JP5793402B2 - 複数階建物の排水管洗浄方法 - Google Patents

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本発明は、高層集合住宅などの複数階の建物において、各室に配設された専有部排水管(横枝管)と、専有部排水管に連結された共用部排水立管との双方を洗浄することのできる洗浄方法に関するものである。
高層集合住宅などの複数階の建物には、各室の床下にほぼ水平方向に複数の専有部排水管(横枝管)が配設され、その専有部排水管より大径で、ほぼ垂直方向に配設された共用部排水立管と、共用部排水立管の下端部に連通しほぼ水平方向に配設された横主管といった三種類の排水管が設けられている。
こうした複数階建物における排水管には汚れが付着するが、汚れを放置しておくと排水管が閉塞する危険性がある。近年、ディスポーザー(生ゴミ処理器)の普及に伴い、粉砕された生ゴミを排水管に流すことになった為、定期的な排水管洗浄の重要性が見直され、確実な洗浄が必要とされている。
なお、専有部排水管を洗浄する手段はこれまでに創案されている。(例えば、特許文献2参照)また、共用部排水立管をも併せて洗浄する手段も創案されている(特許文献1参照)。
特開2001−286840号公報 特開2006−239637号公報
この特許文献1に記載の手段においては高圧ホースを回転させることが条件であり、そのために特別な装置が必要である。しかし本発明はその装置が必要ない条件で、共用部排水立管をも併せて洗浄する手段である。
共用部排水立管は単独で洗浄できる配管形態が少ないため、専有部排水トラップから洗浄器具を挿入し、2〜3階下の共用部排水立管まで洗浄する方法が多く取られている。しかし、小径の専有部排水管を通過するように作られた細い洗浄器具での、大径の共用部排水立管洗浄は不確実な作業であった。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、複数階建物の専有部排水管と共に、共用部排水立管もより確実に洗浄することのできる洗浄方法を提供することを課題とする。あわせて、共用部排水立管の下端部に連結された横主管に堆積する残渣物も除去する洗浄方法を提供する。
図面を参考にして説明する。請求項に記載の複数階建物の排水管洗浄方法は、高層集合住宅等の複数階の建物において、各室の床下にほぼ水平方向に配設された専有部排水管71と、少なくとも1本の前記専有部排水管71が連通し且つその専有部排水管71より大径で而もほぼ垂直方向に配設された共用部排水立管72とを、高圧水発生装置60からの高圧水が供給される洗浄器具1で洗浄する方法である。
この洗浄方法においては、前記回転ノズル装置10のローター34に空間凹部35から斜め後方に鋭角な15°〜60°の傾斜角度αで当該ローター34に反時計回り方向への回転力と前方への推進力を与える主噴射通路36と、前記鋭角な傾斜角度αより大きな20°〜90°の傾斜角度βで、ローター34に時計回り方向への回転力を与え且つ反時計回り方向への回転力を抑制する副噴射通路37を設けた二孔式回転ノズル装置10を使用し、進行方向に対して前後に底部外面と開口部のそれぞれを有する有底筒状部Eの底部外面に球状先端部付棒状部Gを前側に向け突設して中間案内部材21を構成し,該中間案内部材21の開口部内に次位置となる球状先端部H付棒状部Gを入れ且つ該球状先端部Hを抜止めする縮径開口端Fを前記開口部に設け,また後位置の球状先端部付棒状部Gに対して前位置の有底筒状部Eが15〜45度の範囲で変角自在な連結構造Dを構成し、回転ノズル装置10の主軸30に突設した球状先端部付棒状部Gを中間案内部材21の有底筒状部E内に前記連結構造Dによって連結し、少なくとも1個の中間案内部材21を前記連結構造Dを介して順次一列に連結し、最前の中間案内部材21の球状先端部付棒状部を、前記洗浄器具1の先端部である球状面26を有する後筒状部付先頭部材25の後側開口内に前記自在継手状連結構造を介して連結する。
