JP5797281B2 - 車載通信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の位置情報を通知する車載通信装置に関するものである。
従来より、車両の位置情報を要求してきたデータ端末装置に対して、電子メールを作成して送信する位置通知装置が知られている。例えば特許文献1には、車両に割り当てられた電子メール・アドレス宛に、車両の位置情報を要求するメールが届いた場合に、その位置情報を要求してきたデータ端末装置に対して、運転者が位置情報の発信を許可した場合にのみ、車両の位置情報を送信する位置通知装置が開示されている。
国際公開第2003/107303号
しかしながら、例えば特許文献1に示すような従来の位置通知装置では、車両に割り当てられた電子メール・アドレス宛に車両の位置情報を要求してきたデータ端末装置に対して、運転者が望まない場合には位置情報を提供しないというものであり、運転者が位置情報の発信可否を判断するなど、運転者の判断や意思表示がなければ位置情報が送信されなかったため、盗難にあった場合などには位置情報を取得することができない、という課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、運転者の判断や意思表示がなくても、位置情報が送信される車載通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、車両の位置情報を外部の携帯電話にメール送信する車載通信装置において、予めメール送信先の電話番号を登録しておくとともに、前記車両の位置情報を記憶するメモリと、前記メモリに記憶されている前記車両の位置情報を含むテキスト文を作成する位置情報テキスト作成部と、前記メモリに登録されている電話番号宛に、前記位置情報テキスト作成部で作成されたテキスト文をショートメッセージとしてメール送信する電話モジュールと、を備え、前記車両の駆動源が作動中に、前記電話モジュールが前記外部の携帯電話から電話を受けた場合に、前記電話を受けた外部の携帯電話の電話番号が、前記メモリに登録されている電話番号と一致している場合にのみ、前記位置情報テキスト作成部は、前記メモリに記憶されている前記車両の位置情報を含むテキスト文を作成し、前記電話モジュールは、前記電話を受けた外部の携帯電話の電話番号宛に前記作成されたテキスト文をショートメッセージとしてメール送信を行うことを特徴とする。
この発明の車載通信装置によれば、運転者が送信許可を行うという判断や意思表示をしなくても車両の位置情報が送信されるので、車の持ち主が盗難にあったことにすぐに気づくことができたり、家族等が車を運転している状況を確認することができる。
実施の形態1における車載通信装置の構成を示すブロック図である。 車載通信装置において実行される初期設定のフローチャートである。 実施の形態1における車載通信装置において、エンジン起動時に実行される処理を示すフローチャートである。 実施の形態1においてメール送信されるテキスト文(ショートメッセージ)の一例を示す図である。 実施の形態1における車載通信装置において、車両走行中に位置情報を取得してメモリに格納する処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における車載通信装置において、車両走行中に外部の携帯電話から電話を受けた場合に実行される処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における車載通信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における車載通信装置において、エンジン停止中に外部の携帯電話から電話を受けた場合に実行される処理を示すフローチャートである。 実施の形態3における車載通信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3における車載通信装置において、エンジン停止中にセンサモジュールがセンサ異常を感知した場合に実行される処理を示すフローチャートである。 各センサの異常を示すセンサコードと、そのセンサ異常の内容とが対応付けられたテーブルである。 実施の形態3においてメール送信されるテキスト文(ショートメッセージ)の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における車載通信装置1の構成を示すブロック図である。