JP5802007B2 - ディジタルx線検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタル撮像システムに関し、また詳細にはこうしたシステムのディジタルX線検出器の組み上げに関する。
様々な設計による多くの放射線撮像システムが知られると共に、現在使用されている。こうしたシステムは一般に、関心対象の方向に導かれるX線の発生に基づく。このX線は対象を横切りフィルムまたはディジタル検出器に当たる。医用診断のコンテキストでは例えば、こうしたシステムを用いて内部組織を視覚化し患者の病気を診断することがある。別のコンテキストでは、その内容物の検査その他の目的のために、部品、手荷物、小包その他の対象物を撮像することがある。
こうしたX線システムでは、対象の介在構造により減衰、散乱または吸収を受けたX線を検出するために半導体検出器などのディジタル回路を使用することが増大しつつある。半導体検出器は受け取ったX線の強度を示す電気信号を発生させることがある。一方これらの信号は、収集されて関心対象の画像を再構成するように処理されることがある。
米国特許第7495226号
ディジタルX線検出器の従来の構造体は、その1つとして物理的インパクトまたは衝撃による損傷を極めて受けやすい脆弱な構成要素を保護するために、ディジタルX線検出器がかなり重くかつ分厚くなる。典型的にはディジタルX線検出器はさらに、内部の構成要素に対して堅固に取り付けられた剛性の大きいエンクロージャを含む。しかし、ディジタルX線撮像システムが益々普及するにつれて、ディジタルX線検出器は融通性をさらに高めるように可搬性がより高まっている。可搬式ディジタルX線検出器の出現によって、同じイメージャサイズを保持しながら検出器の快適操作性及び耐久性を向上させるようなより軽量でより薄くかつより小型の検出器が必要となっている。
一実施形態では、支持パネルと、該支持パネルの前面側にその背面側が確保されているディジタル検出器アレイと、検出器アレイと支持パネルの間に配置させた反射光吸収層と、支持パネルの背面側に対して確保された背側衝撃吸収構造と、検出器アレイの前面側に対して確保された前側衝撃吸収構造と、を含む検出器アセンブリを有するディジタルX線検出器を提供する。本ディジタルX線検出器はさらに、検出器アセンブリを囲繞すると共に背側衝撃吸収構造に対して確保されたシェルアセンブリを含む。
別の実施形態では、ディジタルX線検出器を組み上げるための方法を提供する。本方法は、支持パネルの背面側に対して電子アセンブリを確保する工程と、支持パネルの背面側に対して衝撃マウントアセンブリを結合させる工程と、支持パネルの前面側に反射光吸収層を付着させる工程と、反射光吸収層の前面側に検出器アレイを付着させる工程と、検出器アレイの前面側に前側衝撃吸収構造を付着させる工程と、を含む検出器アセンブリの組み上げを提供する。本方法はさらに、検出器アセンブリを囲繞するシェルアセンブリ内に検出器アセンブリを挿入する工程と、衝撃マウントアセンブリを介してシェルアセンブリに対して検出器アセンブリを確保する工程と、を提供する。
本発明に関するこれらの特徴、態様及び利点、並びにその他の特徴、態様及び利点については、同じ参照符号が図面全体を通じて同じ部分を表している添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってより理解が深まるであろう。
本技法を利用できる一実施形態のディジタルX線撮像システムの全体概要図である。 本技法の一実施形態に従った可搬式ディジタルX線検出器の前側斜視図である。 本技法のある種の実施形態に従った図2に示すような可搬式ディジタルX線検出器の前側分解斜視図である。 本技法のある種の実施形態に従った図2に示すような可搬式ディジタルX線検出器の背側分解斜視図である。 本技法のある種の実施形態に従った図2に示すような可搬式ディジタルX線検出器の横断断面図である。 本技法のある種の実施形態に従った検出器パネルアセンブリの長手方向分解断面図である。 本技法のある種の実施形態に従った図6に示すような反射光吸収層の詳細図である。 本技法のある種の実施形態に従った可搬式ディジタルX線検出器のシェルの後ろ側の内部図である。 本技法のある種の実施形態に従った熱ギャップパッドの詳細図である。 本技法のある種の実施形態に従った検出器パネルアセンブリを組み上げた図である。 本技法のある種の実施形態に従った図10に示すような検出器パネルアセンブリの分解図である。 本技法のある種の実施形態に従った図10に示すような検出器パネルアセンブリの側面概要図である。
ここで図面を見ると図1は、離散画素画像データを収集し処理するための撮像システム10の概要を表している。図示した実施形態では、撮像システム10は本技法に従って原画像データの収集と該画像データに対する表示のための処理の両方を行うように設計されたディジタルX線システムである。図1に示した実施形態では、撮像システム10はコリメータ14に隣り合うように位置決めされたX線放射源12を含む。コリメータ14によって患者18などの物体または対象をその内部に位置決めさせた領域内まで放射線ストリーム16を通過させることが可能となる。放射線の一部20は対象内またはその周囲を通過し、ディジタルX線検出器(その全体を参照番号22で示す)に当たる。検出器22はその表面上で受け取ったX線光子をこれよりエネルギーが低い光子に変換し、また続いて電気信号に変換し、これが収集され処理されて対象内部にあるフィーチャの画像を再構成できることは当業者であれば理解されよう。
