JP5802879B2 - 充電システム、該充電システムの受電装置を備えた電気機器、及び、該充電システムにおける充電完了判別方法 - Google Patents

充電システム、該充電システムの受電装置を備えた電気機器、及び、該充電システムにおける充電完了判別方法 Download PDF

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Description

本発明は、コイルを介して電力の授受が可能な給電装置及び受電装置を備えた充電システム、該充電システムの受電装置を備えた電気機器、及び、該充電システムにおける充電完了判別方法に関する。
従来より、コイルを介して電力の授受が可能な給電装置及び受電装置を備えた充電システムが知られている。このような充電システムとしては、例えば特許文献1に開示されるように、携帯電話機(受電装置)及び非接触充電器(給電装置)に、それぞれ、コイルを有している。この構成では、非接触充電器側のコイルに電流を流した際に生じた磁場を利用して携帯電話機側のコイルに電流を流す、いわゆる電磁誘導を利用して、電池の充電を行う。
また、前記特許文献1には、携帯電話機側の満充電等の状態を、信号によって非接触充電器側に伝送する構成が開示されている。そのため、携帯電話機側には、信号を生成する制御部や、該信号を搬送波に重畳するための変調部等が設けられている。
特許4480048号公報
ところで、上述のように、受電装置の電池の充電完了等を信号として給電装置側に送る機能を有する構成の場合、該受電装置に制御部や変調部等を設けると、その分、回路構成が複雑になるとともに実装面積の増大を招き、受電装置の小型化を阻害することになる。また、制御部や変調部等の回路を構成する部品が必要になるため、その分、製造コストの増大に繋がるとともに、これらの回路によって消費電力も増大する。さらに、送受信される信号が機器のノイズになる可能性もある。
そのため、本発明では、コイルを介して電力の授受が可能な受電装置及び給電装置を備えた充電システムにおいて、受電装置における電池の充電完了を給電装置側で検出可能な構成を、ノイズの発生を防止可能で簡単且つ安価な構成によって実現することを目的とする。
本発明の一実施形態にかかる充電システムは、給電コイルを有する給電装置と、該給電コイルへの通電により発生した磁場によって電流が流れる受電コイルを有する受電装置とを備え、該受電装置は、前記受電コイルに流れた電流によって電池を充電する充電部と、前記電池の充電が完了した場合に、前記受電コイルに流れる電流を該電池の充電完了時よりも増大させる電流増大部とを有していて、前記給電装置は、前記電流増大部によって前記受電コイルに流れる電流が増大したことを、前記給電コイルに流れる電流によって検出した場合に、前記電池の充電完了と判定する充電完了判定部を有する(第1の構成)。
以上の構成により、受電装置で電池への充電が完了したことを、給電装置側では、給電コイルに流れる電流によって検出することができる。すなわち、給電装置の給電コイルに流れる電流は、コイル間の相互誘導作用によって、受電装置の受電コイルに流れる電流に応じて変化するため、該受電装置側で電池の充電が完了した場合に受電コイルに流れる電流を増大させることによって、給電装置の給電コイルに流れる電流も増大させることができる。したがって、給電装置側では、給電コイルに流れる電流を検出することによって、受電装置で電池への充電が完了したかどうかを容易に検出することができる。
このように、受電装置側で受電コイルに流れる電流を増大させるだけで、給電装置側で電池の充電完了を検出することが可能になる。よって、簡単且つ安価な構成によって、受電装置側の電池の充電状態を、給電装置側に伝えることが可能になる。しかも、従来のように搬送波に信号を重畳させた状態で信号の授受を行う必要がないため、ノイズの発生も抑制することができる。
前記第1の構成において、前記受電装置の電流増大部は、前記充電部をバイパスするとともに、該充電部よりも抵抗の小さいバイパス回路を有していて、該バイパス回路は、前記電池の充電が完了した場合にオン状態になるスイッチ部を有するのが好ましい(第2の構成)。
