JP5799796B2 - 画像読取装置および原稿読取方法 - Google Patents

画像読取装置および原稿読取方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5799796B2
JP5799796B2 JP2011279612A JP2011279612A JP5799796B2 JP 5799796 B2 JP5799796 B2 JP 5799796B2 JP 2011279612 A JP2011279612 A JP 2011279612A JP 2011279612 A JP2011279612 A JP 2011279612A JP 5799796 B2 JP5799796 B2 JP 5799796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
unit
document
light source
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011279612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013131896A (ja
Inventor
真史 加藤
真史 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2011279612A priority Critical patent/JP5799796B2/ja
Publication of JP2013131896A publication Critical patent/JP2013131896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5799796B2 publication Critical patent/JP5799796B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は画像読取装置および原稿読取方法に関し、詳しくは、画像読取装置において読取開始時間を短縮可能にする技術に関する。
従来、画像読取装置において読取開始時間を短縮する技術として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。その従来技術文献においては、電源オン時には光源を点灯しない光源消灯補正動作を行い、スタートボタン押下時には光源を点灯させる光源点灯補正動作を行う技術が開示されている。
特開平11−046289号公報
しかしながら、上記従来技術文献のように、原稿の読取開始要求前に光源消灯補正動作を行うことにより読取開始時間を短縮できるものの、電源オンに伴って光源消灯補正動作を行うだけだと、温度変動等に変動できず、読取画質の精度を保障し難い。一方、毎回原稿読取時に光源消灯補正動作を行うと、読取効率が低下する虞があった。
本発明は、読取画質を維持しつつ読取効率の低下を抑制する技術を提供するものである。
本明細書によって開示される画像読取装置は、光源、光を受光する受光部とを有し、読取データを取得する読取動作を行う読取部と、制御部と、を備えた画像読取装置であって、前記制御部は、前記読取動作の読取設定に対する設定変更を受け付ける前に、前記受光部を利用する読取モードを設定する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記光源を消灯させた状態で前記読取動作を行う光源消灯準備動作を、前記読取部に実行させる第一準備処理と、原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記光源を点灯させて原稿の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を前記読取部に実行させ、前記第一準備処理にて取得された読取データを反映した前記原稿の読取データを取得する読取処理と、を実行する。
その際、前記制御部は、前記読取処理を実行する前に、前記読取部を利用する読取モードを設定する制御入力信号によって設定された読取モードが、複数の読取モードのうち前記設定変更が行われる可能性が高いモードであるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理の判定結果に基づき、前記設定変更される可能性が高くないモードであると判定された場合、前記光源を点灯させて基準板の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を行う光源点灯準備動作を前記読取部に実行させる第二準備処理と、を実行し、前記読取処理において、原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記光源を点灯させて前記原稿の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を前記読取部に実行させ、前記第一準備処理及び前記第二準備処理にて取得された読取データを反映した前記原稿の読取データを取得するようにしてもよい。
また、上記画像読取装置において、前記制御部は、前記第一準備処理において、前記光源消灯準備動作として、アナログフロントエンド調整のための暗レベル取得動作および読取データを補正するための黒データ取得動作を前記読取部に実行させるようにしてもよい。
また、上記画像読取装置において、ユーザによって操作される操作部をさらに備え、前記制御部は、前記読取部を利用する読取モードを設定する前記制御入力信号、及び前記原稿の読取を開始する制御入力信号を前記操作部から受け付けたことを契機としてもよい。
