JP5807884B1 - 吊足場 - Google Patents
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Abstract
Description
吊足場としては、例えば下記の特許文献1に記載されたものがある。
この吊足場は、フレーム枠の上端部を高架橋の高欄に係合させ、その垂下枠の中間に設けた壁当て支承梁材の先端を高欄の外側垂直壁に当接させることでフレーム枠の係合部を中心とした回動を止めると共に、壁当て支承梁材を高欄外側面からの反力を得る荷重受け部材として用いる構造である。
特許文献2の吊足場は、構造及び取り扱いが簡単でかつ安全性の高いものといえるが、高欄の外側面に塗装等の作業を行う際に、壁当て支承梁材が当接している部分を処理することができない。
本発明が解決しようとする課題は、安定性が良く、必要時には高欄の外側面から壁当て横材を離間させて高欄に対する処理を可能とする吊足場を提供することにある。
なお、以下の説明において、高架橋の幅方向中央側を内側、逆側を外側とし、高架橋の長手方向一側を右側、他側を左側とする。
前記突っ張り棒は、吊枠側の端部を前記垂直部材の下部にクランプなどで固定され、高架橋側の端部が前記角部に当接されるのが望ましい。
吊枠側の端部をフック構造にして、このフックを垂直部材下部の、複数の垂直部材下部間を繋ぐ繋ぎ材に係合させることで、吊枠側の端部を着脱可能に連結してもよい。
もっとも、前記のように、垂直部材の下部にクランプなどで固定しても、クランプは容易に解体できるから、吊枠側の端部は着脱可能に連結されている。
高欄2は高架橋1の床盤4の幅方向両側に立設され、床盤4は橋桁8の両側に張り出している。
吊足場3は、複数の吊枠5、足場板6、及び複数の繋ぎ材7を有する。また、吊枠5の落下防止のための保安部材として、吊チェーン9が吊枠5のそれぞれに設けられている。
吊足場3は、複数の吊枠5を高欄2の上端から高欄2の外側を通って吊り下げると共に、高架橋1の長さ方向に沿って900mm〜1000mmの間隔で設置し、吊枠5間を繋ぎ材7で結合して構成される。
垂直部材12には繋ぎ材7を固定するためのクランプ7aが取り付けられる。クランプ7aは、垂直部材12の下部に1個、壁当て横材14と足場板支持材15の中間位置に1個、上横部材13と壁当て横材14の間に2個設けてある。
補強部17は、前縦材18、水平部材19、上横部材13及び垂直部材12とで構成される枠構造にブレース20を斜行させて取りつけた構造である。水平部材19の先端と上横部材13の間に垂下片21が架設され、上横部材13とその下面先端に固定した前縦材18とで形成される係合部16において、高架橋1における高欄2上部に係合できるようになっている。水平部材19の先端部にはアジャスト部材22が取り付けられており、突出量を前後に調整することができる。
この実施例において、足場板支持材15の先端部には、立上がり部材27が起伏可能に取り付けられている。立上がり部材27の先端部には、上下方向で突出量を調整できるアジャスト部材22が取り付けられている。
また、立上がり部材27の上部に繋ぎ材7を固定するためのクランプ7aを取り付けてある。
なお、足場板6は合板又はアルミ合金製の板体であり、一つのユニットの吊枠5間に架け渡せる長さを有する。繋ぎ材7は、長さ4mの鋼製丸パイプである。
突っ張り棒28は、この実施例において、繋ぎ材7と同様な鋼製丸パイプであり、図3に示すように、長さ方向に分割した足場側棒材29及び高架橋側棒材30と、これらを連結する雌ねじ部材31とからなる。足場側棒材29の端部外面と高架橋側棒材30の端部外面には、それぞれ雄ねじ部29aが形成されており、雌ねじ部材31の内面には雌ねじ30aが形成されており、足場側棒材29と高架橋側棒材30の雄ねじ部29a,29aを雌ねじ部材31の雌ねじ30aに螺合させて結合してある。雌ねじ部材31は、中央部に径方向に突出した棒状のハンドル31aを有するので、ハンドル31aを利用して雌ねじ部材31を回転させ、足場側棒材29の端部外面と高架橋側棒材30の端部間の距離を変化させることができる。これにより、突っ張り棒28の長さを調整できる。
なお、足場側棒材29の端部外面に雄ねじを、高架橋側棒材30の端部内面に雌ねじを形成しておき、これらの端部どおしをねじ合わせて突っ張り棒28とし、ねじ合わせの程度を変更することで、長さを調整できる突っ張り棒とすることもできる。
足場側棒材29の吊枠側端部は図4(イ)のように、クランプ7aで繋ぎ材7に取付けてある。
なお、この箇所は図4(ロ)に示すように、足場側棒材29の吊枠側端部にフック33を備えた補助金具を取り付け、そのフック33を垂直部材12の下部に固定した繋ぎ材7に係合させて取り付けることもできる。この構造では、突っ張り棒28の着脱を簡単に、また、繋ぎ材7の箇所で回動させながら取付けることもできる。しかし、荷重が大きいのでこの部分は頑丈に作る必要がある。
