JP5792148B2 - 流体圧アシスト車両の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は流体圧アシスト車両の制御装置に関する。
従来から、特許文献1記載の技術の如く、車両に搭載されるエンジンに連結される流体圧ポンプ/モータとアキュムレータを備え、車両の減速時に流体圧ポンプ/モータをエンジンで駆動されるポンプとして動作させて流体圧をアキュムレータに蓄圧させることで減速エネルギを回生する一方、発進時または加速時には流体圧ポンプ/モータをモータとして動作させ、アキュムレータに蓄圧された流体圧でエンジンの駆動をアシストする流体圧アシスト機構を備えた車両は良く知られている。
また、特許文献2記載の技術において、流体圧ポンプ/モータに代え、発電電動機からなる電気式アシスト機構を備えた車両において、アクセルペダルとブレーキペダルが踏み込まれておらず、車両の減速度が比較的小さいとき、回生トルクをブレーキトルクに付加することで一定の減速度が得られるように制御することが提案される。
特開平7−137558号公報 特開2001−103602号公報
特許文献1記載の技術においても、特許文献2記載の技術で提案されるように回生トルクをブレーキトルクに付加して一定の減速度が得られるように制御することが望ましい。しかしながら、流体圧アシスト機構は電気式アシスト機構に比してエネルギ容量が小さいため、減速時に運転者の要求するトルクを必ずしも常に出力できないことから、運転者が意図する減速とならず、ドライバビリティが悪化する場合がある。
従って、この発明の目的は上記した不都合を解消し、流体圧アシスト機構を備えると共に、減速時に運転者が要求する減速要求トルクを出力させてドライバビリティを向上させるようにした流体圧アシスト車両の制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、車両に搭載されるエンジンと、運転者の操作自在に設けられるブレーキと、前記エンジンに連結されると共に、流体圧供給回路に配置される流体圧ポンプ/モータと、前記流体圧供給回路において前記流体圧ポンプ/モータに接続されるアキュムレータと、前記流体圧供給回路に介挿されて通電されるときに前記流体圧ポンプ/モータの動作をポンプとモータの間で切り換える電磁切換弁とを備え、前記車両の減速時には前記電磁切換弁を介して前記流体圧ポンプ/モータを前記エンジンで駆動されるポンプとして動作させ、流体圧を吐出させて前記アキュムレータに蓄圧させることで減速エネルギを回生する一方、前記車両の発進時または加速時には前記電磁切換弁を介して前記流体圧ポンプ/モータをモータとして動作させ、前記アキュムレータに蓄圧された流体圧で前記エンジンの駆動をアシストする流体圧アシスト機構とを備えた流体圧アシスト車両の制御装置において、少なくとも前記ブレーキの液圧と前記車両の走行速度と前記流体圧ポンプ/モータの回転数を検出する運転状態検出手段と、前記検出されたブレーキの液圧と前記車両の走行速度に基づいて所定の第1の特性に従って運転者の減速要求トルクを算出する減速要求トルク算出手段と、少なくとも前記算出された減速要求トルクと前記検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて所定の第2の特性に従って前記流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧の目標値を算出する目標圧力算出手段と、前記流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧が前記算出された目標値となるように前記電磁切換弁への供給電流をフィードバック制御するフィードバック制御手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る流体圧アシスト車両の制御装置にあっては、少なくとも前記検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて所定の第3の特性に従って前記アキュムレータが蓄圧可能な上限流体圧に相当する上限トルクを算出する上限トルク算出手段と、前記算出された上限トルクと前記算出された減速要求トルクを比較し、前記算出された減速要求トルクが前記算出された上限トルクを超えるとき、前記算出された減速要求トルクを前記算出された上限トルクに制限する減速要求トルク制限手段とを備える如く構成した。
