JP5802717B2 - 免震装置用環状ゴム部材の成形方法及び免震装置用単位積層体の製造方法 - Google Patents
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Description
前記プレートの回転を複数回行うことによって、前記環状ゴム部材用リボンを径方向に一定の幅を有しかつ前記プレートに貼り付けられた環状部材に成形することを特徴とする。
実施形態の免震装置用環状ゴム部材の成形装置1を図1及び図2に示す。成形装置1は、長尺状のゴム部材(リボン状ゴム部材)を押し出すカバーゴム用押出機2と環状ゴム部材用押出機3と、水平方向に回転可能な円板状のテーブル10とを備える。
実施形態の成形方法では、円環状で金属製のプレート5上の外径側に、カバーゴム用押出機2から押し出されるカバーゴム用リボン50が貼り付けられ、その内側に、環状ゴム部材用押出機3から押し出される環状ゴム部材用リボン51が貼り付けられる。プレート5は、免震装置において環状ゴム部材と交互に積層されるプレートとなる部材で、金属製で円環状である。その中心の孔は免震装置の中心の空洞を形成する。
以上の状態で、まず、カバーゴム用リボン50がプレート5の上面の外径側の部分に円を描くように巻かれて貼り付けられる。カバーゴム用リボン50が巻かれる回数は、特に限定されないが、ここでは2回巻かれる場合について説明する。
次に、環状ゴム部材用リボン51が、プレート5の上面であってカバーゴム用リボン50より内径側の部分に円を描くように巻かれて貼り付けられる。なお、環状ゴム部材用リボン51のプレート5上での巻き数は複数であれば良く、図4に示す巻き数等に限定されない。
以上のようにして、プレート5とその上に成形されたカバーゴムと環状ゴム部材とからなる単位積層体が完成する。単位積層体が完成すると、テーブル10を備えるテーブル装置11は、レール12上を移動し、プレート配置位置まで戻る。そこで単位積層体がテーブル10から取り外される。
以上の実施形態によれば、まずゴムシートを製造して次にそれを打ち抜くという2つの工程を経ることなく、環状ゴム部材用リボン51を環状に巻きながらプレート5に貼り付けるという1つの工程で環状ゴム部材を成形することができる。また、原料ゴムを直接環状ゴム部材の形にするので、原料ゴムに無駄が生じない。そのため、免震装置の製造コストを削減できる。
上記の実施形態では、押出機がリボン状ゴム部材の供給装置として用いられたが、供給装置として他のものが用いられても良い。例えば射出成形機が用いられても良い。また、リボン状ゴム部材が他の工程で製造され、そのリボン状ゴム部材が、供給装置を用いてプレート5上に供給されても良い。
Claims (6)
- 環状ゴム部材とプレートとを積層した部分を有する免震装置に用いる前記環状ゴム部材の成形方法であって、
前記プレートを回転させて、環状ゴム部材用リボンを、環状ゴム部材用リボンを押し出す押出機から前記プレート上に直接落として供給しながら、該供給位置より回転方向前方においてローラにより前記プレート側へ押え、これによって前記環状ゴム部材用リボンを前記プレート上に巻きながら貼り付け、
前記プレートの回転中、断続的又は連続的に、前記環状ゴム部材用リボンを押し出す押出機と前記プレートの少なくとも一方を移動させて、前記プレート上における前記環状ゴム部材用リボンの供給位置を前記プレートの回転の径方向へずらし、これによって、前記プレートの先の回転時に貼り付けた環状ゴム部材用リボンの前記径方向側に隣接させて、かつ先の回転時に貼り付けた環状ゴム部材用リボンの前記径方向側の部分に重なりを持たせて、次の回転時に供給される環状ゴム部材用リボンを貼り付け、
前記プレートの回転を複数回行うことによって、前記環状ゴム部材用リボンを径方向に一定の幅を有しかつ前記プレートに貼り付けられた環状部材に成形する、免震装置用環状ゴム部材の成形方法。 - 前記プレートが1回転する毎に、前記環状ゴム部材用リボンを押し出す押出機と前記プレートの少なくとも一方を移動させることによって、前記プレート上における前記環状ゴム部材用リボンの供給位置を、前記プレートの回転の径方向へずらすことを特徴とする、請求項1に記載の免震装置用環状ゴム部材の成形方法。
- 前記環状ゴム部材用リボンを押し出す押出機から前記環状ゴム部材用リボンを供給する速さを一定とし、
前記プレートの回転の角速度を、前記環状ゴム部材用リボンを前記プレートの内径側に貼り付ける時ほど速くして、
前記プレートの外径側から内径側へ向かって前記環状ゴム部材用リボンを貼り付けていく、請求項1又は2に記載の免震装置用環状ゴム部材の成形方法。 - 前記プレートの回転の角速度を一定とし、
前記環状ゴム部材用リボンを押し出す押出機から前記環状ゴム部材用リボンを供給する速さを、前記環状ゴム部材用リボンを前記プレートの内径側に貼り付ける時ほど速くして、
前記プレートの外径側から内径側へ向かって前記環状ゴム部材用リボンを貼り付けていく、請求項1又は2に記載の免震装置用環状ゴム部材の成形方法。 - 前記プレート上の内径側の部分に環状ゴム部材が成形され、外径側の部分にカバーゴムが成形された、免震装置用単位積層体の製造方法であって、
前記プレートを回転させて、カバーゴム用リボンを、カバーゴム用リボンを押し出す押出機から前記プレート上の外径側の部分に直接落として供給しながら、該供給位置より回転方向前方においてローラにより前記プレート側へ押え、これによって前記カバーゴム用リボンを前記プレート上の外径側の部分に巻きながら貼り付け、
前記プレートの回転中、断続的又は連続的に、前記カバーゴム用リボンを押し出す押出機と前記プレートの少なくとも一方を移動させて、前記プレート上における前記カバーゴム用リボンの供給位置を前記プレートの回転の径方向へずらし、これによって、前記プレートの先の回転時に貼り付けたカバーゴム用リボンの前記径方向側に隣接させて、かつ先の回転時に貼り付けたカバーゴム用リボンの前記径方向側の部分に重なりを持たせて、次の回転時に供給されるカバーゴム用リボンを貼り付け、
前記プレートの回転を複数回行うことによって、前記プレートの外径側の部分に貼り付けられたカバーゴムを成形するとともに、
請求項1〜4のいずれかの方法により前記プレートの内径側の部分に環状ゴム部材を成形する、
免震装置用単位積層体の製造方法。 - 前記プレートが1回転する毎に、前記カバーゴム用リボンを押し出す押出機と前記プレートの少なくとも一方を移動させて、前記プレート上における前記カバーゴム用リボンの供給位置を前記プレートの回転の径方向へずらす、請求項5に記載の免震装置用単位積層体の製造方法であって、
前記カバーゴム用リボンの供給位置をずらす方向を、所定回数ずらす毎に逆転させることを特徴とする、請求項5に記載の免震装置用単位積層体の製造方法。
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