JP5796838B1 - 磁石ファスナーロック - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の磁石ファスナーロックは、ロック構造の簡単化及びロック製品の多様化を図ることができる。【解決手段】磁石ファスナーロックは、シリンダーモジュールホールが配設される外殻1と、シリンダーモジュールと、シリンダー台に弾設され位置止めブロックを押圧しそれを復帰させる第二復帰バネと、外殻1上に配設されロック対象となるファスナーの引手を収容する二つの切欠き部と、外殻1の内側に配設され、スライドモジュールを復帰させるための第三復帰バネとスライドモジュールに配設されるボルトとを含み、前記ボルトによって切欠き部に収容されるファスナーの引手をロックすることができ、前記位置止めブロックに押圧されることができるスライドモジュールと、摺動自在に外殻の上に配設され、スライドモジュールを押圧するための押しブロックが配設される押しボタンと、を含む。【選択図】図6
Description
本発明はロック技術に係わり、特に構造の簡単化及びロック製品の多様化を図ることができる磁石ファスナーロックに関する。
従来のファスナーロックは一般的に専用シリンダーまたは普通シリンダーが搭載され、特定の使用者と普通の使用者にそれぞれ解錠されるものである。普通シリンダーとしてパスワードシリンダー、普通の機械シリンダー或いはカードシリンダーが採用されるが、磁石を利用して設計された磁石シリンダーというものがまだ提出されてない。磁石シリンダーを採用することにより、構造の簡単化及びロック製品の多様化を図ることができる。
従来技術の課題を解決するため、本発明は構造の簡単化及びロック製品の多様化を図ることができる磁石ファスナーロックを提供する。
本発明は前記技術的な問題を解決するため下記の技術方案を採用する。
本発明の磁石ファスナーロックは、
シリンダーモジュールホールが配設される外殻と、
シリンダーモジュールであって、前記シリンダーモジュールホールに配設され、シリンダー台とシリンダー蓋とを含み、前記シリンダー台の中に回動自在に配設されたシリンダーに複数の第一弾き玉ホールが配設され、前記シリンダー台の上に回動自在に配設された位置止めリングに位置止めブロックと係止ブロックとが配設され、前記位置止めリングに位置するシリンダー蓋に、係止溝と、前記第一弾き玉ホールの位置とそれぞれ対応する複数の第二弾き玉ホールとが配設され、前記第二弾き玉ホールの中に、一端が前記第一弾き玉ホールに嵌合されることができる磁石弾き玉と、第一復帰バネとが配設され、前記係止ブロックは前記係止溝に位置し、前記シリンダー蓋に、鍵の溝と係合するための突きブロックが配設されるシリンダーモジュールと、
前記シリンダー台に弾設され、前記位置止めブロックを押圧しそれを復帰させる第二復帰バネと、
前記外殻の上に配設され、ロック対象となるファスナーの引手を収容する二つの切欠き部と、
スライドモジュールであって、前記外殻の内側に配設され、前記スライドモジュールに配設されるボルトを含み、前記ボルトによって前記切欠き部に収容されるファスナーの引手をロックすることができ、前記位置止めブロックに押圧されることができるスライドモジュールと、
前記スライドモジュールを復帰させるための第三復帰バネと、
摺動自在に前記外殻の上に配設され、前記スライドモジュールを押圧するための押しブロックが配設される押しボタンと、を含む。
シリンダーモジュールホールが配設される外殻と、
シリンダーモジュールであって、前記シリンダーモジュールホールに配設され、シリンダー台とシリンダー蓋とを含み、前記シリンダー台の中に回動自在に配設されたシリンダーに複数の第一弾き玉ホールが配設され、前記シリンダー台の上に回動自在に配設された位置止めリングに位置止めブロックと係止ブロックとが配設され、前記位置止めリングに位置するシリンダー蓋に、係止溝と、前記第一弾き玉ホールの位置とそれぞれ対応する複数の第二弾き玉ホールとが配設され、前記第二弾き玉ホールの中に、一端が前記第一弾き玉ホールに嵌合されることができる磁石弾き玉と、第一復帰バネとが配設され、前記係止ブロックは前記係止溝に位置し、前記シリンダー蓋に、鍵の溝と係合するための突きブロックが配設されるシリンダーモジュールと、
前記シリンダー台に弾設され、前記位置止めブロックを押圧しそれを復帰させる第二復帰バネと、
前記外殻の上に配設され、ロック対象となるファスナーの引手を収容する二つの切欠き部と、
スライドモジュールであって、前記外殻の内側に配設され、前記スライドモジュールに配設されるボルトを含み、前記ボルトによって前記切欠き部に収容されるファスナーの引手をロックすることができ、前記位置止めブロックに押圧されることができるスライドモジュールと、
前記スライドモジュールを復帰させるための第三復帰バネと、
摺動自在に前記外殻の上に配設され、前記スライドモジュールを押圧するための押しブロックが配設される押しボタンと、を含む。