請求項1にあっては、車両に搭載されるエンジンに連結されると共に、流体圧供給回路に配置される流体圧ポンプ/モータと、流体圧ポンプ/モータに接続されるアキュムレータと、流体圧ポンプ/モータの動作をポンプとモータの間で切り換える電磁切換弁とを備え、車両の減速時には流体圧ポンプ/モータをポンプとして動作させ、流体圧を吐出させてアキュムレータに蓄圧させることで減速エネルギを回生する一方、車両の発進時または加速時には流体圧ポンプ/モータをモータとして動作させ、アキュムレータに蓄圧された流体圧でエンジンの駆動をアシストする流体圧アシスト機構を備えた流体圧アシスト車両の制御装置において、少なくともブレーキの液圧と車両の走行速度と流体圧ポンプ/モータの回転数を検出し、検出されたブレーキの液圧と車両の走行速度に基づいて所定の第1の特性に従って運転者の減速要求トルクを算出し、算出された減速要求トルクと検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて所定の第2の特性に従って流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧の目標値を算出すると共に、流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧が算出された目標値となるように電磁切換弁への供給電流をフィードバック制御する如く構成したので、運転者が要求する減速要求トルクを出力させることができ、よってドライバビリティを向上させることができる。
即ち、運転者の操作するブレーキの液圧などから運転者の減速要求トルクを算出することで運転者の意図に沿うことが可能となると共に、算出された減速要求トルクと検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧の目標値、換言すればそのときの運転状態で出力可能な流体圧力の目標値を算出し、さらにその目標値となるようにフィードバック制御する如く構成したので、電気式アシスト車両に比してエネルギ容量が小さい流体圧アシスト車両においても減速時に運転者が要求する減速要求トルクを要求通り出力させることができ、よってドライバビリティを向上させることができる。
また、所定の第1、第2の特性に従って減速要求トルクや流体圧の目標値を算出するように構成したので、減速要求トルクを適正かつ容易に算出することができる。
請求項2に係る流体圧アシスト車両の制御装置にあっては、検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて所定の第3の特性に従ってアキュムレータが蓄圧可能な上限流体圧に相当する上限トルクを算出し、算出された上限トルクと算出された減速要求トルクを比較し、算出された減速要求トルクが算出された上限トルクを超えるとき、算出された減速要求トルクを算出された上限トルクに制限する如く構成したので、上記した効果に加え、運転者の要求する減速要求トルクを一層適切に算出することができる。
この発明の実施例に係る流体圧アシスト車両の制御装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す装置の中のHAS(流体圧アシスト機構)の動作を示す油圧回路図である。 図1に示す装置の動作を示すブロック図である。 図3と同様、図1に示す装置の動作を示すフロー・チャートである。 図3ブロック図の処理で使用される第2の特性(マップ)の説明図である。 図3ブロック図の処理で使用される第3の特性(マップ)の説明図である。 図3ブロック図の処理で使用される第4の特性(マップ)の説明図である。 図3ブロック図の処理で使用される第5の特性(マップ)の説明図である。 図3と図4に示す処理によって生じる回生減速度Gの特性を示す説明図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係る流体圧アシスト車両の制御装置を実施するための形態を説明する。
図1は、この発明の実施例に係る流体圧アシスト車両の制御装置を全体的に示す概略図、図2は図1に示す装置の中のHAS(流体圧アシスト機構)の動作を示す油圧回路図である。
図1において、符号10はエンジンを示す。エンジン10は4気筒を有する火花点火式のガソリンを燃料とする内燃機関からなり、左右の駆動輪(前輪。左右の一方のみ示す)12を備えた車両14に搭載される。車両14はエンジン10や駆動輪12などで部分的に示す。
エンジン10の吸気系に配置されたスロットルバルブ16は車両運転席床面に配置されるアクセルペダル20との機械的な接続が絶たれ、電動モータなどのアクチュエータからなるDBW(Drive By Wire)機構22に接続され、DBW機構22で開閉される。
スロットルバルブ16で調量された吸気はインテークマニホルド24を通って流れ、各気筒の吸気ポート付近でインジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と混合して混合気を形成し、吸気バルブ(図示せず)が開弁されるとき、当該気筒の燃焼室(図示せず)に流入する。燃焼室において混合気は点火されて燃焼し、ピストンを駆動してクランクシャフト10aを回転させた後、排気となってエンジン10の外部に放出される。
