JP5802178B2 - 電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバ - Google Patents

電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP5802178B2
JP5802178B2 JP2012191166A JP2012191166A JP5802178B2 JP 5802178 B2 JP5802178 B2 JP 5802178B2 JP 2012191166 A JP2012191166 A JP 2012191166A JP 2012191166 A JP2012191166 A JP 2012191166A JP 5802178 B2 JP5802178 B2 JP 5802178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call connection
connection server
telephone number
call
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012191166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014049927A (ja
Inventor
健太 篠原
健太 篠原
山本 和利
和利 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012191166A priority Critical patent/JP5802178B2/ja
Publication of JP2014049927A publication Critical patent/JP2014049927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5802178B2 publication Critical patent/JP5802178B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、着信先の変更に伴う接続遅延時間の伸長、接続経路の無効利用を防止するための電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバに関するものである。
NGNや移動体網でなどで電話サービスを提供するための標準的な規定として、IMS(IP Multimedia Subsystem)を用いた方式がある(非特許文献1を参照)。
本方式では、電話端末が電話の発着信を行なうためには、電話端末が収容される呼接続サーバ(CSCF: Call Session Control Function)に加入者データが登録されている必要がある。
本方式を用いた通信網の環境において、固定通信網において別の端末に着信させる手段として、着信転送サービスがある。東日本電信電話株式会社(NTT東日本)ではボイスワープと呼ぶ着信転送サービスを提供している(非特許文献2を参照)。
本サービスでは、転送元の電話端末からダイヤル操作により転送先の電話端末を指定する操作により着信呼が転送される。また、ダイヤルによる解除操作により転送機能が解除される。外出時などに対応するため、別の電話によるダイヤル操作により転送の開始、停止、転送先の変更設定を可能とし、また、インタネットを利用できるPCや携帯電話からwebブラウザを用いた操作も可能である。
着信転送サービスでは、電話呼は加入者データを持つ呼接続サーバ、すなわち、転送元の着信電話端末を収容する呼接続サーバまで接続され、ここで指定された転送先へ転送される。従って、震災等の被災時には呼接続サーバも被災する可能性があり、震災時に電話端末が使えなくなった場合に他の電話端末に転送することで電話サービスの利用を確保するような使い方が出来なくなるケースがある。また、電話端末を収容する呼接続サーバまで呼の接続が到達してから転送を行うため、接続遅延時間の伸長、接続経路の無効利用を生じさせる問題がある。
IP Multimedia Subsystem (IMS), 3GPP TS 23.228 ボイスワープ、[online]、[平成24年8月20日検索]、インターネット<URL:http://flets.com/hikaridenwa/use/pdf/voice.pdf>
着信転送サービスでは、電話呼は加入者データを持つ呼接続サーバ、すなわち、転送元の着信電話端末を収容する呼接続サーバまで接続され、ここで指定された転送先へ転送される。電話端末は同じエリアや近隣エリアに配置される呼接続サーバに収容される。従って、震災等の被災時には呼接続サーバも被災する可能性があり、震災時に電話端末が使えなくなった場合に他の電話端末に転送することで電話サービスの利用を確保するような使い方が出来なくなるケースがある。また、電話端末を収容する呼接続サーバまで呼の接続が到達してから転送を行うため、接続遅延時間の伸長、接続経路の無効利用を生じさせる問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着信先の変更に伴う接続遅延時間の伸長、接続経路の無効利用を防止することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、加入者サーバと複数の呼接続サーバを含む電話システムであって、前記加入者サーバは、電話番号ならびに該電話番号の電話端末が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードが記憶される加入者サーバデータベースと、呼の着信先電話番号とは別の電話番号である転送先電話番号の電話端末に当該呼を着信させる場合の当該着信先電話番号である変更元電話番号ならびに当該転送先電話番号である変更先電話番号を含む着信設定変更依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、前記加入者サーバデータベースの当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードに当該呼接続サーバIDを一登録先呼接続サーバIDとして含ませるとともに、当該呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更依頼を送信し、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを呼接続サーバから受信したなら、前記加入者サーバデータベースの当該着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDがあれば、当該一登録先呼接続サーバIDを読み出し、一方、一登録先呼接続サーバIDがなければ、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