JP5809095B2 - ガスセンサ回路装置 - Google Patents
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Description
また、ガス検出信号の出力を要しないと判断されたときに、兼用出力回路をデータ出力モードとすることもできる。これにより、センサ外部でのガス検出信号の利用に影響することなく、データ信号を出力することができる。なお、ガス検出信号の出力を要しない場合としては、上述のガス検出素子が活性状態となる前の非活性状態である場合のほか、フューエルカット状態である場合やアイドリングストップ状態である場合などが挙げられる。但し、フューエルカット状態やアイドリングストップ状態について、判断手段で判断するにあたって、センサ外部(例えば、ECUや燃料噴射装置、他のセンサ(クランク角センサなど))からこれらに関する情報を受け取って判断するのが好ましい。
ガスセンサのガス検出素子は、製造上のばらつきに起因して、特定ガスのガス濃度とセンサ出力の関係を表すゲイン特性が、素子毎に異なる。そこで、このガス検出素子のゲイン特性の相違を補正する目的で、ガス検出素子に接続したケーブルのコネクタの端子に、ゲイン特性のランクに応じた抵抗値を有するラベル抵抗を接続することが行われている(例えば、特開平11−281617号公報を参照)。このガスセンサ回路装置では、例えば、このラベル抵抗の抵抗値のように、記録されたガス検出素子の固有情報を外部装置に出力することができる。かくして、このような固有情報をガスセンサ回路装置から出力することで、外部装置において、ゲイン特性の補正処理を行う等、固有情報の利用が可能となる。
なお、固有情報としては、この他に、回路のゲイン・オフセット情報など、ガスセンサ回路装置自身の固有情報も挙げられる。また、これらの固有情報の記録手法としては、前述のラベル抵抗によるほか、固有情報を不揮発性メモリなどに記録しておくことができる。
なお、ガスセンサ2は、図示しない車両の内燃機関の排気管に装着され、排気ガス中の酸素濃度(空燃比)をリニアに検出して、内燃機関における空燃比フィードバック制御に用いる空燃比センサ(全領域酸素センサ)である。このガスセンサ2は、酸素濃度を検出するセンサ素子部3、及びセンサ素子部3を加熱するヒータ部4を有する。
また、I/O出力ポート75及びI/O出力ポート76を、共にハイレベルとすると(図2の期間A及び期間C)、FET32がオフ、FET33がオンとなる。すると、Q点は、ガス検出信号Vipの電圧に関係なく、GND電位となる。これにより、信号出力ポートVoutからは、データ信号SDとしてローレベルが出力される。
かくして、兼用出力回路30によって、信号出力ポートVoutからガス検出信号Vipに加えて、データ信号SDが出力できる。
なお、本実施形態では、センサ素子部3が活性状態になり、ステップS4でNoと判定された後に、ステップS9を実行して、兼用出力回路30を検出信号出力モードに設定した。しかし、ステップS7の時点で、切り替え回路31のFET32及びFET33を共にオフにして、兼用出力回路30を検出信号出力モードとしておいても良い。
さらに、ステップS4を実行しているマイクロプロセッサ70が、本発明における活性判断手段に相当する。また、ステップS6(データ出力モード)及びステップS9(検出信号出力モード)を実行しているマイクロプロセッサ70が、本発明におけるモード切替手段に相当する。また、センサ素子部3のゲイン特性のランク、及びガスセンサ回路装置1のゲイン・オフセット情報が本発明における固有情報IDに相当し、ゲイン特性のランクに応じた抵抗値を有するラベル抵抗5、及びゲイン・オフセット情報を記録した不揮発性メモリ77が本発明における記録部に相当する。また、ステップS6を実行しているマイクロプロセッサ70が、本発明における固有情報出力手段に相当する。従って、ステップS6は、モード切替手段(データ出力モード)と固有情報出力手段を兼ねている。
