熱材、ヒータおよびその周辺部の概略平面図である。 図5は上記熱源ユニットの第1拘束部材、第2拘束部材、第3拘束部材およびその周辺部の概略斜視図である。 図6は上記第1拘束部材の概略斜視図である。 図7は上記第2拘束部材の概略斜視図である。 図8は図4のVIII−VIII線矢視の概略断面図である。 図9は上記第3拘束部材の概略斜視図である。 図10は他の第3拘束部材の概略斜視図である。 図11は従来の熱源ユニットの要部の概略断面図である。
以下、本発明の熱源ユニットおよびヒートポンプ式給湯システムを図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のヒートポンプ式給湯システムを示す簡略構成図である。
上記給湯システムは、熱源ユニット1と、この熱源ユニット1で加熱された温水を貯留する貯湯タンク2とを備える。
上記熱源ユニット1は、圧縮機13と、水熱交換器(凝縮器)8と、膨張弁(減圧機構)14と、空気熱交換器(蒸発器)15とを有する。圧縮機13、水熱交換器8、膨張弁14および空気熱交換器15は、冷媒通路16を介して、順に接続される。この冷媒通路16に流す冷媒として、例えばCO冷媒を用いる。空気熱交換器15に対向して、ファン20が配置され、モータ21がファン20を回転駆動するようになっている。
上記貯湯タンク2の底部には、給水源Sに接続される給水流路5から分岐した一方の入水流路5aが、接続されている。これにより、給水源Sから供給される市水が、入水流路5aを介して、貯湯タンク2の底部に導入される。また、貯湯タンク2の底部には、循環路6の一端が、接続されている。この循環路6には、循環ポンプ7および水熱交換器8が接続されている。
上記貯湯タンク2の頂部には循環路6の他端が接続されている。また、貯湯タンク2の頂部には、出湯経路12を介して、混合弁11が接続されている。この混合弁11には、給水流路5から分岐した他方の入水流路5bと、給湯端末Tとが接続されている。これにより、貯湯タンク2の頂部から出湯された温湯を、給水源Sから供給される水と混合することが可能となり、給湯端末Tにおいて、所望の温度の温湯を供給できる。
上記構成の給湯システムでは、圧縮機13および循環ポンプ7を駆動させると、貯湯タンク2内の水が、貯湯タンク2の底部から循環路6を流れる。このとき、循環路6を流れる水は、水熱交換器8によって加熱され(沸き上げられ)、貯湯タンク2の頂部に返流される。このような動作を継続して行うことによって、貯湯タンク2に高温の温湯を貯留することができる。
図2は、上記熱源ユニット1を正面から見た概略図である。また、図3は、図2のIII−III線から見た断面を示す概略図である。なお、図2では、ケーシング30の一部の天井パネルおよび前面パネルの図示を省略している。
上記熱源ユニット1は、図2,図3に示すように、ケーシング30を備えている。このケーシング30は、天井パネル、前面パネル、側面パネル31および底フレーム32を有している。
上記ケーシング30内には、上下方向に延在する仕切板33が設けられている。この仕切板33によって、ケーシング30内の空間は、左右に、圧縮機室30aと熱交換器室30bに区画されている。
上記圧縮機室30aには、圧縮機13および膨張弁14(図2,図3では図示せず)が配置されている。圧縮機13は、カバー部材35で覆われている。
上記熱交換器室30bには、水熱交換器8、空気熱交換器15、ファン20およびモータ21が配置されている。この水熱交換器8は、例えば発泡スチロールからなる断熱材36で覆われている。一方、空気熱交換器15は、平面視が略L字状を呈している。すなわち、空気熱交換器15は、左右方向に延在する第1延在部15aと、前後方向に延在する第2延在部15bと、第1延在部15aと第2延在部15bとを接続するコーナ部15c(図4に示す)とを有している。また、空気熱交換器15はケーシング30の側面および後面から露出している。モータ21は取付台34に支持されている。
図4は、上記断熱材36、ヒータ40およびその周辺部を上方から見た概略図である。