、当該呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDを含む回答を当該呼接続サーバに送信する加入者サーバデータベース処理部とを備え、前記各呼接続サーバは、該呼接続サーバに収容された電話端末を区別するための端末位置情報と当該電話端末の電話番号を含むレコードが記憶される呼接続サーバデータベースと、当該呼接続サーバに収容された電話端末から呼を受信したなら、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを前記加入者サーバに送信し、当該加入者サーバから回答を受信し、当該回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに向けて呼を転送し、一方、他の呼接続サーバから呼を受信したなら、前記呼接続サーバデータベースから、呼の着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報を読み出し、当該端末位置情報の電話端末に呼を着信させる呼制御部と、前記着信設定変更依頼を受信したなら、当該着信設定変更依頼から変更先電話番号および変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコード内の端末位置情報を読み出し、前記呼接続サーバデータベースに、当該変更元電話番号に一致する電話番号と当該端末位置情報を含むレコードを記憶させる呼接続サーバデータベース更新部とを備えることを特徴とする。
例えば、前記呼接続サーバは、前記読み出した端末位置情報に対応する電話端末への操作による当該電話端末からの通知により、当該電話端末から発信による呼の発信元電話番号として当該変更元電話番号を設定できるようになっている。
例えば、前記加入者サーバデータベース処理部は、前記変更元電話番号を含む着信設定変更解除依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコード内の一登録先呼接続サーバIDを削除し、当該一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更解除依頼を送信し、前記呼接続サーバデータベース更新部は、前記着信設定変更解除依頼を受信したなら、当該着信設定変更解除依頼から変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを削除する。
例えば、前記加入者サーバデータベース処理部は、前記一登録先呼接続サーバIDをレコードに含ませた際に当該レコードに有効期限を含ませ、当該有効期限に対応する時期が到来したなら、前記加入者サーバデータベースから当該有効期限を含むレコード内の電話番号と一登録先呼接続サーバIDを読み出し、当該一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該電話番号を変更元電話番号として含む着信設定変更解除依頼を送信し、当該レコードから当該一登録先呼接続サーバIDと有効期限を削除し、前記呼接続サーバデータベース更新部は、前記着信設定変更解除依頼を受信したなら、当該着信設定変更解除依頼から変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを削除する。
例えば、電話システムとともに使用される電話端末は、前記電話端末から発信による呼の発信元電話番号として変更元電話番号を設定するための呼接続サーバへの通知を当該電話端末への操作によりに行うことができるようになっている。
第2の本発明は、加入者サーバと複数の呼接続サーバを含む電話システムの当該加入者サーバであって、前記加入者サーバは、電話番号ならびに該電話番号の電話端末が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードが記憶される加入者サーバデータベースと、呼の着信先電話番号とは別の電話番号である転送先電話番号の電話端末に当該呼を着信させる場合の当該着信先電話番号である変更元電話番号ならびに当該転送先電話番号である変更先電話番号を含む着信設定変更依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、前記加入者サーバデータベースの当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードに当該呼接続サーバIDを一登録先呼接続サーバIDとして含ませるとともに、当該呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更依頼を送信し、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを呼接続サーバから受信したなら、前記加入者サーバデータベースの当該着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDがあれば、当該一登録先呼接続サーバIDを読み出し、一方、一登録先呼接続サーバIDがなければ、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、当該呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDを含む回答を当該呼接続サーバに送信する加入者サーバデータベース処理部とを備え、前記各呼接続サーバは、該呼接続サーバに収容された電話端末を区別するための端末位置情報と当該電話端末の電話番号を含むレコードが記憶される呼接続サーバデータベースと、当該呼接続サーバに収容された電話端末から呼を受信したなら、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを前記加入者サーバに送信し、当該加入者サーバから回答を受信し、当該回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに向けて呼を転送し、一方、他の呼接続サーバから呼を受信したなら、前記呼接続サーバデータベースから、呼の着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報を読み出し、当該端末位置情報の電話端末に呼を着信させる呼制御部と、前記着信設定変更依頼を受信したなら、当該着信設定変更依頼から変更先電話番号および変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコード内の端末位置情報を読み出し、前記呼接続サーバデータベースに、当該変更元電話番号に一致する電話番号と当該端末位置情報を含むレコードを記憶させる呼接続サーバデータベース更新部とを備えることを特徴とする。