クランクシャフト10aの回転はトルクコンバータ26を介して無段変速機(Continuously Variable Transmission。以下「CVT」という)30に入力される。図示は省略するが、CVT30はトルクコンバータ26に接続されるメインシャフト(変速機入力軸)に配置されたドライブプーリと、メインシャフトMSに平行なカウンタシャフト(変速機出力軸)に配置されたドリブンプーリと、その間に掛け渡される金属製のベルトなどの無端可撓部材からなる。
カウンタシャフトCSの回転はセカンダリシャフトに固定されたギヤなどを介してディファレンシャル32に伝えられ、そこから左右の駆動輪12に伝えられる。駆動輪(前輪)12と従動輪(後輪。図示せず)の付近にはディスクブレーキ(ブレーキ)34が配置される。ディスクブレーキ34はブレーキパッドが組み込まれたキャリパ34aと、それに接触して制動するディスクロータ34bなどを備える。
車両運転席床面にはブレーキペダル36が配置される。ブレーキペダル36はマスタバック40とマスタシリンダ42を介してディスクブレーキ34に接続される。マスタシリンダ42は、ブレーキ液を貯留するリザーバ42aとリザーバ42aに貯留されるブレーキ液が充満される油室内を摺動自在なピストン(図示せず)を備える。運転者がブレーキペダル36を踏み込むと、その踏み込み力はマスタバック40で増力されてマスタシリンダ42に伝えられる。
マスタシリンダ42のピストンは増力された踏み込み力に相当する距離だけストロークする。ピストンのストロークによって生成されたブレーキ液圧(ブレーキ液の圧力)は導管42bを介して駆動輪12のディスクブレーキ34に送られ、ディスクブレーキ34を動作させ、車両14を制動(減速)する。
また、ブレーキペダル36とマスタバック40とマスタシリンダ42からなる(運転者に操作自在な)ブレーキ機構に加え、ディスクブレーキ34はBBW(Brake By Wire)機構44にも接続され、BBW機構44から導管44aを介してブレーキ液圧を送られるとき、動作して車両14を制動する。
エンジン10にはHAS(Hydraulic Assist System。流体圧アシスト機構)50が接続される。
HAS50は、流体圧供給回路52に配置される流体圧ポンプ/モータ54と、流体圧供給回路52において流体圧ポンプ/モータ54に接続されるアキュムレータ56と、流体圧供給回路52に介挿されると共に、通電されるときに流体圧ポンプ/モータ54の動作をポンプとモータの間で切り換える電磁切換弁60と、電磁クラッチ62とを備える。流体圧ポンプ/モータ54は外接型のギヤポンプからなる。以下、流体圧ポンプ/モータ54を単に「ポンプ」54という。
作動流体としてはエンジン10の潤滑油(エンジンオイル。作動油)が用いられることから、HAS50はエンジン10のシリンダブロック(図示せず)の重力方向において下部に取り付けられ、潤滑油を貯留するオイルパンの内部に収容される。
尚、ポンプ54に加え、流体圧供給回路52には第2の油圧ポンプが配置され、エンジン10で駆動されてオイルパンから潤滑油を汲み上げてエンジン10の各部に供給すると共に、CVT30の流体圧供給回路には別の油圧ポンプが配置され、同様にエンジン10で駆動されてリザーバから作動油(ATF)を汲み上げてトルクコンバータ26やCVT30に供給するが、それら油圧ポンプはこの実施例と直接の関連を有しないことから、図示は省略する。
エンジン10のクランクシャフト10aには第1スプロケット54aが固定されると共に、ポンプ54の出力軸54bには第2スプロケット54cが固定され、第1、第2スプロケット54a,54cの間にはチェーン54dが掛け渡される。このように、ポンプ54は第1、第2スプロケット54a,54cとチェーン54dを介してエンジン10に連結されると共に、エンジン10を介してさらには駆動輪12に連結される。第1スプロケット54aと第2スプロケット54cの回転比は1:1.3とする。
第2スプロケット54cとポンプ54の出力軸54bの間には、前記した電磁クラッチ62が介挿される。電磁クラッチ62はバッテリ(図示せず)から通電されるとき、第2スプロケット54cとポンプ54の出力軸54bを接続する一方、通電を停止されるとき、第2スプロケット54cとポンプ54の出力軸54bの接続を遮断する。第1、第2スプロケット54a,54c、ポンプ54の出力軸54b、電磁クラッチ62などはシリンダブロックの外部に配置される。