これにより、簡単且つ安価な構成によって、上述の第1の構成を実現することができる。すなわち、充電部をバイパスするバイパス回路を設けて、該バイパス回路に、電池の充電が完了した場合に該バイパス回路を導通させるようなスイッチ部を設けることにより、電池の充電完了時には受電コイルにより大きな電流を流すことができる。これにより、給電装置の給電コイルにも大きな電流を流すことができるため、該給電装置側で電池の充電完了を容易に検出することができる。
前記第1または第2の構成において、前記受電装置の電流増大部は、前記電池の充電が完了した場合に、該電池の充電中に前記受電コイルに流れる電流の最大値よりも大きな値の電流を該受電コイルに流すように構成されているのが好ましい(第3の構成)。
これにより、電池の充電完了後には、該電池の充電中に受電コイルに流れる電流の最大値よりも大きな値の電流が該受電コイルに流れる。そのため、受電コイルに流れる電流に対応して給電コイルに流れる電流を検出することによって、給電装置側で電池の充電完了をより確実に検出することができる。
前記第1または第2の構成において、前記給電装置の充電完了判定部は、前記電池の充電中に、前記給電コイルに流れる電流値が該電池の充電完了時の電流値よりも大きい閾値を下回った後、再度、該閾値に達したことを検出した場合に、充電完了と判定するように構成されているのが好ましい(第4の構成)。
こうすることで、受電コイルに、電池充電中の最大電流よりも大きな電流を流すことなく、給電装置側で電池の充電完了を検出することが可能になる。すなわち、受電装置で電池を充電すると、満充電に近づくほど、受電コイルに流れる電流が低下する。そして、上述の構成のように、電池の充電完了後に受電コイルに流れる電流を大きくすることによって、給電コイルに流れる電流は、閾値を下回った後、再度、閾値に到達する。このような電流変化を検出することによって、電池の充電が完了していることを容易に検出することができる。
本発明の一実施形態にかかる電気機器において、前記第1から第4の構成のいずれか一つに記載の充電システムにおける受電装置を備えている(第5の構成)。
本発明の一実施形態にかかる充電システムにおける充電完了判別方法において、給電装置の給電コイルで発生する磁場によって受電装置の受電コイルに電流を流すことにより、該受電装置に接続された電池を充電する充電工程と、該電池の充電が完了したことを、前記受電装置側で検出する充電完了検出工程と、該充電完了検出工程によって前記電池の充電完了が検出された場合に、該電池の充電完了時に流れる電流よりも大きい電流を前記受電コイルに流す電流増大工程と、該受電コイルに流れる電流の増大を、前記給電装置の給電コイルに流れる電流に基づいて検出した場合に、該給電装置側で前記電池の充電完了と判定する充電完了判定工程とを有する(第6の方法)。
以上の方法により、受電装置における電池の充電完了を、給電装置側で容易に検出することができる。すなわち、受電装置で電池の充電が完了すると、該受電装置内の受電コイルに流れる電流が増大するため、給電装置内の給電コイルに流れる電流も増大する。この電流を検出することによって、給電装置側で電池の充電完了を容易に検出することができる。
したがって、以上の方法では、従来のように信号を授受する必要がないため、ノイズの発生を防止可能で簡単且つ安価な構成によって、給電装置側で電池の充電完了を検出することが可能になる。
前記第6の方法において、前記充電完了判定工程は、前記受電装置の受電コイルに流れる電流が、前記電池の充電完了時の電流値よりも大きい閾値を下回った後、再度、該閾値に到達したことを前記給電装置側で検出した場合に、前記電池の充電完了と判定するのが好ましい(第7の方法)。
このような方法によっても、給電装置側で、受電装置での電池の充電完了を容易に検出することができる。
本発明の一実施形態にかかる充電システムによれば、受電装置に、電池の充電が完了した場合に、該電池の充電完了時に流れる電流よりも大きな電流を流す電流増大部を設けたため、給電装置側で電池の充電完了を容易に検出することができる。したがって、給電装置側で電池の充電完了を検出可能な構成を、ノイズの発生を防止可能で簡単且つ安価な構成によって実現できる。