第3の本発明は、加入者サーバと複数の呼接続サーバを含む電話システムの当該呼接続サーバであって、前記加入者サーバは、電話番号ならびに該電話番号の電話端末が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードが記憶される加入者サーバデータベースと、呼の着信先電話番号とは別の電話番号である転送先電話番号の電話端末に当該呼を着信させる場合の当該着信先電話番号である変更元電話番号ならびに当該転送先電話番号である変更先電話番号を含む着信設定変更依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、前記加入者サーバデータベースの当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードに当該呼接続サーバIDを一登録先呼接続サーバIDとして含ませるとともに、当該呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更依頼を送信し、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを呼接続サーバから受信したなら、前記加入者サーバデータベースの当該着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDがあれば、当該一登録先呼接続サーバIDを読み出し、一方、一登録先呼接続サーバIDがなければ、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、当該呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDを含む回答を当該呼接続サーバに送信する加入者サーバデータベース処理部とを備え、前記呼接続サーバは、該呼接続サーバに収容された電話端末を区別するための端末位置情報と当該電話端末の電話番号を含むレコードが記憶される呼接続サーバデータベースと、当該呼接続サーバに収容された電話端末から呼を受信したなら、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを前記加入者サーバに送信し、当該加入者サーバから回答を受信し、当該回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに向けて呼を転送し、一方、他の呼接続サーバから呼を受信したなら、前記呼接続サーバデータベースから、呼の着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報を読み出し、当該端末位置情報の電話端末に呼を着信させる呼制御部と、前記着信設定変更依頼を受信したなら、当該着信設定変更依頼から変更先電話番号および変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコード内の端末位置情報を読み出し、前記呼接続サーバデータベースに、当該変更元電話番号に一致する電話番号と当該端末位置情報を含むレコードを記憶させる呼接続サーバデータベース更新部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、着信先の変更に伴う接続遅延時間の伸長、接続経路の無効利用を防止することができる。
本実施の形態に係る電話システムの構成図である。 加入者サーバ1の構成を示すブロック図である。 各呼接続サーバ2の構成を示すブロック図である。 電話システムを用いた電話サービスに加入者が加入した場合の動作を示すシーケンス図である。 電話システムにおいて呼を着信させる動作を示すシーケンス図である。 電話システムにおいて着信設定を変更する動作を示すシーケンス図である。 電話システムにおいて着信設定の変更を解除する動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る電話システムの構成図である。
電話システムは、加入者サーバ1と加入者サーバ1に通信回線で接続された複数の呼接続サーバ2および認証サーバ3を含む電話システムである。複数の呼接続サーバ2どうしは、例えば、網状に接続されている。つまり、複数の呼接続サーバ2の中の2つは、直接または1つ以上の呼接続サーバ2を介して間接的に接続される。また、各呼接続サーバ2は、複数の電話端末4を収容(接続)している。
例えば、呼接続サーバ2を区別するための呼接続サーバID「#1」を割り当てられた呼接続サーバ2には、電話番号「0123」を割り当てられた電話端末4および他の電話端末4が収容されている。以下、このような呼接続サーバIDと呼接続サーバ2の対応については、「呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2」、「呼接続サーバ2の呼接続サーバID「#1」」のように表現する。また、このような電話番号と電話端末4の対応については、「電話番号「0123」の電話端末4」、「電話端末4の電話番号「0123」」のように表現する。
また、別の呼接続サーバID「#2」の呼接続サーバ2には、電話番号「4567」の電話端末4および他の電話端末4が収容されている。
認証サーバ3は、電話端末4や図示しないパーソナルコンピュータや携帯電話のウェブブラウザから接続可能となっている。
図2は、加入者サーバ1の構成を示すブロック図である。
加入者サーバ1は、加入者サーバデータベース11と加入者サーバデータベース処理部12を備える。
加入者サーバデータベース11には、電話番号ならびに該電話番号の電話端末が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードが記憶される。
電話番号「0123」を含むレコードには、呼接続サーバID「#1」が含まれるが、これは、図1に示すように、電話番号「0123」の電話端末4が、呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2に収容されていることを示す。
また、電話番号「4567」を含むレコードには、呼接続サーバID「#2」が含まれるが、これは、図1に示すように、電話番号「4567」の電話端末4が、呼接続サーバID「#2」の呼接続サーバ2に収容されていることを示す。
さらに、レコードは、一登録先呼接続サーバIDや有効期限を含むことがある。
電話番号「4567」を含むレコードには、一登録先呼接続サーバID「#1」が含まれるが、これは、電話番号「4567」の電話端末4の代わりに呼を着信する電話端末4が、一登録先呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2に収容されていることを示す。
また、電話番号「4567」を含むレコードには、有効期限「2/28 15:00」が含まれるが、これは、電話番号「4567」の電話端末4でない別の電話端末4が呼を代わりに着信することを、有効期限「2/28 15:00」まで行うことを示している。