放射線源12は、検査シーケンスのためのパワー信号と制御信号の両方を供給する電源/制御回路24によって制御される。さらに検出器22は、検出器22で発生させた信号の収集を指令する検出器制御器26に対して通信可能に結合されている。ここに図示した実施形態では、検出器22は適当な任意のワイヤレス通信標準を介して検出器制御器26と連絡することができるが、ケーブルや別の何らかの機械的な接続を通じて検出器制御器26と連絡するような検出器22の使用も想定される。検出器制御器26はさらに、ダイナミックレンジの初期調整、ディジタル画像データの交互配置その他などの様々な信号処理及びフィルタ機能を実行することがある。
電源/制御回路24と検出器制御器26の両者はシステム制御器28からの信号に応答する。一般にシステム制御器28は、検査プロトコルを実行し収集画像データを処理するように撮像システムの動作を指令する。本コンテキストではシステム制御器28はさらに、プログラムされた汎用または特定用途向けディジタルコンピュータに基づくのが典型的である信号処理回路と、様々な機能を実行するためにコンピュータのプロセッサにより実行されるプログラムやルーチンの保存並びに構成パラメータや画像データの保存のための光学記憶デバイス、磁気記憶デバイスまたは半導体記憶デバイスなどの付属製作物と、インタフェース回路と、その他と、を含む。
図1に示した実施形態ではシステム制御器28は、参照番号30で示したようなディスプレイやプリンタなどの少なくとも1つの出力デバイスとリンクしている。出力デバイスは、標準的または特殊目的のコンピュータモニター、並びに関連する処理回路を含むことがある。システム内ではさらに、システムパラメータの出力、検査の要求、画像の観察その他のために1つまたは複数のオペレータワークステーション32をリンクさせることがある。一般にシステム内部に供給されるディスプレイ、プリンタ、ワークステーション及び同様のデバイスはデータ収集構成要素に対してローカルとすること、あるいはインターネット、仮想プライベートネットワークその他などの1つまたは複数の構成可能ネットワークを介して画像収集システムとリンクさせて、ある施設や病院内部のどこかあるいは全体的に異なる箇所などこれらの構成要素からリモートとすることもある。
例示的な撮像システム10や放射線検出に基づくその他の撮像システムは、フラットパネル式ディジタルX線検出器などの検出器22を利用する。こうした例示的なフラットパネル式ディジタルX線検出器22の斜視図を図2に提供している。この例示的なフラットパネル式ディジタルX線検出器22は入射X線の受け取りに応答して電気信号を発生させるための検出器サブシステムを含む。ある種の実施形態では、外部荷重またはインパクトに曝されても脆弱な検出器構成要素を損傷から保護するためにシェルアセンブリ34によって検出器パネルアセンブリを囲繞する外部エンクロージャを提供している。以下でさらに詳細に検討するが検出器22はさらに、シェルアセンブリ34内部にある内部構成要素を保護するための衝撃吸収性構造を含むことがある。一実施形態ではそのシェルアセンブリ34は一体型の連続構造とすることや、あらゆる不連続を実質的に存在させないことがある。例えば、一体型のシェルアセンブリ34は、検出器パネルアセンブリの挿入を可能にするように少なくとも1つの開口部を有するスリーブ様構成をした4面〜5面構造とすることがある。シェルアセンブリ34は放射線38を受け取るための前面側36を含む。一体型スリーブの個々の面またはエッジは、検出器の丈夫さや使いやすさを向上させるように、平坦とする、丸みをつける、湾曲させる、起伏をもたせる、あるいは成形させ得ることに留意すべきである。別法としてそのシェルアセンブリ34は多ピース型アセンブリとすることがある。シェルアセンブリ34は、金属、金属合金、プラスチック、複合材料、あるいはこれらの組み合わせなどの材料から形成させることがある。ある種の実施形態ではその材料は低X線減衰特性を有する。一実施形態ではそのシェルアセンブリ34は、炭素繊維強化プラスチック材料、炭素強化プラスチック材料と発泡コアの合成体、グラファイト繊維−エポキシ複合材などの軽量で耐久性のある複合材料から形成させることがある。幾つかの実施形態は、導電性の構成要素をその内部に配置させた非導電性母材を有する1つまたは複数の材料合成物を含むことがあり、また幾つかの実施形態は、検出器22の内部構成要素を外部の電子ノイズから保護するための電磁気干渉遮蔽を提供することがある。さらにシェルアセンブリ34は、外部荷重を受けたときのたわみを最小とさせて実質的に剛性とするように設計されることがある。
ある種の実施形態では、シェルアセンブリ34を形成させるようにスリーブまたはシェル42の一方の端部に端部キャップ40を設けることがある。端部キャップ40は、ナイロン、ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン(UHMW−PE)、デルリン(delrin)、またはポリカーボネートなどインパクト抵抗性でエネルギー吸収性の材料から形成し得ることに留意すべきである。UHMWポリエチレンは、分子量が概して約3,100,000〜約6,000,000の範囲にあるような線状ポリマーである。さらに、検出器22の可搬性を容易にするためにシェルアセンブリ34に対してハンドル44を機械的に結合させることがある。このハンドル44はシェルアセンブリ34に取り付けられる単独の構成要素とすることがある。この場合でも、ハンドル44は高分子量ポリエチレンなどのインパクト抵抗性でエネルギー吸収性の材料から形成し得ることに留意すべきである。ハンドル44は一方、技師やその他のユーザによる検出器22の取り扱いを容易にするような様々なフィーチャを含むことがある。図2に示した実施形態などの幾つかの実施形態では、ハンドル44は1つまたは複数のグリップを含むことがあるが、別の実施形態ではこれに加えてまたはこれに代えてユーザによるより容易な検出器22の把持を可能にするような輪郭などの別のフィーチャを含み得ることに留意されたい。