なお、図4では、冷媒配管や水配管などの図示を省略している。
上記底フレーム32は、空気熱交換器15で発生した結露水等のドレン水を受ける。より詳しくは、底フレーム32は、底部32aと、この底部32aの周縁部の全周にわたって底部32に略垂直に設けられた周壁部32bとを有している。この底部32には、周壁部32bの後部近傍に位置するドレン孔32cが設けられている。空気熱交換器15からのドレン水は、ドレン孔32cを通過して、熱源ユニット1外に出るようになっている。また、ドレン孔32cは、空気熱交換器15の第1延在部15aの直下に位置する。
また、上記底フレーム32の底部32a上には、水熱交換器8を覆う断熱材36を搭載している。この断熱材36の周囲には、例えばシーズヒータからなるヒータ40が配置されている。
上記ヒータ40は、平面視略L字形状を呈するように形成されている。このヒータ40は、断熱材36の右側方(圧縮機13側とは反対側の側方)から後方にわたって延在している。このヒータ40上には空気熱交換器15が配置されており、ヒータ40が空気熱交換器15の下面の略全領域に対向している。また、ヒータ40は、底フレーム32の底部32aに対して所定の間隔を有している。すなわち、ヒータ40は底フレーム32の底部32aに接触していない。
上記ヒータ40が滴下するドレン水を加熱することにより、底フレーム32の底部32a上のドレン水が凍結するのを防ぐことができると共に、ドレン水による氷がドレン孔32cを塞ぐことも防ぐことができるようになっている。
上記ヒータ40は、底フレーム32の周壁部32bの後部から側部に延在して折り返して、底フレーム32の周壁部32bの側部から後部に延在する。より詳しくは、ヒータ40は、内側ヒータ部41と、この内側ヒータ部41よりも断熱材36から離れるように配置された外側ヒータ部42と、内側ヒータ部41と外側ヒータ部42とを繋ぐ平面視U字形状の湾曲部43とを有している。
上記内側ヒータ部41,内側部42の湾曲部43側とは反対側の端部は、底フレーム32の底部32aに対して略直交するように延在する立ち上がり部41a,42aである。この立ち上がり部41a,42aは、発熱しない非発熱領域である。別の言い方をすれば、底フレーム32の底部32aなどを加熱しない非加熱部である。また、立ち上がり部41a,42aは、前後方向において空気熱交換器15の第1延在部15aと対向していると共に、断熱材36の側面に接触している。また、立ち上がり部41a,42aは電源コネクタ(図示せず)に接続されている。
また、上記内側ヒータ部41,内側部42の立ち上がり部41a,42a以外の部分は、底フレーム32に対して略平行となるように延在する水平部41b,42bである。この水平部41b,42bは、発熱する発熱領域である。また、内側ヒータ部41の水平部41bは、外側ヒータ部42の水平部42bよりも高い位置を延在している。また、空気熱交換器15を上方から見たとき、水平部41b,42bは空気熱交換器15に隠れて見えず、断熱材36の側面に接触していない。
また、上記ドレン孔32cと水平部41b,42bとの間には、ユーザの指が水平部41b,42bに触れるのを防ぐためのヒータ接触防止部材90を設けている。このヒータ接触防止部材90は、例えば金属板に複数の貫通溝を形成して得られる。
また、上記熱源ユニット1は、ヒータ40を拘束するために、第1拘束部材50、第2拘束部材60および第3拘束部材70,80を備えている。この第1拘束部材50、第2拘束部材60および第3拘束部材70,80は、例えば硬質ポリエチレンフォームといった発泡プラスチック系断熱材からなっている。
図5は、上記第1拘束部材50、第2拘束部材60、第3拘束部材70およびその周辺部を斜め上方から見た概略図である。
上記第1拘束部材50は、底フレーム32の底部32a上に配置されると共に、ヒータ41に取り付けられている。この第1拘束部材50上には空気熱交換器15が配置される。より詳しくは、第1拘束部材50は、空気熱交換器15のコーナ部15c下に位置し、空気熱交換器15のコーナ部15cを支持する。また、第1拘束部材50は、空気熱交換器15によって底フレーム32側に押し付けられていると共に、断熱材36の側面に接触している。