加入者サーバデータベース処理部12は、このような加入者サーバデータベース11にレコードを記憶させることやレコードの更新などを行う。また、加入者サーバデータベース処理部12は、呼接続サーバ2からの問い合わせに対し、加入者サーバデータベース11を用いて回答を行う。
図3は、各呼接続サーバ2の構成を示すブロック図である。
呼接続サーバ2は、呼接続サーバデータベース21と呼制御部22と呼接続サーバデータベース更新部23とを備える。
呼接続サーバデータベース21には、該呼接続サーバデータベース21を含む呼接続サーバ2に収容された電話端末4を区別するための端末位置情報と当該電話端末4の電話番号を含むレコードが記憶される。
端末位置情報「端末A」を含む2つのレコードの一方には、電話番号「0123」が含まれるが、これは、電話番号「0123」の電話端末4が、端末位置情報「端末A」により、他の電話端末4と区別されることを示している。
また、端末位置情報「端末A」を含む2つのレコードの他方には、電話番号「4567」が含まれるが、これは、電話番号「4567」の電話端末4の代わりに呼を着信する電話端末4は、端末位置情報「端末A」により、他の電話端末4と区別されることを示している。つまり、電話番号「4567」の電話端末4の代わりに呼を着信する電話端末4は、電話番号「0123」の電話端末4なのである。
呼制御部22は、このような呼接続サーバデータベース21を利用して、呼の着信先端末の特定を行う。
呼接続サーバデータベース更新部23は、このような呼接続サーバデータベース21にレコードを記憶させることやレコードの更新などを行う。
(電話システムの動作)
図4は、電話システムを用いた電話サービスに加入者が加入した場合の動作を示すシーケンス図である。
加入者サーバ1の加入者サーバデータベース処理部12は、加入者が電話サービスに加入した際、当該加入者に使用される電話端末4の電話番号と当該電話端末4が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードを加入者サーバデータベース11に記憶(登録)させる(S1)。
次に、加入者の電話端末4は、電源投入の際などに(S11)、当該電話端末4が収容された呼接続サーバ2に登録信号を送信する(S13)。
呼接続サーバ2の呼接続サーバデータベース更新部23は、登録信号を受信したなら、加入者サーバ1に加入者データを要求する(S15)。
加入者サーバ1の加入者サーバデータベース処理部12は、要求を受信したなら、S1で記憶させたレコード内の電話番号を含む加入者データを呼接続サーバ2に送信する(S17)。なお、加入者サーバデータベース処理部12は、要求を送信した呼接続サーバ2の呼接続サーバIDがレコード内の呼接続サーバIDと異なる場合は、前者の呼接続IDで後者の呼接続IDを更新してもよい。
呼接続サーバ2の呼接続サーバデータベース更新部23は、加入者データを受信したなら、電話番号を読み出し、S13の登録信号を送信した電話端末を区別するための端末位置情報と当該電話番号を含むレコードを呼接続サーバデータベース21に記憶させる(S19)。
このようにして、加入者が増えるにしたがい、各加入者サーバデータベース11、呼接続サーバデータベース21には、レコードが記憶されていく。
図5は、電話システムにおいて呼を着信させる動作を示すシーケンス図である。
例えば、ある電話端末4から発信があり、当該電話端末4を収容する呼接続サーバ2が呼を受信すると(S21)、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを加入者サーバ1に送信する(S23)。
加入者サーバ1の加入者サーバデータベース処理部12は、問い合わせを受信したなら、着信先電話番号を読み出し、加入者サーバデータベース11のこの着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDがあれば、当該一登録先呼接続サーバIDを読み出し、一方、一登録先呼接続サーバIDがなければ、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、この呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDを含む回答を呼接続サーバ2に送信する(S25)。
呼接続サーバ2の呼制御部22は、回答を受信し、回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバ2に向けて呼を転送する(S27)。
回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバ2の呼制御部22は、このように転送された呼を他の呼接続サーバ2から受信したなら、呼接続サーバデータベース21から、呼の着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報を読み出し、当該端末位置情報の電話端末4に呼を着信させる(S29)。
したがって、呼は結局は、その着信先電話番号の電話端末4に着信する。
図6は、電話システムにおいて着信設定を変更する動作を示すシーケンス図である。
例えば、電話番号「4567」の電話端末4の地域が震災等で被災し、当該電話端末4のユーザが、電話番号「0123」の電話端末4が設置された親戚宅に避難する場合を考える。
この場合、電話番号「4567」を着信先電話番号とする呼を、電話番号「0123」の電話端末4に着信(転送)させる必要がある。
つまり、呼の着信先電話番号(上記例だと、電話番号「4567」)とは別の電話番号である転送先電話番号(上記例だと、電話番号「0123」)の電話端末4に当該呼を転送(着信)する必要がある。
このような場合、電話番号「4567」の電話端末4のユーザは、例えば、避難する前に、電話番号「4567」(呼の着信先電話番号)である変更元電話番号ならびに電話番号「0123」(転送先電話番号)である変更先電話番号を、電話番号「4567」の電話端末4に入力する(S31)。
電話端末4は、入力された変更元電話番号「4567」と変更先電話番号「0123」を含む着信設定変更依頼を認証サーバ3に送信する(S33)。
なお、転送先変更の特別番号にユーザが携帯電話などで接続し、ガイダンスを介して電話番号、変更先電話番号をダイヤル操作し、これにより、着信設定変更依頼が認証サーバ3に送信されるようにしてもよい。
なお、着信設定変更依頼は、例えば、避難する期間などに応じた有効期限(例えば、2/28 15:00)を含めてもよい。また、着信設定変更依頼は、パーソナルコンピュータや携帯電話のウェブブラウザから送信してもよい。
認証サーバ3は、着信設定変更依頼を受信し、認証を行う。認証方法は特には指定しない。認証サーバ3は、認証後、受信した着信設定変更依頼を加入者サーバ1に送信する(S35)。
