JP5796748B2 - 回動構造 - Google Patents

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Description

本発明は、本体に取り付けた回動体に安全ピンを挿入させて回動させる回動構造に関する。
服の生地などのシート状物に名札などを係止するためには、安全ピンや虫ピンなどといった針を刺して留める方法が一般的であったが、この方法においては、シート状物にダメージを与えて、穴を開ける可能性がある。このダメージを与えない方法として、本発明者は文献1において、「留め具」を提案している。
文献1
実用新案登録第3132847号登録公報
文献1の留め具においては、留め具に取り付けた安全ピンを回動させるための回動構造を設けている。図6(a)および(b)はこの従来技術の回動構造を説明するためにそれぞれ表裏両方向から見た分解斜視図であって、その各図に示すように、回動体である回動部5は、その全体が円盤状で、その裏面に嵌合爪51が形成されており、この嵌合爪51は本体の一部となる外筒6の表側側面に形成された環状の嵌合部61に嵌合して、回動部5を回動自在にする。また、回動部5の表面には安全ピンなどを挿入して取り付ける取付孔52が形成されている。
しかしながら、この構造では、嵌合爪51を嵌合部61に嵌め殺しで嵌めるためには、嵌合爪51が僅かに広がって、嵌合部61を超えて、その内側に入り込むため、嵌合爪51の突出幅は樹脂の湾曲できる範囲だけでしか形成することができなく、この突出幅は僅かでしかない。従って、磨耗や衝撃によりこの嵌合爪51と嵌合部61との嵌合が失われる場合が有り、一旦この嵌合が失われると回動部5は外筒6から外れてしまう結果となる。
また、この構造では、回動は自由であって、外筒6の振動などによって回動が誘起される場合が有り、使用者の意図とは別に勝手に回動してしまうことがある。
そこで本発明は、この課題を解決するために、回動体の嵌合が失われることがなく、且つ、自由に回動しない回動構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、回動体と、前記回動体を取り付ける本体と、前記回動体に安全ピンを取り付ける穴とからなる回動構造であって、前記本体の外面に形成された支柱とその頂部に形成された天板とからなる支軸が形成され、前記回動体が前記支軸に嵌めることができるリング状に形成され、前記回動体の側部に前記穴が2つ穿設され、前記回動体を前記支軸に嵌めた後に、前記安全ピンの先端を一方の前記穴から挿入し、前記天板と前記支柱と前記回転体とからなる空間を経由して、もう一方の前記穴の外へと前記安全ピン挿通させることができるようにした。
ここで、回転体と本体は樹脂成型するものとし、天板は例えば円盤状で、リング状の回転体の内側が天板の外周面に沿って摺動するようにして回動するようにする。そして、安全ピン挿通させてから安全ピンを閉じる。これによって、安全ピンを開いて抜き去らない限り、天板が安全ピンの動きを妨げるため、回動体が本体から脱落して回動構造が失われることを防止できる。
さらに、本発明では、前記本体の一部が前記安全ピンと当接する部分を形成するようにした。例えば、支柱の太さや形状に変化をもたせ、安全ピンがその部分に当接して、それによって生じる摩擦力が自由な回動を抑制する。
回動体と、前記回動体を取り付ける本体と、前記回動体に安全ピンを取り付ける穴とからなる回動構造であって、前記本体の外面に形成された支柱とその頂部に形成された天板とからなる支軸が形成され、前記回動体が前記支軸に嵌めることができるリング状に形成され、前記回動体の側部に前記穴が2つ穿設され、前記回動体を前記支軸に嵌めた後に、前記安全ピンの先端を一方の前記穴から挿入し、前記天板と前記支柱と前記回転体とからなる空間を経由して、もう一方の前記穴の外へと前記安全ピン挿通させることができるようにしたようにしたことにより、回動構造は簡単に組み立てることが出来る上、回動構造そのものは堅固に維持される。
さらに、本発明では、前記本体の一部が前記安全ピンと当接する部分を形成するようにしたことにより、回動体が自由に回転できなくなり、例えば名札の付いた安全ピンであった場合、名札の位置を所望する位置に留まるようにできる。
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る一実施形態の回動構造を説明する分解斜視図、図2はこの回動構造の分解正面図、図3はこの回動構造を組み立てた後に安全ピンを装着した状態の上面図、図4は安全ピンを回動させた状態を説明する上面図、図5は他の実施形態を説明する上面図である。
本発明の回動構造は、それぞれが樹脂形成された本体1と、その支軸3に装着する回動体である回動リング2とからなる。支軸3は本体上面から一体的に立ち上がる支柱31とその頂部に一体的に形成された円形の天板32とからなる。