さらに、前記共用部排水立管72の下端部に連結されて略水平方向に配置された横主管73に溜まった残渣物を、高圧水発生装置60からの高圧水が供給される洗浄用器具50で洗浄する。
そして、後筒状部付先頭部材25と中間案内部材21と回転ノズル装置10のそれぞれの長さを共用部排水立管72の内径よりも短く構成した洗浄器具1を、専有部排水管71のトラップ71aから挿入して、先ず専有部排水管71を,次いで後筒状部付先頭部材25の自重により中間案内部材21を下方に導いて共用部排水立管72に通し、前記噴射孔36,37から噴射する高圧噴射水Wによって専有部排水管71および共用部排水立管72を洗浄する。
請求項1に記載の複数階建物の排水管洗浄方法は、洗浄器具1を専有部排水管71のトラップ71aから挿入し、この専有部排水管71を通して共用部排水立管72に挿入できる。従って、この洗浄器具1によって、専有部排水管71のみでなく、共用部排水立管72も容易に洗浄することができる。
また、後筒状部付先頭部材25と中間案内部材21と二孔式回転ノズル装置10とを変角自在な連結構造Dによって一列に連結した洗浄器具1を使用するので、この洗浄器具1を専有部排水管71のトラップ71aから挿入し、この専有部排水管71を通して共用部排水立管72に挿入する。従って、この洗浄器具1によって、専有部排水管71のみでなく、共用部排水立管72をも容易に洗浄することができる。ここで、回転ノズル装置のローター34に空間凹部35から斜め後方に鋭角な15°〜60°の傾斜角度αで当該ローター34に反時計回り方向への回転力と前方への推進力を与える主噴射通路36と、前記鋭角な傾斜角度αより大きな20°〜90°の傾斜角度βで、ローター34に時計回り方向への回転力を与え且つ反時計回り方向への回転力を抑制する副噴射通路37を設けた二孔式回転ノズル装置10を使用しているので、専有部排水管用の3個以上噴射孔を持つ従来の回転ノズル装置に比べ、各噴射孔36,37から高い洗浄力を有する高圧噴射水Wを噴射することができる。従って、専有部排水管71よりも大径の共用部排水立管72も容易かつより確実に洗浄することができる。
更に、共用部排水立管72の下端部に連結されて略水平方向に配置された横主管73に溜まった残渣物を、高圧水発生装置60からの高圧水が供給される洗浄用器具50で除去するので、複数階建物における三種類の排水管70の汚れを一台の高圧水発生装置60を使用してより確実にかつ容易に除去することができる。
本発明の実施形態に係る排水管洗浄方法を実施する排水管を示す平面図である。 図1の正面図である。 本実施形態に係る排水管洗浄方法において、屈曲部における洗浄器具の動きを示す部分断面正面図である。 本実施形態に係る排水管洗浄方法において使用する洗浄器具の一例を示す一部断面正面図である。 本実施形態に係る排水管洗浄方法において横主管の洗浄方法を示す部分断面正面図である。 洗浄器具の具体例を示す側面半断面図である。 図6の洗浄器具の右側面図である。 図6の洗浄器具のローターを示す図7のL−L透視断面図である。
まず、図6乃至図8を参考にして、洗浄器具の基本例を説明しておく。図6乃至図8において、主軸30は、その長手方向の中心部にわたって通水路31を有する筒状で、後半部が、可撓性高圧ホース40に接続される。また、前半部の周壁に通水路31に連通する穴部32を穿設している。主軸30の中間部にはフランジ部33を設けている。
ローター34は、主軸30の前半部に回転自在に嵌合し、内周面の中央部分に穴部32を介して通水路31に連通する空間凹部35を有する。また、ストッパー39は、主軸30の前半部に着脱自在に螺合組付きするものであり、主軸30の通水路31を塞ぐと共に鍔部38によってローター34を抜止めしている。
