JP3120687U

JP3120687U - 風呂釜清掃具

Info

Publication number: JP3120687U
Application number: JP2006000643U
Authority: JP
Inventors: 圭子二宮
Original assignee: 圭子二宮
Priority date: 2006-01-05
Filing date: 2006-01-05
Publication date: 2006-04-20
Anticipated expiration: 2016-01-05

Abstract

【課題】従来の風呂釜清掃用具では届かない風呂釜内の熱交換管の最奥まで清掃可能な水洗式の風呂釜清掃具の考案。
【解決手段】風呂釜内の清掃を行うにあたり、風呂釜内の熱交換管が釜の内部で曲折していることにより、従来の清掃用具では熱交換管の途中までの挿入しかできず、十分な清掃のできなかった問題を解決するため、本考案は清掃用具の先端に先端を曲げた形状で、水の噴出方向を広範囲に噴出できる水噴出口（２）を設けた先端キャップ（１）を、同じく水の噴出方向を広範囲に噴出できる水噴出口（４）を設けた小径ホース（３）に取り付けた清掃用具を考案することにより、風呂釜内の熱交換管が曲折している先の最奥まで容易に当該用具の挿入を可能とした上、当該管内の全域において効果的な清掃を可能とした。
【選択図】図１

Description

この考案は、水道水の圧力を利用し、水道ホースの先端に水噴出用の器具を取り付けた風呂釜清掃具である。

従来、直線的で風呂釜の中の途中までしか挿入できないシャワー状の風呂釜清掃具や、長い柄の先にブラシを取り付けた風呂釜清掃具、あるいは、泡を発生させて汚れを取り除く製品があった。

風呂釜内の清掃を行うに際し、風呂釜内の熱交換管は奥で曲がっており、従来のシャワー式又はブラシ式の風呂釜清掃具では届かなかった風呂釜内熱交換管の最奥まで清掃可能な清掃具を考案するものである。

風呂釜の奥まで挿入が可能な清掃具として、小径ホース（３）の先端に、内部から水を噴出できる水の噴出口（２）を設けた構造で、先端を曲げた形の水噴出用先端キャップ（１）を取り付けるもので、このキャップは先端を曲げた形状とすることにより、従来の風呂釜清掃具が、風呂釜内部の途中までしか挿入できない問題を解決し、風呂釜内をくまなく清掃することが可能となるよう、風呂釜内にある熱交換管の曲がった先の最奥まで挿入ができるものとした。また、この水噴出用先端キャップ（１）及び小径ホース（３）は、共に水の噴出する方向が斜め前方・側方に加え、斜め後方にも噴出が可能な向きで噴出口を設けた構造とした。

本風呂釜清掃具は、従来の清掃具では届かなかった風呂釜の中の熱交換管内の最奥まで容易に挿入させることができ、しかも、湯垢等の汚れを取る工夫として、噴出させる水の方向を斜め前方、側方だけでなく、斜め後方までも可能とし、斜め前方や側方への水の噴出では取れなかった湯垢等の汚れも、斜め後方にも噴出させる水の力により、さらに清掃効果を上げることができるものである。

水噴出用先端キャップ（１）の形状は、先端側を約３０度から６０度の範囲内に曲げて、その最先端の位置が、当該キャップに接続される小径ホースの外周の延長線上の外側に達する位置まで伸ばした長さをもつ形状で、これを小径ホースの先端に取り付けることにより、風呂釜内の奥まで容易に挿入可能とした風呂釜清掃具であり、水噴出用先端キャップ（１）の表面は、なめらかな曲面をなし、材質は塩化ビニルまたは硬質プラスチック等で、前面及び側面の周囲には、内部から、斜め前方、側方及び斜め後方の向きに水を噴出できる水噴出口（２）を放射状に多数設け、この水の噴出口の角度は、当該先端キャップの中心線に対し、３０度から１５０度の範囲の方向に向けて開けた構造とし、小径ホース（３）との接続部分は、ネジ切り構造で、水圧が加わったときに抜け落ちない構造とするものである。また、小径ホース（３）は、水噴出用先端キャップ（１）と接続している接続箇所付近においても、当該ホース（３）の中心線に対し、３０度から１５０度の範囲の方向に向けて水の噴出口（４）を多数放射状に開けた構造とする。

本案は水道ホース（７）部分を水道蛇口に接続して、この清掃具の先端側を風呂釜内の奥深くまで挿入し、先端キャップ及び小径ホースの噴出口から噴出する水道水圧のかかった水の力で風呂釜内の湯垢等を剥離洗浄する風呂釜清掃具であり、小径ホース（３）と水道ホース（７）の接続箇所はネジ切り構造により着脱が可能な接続ジョイント（５）で接続され、この部分はゴムパッキン（６）により水漏れを防ぐものであり、この考案の変化例としては、水道ホース（７）と小径ホース（３）の接続部分は、ホース接続ジョイント（５）を介することなく、当該ジョイント取付け箇所付近において、ホースの径を絞り込み、ホース自体は一体構造のまま小径ホースの径のサイズにする場合もあり、この方法での製作であれば、ホース接続ジョイントが不要となり、製作コストを安価に抑えられるものである。

この考案は、水噴出用のキャップをホースに取り付けた風呂釜清掃具に関するものであり、追い焚き可能な風呂釜をもつ家庭用風呂の風呂釜清掃具として利用が見込まれる。

代表図は図１で、簡略化して示した風呂釜断面の内部に、水道蛇口に接続した本案の風呂釜清掃具を挿入した状態の部分断面図である。風呂釜の内部に風呂釜清掃具を挿入した状態を示す部分断面図である。先端キャップ及び小径ホースの水噴出口、ホース接続ジョイントを示した縦断面図である。先端キャップ及び小径ホースの水噴出口、ホース接続ジョイントを示した側面図である。先端キャップの前面側から見た正面図である。先端キャップから水道ホースまでを示した斜視図である。

符号の説明

１先端キャップ
２先端キャップの水噴出口
３小径ホース
４小径ホースの水噴出口
５ホース接続ジョイント
６水漏れ防止ゴムパッキン
７水道ホース

Claims

斜め前方から斜め後方の角度で内部から水を噴出できる水噴出口（２）を設けた先端の曲がった先端キャップ（１）を、斜め前方から斜め後方の角度で水を噴出できる水噴出口（４）を設けた小径ホース（３）の先に取り付けた風呂釜清掃具。