JP5805189B2 - プレート式熱交換器及びヒートポンプ装置 - Google Patents

プレート式熱交換器及びヒートポンプ装置 Download PDF

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Description

この発明は、複数の伝熱プレートを積層して形成されたプレート式熱交換器に関する。
水又は冷媒の流出入口となる通路孔が四隅に設けられた略矩形のプレートが積層され、水が流れる流路と冷媒が流れる流路とが隣接するプレート間に積層方向に交互に形成されたプレート式熱交換器がある(特許文献1参照)。このプレート式熱交換器では、水の流路は、冷媒の流出入口となる通路孔の近傍で閉塞されている。
特表2009−500588号公報
プレート式熱交換器が蒸発器として使われる場合、プレート式熱交換器内で水が凍結してしまうことがある。水は凍結すると約9%膨張する。例えば、水の流路の中央部や水の流出入口となる通路孔付近で水が凍結した場合には、周囲の流路や通路孔内に水が膨張するスペースがある。そのため、水が凍結しても伝熱プレートに積層方向へ力がかかることはほとんどなく、伝熱プレート間が剥がれプレート式熱交換器が破損することは起こりづらい。しかし、例えば、流路の中央部から徐々に水が凍結していき、最後に冷媒の流出入口近傍の閉塞領域で凍結した場合、水が膨張するスペースがない。そのため、水が凍結すると伝熱プレートに積層方向へ力がかかってしまい、伝熱プレートが剥がれプレート式熱交換器が破損することが起こりやすい。
この発明は、プレート式熱交換器内において流体が凍結した場合に、プレート式熱交換器が破損することを防ぐことを目的とする。
この発明に係るプレート式熱交換器は、第1流体又は第2流体の流出入口となる通路孔が四隅に設けられた矩形の第1プレート及び第2プレートが交互に積層され、前記第1流体が流れる第1流路と前記第2流体が流れる第2流路とが隣接する前記第1プレートと前記第2プレートとの間に積層方向に交互に形成されたプレート式熱交換器であり、前記第1流路は、前記第1プレート及び前記第2プレートの長辺方向の一方側に設けられた通路孔である第1流入口から流入した前記第1流体を、前記長辺方向の他方側に設けられた通路孔である第1流出口から流出させる流路であって、前記第1流入口と前記第1流出口との間に、前記第1流体を隣接する第2流路を流れる前記第2流体と熱交換させる熱交換流路が形成された流路であり、
前記第1プレートには、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1流入口側から前記第1流出口側へ向かって複数の頂部及び底部が繰り返し現れる波形状である第1波が前記熱交換流路部分に形成されるとともに、前記長辺方向の前記一方側に設けられた通路孔であって前記第1流入口とは異なるもう1つの通路孔である上流側隣接孔の前記熱交換流路側に、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1波に接続した波形状である第2波が形成され、前記第1波の頂部と前記第2波の頂部とは平面状に形成され、前記第2波の傾斜部分の幅は、前記第1波の傾斜部分の幅より広いことを特徴とする。
この発明に係るプレート式熱交換器では第1波の頂部の方が第2波の頂部よりも頂幅が広いため、第2波が形成された領域の方が、第1波が形成された領域よりも、熱交換面積が大きい。そのため、第2波が形成された領域における熱交換量が、第1波が形成された熱交換量よりも多い。したがって、プレート式熱交換器内で流体が凍結する場合、第2波が形成された領域の方が、第1波が形成された領域よりも、早く流体が凍結し、第2波が形成された領域で最後に流体が凍結することがない。閉塞領域で最後に流体が凍結することがないので、プレート式熱交換器が破損することを防止できる。
プレート式熱交換器30の側面図。 補強用サイドプレート1の正面図。 伝熱プレート2の正面図。 伝熱プレート3の正面図。 補強用サイドプレート4の正面図。 伝熱プレート2と伝熱プレート3とを積層した状態を示す図。 プレート式熱交換器30の分解斜視図。 実施の形態1に係る伝熱プレート2の一部を示す部分正面図。 実施の形態1に係る伝熱プレート2の一部を示す部分斜視図。 図8,9のA−A’断面図。 図8,9のB−B’断面図。 図8,9のC−C’断面図。 実施の形態1に係る伝熱プレート3の一部を示す部分正面図。 実施の形態1に係る伝熱プレート3の一部を示す部分斜視図。 図13,14のD−D’断面図。 図13,14のE−E’断面図。 図13,14のF−F’断面図。 実施の形態1に係る伝熱プレート2,3を積層した状態を示す斜視図。 図18のG−G’断面を示す斜視図。 伝熱プレート2,3間に形成される第1流路13及び第2流路14を示す図。 実施の形態2に係る伝熱プレート2の一部を示す部分正面図。 図21のH−H’断面図。 図21のI−I’断面図。 実施の形態2に係る伝熱プレート3の一部を示す部分正面図。 図24のJ−J’断面図。 図24のK−K’断面図。 実施の形態4に係るヒートポンプ装置100の回路構成図。 図27に示すヒートポンプ装置100の冷媒の状態についてのモリエル線図。
プレート式熱交換器には、異なる2種類の伝熱プレートを交互に積層して形成する場合と、1種類の伝熱プレートを向きを変えて交互に積層して形成する場合とがある。異なる2種類の伝熱プレートを交互に積層して形成する場合、2種類の伝熱プレートの形状をそれぞれ設計でき、設計の自由度が高いが、2種類の伝熱プレートを製造する必要があり、製造コストが高くなってしまう。一方、1種類の伝熱プレートを向きを変えて交互に積層して形成する場合、1種類の伝熱プレートを製造すればよいため、製造コストは抑えられるが、1種類の伝熱プレートでプレート式熱交換器を構成することになり、設計の自由度が低い。
実施の形態1,2では、異なる2種類の伝熱プレートを交互に積層して形成する場合について説明し、実施の形態3では、1種類の伝熱プレートを向きを変えて交互に積層して形成する場合について説明する。
実施の形態1.