図1は、実施形態1にかかる充電システムの概略構成を示す図である。 図2は、電流増大部の概略構成を示す回路図である。 図3は、受電コイルに流れる受電側負荷電流と給電コイルに流れる給電側駆動電流との関係を示す図である。 図4は、電池の充電の際に、充電回路に流れる受電側負荷電流の変化を示す図である。 図5は、実施形態2にかかる充電システムにおける図4相当図である。 図6は、実施形態2にかかる充電システムにおける図3相当図である。 図7は、充電器側における電池の充電完了判定のフローを示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態1にかかる充電システム1の概略構成を示す図である。この充電システム1は、充電器2(給電装置)と、機器3(電気機器)側に設けられた充電ユニット10(受電装置)とを含む。充電システム1は、例えば、自動車のキーレスエントリーシステムやPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末やカメラ等の小型機器(機器3)の電源システムとして用いられる。
充電システム1は、充電器2と機器3側の充電ユニット10との間で、非接触で電力の送受電を行うように構成されている。すなわち、充電器2は、図示しない電源に接続された給電コイル21を有している一方、充電ユニット10は、電池12に接続される充電回路11の一部を構成する受電コイル13を有している。つまり、充電システム1は、電磁誘導を利用して、充電器2から充電ユニット10に電力を供給するように構成されている。ここで、非接触で電力の送受電を行うとは、2つの装置間で端子を介すことなく、電力の授受を行うことを意味する。
充電器2は、図示しない電源に電気的に接続された給電コイル21と、該給電コイル21に所定の磁場を発生させるために該給電コイル21に流す電流を制御する駆動回路22と、給電コイル21に流れる電流を検出する電流検出回路23とを備えている。この電流検出回路23は、電流を検出する電流アンプ24と、該電流アンプ24によって検出された電流をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ25と、該デジタル信号を処理するためのCPU26(充電完了判定部)とを有している。これにより、電流検出回路23は、後述するように、機器3の充電ユニット10における受電コイル13の電流変化に応じて給電コイル21に流れる電流が変化した場合に、該電流を検出することができる。なお、駆動回路22及びCPU26には、それぞれ、発振器27,28の出力が入力される。
充電ユニット10は、電池12を充電するための充電回路11を有している。この充電回路11は、受電コイル13と、整流回路14と、電圧調整部15と、充電制御部16(充電部)と、電流増大部17とを有している。この充電回路11は、受電側コイル13を流れる電流が整流回路14を介して電圧調整部15及び充電制御部16に流れるように構成されている。これにより、充電回路11では、受電側コイル13において電磁誘導によって生じる交流の電力を、整流回路14によって直流の電力に変換し、電圧調整部15によって所定の電圧に調整した後、充電制御部16を介して電池12に充電する。ここで、整流回路14は、例えばブリッジ整流回路など、交流の電力を直流に変換可能な構成であればどのような構成であってもよい。また、電圧調整部15は、電池12に供給する電圧を調整可能な構成であれば、どのような構成であってもよい。
充電制御部16は、電池12の充電を制御するためのものであり、電池12の電圧及び電流を該電池12の充電状態に応じて制御するように構成されている。また、詳しくは後述するように、充電制御部16は、電池12の充電を完了した場合に、充電回路11に流れる電流を増大させるように、電流増大部17に充電完了信号を出力する。
電流増大部17は、充電制御部16のバイパス回路を形成するように設けられている。すなわち、電流増大部17は、電圧調整部15と充電制御部16との間に、該充電制御部16をバイパスするように設けられている。詳しくは後述するが、電流増大部17は、オン状態でバイパス回路を形成するスイッチング素子31(スイッチ部)と、該スイッチング素子31に対して直列に接続された抵抗32とを備えている。
電池12は、特に図示しないが、例えば、有底円筒状の2つの部材を組み合わせることによって円柱状に形成されるケースを有している。このケース内には、平板状の正極及び負極が交互に複数積層されてなる電極体が収納されている。