この状態から雌ねじ部材31を回動操作して突っ張り棒28を長くすると、図5に示すように、吊枠5が係合部16を中心として垂直部材12の下部が角部Aから遠ざかる方向に回動し、この結果、壁当て横材14のアジャスト部材22が高欄2の外側面から離間すると共に、立上がり部材27のアジャスト部材22が高架橋1の床盤4下面から離間する。
まず複数の吊枠5を準備する。足場板支持材15の立上がり部材27は倒しておく。
次に高架橋1の高欄2における、吊枠5を配置する位置にそれぞれ目印をつける。
次いで、吊枠5を1基ずつ、高欄2の内側から垂直部材12を外側として持ち出し、図2に示すように上横部材13の先端部の係合部16を高欄2の上部に係合させる。吊枠5の重心は外側にあるので、吊枠5は係合部16を中心として高欄2側に回動し、水平部材19のアジャスト部材22及び壁当て横材14のアジャスト部材22の先端が高欄2の外側面に当接する。
さらに、立上がり部材27を起こして固定し、立上がり部材27の上端に設けたアジャスト部材22を調整してその先端を高架橋1の床盤4下面に当接させる。
次に、吊チェーン9で上横部材13と足場板支持材15を連結する。
ついで、これら吊枠5において、垂直部材12の下部及び壁当て横材14と足場板支持材15との中間位置と、立上がり部材27にそれぞれ繋ぎ材7を架け渡してクランプ7aで固定する。
次に、壁当て横材14上にも、足場板6を並置して番線で固定する。また、上横部材13と壁当て横材14の間において垂直部材12に繋ぎ材7を架け渡しクランプ7aで固定する。
また、図示しないメッシュシートやブルーシートを吊足場3の底面や外面に貼り付けることによって、小物の落下を防止する。
以上のようにして吊足場3が完成する。
作業の終盤では、雌ねじ部材31のハンドル31aを操作して突っ張り棒28の長さを伸ばし、吊枠5の垂直部材12下部を角部Aから遠ざけて、壁当て横材14のアジャスト部材22を高欄2の外側面から離間させる。また、立上がり部材27のアジャスト部材22が高架橋1の床盤4下面から離間する。
そして、高欄2の外側面において壁当て横材14のアジャスト部材22が当接していた未処理部分や床盤4下面の未処理部分を処理する。塗装処理等を行うには、アジャスト部材22を高欄2の外側面から30〜40mm離間させれば十分である。
1か所での作業が終わると、吊足場3の組み立て時とは逆の手順で吊足場3を解体し、吊足場用吊枠5を次の目的位置までスライド移動させるか、担いで移動させて、次の作業箇所において組み立てる。
また、突っ張り棒28を一つのユニットの両端だけでなく、一ユニットの中間部にも設けることもできる。
2 高欄
3 吊足場
4 床盤
4a 床盤の下面
5 吊枠
6 足場板
7 繋ぎ材
7a クランプ
8 橋桁
9 吊チェーン
12 垂直部材
13 上横部材
14 壁当て横材
15 足場板支持材
16 係合部
17 補強部
18 前縦材
19 水平部材
20 ブレース
21 垂下片
22 アジャスト部材
24 ずれ止め突起
25a,25b 方杖
26a,26b 三角板
27 立上がり部材
28 突っ張り棒
29 足場側棒材
29a 雄ねじ部
30 高架橋側棒材
30a 雌ねじ
31 雌ねじ部材
31a ハンドル
32 当接部材
33 フック
Claims (3)
- 高架橋の高欄の上端から高欄の外側を通って吊り下げる複数の吊枠を備え、
前記吊枠は、垂直部材と、該垂直部材に固定された足場板支持材と、垂直部材の中間部に固定された壁当て横材と、吊枠上端部に設けられて高欄の上端部に係合させる係合部とを有し、
前記足場板支持材は前記高欄側へ張り出して上面に足場板が架設され、
前記壁当て横材の先端部を前記高欄の外側面に当接させて、前記係合部を中心とした回動が阻止される吊足場であって、
前記高架橋の床盤下面と橋桁外側面で形成される角部と、前記垂直部材の下部との間に突っ張り棒を架け渡し、前記突っ張り棒によって前記垂直部材の下部を前記角部から遠ざけることで、前記壁当て横材の先端部を前記高欄の外側面から離間させることを特徴とする吊足場。 - 前記突っ張り棒は、長さ方向に分割された足場側棒材及び高架橋側棒材と雌ねじ部材とからなり、足場側棒材及び高架橋側棒材はそれぞれの端部に雄ねじ部を有し、雌ねじ部材は内面に前記棒材の雄ねじ部に螺合する雌ねじを備え、足場側棒材と高架橋側棒材を雌ねじ部材で連結したターンバックル構造を備えていることを特徴とした請求項1に記載の吊足場。
- 前記突っ張り棒の吊枠側端部にフックを設け、
前記突っ張り棒のフックを吊枠における垂直部材間を連結する下部繋ぎ材に係合させて、前記突っ張り棒の吊枠側端部を吊枠に取付けることを特徴とした請求項1又は2に記載の吊足場。
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