JP5797612B2 - Wiring board - Google Patents
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Description
本発明は、半導体素子を搭載するための配線基板に関するものである。 The present invention relates to a wiring board for mounting a semiconductor element.
従来、半導体集積回路素子等の半導体素子を搭載するための配線基板として、複数の絶縁層を積層して成る絶縁基板の上面に、半導体素子が搭載される半導体素子搭載部と、外部の電気回路に接続するためのリード端子が接続されるリード接続部とを備えた配線基板がある。 Conventionally, as a wiring board for mounting a semiconductor element such as a semiconductor integrated circuit element, a semiconductor element mounting portion on which the semiconductor element is mounted on an upper surface of an insulating substrate formed by laminating a plurality of insulating layers, and an external electric circuit There is a wiring board provided with a lead connection part to which a lead terminal for connection to the terminal is connected.
このような配線基板の従来例を図5に示す。図5に示すように、従来の配線基板20は、絶縁層11と12とが積層されて成る絶縁基板の上面側に半導体素子Eが搭載される半導体素子搭載部A1および外部の電気回路に接続するためのリード端子Lが接続されるリード接続部A2を有している。半導体素子搭載部A1には、半導体素子Eの電極Tがフリップチップ接続される半導体素子接続パッド13が配設されている。またリード接続部A2には、リード端子Lが接続されるリード接続パッド14が配設されている。
A conventional example of such a wiring board is shown in FIG. As shown in FIG. 5, a
絶縁層11、12は、例えばガラスクロスにエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたガラス強化樹脂材料や、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂に酸化ケイ素粉末等の無機絶縁フィラーを分散させたフィラー強化樹脂材料、ポリイミド系樹脂とエポキシ樹脂系の接着剤からなる2層構造の樹脂材料等から成る。
For the
半導体素子接続パッド13は、絶縁層11の上面に形成されており、絶縁層12に設けた開口部15から露出している。また、リード接続パッド14は、絶縁層12の上面に形成されており、絶縁層12に設けたビアホール16を介して絶縁層11上の導体パターンに接続されている。これらの半導体素子接続パッド13およびリード接続パッド14は、例えば銅めっき層から成り、その表面に図示しないニッケルめっき層および金めっき層が順次被着されている。
The semiconductor
そして、図6に示すように、半導体素子接続パッド13には、半導体素子Eの電極Tが半田S1を介して接続され、リード接続パッド14には、外部の電気回路と接続するためのリード端子Lが半田S2を介して接続される。さらに、半導体素子Eと絶縁層12との間には、封止樹脂17が充填され、リード接続パッド14とリード端子Lとの接続部は、補強樹脂18により被覆される。なお、半導体素子Eと絶縁層12との間に封止樹脂を充填するには、未硬化の熱硬化性樹脂を含む樹脂ペーストを半導体素子Eと絶縁層12との間に注入した後、熱硬化させる方法が採用される。また、リード接続パッド14とリード端子Lとの接続部を補強樹脂18で被覆するには、未硬化の熱硬化性樹脂を含む樹脂ペーストをリード接続パッド14とリード端子Lとの接続部に滴下した後、熱硬化させる方法が採用される。なお、封止樹脂17用の樹脂ペーストや補強樹脂18用の樹脂ペースト中には、封止樹脂17や補強樹脂18の熱膨張係数を下げるため等に酸化ケイ素粉末等の無機絶縁フィラーが含有されている。
As shown in FIG. 6, the electrode T of the semiconductor element E is connected to the semiconductor
ところで、このような従来の配線基板20は、以下のようにして製造されている。先ず、図7(a)に示すように、絶縁層11の上面に半導体素子接続パッド13を含む導体パターンを形成するとともにその上に絶縁層12を積層する。
次に、図7(b)に示すように、絶縁層12にビアホール16を形成する。ビアホール16の形成には、例えばパルス状のレーザ光をビアホール6の形成位置に複数回照射して絶縁層2を部分的に除去するレーザ加工法を用いる。
次に図7(c)に示すように、絶縁層12の上面側からプラズマを照射してビアホール16内およびその周辺の絶縁層12上面に付着したスミアを除去する。このとき、絶縁層12の表面は、プラズマ処理により粗化されて、その表面粗さが算術平均粗さRaで50〜80nm程度の粗化面となる。
次に、図8(d)に示すように、絶縁層12の表面にリード接続パッド14を形成するとともにリード接続パッド14と一体化されたビア導体によりビアホール16内を充填する。
次に、図8(e)に示すように、絶縁層12に開口部15を形成する。開口部15の形成にはビアホール16の形成と同様のレーザ加工法を用いる。