図6は、上記第1拘束部材50を斜め上方から見た概略図である。
上記第1拘束部材50の下面50aは開口している。より詳しくは、第1拘束部材50の下面50aには、図5,図6に示すように、内側ヒータ部41の水平部41bが嵌合する第1嵌合溝51と、外側ヒータ部42の水平部42bが嵌合する第2嵌合溝52とが設けられている。この第2嵌合溝52は、嵌合溝51よりも浅くなるように形成されている。また、第1,第2嵌合溝51,52は、第1拘束部材50の下面50aだけでなく、第1拘束部材50の前面50bおよび後面50cでも開口している。すなわち、第1,第2嵌合溝51,52は、第1拘束部材50の前面50bから後面50cまで延在している。
一方、上記第1拘束部材50の上面50dおよび側面50e,50fは、開口していない。この第1拘束部材50の上面50dは空気熱交換器15のコーナ部15cに接触する。また、第1拘束部材50の一方の側面50eは、断熱材36の側面に接触する。また、第1拘束部材50の他方の側面50fは、底フレーム32の周壁部32bとの間に隙間を有している。すなわち、側面50fは周壁部32bに接触していない。
図7は、上記第2拘束部材60を斜め上方から見た概略図である。
上記第2拘束部材60は、図5,図7に示すように、周壁部32bと第1拘束部材50との間に配置され、先端部が先細り形状になっている。
上記第2拘束部材60の上面60aの一部は、空気熱交換器15のコーナ部15cに接触し、空気熱交換器15のコーナ部15cを支持する。
上記第2拘束部材60の一方の側面60bは、第2拘束部材60の他方の側面60cと略平行であり、第1拘束部材50の角が当接する。
上記第2拘束部材60の他方の側面60cは、第1拘束部材50側とは反対側に位置し、側面50fは周壁部32bに接触している。
上記第2拘束部材60の先端部には、第2拘束部材60の一方の側面60bに対して傾斜する傾斜面60dが設けられている。この傾斜面60dが内側ヒータ部41の水平部41bに押し付けられている。
図8は、図4のVIII−VIII線から見た断面の概略図である。また、図9は、上記第3拘束部材70を斜め上方から見た概略図である。
上記第3拘束部材70は、図8,図9に示すように、底フレーム32の周壁部32bと水平部42bとの間に配置される部分70aと、水平部42bの湾曲部43側の端部下に位置して水平部42bの湾曲部43側の端部を支持する部分70bとを有している。
図10は、上記第3拘束部材80を斜め上方から見た概略図である。
上記第3拘束部材80は、図4,図10に示すように、底フレーム32の周壁部32bと水平部42bとの間に配置される部分80aと、水平部42bの立ち上がり部42a側の端部下に位置して水平部42bの立ち上がり部42a側の端部を支持する部分80bとを有している。
上記構成の熱源ユニット1によれば、ヒータ40に取り付けた第1拘束部材50を、空気熱交換器15によって底フレーム32側に押し付けると共に、断熱材36の側面に接触させることにより、ヒータ40を第1拘束部材50で拘束することができる。すなわち、底フレーム32にヒータ40を固定することができる。したがって、ヒータ40の固定作業を簡単にすることができる。
また、上記ヒータ40に取り付けた第1拘束部材50を、空気熱交換器15によって底フレーム32側に押し付けると共に、断熱材36の側面に接触させることにより、底フレーム32にヒータ40を固定することができるので、底フレーム32へのヒータ40の固定をビス無しで行うことができる。したがって、熱源ユニット1の製造コストを低減できる。
また、上記第1拘束部材50は底フレーム32の底部32a上に配置されているので、ユーザの例えば指が第1拘束部材50へ近づくのを防ぐことができる。したがって、第1拘束部材50が取り付けられたヒータ40による火傷の可能性を低減できる。その結果、ユーザの安全性を高めることができる。
