JP5802777B2 - フューエルリッドの位置決め治具及びそれの調整方法 - Google Patents
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Description
図10は従来のフューエルリッドの取付け構造を示す要部平面図であり、ボディサイドパネル101に、カップ形状のフューエルアダプタ102が取付けられ、このフューエルアダプタ102の前壁103にヒンジ104がボルト105で止められている。
近年、車両の軽量化の一環としてヒンジ104の軽量化が求められている。フューエルリッド109の大きさは決まっているため、ヒンジ104の外形寸法を小さくすることは難しい。結果、ヒンジ104の薄肉化が必要となる。
δを見込んで予めベース部106を車体中心寄りに取付けることも考えられるが、フューエルリッド109の一端がボディサイドパネル101の外表面から埋没する心配がある。埋没する車体の外観性が低下する。
前記フューエルリッドの外面と前記本体の外表面との間の第1回オフセット量を計測する第1回オフセット量計測工程と、
得られた第1回オフセット量に基づいて前記距離調節機構で前記オフセット量を是正する第1回距離調節工程と、
オフセット量が是正されたフューエルリッドの位置決め治具を用いて、試行的に前記本体に前記フューエルリッドを前記締結具で取付ける第2回試行取付工程と、
前記フューエルリッドの外面と前記本体の外表面との間の第2回オフセット量を計測する第2回オフセット量計測工程と、
得られた第2オフセット量が、予め定めた許容値以下であれば合格、前記許容値を超えていれば不合格する合否判定工程と、
否と判定されたときに、合格になるまで前記第2回試行取付工程及び前記第2回オフセット量計測工程を繰り返す繰り返し工程と、
合格と判定されたフューエルリッドの位置決め治具を、生産ラインへ提供する治具提供工程とからなることを特徴とする。
本発明では、治具枠とリッド保持部材との間に、締結具を締結する前にフューエルリッドと本体の外表面との距離を調節することができる距離調節機構を備えているため、ヒンジの弾性変形を考慮した位置にフューエルリッドを保持させることができる。結果、ヒンジの薄肉化を図っても、フューエルリッドを本体の外表面と面一にすることができる。
また本発明では、距離調節機構は、交換可能なシムを主要素とする。シムを交換するだけで距離の調節が可能であり、シムであるから安価であり、距離調節機構の単純化及び低コスト化を図ることができる。
本発明は乗用車に好適であり、乗用車の構成要素の軽量化を図りつつ、乗用車の外観性を良好に維持することができる。
第2回試行取付工程と、第2回オフセット量計測工程と、合否判定工程と、繰り返し工程を設けたことにより、フューエルリッドの位置決め治具の信頼性を高めることができる。
すなわち、従来の技術で説明した板ばねと、本実施例のオープンロッド24は同じ役割を果たす弾発部材である。よって、以降、板ばねとオープンロッドを統合して弾発部材と呼ぶことにする。
ボルト54を緩め、シム53を厚いシム55や薄いシム56に交換し、ボルト54を締めることで、簡単に距離を変更(調節)することができる。
図9(a)に示すように、ヒンジ30が付いているフューエルリッド27(試行用のフューエルリッド)を準備すると共に、図9(b)に示すシム53の厚さt0を記録する。
図7及び図8の手順で試行用のフューエルリッド27を本体に取付ける(第1回試行取付工程)。
図9(d)にて、フューエルリッド27の外面と本体11の外表面との間の第2回オフセット量δ2を計測する(第2回オフセット量計測工程)。
不合格の場合は、合格になるまで、第2回試行取付工程及び第2回オフセット量計測工程を繰り返す(繰り返し工程)。
また、距離調節機構は実施ではシム構造としたが、ねじ構造であってもよい。
Claims (5)
- フューエルリッドに付属するヒンジを、締結具で本体に取付け、本体に備えられている開口部を前記フューエルリッドで塞ぐようにすると共に付属する弾発部材で前記フューエルリッドを開くことができるようにする際に、
前記ヒンジを前記本体に対して位置決めするフューエルリッドの位置決め治具であって、
治具枠と、この治具枠に付設され前記フューエルリッドを保持するリッド保持部材とを備えており、
前記治具枠と前記リッド保持部材との間に、前記締結具を締結する前に前記フューエルリッドと前記本体の外表面との距離を調節することができる距離調節機構を備え、
前記距離調節機構は、前記治具枠に形成される受け面と、前記リッド保持部材側に形成される被受け面と、前記受け面と前記被受け面との間に置かれるシムと、前記治具枠に前記リッド保持部材を取外し可能に固定するボルトとからなる、
ことを特徴とするフューエルリッドの位置決め治具。 - 前記治具枠に付設され前記開口部に係止する係止部材と、前記治具枠に付設され前記本体の外表面に当てる当接部材とを更に備えていることを特徴とする請求項1記載のフューエルリッドの位置決め治具。
- 前記本体は、移動体であり、
前記距離調節機構は、前記弾発部材の付勢作用で前記ヒンジが弾性変形し、前記フューエルリッドの外面が前記移動体の外表面から突出した又は埋没したときのオフセット量を是正する機構であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフューエルリッドの位置決め治具。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載のフューエルリッドの位置決め治具を用いて、試行的に前記本体に前記フューエルリッドを前記締結具で取付ける第1回試行取付工程と、
前記フューエルリッドの外面と前記本体の外表面との間の第1回オフセット量を計測する第1回オフセット量計測工程と、
得られた第1回オフセット量に基づいて前記距離調節機構で前記オフセット量を是正する第1回距離調節工程と、
オフセット量が是正されたフューエルリッドの位置決め治具を用いて、試行的に前記本体に前記フューエルリッドを前記締結具で取付ける第2回試行取付工程と、
前記フューエルリッドの外面と前記本体の外表面との間の第2回オフセット量を計測する第2回オフセット量計測工程と、
得られた第2オフセット量が、予め定めた許容値以下であれば合格、前記許容値を超えていれば不合格する合否判定工程と、
否と判定されたときに、合格になるまで前記第2回試行取付工程及び前記第2回オフセット量計測工程を繰り返す繰り返し工程と、
合格と判定されたフューエルリッドの位置決め治具を、生産ラインへ提供する治具提供工程とからなることを特徴とするフューエルリッドの位置決め治具の調整方法。 - 前記第1・第2距離調節工程では、シム厚を変更することで、前記フューエルリッドと前記本体の外表面との距離を調節することを特徴とする請求項4記載のフューエルリッドの位置決め治具の調整方法。
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