正極は、正極活物質を含有する正極活物質層を、アルミニウム等の金属箔製の正極集電体の両面にそれぞれ設けたものである。詳しくは、正極は、リチウムイオンを吸蔵・放出可能なリチウム含有酸化物である正極活物質、導電助剤及びバインダなどを含む正極合剤を、アルミニウム箔などからなる正極集電体上に塗布して乾燥させることによって形成される。正極活物質であるリチウム含有酸化物としては、例えば、LiCoOなどのリチウムコバルト酸化物やLiMnなどのリチウムマンガン酸化物、LiNiOなどのリチウムニッケル酸化物等のリチウム複合酸化物を用いるのが好ましい。なお、正極活物質として、1種類の物質のみを用いてもよいし、2種類以上の物質を用いてもよい。また、正極活物質は、上述の物質のものに限られない。
負極は、負極活物質を含有する負極活物質層を、銅等の金属箔製の負極集電体の両面にそれぞれ設けたものである。詳しくは、負極は、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極活物質、導電助剤及びバインダなどを含む負極合剤を、銅箔などからなる負極集電体上に塗布して乾燥させることによって形成される。負極活物質としては、例えば、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な炭素材料(黒鉛類、熱分解炭素類、コークス類、ガラス状炭素類など)を用いるのが好ましい。負極活物質は、上述の物質のものに限られない。
したがって、本実施形態における電池12は、リチウムイオンによって電子を正極と負極との間で移動させることにより充放電を行う、いわゆるリチウムイオン電池である。
なお、各正極は、電池12のケースを構成する一方の部材に電気的に接続されている。一方、各負極は、電池12のケースを構成する他方の部材に電気的に接続されている。これにより、電池12の内部の電極体は、電池12のケースに対して電気的に接続されている。
(電流増大部)
次に、電流増大部17の構成を、図2を用いて詳細に説明する。
電流増大部17は、既述のとおり、オン状態で充電制御部16のバイパス回路を形成するスイッチング素子31と、該スイッチング素子31に対して直列に接続される抵抗32とを備えている。このスイッチング素子31は、例えばNPN型のバイポーラトランジスタによって構成されていて、ベースには充電制御部16の出力が入力されるように構成されている。また、スイッチング素子31は、スイッチング素子31のコレクタ側には上述の抵抗32が接続されているとともに、エミッタ側は充電回路11の配線に接続されている。なお、スイッチング素子31は、スイッチ動作可能な構成であれば、NPN型のバイポーラトランジスタ以外であってもよい。
ここで、充電制御部16は、充電制御を行う充電制御デバイス41と、該充電制御デバイス41の端子と充電回路11の配線との間に設けられた抵抗42とを備えている。この充電制御デバイス41は、内部に、前記端子に接続されるスイッチング素子43を有している。このスイッチング素子43は、電池12の充電中にはオン状態である一方、該電池12の充電が完了した場合にはオフ状態になるように制御される。
これにより、充電制御デバイス41内のスイッチング素子43がオンの状態、すなわち電池12の充電中には、該スイッチング素子43が導通しているため、充電制御部16から信号出力されない。一方、充電制御デバイス41内のスイッチング素子43がオフの状態、すなわち電池12の充電が完了した場合には、充電制御部16から信号が出力される。したがって、電池12の充電が完了した場合には、電流増大部17のスイッチング素子31のベースに、充電制御部16から信号が入力される。この信号が、既述の充電完了信号に相当する。
充電制御部16内の抵抗42は、電流増大部17の抵抗32よりも大きな抵抗値を有している。これにより、電池12の充電が完了して電流増大部17のスイッチング素子31がオン状態になったときには、該電流増大部17に、充電制御部16に流れる電流よりも大きな電流が流れる。
上述のような構成により、電池12の充電が完了すると、充電回路11では、充電制御部16をバイパスする回路が電流増大部17によって形成されるとともに、電池12の充電時よりも大きな電流が流れる。
ところで、上述の図1及び図2に示すような構成の場合、受電側である充電回路11に電流が流れると、該充電回路11の受電コイル13と給電側である充電器2の給電コイル21との間の相互誘導作用によって、該給電コイル21に、受電コイル13に流れる電流に対応する電流が流れる。すなわち、受電側の受電コイル13に流れる受電側負荷電流と、給電側の給電コイル21に流れる給電側駆動電流との間には、例えば図3に示すような相関関係がある。例えば、図3において、点Aの状態のときには、受電側負荷電流がA2であれば、給電側駆動電流はA1となる。