支柱31の側面はそれぞれ対面した状態で、平坦面33と湾曲面34とから構成され、平坦面33同士の幅は、湾曲面34同士の幅より小さく形成されている。天板32は円形で、その直径は回動リング2の内径より僅かに小さい。
回動リング2の側部には、2つのピン穴21が穿設され、その位置は回動リング2の中心線上ではなく、2つのピン穴21同士を結んだ線が支柱31の平坦面33よりも外側になる位置に形成されている。
回動リング2の内側には、その高さの中心付近に対になった内爪22が回動リング2の周回方向に沿って形成されている。この内爪22の同士の距離は、天板32の外径よりもほんの僅か小さく形成されている。
次に、この回動構造の組立てと動作について説明する。まず、回動リング2を支軸3に上から嵌め込む。この際、内爪22の同士の距離は、天板32の外径よりもほんの僅か小さく形成されているため、内爪22が天板32の外周面を超えて、その底面まで移動させなくてはならなく、力を加えて無理やり、内爪22の収縮または回動リング2全体を変形させることにより、所定の位置まで押し下げる。
内爪22が天板32の底面より下の所定の位置まで来ると、回動リング2は天板32周りを自由に回動することができる。回動リング2は天板32と内爪22とにより、仮留めされたような状態であって、簡単には外れないが、回動リング2に大きな力を加えると支軸3から外すことはできる状態である。
この実施形態において、安全ピン4のピン41を使用して説明するものとし、ピン41を2つのピン穴21に挿通させる。それに当たっては、前述したとおり2つのピン穴21同士を結んだ線が支柱31の平坦面33に平行になる位置に回動リング2を回動させて、その状態を維持してピン41を一方のピン穴21から挿入し、平坦面33の外側を通って、もう一方のピン穴21へと挿通させ、安全ピン4を閉じる。
ピン41をピン穴21へと挿通させる前は、支軸3と回動リング2とは仮留め状態であったものが、このピン41をピン穴21へ挿通させた後は、天板31によってピン41が拒まれた状態となるため、支軸3と回動リング2は外れることがなくなる。
すなわち、従来技術の回動構造では、磨耗や欠損により嵌合爪51と嵌合部61との嵌合が失われる懸念があったが、本発明の回動構造においては、支軸3と回動リング2とピン41との組み合わせによって、嵌合状態を失うことはなくなる。
ピン41が平坦面33に平行な位置においては、ピン41と平坦面33とは当接することなく、ピン41はピン穴21内で遊びのある状態で動くことができる位置関係にある。
この位置から、安全ピン4に力を加えて回動リング2を回動させて、図4に示すようにピン41が湾曲面34に面し始めると、湾曲面34同士外径は平坦面33同士の幅よりも大きくできているため、ピン41は湾曲面34に強く当接するが、ピン穴21にも押さえられることもあり、ピン41は湾曲面34に負勢された状態となり、回動リング2の回動は抑制された状態となり、湾曲面34によるピン41への負勢により生じる摩擦力に打ち勝つだけに力を加えないと、回動リング2および安全ピン4は自由に回動することはできない。
前述した実施形態においては、湾曲面34同士の外径と平坦面33同士の幅の違いにより、ピン41の回動を制御していたが、例えば図5に示すように、支柱31aを多角形として、その角にピン(図示せず)が当接して回動を制御するようにしても良い。
また、支柱の形状ではなく、天板の底面または本体の側面にピンと当接する部分を設けて、ここで摩擦を生じさせることもできる。
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
本発明の回動構造は、例えば安全ピンで留める名札などを取り付ける器具に利用できるため、学校や企業など広い分野で有用なものである。
図1は本発明に係る一実施形態の回動構造を説明する分解斜視図 この回動構造の分解正面図 この回動構造を組み立てた後に安全ピンを装着した状態の上面図 安全ピンを回動させた状態を説明する上面図 他の実施形態を説明する上面図 従来技術の回動構造を説明するためにを表裏方向から見た分解斜視図
1・・・本体、2・・・回転リング、3・・・支軸、21・・・ピン穴、31・・・支柱、32・・・天板、4・・・安全ピン、41・・・ピン。

Claims (2)

  1. 回動体と、前記回動体を取り付ける本体と、前記回動体に安全ピンを取り付ける穴とからなる回動構造であって、前記本体の外面に形成された支柱とその頂部に形成された天板とからなる支軸が形成され、前記回動体が前記支軸に嵌めることができるリング状に形成され、前記回動体の側部に前記穴が2つ穿設され、前記回動体を前記支軸に嵌めた後に、前記安全ピンの先端を一方の前記穴から挿入し、前記天板と前記支柱と前記回転体とからなる空間を経由して、もう一方の前記穴の外へ前記安全ピン挿通させることができるように設けたことを特徴とする回動構造。
  2. 前記本体の一部が前記安全ピンと当接する部分を形成したことを特徴とする請求項1記載の回動構造。
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