実施の形態1に係るプレート式熱交換器30の基本構成を説明する。
図1は、プレート式熱交換器30の側面図である。図2は、補強用サイドプレート1の正面図(積層方向から見た図)である。図3は、伝熱プレート2(第1プレート)の正面図である。図4は、伝熱プレート3(第2プレート)の正面図である。図5は、補強用サイドプレート4の正面図である。図6は、伝熱プレート2と伝熱プレート3とを積層した状態を示す図である。図7は、プレート式熱交換器30の分解斜視図である。
実施の形態1では、伝熱プレート2,3は、例えばそれぞれ別の金型を用いて製造された、異なる伝熱プレートである。
図1に示すように、プレート式熱交換器30は、伝熱プレート2と伝熱プレート3とが交互に積層される。また、プレート式熱交換器30は、最前面に補強用サイドプレート1が積層され、最背面に補強用サイドプレート4が積層される。
図2に示すように、補強用サイドプレート1は、略矩形の板状に形成される。補強用サイドプレート1は、略矩形の四隅に、第1流入管5、第1流出管6、第2流入管7、第2流出管8が設けられる。
図3,4に示すように、各伝熱プレート2,3は、補強用サイドプレート1と同様に、略矩形の板状に形成され、四隅に第1流入口9、第1流出口10、第2流入口11(上流側隣接孔)、第2流出口12(下流側隣接孔)が設けられる。また、各伝熱プレート2,3は、プレートの積層方向に変位する波形状15,16(第1波)が形成されている。波形状15,16は、積層方向から見た場合に、略V字状となるように形成されており、第1流入口9及び第2流入口11から第1流出口10及び第2流出口12へ向かって、複数の頂部と底部とが繰り返し現れる。特に、伝熱プレート2に形成された波形状15と、伝熱プレート3に形成された波形状16とでは、略V字状の向きが逆向きになっている。
図5に示すように、補強用サイドプレート4は、補強用サイドプレート1等と同様に、略矩形の板状に形成される。補強用サイドプレート4は、第1流入管5、第1流出管6、第2流入管7、第2流出管8が設けられていない。なお、図5では、補強用サイドプレート4に、第1流入管5、第1流出管6、第2流入管7、第2流出管8の位置を破線で示すが、補強用サイドプレート4にこれらが設けられているわけではない。
図6に示すように、伝熱プレート2と伝熱プレート3とを積層した場合、向きの異なる略V字状の波形状15,16が重なり合うことにより、伝熱プレート2と伝熱プレート3との間に複雑な流れを引き起こす流路が形成される。
図7に示すように、各伝熱プレート2,3は、第1流入口9同士、第1流出口10同士、第2流入口11同士、第2流出口12同士がそれぞれ重なるように積層される。また、補強用サイドプレート1と伝熱プレート2とは、第1流入管5と第1流入口9とが重なり、第1流出管6と第1流出口10とが重なり、第2流入管7と第2流入口11とが重なり、第2流出管8と第2流出口12とが重なるように積層される。そして、各伝熱プレート2,3及び補強用サイドプレート1,4の外周の縁が重なるように積層され、ロウ等により接合される。この際、各伝熱プレート2,3は、外周の縁が接合されるだけでなく、積層方向から見た場合に、上側(前面側)に積層された伝熱プレートの波形状の底部と下側(背面側)に積層された伝熱プレートの波形状の頂部とが重なる部分も接合される。
これにより、第1流入管5から流入した水(第1流体の一例)が第1流出管6から流出する第1流路13が、伝熱プレート3の背面と伝熱プレート2の前面との間に形成される。同様に、第2流入管7から流入した冷媒(第2流体の一例)が第2流出管8から流出する第2流路14が、伝熱プレート2の背面と伝熱プレート3の前面との間に形成される。
外部から第1流入管5へ流入した水は、各伝熱プレート2,3の第1流入口9が重なり合うことで形成された通路孔を流れ、各第1流路13へ流入する。第1流路13へ流入した水は、短辺方向へ徐々に広がりながら、長辺方向へ流れて、第1流出口10から流出する。第1流出口10から流出した水は、第1流出口10が重なり合うことで形成された通路孔を流れ、第1流出管6から外部へ流出する。
同様に、外部から第2流入管7へ流入した冷媒は、各伝熱プレート2,3の第2流入口11が重なり合うことで形成された通路孔を流れ、各第2流路14へ流入する。第2流路14へ流入した冷媒は、短辺方向へ徐々に広がりながら、長辺方向へ流れて、第2流出口12から流出する。第2流出口12から流出した冷媒は、第2流出口12が重なり合うことで形成された通路孔を流れ、第2流出管8から外部へ流出する。
第1流路13を流れる水と第2流路14を流れる冷媒とは、波形状15,16が形成された部分を流れる際、伝熱プレート2,3を介して熱交換される。なお、第1流路13と第2流路14とにおいて、波形状15,16が形成された部分を熱交換流路17(図3,4,6参照)と呼ぶ。
次に、実施の形態1に係るプレート式熱交換器30の特徴について説明する。
図8から図12は、実施の形態1に係る伝熱プレート2を示す図である。図8は、実施の形態1に係る伝熱プレート2の一部を示す部分正面図である。図9は、実施の形態1に係る伝熱プレート2の一部を示す部分斜視図である。図10は、図8,9のA−A’断面図である。図11は、図8,9のB−B’断面図である。図12は、図8,9のC−C’断面図である。
図13から図17は、実施の形態1に係る伝熱プレート3を示す図である。図13は、実施の形態1に係る伝熱プレート3の一部を示す部分正面図である。図14は、実施の形態1に係る伝熱プレート3の一部を示す部分斜視図である。図15は、図13,14のD−D’断面図である。図16は、図13,14のE−E’断面図である。図17は、図13,14のF−F’断面図である。
図18は、実施の形態1に係る伝熱プレート2,3を積層した状態を示す斜視図である。図19は、図18のG−G’断面を示す斜視図である。
