JP5797613B2 - 魚釣用リール - Google Patents
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Description
この魚釣用リールによれば、ラインガイドに設けられた釣糸挿通孔が、繰り出される釣糸の移動方向に沿う左右方向に横長形状とされており、釣糸放出時(クラッチOFF状態にしたときや、クラッチON状態でドラグフリー状態にしたとき)には、釣糸挿通孔内を釣糸が左右方向に繰り出し位置を変えながら通過することとなるので、釣糸挿通孔の内面と釣糸との接触抵抗(送出抵抗)が小さくなり、スムーズな釣糸の放出を実現することができる。
また、構成を簡素化するという観点から、ピラーが支持されているパーミングプレート(サムレスト)やフレームに貫通穴等を設けることなく、ピラーを設けたいという要望があった。
また、釣糸放出時には、ピラーが釣糸放出位置に揺動して開口部に釣糸が誘導され、釣糸は、開口部内を左右方向に繰り出し位置を変えながら通過する。
ここで、リール本体1の「側板」は、スプール5の軸方向の両端に位置する部材であり、本実施形態では、各種部材が支持されるフレーム体を構成する左右フレーム2a,2bと、これら左右フレーム2a,2bに所定の空間をもって夫々装着される左右外側板(カバー体)3a,3bとから構成される。左右フレーム2a,2bと左右外側板3a,3bとの間には内部空間が形成され、この内部空間には、駆動機構10、クラッチ機構50(図3参照)、図示しないバックラッシュ防止機構70(図1(a)参照)等が設置されるようになっている。なお、左右フレーム2a,2bと外側板3a,3bとの形状については、適宜変形することが可能であり、それらを構成する材料は適宜設定することができる。また、これらの装着方法や装着位置についても、リール本体1の構成等により、種々の方法を用いることが可能である。
また、左右フレーム2a,2b間には、図1に示すように、軸受5a,5bを介してスプール軸5cが回転可能に支持されており、このスプール軸5cにスプール5が取り付けられている。
スプール5は、ハンドル7を回転操作することによって回転させることができるように構成されており、ハンドル7は、外側板3bから突出したハンドル軸7aの端部に取り付けられ、外側板3bとの間に介在された逆転防止機構7b(転がり式一方向クラッチ)によって、釣糸巻き取り方向にのみ回転可能となっている。
なお、スプール軸5cを回転可能に支持する軸受5a,5bは、左右フレーム2a,2bの部分に配設されていてもよいし、外側板3a,3bの部分に配設されていてもよい。
螺軸21の左端部は、図6に示すように、円筒状の回転支持部材211を介して左フレーム2aに回転可能に支持され、ワッシャー212および抜け止めリング213aにより保持されている。回転支持部材211は、左フレーム2aの内側に挿入される円筒状の挿入部214を有しており、この挿入部214の外周面214aと筒状体215の左端部の内周面215aとの間に支持部材31aの基端部31a1が挟み込まれてこれらが一体に回り止め保持されている。
なお、回転支持部材211は、左フレーム2aに固定された抜け止め部材2a1により、左フレーム2aの側方へ抜けが防止された状態で保持されている。
回り止め保持の構造は、例えば、図3に示すように、基端部31b1の周部に突部31b2を設け、この突部31b2が係合する凹部215bを筒状体215の対向部に設けるものが挙げられる。なお、支持部材31aの基端部31a1側の構造も同様とすることができる。
延出部26bは、延出部26bの長手方向に沿う長孔26cを有している(図3参照)。この長孔26cには、図3に示すように、クラッチ機構50の腕部51aに設けられたピン51bが係合している。したがって、クラッチ機構50の腕部51aが後記するように回動すると、その動きがピン51bを介して延出部26bに伝わり、腕部51aの回動方向に延出部26bが回動する。これにより回動プレート26が回動し、この回動に連動して筒状体215および支持部材31a,31bが一体的に揺動する(図1(b)参照)。
これにより、釣糸案内体22は、螺軸21が連動歯車21a(図1(a)参照)によって回転駆動されることで、螺旋溝21bに係合する係合部27cを介してガイド軸22aに沿って左右往復動するようになっている。
ここで、延設部23a,23aの釣糸案内面24cの傾斜角度は、水平面に対して1〜30度の範囲に設定されるのが好ましく、より好ましくは、5〜15度の範囲に設定されるのがよい。
また、釣糸案内面24cは、前後方向にも直線状(凹凸のない面)に形成されている。
左側部23b,右側部23cは、上方へ向けて鉛直に立ち上げられている。
なお、延設部23a,23aと左側部23b,右側部23cとの角部、および左側部23b,右側部23cと上部23dとの角部は、いずれもアール状とされている。
