JP5789814B1 - ピエゾファン - Google Patents

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Abstract

冷却対象に対して効果的に風を送ることの可能なピエゾファンを提供する。自由端110a及び固定端110bを有する送風部材110と、送風部材110に固着される板状の圧電素子120とを備え、圧電素子120によって送風部材110の自由端110aが振動させられるように構成されるピエゾファン100であって、送風部材110が、圧電素子120が固着される第1の面112と、第1の面112に対して垂直であり互いに平行な第2の面114及び第3の面116と、からなることによって、送風部材110の自由端110aの形状がHの字型である。送風部材の送風口の形状を、Hの字型に形成したことによって、風の横漏れを効果的に防ぐことができ、風の方向性を高めることができる。

Description

本発明は、圧電素子を利用して送風板を駆動する超薄型ファンであるピエゾファンに関する。
電子機器等の局所的発熱源を冷却するためのファンとして、圧電素子を利用した超薄型ファンであるピエゾファンが知られている。ピエゾファンは、圧電素子に交流を印加することによって、板状体が振幅し、風を送り出すものである(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されるピエゾファンは、圧電素子に形成されている電極(図示せず)と導体からなる振動板とに、駆動交流電源から電圧を印加して駆動させる。圧電素子が伸縮を行うと、振動板の自由端がうちわ状に屈曲振動を行い、ファンとして駆動する。特許文献1に開示されるピエゾファンは、複数の振動板を備えており、各振動板がヒートシンクの複数の放熱フィンの間に配置されている。
特開2012−184665号公報
ところで、平板状の振動板がうちわ状に屈曲振動を行うのみでは、所望の方向に必要な風量を送ることが難しい。さらに、振動板と放熱フィンとの間には、これらの接触を防止するためにクリアランスがあることがから、例えば、風の横漏れが起きるなどして、風向が乱れる。このため、振動板が放熱フィンに効率的に風を送ることが難しく、ヒートシンクの冷却効率が悪いという問題があった。また、冷却効率を向上させるためには、振動板と放熱フィンとのクリアランスを極力小さくする必要がある。このため、振動板の大きさをヒートシンクの放熱フィンの間隔に合わせて調整する必要があるという問題があった。さらに、冷却効率を向上させるためには、風量を多くすることが考えられるが、このためにピエゾ素子を大きくすると、製造コストの増大や電力の増大を招くだけでなく、振動板の劣化を早めてしまう。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、冷却効率を向上させるために、冷却対象に対して効果的に風を送ることの可能な、新規かつ改良されたピエゾファンを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、自由端及び固定端を有する送風部材と、前記送風部材に固着される板状の圧電素子とを備え、前記圧電素子によって前記送風部材の自由端が振動させられるように構成されるピエゾファンであって、前記送風部材が、前記圧電素子が固着される振動面と、前記振動面の一方または両方の側縁に設けられる側面と、からなることを特徴とする、ピエゾファンが提供される。このような構成の一例としては、前記送風部材の前記自由端の形状をHの字型とすることができる。また、前記振動面と前記側面とは、一体に構成してもよい。
かかる本発明によれば、送風部材を、圧電素子が固着される振動面と、振動面の一方または両方の側縁に設けられる側面とにより構成したことによって、振動面によって発生した風の横漏れを側面によって効果的に防ぐことができ、風の方向性を高めることができる。このようにして、冷却対象に対して、効果的に風を送ることが可能である。
本発明のピエゾファンは、様々な応用が可能である。例えば、前記振動面の自由端側の端部よりも前記側面の自由端側の一方又は両方の端部が突出している構成とすることができる。かかる構成によれば、ピエゾファンの先端から送り出された風が拡散することが一層防止される。このため、風量及び風速が大きくなるとともに、風向の指向性が高められる。
また、前記側面は、前記振動面の両面からの突出高さが非対称であってもよい。特に、非対称の極限的な構成として、側面を、振動面の片面からのみ突出している構成としてもよい。かかる構成によれば、より大きく突出している面から送り出される風量及び風速が大きくなる。また、近接して配置されている他の部品がある場合、側面と他の部品との間隔を大きくすることができるので、ピエゾファンが屈曲振動した際に、他の部品に当接することが防止される。
また、前記振動面と前記側面とは、別の部品で構成されるようにしてもよい。このとき、前記振動面と前記側面とは、異なる材質で構成してもよい。特に、前記振動面を前記側面よりも曲げ強度の高い材質したり、前記側面を前記振動面よりも比重の小さい材質で構成したりすれば、ピエゾファンの強度を高めて、寿命を延ばすことができる。
なお、以上説明した本発明の応用例は、二以上を組み合わせることができる。