そして、ローター34に、その空間凹部35から斜め後方に鋭角な傾斜角度α(ここでは、15°〜60°)で、当該ローター34に反時計回り方向への回転力と前方への推進力を与える主噴射通路36を設けている。また、空間凹部35から、鋭角な傾斜角度αより大きな傾斜角度β(20°〜90°)で、ローター34に時計回り方向への回転力を与え、反時計回り方向への回転力を抑制する副噴射通路37を設けている。
有底筒状部E内に球状先端部付棒状部G先端に設けた球状部Hを入れ且つ棒状部Gを通すと共に球状部Hを抜止めする縮径開口端Fを有底筒状部Eに設け、而も棒状部Gに対して有底筒状部Eが15〜45度の範囲で変角自在にした自在軸継手状の連結構造Dを構成している。
また、有底筒状部Eの底部外面に球状部付棒状部Gを突設して中間案内部材21を構成している。
回転ノズル装置10のストッパー39の前部に突設した球状先端部付棒状部Gと後筒状部付先頭部材25との間に少なくとも1個の中間案内部材21を配し、主軸30と中間案内部材21・・・21と先頭部材25との間に変角自在な連結構造Dを介して順次一列に連結して遊動式ガイド機構20を構成している。
また、後筒状部付先頭部材25と中間案内部材21と回転ノズル装置10のそれぞれの長さを共用部排水立管72の内径よりも短く構成してある。
本発明に係る複数階建物の排水管洗浄方法の実施形態を、図1乃至図5に示す。この洗浄方法は、高層集合住宅等の複数階の建物において、各室の床下にほぼ水平方向に配設された専有部排水管71と、複数の専有部排水管71が連通し、その専有部排水管71より大径で、ほぼ垂直方向に配設された共用部排水立管72とを、回転ノズル装置10の先端部に後筒状部付先頭部材25を備えた洗浄器具1で洗浄する方法である。
この洗浄方法においては、洗浄器具1の回転ノズル装置10として、二孔式回転ノズル装置10を使用し、ガイド機構として遊動式ガイド機構20を使用している。なお、洗浄器具1の基端部にはホース40が連結され、高圧水発生装置60からの高圧水が、このホース40を介して洗浄器具1に供給される。
二孔式回転ノズル装置10は、そのローター34の後部に、二つの噴射孔36,37を設けたもので、この二つの噴射孔36,37から噴射される高圧噴射水Wを回転力および推進力として回転しながら前進し、同時に、この高圧噴射水Wによって汚れを除去する。
二孔式回転ノズル装置10と最後尾の案内部材21との間にはストッパー39が設けられている。このストッパー39は、鍔部38と、その鍔部38の先端から突設された棒状部Gと、その棒状部Gの先端部に固定された球状部Hとで構成されている。球状部Hを中間案内部材21の有底筒状部Eに嵌挿することによって、その中間案内部材21を変角自在としている。
そして、先頭部材25と中間案内部材21と回転ノズル装置10のそれぞれの長さを共用部排水立管の内径よりも短く構成したところの洗浄器具1を、専有部排水管71のトラップ71aから挿入して、専有部排水管71および共用部排水立管72の内部を移動させ、噴射孔11から噴射する高圧噴射水Wによって専有部排水管71および共用部排水立管72の内周面を洗浄する。
本実施形態に係る複数階建物の排水管洗浄方法は、専有部排水管71のみでなく、共用部排水立管72をも容易に洗浄することができる。すなわち、この洗浄方法では、二つの噴射孔36,37を有する二孔式回転ノズル装置10を使用しているので、専有部排水管用の3個以上噴射孔を持つ従来の回転ノズル装置に比べ、二つの噴射孔36,37のそれぞれから極めて威力の強い高圧噴射水Wを噴射させることができる。これにより、高い回転力と共に、大きな推進力を得ることができるため、洗浄器具1は、専有部排水管71に形成された屈曲部70aと、専有部排水管71と共用部排水立管72との接続部分に形成される屈曲部70aを容易に通過することができ、共用部排水立管72に到達することができる。