また、本明細書によって開示される原稿読取方法は、光源、光を受光する受光部とを有し、読取データを取得する読取動作を行う読取部を備えた画像読取装置における原稿読取方法であって、前記読取部を利用する読取モードを設定する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記読取動作の読取設定に対する設定変更を受け付ける前に、前記光源を消灯させた状態で前記読取動作を行う光源消灯準備動作を前記読取部に実行させる準備処理工程と、原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付けたのを契機として、前記読取部に前記光源を点灯させて前記原稿の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を前記読取部に実行させ、前記準備処理工程にて取得された読取データを反映した前記原稿の読取データを取得する読取処理工程と、を含む。
本発明によれば、ユーザが例えば画像読取装置の操作部を介して読取を開始する制御入力信号を制御部に入力する前に、操作部を介して読取解像度を設定する制御入力信号を制御部に入力すれば、それを契機に光源消灯準備動作が実行される。そのため、画像読取装置の電源オン時に比べ原稿の読取動作直前に光源消灯準備動作を実行することができ、温度変動等の影響を減らすことができ、読取画質を維持できる。また、原稿の読取実行要求を入力する前に光源消灯準備動作を実行できるので、読取効率の低下を抑制できる。
一実施形態の複合機の外観斜視図 原稿読取部の要部拡大断面図 複合機の電気的構成を概略的に示すブロック図 原稿読取処理の流れを示すフローチャート
<実施形態>
次に一実施形態について図1から図4を参照して説明する。
1.複合機の構成
本実施形態では、本発明に係る画像読取装置をスキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を備えた複合機1に適用した例を示す。図1は、複合機1の外観斜視図であり、図2は、原稿読取部3の要部拡大断面図である。
複合機1は、図1に示すように、用紙に画像を印刷する画像形成部5(図3参照)を収容した本体部2を備え、その上方に原稿を読み取る原稿読取部(読取部の一例)3を備えている。原稿読取部3の前側には、操作パネル4(操作部の一例)が設けられ、操作パネル4により動作状態等の表示や、ユーザによる操作の入力が可能となっている。
原稿読取部3は、図2に示されるように、フラットベッド部6とその上方を開閉可能に覆う原稿カバー部7とを備えている。フラットベッド部6の上面には、透明な長方形状をなす、第1プラテンガラス8と第2プラテンガラス9とが並んで設けられている。原稿カバー部7は、ADF(自動原稿供給装置)11、原稿トレイ12、排出トレイ13を備えている。ADF11は、原稿トレイ12に載置された原稿を一枚ずつ搬送して、その原稿を第2プラテンガラス9に対向する位置に搬送した後、排出トレイ13上に排出する。原稿トレイ12および第1プラテンガラス8は、原稿設置部に相当する。
第1プラテンガラス8の下側には、読取ヘッド14が設けられている。この読取ヘッド14は、CIS(Contact Image Sensor)やCCD等のイメージセンサ15、レンズ等からなる光学素子16、光源としての蛍光灯17を備えている。イメージセンサ15は、主走査方向(紙面に直交方向)に一列に並んで配置された複数のフォトダイオード(受光部の一例)を備えており、蛍光灯17より原稿に光を当てたときの反射光を光学素子16を介して個々のフォトダイオードで受光し、画素毎に反射光の光強度を電気信号に変換して出力する。
原稿の読み取りは、原稿を第1プラテンガラス8上に載置して行う場合と、ADF11を利用する場合とがある。前者の場合、読取ヘッド14が副走査方向(図2の矢線A方向)に移動され、その際に主走査方向(図2の紙面に直交する方向)に1ラインずつ原稿の読み取りが行われる。また、後者の場合には、読取ヘッド14が第2プラテンガラス9に対向する位置に固定され、原稿がADF11の駆動によって第2プラテンガラス9に対向する位置に搬送されたときに、原稿の読み取りが主走査方向に1ラインずつ行われる。
なお、原稿トレイ12には、そのトレイ上に読取原稿が載置されているか否かを検出するためのフォトセンサ等を利用した原稿センサ18が設けられている。原稿センサ18は、読取原稿が載置されたことを検知し、原稿検知信号Sd1(検知信号の一例)を生成する。また、原稿カバー部7の下面における一角部には、原稿カバー部7の開閉状態を検出するためのカバー開閉センサ19が設けられている。カバー開閉センサ19は、原稿カバー部7の開閉状態を検出し、カバー開閉信号Sd2を生成する。
2.複合機の電気的構成
次に、複合機1の電気的構成について説明する。図3は、複合機1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
複合機1は、CPU31、ROM32、RAM33、NVRAM(不揮発性メモリ)34、ASIC(特定用途用集積回路)35、ネットワークインターフェイス36、ファクシミリインターフェイス37、タイマ38等を含む制御装置30を備えている。
ROM32には、複合機1を制御するための各種制御プログラムや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM33は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいは画像データを一時的に記憶する記憶領域として用いられる。ASIC35は、画像形成部5、原稿読取部3、操作パネル4等と接続されている。CPU31は、ROM32から読み出した制御プログラムに従って、その処理結果をRAM33又はNVRAM34に記憶させながら、ASIC35を介して複合機1の各構成要素を制御する。CPU31は制御部の一例である。なお、制御部はCPU31に限られず、制御部は、例えばASIC35によって構成されてもよい。