図示したように検出器22は、固定のテザー(tether)やケーブルを伴わずに製作されることがある。別法としてその検出器22は、使用時にスキャナのデータ収集システムに対して検出器読み出し用電子回路を接続するために用いられるテザーに接続されることがある。使用していないときには、検出器22をテザーから容易に取り外して撮像システムから離れた箇所に格納することができる。このために、互いに離れた複数のスキャン場所間で検出器22を移送することができる。このことは、救急処置室やその他のトリアージ(triage)施設にとって特に有利である。
図3〜4は、シェルアセンブリ34から取り外された可搬式フラットパネルディジタルX線検出器22のディジタル検出器パネルアセンブリ46を表している。図3に示した検出器パネルアセンブリ46は、撮像パネル48、検出器パネル50及び前側衝撃吸収構造52を含む。撮像パネル48と検出器パネル50は一体となって検出器アレイ54を成している。撮像パネル48は入射X線を可視光に変換するためのシンチレータ層を含む。ヨウ化セシウム(CsI)その他のシンチレーション材料から製作され得るシンチレータ層は、吸収したX線のエネルギー及び量に比例した光を放出するように設計されている。このために、シンチレータ層のうちの受け取ったX線がより多いあるいは受け取ったX線エネルギーレベルがより高い領域において光放出がより大きくなる。X線源により投射されたX線の減衰は対象の組成によってその程度が様々であるため、シンチレータ層上に当たるX線のエネルギーレベル及び量はシンチレータ層全体にわたって均一ではない。光放出のこの変動を用いて再構成画像にコントラストが生成されることになる。
シンチレータ層により放出される光は、検出器パネル50上の感光層によって検出される。この感光層は、それぞれの検出器素子が吸収した入射光の量に比例した電荷を蓄積するような感光素子または検出器素子のアレイを含む。一般に各検出器素子は、光感応性の領域と、当該検出器素子からの電荷の蓄積及び出力を制御するための電子回路を含む領域と、を有する。この光感応性領域は、光を吸収し続いて電荷を生成し蓄積するフォトダイオードから構成されることがある。照射後に、各検出器素子内の電荷はロジック制御式電子回路66(図4参照)を用いて読み出される。
各検出器素子は一般に、トランジスタ式のスイッチを用いて制御される。この際に、トランジスタのソースがフォトダイオードに接続され、トランジスタのドレインが読み出しラインに接続され、かつトランジスタのゲートは検出器22(図4参照)内の電子回路70上に配置されたスキャン制御インタフェース68に接続される。ゲートに負電圧が印加されているときはスイッチがOFF状態になるように駆動され、これによってソースとドレインの間の導通が妨げられる。逆にゲートに正電圧が印加されているときはスイッチがONになり、これによってフォトダイオードを再充電することが可能となり、その際の電荷量は読み出しライン上で検出された入射エネルギーの指示値であるダイオード空乏(depletion)の関数となる。検出器アレイ54の各検出器素子はそれぞれ1つのトランジスタ(例えば、薄膜トランジスタ)によって製作される。
具体的にはX線の照射中に、すべてのゲートラインに対して負電圧を印加し、これによりすべてのトランジスタスイッチをOFF状態になるように駆動するまたはOFF状態にしておく。その結果、照射中に受けた電荷空乏によって各検出器素子の電荷が減少する。読み出し中は、各ゲートラインに対して順次、正の電圧が印加される。すなわち、検出器は検出器素子からなるX−Yマトリックスであり、またあるゲートラインをONにすると当該ライン内のすべての検出器素子が同時に読み出されるように、1つのライン内のトランジスタのゲートはすべて互いに接続されている。検出器素子からのより高速な読み出しに対応するためにマルチプレクサを使用することもある。各検出器素子の出力は次いで、後続の画像再構成のために各画素単位で収集信号をディジタル化している出力回路(例えば、ディジタイザー)に入力される。典型的な再構成では、再構成画像の各画素は検出器アレイ54の単一の検出器素子に対応する。
ある種の実施形態では、検出器パネルアセンブリ46とシェルアセンブリ34の内側表面との間に前側衝撃吸収構造52を配置させることがある。前側衝撃吸収構造52は、材料が異なる、幾何形状(例えば、矩形、円形、三角形、その他)が異なる、寸法(例えば、長さ、幅、厚さ、その他)が異なる、あるいはこれらの組み合わせが異なる複数の層を含むことがある。前側衝撃吸収構造52は検出器パネルアセンブリ46とシェルアセンブリ34の両方に接することがある。この方式において前側衝撃吸収構造52は検出器パネルアセンブリ46のための位置支持体と衝撃吸収体の両方の役割をすることがある。ある種の実施形態では、前側衝撃吸収構造52は、ゴム、発泡材(foam)、エラストマ、発泡ゴム、別の弾性材料、またはこれらを組み合わせたものを含むことがある。例えば前側衝撃吸収構造52は、微細孔(fine−celled)で圧縮永久歪が低い高密度ポリウレタン発泡材、及び/または高密度で柔軟な極小多孔(microcellular)ウレタン発泡材料を含むことがある。これらの発泡材は高密度であるように記載しているが、前側衝撃吸収構造52は一般にその他の材料と比較してより低密度である。幾つかの実施形態ではその前側衝撃吸収構造52は、Aearo Technologies(米国インディアナ州インディアナポリス)の一業務部門であるE−A−R Specialty Composites製造のCONFOR発泡材及び/またはISOLOSS発泡材を含むことがある。別の実施形態ではその前側衝撃吸収構造52は、Rogers Corporation(米国コネチカット州ロジャーズ)製造のPORON発泡材を含むことがある。