JP5807096B2 - 地下構造物および地下構造物の断面構造 - Google Patents
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第2の発明は、地下構造物の断面構造であって、躯体の上方に複数の鋼管がアーチ状に間隔をあけて配置され、前記鋼管の長手方向とは略垂直な方向にアーチ状のパイプルーフが形成され、前記鋼管には、隣り合う鋼管方向であって前記複数の鋼管により形成されるアーチ方向に前記鋼管の側方に張り出した板部材が、前記鋼管の長手方向に沿って接合されており、前記鋼管同士の間には機械式継手を有しておらず、前記板部材は、前記板部材の下方であって鋼管同士の間の土砂を除去する範囲を区画するものであって、前記板部材の下方を掘削して形成した掘削部であって前記鋼管同士の間の領域に、モルタル、コンクリート、流動化処理土およびマンメイドロックからなる群から選ばれたいずれかである圧縮力伝達部材が打設され、前記鋼管同士が一体化され、前記パイプルーフの下方が掘削されて空間が形成され、前記板部材の下方に、前記鋼管の長手方向に沿って接合された別の板部材を有しておらず、前記圧縮力伝達部材は前記空間に露出していることを特徴とする地下構造物の断面構造である。
第3の発明は、地下構造物の断面構造であって、躯体の上方に複数の鋼管がアーチ状に間隔をあけて配置され、前記鋼管の長手方向とは略垂直な方向にアーチ状のパイプルーフが形成され、前記鋼管には、隣り合う鋼管方向であって前記複数の鋼管により形成されるアーチ方向に前記鋼管の側方に張り出した板部材が、前記鋼管の長手方向に沿って接合されており、前記鋼管同士の間には機械式継手を有しておらず、前記板部材は、前記板部材の下方であって鋼管同士の間の土砂を除去する範囲を区画するものであって、前記板部材の下方を掘削して形成した掘削部であって前記鋼管同士の間の領域に、モルタル、コンクリート、流動化処理土およびマンメイドロックからなる群から選ばれたいずれかである圧縮力伝達部材が打設され、前記鋼管同士が一体化され、前記パイプルーフの下方が掘削されて空間が形成され、前記板部材の下方に、前記鋼管の長手方向に沿って接合された前記板部材と同じ張り出し長さの別の板部材を有しておらず、且つ前記圧縮力伝達部材は前記空間に露出していることを特徴とする地下構造物の断面構造である。
第4の発明は、地下構造物の断面構造であって、躯体の上方に複数の鋼管がアーチ状に間隔をあけて配置され、前記鋼管の長手方向とは略垂直な方向にアーチ状のパイプルーフが形成され、前記鋼管には、隣り合う鋼管方向であって前記複数の鋼管により形成されるアーチ方向に前記鋼管の側方に張り出した一段の板部材が、前記鋼管の長手方向に沿って接合されており、前記鋼管同士の間には機械式継手を有しておらず、前記板部材は、前記板部材の下方であって鋼管同士の間の土砂を除去する範囲を区画するものであって、前記板部材の下方を掘削して形成した掘削部であって前記鋼管同士の間の領域に、モルタル、コンクリート、流動化処理土およびマンメイドロックからなる群から選ばれたいずれかである圧縮力伝達部材が打設され、前記鋼管同士が一体化され、前記パイプルーフの下方が掘削されて空間が形成され、前記圧縮力伝達部材は前記空間に露出していることを特徴とする地下構造物の断面構造である。
3………地面
5………トンネル
7………パイプルーフ
9………躯体
11………立坑
13………鋼管
15………板部材
17………開口部
19………凍結管
21………凍結土壌
23………掘削部
24………ジベル
25………型枠
27………モルタル
29………断熱材
Claims (8)
- 地下構造物の断面構造であって、
躯体の上方に複数の鋼管がアーチ状に間隔をあけて配置され、前記鋼管の長手方向とは略垂直な方向にアーチ状のパイプルーフが形成され、
前記鋼管には、隣り合う鋼管方向であって前記複数の鋼管により形成されるアーチ方向に前記鋼管の側方に張り出した板部材が、前記鋼管の長手方向に沿って接合されており、前記鋼管同士の間には機械式継手を有しておらず、
前記板部材は、前記板部材の下方であって鋼管同士の間の土砂を除去する範囲を区画するものであって、
前記板部材の下方を掘削して形成した掘削部であって前記鋼管同士の間の領域に、モルタル、コンクリート、流動化処理土およびマンメイドロックからなる群から選ばれたいずれかである圧縮力伝達部材が打設され、前記鋼管同士が一体化され、