最後に、図8(f)に示すように、絶縁層12の上面側からプラズマを照射して開口部15内およびその周辺の絶縁層12上面に付着したスミアを除去するためにプラズマ処理を行なう。このとき、絶縁層12の表面は、プラズマ処理により再度粗化されてその表面粗さが算術平均粗さRaで100〜150nm程度の粗化面となる。
By the way, such a
Next, as shown in FIG. 7B, a
Next, as shown in FIG. 7C, plasma is irradiated from the upper surface side of the
Next, as shown in FIG. 8D, the
Next, as shown in FIG. 8E, an
Finally, as shown in FIG. 8F, plasma treatment is performed to remove smears adhering to the upper surface of the
しかしながら、この従来の配線基板20によると、絶縁層12の上面は、上述したように2回のプラズマ処理によりその表面粗さが算術平均粗さRaで100〜150nm程度の粗化面となっている。そのため、半導体素子Eと絶縁層12との間に封止樹脂17用の樹脂ペーストを注入する際に、粗化面を構成する凹凸の間に気泡が残留して封止樹脂17中にボイドを発生させやすい。このようなボイドは、封止樹脂17に熱応力が加えられた場合等に封止樹脂におけるクラックの起点となるので、封止樹脂17による封止の信頼性が低下してしまう。また、封止樹脂17用の樹脂ペーストが粗化面を構成する凹凸により発生する毛細管現象により絶縁層12の上面に大きく広がりやすく、樹脂ペースト中の樹脂成分のみが大きく流動してしまい、半導体素子Eと絶縁層12との間の封止樹脂17中に無機フィラー成分が取り残されることから、半導体素子を封止する封止樹脂がポーラスで脆い樹脂となってしまい、それによっても封止の信頼性が低下してしまう。
However, according to this
本発明は、配線基板と半導体素子との間に封止樹脂を充填した場合に、封止樹脂にボイドが形成されること、および封止樹脂が配線基板の絶縁層上に大きく広がることを有効に防止して、封止樹脂による封止の信頼性が高い配線基板を提供することを課題とする。 According to the present invention, when sealing resin is filled between the wiring board and the semiconductor element, it is effective that voids are formed in the sealing resin and that the sealing resin spreads widely on the insulating layer of the wiring board. It is an object of the present invention to provide a wiring board with high reliability of sealing with a sealing resin.
本発明は、第1の絶縁層上に第2の絶縁層が積層されて成る絶縁基板の上面に、半導体素子が搭載される半導体素子搭載部とリード端子が接続されるリード接続部とが形成されており、前記半導体素子搭載部の直下における前記第1の絶縁層上に、前記半導体素子の電極がフリップチップ接続される複数の半導体素子接続パッドが形成されているとともに該半導体素子接続パッドを露出させる開口部が前記第2の絶縁層に形成されており、該第2の絶縁層における前記リード接続部に、前記リード端子が半田接続されるリード接続パッドが形成されて成る配線基板であって、前記第2の絶縁層の上面は、その算術平均粗さRaが前記半導体素子搭載部において50〜80nmであり、前記リード接続部において100〜150nmであることを特徴とするものである。 According to the present invention, a semiconductor element mounting portion on which a semiconductor element is mounted and a lead connection portion to which a lead terminal is connected are formed on the upper surface of an insulating substrate formed by laminating a second insulating layer on the first insulating layer. A plurality of semiconductor element connection pads to which the electrodes of the semiconductor element are flip-chip connected are formed on the first insulating layer immediately below the semiconductor element mounting portion. An opening to be exposed is formed in the second insulating layer, and the lead connecting pad in the second insulating layer is formed with a lead connection pad to which the lead terminal is solder-connected. The arithmetic mean roughness Ra of the upper surface of the second insulating layer is 50 to 80 nm in the semiconductor element mounting portion and 100 to 150 nm in the lead connection portion. It is an feature.
