JP5797959B2 - 外装用シーリング材の耐用時間算定法 - Google Patents
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Description
建築用シーリング材も計画的維持保全の対象となるが、従来の建築用シーリング材の評価方法では、実際の耐用時間を精度良く算定することは難しい。また、耐用時間を精度良く算定するためには、精度の高い劣化診断方法が要求されるが、従来の劣化診断方法では、精度良く測ることが難しい。
例えば、材料では、1成分形ポリウレタン系シーリング材は、材の種類でひとくくりとなっているが、1成分形ポリウレタン系シーリング材の範疇でも、配合材やウレタン樹脂の種類や量によって耐久性が大きく異なることが分かっている。(参考文献:日本建築学会大会学術講演梗概集 2009年 1025番「建築用シーリング材の耐候性に関する研究」穴沢松治、本橋健司)
つまり、従来の手法は簡便な耐用時間算定方法であるものの、精度が低いという問題がある。
1.劣化を早期に発見する技術で、耐用時間との相関は開示されていない。
2.表層の形態観察や組成分析を行う方法であり、内部の情報はわからない。
といった問題がある。
つまり、特許文献1の技術は、劣化と耐用時間の関係が不明確なため、そのままでは耐用時間を測ることはできない。また、建築材料の表面の情報だけで材料全体の状態を推察するものであり、表面と内部の劣化に相関性が無い場合には適応できない。
反対に、被着体からの移行物質等により、内部が表層に比べて著しく劣化が進行した場合、劣化が低く見積もられる危険性がある。
特に、本発明は、精度の高いシーリング材の耐用時間算定方法を提供することを目的とする。
(1)算定の対象となる外装用シーリング材と同一組成の複数の試料を、所定の促進劣化方法により促進劣化させるステップと、
(2)前記複数の試料について、化学的変化に基づく劣化度評価法によって、促進劣化時間tと劣化度dとの関係を求めるステップと、
(3)前記(2)のステップの結果に基づき、促進劣化時間tと劣化度dとの関係式を定めるステップと、
(4)前記関係式を用いて、予め設定された耐用限界における劣化度dLに対応する促進劣化時間tLを求めるステップと、
(5)前記劣化度評価法によって、実際の劣化時間T1における前記算定の対象となる外装用シーリング材の劣化度d1を測定し、前記関係式を用いて劣化度d1に対応する促進劣化時間t1を求めるステップと、
(6)実際の劣化時間T1と促進劣化時間t1より、促進劣化試験の促進倍率N(N=T1/t1)を求めるステップと、
(7)耐用限界における促進劣化時間tLと促進倍率Nより、前記算定の対象となる外装用シーリング材の耐用時間TL(TL=tL×N)を求めるステップと、
を含み、前記外装用シーリング材がポリエーテルを含有し、前記劣化度評価法が前記外装用シーリング材のポリエーテル部由来の熱分解生成物量の変化の測定によるものであり、
前記ポリエーテルを含有するシーリング材がポリエーテルトリオールを含有し、前記ポリエーテル部由来の熱分解生成物がジイソプロピルエーテルである。
2 試料注入部
3 熱分解装置
4 カラム
5 スプリッタ
6 ガスクロマトグラフ検出器
7 インターフェース
8 質量分析計
本実施形態に係るシーリング材の耐用時間の算定方法は、下記のステップを含んでいる。
(1)算定の対象となるシーリング材と同一組成の複数の試料を、所定の促進劣化方法により促進劣化させるステップ。
(2)上記複数の試料について、化学的変化に基づく劣化度評価法によって、促進劣化時間tと劣化度dとの関係を求めるステップ。
(3)上記(2)のステップの結果に基づき、促進劣化時間tと劣化度dとの関係式を定めるステップ。
(4)上記関係式を用いて、予め設定された耐用限界における劣化度dLに対応する促進劣化時間tLを求めるステップ。
(5)上記劣化度評価法によって、実際の劣化時間T1における前記算定の対象となる外装用シーリング材の劣化度d1を測定し、上記関係式を用いて劣化度d1に対応する促進劣化時間t1を求めるステップ。
(6)実際の劣化時間T1と促進劣化時間t1より、促進劣化試験の促進倍率N(N=T1/t1)を求めるステップ。
(7)耐用限界における促進劣化時間tLと促進倍率Nより、算定の対象となる外装用シーリング材の耐用時間TL(TL=tL×N)を求めるステップ。
(1)のステップでは、算定の対象となるシーリング材と同一組成の複数の試料を、所定の促進劣化方法により促進劣化させる。
すなわち、ポリエーテルを含有するシーリング材は、ソフトセグメントのポリエーテル部分が熱酸化反応あるいは加水分解反応することが一般に知られているが、出願人は、その加水分解反応を可能な限り抑制し、適切な熱酸化反応を起こさせることが、屋外暴露によるシーリング材の劣化状態を再現するために特に重要であることを解明した。
上述のイソシアネートの例としては、トルエンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネートなどがある。
ここで、予め任意に設定された耐用限界とは、美観の喪失や防水性の低下などといった任意の条件に基づいて設定される。例えば、ある劣化度でシーリング材の防水性が著しく損なわれ交換が必要であることが分かっていれば、これを耐用限界として設定する。
なお、耐用時間と実際のシーリング材の劣化時間(建物の築年数)の差から、シーリング材の余寿命を得ることもできる。
実施例1
<シーリング材の作成>
重量平均分子量5000のポリオキシプロピレントリオール10重量%と重量平均分子量2000のポリオキシプロピレングルコール50重量%とジ−2−エチルヘキシルフタレート29重量%を反応容器に入れ、110℃、50mmHgで2時間減圧脱水した。その後反応生成物を80℃に冷却し、4,4−ジフェニルメタンジイソシアナートを11重量%加えて攪拌した。80℃で30時間反応させ、イソシアナート含有ウレタンプレポリマーを得た。