加入者サーバ1の加入者サーバデータベース処理部12は、着信設定変更依頼を受信したなら、変更元電話番号「4567」と変更先電話番号「0123」を読み出し、加入者サーバデータベース11から変更先電話番号「0123」に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコードから呼接続サーバID「#1」を読み出し、加入者サーバデータベース11の変更元電話番号「4567」に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDとして呼接続サーバID「#1」を含ませるとともに(S37)、一登録先呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2に対し当該着信設定変更依頼を送信する(S39)。
なお、S37では、呼接続サーバデータベース更新部23は、着信設定変更依頼に有効期限が含まれているなら、当該有効期限を当該レコードに含ませる。
S39の着信設定変更依頼を受信した呼接続サーバ2の呼接続サーバデータベース更新部23は、着信設定変更依頼から変更先電話番号「0123」および変更元電話番号「4567」を読み出し、呼接続サーバデータベース21から変更先電話番号「0123」に一致する電話番号を含むレコード内の端末位置情報「端末A」を読み出し、呼接続サーバデータベース21に、変更元電話番号「4567」に一致する電話番号と端末位置情報「端末A」を含むレコードを記憶させるとともに(S41)、変更先電話番号「0123」の電話端末4に対し、着信設定変更を行ったことを通知する(S43)。
例えば、電話端末4は、通知内容を自身のディスプレイに表示する。なお、電話端末4は、ディスプレイ付きのものとは限らず、よって、S43は、実行しなくてもよい。
次に、図5を援用して、変更元電話番号「4567」を着信先電話番号とする呼が、変更先電話番号「0123」の電話端末4に着信する動作を説明する。
例えば、呼接続サーバID「#1」、「#2」以外の呼接続サーバIDの呼接続サーバ2に収容された電話端末4から発信があり、当該電話端末4を収容する呼接続サーバ2が呼を受信すると(S21)、呼接続サーバ2の呼制御部22は、呼の着信先電話番号「4567」を含む問い合わせを加入者サーバ1に送信する(S23)。
加入者サーバ1は、加入者サーバデータベース11に、この着信先電話番号「4567」に一致する電話番号を含むレコードがあり、このレコードに一登録先呼接続サーバID「#1」があるので、一登録先呼接続サーバID「#1」を読み出し、一登録先呼接続サーバID「#1」を含む回答を呼接続サーバ2に送信する(S25)。
呼接続サーバ2の呼制御部22は、回答を受信し、回答内の一登録先呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2に向けて呼を転送する(S27)。
登録先呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2の呼制御部22は、呼接続サーバデータベース21から、呼の着信先電話番号「4567」に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報「端末A」を読み出し、端末位置情報「端末A」に対応する電話端末4、つまり、電話番号「0123」の電話端末4に呼を着信させる(S29)。
つまり、変更先電話番号「0123」は、呼接続サーバID「#2」の呼接続サーバ2に記憶されているのでなく、呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2に記憶されているので、呼接続サーバID「#2」の呼接続サーバ2が、電話番号「4567」の電話端末4の地域に設置され、同じく被災した場合であっても、変更先電話番号「0123」の電話端末4に呼を着信させることができる。
なお、電話番号「0123」を着信先電話番号とする呼は、通常どおり、電話番号「0123」の電話端末4に着信する。また、上記のように、電話番号「4567」の電話端末4への呼の着信はできないが、発信は、通常どおり、行ってもよい。
次に、電話番号「0123」の電話端末4からの発信について説明する。
(A)例えば、電話番号「4567」の電話端末4のユーザが、電話番号「0123」の電話端末4から発信し、電話番号「4567」を発信元電話番号としたい場合は、当該電話端末4に対し、所定の操作(例えば、ダイヤル操作)を行う。これにより、当該電話端末4は、この操作が行われたことを、呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2に通知する。
呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2は、この通知を受信しなかったなら、呼の発信元電話番号として、電話番号「0123」を設定し、一方、通知を受信したなら、呼の発信元電話番号として、電話番号「0123」でなく、電話番号「4567」を設定する。よって、呼を着信する電話端末4には、発番号表示機能により、例えば、発信元電話番号として電話番号「4567」が表示される。
(B)または、電話端末4のユーザが、電話番号「0123」の電話端末4に対し、電話番号「0123」を発信元電話番号としたい場合は、第1の操作を行い、電話番号「4567」を発信元電話番号としたい場合は、第2の操作を行い、これにより、当該電話端末4が、操作内容を、呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2に通知する。
呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2は、この通知が、第1の操作が行われたことの通知なら、呼の発信元電話番号を電話番号「0123」とし、一方、この通知が、第2の操作が行われたことの通知なら、呼の発信元電話番号を電話番号「4567」とする。よって、呼を着信する電話端末4には、発番号表示機能により、例えば、発信元電話番号として電話番号「0123」または「4567」が表示される。
なお、ここでは、呼の発信元電話番号を2つの電話番号「0123」と「4567」のどちらかにすることについて説明したが、3つ以上の場合でも、操作内容を通知することで、呼の発信元電話番号を所望の電話番号にすることができる。
また、特段の操作をせず、これにより、通知がない場合は、呼の発信元電話番号を電話番号「0123」とし、一方、操作があり、これにより、通知があった場合は、呼の発信元電話番号を、通知内容に応じた電話番号にしてもよい。
また、電話番号「0123」、「4567」は例であり、他の電話番号であってもよい。
図7は、電話システムにおいて着信設定の変更を解除する動作を示すシーケンス図である。
例えば、電話番号「4567」の電話端末4の地域が震災等から復旧し、当該電話端末4のユーザが、親戚宅から戻ってきた場合、電話番号「4567」を着信先電話番号とする呼は、従前通り、電話番号「4567」の電話端末4に着信させる必要がある。