ネットワークインターフェイス36には、パーソナルコンピュータ(以下単に「PC」と記す)50等が接続され、このネットワークインターフェイス36を介して相互のデータ通信が可能となっている。また、ファクシミリインターフェイス37は、電話回線(図示せず)に接続され、このファクシミリインターフェイス37を介して外部のファクシミリ装置等とファクシミリデータの通信が可能となっている。タイマ38は、CPU31の制御に伴う各種の時間計測を行う。
3.原稿読取処理
次に、図4を参照して、本実施形態における原稿読取処理を説明する。図4は、原稿読取処理の流れを示すフローチャートである。原稿読取処理は、所定の制御プログラムにしたがってCPU31の制御により実行される。また、原稿読取処理は、複合機1の電源が投入された場合に開始される。
CPU31は、原稿読取処理において、読取スタート信号St以外の制御入力信号を受け付けたことを契機として、蛍光灯17を消灯させた状態で読取動作を行う光源消灯準備動作を、原稿読取部3に実行させる準備処理と、読取スタート信号Stを受け付けたことを契機として、原稿読取部3に蛍光灯17を点灯させて読取動作を実行させ、準備処理にて取得された読取データを反映した原稿の読取データを取得する読取処理とを実行する。
ここで、読取スタート信号Stは「読取を開始する制御入力信号」に相当する。読取スタート信号Stは、操作パネル4の操作ボタン4Bに含まれる読取スタートキーが押下されることによって生成される。
さて、複合機1の電源が投入されると、原稿読取処理において、CPU31は、まず、原稿読取を行うにあたって、ユーザが操作パネル4の操作ボタン4Bを操作して複合機1の複数の動作モードの中から一つの動作モードを選択したかどうかを判定する(ステップS100)。
なお、本実施形態において、上記複数の動作モードには、原稿読取部3によって読み取られた読取データの出力先の違いに応じて、読取データを印字出力する「コピーモード」、読取データをメモリ、例えば内部メモリであるNVRAM34あるいは外部メモリ等に記憶する「スキャンモード」、および、読取データを外部に送信出力する「Fax送信モード」が含まれる。本実施形態において、各動作モードは「読取部を利用する読取モード」に相当する。また、各動作モードの選択を示す動作モード信号Smは、「読取を開始する制御入力信号以外の制御入力信号」および「読取部を利用する読取モードを設定する制御入力信号」に相当する。
一つの動作モードが選択されたと判定される場合(ステップS100:YES)、CPU31は、光源消灯準備処理(準備処理に相当する)を行う(ステップS105)。すなわち、CPU31は、読取スタート信号St以外の制御入力信号を受け付けたことを契機として、蛍光灯17を消灯させた状態で読取動作を行う光源消灯準備動作を原稿読取部3に実行させる、光源消灯準備処理を行う。ここでは、動作モード信号Smを受け付けたことを契機として光源消灯準備処理が実行される。通常、動作モード信号Smによって動作モード、すなわち読取モードが設定されると、その後、読取実行が要求される可能性が高い。そのため、確実に原稿の読取動作直前に光源消灯準備動作を実行することができる。
ここで、CPU31は、光源消灯準備動作として、アナログフロントエンド(AFE)調整のための暗レベル取得動作、および読取データを補正するための黒データ取得動作を原稿読取部3に実行させる。具体的には、例えば、読取ヘッド14をホームポジションから白基準板20(図2参照)に対向する位置まで移動させる。そして、蛍光灯17から白基準板20に対して光を照射させずに、読取ヘッド14から暗レベルを取得し、取得した暗レベルに基づいてAFE調整を行う。そして、黒データ取得動作では、AFE調整で暗レベルが調整された状態で蛍光灯17を点灯させないで黒データを取得する。
本実施形態のように、暗レベル取得動作および黒データ取得動作の両動作とも動作モード信号Smを受け付けたのを契機として実行することで、両動作のうち、一方の動作を、動作モード信号Smを受け付けたのを契機として実行し、他方の動作を、読取スタート信号Stを受け付けたのを契機として実行するのと比べ、さらに読取画質および読取効率を向上させることができる。
次いで、CPU31は、選択された動作モードは、設定変更される可能性が高いモードであると判定された場合(ステップS110:YES)、読取設定変更メニューを、例えば、操作パネル4の表示部4Aに表示して、ユーザの読取設定変更を受け付ける(ステップS120)。設定変更される可能性が高いモードには、例えば、コピーモードおよびスキャンモードが含まれる。また、設定が変更される事項には、カラー/モノクロの設定、解像度の設定等が含まれる。
ここで、何れのモードが設定変更される可能性が高いモードであるかは、事前に登録データとしてROM32等に記憶される。なお、ユーザの操作パネル4の操作内容に応じて、所定の動作モードを設定変更される可能性が高いモードとして登録し、それ以後、登録情報にしたがって各モードを制御するようにしてもよい。
次いで、CPU31は、ユーザによって操作パネル4に含まれる読取スタートキーが押下されたかどうかを判定する(ステップS125)。読取スタートキーが押下されたと判定される場合(ステップS125:YES)、原稿読取部3に蛍光灯17を点灯させて読取動作を実行させる、光源点灯準備処理を行う(ステップS130)。