この車載通信装置1は、通常のナビゲーションシステムが持つ機能に電話モジュール2が組み込まれたものである。すなわち、車載通信装置1は、車両の位置情報を通知する電話モジュール2、車両の位置検出に使用されるGPS(Global Positioning System)3、ジャイロセンサ4、車速センサ5、測位した位置情報を格納するメモリ6、ナビゲーションシステムに使用される地図データベース(地図DB)7、ナビゲーションシステムに要求される各処理を行うナビゲーション部8、ナビゲーション部8で作成された地図画像や誘導画像などを表示するモニタ9、および、測位した位置情報を登録先の電話番号にメール送信するためにテキスト文を作成する位置情報テキスト作成部としてのCPU10を備えている。
ここで、位置情報は適時、GPS3にて人工衛星から送られてくる情報を利用して車両の位置を測位し、測位した位置情報をメモリ6に格納する。また、トンネルの中やビル内の駐車場など、人工衛星から情報を受信できない場合は、ジャイロセンサ4や車速センサ5による自立航法にて現在位置を算出し、メモリ6に格納する(図5参照)。
また、ナビゲーション部8では、地図DB7およびGPS3、ジャイロセンサ4や車速センサ5から得た位置情報を使って、車両の現在位置情報およびその周辺地図を表す地図画像の作成を行う。また、所定の方法で指定された車両の現在位置から目的地までの経路を探索し、車両を目的地まで誘導するための誘導画面の作成などを行う場合もある。
なお、この実施の形態1においては、車両としてはガソリン車を例に、車両の駆動源はエンジンであるものとして説明するが、この実施の形態1は、ハイブリッド車や電気自動車等にも適用できるものである。また、以下の実施の形態2,3についても同様である。
図2は、この車載通信装置1において実行される初期設定のフローチャートである。
初期設定として、予め車載通信装置1のメモリ6に、車両の位置情報を送信する1または複数の携帯電話の電話番号を登録しておく(ステップST1)。登録先としては、車両の持ち主自身の携帯電話、その家族の携帯電話、遠方で暮らす親類の携帯電話、親しい友人の携帯電話等、盗難時に連絡が必要な人の携帯電話や、車の運転状況を確認したい人の携帯電話の電話番号を登録しておけばよい。
次に、車両のエンジン(駆動源)起動時にこの車載通信装置1において実行される処理について、図3を参照しながら説明する。
車両のエンジン(駆動源)を起動すると、この車載通信装置1は、車両位置を検出するためGPS3を使用して人工衛星から送られてくる情報から車両の位置情報を測位する(ステップST11)。この際、人工衛星から位置情報を取得(受信)できた場合(ステップST12のYESの場合)は、その測位結果(経度、緯度の情報)をメモリ6に格納する(ステップST13)。一方、人工衛星から情報を取得(受信)できなかった場合(ステップST12のNOの場合)は、メモリ6に格納されている情報(前回格納した情報)を現在位置として使用する。なお、車両が停止した際には、必ずその時の位置情報を取得してメモリ6に保存しておくものとする。
その後、CPU10は、メモリ6に格納されている位置情報(経度、緯度)を取り出し、その位置情報(経度、緯度)を元に地図DB7に照会して住所を割り出し、メールにて送信するテキスト文(ショートメッセージ)を作成する(ステップST14)。なお、住所が割り出せない場合は、経度と緯度のみのテキスト文とする。
図4は、このようにして作成されたテキスト文(ショートメッセージ)の一例を示す図である。なお、このテキスト文は、電話番号宛にショートメッセージとして送信するものであるため、文字制限内の短いテキスト文である必要がある。
そして、メモリ6の中に位置情報をメール送信する宛先(連絡先)の電話番号が登録されているか否かを確認し、登録されていれば(ステップST15のYESの場合)、その登録されている携帯電話の電話番号宛に、ステップST14において作成された図4に示すような車両の位置情報を含むテキスト文をメール送信する(ステップST16)。また、1件も電話番号が登録されていない場合(ステップST15のNOの場合)には、そのまま処理を終了する。
この図3のフローチャートに示すエンジン(駆動源)起動時のメール送信の処理は、車両のエンジン(駆動源)を起動する都度、実施される。