また、本発明の一態様として、前記スライドモジュールは第一スライドレバーと第二スライドレバーとを含み、前記第一スライドレバーと第二スライドレバーにそれぞれ前記ボルトが配設され、前記押しブロックは同時に前記第一スライドレバーと第二スライドレバーを押圧することができ、前記第一スライドレバーと第二スライドレバーにそれぞれ引掛り部が配設され、前記第三復帰バネの一端が前記引掛り部に弾設され、他端が前記外殻に押圧される。
さらに、本発明の一態様として、前記外殻の内側に、前記押しブロックが係合される押しボタンフレームが配設され、前記押しボタンフレームは前記押しブロックの押圧によって前記スライドモジュールを押圧することができる。
本発明は下記の効果を奏する。シリンダー内に磁石弾き玉が配設され、磁石が含まれる鍵で磁石弾き玉を吸着することによりシリンダー蓋と位置止めリングを回動させ、解錠と施錠を実現することができる。本発明によれば、ロック構造の簡単化及びロック製品の多様化を図ることができる。
図1-図6を参照して、本発明は下記の磁石ファスナーロックを提供する。本発明の磁石ファスナーロックは、台2とカバー3とからなり、円形のシリンダーモジュールホールが台2とカバー3に配設される直方体の外殻1を含む。また磁石ファスナーロックは、シリンダーモジュールであって、前記シリンダーモジュールホールに配設され、シリンダー台4とシリンダー蓋5とを含み、シリンダー台4の中に回動自在に配設されたシリンダー6に複数の第一弾き玉ホール10が配設され、シリンダー台4の上に回動自在に配設された位置止めリング7に位置止めブロック8と係止ブロック9とが配設され、位置止めリング7に位置するシリンダー蓋5に、係止溝11と、第一弾き玉ホール10の位置とそれぞれ対応する複数の第二弾き玉ホール12とが配設され、第二弾き玉ホール12の中に、一端が第一弾き玉ホール10に嵌合されることができる磁石弾き玉13と、第一復帰バネ(不図示)とが配設され、係止ブロック9は係止溝11に位置し、シリンダー蓋5に、鍵14の溝15と係合するための突きブロック16が配設されるシリンダーモジュールを含む。また磁石ファスナーロックは、ねじりバネであって、シリンダー台4に弾設され、一端が外殻1の内側に固定され、他端が位置止めブロック8を押圧しそれを復帰させる第二復帰バネ17を含む。
さらに、磁石ファスナーロックは、外殻1の上に配設され、ロック対象となるファスナーの引手を収容する二つの切欠き部18を含む。また磁石ファスナーロックは、スライドモジュール19であって、外殻1の内側に配設され、スライドモジュール19に配設されるボルト21を含み、ボルト21によって切欠き部18に収容されるファスナーの引手をロックすることができ、位置止めブロック8に押圧されることができるスライドモジュール19と、スライドモジュール19を復帰させるための第三復帰バネ20とを含む。スライドモジュール19は上下に並んで配設される第一スライドレバー22と第二スライドレバー23とを含み、第一スライドレバー22と第二スライドレバー23にそれぞれボルト21が配設され、押しブロック26は同時に第一スライドレバー22と第二スライドレバー23を押圧することができ、第一スライドレバー22と第二スライドレバー23にそれぞれ引掛り部24が配設され、第三復帰バネ20の一端が引掛り部24に弾設され、他端が外殻1に押圧される。
さらに、磁石ファスナーロックは、摺動自在に外殻1の上に配設され、スライドモジュール19を押圧するための押しブロック26が配設される押しボタン25を含む。製造工程の簡単化のため、外殻1の内側に、押しブロック26が係合される押しボタンフレーム27が配設され、押しボタンフレーム27は押しブロック26の押圧によってスライドモジュール19を押圧することができる。
また、本発明の磁石ファスナーロックは、シリンダーモジュールにはTSAロックの構造を有するが、当該TSAロックは国際標準構造のものであるため説明を省略する。このため、TSAロックの鍵14を挿入してシリンダー6を回動させることができ、シリンダー6に配設されるブロック28によって位置止めリング7とシリンダー蓋5を従動して回動させ、解錠を実現する。
本発明の磁石ファスナーロックの作動原理は、解錠時、鍵14を挿入して、シリンダー蓋5の突きブロック16が鍵14の溝15と係合し、鍵14に磁石弾き玉13とそれぞれ対応する磁石29が配設され、当該磁石29の下端は磁石弾き玉13の上端に対して逆の極性を有し、磁石弾き玉13を吸着することができる。前記第一復帰バネは微小のバネであって、その弾性力は磁石弾き玉13が吸着される吸着力を克服することができないため、磁石弾き玉13が第一弾き玉ホール10から脱出し、シリンダー蓋5は鍵14の従動で90度回転し、回転中は係止溝11が係止溝11の中に配設される係止ブロック9を押圧することにより位置止めリング7を回動させるとともに位置止めブロック8を回動させることにより、位置止めブロック8が第一スライドレバー22と第二スライドレバー23への押圧を解除し、押しボタンを介して第一スライドレバー22と第二スライドレバー23とを移動させることによりボルト21がファスナーの引手の穴から脱出し、ファスナーの引手を切欠き部18から取り出しケースを開けることができる。施錠時、鍵14でシリンダー蓋5をもとの位置に復帰させてから鍵14を抜いて、磁石弾き玉13は第一復帰バネの弾性力及び自身の重量により復帰されるとともに、第一スライドレバー22と第二スライドレバー23は第三復帰バネ20の作用で復帰されることにより、ボルト21を従動して切欠き部18に位置するファスナーの引手を係合して、位置止めブロック8は第二復帰バネ17の作用で復帰される。第二復帰バネ17は位置止めブロック8を復帰させ、それを第一スライドレバー22及び第二スライドレバー23と当接させることにより、押しボタンが押されても解錠できない状態になる。