なお、釣糸案内面24cは、左右方向に直線状とされたものに限られることはなく、左右方向に湾曲状(湾曲凸条、湾曲凹状)、左右方向に複数の直線を組み合わせた形状、さらに、左右方向に直線と曲線とを組み合わせた形状等、種々採用することができる。
また、釣糸案内面24cは、必ずしも前後方向に直線状を有しなくてもよいが、本実施形態のように、直線状として前後方向に奥行きをもたせることで、よりスムーズに釣糸Lを中央部24c’に導くことが可能となる。
なお、ピラー30は、円柱状の棒状部材とされたものに限られることはなく、釣糸Lを押し下げ可能な板状としてもよい。また、釣糸案内部31としては、左右方向に直線状とされたものに限られることはなく、左右方向に傾斜する直線状、湾曲状(湾曲凸条、湾曲凹状)、左右方向に複数の角度の直線を例えば連続して組み合わせた形状、左右方向に直線と曲線とを組み合わせた形状等としてもよい。
また、ピラー30は、スプール5から釣糸Lの繰り出しを可能にするクラッチOFF状態(釣糸放出状態)で、前上方向に移動する(ラインガイド23と相対的に近付く方向に移動する)ようになっており、その際に釣糸巻き取り位置から退避して、釣糸Lの位置決め保持を解除する釣糸放出位置に移動する。
また、このようなクラッチレバー53の押し下げ操作によって、クラッチプレート51が図中反時計回り方向に回動されると、図5に示すように、腕部51aの先端部が上方向に移動し、これによって、ピラー30が前上方向に移動して釣糸放出位置に配置される。
このようにピラー30が移動する過程で、図2に示すように、釣糸Lがピラー30により押し下げられ、その際に、釣糸Lは、ラインガイド23の延設部23a,23aの釣糸案内面24cに沿って中央部24c’ (いずれも図1(b)参照)に向けて移動する。そして、ピラー30が釣糸巻き取り位置まで移動されることで、釣糸案内溝24d内に釣糸Lが誘導される。これによって、ラインガイド23とピラー30とに保持されるようにして、釣糸Lは釣糸案内溝24d内に好適に位置決め保持(巻き取り可能に保持)される。
なお、クラッチの復帰は、クラッチレバー53を押し上げ操作しても行うことが可能である。
そして、釣糸巻き取り時には、ハンドル7の巻き取り回転操作により、ラインガイド23が左右方向に往復移動し、ラインガイド23の釣糸案内溝24dに位置決め保持(巻き取り可能に保持)された釣糸Lが、ピラー30を介してスプール5に略平行に巻回される。
また、ピラー30は、回転中心(螺軸21の中心)からの距離を短く設定することができるので、例えば、釣糸巻き取り時の釣糸Lのテンションを受けた場合にも偏倚し難く(撓み難く)なり、釣糸案内溝24d内にから釣糸Lが抜ける等の不具合を生じ難くなる。したがって、釣糸Lの巻き取り精度が向上し、スプール5への糸巻き状態が良好となる。
なお、支持部材31a,31bの支持構造は、回動プレート26の回動が支持部材31bに対して伝わる構造のものであればよく、種々の構造を採用することができる。
2A 左側板
2B 右側板
5 スプール
7a ハンドル軸
21 螺軸
22 釣糸案内体
24d 釣糸案内溝(釣糸案内部)
24 開口部
30 ピラー
53 クラッチレバー(クラッチ操作部)
215 筒状体(案内筒)
L 釣糸
Claims (3)
- リール本体の左右側板間に回転自在に支持されたスプールと、
前記左右側板間に支持され、ハンドル軸の回転操作に連動して回転する螺軸と、
前記螺軸により前記左右側板間に往復動可能に設けられ、前記スプールに釣糸を平行に巻回する釣糸案内体と、前記釣糸案内体へ釣糸を誘導するためのピラーと、を備え、
前記釣糸案内体は、左右方向に幅狭に形成され、釣糸巻き取り状態において前記スプールに釣糸を案内する釣糸案内部と、前記釣糸案内部よりも左右方向に幅広に形成され、釣糸放出状態において釣糸の放出抵抗を軽減する開口部とを有しており、
前記ピラーは、
前記釣糸案内部に釣糸を誘導する釣糸巻き取り位置と、前記開口部に釣糸を誘導する釣糸放出位置と、の間で前記螺軸を中心として揺動可能に軸支されていることを特徴とする魚釣用リール。 - 前記螺軸を覆うように前記左右側板間に架設され、前記釣糸案内体を前記螺軸に沿って往復動可能に案内する案内筒を備え、
前記案内筒は、前記螺軸周りに回動可能であり、
前記ピラーは、前記案内筒に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。 - 釣糸巻き取り状態と釣糸放出状態とに切り換え操作可能なクラッチ操作部を備え、
前記ピラーは、前記クラッチ操作部の切り換え操作に連動して揺動し、釣糸巻き取り状態で前記釣糸巻き取り位置に移動し、釣糸放出状態で前記釣糸放出位置に移動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用リール。
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