本発明によれば、ピエゾファンからの風の横漏れを効果的に防ぐことができ、風の方向性を高めることができる。このようにして、冷却対象に対して、効果的に風を送ることが可能である。本発明のその他の作用効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
第1の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 図1のピエゾファンを矢印A方向から見た図である。 図1のピエゾファンの電気的な接続を示す図である。 ピエゾファンを側方から見た風量及び風向のシミュレーション結果を示す図であり、(a)は従来のピエゾファンの風量及び風向を示し、(b)は本実施形態のピエゾファンの風量及び風向を示す。 ピエゾファンを上から見た風量及び風向のシミュレーション結果を示す図であり、(a)は従来のピエゾファンの風量及び風向を示し、(b)は本実施形態のピエゾファンの風量及び風向を示す。 ピエゾファンとヒートシンクの配置を示す図である。 第2の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 第3の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 第3の実施形態の別の例にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 第4の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 第5の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 第5の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 第6の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。 第7の実施形態にかかるピエゾファンの概略構成を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかるピエゾファン100の概略構成を示す図である。
本実施形態にかかるピエゾファン100は、図1に示したように、自由端110a及び固定端110bを有する送風部材110と、送風部材110に固着される板状の圧電素子120とを備える。そして、圧電素子120によって、送風部材110の自由端110aが振動させられるように構成されている。以下、順に説明する。
(送風部材110)
送風部材110は、圧電素子120が固着される第1の面112と、第1の面112に対して垂直であり互いに平行な第2の面114及び第3の面116と、からなる。このような構成によって、送風部材110の自由端110aの形状がHの字型である。図2は、図1のピエゾファン100を自由端110a側(図1の矢印A方向)から見た図である。
送風部材110は、その一端が自由端110aとされ、他端が固定端110bとされている。送風部材110の自由端110a側には、図1に示したように、第2の面114及び第3の面116が配置されている。また、固定端110b側の第1の面112上には、後述する圧電素子120が配置されている。固定端110bは、ピエゾファン100が取り付けられる電子機器等の筺体(図示せず)に固定され、振動の節となる端部のことを指す。
本実施形態では、図2に示したように、第1の面112、第2の面114及び第3の面116は、同じ材質で、一体に構成されている。送風部材110を構成する第1の面112、第2の面114及び第3の面116は、薄い板状に形成されている。第1の面112は長方形状であり、例えば、長さ70mm、幅12mm、厚み0.5mmである。第2の面114と第3の面116は、同様の形状であり、第2の面114及び第3の面116の大きさは、例えば、長さ35mm、幅12mm、厚み0.5mmである。第1の面112、第2の面114及び第3の面116は、例えばNi−Fe合金からなる導電体で構成することができる。なおここで説明した送風部材110の寸法及び材質は、一例に過ぎずこれに限定されるものではない。
(圧電素子120)
圧電素子(piezoelectric element)は一般に、圧電効果を利用した受動素子であり、圧電体に加えられた力を電圧に変換したり、あるいは電圧を力に変換したりする素子である。piezoelectric elementの読みからピエゾ素子とも称される。本実施形態の圧電素子120は、例えば、長さ25mm、幅10mm、厚み0.13mmの板状であり、主面に電極が形成されている。圧電素子120は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスから構成することができる。なお、ここで説明した圧電素子120の寸法及び材質は、一例に過ぎずこれに限定されるものではない。
以上、本実施形態にかかるピエゾファン100の構成について説明した。次に、図3を参照しながら、ピエゾファン100の電気的な接続について説明する。