このような場合、電話番号「4567」の電話端末4のユーザは、戻ってきた後に、変更元電話番号「4567」を、電話番号「4567」の電話端末4に入力する(S51)。
電話端末4は、入力された変更元電話番号「4567」を含む着信設定変更解除依頼を認証サーバ3に送信する(S53)。
認証サーバ3は、認証後、受信した着信設定変更解除依頼を加入者サーバ1に送信する(S55)。
加入者サーバ1の加入者サーバデータベース処理部12は、着信設定変更解除依頼を受信したなら、変更元電話番号を読み出し、加入者サーバデータベース11から当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコード内の一登録先呼接続サーバIDを削除し(S57)、当該一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバ2に対し当該着信設定変更解除依頼を送信する(S59)。
なお、S57では、加入者サーバデータベース処理部12は、レコードに有効期限が含まれているなら、有効期限を削除する。
呼接続サーバ2の呼接続サーバデータベース更新部23は、着信設定変更解除依頼を受信したなら、変更元電話番号を読み出し、呼接続サーバデータベース21から当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを削除し(S61)、電話番号「0123」の電話端末4に対し、着信設定変更を解除したことを通知する(S63)。
なお、S43と同様、S63は、実行しなくてもよい。
次に、有効期限に対応する時期が到来した場合の処理について説明する。
加入者サーバ1の加入者サーバデータベース処理部12は、有効期限に対応する時期が到来したなら、加入者サーバデータベース11から当該有効期限を含むレコード内の一登録先呼接続サーバIDと有効期限を削除し、当該一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバ2に対し、当該レコード内の電話番号を変更元電話番号として含む着信設定変更解除依頼を送信する。
呼接続サーバ2の呼接続サーバデータベース更新部23は、着信設定変更解除依頼を受信したなら、変更元電話番号を読み出し、呼接続サーバデータベース21から当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを削除し、電話番号「0123」の電話端末4に対し、当該電話端末4へ呼を転送する転送設定を解除したことを通知する。
したがって、本実施の形態の電話システムによれば、着信先の変更に関する情報を加入者サーバ1および変更先の呼接続サーバ2(呼接続サーバID「#1」の呼接続サーバ2)に保持するので、変更元の呼接続サーバ2(呼接続サーバID「#2」の呼接続サーバ2)が被災した場合であっても、呼を変更先の電話端末4(電話番号「0123」の電話端末4)に着信させることができる。また、呼は変更元の呼接続サーバ2(呼接続サーバID「#2」の呼接続サーバ2)を経由しなくてよいので、着信先の変更に伴う接続遅延時間の伸長、接続経路の無効利用を防止することができる。
また、着信設定変更解除依頼により、または、有効期限の時期が到来した場合には、着信先の変更を解除できるので、被災前のように、呼を変更元の電話端末4に着信させることができる。
また、変更先の電話端末4からであっても、変更元の電話番号を発信元電話番号として発信できるので、変更先の電話端末4を、変更元の電話端末4と同様に使用することができる。
なお、加入者サーバ1や呼接続サーバ2や電話端末4としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1 加入者サーバ
2 呼接続サーバ
3 認証サーバ
4 電話端末
11 加入者サーバデータベース
12 加入者サーバデータベース処理部
21 呼接続サーバデータベース
22 呼制御部
23 呼接続サーバデータベース更新部

Claims (8)

  1. 加入者サーバと複数の呼接続サーバを含む電話システムであって、
    前記加入者サーバは、
    電話番号ならびに該電話番号の電話端末が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードが記憶される加入者サーバデータベースと、
    呼の着信先電話番号とは別の電話番号である転送先電話番号の電話端末に当該呼を着信させる場合の当該着信先電話番号である変更元電話番号ならびに当該転送先電話番号である変更先電話番号を含む着信設定変更依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、前記加入者サーバデータベースの当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードに当該呼接続サーバIDを一登録先呼接続サーバIDとして含ませるとともに、当該呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更依頼を送信し、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを呼接続サーバから受信したなら、前記加入者サーバデータベースの当該着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDがあれば、当該一登録先呼接続サーバIDを読み出し、一方、一登録先呼接続サーバIDがなければ、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、当該呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDを含む回答を当該呼接続サーバに送信する加入者サーバデータベース処理部とを備え、
    前記各呼接続サーバは、
    該呼接続サーバに収容された電話端末を区別するための端末位置情報と当該電話端末の電話番号を含むレコードが記憶される呼接続サーバデータベースと、
    当該呼接続サーバに収容された電話端末から呼を受信したなら、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを前記加入者サーバに送信し、当該加入者サーバから回答を受信し、当該回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに向けて呼を転送し、一方、他の呼接続サーバから呼を受信したなら、前記呼接続サーバデータベースから、呼の着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報を読み出し、当該端末位置情報の電話端末に呼を着信させる呼制御部と、