図8,9に示すように、伝熱プレート2の第1流入口9や第2流入口11の波形状15側に、第1流入口9や第2流入口11を中心とする放射状に稜線が広がった波形状18(第3波)と波形状19(第2波)とが形成されている。波形状18,19は、一端が波形状15に接続している。
図13,14に示すように、伝熱プレート3の第1流入口9や第2流入口11の波形状16側に、第1流入口9や第2流入口11を中心とする放射状に稜線が広がった波形状20(第2波)と波形状21(第3波)が形成されている。波形状20,21は、一端が波形状16に接続している。
図18,19に示すように、伝熱プレート2に形成された波形状18,19と、伝熱プレート3に形成された波形状20,21とは、波形状18,19の頂部と波形状20,21の底部とが重なるとともに、波形状18,19の底部と波形状20,21の頂部とが重なる。
波形状15,16,18,19,20,21の頂部及び底部は、平面状に形成されている。波形状の稜線と垂直な方向の頂部の幅を頂幅、底部の幅を底幅とする。図10,15に示す波形状15,16の頂幅及び底幅(幅a)は、図11,16に示す波形状19,21の頂幅及び底幅(幅b)よりも広い(a>b)。また、図12,17に示す波形状18,20の頂幅及び底幅(幅c)は、図10,15に示す波形状15,16の頂幅及び底幅(幅a)よりも広い(c>a)。つまり、幅a,b,cは、c>a>bの関係である。
図20は、伝熱プレート2,3間に形成される第1流路13及び第2流路14を示す図である。水が流れる流路が第1流路であり、冷媒が流れる流路が第2流路である。
伝熱プレート2,3に形成された波形状の頂部及び底部(図20の幅xで示す部分)では、水同士又は冷媒同士が伝熱プレート2,3を介して接する。したがって、頂部及び底部では、水と冷媒とは熱交換されない。一方、伝熱プレート2の波形状の傾斜部分(図20の幅yで示す部分)では、水と冷媒とが伝熱プレート2,3を介して接する。したがって、傾斜部分では、水と冷媒とは熱交換される。
頂部及び底部の幅xが狭いほど、傾斜部分の幅yは広くなる。つまり、頂部及び底部の幅xが狭いほど、水と冷媒とが熱交換される熱交換面積が大きくなる。上述したように、波形状15,16,18,19,20,21の頂部及び底部の幅x(幅a,b,c)は、c>a>bの関係である。つまり、頂幅及び底幅が幅bの波形状19,21が形成された領域が、最も熱交換面積が大きく、頂幅及び底幅が幅aの波形状15,16が形成された領域、頂幅及び底幅が幅cの波形状18,20が形成された領域の順に熱交換面積が小さくなる。
第1流入口9から流入した水は、第1流路13を流れる間に徐々に冷却され、第1流出口10付近で最も温度が低くなる。したがって、水がプレート式熱交換器30内で凍結する場合、通常であれば、水は下流側である第1流出口10や第2流出口12の付近で初めに凍結し、初めに凍結した部分から徐々に上流側である第1流入口9や第2流入口11側で凍結してくる。そして、最後に、第1流入口9や第2流入口11の付近で水が凍結する。
初めに第1流出口10付近で水が凍結した場合、第1流出口10内や、第1流入口9側等に膨張するスペースがある。そのため、水の凍結による膨張で積層方向へ力がかかることはなく、伝熱プレート2,3間が剥がれ、プレート式熱交換器30が破損する可能性は低い。同様に、第1流入口9付近で水が凍結した場合、第1流入口9内に膨張するスペースがあり、プレート式熱交換器30が破損する可能性は低い。しかし、最後に第2流入口11で水が凍結した場合、第1流路13は第2流入口11付近で閉塞しており、膨張するスペースがない。そのため、水の凍結による膨張で積層方向へ力がかかり、伝熱プレート2,3間が剥がれ、プレート式熱交換器30が破損する虞がある。
しかし、上述したように、波形状19,21が形成された領域は、波形状15,16が形成された領域よりも熱交換面積が大きい。そのため、波形状19,21が形成された領域は、波形状15,16が形成された領域よりも早く水が凍結する。また、波形状15,16が形成された領域は、波形状18,20が形成された領域よりも熱交換面積が大きい。そのため、波形状15,16が形成された領域は、波形状18,20が形成された領域よりも早く凍結する。
したがって、水がプレート式熱交換器30内で凍結する場合、上述した通常の場合とは異なり、水は第1流出口10付近や波形状19,21が形成された領域で初めに凍結し、初めに凍結した部分から徐々に第1流入口9側が凍結してくる。そして、最後に、波形状18,20が形成された領域で水が凍結する。
初めに第1流出口10付近で水が凍結した場合、第1流出口10内や、第1流入口9側等に膨張するスペースがある。また、波形状19,21が形成された領域で水が凍結した場合、波形状15,16が形成された領域側に膨張するスペースがある。次に、波形状15,16が形成された領域で水が凍結した場合、波形状18,20が形成された領域側へ膨張するスペースがある。最後に、波形状18,20が形成された領域で水が凍結した場合、第1流入口9内に膨張するスペースがある。したがって、このような順で水が凍結すれば、膨張するスペースが常にあり、水の凍結による膨張で積層方向へ力がかかることはなく、伝熱プレート2,3間が剥がれ、プレート式熱交換器30が破損する可能性は低い。
以上のように、実施の形態1に係るプレート式熱交換器30は、プレート式熱交換器30内において流体が凍結した場合に、プレート式熱交換器30が破損することを防ぐことが可能である。
なお、波形状18,19,20,21が形成されていない場合、第1流入口9から第1流路13へ流入した水は、V字状に形成された波形状15,16に直接衝突する。この際、圧力損失が発生するとともに、伝熱プレート2,3の短辺方向の速度分布が不均一になってしまう。また、図18に示すよどみ領域26へは水が流れづらく、よどみ領域26で水がよどんでしまう。