光源点灯準備処理には、光量調整処理および白データ取得処理等が含まれる。光量調整処理では、読取ヘッド14の蛍光灯17から白基準板20に対して光を照射して、明レベルの調整が行われる。また、白データ取得処理では、光量調整処理によって明レベルが調整された状態で蛍光灯17を点灯して、白データが取得される。また、取得された白データおよび黒データに基づいて、例えば、シェーディングデータが作成される。
このように、光源消灯準備処理および光源点灯準備処理の準備処理の後に、CPU31は、準備処理にて取得された読取データを反映した原稿の読取データを取得する読取処理を実行する(ステップS165)。
一方、ステップS110において、選択された動作モードが、設定変更される可能性が高いモードでないと判定された場合(ステップS110:NO)、読取スタートキーが押下されたかどうかの判定を行わずに、上記ステップS130と同様の光源点灯準備処理を実行する(ステップS140)。設定変更される可能性が高くないモードとして、例えば、Fax送信モードが該当する。また、Fax送信モードは、「複数の読取モードのうち所定の読取モード」に相当する。
すなわち、CPU31は、準備処理において、Fax送信モードを設定する動作モード信号Smを受け付けたことを契機として、光源消灯準備処理および、光源点灯準備処理を原稿読取部3に実行させる。Fax送信モードのように、読取モードが読取条件を変更される可能性の低い読取モードである場合は、読取スタートキーが押下される前に光源点灯準備処理を実行することによって、さらに読取効率を向上させることができる。
次いで、ステップS120と同様に、ユーザの設定変更を受け付け(ステップS145)、ステップS125と同様に、読取スタートキーが押下されたかどうかを判定する(ステップS150)。
読取スタートキーが押下された場合(ステップS150:YES)、ステップS145において設定変更がなされたかどうかを判定する(ステップS155)。設定変更がなされていないと判定された場合は(ステップS155:NO)、読取動作を実行する(ステップS165)。一方、設定変更がなされたと判定された場合は(ステップS155:YES)、設定変更に応じて、再度、光源点灯準備処理を実行し(ステップS160)、その後、読取動作を実行する(ステップS165)。
4.実施形態の効果
上記したように、本実施形態では、CPU31は、動作モード信号Sm(読取を開始する制御入力信号以外の制御入力信号)を受け付けたことを契機として、蛍光灯17を消灯させた状態で読取動作を行う光源消灯準備動作を読取部3に実行させる光源消灯準備処理と、読取スタート信号St(読取を開始する制御入力信号)を受け付けたことを契機として、読取部3に蛍光灯17を点灯させて読取動作を実行させ、光源消灯準備処理にて取得された読取データを反映した原稿の読取データを取得する読取処理とを実行する。そのため、例えば、ユーザが複合機1の操作パネル4を介して原稿の読取実行要求を入力する前に、すなわち、ユーザが、操作パネル4の読取スタートキーを押下する前に、操作部4を介して動作モード信号SmをCPU31に入力すれば、それを契機に光源消灯準備動作が実行される。そのため、複合機1の電源オン時に比べ原稿の読取動作直前に光源消灯準備動作を実行することができ、温度変動等の影響を減らすことができる。それによって、読取画質を維持できる。また、読取スタートキーが押下される前に光源消灯準備動作を実行できるので、読取効率の低下を抑制できる。
また、操作パネル4から動作モード信号を受け付けたことを契機として、光源消灯準備動作が原稿読取部3によって実行される。そのため、複合機1がPC50と接続されずに単独で使用される場合において、好適に光源消灯準備動作を原稿読取部3に実行させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、動作モード信号Smを「読取を開始する制御入力信号以外の制御入力信号」として、動作モード信号Smを受け付けたことを契機として、蛍光灯17を消灯させた状態で読取動作を行う光源消灯準備処理を行う例を示したが、これに限られない。例えば、CPU31は、原稿センサ18からの原稿検知信号Sd1を受け付けたことを契機として、光源消灯準備動作を読取部3に実行させるようにしてもよい。この場合、原稿トレイ12に読取原稿が載置されると、その後、読取実行が要求される可能性が高いので、確実に原稿の読取動作直前に光源消灯準備動作を実行することができる。
あるいは、CPU31は、カバー開閉センサ19からのカバー開閉信号Sd2を受け付けたことを契機として、光源消灯準備動作を読取部3に実行させるようにしてもよい。この場合であっても、カバー開閉センサ19が開閉されると、その後、読取実行が要求される可能性が高いので、確実に原稿の読取動作直前に光源消灯準備動作を実行することができる。
さらに、読取解像度を設定する読取設定信号等を受け付けたことを契機として、光源消灯準備動作を読取部3に実行させるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、ユーザによる操作パネル4から動作モード信号Smを受け付けたことを契機として、光源消灯準備動作が原稿読取部3によって実行される例を示したがこれに限られない。例えば、PC50からの動作モード信号Sm等の制御入力信号、すなわち「読取を開始する制御入力信号以外の制御入力信号」を受け付けたことを契機として、光源消灯準備動作が実行されるようにしてもよい。
なお、上記した、ユーザによる操作パネル4から動作モード信号Smを受け付けたこと以外を契機として、光源消灯準備動作を読取部3に実行させる場合、図4のステップS100において、動作モードが選択されたかどうかの判定に代えて、原稿検知信号Sd1、カバー開閉信号Sd2、読取設定信号、あるいはPC50からの動作モード信号Sm等を受けたかどうかの判定を行う。そして、例えば、ステップS105とステップS110の間に、動作モードが選択されたかどうかの判定を行うようにすればよい。
(3)上記実施形態では、準備動作として、アナログフロントエンド(AFE)調整のための暗レベル取得動作、黒データ取得動作、光量調整動作および白データ取得動作を実行する例を示したが、これに限られない。その他の動作を実施するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、コピーモードおよびスキャンモードを「設定変更される可能性が高いモード」として、Fax送信モードを「設定変更される可能性が高くないモード」としたがこれに限られない。また、動作モード、すなわち「読取部を利用する読取モード」としては、読取データの出力先がそれぞれ異なる動作モードに限られない。例えば、カラー読取モード/モノクロ読取モード、高画質読取モード/高生産読取モード等も含まれる。
1…複合機、3…原稿読取部、4…操作パネル、12…原稿トレイ、17…蛍光灯、18…原稿センサ、31…CPU

Claims (8)

  1. 光源、光を受光する受光部とを有し、読取データを取得する読取動作を行う読取部と、
    制御部と、を備えた画像読取装置であって、
    前記制御部は、
    前記読取部を利用する読取モードを設定する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記読取動作の読取設定に対する設定変更を受け付ける前に、前記光源を消灯させた状態で前記読取動作を行う光源消灯準備動作を、前記読取部に実行させる第一準備処理と、
    原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記光源を点灯させて前記原稿の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を前記読取部に実行させ、前記第一準備処理にて取得された読取データを反映した前記原稿の読取データを取得する読取処理と、を実行する、画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記制御部は、前記読取処理を実行する前に、
    前記読取部を利用する読取モードを設定する制御入力信号によって設定された読取モードが、複数の読取モードのうち前記設定変更が行われる可能性が高いモードであるか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理の判定結果に基づき、前記設定変更される可能性が高くないモードであると判定された場合、前記光源を点灯させて基準板の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を行う光源点灯準備動作を前記読取部に実行させる第二準備処理と、を実行し、
    前記読取処理において、原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記光源を点灯させて前記原稿の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を前記読取部に実行させ、前記第一準備処理及び前記第二準備処理にて取得された読取データを反映した前記原稿の読取データを取得する、画像読取装置。
  3. 請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記判定処理の判定結果に基づき、前記設定変更される可能性が高いモードであると判定された場合、
    前記制御部は、前記設定変更を受け付けるためのメニューを表示部に表示する表示処理を実行する、画像読取装置。
  4. 請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記第二準備処理の実行後であって、前記原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付ける前に、
    前記制御部は、前記設定変更を受け付けるためのメニューを表示部に表示する表示処理を実行する、画像読取装置。
  5. 請求項4に記載の画像読取装置において、
    前記制御部は、
    前記表示処理後に前記原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記設定変更が行われたか否かを判断する判断処理を実行し、
    前記判断処理の判断結果に基づき、前記設定変更が行われた場合には、前記第二準備処理を再度実行してから、前記読取処理を実行する、画像読取装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記制御部は、前記第一準備処理において、前記光源消灯準備動作として、アナログフロントエンド調整のための暗レベル取得動作および読取データを補正するための黒データ取得動作を前記読取部に実行させる、画像読取装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    ユーザによって操作される操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記読取部を利用する読取モードを設定する前記制御入力信号、及び前記原稿の読取を開始する制御入力信号を前記操作部から受け付けたことを契機とする、画像読取装置。
  8. 光源、光を受光する受光部とを有し、読取データを取得する読取動作を行う読取部を備えた画像読取装置における原稿読取方法であって、
    前記読取部を利用する読取モードを設定する制御入力信号を受け付けたことを契機として、前記読取動作の読取設定に対する設定変更を受け付ける前に、前記光源を消灯させた状態で前記読取動作を行う光源消灯準備動作を前記読取部に実行させる準備処理工程と、