本発明は前記実施形態に限られるものではなく、他の実施形態を採用することもできる。当業者であれば本発明の趣旨を逸脱しないことを前提として同等な修正または変更を実施することが可能であるが、それらの同等な修正または変更はいずれも本発明の請求の範囲が限定する範囲内に含まれるものとする。
1 外殻
2 台
3 カバー
4 シリンダー台
5 シリンダー蓋
6 シリンダー
7 位置止めリング
8 位置止めブロック
9 係止ブロック
10 第一弾き玉ホール
11 係止溝
12 第二弾き玉ホール
13 磁石弾き玉
14 鍵
15 溝
16 突きブロック
17 第二復帰バネ
18 切欠き部
19 スライドモジュール
20 第三復帰バネ
21 ボルト
22 第一スライドレバー
23 第二スライドレバー
24 引掛り部
25 押しボタン
26 押しブロック
27 押しボタンフレーム
28 ブロック
29 磁石
2 台
3 カバー
4 シリンダー台
5 シリンダー蓋
6 シリンダー
7 位置止めリング
8 位置止めブロック
9 係止ブロック
10 第一弾き玉ホール
11 係止溝
12 第二弾き玉ホール
13 磁石弾き玉
14 鍵
15 溝
16 突きブロック
17 第二復帰バネ
18 切欠き部
19 スライドモジュール
20 第三復帰バネ
21 ボルト
22 第一スライドレバー
23 第二スライドレバー
24 引掛り部
25 押しボタン
26 押しブロック
27 押しボタンフレーム
28 ブロック
29 磁石
Claims (3)
- シリンダーモジュールホールが配設される外殻と、
シリンダーモジュールであって、前記シリンダーモジュールホールに配設され、シリンダー台とシリンダー蓋とを含み、前記シリンダー台の中に回動自在に配設されたシリンダーに複数の第一弾き玉ホールが配設され、前記シリンダー台の上に回動自在に配設された位置止めリングに位置止めブロックと係止ブロックとが配設され、前記位置止めリングに位置するシリンダー蓋に、係止溝と、前記第一弾き玉ホールの位置とそれぞれ対応する複数の第二弾き玉ホールとが配設され、前記第二弾き玉ホールの中に、一端が前記第一弾き玉ホールに嵌合されることができる磁石弾き玉と、第一復帰バネとが配設され、前記係止ブロックは前記係止溝に位置し、前記シリンダー蓋に、鍵の溝と係合するための突きブロックが配設されるシリンダーモジュールと、
前記シリンダー台に弾設され、前記位置止めブロックを押圧しそれを復帰させる第二復帰バネと、
前記外殻の上に配設され、ロック対象となるファスナーの引手を収容する二つの切欠き部と、
スライドモジュールであって、前記外殻の内側に配設され、前記スライドモジュールに配設されるボルトを含み、前記ボルトによって前記切欠き部に収容されるファスナーの引手をロックすることができ、前記位置止めブロックに押圧されることができるスライドモジュールと、
前記スライドモジュールを復帰させるための第三復帰バネと、
摺動自在に前記外殻の上に配設され、前記スライドモジュールを押圧するための押しブロックが配設される押しボタンと、を含むことを特徴とする磁石ファスナーロック。 - 前記スライドモジュールは第一スライドレバーと第二スライドレバーとを含み、前記第一スライドレバーと第二スライドレバーにそれぞれ前記ボルトが配設され、前記押しブロックは同時に前記第一スライドレバーと第二スライドレバーを押圧することができ、前記第一スライドレバーと第二スライドレバーにそれぞれ引掛り部が配設され、前記第三復帰バネの一端が前記引掛り部に弾設され、他端が前記外殻に押圧されることを特徴とする請求項1に記載の磁石ファスナーロック。
- 前記外殻の内側に、前記押しブロックが係合される押しボタンフレームが配設され、前記押しボタンフレームは前記押しブロックの押圧によって前記スライドモジュールを押圧することができることを特徴とする請求項1に記載の磁石ファスナーロック。
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CN113984407A (zh) * | 2021-10-27 | 2022-01-28 | 北京博科测试系统股份有限公司 | 一种三分式快速脱开锁 |
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- 2014-03-26 JP JP2014063455A patent/JP5796838B1/ja not_active Expired - Fee Related
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