したがって、例えば盗難にあった場合であっても、エンジン(駆動源)が起動されると自身の携帯電話にメールが届くことにより、盗難にすぐに気づくことができるとともに、その盗難車両の位置を運転者に気づかれずに確認することができるため、素早く対処することが可能になる。また、例えば遠く離れて暮らす両親が、いつもどおり車両を運転しているか否かという安否を確認することもできるなど、家族等が車を運転している状況を確認することができる。
ここまでは、エンジン(駆動源)起動時に自動的にメール送信が行われる場合について説明したが、任意の時点で車両の位置情報を確認したい場合について、図5および図6を参照しながら説明する。
図5は、この車載通信装置1において、車両走行中(エンジン(駆動源)が作動中)に位置情報を取得してメモリに格納する処理を示すフローチャートである。
車載通信装置1は、エンジン(駆動源)起動時や停止時以外の通常の車両走行中(エンジン(駆動源)作動中)にも周期的に、車両位置を検出するためGPS3を使用して人工衛星から送られてくる情報から車両の位置情報を測位する(ステップST21)。この際、人工衛星から位置情報を取得(受信)できた場合(ステップST22のYESの場合)は、その測位結果(経度、緯度の情報)をメモリ6に格納する(ステップST24)。一方、トンネルの中やビル内の駐車場など、人工衛星から情報を受信できない場合(ステップST22のNOの場合)は、ジャイロセンサ4や車速センサ5による自立航法にて現在位置を算出し(ステップST23)、メモリ6に格納する(ステップST24)。
図6は、この車載通信装置1において、任意の時点で車両の位置情報を確認するために、車両走行中(エンジン(駆動源)作動中)に外部の携帯電話から電話を受けた場合に実行される処理を示すフローチャートである。
車載通信装置1の電話モジュール2は、常に待ち受け状態になっており、電話がかかってくるのを待っている状態(ステップST31のNOの場合)である。
そして、車両の位置情報を取得したい人の携帯電話から、車載通信装置1の電話モジュール2に割り当てられた電話番号に電話がかかってくると(ステップST31のYESの場合)、その電話を受けて、CPU10は、かけられてきた電話番号をメモリ6に予め登録されている連絡先の電話番号と照合し(ステップST32)、登録電話番号の中に一致する電話番号があれば(ステップST33のYESの場合)、メモリ6に格納されている位置情報(経度、緯度)を取り出し、その位置情報(経度、緯度)を元に地図DB7に照会して住所を割り出して、メールにて送信するテキスト文を作成する(ステップST34)。なお、住所が割り出せない場合は、経度と緯度のみの位置情報を含むテキスト文とする。また、メール送信するテキスト文としては、図4に示すものと同様だが、車両走行中には位置情報に加えて車速や方位(進行方向)なども送るようにしてもよい。
そして、電話を受けた外部の携帯電話の電話番号(かかってきた電話番号)宛に、ステップST34で作成されたテキスト文をメール送信する(ステップST35)。
一方、登録電話番号の中に一致する電話番号がなければ(ステップST33のNOの場合)、処理を終了する。
これにより、例えば盗難にあった場合に、現在車両がどこを走行しているかを確認することができ、すぐに対処することができる。また、盗難にあった場合であって、通常のエンジン(駆動源)起動ではなく、キー部分が破壊された上で車両が走行しているような場合には、図3に示すエンジン(駆動源)起動時のメール送信機能が働かない可能性があるが、そのような場合であっても、外部から電話をかけるだけで、運転者に気づかれずに車両の位置情報を確認することができるので、すぐに対処することができる。
また、例えば自分以外の家族が車で遠出をした場合など、無事に目的地までたどりつくかを途中で何度でも好きな時に確認することなどもできる。
なお、この実施の形態1では、メモリ6に予め登録されているメール送信先の電話番号のデータベースとして、1つの連絡先データベースを有しているものとして説明したが、エンジン(駆動源)起動時の送信用(常時送信用)データベースと、外部の携帯電話から問い合わせ電話をかけた場合の問合せ用データベースとの2つに分けて、それぞれに登録する連絡先の電話番号を変えてもよい。