このような関係を利用することによって、受電側の受電コイル13に流れる電流の変化を、給電側の給電コイル21に流れる電流の変化として検出することが可能となる。そこで、本実施形態では、受電側である機器3の充電制御部16によって充電完了が検出された場合に、受電側の充電回路11の電流を増加させることによって、給電側である充電器2でも充電完了を検知できるようにした。これにより、充電システム1に信号を送受信するための制御部や変調部等を設けることなく、受電側で充電完了を検出したことを、給電側である充電器2に伝達することが可能になる。
詳しくは、図4に示すように、電池12の充電を完了すると、受電側に流れる電流は小さくなる(受電側負荷電流C2)ため、その受電側負荷電流に対応する電流を充電器2側で検出すれば、該充電器2側で電池12の充電完了を検知することができる。しかしながら、充電器2で受電側負荷電流に対応する給電側駆動電流を検出する場合、コイルの配置、長さ及び形状等によって生じる電流値のバラツキ(例えば図3におけるC1’〜C1’’)が存在するため、受電側負荷電流のわずかな違いを検出するのは難しい。特に、本実施形態の場合、図4に示すように、充電完了前後に各回路を駆動するために流れる受電側負荷電流(充電前後の低電流)と充電完了時の受電側負荷電流C2との差が小さいことから、充電器2側で受電側負荷電流に対応する電流を検出しても、電池12の充電が完了したかどうかを精度良く判定することは困難であった。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、電池12の充電が完了した場合には、所定時間経過後に、上述の電流増大部17によってバイパス回路を形成して、受電側負荷電流を充電時の最大電流であるA2よりも大きいB2まで増大させる。これにより、給電側において、受電側負荷電流B2に対応する電流B1を容易に検出することができ、電池12の充電完了を容易に判定することができる。なお、図4中における受電側負荷電流A2,B2,C2は、図3のグラフの横軸に示す受電側負荷電流A2,B2,C2に、それぞれ対応している。また、図3において、点Aは電池12の充電中の受電側負荷電流が最大の場合を、点Bは充電完了後に電流増大部17を作動させた場合を、点Cは充電完了時を、それぞれ示している。
本実施形態における電池12の充電完了判定動作をまとめると、以下のとおりである。充電完了判定動作を、図4を用いて説明する。
まず、受電側である充電回路11では、電池12の充電が完了すると、充電制御部16が電池12の充電完了を検出する。それから所定時間経過後に、充電制御部16は、内部のスイッチング素子43をオフ状態にして、充電完了信号を電流増大部17に出力する。これにより、電流増大部17のスイッチング素子31はオン状態になって、充電回路11の受電コイル13には、受電側負荷電流B2が流れる。なお、本実施形態では、充電制御部16は、充電完了から所定時間経過後に充電完了信号を出力しているが、この限りではなく、充電完了と同時に充電完了信号を出力してもよい。
ここで、充電制御部16は、受電側負荷電流が、充電中における受電側負荷電流の最大値(図4におけるA2)の1/10以下になったことを検出した場合に、充電完了と判定するように構成されている。また、充電制御部16は、ノイズ等の影響を避けるために、受電側負荷電流がA2の1/10以下になったことを約1秒以上、継続して検出した場合に、充電完了と判定するように構成されている。
給電側である充電器2では、受電コイル13と給電コイル21との相互誘導作用によって、該給電コイル21に受電側負荷電流B2に対応する給電側駆動電流B1が流れる(図3参照)。このB1を電流検出回路23で検出すると、該電流検出回路23内のCPU26によって、電池12の充電が完了したと判定する。
なお、電池12の充電が完了したと判定された場合には、充電器2は、給電コイル21への通電を停止する。これにより、充電器2で無駄な電力を使ったり、該充電器2で無駄な発熱が生じたりするのを防止できる。