同様に、第2流入口11から第2流路14へ流入した冷媒は、V字状に形成された波形状15,16に直接衝突する。この際、圧力損失が発生するとともに、伝熱プレート2,3の短辺方向の速度分布が不均一になってしまう。また、図18に示すよどみ領域27へは冷媒が流れづらく、よどみ領域27で冷媒がよどんでしまう。
水や冷媒がよどんだ領域では、熱交換が効率的に行われない。したがって、よどみ領域26,27の分、熱交換面積が減少してしまう。
しかし、波形状18,19,20,21が形成されている場合、第1流入口9から第1流路13へ流入した水は、V字状に形成された波形状15,16に衝突する前に、第1流入口9を中心とする放射状に稜線が広がった波形状18,20に衝突する。波形状18,20の稜線が伝熱プレート2,3の長辺と平行な線となす角(図8,13のβ)は、波形状15,16が伝熱プレート2,3の長辺と平行な線となす角(図8,13のα)に比べ小さい。そのため、波形状15,16に直接衝突する場合に比べ、圧力損失を小さくでき、短辺方向の速度分布を均一化できる。第2流路14を流れる冷媒についても同様のことが言え、圧力損失を小さくでき、短辺方向の速度分布を均一化できる。
また、波形状18,19,20,21が形成されている場合、図18に破線の矢印で示すように、第1流入口9から第1流路13へ流入した水は、放射状に稜線が広がった波形状18,20によって、よどみ領域26へ導かれる。そのため、水がよどみ領域26でよどむことがない。第2流路14を流れる冷媒についても同様のことが言え、冷媒がよどみ領域27でよどむことがない。したがって、よどみ領域26,27でも熱交換が行われる。
また、波形状18,19,20,21が形成された場合、波形状18,19,20,21部分も伝熱プレート2,3間で接合されるため、伝熱プレート2,3間の接合強度が高くなる。伝熱プレート2,3間の接合強度が高くなれば、補強用サイドプレート1,4の板厚を薄くすることが可能であり、材料コストを抑えることができる。
以上のように、実施の形態1に係るプレート式熱交換器30は、熱交換効率が高く、圧力損失が低く、強度が高い。そのため、高圧で動作するCO2や、炭化水素、低GWP冷媒といった低密度、可燃性冷媒の使用も可能である。
また、波形状18,20の稜線が伝熱プレート2,3の長辺と平行な線となす角(図8,13のβ)は、使用する第1流体や第2流体の粘性等に応じて変更してもよい。波形状19,21についても同様である。
また、上記説明では、波形状15,16,18,19,20,21の頂部及び底部は、平面状に形成されているとした。ここで、平面状とは、完全な平面だけでなく、緩やかな曲面も含む。頂部及び底部が緩やかな曲面で形成されている場合には、幅a,b,cの関係を曲率で調整してもよい。つまり、波形状15,16の頂部及び底部の曲率θaと、波形状19,21の頂部及び底部の曲率θbと、波形状18,20の頂部及び底部の曲率θcとの関係を、θc>θa>θbとしてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、伝熱プレート2,3の第1流出口10及び第2流出口12側については特に説明をしなかった。実施の形態2では、伝熱プレート2,3の第1流出口10及び第2流出口12側について説明する。
図21から図23は、実施の形態2に係る伝熱プレート2を示す図である。図21は、実施の形態2に係る伝熱プレート2の一部を示す部分正面図である。図では、伝熱プレート2の第1流入口9及び第2流入口11側を示していたが、図21では、伝熱プレート2の第1流出口10及び第2流出口12側を示している。図22は、図21のH−H’断面図である。図23は、図21のI−I’断面図である。
図24から図26は、実施の形態2に係る伝熱プレート3を示す図である。図24は、実施の形態2に係る伝熱プレート3の一部を示す部分正面図である。図13では、伝熱プレート3の第1流入口9及び第2流入口11側を示していたが、図24では、伝熱プレート3の第1流出口10及び第2流出口12側を示している。図25は、図24のJ−J’断面図である。図26は、図24のK−K’断面図である。
図21に示すように、伝熱プレート2の第1流出口10や第2流出口12の波形状15側に、第1流出口10や第2流出口12を中心とする放射状に稜線が広がった波形状22と波形状23(第4波)とが形成されている。波形状22,23は、一端が波形状15に接続している。
図24に示すように、伝熱プレート3の第1流出口10や第2流出口12の波形状16側に、第1流出口10や第2流出口12を中心とする放射状に稜線が広がった波形状24と波形状25(第4波)とが形成されている。波形状24,25は、一端が波形状16に接続している。
伝熱プレート2に形成された波形状22,23と、伝熱プレート3に形成された波形状24,25とは、波形状22,23の頂部と波形状24,25の底部とが重なるとともに、波形状22,23の底部と波形状24,25の頂部とが重なる。
波形状22,23,24,25の頂部及び底部は、平面状に形成されている。図23,26に示す波形状23,25の頂幅及び底幅(幅b’)は、図11,16に示す波形状19,21の頂幅及び底幅(幅b)よりも広く(b’>b)、図10,15に示す波形状15,16の頂幅及び底幅(幅a)よりも狭い(a>b’)。また、図22,25に示す波形状22,24の頂幅及び底幅(幅c’)は、図10,15に示す波形状15,16の頂幅及び底幅(幅a)よりも広い(c’>a)。また、幅cは幅c’以下の幅である。つまり、幅a,b,b’,c,c’は、c’≧c>a>b’>bの関係である。