以上のように、この実施の形態1における車載通信装置によれば、車両の運転者が許可するか否かに関係なく、エンジン(駆動源)を起動するだけで予め登録されている連絡先の電話番号に、車両の位置情報がメール送信されるので、車の持ち主が盗難にあったことにすぐに気づくことができたり、家族等が車を運転している状況を確認することができる。
また、車両の運転者が許可するか否かに関係なく、予め登録されている連絡先の電話番号から電話をかけると、車両の位置情報がその電話番号宛にメール送信されるので、車両が盗難にあった場合に運転者に気づかれずに車両の位置情報を確認することができたり、家族等が車を運転して無事に目的地までたどりつくかを途中でいつでも確認することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2における車載通信装置11の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態2における車載通信装置11は、構成としては実施の形態1における車載通信装置1(図1)と同様であるが、実施の形態1のようにエンジン(駆動源)起動時や車両走行中だけでなく、エンジン(駆動源)停止中であっても、車両の位置情報をメール送信することができるものである。
この実施の形態2における車載通信装置11の電話モジュール12は、消費電流が小さいため、他の構成要素とは異なり、エンジン(駆動源)停止中であっても電源がONされている。そして、この電話モジュール12に外部の携帯端末から電話がかかってくると、電話モジュール12がCPU(位置情報テキスト作成部)10およびメモリ6を起動させる(ウェイクアップさせる)機能を有している。
図8は、この車載通信装置11において、エンジン(駆動源)停止中に外部の携帯電話から電話を受けた場合に実行される処理を示すフローチャートである。
エンジン(駆動源)停止中は、ナビゲーション部8やCPU10など、ほとんどの電源がOFFされているが、電話モジュール12のみは消費電流も小さいため常時電源がON(常時起動)されており、電話の待ち受け状態となっている(ステップST41のNOの場合)。この状態で、外部の携帯電話(車両の位置情報を取得したい人の携帯電話)から、車載通信装置11の電話モジュール12に割り当てられた電話番号に電話がかかってくると(ステップST41のYESの場合)、その電話を受けて、電話モジュール12が、車載通信装置11のCPU10およびメモリ6のみ、ウェイクアップさせる(ステップST42)。
CPU10は、かけられてきた電話番号をメモリ6に予め登録されている連絡先の電話番号と照合し(ステップST43)、登録電話番号の中に一致する電話番号があれば(ステップST44のYESの場合)、メモリ6に格納されている位置情報(経度、緯度)を取り出し、その位置情報(経度、緯度)からメール送信するテキスト文を作成する(ステップST45)。なお、ここでは地図DB7は起動させていないので、位置情報の経度と緯度のみのテキスト文とする。
そして、かかってきた電話番号宛に、ステップST45で作成したテキスト文(車両の位置情報)をメール送信する(ステップST46)。
以上のように、この実施の形態2における車載通信装置によれば、車両のエンジン(駆動源)が停止中であっても、運転者が許可するか否かに関係なく、予め登録されている連絡先の電話番号から電話をかけると、電話モジュールがCPUとメモリのみを起動させて、車両の位置情報がその電話番号宛にメール送信されるので、車両が走行中であっても停止中であっても、いつでも好きな時に車両の位置情報を確認することができる。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3における車載通信装置21の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1,2で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態3における車載通信装置21は、実施の形態1,2における車載通信装置1,11の構成に加え、異常を検出する各種センサとして、例えばドアロック解除センサ22、窓破壊センサ23、車両傾き検知センサ24、ガソリン注入口センサ25を備え、さらに、センサモジュール26を備えている。