ここで、図1の受電システム1を用いて電池12の充電を行う工程が充電工程に、機器3の充電制御部16で、電池12の充電完了を検出する工程が充電完了検出工程に、それぞれ対応している。また、電池12の充電完了を検出した場合に、電流増大部17を作動させて受電コイル13に流れる受電側負荷電流をB2まで増大させる工程が電流増大工程に、該受電側負荷電流B2に対応して給電コイル21に流れる給電側駆動電流を検出して、電池12の充電を完了したと判定する工程が充電完了判定工程に、それぞれ対応している。
(実施形態1の効果)
以上より、この実施形態では、受電側の充電回路11に、充電制御部16をバイパスするように電流増大部17を設けた。そして、電池12の充電が完了した場合に、該電流増大部17を作動させて、充電回路11の受電コイル13に流れる電流を、電池12の充電時の最大電流よりも大きくした。このとき、給電側である充電器2内の給電コイル21には、受電コイル13に流れる受電側負荷電流B2に対応した電流B1が流れるため、その電流B1を電流検出回路23によって検出することで、充電器2側で電池12の充電完了を判定することができる。
したがって、上述の構成により、充電システム1に信号を送受信するための制御部や変調部等を設けることなく、受電側が検出した電池12の充電完了を、給電側である充電器2に伝達することができる。よって、ノイズの発生を防止可能で簡単且つ安価な構成によって、電池12の充電完了を充電器2側で容易に検知することができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2にかかる充電システムの充電完了判定動作について説明する。この実施形態での充電完了判定動作では、電池12の充電完了後に、受電コイル13に流れる受電側負荷電流を、充電完了時の電流よりも大きく且つ充電時の最大電流よりも小さい値とする。以下、本実施形態の充電完了動作を、図5〜図7に基づいて説明する。なお、本実施形態では、充電システムの各構成は、上述の実施形態1の構成と同様であるため、説明及び図示を省略する。
本実施形態では、図5に示すように、電池12の充電完了後に、受電側である充電回路11に流れる受電側負荷電流をD2とする。すなわち、充電制御部16は、電池12の充電が完了してから所定時間が経過した後、電流増大部17を作動させて受電側負荷電流をD2にする。なお、このD2は、電池12の充電完了時の受電側負荷電流C2よりも大きく且つ該電池12の充電時の受電側負荷電流の最大値A2よりも小さい値である。
そうすると、給電側である充電器2の給電コイル21には、図6に示すように、給電側駆動電流D1が流れる。なお、この図6において、点Dは、充電回路11に受電側負荷電流D2が流れている場合を示している。
本実施形態の場合、図5に示すように、電池12の充電中にも受電側負荷電流がD2となる場合(図中のT1等)があるため、単純に受電側負荷電流がD2に対応する給電側駆動電流を充電器2側で検出する構成では、充電完了を誤検知してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、充電器2が図7に示すようなフローに基づいて電池12の充電完了を判定する。図7のフローについて以下で説明する。
図7のフローは、電池12の充電開始によってスタートする。この図7に示すフローがスタートする(スタート)と、ステップS1では、給電側駆動電流が受電側負荷電流D2に対応するD1(閾値)になったかどうかを判定する。このステップS1において、給電側駆動電流がD1になったと判定された場合(YESの場合)には、続くステップS2で給電側駆動電流がD1よりもα分、小さくなったかどうかを判定する。一方、上述のステップS1において、給電側駆動電流がD1になっていないと判定された場合(NOの場合)には、給電側駆動電流がD1になるまで上記ステップS1の判定を繰り返す。
上記ステップS2において、給電側駆動電流がD1よりもα分、小さくなったと判定される(ステップS2においてYESの場合)と、ステップS3に進んで、給電側駆動電流がD1になったかどうかを判定する。一方、上記ステップS2において、給電側駆動電流がD1よりもα分、小さくなったと判定されていない場合(NOの場合)には、ステップS2の判定を繰り返す。
上記ステップS3において、給電側駆動電流が再びD1になったと判定された場合(YESの場合)には、ステップS4に進んで電池12の充電が終了したと判定し、図7のフローを終了する(エンド)。一方、上記ステップS3において、給電側駆動電流がD1になったと判定されない場合(NOの場合)には、このステップS3の判定を繰り返す。