上述したように、頂幅及び底幅が狭いほど、水と冷媒とが熱交換される熱交換面積が大きくなる。つまり、頂幅及び底幅が幅bの波形状19,21が形成された領域が、最も熱交換面積が大きく、頂幅及び底幅が幅b’の波形状23,25が形成された領域、頂幅及び底幅が幅aの波形状15,16が形成された領域、頂幅及び底幅が幅cの波形状18,20が形成された領域、頂幅及び底幅が幅c’の波形状22,24が形成された領域の順に熱交換面積が小さくなる。
したがって、水がプレート式熱交換器30内で凍結する場合、水は波形状19,21が形成された領域や、波形状23,25が形成された領域で初めに凍結し、初めに凍結した部分から徐々に波形状15,16が形成された領域が凍結してくる。そして、最後に、波形状18,20,22,24が形成された領域で水が凍結する。
初めに波形状19,21,23,25が形成された領域で水が凍結した場合、波形状15,16が形成された領域側に膨張するスペースがある。次に、波形状15,16が形成された領域で水が凍結した場合、波形状18,20,22,24が形成された領域側へ膨張するスペースがある。最後に、波形状18,20,22,24が形成された領域で水が凍結した場合、第1流入口9又は第1流出口10内に膨張するスペースがある。したがって、このような順で水が凍結すれば、膨張するスペースが常にあり、水の凍結による膨張で積層方向へ力がかかることはなく、伝熱プレート2,3間が剥がれ、プレート式熱交換器30が破損する可能性は低い。
実施の形態1で説明したように、通常であれば、水は下流側である第1流出口10や第2流出口12の付近で初めに凍結し、徐々に上流側である第1流入口9や第2流入口11側で凍結してくる。したがって、通常であれば、第2流出口12付近の閉塞領域で最後に水が凍結することはあまりない。しかし、場合によっては、第1流出口10で初めに水が凍結し、徐々に第2流出口12側で凍結する場合もある。この場合、第2流出口12付近では、膨張するスペースがなく、プレート式熱交換器30が破損する虞がある。
しかし、実施の形態2に係るプレート式熱交換器30では、第2流入口11付近の閉塞領域で最後に水が凍結することだけでなく、第2流出口12付近の閉塞領域で最後に水が凍結することも防止する。したがって、実施の形態1よりも確実にプレート式熱交換器30が破損することを防止できる。
実施の形態3.
実施の形態3では、1種類の伝熱プレートを向きを変えて交互に積層して形成する場合について説明する。伝熱プレートを向きを変えるとは、第1流入口9と第2流出口12との位置が入れ替わるように、伝熱プレートを180度回転させることである。
なお、実施の形態3に係るプレート式熱交換器30は、原則として実施の形態2に係るプレート式熱交換器30と同じ形状であり、波形状の頂幅及び底幅の関係だけが異なる。そこで、ここでは、波形状の頂幅及び底幅の関係についてのみ説明する。
1種類の伝熱プレートを向きを変えて交互に積層して形成するため、伝熱プレート2,3は1種類の同じプレートであり、単に向きが異なるだけである。
したがって、波形状18と波形状23とは、同じ形状、同じサイズである。つまり、波形状18の頂幅及び底幅(図12の幅c)と波形状23の頂幅及び底幅(図23の幅b’)とは同じ幅である(c=b’)。波形状18と重なる波形状20と、波形状23と重なる波形状25とについても同じことが言える。
また、波形状19と波形状22とは、同じ形状、同じサイズである。つまり、波形状19の頂幅及び底幅(図11の幅b)と波形状22の頂幅及び底幅(図22の幅c’)とは同じ幅である(b=c’)。波形状19と重なる波形状21と、波形状22と重なる波形状24とについても同じことが言える。
そこで、波形状19,21,22,24の頂幅及び底幅を、波形状15,16,18,20,23,25の頂幅及び底幅よりも狭くする。また、波形状15,16,18,20,23,25の頂幅及び底幅を同じ幅にする。つまり、幅a,b,c,b’,c’は、a=b’=c>b=c’の関係である。
上述したように、頂幅及び底幅が狭いほど、水と冷媒とが熱交換される熱交換面積が大きくなる。つまり、頂幅及び底幅が幅b又はc’の波形状19,21,22,24が形成された領域は熱交換面積が大きく、頂幅及び底幅が幅a又はb’又はcの波形状15,16,18,20,23,25が形成された領域は熱交換面積が小さくなる。
したがって、水がプレート式熱交換器30内で凍結する場合、水は波形状22,24が形成された領域や、波形状19,21が形成された領域で初めに凍結する。また、波形状23,25が形成された領域も下流側であるため、比較的早く水が凍結する。そして、凍結した部分から徐々に波形状15,16が形成された領域が凍結して、最後に、波形状18,20が形成された領域で水が凍結する。
初めに波形状19,21,22,24が形成された領域で水が凍結した場合、波形状15,16が形成された領域側等に膨張するスペースがある。波形状23,25が形成された領域で水が凍結した場合も、波形状15,16が形成された領域側等に膨張するスペースがある。次に、波形状15,16が形成された領域で水が凍結した場合、波形状18,20が形成された領域側へ膨張するスペースがある。最後に、波形状18,20が形成された領域で水が凍結した場合、第1流入口9内に膨張するスペースがある。したがって、このような順で水が凍結すれば、膨張するスペースが常にあり、水の凍結による膨張で積層方向へ力がかかることはなく、伝熱プレート2,3間が剥がれ、プレート式熱交換器30が破損する可能性は低い。
以上のように、実施の形態3に係るプレート式熱交換器30は、1種類の伝熱プレートを向きを変えて交互に積層して形成し、設計の自由度が低い場合においても、プレート式熱交換器30内において流体が凍結した場合に、プレート式熱交換器30が破損することを防ぐことが可能である。
実施の形態4.