前側衝撃吸収構造52は一般に、インパクトのうちの50、60、70、80または90パーセントを吸収するなど高いインパクト抵抗性やエネルギー吸収特性を有する。幾つかの実施形態ではその前側衝撃吸収性構造52によるエネルギー吸収は、インパクトのうちの約96、96、97、98または99パーセントとなることがある。さらにこれらの発泡材は、一般に軽量であると共に、検出器パネルアセンブリ46の検出器アレイ54の前面側に対して前側衝撃吸収構造52を確保するように発泡材層の後ろ側上に片面接着剤層を含むことがある。これらの発泡材はさらに発泡材層の前面側の上に、シェルアセンブリ34内における検出器パネルアセンブリ46の配置を容易にするためにシェルアセンブリ34の内側表面に接触する片面摩擦低減層を含むことがある。この摩擦低減層は超高分子量ポリエチレンから形成されることがある。
図3はさらに、可搬式ディジタルX線検出器22のハンドル44の幾つかの構成要素を表している。ハンドル44は、ハンドル上側部56、ハンドル下側部58、パワーコネクタ60及びハンドルインタフェース62を含む。ディジタル検出器22に対しては、取外し可能電池64とケーブル(例えば、テザー)のいずれかを係合するように構成されたパワーコネクタ60を介して動作パワーを提供することがある。一実施形態ではそのコネクタ60は一般に、取外し可能電池64とテザーのいずれかを受け容れるためのレセプタクルを含むことがあると共に、この電池からまたは外部電源からのパワーをテザーを介してディジタル検出器22の様々な構成要素までルート設定するための電気接点を含むことがある。ハンドルインタフェース62は、共通の電圧ポテンシャルにある電気コードの導体と電気的に結合されるように構成させることがある。
ディジタル検出器22の内部電子回路は外部の電子デバイスからの干渉を受けやすいことがあり、またこうした外部デバイスがディジタル検出器22の内部電子回路が発生させる電子ノイズによる影響を受けることもある。さらに幾つかの実施形態では、内部構成要素を電磁気干渉から遮蔽するためにシェルアセンブリ34全体が検出器アレイ54の周りで1つの導電性の一体シェルを形成することがある。ある種の実施形態では、ハンドルインタフェース62がシェル42の上側の開放端を覆うと共にシェルアセンブリ34の第1の導電端部キャップ62を形成することがあり、また第2の導電端部キャップ40によりシェル42の下側開放端を覆うことがある。導電端部キャップ40は、端部キャップ40を導電性とさせるような複合材料でその内部がコーティングされることがある。この内部コーティングは、銅、ニッケル及び/または別の導電性金属からなることがある。
図4は、図3のフラットパネル式ディジタルX線検出器22の背面斜視図を表している。検出器パネルアセンブリ46はさらに、支持パネル72、電子回路70及び背側衝撃吸収構造を含む。支持パネル72は、検出器アレイ54、電子回路70及び背側衝撃吸収構造に対して支持を提供する。データモジュール66及びスキャンモジュール68を含んだ電子回路70並びに背側衝撃吸収構造は、支持パネル72の背面側上に確保される。検出器アレイ54の背面側は支持パネル72の前面側に対して確保されている。すなわち支持パネル72は検出器アレイ54の撮像構成要素を電子回路70から機械的に分離させている。
一般に支持パネル72は、金属、金属合金、プラスチック、複合材料またはこれら材料の組み合わせから形成されることがある。一実施形態ではその支持パネル72は実質的に、炭素繊維強化プラスチック材料またはグラファイト繊維−エポキシ複合材から形成されることがある。別の実施形態ではその支持パネル72は実質的に、支持パネル72の役割をするような軽量でありながら剛性のアセンブリを提供するように、複合材料と発泡コアを積層サンドイッチ構成で組み合わせたものから形成されることがある。複合材料単独または複合材料と発泡コアの組み合わせによって支持パネル72を製作すると重量が低減される一方、機械的剛性が増大すると共にエネルギー吸収能力が向上する。例えば、支持パネル72の一実施形態は発泡コアを有するグラファイト繊維−エポキシ複合材を含む。
複合材料は典型的には、強化材と母材とを組み合わせたものである。樹脂やエポキシなどの母材材料は強化材材料を囲繞しかつ支持している。有機または無機の繊維や粒子などの強化材材料は、複合材母材によって互いに結着させている。繊維強化材に関しては、個々の繊維の方向を複合材の剛性及び強度が制御されるような向きにすることがある。さらに複合材は、強化材層の向きまたは整列を複合材の厚さ全体にわたって変動させた数層の個別層から形成されることがある。この構造体は積層タイプの(強化材層のみを含む)構造体とすることや、サンドイッチタイプの(2組の強化材層の間に軟質コアが挿入された)構造体とすることができる。用いる樹脂は、熱硬化性とすることも熱可塑性とすることも可能である。サンドイッチタイプ構成では、その軟質コアによって追加的な重量低減が可能であると共に、エネルギー吸収能力を増強するための金属製または非金属製のピンを有することが可能である。さらにこの複合材層は、様々な形態(粒子、繊維、織布、薄い箔、その他)をした複数の材料(炭素、Kevlar、アルミニウム箔、その他)を用いることが可能である。一実施形態では、ディジタルX線検出器22向けの複合材料は、発泡コアを用いて層状構造体とさせた炭素繊維またはエポキシ樹脂から構成されることがある。