すなわち、上記ステップS3では、受電側負荷電流に対応して給電側駆動電流が、D1から減少した後、再びD1になる場合(図5における点T2)を検出している。
ここで、上記ステップS1からS4が、充電器2側で電池12の充電完了を判定する充電完了判定工程に対応する。
(実施形態2の効果)
以上より、この実施形態によれば、電池12の充電完了後に、受電側の充電回路11に流れる受電側負荷電流を、充電完了時の受電負荷電流C2よりも大きく且つ充電時の受電負荷電流の最大値A2よりも小さくした。このような構成によっても、上述の実施形態1と同様、給電側である充電器2において、電池12の充電完了を検知することが可能になる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記各実施形態では、充電回路11に設けられたスイッチング素子31及び抵抗32からなる電流増大部17によって、電池12の充電完了後に受電コイル13に流れる受電側負荷電流を増大させている。しかしながら、電流増大部の構成は、前記各実施形態に示す構成に限らず、充電回路11内の受電側負荷電流を増大させることができる構成であれば、どのような構成であってもよい。
前記各実施形態では、各電池をリチウムイオン電池として構成している。しかしながら、各電池は、充電制御を行う構成の電池であれば、リチウムイオン電池以外の電池であってもよい。また、各電池の形状もコイン状に限らず、円柱状や直方体状など、どのような形状であってもよい。
本発明による充電システムは、給電コイルを有する給電装置と、受電コイルを有する受電装置とを備え、非接触で充電を行う構成に利用可能である。
1 充電システム、2 充電器(給電装置)、3 機器(電気機器)、10 充電ユニット(受電装置)、11 充電回路、12 電池、13 受電コイル、16 充電制御部(充電部)、17 電流増大部、21 給電コイル、26 CPU(充電完了判定部)、31 スイッチング素子(スイッチ部)

Claims (4)

  1. 給電コイルを有する給電装置と、
    前記給電コイルへの通電により発生した磁場によって電流が流れる受電コイルを有する受電装置とを備え、
    前記受電装置は、
    前記受電コイルに流れた電流によって電池を充電する充電部と、
    前記電池の充電が完了した場合に、該電池の充電完了時に前記受電コイルに流れる電流よりも大きく且つ充電時に前記受電コイルに流れる最大電流よりも小さい充電完了後電流を前記受電コイルに流す電流増大部とを有していて、
    前記給電装置は、前記充電完了後電流が前記受電コイルに流れるときに前記給電コイルに流れる電流の値を閾値とし、前記給電コイルに流れる電流が前記閾値を下回った後、再度、該閾値に達したことを検出した場合に、前記電池の充電完了と判定する充電完了判定部を有する、充電システム。
  2. 請求項1に記載の充電システムにおいて、
    前記受電装置の電流増大部は、前記充電部をバイパスするとともに、該充電部よりも抵抗の小さいバイパス回路を有していて、
    前記バイパス回路は、前記電池の充電が完了した場合にオン状態になるスイッチ部を有する、充電システム。
  3. 請求項1または2に記載の充電システムにおける受電装置を備えた電気機器。
  4. 給電装置の給電コイルで発生する磁場によって受電装置の受電コイルに電流を流すことにより、該受電装置に接続された電池を充電する充電工程と、
    前記電池の充電が完了したことを、前記受電装置側で検出する充電完了検出工程と、
    前記充電完了検出工程によって前記電池の充電完了が検出された場合に、該電池の充電完了時に前記受電コイルに流れる電流よりも大きく且つ充電時に前記受電コイルに流れる最大電流よりも小さい充電完了後電流を前記受電コイルに流す電流増大工程と、
    前記充電完了後電流が前記受電コイルに流れるときに前記給電コイルに流れる電流の値を閾値とし、前記給電コイルに流れる電流が前記閾値を下回った後、再度、該閾値に達したことを検出した場合に、該給電装置側で前記電池の充電完了と判定する充電完了判定工程とを有する、充電システムにおける充電完了判別方法。
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