本発明の配線基板によれば、前記第2の絶縁層の上面は、その算術平均粗さRaが前記半導体素子搭載部において50〜80nmと小さいことから、半導体素子と配線基板との間に封止樹脂用の樹脂ペーストを注入した際に、半導体素子搭載部における第2の絶縁層の表面の粗化面を構成する凹凸の間に気泡が残留しにくい。したがって、封止樹脂中にボイドが発生しにくい。また、第2の絶縁層の上面は、半導体素子搭載部における算術表面粗さRaが50〜80nmと小さいことから、この部分で発生する毛細管現象の力が小さくなる。したがって、封止樹脂用のペーストが第2の絶縁層の表面に大きく広がることがない。その結果、封止樹脂による封止の信頼性が高い配線基板を提供することができる。
さらに、第2の絶縁層の上面は、前記リード接続部における算術平均粗さRaが100〜150nmであることから、補強樹脂とリード接続部とをアンカー効果により強固に密着させることができる。したがって、リード接続パッドとリード端子とを補強樹脂により強固に接続することができる。
According to the wiring board of the present invention, the upper surface of the second insulating layer is sealed between the semiconductor element and the wiring board because the arithmetic average roughness Ra is as small as 50 to 80 nm in the semiconductor element mounting portion. When the resin paste for the stop resin is injected, bubbles are unlikely to remain between the irregularities constituting the roughened surface of the surface of the second insulating layer in the semiconductor element mounting portion. Therefore, voids are unlikely to occur in the sealing resin. Further, since the arithmetic surface roughness Ra of the upper surface of the second insulating layer is as small as 50 to 80 nm in the semiconductor element mounting portion, the capillary action force generated in this portion is reduced. Therefore, the sealing resin paste does not spread significantly on the surface of the second insulating layer. As a result, it is possible to provide a wiring board having high sealing reliability with a sealing resin.
Furthermore, since the arithmetic mean roughness Ra in the lead connection portion is 100 to 150 nm on the upper surface of the second insulating layer, the reinforcing resin and the lead connection portion can be firmly adhered to each other by the anchor effect. Therefore, the lead connection pad and the lead terminal can be firmly connected by the reinforcing resin.
次に、本発明の実施形態の一例を図1〜4を基に説明する。図1に示すように、本例の配線基板10は、絶縁層1と2とが積層されて成る絶縁基板の上面側に半導体素子Eが搭載される半導体素子搭載部A1および外部の電気回路に接続するためのリード端子Lが接続されるリード接続部A2を有している。半導体素子搭載部A1には、半導体素子Eの電極Tがフリップチップ接続される半導体素子接続パッド3が配設されている。また、リード接続部A2には、リード端子Lが接続されるリード接続パッド4が配設されている。
Next, an example of an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the
絶縁層1、2は、例えばガラスクロスにエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたガラス強化樹脂材料や、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂に酸化ケイ素粉末等の無機絶縁フィラーを分散させたフィラー強化樹脂材料、ポリイミド系樹脂とエポキシ樹脂系の接着剤からなる2層構造の樹脂材料等から成る。絶縁層1、2の厚みは、それぞれ10〜30μm程度である。
Insulating
絶縁層1の上面には、半導体素子接続パッド3を含む導体パターンが形成されている。これら半導体素子接続パッド3を含む導体パターンは、主として厚みが5〜15μm程度の銅めっき層から成り、周知のセミアディティブ法により形成されている。
A conductor pattern including the semiconductor