例えば一実施形態ではその背側衝撃吸収構造は、参照によりその全体を本明細書に組み込むものとする「Shock Mount Assembly and Detector Including the Same」と題する同時係属の米国特許出願第12/426,416号(2009年4月20日出願)により詳細に記載されているような、電子回路70及び検出器アレイ54がシェルアセンブリ34と接触するのを防止するように構成された複数の衝撃吸収マウント74を含む衝撃マウントアセンブリを含むことがある。図4に示すように、幾つかの実施形態ではその衝撃吸収マウント74は3横列で3縦列に配列されている。任意選択では、これより多くのまたはこれより少ない衝撃吸収マウント74を、4横列で3縦列に(例えば、12個の衝撃吸収マウント74)配列させること、4横列で4縦列に(例えば、16個の衝撃吸収マウント74)配列させること、その他とすることがある。
図5は、可搬式ディジタルX線検出器の横断断面図を表している。ある種の実施形態ではその衝撃吸収マウント74は、底部部材76と、上部部材78と、これら底部部材76と上部部材78の間にその少なくとも一部が配置されている絶縁体部材80と、を含む。各衝撃吸収マウント74はシェルアセンブリ34と支持パネル72の間に装着されると共に、検出器パネルアセンブリ46を3次元的に囲繞するシェルアセンブリ34を基準とした電子回路70及び検出器アレイ54の移動、たわみ及び/または加速を制限するように異なる3方向に動的剛性を提供するように選択された動的剛性を有する。より具体的には、電子回路70をその上に配置させて有する回路基板82は、その内部を通過する少なくとも1つの開口部を含んでおり、そのサイズは衝撃吸収マウント74の少なくとも一部を支持パネル72の近傍に配置できこれにより支持パネル72に対して直に確保できるようなサイズである。衝撃吸収マウント74の底部部材76は支持パネル72の背面側に結合させている。支持パネル72は、それぞれの開口部を通って底部部材76内にその各々が挿入された2つの鋲(stud)を含むことがある。底部部材76は次いで、例えば1対のナットを利用して支持パネル72に対して確保される。底部部材76を支持パネル72に対して確保するためにビスやボルトなどの別のデバイスが利用されることもあることを理解すべきである。幾つかの実施形態では、衝撃吸収マウント74の上部部材78は、シェルアセンブリ34内部への支持パネル72の設置を支援するシェルアセンブリ34の整列構造86とインタフェースすることがある。さらに衝撃吸収マウント74は、シェルアセンブリ34のシェル42に対してボルトやビスなどの留め具84によって確保されることがある。
ある種の実施形態ではその背側衝撃吸収構造は、支持パネル72の背面側とシェルアセンブリ34の内側表面の間に延びる熱インタフェースパッド88を含むことがある。熱インタフェースパッド88は、電子回路70からシェルアセンブリ34への熱伝導体の役割をする。さらに熱インタフェースパッド88は衝撃吸収体の役割をすることもある。熱インタフェースパッド88の熱伝導率によって検出器パネルアセンブリ46が発生させた熱を絶えず除去することが可能となる。
図5(図6と併せて考察することがある)は、検出器22の構造を示している検出器パネルアセンブリの長手方向分解断面図である。ある種の実施形態では、放射線38を受け取るシェル42の前面側36からシェル42の背面側までの間に検出器パネルアセンブリ46は、前側衝撃吸収構造52と、撮像パネル48及び検出器パネル50を含んだ検出器アレイ54と、後方散乱X線/反射光吸収層90と、支持パネル72と、回路基板82上に配置させた電子回路70と、衝撃吸収マウント74からなる背側衝撃吸収構造と、を含むことがある。
幾つかの実施形態ではその支持パネル72は検出器アレイ54に接着接合させることがある。検出器アレイ54と支持パネル72の間に後方散乱X線/反射光吸収層90を配置させることがある。反射光吸収層90は支持パネル72と検出器アレイ54を接着接合させることがある。図7は、図6に示した後方散乱X線/反射光吸収層90の詳細図を表している。幾つかの実施形態ではその後方散乱X線/反射光吸収層90は、接着剤層92、鉛層94及び黒色層96を含むことがある。接着剤層92は後方散乱X線/反射光吸収層90を支持パネル72に取り付けることがある。鉛層94は反射光の散乱やX線の後方散乱を防止する。X線は検出器アレイ54を通過して、検出器アレイ54の後ろ側にあるもの(電子回路70や支持パネル72など)で反射されることがある。反射されたX線は、シンチレータ層により検出され、光に変換され、さらに検出器素子内の感光層により検出される。鉛層94は、検出器アレイ54を通過するX線並びにあらゆる後方散乱X線を吸収することがある。さらに光散乱も生じることがある。光散乱は、光が鉛で反射されて検出器アレイ54に戻される際に生じる。光散乱を防止するために後方散乱X線/反射光吸収層90は、反射光を吸収するように構成された黒色層96を含むことがある。黒色層96は、鉛層94上のコーティングを含むことがある。幾つかの実施形態ではそのコーティングは、支持パネル72に対して検出器アレイ54を確保するための黒色接着剤層を含むことがある。別の実施形態ではそのコーティングは、鉛層94並びに透明な接着剤層の上に配置させた黒色塗料を含むことがある。別の実施形態では、黒色層96は検出器パネル50上に配置させることがあり、また接着剤層によって黒色層96を伴う検出器パネル50を鉛層94に付着させている。