また、上記第1拘束部材50の下面50aが開口しているので、ヒータ40に上方から第1拘束部材50を容易に取り付けることができる。
また、上記空気熱交換器15のコーナ部15c下に第1拘束部材50を配置することにより、空気熱交換器15のコーナ部15cを第1拘束部材50に支持させることができる。したがって、上記熱源ユニットが搬送中に落下しても、空気熱交換器15が予め定められた位置からずれるのを防ぐことができる。
また、上記底フレーム32の周壁部32bと第1拘束部材50との間に、第2拘束部材6の先端部を配置した後、第2拘束部材60を先端部側へ押すことにより、断熱材36の側面に第1拘束部材50を強く押し付けることができる。したがって、第1拘束部材50の側方の移動を確実に防ぐことができる。すなわち、第1拘束部材50の断熱材36側への移動も、第1拘束部材50の周壁部32b側への移動も確実に防ぐことができる。
また、上記底フレーム32の周壁部32bと第1拘束部材50との間に、第2拘束部材60の先端部を配置した後、第2拘束部材60を先端部側へ押す方法であれば、仮に、第1拘束部材50または第2拘束部材60が目的の形状からずれて形成されたとしても、断熱材36の側面に第1拘束部材50を強く押し付けることができる。
また、上記第3拘束部材70は、底フレーム32の周壁部32bと水平部42bの湾曲部43側の端部との間に配置される部分70aを有するので、水平部42bの湾曲部43側の端部が底フレーム32の周壁部32bに接触するのを防ぐことができる。
また、上記第3拘束部材80は、底フレーム32の周壁部32bと水平部42bの立ち上がり部42a側の端部との間に配置される部分80aを有するので、水平部42bの立ち上がり部42a側の端部が底フレーム32の周壁部32bに接触するのを防ぐことができる。
また、上記第3拘束部材70は、水平部42bの湾曲部43側の端部下に位置して水平部42bの湾曲部43側の端部を支持する部分70bを有しているので、水平部42bの湾曲部43側の端部が底フレーム32の底部32aに接触するのを防ぐことができる。
また、上記第3拘束部材80は、水平部42bの立ち上がり部42a側の端部下に位置して水平部42bの立ち上がり部42a側の端部を支持する部分80bを有するので、水平部42bの立ち上がり部42a側の端部が底フレーム32の底部32aに接触するのを防ぐことができる。
また、上記ヒータ40の立ち上がり部41a,42aが断熱材断熱材36の側面に接触しているので、ヒータ40の立ち上がり部41a,42aのガタツキを低減できる。
また、上記断熱材36の側面にヒータ40の立ち上がり部41a,42aを接触させても、ヒータ40の立ち上がり部41a,42aが非加熱部であるので、断熱材36の熱損傷の発生を防ぐことができる。
また、上記ヒートポンプ式給湯システムが熱源ユニット1を備えるので、簡単に製造することができ、その上、低コスト化および高安全性を実現できる。
上記実施形態では、貯湯タンク2は、1つであったが、2つ以上としてもよい。
上記実施形態において、空気熱交換器15の第1延在部15aが、立ち上がり部41a,42aとの間に隙間を有して、立ち上がり部41a,42aを断熱材36の側面に押し付けないようにしてもよいし、あるいは、空気熱交換器15の第1延在部15aが、立ち上がり部41a,42aに接触して、立ち上がり部41a,42aを断熱材36の側面に押し付けるようにしもよい。
上記実施形態では、水を水熱交換器8で加熱して貯湯タンク2に貯留していたが、水を水熱交換器8で加熱して直接給湯端末Tに向かうようにしてもよい。
上記実施形態では、断面形状が略E字形状である第1拘束部材50を用いていたが、例えば、断面形状が略コ字形状である第1拘束部材を用いてもよい。
上記実施形態では、第1拘束部材50、第2拘束部材60および第3拘束部材70,80の全てを用いていたが、第1拘束部材50、第2拘束部材60および第3拘束部材70,80のうち、少なくとも第1拘束部材50を用いればよい。