HAS50は、車両14の減速時には電磁切換弁60を介して流体圧ポンプ/モータ54をエンジン10(または駆動輪12)で駆動されるポンプとして動作させ、油圧(流体圧)を吐出させてアキュムレータ56に蓄圧させることで減速エネルギを回生する一方、車両14の発進時または加速時には電磁切換弁60を介して流体圧ポンプ/モータ54をモータとして動作させ、アキュムレータ56に蓄圧された流体圧でエンジン10の駆動(回転)をアシストするように構成される。
アキュムレータ56は内部に窒素ガスが封入されて公知のようにボンベ状の形状を備える。HAS50は、蓄圧容量を可能な限り増加させるため、アキュムレータ56を複数個備える。
電磁切換弁60は、図2(a)に模式的に示す如く、バルブ体(図示せず)の内部に摺動自在に収容されるスプール60aを備える。スプール60aは一端において電磁ソレノイド60b1のプランジャ60b11が当接させられると共に、バネ60c1で他端に向けて付勢される。また、スプール60aは他端において電磁ソレノイド60b2のプランジャ60b21が当接させられると共に、バネ60c2で一端に向けて付勢される。
電磁切換弁60にあっては、バッテリ64からの電流供給(通電。励磁)あるいは電流供給の停止(非通電。消磁)によって電磁ソレノイド60b1あるいは60b2がプランジャ60b11あるいは60b21を突出させると、スプール60aはそれに応じて一端側と他端側の間で進退するように構成される。
図2を参照して説明すると、電磁切換弁60は、ポンプ54をモータとして動作させる駆動時(発進時または加速時。同図(b))と、ポンプとして動作させる回生時(減速時。同図(c))と、その間の中立時(ポンプ54とアキュムレータ56の非接続時。同図(a))に応じて必要な作動油の流路が確立されるようにスプール60aを移動させるべく電磁ソレノイド60b1,60b2の通電が制御される。
以下、詳細に説明すると、流体圧供給回路52において電磁切換弁60のスプール60aは、第1、第2、第3、第4、第5、第6ポート60a1,60a2,60a3,60a4,60a5,60a6からなる6個のポートが形成されるランド形状を備える。
第5、第6ポート60a5,60a6は、スプール60aの位置に関わらず、常に接続される一方、第1ポート60a1から第4ポート60a4の接続はスプール60aの位置に応じて切り換えられる。
第1ポート60a1は図2(a)(b)(c)に示すように油路52aを介してリザーバ(オイルパン)52bに接続され、第2ポート60a2は一方では図2(b)に示すようにポンプ54の吐出圧を適宜調圧する元圧絞り部52cを介してアキュムレータ56に接続され、他方では油路52dを介してポンプ54の入力(inlet)側に接続される。
第3ポート60a3は一方では図2(c)に示すようにアキュムレータ56に接続され、他方では逆止弁52eと油路52fとを介してポンプ54の出力(outlet)側に接続される。第4ポート60a4は油路52g,52dを介してポンプ54の入力側に接続される。
第5ポート60a5は油路52hを介してポンプ54の出力側に接続される。第6ポートは油路52iを介してエンジン(E)10、より具体的にはそのピストン、コンロッドなどの潤滑必要部分に接続され、さらには油路52jを介して(具体的にはシリンダブロック内をコンロッドなどに沿って滴下して)リザーバ52bに接続される。
図2(c)に示す如く、第5、第6ポート60a5,60a6の間にはポンプ54の吐出圧が過大となるとき、それをリリーフさせるリリーフ圧絞り部52kが形成される。
車両14がエンジン低負荷状態で走行する場合などは図2(a)に示す中立時とされ、電磁ソレノイド60b1,60b2への通電は停止される。
中立時にあっては、第1、第2ポート60a1,60a2は接続されると共に、第2ポート60a2(あるいは第3ポート60a3)を介してのポンプ54とアキュムレータ56の接続は断たれ、ポンプ54はエンジン10(または駆動輪12)で駆動される通常の油圧ポンプとして動作する。
即ち、ポンプ54はエンジン10などで駆動されてリザーバ52bから油路52a,52dを介して作動油(潤滑油)を汲み上げ、油路52hに吐出する。吐出された作動油(油圧)は油路52iを介してエンジン10の潤滑必要部分に供給され、油路52jを介してリザーバ52bに戻る。
他方、車両14が減速する場合、図2(c)に示す回生時とされ、図2(a)に示す電磁ソレノイド60b1が通電され、スプール60aは他方(図2において右方)に駆動される。
回生時にあっては、中立時と同様、第1、第2ポート60a1,60a2は接続され、ポンプ54はエンジン10(または駆動輪12)で駆動される通常の油圧ポンプとして動作し、リザーバ52bから油路52a,52dを介して作動油を汲み上げて油路52hに吐出する。