図8は、可搬式ディジタルX線検出器22のシェル42の後ろ側の内部図を表している。シェルアセンブリ34のシェル42は上端部98及び下端部100からなることがある。シェル42はさらに整列構造86を含むことがある。幾つかの実施形態ではその整列構造86はシェル42と一緒に鋳造されることがある。別法としてその整列構造86はシェル42に付着させることがある。整列構造86は、シェル42の上端部98の方向に配置させた開口部分102と、シェル42の下端部100の方向に配置させた閉鎖部分104と、を含むことがある。整列構造86の長さ106は、長手方向でシェル42の上側部98から下端部100まで及んでいる。シェル42を通過するように配置させた開口部108は整列構造86の内部に配置されることがある。上ですでに言及したように、衝撃吸収マウント74の上部部材78はシェルアセンブリ34内部における支持パネル72の設置を支援するシェルアセンブリ34の整列構造86とインタフェースすることがある。検出器パネルアセンブリ46をシェルアセンブリ34内に挿入すると、整列構造86は衝撃吸収マウント74の上部部材78を開口部分102を通って整列構造86内部に導入することができる。検出器パネルアセンブリ46は、先頭の衝撃吸収マウント74の上部部材78が整列構造86の閉鎖部分104とインタフェースするまで挿入されることがある。さらに整列構造86は、衝撃マウントアセンブリの衝撃吸収マウント74を、整列構造86の内部に配置されたシェル42の開口部108と整列させることがある。開口部108の整列によって衝撃マウントアセンブリを介したシェルアセンブリ34に対する検出器パネルアセンブリ46の確保が可能となる。衝撃マウントアセンブリの衝撃吸収マウントをシェルアセンブリ34に対して確保するために留め具が使用されることもある。図8に示すように幾つかの実施形態では、シェル42は3つの整列構造86を含む。任意選択では、衝撃吸収マウント74の数に応じて必要な整列構造86はこれより多いことも少ないこともある。さらに、衝撃吸収マウント74の開口部108の数も様々となり得る。
上で言及したように、背側衝撃吸収構造は熱インタフェースパッド88を含むことがある。図9は、熱インタフェースパッドの詳細図を表している。熱インタフェースパッド88は、支持パネル72の背面側に対して確保された電子アセンブリ(回路基板84、電子回路70、回路群66)上に設置された電子回路70上に配置されることがある。熱インタフェースパッド88は取外し可能摩擦低減層110を含むことがある。摩擦低減層110はポリイミド薄膜から形成されることがある。摩擦低減層110によってシェルアセンブリ34内への検出器パネルアセンブリ46の挿入を容易にすることができる。検出器パネルアセンブリ46をシェルアセンブリ34内に挿入しかつ確保し終わると、摩擦低減層110は熱インタフェースパッド88から取り外されることがある。摩擦低減層110は延長部112を含むことがあり、この延長部112をシェルアセンブリ34内に検出器パネルアセンブリ46を挿入した方向116と反対方向114に引くことによって摩擦低減層110を取り外すことが可能である。
図10〜11はそれぞれ、組み上げられた検出器パネルアセンブリ46とその分解図を表している。ある種の実施形態では、支持パネル72の前面側がディジタル検出器アレイ54の検出器パネル50の背面側に対して確保されている。支持パネル72は、後方散乱X線/反射光吸収層90を介して検出器アレイ54に接着接合されることがある。後方散乱X線/反射光吸収層90は、鉛層94及び/または反射光を吸収するように構成された黒色層96を含むことがある。支持パネル72の少なくとも1つの面は、検出器アレイ54のエッジ領域118を露出させている窪みを含むことがある。この窪みはその長さ及び深さを様々とすることができる。さらに、支持パネル72の面が複数の窪みを含むこともある。幾つかの実施形態では、支持パネル72の複数の面が窪みを含むことがある。図10に示した一実施形態では支持パネル72は、検出器アレイ54の第1のエッジ領域118を露出させるような1つの面上の窪みと、検出器アレイ54の第2のエッジ領域120を露出させるような別の面上の隣接する窪みと、を含む。窪みを含む面は、必ずしも隣り合っている必要はない。幾つかの実施形態では、検出器アレイ54の第1のエッジ領域118の長さ及び/または深さは第2のエッジ領域120と異なることがある。支持パネル72は窪みに加えて、図11に示すように検出器アレイ54の検出器パネル50のすべてのコーナー(図10に示したような露出させたエッジ領域118及び120の近傍のコーナーを含む)を実質的に同延に(coextensively)支持するためのコーナー延長部122を含むことがある。
図10に示した検出器パネルアセンブリの側面概要図である図12に示すように、検出器アレイ54の露出エッジ領域118は露出エッジ領域118の処理を可能にさせることがある。幾つかの実施形態では、露出したエッジ領域118の処理は、検出器アレイ54の露出エッジ領域118に対する導体124の結合を含むことがある。例えば検出器アレイ54の露出エッジ領域118は、導体124を露出エッジ領域118上に結合させる結合用デバイス内に挿入されることがある。導体124は柔軟なものすることがある。図12は、結合器126によって検出器アレイ54の検出器パネル50に対してコネクタ124を確保しているような一実施形態を表している。図12に示すように、露出エッジ領域118の一部は露出させたままとすることがある。この残された露出部分によって、検出器アレイ54から支持パネル72を取り外すことなく、検出器アレイ54の露出エッジ領域118に対する同じまたは別の導体124の除去及び再確保が可能となる。露出エッジ領域118内部における導体124の配置深さは様々とし、これにより露出エッジ領域118のうち露出状態のままとした部分を様々に変えることができる。
ある種の実施形態では、露出エッジ領域118に対する処理によって、支持パネル72の背面側上に配置させた電子回路70にディジタル検出器アレイ54を結合させることがある。露出エッジ領域118上に結合させた導体124によって電子モジュールとディジタル検出器アレイ54の間のインタフェースが可能となる。この電子モジュールは、データモジュール66及び/またはスキャンモジュール68を含み得る。別の実施形態では、露出エッジ領域118に対する処理によって、検出器アレイ54からの撮像データの通信のために露出エッジ領域118を導体124に電気的に結合させることができる。