上記実施形態では、2つの第3拘束部材70,80を用いていたが、第3拘束部材70,80と共に、第3拘束部材70,80と同様の第3拘束部材を単数または複数用いてもよい。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記実施形態と上述の変形例とを適宜組み合わせたものを本発明の一実施形態としてもよい。
1 熱源ユニット
2 貯湯タンク
8 水熱交換器
15 空気熱交換器
15a 第1延在部
15b 第2延在部
15c コーナ部
32 底フレーム
32a 底部
32b 周壁部
32c ドレン孔
40 ヒータ
41 内側ヒータ部
42 外側ヒータ部
41a,42a 立ち上がり部
41b,42b 水平部
50 第1拘束部材
60 第2拘束部材
70,80 第3拘束部材

Claims (7)

  1. ドレン水が通過するドレン孔(32c)が設けられた底フレーム(32)と、
    上記底フレーム(32)上に搭載された水熱交換器(8)と、
    上記水熱交換器(8)を取り囲む断熱材(36)と、
    上記断熱材(36)の側方に配置され、上記ドレン水が凍結するのを防ぐためのヒータ(40)と、
    上記底フレーム(32)上に配置されると共に、上記ヒータ(40)に取り付けられた第1拘束部材(50)と、
    上記第1拘束部材(50)上に配置された空気熱交換器(15)と
    を備え、
    上記第1拘束部材(50)は、上記空気熱交換器(15)によって上記底フレーム(32)側に押し付けられて上記底フレーム(32)に固定されていると共に、上記断熱材(36)の側面に接触していることを特徴とする熱源ユニット(1)。
  2. 請求項1に記載の熱源ユニット(1)において、
    上記第1拘束部材(50)の下面(50a)が開口していることを特徴とする熱源ユニット(1)。
  3. 請求項1または2に記載の熱源ユニット(1)において、
    上記空気熱交換器(15)は、平面視形状が略L字形状を呈し、
    上記第1拘束部材(50)は、上記空気熱交換器(15)のコーナ部(15b)下に位置することを特徴とする熱源ユニット(1)。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の熱源ユニット(1)において、
    上記底フレーム(32)は、上記ドレン孔(32c)が設けられた底部(32a)と、この底部(32a)の周縁部に立設された周壁部(32b)とを有し、
    上記周壁部(32b)と上記第1拘束部材(50)との間に配置され、先端部が先細り形状である第2拘束部材(60)を備えることを特徴とする熱源ユニット(1)。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の熱源ユニット(1)において、
    上記底フレーム(32)は、上記ドレン孔(32c)が設けられた底部(32a)と、この底部(32a)の周縁部に立設された周壁部(32b)とを有し、
    上記周壁部と上記ヒータ(40)との間に配置される部分(70a,80a)と、上記ヒータ(40)下に位置して上記ヒータ(40)を支持する部分(70b,80b)とを有する第3拘束部材(70,80)を備えることを特徴とする熱源ユニット(1)。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の熱源ユニット(1)において、
    上記ヒータ(40)の端部(41a,42a)は、非加熱部であって、上方に向かって屈曲して上記断熱材(36)の側面に接触していることを特徴とする熱源ユニット(1)。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の熱源ユニット(1)と、
    上記熱源ユニット(1)で加熱された温水を貯える貯湯タンク(2)と
    を備えることを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
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