絶縁層2には、その上面にリード接続パッド4が形成されているとともに、半導体素子接続パッド3の上に開口部5とリード接続パッド4の下にビアホール6が形成されている。リード接続パッド4は、半導体素子接続パッド3と同様に主として厚みが5〜15μm程度の銅めっき層から成り、周知のセミアディティブ法により形成されている。リード接続パッド4は、例えば短辺が50〜200μm、長辺が500〜2000μmの長方形である。また、開口部5およびビアホール6は直径が15〜40μm程度の円形であり、レーザ加工により形成されている。なお、開口部5から露出する半導体素子接続パッド3の表面および絶縁層2上のリード端子4の表面には、図示しないニッケルめっき層および金めっき層が被着されている
A lead connection pad 4 is formed on the upper surface of the insulating
そして、図2に示すように、半導体素子接続パッド3には、半導体素子Eの電極Tが半田S1を介して接続され、リード接続パッド4には、外部の電気回路と接続するためのリード端子Lが半田S2を介して接続される。さらに、半導体素子Eと絶縁層2との間には、封止樹脂7が充填され、リード接続パッド4とリード端子Lとの接続部は、補強樹脂8により被覆される。なお、半導体素子Eと絶縁層2との間に封止樹脂7を充填するには、未硬化の熱硬化性樹脂を含む樹脂ペーストを半導体素子Eと絶縁層2との間に注入した後、熱硬化させる方法が採用される。また、リード接続パッド4とリード端子Lとの接続部を補強樹脂8で被覆するには、未硬化の熱硬化性樹脂を含む樹脂ペーストをリード接続パッド4とリード端子Lとの接続部に滴下した後、熱硬化させる方法が採用される。なお、封止樹脂7用の樹脂ペーストや補強樹脂8用の樹脂ペースト中には、封止樹脂7や補強樹脂8の熱膨張係数を下げるため等に酸化ケイ素粉末等の無機絶縁フィラーが含有されている。
As shown in FIG. 2, the electrode T of the semiconductor element E is connected to the semiconductor
ところで、本発明においては、絶縁層2の上面の算術平均粗さRaが、半導体素子搭載部A1では50〜80nmとなっており、前記リード接続部A2では100〜150nmとなっている。このように、半導体素子搭載部A1における絶縁層2の上面の算術平均粗さRaが50〜80nmと小さなものとなっていることから、半導体素子Eと配線基板10との間に封止樹脂7用の樹脂ペーストを注入した際に、半導体素子搭載部A1における絶縁層2の表面の粗化面を構成する凹凸の間に気泡が残留しにくい。したがって、封止樹脂7中にボイドが発生しにくい。また、絶縁層2の上面は、半導体素子搭載部A1における算術表面粗さRaが50〜80nmと小さいことから、この部分で発生する毛細管現象の力が小さくなる。したがって、封止樹脂7用のペーストが絶縁層2の表面に大きく広がることがない。その結果、封止樹脂7による封止の信頼性が高い配線基板10を提供することができる。
さらに、絶縁層2の上面は、リード接続部A2における算術平均粗さRaが100〜150nmであることから、補強樹脂8とリード接続部A2とをアンカー効果により強固に密着させることができる。したがって、リード接続パッド4とリードド端子Lとを補強樹脂8により強固に接続することができる。
By the way, in the present invention, the arithmetic average roughness Ra of the upper surface of the insulating
Furthermore, since the arithmetic mean roughness Ra in the lead connection portion A2 is 100 to 150 nm on the upper surface of the insulating
ここで、本例の配線基板10の製造方法について説明する。先ず、図3(a)に示すように、絶縁層1の上面に半導体素子接続パッド3を含む導体パターンを形成するとともにその上に絶縁層2を積層する。半導体素子接続パッド3を含む導体パターンは、セミアディティブ法により形成する。具体的には、例えばニッケル−クロム合金から成る厚みが30〜100nmの密着金属層及び銅からなる厚みが0.1〜1.0μmの下地金属層を絶縁層1の上面にスパッタ法等の薄膜形成技術を採用して被着させた後、その下地金属層上に半導体素子接続パッド3を含む導体パターンに対応する開口パターンを有するめっきレジスト層を形成し、しかる後、めっきレジスト層の開口パターン内に露出する下地金属層上に電解銅めっき層を5〜15μmの厚みに析出させ、最後に下地金属層上からめっきレジスト層を除去するとともに電解銅めっき層から露出する下地金属層をエッチング除去することにより形成される。
Here, the manufacturing method of the
次に、図3(b)に示すように、絶縁層2にビアホール6を形成する。ビアホール6の形成には、例えばパルス状のレーザ光をビアホール6の形成位置に複数回照射して絶縁層2を部分的に除去するレーザ加工法を用いる。
Next, as shown in FIG. 3B, a via hole 6 is formed in the insulating
次に図3(c)に示すように、半導体素子搭載部A1に対応する絶縁層2の上面に保護シートMを被着するとともに、上面側からプラズマ照射し、ビアホール6内およびその周辺に付着したスミアを除去する。このとき、プラズマの照射により、リード接続部A2における絶縁層2の上面が粗化されて算術平均粗さRaで50〜80nmの粗化面となる。そして、半導体素子搭載部A1における絶縁層2の上面は、プラズマで粗化されずに15〜35nmの平滑な面を保つ。保護シートMとしては、厚みが30〜40μm程度のポリプロピレンから成るフィルムを用いる。保護シートMと絶縁層2との間は、例えばアクリル樹脂系の粘着材により剥離可能に密着させる。なお、粘着材は、保護シートMの一方の主面に予め塗布しておくことが好ましい。
Next, as shown in FIG. 3 (c), a protective sheet M is deposited on the upper surface of the insulating