盗難防止ということを考えた場合、車両そのものが盗難される場合以外に、車両の中の荷物のみ盗難にあう場合や、車両がジャッキ等で持ち上げられてトラックに運ばれてしまう場合、タイヤのみ盗難にあう場合、その他、ガソリン注入口からガソリンのみ盗難にあう場合など、様々なケースが考えられる。そこで、この実施の形態3では、少なくともドアロック解除センサ22、窓破壊センサ23、車両傾き検知センサ24、ガソリン注入口センサ25を備えるものとする。なお、車両が電気自動車である場合には、ガソリン注入口センサ25は不要である。
そして、実施の形態1における車載通信装置1は、エンジン(駆動源)起動時または車両走行中の車両の位置情報をメール送信するものであり、実施の形態2における車載通信装置11は、エンジン(駆動源)停止中であっても車両の位置情報をメール送信することができるものであったが、以下に示す実施の形態3における車載通信装置21はさらに、各種センサ22〜25が異常を検知したら、車両の位置情報をメール送信するものである。
なお、これらの各種センサが異常を検知するのは、原則として車両が通常どおり使用されて通常どおり走行している時以外の場合であると考えられるので、実施の形態2と同様、エンジン(駆動源)起動時や車両走行中ではなく、エンジン(駆動源)停止中に実行される機能である。すなわち、各種センサ22〜25は、エンジン(駆動源)停止中であっても常時起動して働いているセンサである。また、センサモジュール26も消費電流は小さく、常時電源がONに(常時起動)されており、各種センサ22〜25の検出結果から異常を感知した場合に、電話モジュール2、CPU(位置情報テキスト作成部)10およびメモリ6を起動させる(ウェイクアップさせる)ものである。
図10は、この車載通信装置21において、エンジン(駆動源)停止中にセンサモジュール26がセンサ異常を感知した場合に実行される処理を示すフローチャートである。
エンジン(駆動源)停止中は、ナビゲーション部8やCPU10など、ほとんどの電源がOFFされているが、各種センサ(ドアロック解除センサ22、窓破壊センサ23、車両傾き検知センサ24、ガソリン注入口センサ25)およびセンサモジュール26は常時電源がON(常時起動)されており、常に異常を監視している(ステップST51のNOの場合)。
そして、各種センサ22〜25が異常を検知したことをセンサモジュール26が認識すると、センサモジュール26が、電話モジュール2、CPU10およびメモリ6のみをウェイクアップさせる(ステップST52)。
その後、CPU10が、メモリ6に格納されている位置情報(経度、緯度)を取り出し、その位置情報(経度、緯度)からメール送信するテキスト文を作成する(ステップST53)。
なお、ここでは地図DB7は起動させていないので、位置情報の経度と緯度のみのテキスト文とする。ただし、メモリ6に、例えば図11のような、各センサの異常を示すセンサコードとそのセンサ異常の内容とが対応付けられたテーブルを記憶しておき、どのセンサが異常を検知したかにより、このテーブルを参照して、センサコードもあわせてメール送信するようにしてもよい。これにより、どのセンサの異常によりメールが送信されてきたかを、認識することができる。
図12は、このようにして作成されたテキスト文(ショートメッセージ)の一例を示す図である。
そして、メモリ6の中に位置情報をメール送信する宛先(連絡先)の電話番号が登録されているか否かを確認し、登録されていれば(ステップST54のYESの場合)、その登録されている携帯電話の電話番号宛に、図12に示すような車両の位置情報をメール送信する(ステップST55)。また、1件も電話番号が登録されていない場合(ステップST54のNOの場合)には、そのまま処理を終了する。
なお、通常の車両走行中に、例えば坂道を上った場合に車両傾き検知センサ24が異常を検知したり、ガソリンスタンドでガソリンを注入しようとした途端、ガソリン注入口センサ25が異常を検知する等、問題なく使用しているにもかかわらずセンサ異常が感知されてメール送信されることを防ぐために、センサの異常検知モード設定解除機能を備えるようにしてもよい。この場合には、通常どおりドアロックがキーによりOPENされた場合に、センサの異常検知モード設定解除が行われ、キーによりエンジン(駆動源)を停止してドアロックをかけた時点で、センサの異常検知モードが設定されるようにすれば、上記の不具合は生じない。