ピエゾファン100には、図3に示したように、圧電素子120に形成されている電極(図示せず)と、導体からなる送風部材110とに、交流電源130から電圧を印加される。交流電源130から電圧が引加されると、圧電素子120のランダムに配列されたイオンが整列するため、圧電素子120の変形が引き起こされる。圧電素子120の変形は、交流電源130の周波数と同じ周波数で起きるため、圧電素子120は、交流電源130と同じ周波数で長さ方向に伸縮を行う。圧電素子120が長さ方向に伸縮を行うと、送風部材110の一端(固定端110b)が固定されているために、自由端110aが圧電素子120の厚み方向(図3中矢印B方向)にうちわ状に屈曲振動を行う。このようにして、ピエゾファン100の自由端110a側から、後述するヒートタンクや冷却対象に対して風が送られる。
(シミュレーション)
次に、本実施形態のピエゾファン100を駆動させたときの、風量及び風向のシミュレーションについて、図4及び図5を参照しながら説明する。図4及び図5は、風量及び風向のシミュレーション結果を示す図であり、図4(a)及び図5(a)は、従来のピエゾファンの風量及び風向を示し、図5(b)及び図5(b)は、本実施形態のピエゾファン100の風量及び風向を示す。なお、従来のピエゾファンとは、本実施形態のピエゾファン100の第1の面112に相当する要素のみで構成されており、第2の面114及び第3の面116に相当する要素を備えていないものとする。
図4(a)及び図4(b)はいずれも側面から見た図であり、紙面の上下方向はピエゾファンの振動方向である。図4(b)のピエゾファン100は図示の便宜上、簡略化して示されている。図4(a)の円C内は従来のピエゾファンの自由端から送り出された風の状態を示し、(b)の円D内は本実施形態のピエゾファン100の自由端110aから送り出された風の状態を示す。これらに示されるように、本実施形態のピエゾファン100では、従来のピエゾファンに比べて風の横漏れが少なく、風向が拡散しておらず、指向性が高められており、風量が多く風速が強いことがわかる。
また、図5(a)及び図5(b)はいずれも上から見た図であり、紙面の上下方向はピエゾファンの振動方向と直交する方向である。図5(b)のピエゾファン100は図示の便宜上、簡略化して示されている。図5(a)の楕円E内は従来のピエゾファンの自由端から送り出された風の状態を示し、図5(b)の円F内は本実施形態のピエゾファン100の自由端から送り出された風の状態を示す。これらに示されるように、本実施形態のピエゾファン100では、従来のピエゾファンに比べて風の横漏れが少なく、風向が拡散しておらず、指向性が高められており、風量が多く風速が強いことがわかる。
また、図5(b)の矢印Gは、第2の面114及び第3の面116の取付け範囲を示し、図5(a)の楕円Hの部分は図5(b)の矢印Gに対応する位置の風量及び風向を示す。これらに示されるように、本実施形態のピエゾファン100では、従来のピエゾファンに比べて、ピエゾファン100の側方からの風の横漏れが少ないことがわかる。なお、本実施形態のピエゾファン100においても、図5(b)の楕円I内に示されるように、第2の面114及び第3の面116よりも固定端側の部分においては、横漏れが少し発生するが、この部分は固定端110bに近くピエゾファン100の振動の大きさも小さいため、風量及び風向に対する影響は大きくないと思われる。なお、この部分の風の横漏れを防ぎたい場合は、第1面112に対する第2面114及び第3面116の取り付け幅を大きくし、この部分にも第2の面114及び第3の面116が設けられるようにして対応することができる。第1面112に対する第2面114及び第3面116の取り付け幅は任意であり、ピエゾファン100の構造との兼ね合いによって設定されることができる。
このように、本実施形態のピエゾファン100は、第1の面112と第2の面114及び第3の面116とが一体に構成されていることにより、第1の面112と第2の面114及び第3の面116とのクリアランスがゼロである。このため、従来のピエゾファンに比べて風の横漏れが少なく、風向が拡散しておらず、指向性が高められており、風量が多く風速が強くなる。
一方、従来のピエゾファンでは、本実施形態の第2の面114及び第3の面116に相当する部分が存在せず、第1の面112のみで構成されているため、図4(a)及び図5(a)に示すように、横漏れが大量に発生する。このため、自由端から送り出される風量が小さく、風速も小さくなる。なお、このような従来のピエゾファンは、ヒートシンクのブレード間に配置して用いられる場合がある。このような場合、ピエゾファンの両側部にブレードが存在することになるが、ピエゾファンとブレードとの間には接触を防止するためにクリアランスが設けられており、横漏れした風は隙間を通って移動する。このため、従来のピエゾファンをヒートシンクのブレード間に配置した場合でも、風向が拡散して、ピエゾファンの自由端から送り出される風量が小さくなり、風速が弱くなる。
これに対し、本実施形態のピエゾファン100は、図6に示したように、ヒートシンク300の後方に設置することができる。ヒートシンク300は、並設される複数のブレード310を備えており、電子部品の冷却に用いられる。上述したように、交流電源130から圧電素子120に電圧が印加されると、ピエゾファン100が圧電素子120の厚み方向(図6中矢印B方向)にうちわ状に屈曲振動を行う。これにより、ピエゾファン100は固定端110b側から空気を取り込み、図6中矢印Jで示したように、自由端110aから風を送り出す。送り出された風は、図6中矢印Kで示したように、ピエゾファン100の前方のヒートシンク300の複数のブレード310間を通過する。