次に、図4(d)に示すように、保護シートMを除去した後、絶縁層2の表面にリード接続パッド4を形成するとともにリード接続パッド4と一体化されたビア導体によりビアホール6内を充填する。これらのリード接続パッド4およびビア導体は、半導体素子接続パッド3と同様のセミアディティブ法により形成される。
Next, as shown in FIG. 4D, after the protective sheet M is removed, the lead connection pads 4 are formed on the surface of the insulating
次に、図4(e)に示すように、絶縁層2に開口部5を形成する。開口部5の形成にはビアホール6の形成と同様のレーザ加工法を用いる。
Next, as shown in FIG. 4E, the
最後に図4(f)に示すように、絶縁層2の上面側からプラズマ照射し、開口部5内およびその周辺に付着したスミアを除去する。このとき、プラズマの照射により、半導体素子搭載部A1における絶縁層2の上面が粗化されて算術平均粗さRaで50〜80nmの粗化面となる。また、リード接続部A2における絶縁層2の露出する上面は、2度目のプラズマ照射を受けてその算術平均粗さRaが100〜150nmの粗化面となる。このようにして、絶縁層2の上面の算術平均粗さRaが、半導体素子搭載部A1では50〜80nmであり、前記リード接続部A2では100〜150nmである本発明の配線基板10が完成する。
Finally, as shown in FIG. 4F, the plasma irradiation is performed from the upper surface side of the insulating
次に、本発明の実施例1について説明する。先ず、縦横がそれぞれ150mmで厚みが15μmの第1の絶縁層の上面中央部に直径が50μmの半導体素子接続パッドを70μmのピッチで1000個含む導体パターン形成した。絶縁層としては、厚みが5μmのエポキシ系の接着剤層と厚みが5μmのポリイミド系樹脂を貼り合わせたものを用いた。導体パターンの形成には、セミアディティブ法を用いた。セミアディティブ法における下地金属としては、厚みが30〜80nmのニッケル−クロム合金から成る密着金属層に厚みが0.25〜0.5μmの銅薄膜をスパッタにより形成した。また、セミアディティブ法における電解銅めっき層としては5〜8μmの厚みを被着させた。電解銅めっき液としては、荏原ユージライト社製のVF−IVを用い、30℃の温度で1.0A/dm2の電流密度で30分間めっきを行なった。
次に、導体パターンの露出表面を低粗化タイプのナノ黒化処理液でエッチング処理した。このエッチング処理により半導体素子接続パッドの露出面の表面粗さは、150〜1000nmとなった。
次に、半導体素子接続パッドが形成された第1の絶縁層の上面に第2の絶縁層を積層した。第2の絶縁層としては、第1の絶縁層と実質的に同様のものを用いた。積層には、第2の絶縁層用の接着剤層を含む樹脂シートを絶縁層1の上に真空プレスにより貼り付けた後、150〜180℃の温度で100分間加熱して熱硬化させる方法を採用した。
次に、第2の絶縁層にレーザ加工法を用いてビアホールを形成した。ビアホールは、その下に導体パターンが位置するように、リード接続パッドに対応する位置にそれぞれ1〜3個ずつ形成した。レーザとしては、355nmYAGレーザを用い、出力が0.5W、周波数40KHzのレーザパルスを120ショット照射することにより各ビアホールを穿孔した。ビアホールの直径は、底面側で23〜27μm、開口部側で30〜35μmであった。
続いて、第2の絶縁層の上面中央部に縦横がそれぞれ150mmで、厚みが30〜40μmのポリプロピレンから成る保護シートをアクリル樹脂系の粘着層を介して被着するとともに、上面側からプラズマを照射し、デスミア処理を行なった。プラズマ照射の条件はプロセスガスが酸素で、出力200W、時間5分で行なった。このとき、第2の絶縁層の上面外周部は、算術平均粗さRaで50〜80nmに粗化された。なお、第2の絶縁層の上面中央部は保護シートにより保護されて粗化されなかった。
次に、保護シートを除去した後、第2の絶縁層の表面に幅が100μmで長さが1000μmのリード接続パッドを150μmのピッチで100個形成した。また、これと同時に各リード接続パッドの下のビアホール内をビア導体で充填した。リード接続パッドの形成には、上述した半導体素子接続パッドの場合と実質的に同様のセミアディティブ法を実質的に同様の条件で用いた。
次に、第2の絶縁層における各半導体素子接続パッドに対応する位置にレーザ加工法を用いて開口部を形成した。レーザとしては、355nmYAGレーザを用い、出力が0.5W、周波数40KHzのレーザパルスを120ショット照射することにより各開口部を穿孔した。開口部の直径は、底面側で23〜27μm、開口部側で30〜35μmであった。
続いて、上面側から開口部内および第2の絶縁層の表面にプラズマを照射し、デスミア処理を行なった。プラズマ照射の条件は、プロセスガスが酸素、出力200W、時間5分で行なった。このとき、第2の絶縁層の上面中央部では、プラズマ照射により粗化されて算術平均粗さRaが50〜80nmの粗化面となった。また、第2の絶縁層の上面外周部の露出面では、2度目のプラズマ照射を受けてその算術平均粗さRaが100〜150nmの粗化面となった。
最後に、開口部内に露出する半導体素子接続パッドの表面および第2の絶縁層上のリード接続パッドの表面に厚みが6〜8μmの無電解ニッケルめっき層を被着させた。無電解ニッケルめっき液としては、上村工業社製のNPR4を用い、85℃の温度でエア攪拌を行ないながら35分間めっきを行い、実施例1の試料を作成した。