実施の形態4では、プレート式熱交換器30を用いたヒートポンプ装置100の回路構成の一例について説明する。
ヒートポンプ装置100では、冷媒として、例えば、CO2、R410A、HC等が用いられる。CO2のように高圧側が超臨界域となる冷媒もあるが、ここでは、冷媒としてR410Aを用いた場合を例として説明する。
図27は、実施の形態4に係るヒートポンプ装置100の回路構成図である。
図28は、図27に示すヒートポンプ装置100の冷媒の状態についてのモリエル線図である。図28において、横軸は比エンタルピ、縦軸は冷媒圧力を示す。
ヒートポンプ装置100は、圧縮機51と、熱交換器52と、膨張機構53と、レシーバ54と、内部熱交換器55と、膨張機構56と、熱交換器57とが配管により順次接続され、冷媒が循環する主冷媒回路58を備える。なお、主冷媒回路58において、圧縮機51の吐出側には、四方弁59が設けられ、冷媒の循環方向が切り替え可能となっている。また、熱交換器57の近傍には、ファン60が設けられる。また、熱交換器52は、上記実施の形態で説明したプレート式熱交換器30である。
さらに、ヒートポンプ装置100は、レシーバ54と内部熱交換器55との間から、圧縮機51のインジェクションパイプまでを配管により繋ぐインジェクション回路62を備える。インジェクション回路62には、膨張機構61、内部熱交換器55が順次接続される。
熱交換器52には、水が循環する水回路63が接続される。なお、水回路63には、給湯器、ラジエータや床暖房等の放熱器等の水を利用する装置が接続される。
まず、ヒートポンプ装置100の暖房運転時の動作について説明する。暖房運転時には、四方弁59は実線方向に設定される。なお、この暖房運転とは、空調で使われる暖房だけでなく、水に熱を与えて温水を作る給湯も含む。
圧縮機51で高温高圧となった気相冷媒(図28の点1)は、圧縮機51から吐出され、凝縮器であり放熱器となる熱交換器52で熱交換されて液化する(図28の点2)。このとき、冷媒から放熱された熱により、水回路63を循環する水が温められ、暖房や給湯に利用される。
熱交換器52で液化された液相冷媒は、膨張機構53で減圧され、気液二相状態になる(図28の点3)。膨張機構53で気液二相状態になった冷媒は、レシーバ54で圧縮機51へ吸入される冷媒と熱交換され、冷却されて液化される(図28の点4)。レシーバ54で液化された液相冷媒は、主冷媒回路58と、インジェクション回路62とに分岐して流れる。
主冷媒回路58を流れる液相冷媒は、膨張機構61で減圧され気液二相状態となったインジェクション回路62を流れる冷媒と内部熱交換器55で熱交換されて、さらに冷却される(図28の点5)。内部熱交換器55で冷却された液相冷媒は、膨張機構56で減圧されて気液二相状態になる(図28の点6)。膨張機構56で気液二相状態になった冷媒は、蒸発器となる熱交換器57で外気と熱交換され、加熱される(図28の点7)。そして、熱交換器57で加熱された冷媒は、レシーバ54でさらに加熱され(図28の点8)、圧縮機51に吸入される。
一方、インジェクション回路62を流れる冷媒は、上述したように、膨張機構61で減圧されて(図28の点9)、内部熱交換器55で熱交換される(図28の点10)。内部熱交換器55で熱交換された気液二相状態の冷媒(インジェクション冷媒)は、気液二相状態のまま圧縮機51のインジェクションパイプから圧縮機51内へ流入する。
圧縮機51では、主冷媒回路58から吸入された冷媒(図28の点8)が、中間圧まで圧縮、加熱される(図28の点11)。中間圧まで圧縮、加熱された冷媒(図28の点11)に、インジェクション冷媒(図28の点10)が合流して、温度が低下する(図28の点12)。そして、温度が低下した冷媒(図28の点12)が、さらに圧縮、加熱され高温高圧となり、吐出される(図28の点1)。
なお、インジェクション運転を行わない場合には、膨張機構61の開度を全閉にする。つまり、インジェクション運転を行う場合には、膨張機構61の開度が所定の開度よりも大きくなっているが、インジェクション運転を行わない際には、膨張機構61の開度を所定の開度より小さくする。これにより、圧縮機51のインジェクションパイプへ冷媒が流入しない。
ここで、膨張機構61の開度は、マイクロコンピュータ等の制御部により電子制御により制御される。
次に、ヒートポンプ装置100の冷房運転時の動作について説明する。冷房運転時には、四方弁59は破線方向に設定される。なお、この冷房運転とは、空調で使われる冷房だけでなく、水から熱を奪って冷水を作ることや、冷凍等も含む。
圧縮機51で高温高圧となった気相冷媒(図28の点1)は、圧縮機51から吐出され、凝縮器であり放熱器となる熱交換器57で熱交換されて液化する(図28の点2)。熱交換器57で液化された液相冷媒は、膨張機構56で減圧され、気液二相状態になる(図28の点3)。膨張機構56で気液二相状態になった冷媒は、内部熱交換器55で熱交換され、冷却され液化される(図28の点4)。内部熱交換器55では、膨張機構56で気液二相状態になった冷媒と、内部熱交換器55で液化された液相冷媒を膨張機構61で減圧させて気液二相状態になった冷媒(図28の点9)とを熱交換させている。内部熱交換器55で熱交換された液相冷媒(図28の点4)は、主冷媒回路58と、インジェクション回路62とに分岐して流れる。