吐出された作動油はエンジン10の潤滑必要部分に供給された後、リザーバ52bに戻される。このとき、第3ポート60a3を介してポンプ54とアキュムレータ56は接続されることから、油路52hに吐出された作動油(油圧)は油路52fを通り、逆止弁52eを押し上げつつ通過してアキュムレータ56に供給され、そこに蓄圧される(減速エネルギが回生される)。
また、車両14が発進あるいは加速する場合、図2(b)に示す駆動時とされ、図2(a)に示す電磁ソレノイド60b2が通電され、スプール60aは一方(図2において左方)に駆動される。駆動時にあっては、第1、第2ポート60a1,60a2の接続は断たれ、第2ポート60a2はアキュムレータ56に接続される。また第3、第4ポート60a3,60a4は接続される。
その結果、ポンプ54にはアキュムレータ56に蓄圧された作動油(油圧)が油路52dを介して供給され、ポンプ54を回転させる。ポンプ54から出力される作動油(油圧)は油路52hを介してエンジン10とリザーバ52bに供給される一方、油路52f、逆止弁52e、第3、第4ポート60a3,60a4を介してポンプ54に戻される。
図1の説明に戻ると、このように駆動時にはポンプ54は油圧モータとして動作させられる。ポンプ54の回転は出力軸54bから電磁クラッチ62、第1、第2スプロケット54a,54c、チェーン54dを介してエンジン10のクランクシャフト10aに伝達され、エンジン10(さらには場合により駆動輪12)の駆動(回転)をアシストする。
エンジン10のカム軸(図示せず)付近などの適宜位置にはクランク角センサ70が設けられ、ピストンの所定クランク角度位置ごとにエンジン回転数NEを示す信号を出力する。吸気系においてスロットルバルブ16の下流の適宜位置には絶対圧センサ72が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負荷)PBAに比例した信号を出力する。
DBW機構22のアクチュエータにはスロットル開度センサ74が設けられ、アクチュエータの回転量を通じてスロットルバルブ16の開度THに比例した信号を出力する。
上記したクランク角センサ70などの出力は、エンジンコントローラ80に送られる。エンジンコントローラ80は、CPU,ROM,RAM,I/Oなどで構成されるマイクロコンピュータを備えるECU(Electric Control Unit。電子制御ユニット)から構成される。
アクセルペダル20の付近にはアクセル開度センサ82が設けられて運転者のアクセルペダル操作量に相当するアクセル開度APに比例する信号を出力する。ブレーキペダル36の付近にはブレーキスイッチ(BKSW)84が設けられ、運転者のブレーキペダル操作を示す信号を出力する。
マスタシリンダ42の導管42bには圧力センサ86が配置され、運転者のプレーキペダル36の操作に応じて生成された液圧(ブレーキ液の圧力)、換言すればブレーキ踏力にほぼ相当する圧力を示す出力を生じる。駆動輪12の付近のドライブシャフト(図示せず)には第1の回転数センサ90が配置されて駆動輪12の回転を通じて車速(車両14の走行速度)を示す信号を出力する。
ポンプ54の出力軸54bの付近には第2の回転数センサ92が配置されてポンプ54の回転数(HAS回転数)を示す出力を生じる。流体圧供給回路52においてポンプ54の入力側と出力側、およびアキュムレータ56の付近には第1、第2、第3の圧力センサ94,96,100が配置され、油路52d,52hの油圧とアキュムレータ56に蓄圧された油圧(ACM圧)に応じた出力を生じる。
流体圧供給回路52においてリザーバ52bには温度センサ102が配置され、油温(HAS油温)に応じた信号を出力する。また、電磁クラッチ62には接点スイッチ104が配置され、電磁クラッチ62が締結(接続)されたときオン信号を出力する。
上記したアクセル開度センサ82などの出力は、HASコントローラ110に送られる。HASコントローラ110も、CPU,ROM,RAM,I/Oなどで構成されるマイクロコンピュータを備えるECU(Electric Control Unit。電子制御ユニット)から構成される。
さらに、トルクコンバータ26とCVT30の動作を制御するためにCVTコントローラ120が設けられる。CVTコントローラ120もエンジンコントローラ80とHASコントローラ110と同様にECUからなる。エンジンコントローラ80とHASコントローラ110とCVTコントローラ120はバス122を通じて相互に通信自在に接続される。
CVTコントローラ120にはCVT30の入力回転数NDR、出力回転数NDNなどを示す出力を生じる回転数センサ(共に図示せず)の出力が送出される。CVTコントローラ120はそれらセンサの出力とバス122を通じてHASコントローラ110などと通信して得た車速、アクセル開度などに基づいてCVT30とトルクコンバータ26の動作を制御する。