前記パイプルーフの下方が掘削されて空間が形成され、
前記圧縮力伝達部材は、前記鋼管同士の間の領域に亘って、前記空間に露出していることを特徴とする地下構造物の断面構造。 - 地下構造物の断面構造であって、
躯体の上方に複数の鋼管がアーチ状に間隔をあけて配置され、前記鋼管の長手方向とは略垂直な方向にアーチ状のパイプルーフが形成され、
前記鋼管には、隣り合う鋼管方向であって前記複数の鋼管により形成されるアーチ方向に前記鋼管の側方に張り出した板部材が、前記鋼管の長手方向に沿って接合されており、前記鋼管同士の間には機械式継手を有しておらず、
前記板部材は、前記板部材の下方であって鋼管同士の間の土砂を除去する範囲を区画するものであって、
前記板部材の下方を掘削して形成した掘削部であって前記鋼管同士の間の領域に、モルタル、コンクリート、流動化処理土およびマンメイドロックからなる群から選ばれたいずれかである圧縮力伝達部材が打設され、前記鋼管同士が一体化され、
前記パイプルーフの下方が掘削されて空間が形成され、
前記板部材の下方に、前記鋼管の長手方向に沿って接合された別の板部材を有しておらず、前記圧縮力伝達部材は前記空間に露出していることを特徴とする地下構造物の断面構造。 - 地下構造物の断面構造であって、
躯体の上方に複数の鋼管がアーチ状に間隔をあけて配置され、前記鋼管の長手方向とは略垂直な方向にアーチ状のパイプルーフが形成され、
前記鋼管には、隣り合う鋼管方向であって前記複数の鋼管により形成されるアーチ方向に前記鋼管の側方に張り出した板部材が、前記鋼管の長手方向に沿って接合されており、前記鋼管同士の間には機械式継手を有しておらず、
前記板部材は、前記板部材の下方であって鋼管同士の間の土砂を除去する範囲を区画するものであって、
前記板部材の下方を掘削して形成した掘削部であって前記鋼管同士の間の領域に、モルタル、コンクリート、流動化処理土およびマンメイドロックからなる群から選ばれたいずれかである圧縮力伝達部材が打設され、前記鋼管同士が一体化され、
前記パイプルーフの下方が掘削されて空間が形成され、
前記板部材の下方に、前記鋼管の長手方向に沿って接合された前記板部材と同じ張り出し長さの別の板部材を有しておらず、且つ前記圧縮力伝達部材は前記空間に露出していることを特徴とする地下構造物の断面構造。 - 地下構造物の断面構造であって、
躯体の上方に複数の鋼管がアーチ状に間隔をあけて配置され、前記鋼管の長手方向とは略垂直な方向にアーチ状のパイプルーフが形成され、
前記鋼管には、隣り合う鋼管方向であって前記複数の鋼管により形成されるアーチ方向に前記鋼管の側方に張り出した一段の板部材が、前記鋼管の長手方向に沿って接合されており、前記鋼管同士の間には機械式継手を有しておらず、
前記板部材は、前記板部材の下方であって鋼管同士の間の土砂を除去する範囲を区画するものであって、
前記板部材の下方を掘削して形成した掘削部であって前記鋼管同士の間の領域に、モルタル、コンクリート、流動化処理土およびマンメイドロックからなる群から選ばれたいずれかである圧縮力伝達部材が打設され、前記鋼管同士が一体化され、
前記パイプルーフの下方が掘削されて空間が形成され、
前記圧縮力伝達部材は前記空間に露出していることを特徴とする地下構造物の断面構造。 - 隣り合う前記鋼管の側面にジベルが設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の地下構造物の断面構造。
- 前記パイプルーフの上方が地盤改良されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の地下構造物の断面構造。
- 請求項1から請求項6のいずれかに記載の地下構造物の断面構造を有し、前記パイプルーフの下方に躯体が施工されていることを特徴とする地下構造物。
- 前記パイプルーフは、一対のトンネルの上方にまたがるように形成され、両端の前記パイプルーフが、一対の前記トンネルの頂部近傍の上部に位置することを特徴とする請求項7記載の地下構造物。
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JP2014140516A JP5807096B2 (ja) | 2014-07-08 | 2014-07-08 | 地下構造物および地下構造物の断面構造 |
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