Next, Example 1 of the present invention will be described. First, a conductor pattern including 1000 semiconductor element connection pads having a diameter of 50 μm at a pitch of 70 μm was formed at the center of the upper surface of the first insulating layer having a length and width of 150 mm and a thickness of 15 μm. As the insulating layer, an epoxy adhesive layer having a thickness of 5 μm and a polyimide resin having a thickness of 5 μm bonded together were used. A semi-additive method was used to form the conductor pattern. As a base metal in the semi-additive method, a copper thin film having a thickness of 0.25 to 0.5 μm was formed by sputtering on an adhesion metal layer made of a nickel-chromium alloy having a thickness of 30 to 80 nm. Moreover, the thickness of 5-8 micrometers was deposited as an electrolytic copper plating layer in a semi-additive method. As the electrolytic copper plating solution, VF-IV manufactured by Sugawara Eugleite Co., Ltd. was used, and plating was performed at a temperature of 30 ° C. and a current density of 1.0 A / dm 2 for 30 minutes.
Next, the exposed surface of the conductor pattern was etched with a low-roughening type nano blackening solution. By this etching process, the surface roughness of the exposed surface of the semiconductor element connection pad became 150 to 1000 nm.
Next, a second insulating layer was stacked on the upper surface of the first insulating layer on which the semiconductor element connection pads were formed. As the second insulating layer, a layer substantially similar to the first insulating layer was used. For lamination, a resin sheet including an adhesive layer for the second insulating layer is attached to the insulating
Next, a via hole was formed in the second insulating layer using a laser processing method. One to three via holes were formed at positions corresponding to the lead connection pads so that the conductor pattern was located thereunder. As the laser, a 355 nm YAG laser was used, and each via hole was drilled by irradiating 120 shots of a laser pulse with an output of 0.5 W and a frequency of 40 KHz. The diameter of the via hole was 23 to 27 μm on the bottom side and 30 to 35 μm on the opening side.
Subsequently, a protective sheet made of polypropylene having a length and width of 150 mm and a thickness of 30 to 40 μm is applied to the center of the upper surface of the second insulating layer via an acrylic resin adhesive layer, and plasma is applied from the upper surface side. Irradiation and desmear treatment were performed. The plasma irradiation was carried out with a process gas of oxygen and an output of 200 W for 5 minutes. At this time, the outer peripheral portion of the upper surface of the second insulating layer was roughened to an arithmetic average roughness Ra of 50 to 80 nm. In addition, the upper surface center part of the 2nd insulating layer was protected by the protective sheet, and was not roughened.