主冷媒回路58を流れる液相冷媒は、レシーバ54で圧縮機51に吸入される冷媒と熱交換されて、さらに冷却される(図28の点5)。レシーバ54で冷却された液相冷媒は、膨張機構53で減圧されて気液二相状態になる(図28の点6)。膨張機構53で気液二相状態になった冷媒は、蒸発器となる熱交換器52で熱交換され、加熱される(図28の点7)。このとき、冷媒が吸熱することにより、水回路63を循環する水が冷やされ、冷房や冷凍に利用される。
そして、熱交換器52で加熱された冷媒は、レシーバ54でさらに加熱され(図28の点8)、圧縮機51に吸入される。
一方、インジェクション回路62を流れる冷媒は、上述したように、膨張機構61で減圧されて(図28の点9)、内部熱交換器55で熱交換される(図28の点10)。内部熱交換器55で熱交換された気液二相状態の冷媒(インジェクション冷媒)は、気液二相状態のまま圧縮機51のインジェクションパイプから流入する。
圧縮機51内での圧縮動作については、暖房運転時と同様である。
なお、インジェクション運転を行わない際には、暖房運転時と同様に、膨張機構61の開度を全閉にして、圧縮機51のインジェクションパイプへ冷媒が流入しないようにする。
1 補強用サイドプレート、2,3 伝熱プレート、4 補強用サイドプレート、5 第1流入管、6 第1流出管、7 第2流入管、8 第2流出管、9 第1流入口、10 第1流出口、11 第2流入口、12 第2流出口、13 第1流路、14 第2流路、15,16,18,19,20,21,22,23,24,25 波形状、17 熱交換流路、26,27 よどみ領域、30 プレート式熱交換器、51 圧縮機、52 熱交換器、53 膨張機構、54 レシーバ、55 内部熱交換器、56 膨張機構、57 熱交換器、58 主冷媒回路、59 四方弁、60 ファン、61 膨張機構、62 インジェクション回路、100 ヒートポンプ装置。

Claims (10)

  1. 第1流体又は第2流体の流出入口となる通路孔が四隅に設けられた矩形の第1プレート及び第2プレートが交互に積層され、前記第1流体が流れる第1流路と前記第2流体が流れる第2流路とが隣接する前記第1プレートと前記第2プレートとの間に積層方向に交互に形成されたプレート式熱交換器であり、
    前記第1流路は、前記第1プレート及び前記第2プレートの長辺方向の一方側に設けられた通路孔である第1流入口から流入した前記第1流体を、前記長辺方向の他方側に設けられた通路孔である第1流出口から流出させる流路であって、前記第1流入口と前記第1流出口との間に、前記第1流体を隣接する第2流路を流れる前記第2流体と熱交換させる熱交換流路が形成された流路であり、
    前記第1プレートには、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1流入口側から前記第1流出口側へ向かって複数の頂部及び底部が繰り返し現れる波形状である第1波が前記熱交換流路部分に形成されるとともに、前記長辺方向の前記一方側に設けられた通路孔であって前記第1流入口とは異なるもう1つの通路孔である上流側隣接孔の前記熱交換流路側に、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1波に接続した波形状である第2波が形成され、
    前記第1波の頂部と前記第2波の頂部とは平面状に形成され、
    前記第2波の傾斜部分の幅は、前記第1波の傾斜部分の幅より広い
    ことを特徴とするプレート式熱交換器。
  2. 第1流体又は第2流体の流出入口となる通路孔が四隅に設けられた矩形の第1プレート及び第2プレートが交互に積層され、前記第1流体が流れる第1流路と前記第2流体が流れる第2流路とが隣接する前記第1プレートと前記第2プレートとの間に積層方向に交互に形成されたプレート式熱交換器であり、
    前記第1流路は、前記第1プレート及び前記第2プレートの長辺方向の一方側に設けられた通路孔である第1流入口から流入した前記第1流体を、前記長辺方向の他方側に設けられた通路孔である第1流出口から流出させる流路であって、前記第1流入口と前記第1流出口との間に、前記第1流体を隣接する第2流路を流れる前記第2流体と熱交換させる熱交換流路が形成された流路であり、
    前記第1プレートには、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1流入口側から前記第1流出口側へ向かって複数の頂部及び底部が繰り返し現れる波形状である第1波が前記熱交換流路部分に形成されるとともに、前記長辺方向の前記一方側に設けられた通路孔であって前記第1流入口とは異なるもう1つの通路孔である上流側隣接孔の前記熱交換流路側に、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1波に接続した波形状である第2波が形成され、
    前記第1波の頂部と前記第2波の頂部とは平面状に形成され、前記第1波の頂部の方が前記第2波の頂部よりも波形状の稜線と垂直な方向の幅である頂幅が広い
    ことを特徴とするプレート式熱交換器。
  3. 前記第1プレートには、前記第1流入口の前記熱交換流路側に、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1波に接続した波形状である第3波が形成され、
    前記第3波の頂部は平面状に形成され、前記第3波の頂部と前記第1波の頂部とは前記頂幅が同じか、又は、前記第3波の頂部の方が前記第1波の頂部よりも前記頂幅が広い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプレート式熱交換器。