また、エンジンコントローラ80も同様に入力されたセンサ出力あるいはバス122を通じて得た他のコントローラから得た出力に基づいてエンジン10の燃料噴射や点火時期などの動作を制御すると共に、DBW機構22の動作を制御する。また、BBWコントローラ(図示せず)も設けられてBBW機構44の動作も制御される。
HASコントローラ110も、同様に入力されたセンサ出力あるいはバス122を通じて得た他のコントローラから得た出力に基づいてHAS50の動作を制御する。
HAS50の動作の制御について図2を再び参照して説明すると、HASコントローラ110は、車両14が定常走行状態にあると判断されるときは中立時と判定してスプール60aが図2(a)に示す流路を形成するように電磁切換弁60の電磁ソレノイド60b1,60b2への通電を停止する。
また、HASコントローラ110は、アクセル開度センサ82などの出力から車両14が発進あるいは加速状態にあると判断されるときは駆動時と判定して図2(b)に示す流路を形成する一方、ブレーキスイッチ84などの出力から車両14が減速状態にあると判断されるときは回生時と判定して図2(c)に示す流路を形成するように電磁ソレノイド60b1,60b2への通電を制御する。
図3はその中のHASコントローラ110の処理を詳細に示すブロック図、図4はその処理をフロー・チャート化したものである。
図示の如く、HASコントローラ110は、減速要求トルク算出部(減速要求トルク算出手段)110a(S10)と、リミット処理部(上限トルク算出手段)110b(S12)と、目標圧力算出部(目標圧力算出手段)110c(S14)と、目標電流算出部(目標電流算出手段)110d(S16)と、出力電流算出部(フィードバック制御手段)110e(S18)とを備える。
以下説明すると、減速要求トルク算出部110a(S10)は、検出されたブレーキ液圧と車速(車両14の走行速度)に基づき、予め設定された所定の第1の特性(マップ。図示せず)に従って運転者の減速要求トルク(HAS要求トルク)を算出する。
図3に示す如く、減速要求トルク算出部110aは、アクセル開度APが零で、かつブレーキスイッチ(BKSW)84の出力がオンではないとき、換言すれば運転者によってアクセルペダル20が踏まれない場合で、かつブレーキペダル36が踏まれる場合でなければ、要求トルクとしては零を出力する。
他方、リミット処理部(上限トルク算出手段)110b(S12)は、少なくとも検出されたHAS回転数(第2の回転数センサ92から検出されたポンプ54の回転数)、より具体的にはHAS回転数とACM圧(第3の圧力センサ100から検出されたアキュムレータ56に蓄圧された油圧)と、HAS油温(温度センサ102から検出された油温)に基づき、予め設定された所定の第2の特性(マップ。図5に示す)に従ってHAS50、より具体的にはアキュムレータ56が蓄圧可能な上限流体圧に相当する上限トルクを算出する上限トルク算出部(上限トルク算出手段)110b1を備える。
リミット処理部110bにおいて、算出された上限トルクと減速要求トルク算出部110aで算出された減速要求トルクを比較し、算出された減速要求トルクが算出された上限トルクを超えるとき、算出された減速要求トルクを算出された上限トルクに制限する。
リミット処理部110bの出力は目標圧力算出部110c(S14)に送られる。目標圧力算出部110cは、少なくとも減速要求トルク算出部110aで算出された減速要求トルク(HAS要求トルク)と検出されたHAS回転数に基づき、より具体的には算出された減速要求トルクと検出されたHAS回転数とHAS油温に基づき、予め設定された所定の第3の特性(マップ。図6に示す)に従ってポンプ54が出力すべき目標圧力(流体圧の目標値P#POW#OUT))を算出する。
目標圧力算出部110cで算出された目標圧力は目標電流算出部110dに送られる。目標電流算出部110dは、少なくとも算出された目標圧力、より具体的には算出された目標圧力と検出されたHAS回転数とHAS油温に基づき、予め設定された所定の第4の特性(マップ。図7に示す)に従って電磁切換弁60の電磁ソレノイド60b1,60b2に供給すべき目標電流(供給すべきソレノイド電流の目標値)を算出する。
他方、出力電流算出部110eは、ポンプ54が出力すべき流体圧が目標圧力算出部110cで算出された目標値となるように、算出された目標電流とバッテリ64の電圧(電源電圧)に基づき、所定の第5の特性(テーブル。図8に示す)に従い、PID制御則に沿ってデューティ比を算出し、電磁切換弁60への供給電流、即ち、目標電流算出部110dで算出された電磁切換弁60の電磁ソレノイド60b1,60b2に供給すべき目標電流(ソレノイド電流)をフィードバック制御する。
図9に図3(と図4)の処理によって得られる回生減速度Gを示す。