例えば、本実施形態では、ガスセンサ2として、排気ガス中の酸素濃度(空燃比)を検出する空燃比センサを用いたが、「ガスセンサ」は、空燃比センサに限られず、酸素濃度の濃淡(リッチ/リーン)を検出する酸素センサ、窒素酸化物(NOx)の濃度を検出するNOxセンサなどであっても良い。
また、本実施形態で用いた兼用出力回路30の回路構成は、検出信号出力モードとデータ出力モードとの切り替えを実現する回路の一例であり、他の回路構成を用いて、同様の機能を実現しても良い。また、このような回路に代えて、アナログのガス検出信号にデータ信号を重畳して出力する回路として、ガス検出信号とデータ信号を同時に出力しても良い。
また、本実施形態では、データ信号SDをシリアル出力したが、データ信号の出力形式としては、シリアル出力に代えて、パルスのデューティ比を変えることによって情報を出力するPWM出力など、他の出力形式を用いても良い。
また、本実施形態では、センサ素子部3が非活性状態であるときにのみ、兼用出力回路30をデータ出力モードに切り替えてデータ信号SDを出力したが、活性状態の途中で検出信号出力モードとデータ出力モードとを適時切り替えてアナログのガス検出信号Vipのほかデータ信号を出力しても良い。具体的には、フューエルカット時やアイドリングストップ時など、ガス検出信号の出力を要しない場合に、検出信号出力モードとデータ出力モードとを切り替えてデータ信号を出力する構成としても良い。
また、本実施形態では、センサ素子部3あるいはガス回路装置1自身に関する固有情報IDをデータ信号SDとして出力したが、この他に、センサ素子部3(ガスセンサ2)やガス回路装置1の異常を検出した場合のアラーム情報などを出力するようにしても良い。
2 ガスセンサ
3 センサ素子部(ガス検出素子)
4 ヒータ部
5 ラベル抵抗(記録部)
Ip ポンプセル電流(センサ出力信号)
Vip ガス検出信号
Vout 信号出力ポート
SD データ信号
ID 固有情報
30 兼用出力回路
31 切り替え回路
40 センサ素子部制御回路(検出信号生成回路)
50 ヒータ部制御回路
60 ラベル抵抗読取回路
70 マイクロプロセッサ(データ信号生成回路)
77 不揮発性メモリ(記録部)
100 ECU(外部装置)
S4 活性判断手段(判断手段)
S6,S9 モード切替手段
S6 固有情報出力手段
Claims (2)
- ガス検出素子に接続されて、上記ガス検出素子のセンサ出力信号に基づき、特定ガスのガス濃度に応じたアナログのガス検出信号を信号出力ポートから外部に向けて出力する
ガスセンサ回路装置であって、
アナログの上記ガス検出信号を生成する検出信号生成回路と、
ローレベルとハイレベルのいずれかで示される状態が経時的に複数連なって現れるデータ信号を生成するデータ信号生成回路と、
上記ガス検出信号及び上記データ信号を上記信号出力ポートから出力する兼用出力回路と、
前記ガス検出信号の出力要否を判断する判断手段と、を備え、
前記兼用出力回路は、
前記ガス検出信号を前記信号出力ポートから出力する検出信号出力モードと前記データ信号を上記信号出力ポートから出力するデータ出力モードとを切り替える切り替え回路を含み、
上記切り替え回路を用いて、上記兼用出力回路の上記2つのモードの切り替えを行うモード切替手段を備え、
前記判断手段は、
前記ガス検出素子が活性状態であるか非活性状態であるかを判断する活性判断手段であり、
前記モード切替手段は、
上記ガス検出素子が非活性状態であると判断されたときには、前記兼用出力回路を前記データ出力モードとする
ガスセンサ回路装置。 - 請求項1に記載のガスセンサ回路装置であって、
前記ガス検出素子または当該ガスセンサ回路装置自身に関する固有情報を記録した記録部を備え、
前記データ信号生成回路は、
上記固有情報を前記データ信号として出力する固有情報出力手段を含む
ガスセンサ回路装置。
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