また、共用部排水立管72は専有部排水管71よりも内径が大きいが、二孔式回転ノズル装置10を使用したことによって、専有部排水管用の3個以上噴射孔を持つ従来の回転ノズル装置に比べ、二つの噴射孔36,37のそれぞれから極めて威力の強い高圧噴射水Wを噴射させることができるので、専有部排水管71の内周面にも高圧噴射水Wを高い洗浄力で衝突させることができる。これにより、専有部排水管71の汚れも確実に除去することができる。その結果、専有部排水管71のみでなく、共用部排水立管72をも容易かつ確実に洗浄することができる。
また、この洗浄方法では、前位置の有底筒状部Eに後位置の球状先端部付棒状部Gを入れ、縮径開口端により抜止めした変角自在な連結構造によって構成した遊動式ガイド機構20を使用しているので、各案内部材21を上下左右方向のみならず、全ての方向に傾動させることができる。従って、洗浄器具1は、屈曲部70aを容易に通過することができる。
さらに、この遊動式ガイド機構20は、その先端部分に先頭部材25を備えており、この先頭部材25はその先端部に球状面26を有すると共に、中間案内部材21と同様に、全ての方向に傾動することができる。これにより、洗浄器具1を専有部排水管71に挿入した後、先頭部材25の先端部が、先ず専有部排水管71に這入り、次いで先頭部材25の自重により中間案内部材21を下向きに湾曲させて下方に導いて共用部排水立管72の内周面に当接した場合、その先端部は球状面26であるので当該内周面を滑るように移動しながら円滑に傾動し、これに伴い中間案内部材21も円滑に傾動する。その結果、洗浄器具1は、専有部排水管71および共用部排水立管72の内周面に沿って円滑に前進することができるので、屈曲部70aをも容易に通過することができる。
本発明者らは、本実施形態に係る洗浄方法の洗浄結果を確かめるために、以下の条件で実験を行った(表1)。高圧噴射水Wの噴射量や圧力は、排水管70の洗浄に通常、使用される可撓性ホース40の最高使用圧力・流量限界に対応して設定した。なお、可撓性ホースは特殊ウレタン製である。
Figure 0005793402
なお、専有部排水管71の内径は50mmであり、共用部排水立管72の内径は100mmである。これら専有部排水管71および共用部排水立管72は、一般に使用されているものである。
この実験から、表2の結果を得た。
Figure 0005793402
この実験結果から分かるように、後部に8個の噴射孔を備えた無回転式ノズル装置や、特許文献2に記載と同様に3〜4個の噴射孔を備えた回転式ノズル装置は、いずれも、共用部排水立管72の洗浄能力が低い。
なお、後部に8個の噴射孔を備えた無回転式ノズル装置や、3〜4個の噴射孔を備えた回転式ノズル装置を使用して共用部排水立管72の汚れを、本実施形態に係る二孔式回転ノズル装置10を使用した場合と同様にほぼ完全に除去するためには高圧噴射水の噴射量や高圧水の圧力を高めることが考えられる。しかし、そうした手段は、可撓性ホース40の最高使用圧力や流量限界を超えてしまうため採用することができない。また、内径(従って外径)の大きな可撓性ホースを使用すると、内径の小さい専有部排水管71や、曲がりくねった屈曲部70aを容易に通過することができなくなるので、好ましくない。
また、特許文献1に記載の手段においては、共用部排水立管内を均一に洗浄するには、高圧ホースを回転させることが条件であり、そのために特別な装置が必要である。しかし本発明はその装置が必要ない。洗浄器具・使用圧力・洗浄器具の挿入スピードを管理するだけで共用部排水立管内の洗浄ができる。