    前記着信設定変更依頼を受信したなら、当該着信設定変更依頼から変更先電話番号および変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコード内の端末位置情報を読み出し、前記呼接続サーバデータベースに、当該変更元電話番号に一致する電話番号と当該端末位置情報を含むレコードを記憶させる呼接続サーバデータベース更新部とを備える
    ことを特徴とする電話システム。
  2. 前記呼接続サーバは、
    前記読み出した端末位置情報に対応する電話端末への操作による当該電話端末からの通知により、当該電話端末から発信による呼の発信元電話番号として当該変更元電話番号を設定できるようになっている
    ことを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  3. 前記加入者サーバデータベース処理部は、
    前記変更元電話番号を含む着信設定変更解除依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコード内の一登録先呼接続サーバIDを削除し、当該一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更解除依頼を送信し、
    前記呼接続サーバデータベース更新部は、
    前記着信設定変更解除依頼を受信したなら、当該着信設定変更解除依頼から変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを削除する
    ことを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  4. 前記加入者サーバデータベース処理部は、
    前記一登録先呼接続サーバIDをレコードに含ませた際に当該レコードに有効期限を含ませ、当該有効期限に対応する時期が到来したなら、前記加入者サーバデータベースから当該有効期限を含むレコード内の電話番号と一登録先呼接続サーバIDを読み出し、当該一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該電話番号を変更元電話番号として含む着信設定変更解除依頼を送信し、当該レコードから当該一登録先呼接続サーバIDと有効期限を削除し、
    前記呼接続サーバデータベース更新部は、
    前記着信設定変更解除依頼を受信したなら、当該着信設定変更解除依頼から変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードを削除する
    ことを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  5. 請求項1記載の電話システムとともに使用される電話端末であって、
    前記電話端末から発信による呼の発信元電話番号として変更元電話番号を設定するための呼接続サーバへの通知を当該電話端末への操作により行うことができるようになっていることを特徴とする電話端末。
  6. 加入者サーバと複数の呼接続サーバを含む電話システムの当該加入者サーバであって、
    前記加入者サーバは、
    電話番号ならびに該電話番号の電話端末が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードが記憶される加入者サーバデータベースと、
    呼の着信先電話番号とは別の電話番号である転送先電話番号の電話端末に当該呼を着信させる場合の当該着信先電話番号である変更元電話番号ならびに当該転送先電話番号である変更先電話番号を含む着信設定変更依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、前記加入者サーバデータベースの当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードに当該呼接続サーバIDを一登録先呼接続サーバIDとして含ませるとともに、当該呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更依頼を送信し、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを呼接続サーバから受信したなら、前記加入者サーバデータベースの当該着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDがあれば、当該一登録先呼接続サーバIDを読み出し、一方、一登録先呼接続サーバIDがなければ、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、当該呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDを含む回答を当該呼接続サーバに送信する加入者サーバデータベース処理部とを備え、
    前記各呼接続サーバは、
    該呼接続サーバに収容された電話端末を区別するための端末位置情報と当該電話端末の電話番号を含むレコードが記憶される呼接続サーバデータベースと、
    当該呼接続サーバに収容された電話端末から呼を受信したなら、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを前記加入者サーバに送信し、当該加入者サーバから回答を受信し、当該回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに向けて呼を転送し、一方、他の呼接続サーバから呼を受信したなら、前記呼接続サーバデータベースから、呼の着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報を読み出し、当該端末位置情報の電話端末に呼を着信させる呼制御部と、
    前記着信設定変更依頼を受信したなら、当該着信設定変更依頼から変更先電話番号および変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコード内の端末位置情報を読み出し、前記呼接続サーバデータベースに、当該変更元電話番号に一致する電話番号と当該端末位置情報を含むレコードを記憶させる呼接続サーバデータベース更新部とを備える
    ことを特徴とする電話システムの加入者サーバ。
  7. 加入者サーバと複数の呼接続サーバを含む電話システムの当該呼接続サーバであって、
    前記加入者サーバは、
    電話番号ならびに該電話番号の電話端末が収容された呼接続サーバの呼接続サーバIDを含むレコードが記憶される加入者サーバデータベースと、