一実施形態の方法では、上に記載したディジタルX線検出器22を組み上げることがある。本方法は、支持パネルの背面側72に対して電子アセンブリを確保する工程と、支持パネル72の背面側に衝撃マウントアセンブリを結合させる工程と、支持パネル72の前面側に反射光吸収層90を付着させる工程と、反射光吸収層90の前面側に検出器アレイ54を付着させる工程と、検出器アレイ54の前面側に前側衝撃吸収構造52を付着させる工程と、を含んだ検出器パネルアセンブリ46の組み上げを含むことがある。本方法はさらに、検出器パネルアセンブリ46を囲繞するシェルアセンブリ34内に検出器パネルアセンブリ46を挿入する工程を含むことがある。さらに本方法は、衝撃マウントアセンブリを介してシェルアセンブリ34に対して検出器パネルアセンブリ46を確保する工程を含むことがある。幾つかの実施形態による方法は、電子アセンブリの背面側上の取外し可能摩擦低減層110とで層状にして熱インタフェースパッド88を配置する工程と、シェルアセンブリ34に対して検出器パネルアセンブリ46を挿入し確保した後に熱インタフェースパッド88から摩擦低減層110を取り外す工程と、を含む。
別の実施形態の方法では、上に記載したディジタルX線検出器パネルアセンブリ46が組み上げられることがある。本方法は、検出器アレイ54の背面側を支持パネル72の前面側に対して確保する工程を含むことがあり、この支持パネル72は支持パネル72の少なくとも1つの面内に検出器アレイ54のエッジ領域118を露出させている窪みを含む。本方法はさらに、検出器アレイ54の露出エッジ領域118を処理する工程を含むことがある。
さらに別の実施形態の方法では、上に記載したディジタルX線検出器パネルアセンブリ46が組み上げられかつ整備されることがある。本方法は、ディジタル検出器アレイ54と、検出器アレイ54の背面側に対して確保された前面側を有する支持パネル72であって、その少なくとも1つの面は検出器アレイ54のエッジ領域118を露出させている窪みを含む支持パネル72と、検出器アレイ54の露出エッジ領域118に対して確保された導体124を介してディジタル検出器アレイ54とインタフェースされた電子モジュールと、を含む検出器パネルアセンブリ46を組み上げることを含むことがある。本方法はさらに、支持パネル72を検出器アレイ54から取り外すことなく導体124の少なくとも1つを検出器アレイ54の露出エッジ領域118から取り外す工程と、支持パネル72を検出器アレイ54から取り外すことなく検出器アレイ54の露出エッジ領域118に対して同じまたは別の導体124を再確保する工程と、を含むことがある。幾つかの実施形態ではその方法は、検出器アレイ54の露出エッジ領域118を結合用デバイス内に挿入する工程と、検出器アレイ54の露出エッジ領域118に導体124を結合させる工程と、を含むことがある。
上で検討した様々な実施形態に記載したX線検出器22は、軽量でありながら機械的な剛性かつ丈夫であると共に、エネルギー吸収能力が向上している。X線検出器22の構造的耐荷重構成要素(シェルアセンブリ34や支持パネル72)は、複合材料から製作されている。複合材料によれば、高い機械的剛性及び強度が提供されると同時に、構造体が軽量となる。使用する複合材料は低密度であるため軽量化に役立つ一方、炭素繊維複合材は弾性率及び強度が高いので構造体が剛性で高強度となる。
シェルアセンブリ34はスリーブ設計である(検出器パネルアセンブリ46の挿入のために少なくとも1つの端部が開いている)ので、外部エンクロージャの表面や面を一体に保持するために留め具を必要としないため機械的な丈夫さが提供される。さらにこの設計によれば、複合材またはプラスチックによる製作が可能となり、したがって重量が軽減されると共に機械的靭性が向上する。
さらに、上で検討した様々な実施形態で記載したX線検出器22に対する新規のパッケージ設計によれば、前側衝撃吸収構造52(例えば、発泡材)と背側衝撃吸収構造(例えば、衝撃吸収マウント74)の両方を利用することによって脆弱な検出器パネルアセンブリ46(検出器アレイ54や読み出し用電子回路)が外部シェルアセンブリ34から分離される。検出器パネルアセンブリ46を外部シェルアセンブリ34から分離すると、硬い物体に誤って落としたりぶつけたりしたために生じる外部の衝撃や応力から検出器パネルアセンブリ46が保護される。
この新規のパッケージ設計の特徴によってX線検出器22の組み上げが容易になる。整列構造86は、検出器パネルアセンブリ46をシェルアセンブリ34内に挿入する際に衝撃吸収マウント74をガイドし、またさらにシェルアセンブリ34に対する検出器パネルアセンブリ46の確保を支援するように衝撃吸収マウント74を整列させる。前側衝撃吸収構造52上と熱インタフェースパッド88上の両方にある摩擦低減層によってシェルアセンブリ内への検出器パネルアセンブリ46の挿入が容易になり、これにより検出器22の全体厚を低減させるような検出器22の密着嵌合の組み上げが可能となる。支持パネル72に検出器アレイ54及び後方散乱X線/反射光吸収層90を付着させることによって組み上げ時間が削減される一方、支持パネル72に対する構造的支持が増大する。