    原稿の読取を開始する制御入力信号を受け付けたのを契機として、前記光源を点灯させて前記原稿の反射光を前記受光部が受光する前記読取動作を前記読取部に実行させ、前記準備処理工程にて取得された読取データを反映した前記原稿の読取データを取得する読取処理工程と、を含む、原稿読取方法。
JP2011279612A 2011-12-21 2011-12-21 画像読取装置および原稿読取方法 Active JP5799796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011279612A JP5799796B2 (ja) 2011-12-21 2011-12-21 画像読取装置および原稿読取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011279612A JP5799796B2 (ja) 2011-12-21 2011-12-21 画像読取装置および原稿読取方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013131896A JP2013131896A (ja) 2013-07-04
JP5799796B2 true JP5799796B2 (ja) 2015-10-28

Family

ID=48909146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011279612A Active JP5799796B2 (ja) 2011-12-21 2011-12-21 画像読取装置および原稿読取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5799796B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3643700B2 (ja) * 1997-05-28 2005-04-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読み取り装置
JP2001077990A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Sharp Corp 画像読取装置および画像形成装置
JP5742194B2 (ja) * 2010-12-06 2015-07-01 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置、画像読取方法及びそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013131896A (ja) 2013-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008187495A (ja) 画像形成装置
JP5929281B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法及びそのプログラム
JP5617733B2 (ja) 読取装置
JP2009207148A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US9131095B2 (en) Image forming apparatus and method of controlling the same
JP5440582B2 (ja) 画像読取装置および原稿読取方法
JP5799796B2 (ja) 画像読取装置および原稿読取方法
JP2013143715A (ja) 画像読取装置及び原稿端部検出方法
US7751096B2 (en) Scanning device having reduced scanning times and method related thereto
JP2009201134A (ja) 画像形成装置
JP2018061096A (ja) 読取装置および制御方法
JP4895122B2 (ja) 画像読取装置及びイメージセンサの解像度検出方法
JP2012070097A (ja) 原稿読み取り装置
JP4752878B2 (ja) 画像読取装置
JP2009135730A (ja) 画像読取装置
JP2020057855A (ja) 複合機
US9398187B2 (en) Image scanning apparatus having two scanning units
JP5223246B2 (ja) 画像読取装置
JP2009194762A (ja) 画像処理装置
JP5029569B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法、画像読取プログラム
JP5874439B2 (ja) 画像処理装置
JP2009027248A (ja) 画像読取装置及びイメージセンサの判別方法
JP2019087788A (ja) 画像読取形成装置、制御プログラムおよび制御方法
JP2007013461A (ja) 画像読み取り装置、画像読み取りシステム及び画像読み取り方法
JP2007174219A (ja) 画像入出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140318

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20140408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5799796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150