    呼の着信先電話番号とは別の電話番号である転送先電話番号の電話端末に当該呼を着信させる場合の当該着信先電話番号である変更元電話番号ならびに当該転送先電話番号である変更先電話番号を含む着信設定変更依頼を受信したなら、前記加入者サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、前記加入者サーバデータベースの当該変更元電話番号に一致する電話番号を含むレコードに当該呼接続サーバIDを一登録先呼接続サーバIDとして含ませるとともに、当該呼接続サーバIDの呼接続サーバに対し当該着信設定変更依頼を送信し、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを呼接続サーバから受信したなら、前記加入者サーバデータベースの当該着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードに一登録先呼接続サーバIDがあれば、当該一登録先呼接続サーバIDを読み出し、一方、一登録先呼接続サーバIDがなければ、当該レコードから呼接続サーバIDを読み出し、当該呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDを含む回答を当該呼接続サーバに送信する加入者サーバデータベース処理部とを備え、
    前記呼接続サーバは、
    該呼接続サーバに収容された電話端末を区別するための端末位置情報と当該電話端末の電話番号を含むレコードが記憶される呼接続サーバデータベースと、
    当該呼接続サーバに収容された電話端末から呼を受信したなら、呼の着信先電話番号を含む問い合わせを前記加入者サーバに送信し、当該加入者サーバから回答を受信し、当該回答内の呼接続サーバIDまたは一登録先呼接続サーバIDの呼接続サーバに向けて呼を転送し、一方、他の呼接続サーバから呼を受信したなら、前記呼接続サーバデータベースから、呼の着信先電話番号に一致する電話番号を含むレコードを検索し、端末位置情報を読み出し、当該端末位置情報の電話端末に呼を着信させる呼制御部と、
    前記着信設定変更依頼を受信したなら、当該着信設定変更依頼から変更先電話番号および変更元電話番号を読み出し、前記呼接続サーバデータベースから当該変更先電話番号に一致する電話番号を含むレコード内の端末位置情報を読み出し、前記呼接続サーバデータベースに、当該変更元電話番号に一致する電話番号と当該端末位置情報を含むレコードを記憶させる呼接続サーバデータベース更新部とを備える
    ことを特徴とする電話システムの呼接続サーバ。
  8. 請求項5記載の電話端末または請求項6記載の加入者サーバまたは請求項7記載の呼接続サーバとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
JP2012191166A 2012-08-31 2012-08-31 電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバ Expired - Fee Related JP5802178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012191166A JP5802178B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012191166A JP5802178B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014049927A JP2014049927A (ja) 2014-03-17
JP5802178B2 true JP5802178B2 (ja) 2015-10-28

Family

ID=50609183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012191166A Expired - Fee Related JP5802178B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5802178B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6158750B2 (ja) * 2014-05-16 2017-07-05 日本電信電話株式会社 通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014049927A (ja) 2014-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5232173B2 (ja) サーバ装置、及び、メッセージ送信方法
JP2008109223A (ja) 携帯端末装置、リクエスト送受信制御方法およびリクエスト送受信制御プログラム
JP5474503B2 (ja) 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム
KR101129299B1 (ko) 익명 통화 서비스 방법
US9002329B2 (en) Mobile communication in a network-device environment
JP5802178B2 (ja) 電話システム、電話端末、加入者サーバおよび呼接続サーバ
JP5442409B2 (ja) 呼接続制御装置、発信者識別情報通知システム、及びプログラム
KR100979393B1 (ko) 발/착신자 정보 표시 서비스 시스템 및 방법
JP4679483B2 (ja) Ip通話端末切り替え装置及び方法
JP2007013616A (ja) プレゼンスサーバ、情報提供システム及び情報提供方法
JP5170224B2 (ja) 電話転送システム及び方法
JP2020047974A (ja) 電話システム
JP5715897B2 (ja) 着信時情報提供装置
JP5269383B2 (ja) 電話システム
US11503083B2 (en) Call processing server, call processing method, and call processing program
JP6763557B1 (ja) ボタン電話システム、アドレス帳管理方法およびアドレス帳管理プログラム
JP2015213270A (ja) 通信サーバ
JP6082253B2 (ja) 電話システムおよび電話制御装置
KR102638733B1 (ko) 클라우드 폰 기반의 통신 시스템 및 그 방법
JP6602919B2 (ja) 通信サーバ
KR101977707B1 (ko) 모바일 대표번호 서비스 제공 방법 및 시스템
JP6315592B2 (ja) 呼制御サーバおよび呼制御システムの動作方法
JP5009961B2 (ja) 呼処理システム、呼処理装置および呼処理方法
JP2006270549A (ja) Ip電話システム
JP2011135582A (ja) 電話番号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5802178

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees