JP5809861B2 - 給水システム - Google Patents
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Description
このような電動モータを駆動源とする給水ポンプの場合、例えば、地震等の災害の発生により停電になると、通電が復旧するまでに長期間を要する場合があり、この間、給水ポンプを作動させることができないので、長期間給水できない状態になってしまい、また、例えば、計画停電の実施等により予め決まった時間停電になる場合にも、決められた一定時間、給水ポンプを作動させることができず、その間断水状態が続くことになる。
そこで、既存の電動モータを駆動源とする給水ポンプにおける停電時の対策として、この給水ポンプに内燃式エンジンを駆動源とする給水ポンプを併設し、停電時には、電動モータを駆動源とする給水ポンプの代わりに内燃式エンジンを駆動源とする給水ポンプを作動させ、作動する給水ポンプにより受水槽の貯留水を吸引して給水を可能にすることが考えられる。
滞留水が腐敗してしまった場合、内燃式エンジンに駆動されるポンプによる給水時、腐敗した滞留水が給水対象へと供給されてしまうことになる。
また、この発明の他の態様に係る給水システムは、前記開閉弁が電磁弁である。
また、この発明の他の態様に係る給水システムは、前記受水槽管路に、絞り機構であるオリフィスを設けている。
図1は、この発明の一実施の形態に係る給水システムの構成を模式的に示す説明図である。図1に示すように、給水システム10は、受水槽11と、受水槽11から給水対象(図示しない)への給水路を形成する第1配管路12と、第1配管路12の代替給水路としての第2配管路13と、滞留水除去用の第3配管路14a,14bと、第1配管路12に設置された第1ポンプユニット15と、第2配管路13に設置された第2ポンプユニット16とを有しており、受水槽11に貯留された水Wは、第1配管路12或いは第2配管路13を介して、給水対象へと給水される。第1ポンプユニット15と第2ポンプユニット16、及びユニット周辺の配管路等は、例えば、機械室に設置されている。
第1ポンプユニット15は、モータ駆動ポンプ21、逆止弁22、圧力タンク23、仕切弁24、及び制御盤25を有しており、モータ駆動ポンプ21は逆止弁19を介して第1分岐18に、仕切弁24は第2分岐20に、それぞれ接続されている。モータ駆動ポンプ21は、電力会社等から供給される電力を用いて作動させる電動モータにより駆動される。
第2配管路13は、第1分岐18で第1配管路12から分岐し、第2分岐20で第1配管路12に接続する。
制御盤37からの制御情報が電磁弁36に入力することにより、電磁弁36の開閉動作が制御される。
バッテリ38は、内燃式エンジン26aと制御盤37に接続されており、それぞれを作動させるために必要な電力を供給すると共に、制御盤37を介して、電磁弁36、内燃式エンジン26aの作動を制御する。
第3配管路14aは、第5分岐44で第2配管路13から分岐し、第3分岐42で第2配管路13に合流し、第3配管路14b(受水槽管路)は、第4分岐43で第2配管路13から分岐し、オリフィス28、仕切弁29を介して、受水槽11に開口している。
従って、電磁弁36は、モータ駆動ポンプ21を備えた第1ポンプユニット15と、エンジン駆動ポンプ26を備えた第2ポンプユニット16を仕切っており、エンジン駆動ポンプ26の吸込み側に設置されている。
図2は、図1の給水システムにおけるモータ駆動ポンプ運転時の水の流れの説明図、図3は、図1の給水システムにおけるエンジン駆動ポンプ運転時の水の流れの説明図、図4は、図1の給水システムにおける滞留水除去が行われる際の水の流れの説明図である。
図示しない検知手段により、給水システム10によって給水される給水対象へと連結された給水配管、即ち、第1配管路12内の圧力低下及び少流量を検知すると、第1ポンプユニット15の制御盤25から出力された制御信号により、モータ駆動ポンプ21が運転を開始する。モータ駆動ポンプ21は、給水量に応じて、運転・停止を繰り返す。
一方、電力会社等から電力が供給されない状態、例えば、自然災害等により突発的に発生する停電や、電力供給量を調整するために定期的に繰り返される計画停電による停電等、が発生すると、給水システム10への通電が不可能な状態になるので、ポンプ運転を、モータ駆動によるモータ駆動ポンプ21からエンジン駆動ポンプ26に切り替える。
つまり、停電等により給水システム10への通電不可能時、エンジン駆動ポンプ26の運転により、第1配管路12の代替配管路として設けられた第2配管路13に設置された第2ポンプユニット16を介して、給水対象への給水が行われる。
よって、電力会社等から電力が供給される平常時が続き、エンジン駆動ポンプ26が運転されない状態が長期間続いた場合にも、エンジン駆動ポンプ26及び第2配管路13のそれぞれの内部に留まった水Wが長期間滞留することが無く、長期間滞留した水Wを原因とする腐敗水の発生を防止することができる。
例えば、受水槽11に回収することなく、排水系路へと流して排出しても良く、或いは、給水システム10のモータ駆動ポンプ21の吸込み側へ戻したり、別系統の給水ポンプの配管系路へ送り出しても良い。
更に、電磁弁36のルートを、エンジン駆動ポンプ26を備えた第2ポンプユニット16の内部に構成することができるため、既存の給水ポンプ施設で電磁弁36のルート形成用に分岐配管する必要が無いので、現場での施工が容易になる。
11 受水槽
12 第1配管路
13 第2配管路
14a,14b 第3配管路
15 第1ポンプユニット
16 第2ポンプユニット
17,24,29,35,40,41 仕切弁
18 第1分岐
19,22,31,39 逆止弁
20 第2分岐
21 モータ駆動ポンプ
23,34 圧力タンク
25,37 制御盤
26 エンジン駆動ポンプ
26a 内燃式エンジン
27 一定圧弁
28 オリフィス
30 小流量スイッチ
32 圧力スイッチ
33 圧力計
36 電磁弁
38 バッテリ
42 第3分岐
43 第4分岐
44 第5分岐
W 水
Claims (4)
- 電動モータに駆動されるモータ駆動ポンプが設置された、受水槽から給水対象への給水路を形成する第1配管路と、
内燃式エンジンに駆動されるエンジン駆動ポンプが設置された、前記第1配管路の代替給水路を形成する第2配管路と、
開閉弁が設置され、前記エンジン駆動ポンプの下流側から上流側へと向かい、停止状態の前記エンジン駆動ポンプを通る水路を形成する第3配管路とを有し、
前記モータ駆動ポンプの運転時、前記第1配管路を介して給水する水の一部が、前記第2配管路及び前記第3配管路を流れる給水システム。 - 前記第3配管路は、
前記第2配管路に対し、前記エンジン駆動ポンプの下流側の下流側分岐で分岐し上流側の上流側分岐で接続する、前記開閉弁が設置された管路と、
前記第2配管路の前記エンジン駆動ポンプと前記下流側分岐との間で分岐し、前記受水槽に開口する受水槽管路と
を有する請求項1に記載の給水システム。 - 前記受水槽管路に、絞り機構であるオリフィスを設けた請求項2に記載の給水システム。
- 前記開閉弁は、電磁弁である請求項1から3のいずれか一項に記載の給水システム。
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