Next, after removing the protective sheet, 100 lead connection pads having a width of 100 μm and a length of 1000 μm were formed on the surface of the second insulating layer at a pitch of 150 μm. At the same time, the via holes under the lead connection pads were filled with via conductors. For the formation of the lead connection pad, a semi-additive method substantially the same as that of the semiconductor element connection pad described above was used under substantially the same conditions.
Next, an opening was formed using a laser processing method at a position corresponding to each semiconductor element connection pad in the second insulating layer. As the laser, a 355 nm YAG laser was used, and each opening was perforated by irradiating 120 shots of a laser pulse with an output of 0.5 W and a frequency of 40 KHz. The diameter of the opening was 23 to 27 μm on the bottom side and 30 to 35 μm on the opening side.
Subsequently, plasma was irradiated from the upper surface side to the inside of the opening and the surface of the second insulating layer, and desmear treatment was performed. The plasma irradiation was performed under the conditions that the process gas was oxygen, the output was 200 W, and the time was 5 minutes. At this time, in the central portion of the upper surface of the second insulating layer, the surface was roughened by plasma irradiation to become a roughened surface having an arithmetic average roughness Ra of 50 to 80 nm. Further, the exposed surface of the outer peripheral portion of the upper surface of the second insulating layer was subjected to plasma irradiation for the second time and became a roughened surface having an arithmetic average roughness Ra of 100 to 150 nm.
Finally, an electroless nickel plating layer having a thickness of 6 to 8 μm was deposited on the surface of the semiconductor element connection pad exposed in the opening and the surface of the lead connection pad on the second insulating layer. As the electroless nickel plating solution, NPR4 manufactured by Uemura Kogyo Co., Ltd. was used, and plating was performed for 35 minutes while performing air agitation at a temperature of 85 ° C., thereby preparing a sample of Example 1.
また、比較例として、上述の実施例1と同様にして第2の絶縁層にビアホールを形成した後、第2の絶縁層の上面中央部に保護シートを被着しないでプラズマ照射した以外は上述の実施例1と同様にして比較のための試料を作成した。この比較のための試料では、第2の絶縁層の露出面の算術平均粗さは、100〜150nmであった。 Further, as a comparative example, the same as in Example 1 described above, except that after forming a via hole in the second insulating layer, plasma irradiation was performed without attaching a protective sheet to the center of the upper surface of the second insulating layer. A sample for comparison was prepared in the same manner as in Example 1. In the sample for comparison, the arithmetic average roughness of the exposed surface of the second insulating layer was 100 to 150 nm.
次に、実施例1の試料および比較のための試料について、半導体素子接続パッドに半導体素子をフリップチップ接続した。半導体素子としては、縦横がそれぞれ3mmで厚みが0.3mmのシリコンチップを用いた。半導体素子の下面には直径が50μmで高さが10μmの銅から成る端子が70μmのピッチで1000個形成されものを用いた。半導体素子の電極と半導体素子接続パッドとは、Sn−Ag−Cu合金から成る半田を用いて接続した。半導体素子をフリップチップ接続した後の半導体素子と第2の絶縁層との隙間は60〜80μmであった。さらに、各試料のリード接続パッドの各々に、銅系の合金よりなる、幅が50μmで厚みが50μmの平板型タイプのリード端子をSn−Ag−Cu合金からなる半田で接続した。 Next, for the sample of Example 1 and the sample for comparison, the semiconductor element was flip-chip connected to the semiconductor element connection pad. As the semiconductor element, a silicon chip having a length and width of 3 mm each and a thickness of 0.3 mm was used. On the lower surface of the semiconductor element, 1000 terminals made of copper having a diameter of 50 μm and a height of 10 μm were formed at a pitch of 70 μm. The electrode of the semiconductor element and the semiconductor element connection pad were connected using solder made of an Sn—Ag—Cu alloy. The gap between the semiconductor element after flip-chip connection of the semiconductor element and the second insulating layer was 60 to 80 μm. Furthermore, a flat plate type lead terminal made of a copper-based alloy and having a width of 50 μm and a thickness of 50 μm was connected to each lead connection pad of each sample with solder made of Sn—Ag—Cu alloy.