同図で「HAS」はHAS50による減速度、「パッド」はマスタバック40とマスタシリンダ42で増力されたディスクブレーキ34の減速度を示す。また、「パッドのみトルク」はディスクブレーキ34のブレーキパッドのみによるブレーキトルクを示す。
図示の如く、運転者のブレーキ操作(踏力)に直線的に比例するディスクブレーキ34のブレーキパッドによる減速G(G:重力加速度)に加え、図3(と図4)の処理によってHAS50の減速Gが与えられる。HAS50の減速Gも運転者の操作するブレーキ操作(踏力)に任意に合わせることができ、例えば大略比例するように制御することができることから、これによって運転者が要求(意図)する通りの減速要求トルクを出力させることができ、よってドライバビリティを向上させることができる。
上記した如く、この実施例にあっては、車両14に搭載されるエンジン10と、運転者の操作自在に設けられるブレーキ(ディスクブレーキ)34と、前記エンジン10に連結されると共に、流体圧供給回路52に配置される流体圧ポンプ/モータ54と、前記流体圧供給回路52において前記流体圧ポンプ/モータ54に接続されるアキュムレータ56と、前記流体圧供給回路52に介挿されて通電されるときに前記流体圧ポンプ/モータ54の動作をポンプとモータの間で切り換える電磁切換弁60とを備え、前記車両14の減速時には前記電磁切換弁60を介して前記流体圧ポンプ/モータ54を前記エンジン10で駆動されるポンプとして動作させ、流体圧を吐出させて前記アキュムレータ56に蓄圧させることで減速エネルギを回生する一方、前記車両14の発進時または加速時には前記電磁切換弁60を介して前記流体圧ポンプ/モータ54をモータとして動作させ、前記アキュムレータ56に蓄圧された流体圧で前記エンジン10の駆動をアシストする流体圧アシスト機構(HAS)50とを備えた流体圧アシスト車両の制御装置(HASコントローラ110)において、少なくとも前記ブレーキの液圧と前記車両14の走行速度(車速)と前記流体圧ポンプ/モータ54の回転数(HAS回転数)を検出する運転状態検出手段(HASコントロール110,第2の回転数センサ92)と、前記検出されたブレーキの液圧と前記車両の走行速度に基づいて所定の第1の特性に従って運転者の減速要求トルクを算出する減速要求トルク算出手段(減速要求トルク算出部110a,S10)と、少なくとも前記算出された減速要求トルクと前記検出された流体圧ポンプ/モータの回転数(HAS回転数)に基づいて所定の第2の特性に従って前記流体圧ポンプ/モータ54が出力すべき流体圧の目標値(目標圧力)を算出する目標圧力算出手段(目標圧力算出部110c,S14)と、前記流体圧ポンプ/モータ54が出力すべき流体圧が前記算出された目標値となるように前記電磁切換弁60への供給電流をフィードバック制御するフィードバック制御手段(目標電流算出部110d,S16、フィードバック後出力電流算出部110e,S18)とを備える如く構成したので、運転者が要求する減速要求トルクを出力させることができ、よってドライバビリティを向上させることができる。
即ち、運転者の操作するブレーキの液圧などから運転者の減速要求トルクを算出することで運転者の意図に沿うことが可能となると共に、算出された減速要求トルクと検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧の目標値、換言すればそのときの運転状態で出力可能な流体圧力の目標値を算出し、さらにその目標値となるようにフィードバック制御する如く構成したので、電気式アシスト機構に比してエネルギ容量が小さい流体圧アシスト機構においても減速時に運転者が要求する減速要求トルクを要求通り出力させることができ、よってドライバビリを向上させることができる。
また、所定の第1、第2の特性に従って減速要求トルクや流体圧の目標値を算出するように構成したので、減速要求トルクを適正かつ容易に算出することができる。
また、少なくとも前記検出された流体圧ポンプ/モータ54の回転数(HAS回転数)に基づいて所定の第3の特性に従って前記アキュムレータ56が蓄圧可能な上限流体圧に相当する上限トルクを算出する上限トルク算出手段(上限トルク算出部110b1)と、前記算出された上限トルクと前記算出された減速要求トルクを比較し、前記算出された減速要求トルクが前記算出された上限トルクを超えるとき、前記算出された減速要求トルクを前記算出された上限トルクに制限する減速要求トルク制限手段(リミット処理部110b,S12)とを備える如く構成したので、上記した効果に加え、運転者の要求する減速要求トルクを一層適切に算出することができる。
尚、上記において作動流体としてエンジン10の潤滑油を用いたが、それに限られるものではない。作動流体は非圧縮性の流体であれば何でも良く、ブレーキ液、ATF、水、空気などであっても良い。