  4. 前記第1プレートには、前記長辺方向の前記他方側に設けられた通路孔であって前記第1流出口とは異なるもう1つの通路孔である下流側隣接孔の前記熱交換流路側に、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1波に接続した波形状である第4波が形成され、
    前記第4波の頂部は平面状に形成され、前記第4波の頂部の方が前記第2波の頂部よりも前記頂幅が広く、前記第4波の頂部と前記第1波の頂部とは前記頂幅が同じか、又は、前記第4波の頂部の方が前記第1波の頂部よりも前記頂幅が狭い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプレート式熱交換器。
  5. 前記第2波は、前記上流側隣接孔を中心とする放射状に稜線が広がった波形状である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプレート式熱交換器。
  6. 前記第3波は、前記第1流入口を中心とする放射状に稜線が広がった波形状である
    ことを特徴とする請求項3に記載のプレート式熱交換器。
  7. 前記第2流路は、前記上流側隣接孔から流入した前記第2流体を、前記長辺方向の前記他方側に設けられた通路孔であって前記流出口とは異なるもう1つの通路孔である下流側隣接孔から流出させる流路である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプレート式熱交換器。
  8. 前記第2プレートには、積層方向から見た場合に、底部が前記第1プレートに形成された第1波及び第2波の頂部と重なるとともに、頂部が前記第1プレートに形成された第1波及び第2波の底部と重なる波形状が形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のプレート式熱交換器。
  9. 圧縮機と、第1熱交換器と、膨張機構と、第2熱交換器とが配管で接続された冷媒回路を備え、
    前記冷媒回路に接続された前記第1熱交換器は、
    第1流体又は第2流体の流出入口となる通路孔が四隅に設けられた矩形の第1プレート及び第2プレートが交互に積層され、前記第1流体が流れる第1流路と前記第2流体が流れる第2流路とが隣接する前記第1プレートと前記第2プレートとの間に積層方向に交互に形成されたプレート式熱交換器であり、
    前記第1流路は、前記第1プレート及び前記第2プレートの長辺方向の一方側に設けられた通路孔である第1流入口から流入した前記第1流体を、前記長辺方向の他方側に設けられた通路孔である第1流出口から流出させる流路であって、前記第1流入口と前記第1流出口との間に、前記第1流体を隣接する第2流路を流れる前記第2流体と熱交換させる熱交換流路が形成された流路であり、
    前記第1プレートには、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1流入口側から前記第1流出口側へ向かって複数の頂部及び底部が繰り返し現れる波形状である第1波が前記熱交換流路部分に形成されるとともに、前記長辺方向の前記一方側に設けられた通路孔であって前記第1流入口とは異なるもう1つの通路孔である上流側隣接孔の前記熱交換流路側に、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1波に接続した波形状である第2波が形成され、
    前記第1波の頂部と前記第2波の頂部とは平面状に形成され、
    前記第2波の傾斜部分の幅は、前記第1波の傾斜部分の幅より広い
    ことを特徴とするヒートポンプ装置。
  10. 圧縮機と、第1熱交換器と、膨張機構と、第2熱交換器とが配管で接続された冷媒回路を備え、
    前記冷媒回路に接続された前記第1熱交換器は、
    第1流体又は第2流体の流出入口となる通路孔が四隅に設けられた矩形の第1プレート及び第2プレートが交互に積層され、前記第1流体が流れる第1流路と前記第2流体が流れる第2流路とが隣接する前記第1プレートと前記第2プレートとの間に積層方向に交互に形成されたプレート式熱交換器であり、
    前記第1流路は、前記第1プレート及び前記第2プレートの長辺方向の一方側に設けられた通路孔である第1流入口から流入した前記第1流体を、前記長辺方向の他方側に設けられた通路孔である第1流出口から流出させる流路であって、前記第1流入口と前記第1流出口との間に、前記第1流体を隣接する第2流路を流れる前記第2流体と熱交換させる熱交換流路が形成された流路であり、
    前記第1プレートには、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1流入口側から前記第1流出口側へ向かって複数の頂部及び底部が繰り返し現れる波形状である第1波が前記熱交換流路部分に形成されるとともに、前記長辺方向の前記一方側に設けられた通路孔であって前記第1流入口とは異なるもう1つの通路孔である上流側隣接孔の前記熱交換流路側に、前記積層方向に変位する波形状であって、前記第1波に接続した波形状である第2波が形成され、
    前記第1波の頂部と前記第2波の頂部とは平面状に形成され、前記第1波の頂部の方が前記第2波の頂部よりも波形状の稜線と垂直な方向の幅である頂幅が広い
    ことを特徴とするヒートポンプ装置。
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