次に、各試料の半導体素子と第2の絶縁層との間に、エポキシから成る粘度が40Pasの樹脂ペーストをディスペンサーにより2mg注入した後、70〜120℃の温度で1時間加熱して樹脂ペーストを硬化させて封止樹脂を形成した。さらに、各試料のリード端子とリード接続パッドとの接続部にエポキシから成る粘度が40Pasの樹脂ペーストをディスペンサーにより800〜1500mg滴下した後、70〜120℃の温度で1時間加熱して樹脂ペーストを硬化させて補強樹脂を形成した。 Next, 2 mg of resin paste made of epoxy having a viscosity of 40 Pas is injected between the semiconductor element of each sample and the second insulating layer with a dispenser, and then heated at a temperature of 70 to 120 ° C. for 1 hour. Was cured to form a sealing resin. Furthermore, after adding 800-1500 mg of epoxy resin paste having a viscosity of 40 Pas made of epoxy to the connecting portion between the lead terminal and the lead connection pad of each sample with a dispenser, the resin paste is heated at a temperature of 70-120 ° C. for 1 hour. Cured to form a reinforced resin.
しかる後、封止樹脂が半導体素子から外側にはみ出した幅の最大値を測定した。また、リード端子を基板の上面に対して90度の角度で引っ張り、リード端子がリード接続パッドから剥がれたときの力を測定し、それをリード端子の接続強度とした。さらに、クロスセクションを行い第2の絶縁層と封止樹脂との間におけるボイドの有無を確認した。その結果を表1に示す。 Thereafter, the maximum value of the width of the sealing resin protruding outward from the semiconductor element was measured. Further, the lead terminal was pulled at an angle of 90 degrees with respect to the upper surface of the substrate, and the force when the lead terminal was peeled off from the lead connection pad was measured, and this was defined as the connection strength of the lead terminal. Furthermore, the cross section was performed and the presence or absence of the void between the 2nd insulating layer and sealing resin was confirmed. The results are shown in Table 1.
表1から分かるように、本発明の実施例1の試料では封止樹脂のはみ出し幅は、410μmであり、大きな広がりは認められなかった。これらに対し、比較のための試料では、封止樹脂のはみ出し幅は、1560μmであり、大幅に樹脂上で広がり、またブリードアウトも発生した。また、本発明の実施例1の試料では、第2の絶縁層と封止樹脂との間にボイドの発生はなかった。これに対し、比較のための試料では、第2の絶縁層と封止樹脂との間に微小なボイドが観察された。なお、本発明の実施例1の試料および比較のための試料ではリード接続強度が0.40〜0.52kN/mであり十分に大きな強度を有していた。したがって、本発明による配線基板は、第2の絶縁層と封止樹脂との間にボイドが発生することがないとともに、封止用の樹脂ペーストが第2の絶縁層間表面に大きく広がることがなく、封止樹脂による封止の信頼性を高いものとすることができる。また、リード接続パッドとリード端子とを補強樹脂により強固に接続することができる。 As can be seen from Table 1, in the sample of Example 1 of the present invention, the protruding width of the sealing resin was 410 μm, and no large spread was observed. On the other hand, in the sample for comparison, the protruding width of the sealing resin was 1560 μm, and it greatly spread on the resin, and bleed out occurred. Further, in the sample of Example 1 of the present invention, no void was generated between the second insulating layer and the sealing resin. On the other hand, in the sample for comparison, minute voids were observed between the second insulating layer and the sealing resin. Note that the lead connection strength of the sample of Example 1 of the present invention and the sample for comparison was 0.40 to 0.52 kN / m, which was sufficiently large. Therefore, in the wiring board according to the present invention, no void is generated between the second insulating layer and the sealing resin, and the sealing resin paste is not greatly spread on the surface of the second insulating layer. The reliability of sealing with the sealing resin can be made high. Further, the lead connection pad and the lead terminal can be firmly connected by the reinforcing resin.
1 第1の絶縁層
2 第2の絶縁層
3 半導体素子接続パッド
4 リード接続パッド
A1 半導体素子搭載部
A2 リード接続部
E 半導体素子
L リード端子
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