さらに、全体的なパッケージ設計によってX線検出器22に対するメンテナンス及び整備が提供される。シェルアセンブリ34のスリーブ設計によって検出器22の清浄が容易になる。支持パネル72が検出器アレイ54のエッジ領域118を露出させる窪みを有する1つまたは複数の面を含むように検出器パネルアセンブリ46を設計することによってエッジ領域118の処理をより容易にすることができる。検出器アレイ54の露出エッジ領域118は、露出エッジ領域118上に配置させたコネクタ124が支持パネル72の一方の面上の電子回路70を支持パネル72のもう一方の面上に配置させたディジタル検出器アレイ54に結合させることを可能にしている。さらに露出エッジ領域118によって、支持パネル72の検出器アレイ54からの取り外しを要することなくコネクタ124を取り外し検出器アレイ54の露出エッジ領域118に再確保できるだけのスペースが提供される。さらに支持パネル72は、脆弱な検出器アレイ54のコーナーに対して、たとえそれが検出器アレイ54の露出したエッジ118の近傍のコーナーであっても支持を提供できるようなコーナー延長部122を含む。支持パネル72、窪み及びコーナー延長部122に関するこれらの特徴によって、検出器アレイ54に起こりうる破損が回避されると共に、ディジタルX線検出器22の組み上げに関する時間及び費用が節減される。
この記載では、本発明(最適の形態を含む)を開示するため、並びに当業者による任意のデバイスやシステムの製作と使用及び組み込んだ任意の方法の実行を含む本発明の実施を可能にするために例を使用している。本発明の特許性のある範囲は本特許請求の範囲によって規定していると共に、当業者により行われる別の例を含むことができる。こうした別の例は、本特許請求の範囲の文字表記と異ならない構造要素を有する場合や、本特許請求の範囲の文字表記と実質的に差がない等価的な構造要素を有する場合があるが、本特許請求の範囲の域内にあるように意図したものである。
10 撮像システム
12 X線放射源
14 コリメータ
16 放射線ストリーム
18 患者
20 放射線の一部
22 検出器
24 電源/制御回路
26 検出器制御器
28 システム制御器
30 ディスプレイ/プリンタ
32 オペレータワークステーション
34 シェルアセンブリ
36 前面側
38 放射線
40 端部キャップ
42 スリーブ/シェル
44 ハンドル
46 検出器アセンブリ
48 撮像パネル/シンチレーション層
50 検出器パネル/感光層
52 前側衝撃吸収構造
54 検出器アレイ
56 ハンドル上側部
58 ハンドル下側部
60 パワーコネクタ
62 ハンドルインタフェース/端部キャップ
64 電池
66 ロジック制御式電子回路/データモジュール
68 スキャン制御インタフェース/スキャンモジュール
70 電子回路
72 支持パネル
74 衝撃吸収マウント
76 底部部材
78 上部部材
80 絶縁体部材
82 留め具
84 回路基板
86 整列構造
88 衝撃吸収パッド
90 反射光吸収層
92 接着剤層
94 鉛層
96 黒色層
98 上端部
100 下端部
102 整列構造の開放端
104 整列構造の閉鎖端
106 整列構造の長さ
108 開口部
110 取外し可能摩擦低減層
112 延長部
114 引き出し方向
116 挿入方向
118 検出器アレイの第1の露出エッジ領域
120 検出器アレイの第2の露出エッジ領域
122 コーナー延長部
124 導体
126 結合器

Claims (7)

  1. 検出器アセンブリ(46)であって、
    支持パネル(72)と、
    その背面側が支持パネル(72)の前面側に対して確保されたディジタル検出器アレイ(54)と、
    検出器アレイ(54)と支持パネル(72)の間に配置された反射光吸収層(90)と、
    支持パネル(72)の背面側に対して確保された背側衝撃吸収構造と、
    検出器アレイ(54)の前面側に対して確保された前側衝撃吸収構造(52)と、
    を備えた検出器アセンブリ(46)と、
    検出器アセンブリ(46)を囲繞すると共に背側衝撃吸収構造に対して確保されたシェルアセンブリ(34)と、
    を備え、
    前側衝撃吸収構造(52)は、フォーム層と該フォーム層の前面に配置された摩擦低減層(110)を含み、
    前記反射光吸収層(90)は反射光を吸収するように構成された黒色層(96)を含み、
    前記黒色層(96)は鉛層(94)上のコーティングを成しており、
    該摩擦低減層(110)は、前記シェルアセンブリ(34)の内面に接触して、前記シェルアセンブリ(34)内への前記検出器アセンブリ(46)の挿入を容易にする、
    ディジタルX線検出器(22)。
  2. 前記背側衝撃吸収構造は複数の衝撃吸収マウント(74)を備える、請求項1に記載のディジタルX線検出器(22)。
  3. 前記シェルアセンブリ(34)は留め具(82)によって衝撃吸収マウント(74)に対して確保されている、請求項2に記載のディジタルX線検出器(22)。
  4. 前記シェルアセンブリ(34)は、該シェルアセンブリ(34)内部に支持パネル(72)を配置するために衝撃吸収マウント(74)とインタフェースさせた整列構造(86)を備える、請求項2に記載のディジタルX線検出器(22)。
  5. 前記背側衝撃吸収構造は、支持パネル(72)の背面側とシェルアセンブリ(34)の内側表面の間に延びる衝撃吸収パッド(88)を備える、請求項1乃至4のいずれかに記載のディジタルX線検出器(22)。
  6. 前記シェルアセンブリ(34)は、導電性で一体のシェル(42)と、該シェル(42)の下側開放端を覆う第1の導電端部キャップ(40)と、該シェル(42)の上側開放端を覆う第2の導電端部キャップ(62)と、を含んでおり、該シェル(42)、第1の端部キャップ(40)及び第2の端部キャップ(62)は検出器アレイ(54)の周りに電磁気干渉シールドを形成している、請求項1乃至5のいずれかに記載のディジタルX線検出器(22)。
  7. 前記シェル上側端部キャップ(40)は共通の電圧ポテンシャルにある電気コードの導体に対して電気的に結合するように構成されている、請求項6に記載のディジタルX線検出器(22)。
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