上記の試料から切り出した試験体を用いて、以下の試験を行った。
促進劣化試験として、作成したシートの両面を、油性成分を吸着する厚さ1mmのセルロース系不織布のシートで挟み、0.5g/cm2で加圧し、恒温恒湿における暴露を実施した。また、このセルロース系不織布シートは、2000時間毎に交換した。促進劣化試験の条件は、温度80℃で湿度5%RHとし、促進劣化試験時間は、2000時間、4000時間、6000時間、8000時間、10000時間で実施した。それぞれの促進劣化試験を実施したシートは、試験経過後にそれぞれ、恒温恒湿槽から取り出して分析に供した。促進劣化試験実施前後のシートの内部(中心部近く)から0.5mgの分析用試料を得て、熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析に用いた。
熱分解は、熱分解装置(フロンティアラボ社製ダブルショットパイロライザーPY−1020D)を用いて、熱分解温度600℃で行った。ガスクロマトグラフィーで使用したカラムはDurabond DB−1(内径:0.25mm、長さ:30m、膜厚:0.25μm)であり、Agilent社製の検出器(P−6890)を使用した。温度条件は、50℃5分間保持、50℃から320℃へ昇温(昇温速度10℃/分)、320℃8分間保持で行った。質量分析は、JEOL社製AutoMass−IIを用いた。質量分析測定条件は、電子衝撃型イオン化法で、質量測定範囲:m/z=10〜700(m:質量、z:電荷)である。
促進劣化試験前(0時間)のシーリング材試料から得られたパイログラムと、各劣化試験時間の促進劣化試験を実施したシーリング材試料から得られたパイログラムを比較すると、促進劣化試験時間が増加するにつれてジイソプロピルエーテルおよび4−イソプロポキシ−2−ブタノンのピーク面積比は大きくなり、促進劣化試験時間との相関性が高かった。これに対して、1,2,4−トリメチルシクロペンタンについては、促進劣化試験時間とともに、面積比は小さくなり、相関性はあまり高くなかった。
また、劣化初期から、促進劣化時間との相関性が良く、初期の劣化状況を把握することができることも分かった。特にジイソプロピルエーテルは劣化に対する感度が高く、劣化の指標としてより適していると考えられる。
<実暴露塗膜の劣化度評価>
促進劣化試験を行なったものと同じ組成のシーリング材を使用した竣工後5年、6年、11年、14年を経過した建物の南面からシーリング材をサンプリングして、熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析に供した。上記と同様の分析を行い、シーリング材試料中の全ピークの面積に対するジイソプロピルエーテルおよび4−イソプロポキシ−2−ブタノンの各ピークの面積比を算出し、劣化前を1とした場合のジイソプロピルエーテルピークおよび4−イソプロポキシ−2−ブタノンの各ピーク面積の増減比を求め、図5に示した。この結果、実暴露試験においても、ピーク面積比は実暴露時間との相関性が良いことが分った。
また、本発明に係る外装用シーリング材の耐用時間の算定方法は、建物のシーリング材のみならず車の窓ガラスを固定するシーリング材の評価にも適用することができる。
Claims (5)
- (1)算定の対象となる外装用シーリング材と同一組成の複数の試料を、所定の促進劣化方法により促進劣化させるステップと、
(2)前記複数の試料について、化学的変化に基づく劣化度評価法によって、促進劣化時間tと劣化度dとの関係を求めるステップと、
(3)前記(2)のステップの結果に基づき、促進劣化時間tと劣化度dとの関係式を定めるステップと、
(4)前記関係式を用いて、予め設定された耐用限界における劣化度dLに対応する促進劣化時間tLを求めるステップと、
(5)前記劣化度評価法によって、実際の劣化時間T1における前記算定の対象となる外装用シーリング材の劣化度d1を測定し、前記関係式を用いて劣化度d1に対応する促進劣化時間t1を求めるステップと、
(6)実際の劣化時間T1と促進劣化時間t1より、促進劣化試験の促進倍率N(N=T1/t1)を求めるステップと、
(7)耐用限界における促進劣化時間tLと促進倍率Nより、前記算定の対象となる外装用シーリング材の耐用時間TL(TL=tL×N)を求めるステップと、
を含み、
前記外装用シーリング材がポリエーテルを含有し、前記劣化度評価法が前記外装用シーリング材のポリエーテル部由来の熱分解生成物量の変化の測定によるものであり、
前記ポリエーテルがポリエーテルトリオールを含有し、前記ポリエーテル部由来の熱分解生成物がジイソプロピルエーテルであることを特徴とする外装用シーリング材の耐用時間の算定方法。 - 前記劣化度評価法における化学的変化とは、時間の経過による外装用シーリング材の劣化の進行に伴って生成量が増加するかあるいは減少する物質の量の変化であることを特徴とする請求項1に記載の外装用シーリング材の耐用時間の算定方法。
- 前記熱分解生成物量の変化の測定を、熱分解ガスクロマトグラフィーにより測定することを特徴とする請求項1又は2に記載の外装用シーリング材の耐用時間の算定方法。
- 前記熱分解生成物量の変化の測定を、熱分解ガスクロマトグラフィーと質量分析法とにより測定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の外装用シーリング材の耐用時間の算定方法。
- 前記促進劣化方法が、前記シーリング材を温度範囲70℃〜90℃、湿度範囲0〜10%RHの条件化におくことによりシーリング材の劣化を進行させることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の外装用シーリング材の耐用時間の算定方法。
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