また、ユーザが自ら異常検知モード設定解除のON/OFFをボタン等により行うことができるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態3における車載通信装置によれば、車両のエンジン(駆動源)が停止中に、車両が運転されずに何らかの盗難行為が発生した場合であっても、センサモジュールが電話モジュールとCPUとメモリのみを起動させて、車両の位置情報が予め登録してある連絡席の電話番号宛にメール送信されるので、例えば車両の中の荷物のみ盗難にあった場合、車両がジャッキ等で持ち上げられてトラックで運ばれてしまった場合、タイヤのみ盗難にあった場合、ガソリン注入口からガソリンのみ盗難にあった場合などの様々な盗難行為にすぐに気づくことができ、またそれと同時に、その時の車両の位置情報を確認することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明にかかる車載通信装置は、車両用ナビゲーション装置など、車両の位置を検出可能な装置に適用することができる。
1,11,21 車載通信装置、2,12 電話モジュール、3 GPS、4 ジャイロセンサ、5 車速センサ、6 メモリ、7 地図データベース(地図DB)、8 ナビゲーション部、9 モニタ、10 CPU(位置情報テキスト作成部)、22 ドアロック解除センサ、23 窓破壊センサ、24 車両傾き検知センサ、25 ガソリン注入口センサ、26 センサモジュール。

Claims (3)

  1. 車両の位置情報を外部の携帯電話にメール送信する車載通信装置において、
    予めメール送信先の電話番号を登録しておくとともに、前記車両の位置情報を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されている前記車両の位置情報を含むテキスト文を作成する位置情報テキスト作成部と、
    前記メモリに登録されている電話番号宛に、前記位置情報テキスト作成部で作成されたテキスト文をショートメッセージとしてメール送信する電話モジュールと、を備え、
    前記車両の駆動源が作動中に、前記電話モジュールが前記外部の携帯電話から電話を受けた場合に、
    前記電話を受けた外部の携帯電話の電話番号が、前記メモリに登録されている電話番号と一致している場合にのみ、
    前記位置情報テキスト作成部は、前記メモリに記憶されている前記車両の位置情報を含むテキスト文を作成し、
    前記電話モジュールは、前記電話を受けた外部の携帯電話の電話番号宛に前記作成されたテキスト文をショートメッセージとしてメール送信を行う
    ことを特徴とする車載通信装置。
  2. 車両の位置情報を外部の携帯電話にメール送信する車載通信装置において、
    予めメール送信先の電話番号を登録しておくとともに、前記車両の位置情報を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されている前記車両の位置情報を含むテキスト文を作成する位置情報テキスト作成部と、
    前記メモリに登録されている電話番号宛に、前記位置情報テキスト作成部で作成されたテキスト文をショートメッセージとしてメール送信する電話モジュールと、を備え、
    前記車両の駆動源が停止中に、常時起動している前記電話モジュールが前記外部の携帯電話から電話を受けた場合に、
    前記電話を受けた外部の携帯電話の電話番号が、前記メモリに登録されている電話番号と一致している場合にのみ、
    前記電話モジュールは、前記位置情報テキスト作成部および前記メモリを起動させ、
    前記位置情報テキスト作成部は、前記メモリに記憶されている前記車両の位置情報を含むテキスト文を作成し、
    前記電話モジュールは、前記電話を受けた外部の携帯電話の電話番号宛に前記作成されたテキスト文をショートメッセージとしてメール送信を行う
    ことを特徴とする車載通信装置。
  3. 前記車両の駆動源が起動される度に、前記電話モジュールが、前記メモリに登録されている電話番号宛に、前記作成されたテキスト文をショートメッセージとしてメール送信を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載通信装置。
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