電磁クラッチ62の締結の有無を接点スイッチ104から判断するようにしたが、接点スイッチ104に代え、第2の回転数センサ92の出力などから電磁クラッチ62に接続される第2スプロケット54cとポンプ54の出力軸54bの回転数を検出し、それから判断するようにしても良い。
また、エンジンとしてガソリンを燃料とするガソリンエンジンを示したが、それに限られるものではなく、軽油を燃料とするディーゼルエンジンであっても良く、あるいはガソリンエンジン(またはディーゼルエンジン)と電動機とのハイブリッド車両であっても良い。
また、変速機としてCVT(無段変速機)30を用いたが、それに限られるものではなく、有段変速機、デュアルクラッチ式などであっても良い。さらにCVTも無端可撓部材がベルトに限られるものではなく、チェーンであっても良い。クラッチ62も電磁式に代え、湿式であっても良い。
10 エンジン(内燃機関)、12 駆動輪、14 車両、16 スロットルバルブ、20 アクセルペダル、22 DBW機構、26 トルクコンバータ、30 CVT(無段変速機)、34 ディスクブレーキ、36 ブレーキペダル、40 マスタバック、42 マスタシリンダ、44 BBW機構、50 HAS(流体圧供給機構)、52 流体圧供給回路、52a,52d,52f,52g,52h,52i,52k 油路、52b リザーバ、54 流体圧ポンプ/モータ(ポンプ)、56 アキュムレータ、60 電磁切換弁、60a スプール、60b1,60b2 電磁ソレノイド、70 クランク角センサ、72 絶対圧センサ、74 スロットル開度センサ、80 エンジンコントローラ、82 アクセル開度センサ、84 ブレーキスイッチ、86,94,96,100 圧力センサ、90,92 回転数センサ、102 温度センサ、110 HASコントローラ、110a 減速要求トルク算出部(減速要求トルク算出手段)、110b リミット処理部(上限トルク算出手段)、110c 目標圧力算出部(目標圧力算出手段)、110d 目標電流算出部(目標電流算出手段)、110e 出力電流算出部(フィードバック制御手段)、120 CVTコントローラ、122 バス

Claims (2)

  1. 車両に搭載されるエンジンと、運転者の操作自在に設けられるブレーキと、前記エンジンに連結されると共に、流体圧供給回路に配置される流体圧ポンプ/モータと、前記流体圧供給回路において前記流体圧ポンプ/モータに接続されるアキュムレータと、前記流体圧供給回路に介挿されて通電されるときに前記流体圧ポンプ/モータの動作をポンプとモータの間で切り換える電磁切換弁とを備え、前記車両の減速時には前記電磁切換弁を介して前記流体圧ポンプ/モータを前記エンジンで駆動されるポンプとして動作させ、流体圧を吐出させて前記アキュムレータに蓄圧させることで減速エネルギを回生する一方、前記車両の発進時または加速時には前記電磁切換弁を介して前記流体圧ポンプ/モータをモータとして動作させ、前記アキュムレータに蓄圧された流体圧で前記エンジンの駆動をアシストする流体圧アシスト機構とを備えた流体圧アシスト車両の制御装置において、少なくとも前記ブレーキの液圧と前記車両の走行速度と前記流体圧ポンプ/モータの回転数を検出する運転状態検出手段と、前記検出されたブレーキの液圧と前記車両の走行速度に基づいて所定の第1の特性に従って運転者の減速要求トルクを算出する減速要求トルク算出手段と、少なくとも前記算出された減速要求トルクと前記検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて所定の第2の特性に従って前記流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧の目標値を算出する目標圧力算出手段と、前記流体圧ポンプ/モータが出力すべき流体圧が前記算出された目標値となるように前記電磁切換弁への供給電流をフィードバック制御するフィードバック制御手段とを備えたことを特徴とする流体圧アシスト車両の制御装置。
  2. 少なくとも前記検出された流体圧ポンプ/モータの回転数に基づいて所定の第3の特性に従って前記アキュムレータが蓄圧可能な上限流体圧に相当する上限トルクを算出する上限トルク算出手段と、前記算出された上限トルクと前記算出された減速要求トルクを比較し、前記算出された減速要求トルクが前記算出された上限トルクを超えるとき、前記算出された減速要求トルクを前記算出された上限トルクに制限する減速要求トルク制限手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の流体圧アシスト車両の制御装置。
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