なお、専有部排水管71および共用部排水立管72の除去された汚れは横主管73に残渣物として溜まるが、本実施形態では、この残渣物を、内径9.5mm、外径16.1mm、長さ30mのホース40の先端に、後部に6〜8個の噴射孔を備えた無回転式ノズル装置や、特許文献2に記載と同様に3〜4個の噴射孔を備えた回転式ノズル装置10を備える洗浄用器具50で除去できることを確認した(洗浄用器具50は、横主管73の点検口から挿入する)。なお、横主管73の内径は150mmである。このように、本実施形態においては、専有部排水管71と共用部排水立管72を洗浄した後は、前記した洗浄用器具50によって横主管73の残渣物を容易に除去することができる。
1 洗浄器具
10 回転ノズル装置
20 遊動式ガイド機構
21 中間案内部材
25 後筒状部付先頭部材
26 球状面
30 主軸
31 通水路
32 穴部
33 フランジ部
34 ローター
35 空間凹部
36 主噴射通路
37 副噴射通路
38 鍔部
39 ストッパー
40 ホース
50 洗浄用器具
60 高圧水発生装置
70 排水管
70a 屈曲部
71 専有部排水管
71a トラップ
72 共用部排水立管
73 横主管
D 連結構造
E 有底筒状部
F 縮径開口部
G 球状先端部付棒状部
H 球状先端部
W 高圧水

Claims (1)

  1. 高層集合住宅等の複数階の建物において、各室の床下にほぼ水平方向に配設された専有部排水管(71)と,少なくとも1本の専有部排水管が連通し且つ専有部排水管より大径で而もほぼ垂直方向に配設された共用部排水立管(72)とを,高圧水発生装置(60)からの高圧水が供給される洗浄器具で洗浄する方法であって、回転ノズル装置(10)のローター(34)に空間凹部(35)から斜め後方に鋭角な15°〜60°の傾斜角度αで当該ローター(34)に反時計回り方向への回転力と前方への推進力を与える主噴射通路(36)と、前記鋭角な傾斜角度αより大きな20°〜90°の傾斜角度βで、ローター(34)に時計回り方向への回転力を与え且つ反時計回り方向への回転力を抑制する副噴射通路(37)を設けた二孔式回転ノズル装置(10)を使用し、進行方向に対して前後に底部外面と開口部のそれぞれを有する有底筒状部(E)の底部外面に球状先端部付棒状部(G)を前側に向け突設して中間案内部材(21)を構成し,該中間案内部材(21)の開口部内に次位置となる球状先端部(H)付棒状部(G)を入れ且つ該球状先端部(H)を抜止めする縮径開口端(F)を前記開口部に設け,また後位置の球状先端部付棒状部(G)に対して前位置の有底筒状部(E)が15〜45度の範囲で変角自在な連結構造(D)を構成し、回転ノズル装置の主軸(30)に突設した球状先端部付棒状部を中間案内部材の有底筒状部内に前記連結構造によって連結し、少なくとも1個の中間案内部材を前記連結構造を介して順次一列に連結し、最前の中間案内部材の球状先端部付棒状部を、前記洗浄器具の先端部である球状面(26)を有する後筒状部付先頭部材(25)の後側開口内に前記連結構造を介して連結し、後筒状部付先頭部材と中間案内部材と回転ノズル装置のそれぞれの長さを共用部排水立管の内径よりも短く構成した前記洗浄器具を,専有部排水管のトラップ(71a)から挿入して,先ず専有部排水管を,次いで後筒状部付先頭部材の自重により中間案内部材を下方に導いて共用部排水立管に通し,前記噴射孔(36,37)から噴射する高圧噴射水(W)によって前記専有部排水管および共用部排水立管を洗浄し、共用部排水立管の下端部に連結されて略水平方向に配置された横主管(73)に溜まった残渣物を,高圧水発生装置からの高圧水が供給され、前記横主管の点検口から挿入する洗浄用器具(50)で除去することを特徴とする複数階建物の排水管洗浄方法。
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