この際、ピエゾファン100とヒートシンク300との間隔は適宜設定することができる。ピエゾファン100とヒートシンク300の間隔が小さいほど、ヒートシンク300を通過する風量及び風速が大きくなり、冷却の効率が向上する。また、ピエゾファン100をヒートシンク300の後方に配設することにより、ヒートシンク300の隣り合うブレード310の間隔に合わせて、ピエゾファン100の幅を調整する必要がない。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、送風部材110の自由端110a側をHの字型に形成したことによって、風の横漏れを効果的に防ぐことができ、風の方向性を高めることができる。このようにして、冷却対象に対して、効果的に風を送ることが可能である。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態の応用例であり、以下の説明及び図面において、第1の実施形態と同様の機能を有する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
上記第1の実施形態では、図1に示したように、ピエゾファン100の自由端110a側の第1の面112、第2の面114及び第3の面116のそれぞれの端部を一致させた例について説明した。本実施形態のピエゾファン200においては、図7に示したように、第2の面114及び第3の面116の端部114b、116bの位置を第1の面112の端部112aの位置よりも突出させる構成とする。このような構成により、第1の面112の先端から送り出された風が拡散することが一層防止される。このため、風量及び風速が大きくなるとともに、風向の指向性が高められる。
また、本実施形態では、ヒートシンク300の一部を、第1の面112、第2の面114及び第3の面116によって画成される空間に挿入することができる。これにより、第1の面112から送り出された風がほとんど拡散することなくヒートシンク300を通過することができる。
なお、本実施形態では、第2の面114及び第3の面116の両方の端部114b、116bの位置を第1の面112の端部112aの位置よりも突出させた。しかし、例えば、ピエゾファン200の周りに他の構成部品が近接配置されている場合、他の構成部品への干渉を防止する必要が生じる。このため、第2の面114及び第3の面116のどちらか一方を突出させたり、第2の面114及び第3の面116の両方又は一方の端部114b、116bの位置を第1の面112の端部112aの位置より後退させたりしてもよい。このように第1の面112に対する第2の面114及び第3の面116の位置は、任意に変更することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態の応用例であり、以下の説明及び図面において、第1の実施形態と同様の機能を有する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
上記第1の実施形態では、図1に示したように、第1の面112から上下方向に突出する第2の面114及び第3の面116の突出高さを上下対称にする例について説明した。本実施形態のピエゾファン300では、図8に示したように、第1の面112から上下方向に突出する第2の面114及び第3の面116の突出高さを上下非対称にした。図8に示した一例では、上方への突出高さを大きくした。
このように突出高さを上下非対称にすることにより、より大きく突出している面から送り出される風量及び風速が大きくなる。また、第2の面114及び第3の面116に近接して配置されている他の部品がある場合、突出高さを上下非対称にすることにより、第2の面114及び第3の面116と他の部品との間隔を大きくすることができるので、ピエゾファン300が屈曲振動した際に、他の部品に当接することが防止される。
なお、本実施形態の別の例として、図9に示すように、第1の面112の下方への第2の面114及び第3の面116の突出高さをゼロにして、上方のみ突出させて、自由端110a側から見た形状がコ字状となるようにしてもよい。なお、逆に、第1の面112の下方のみ第2の面114及び第3の面116を突出させた形状としてもよい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態の応用例であり、以下の説明及び図面において、第1の実施形態と同様の機能を有する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
上記第1の実施形態では、第1の面112の両側部に第2の面114及び第3の面116を設ける例について説明した。本実施形態のピエゾファン400では、第2の面114と第3の面116のどちらか一方を設ける。一例として、図10では、第3の面116のみを設けた構成となっている。これにより、第1の面112に近接して配置されている他の部品がある場合、ピエゾファン400が屈曲振動した際に、当接することが防止される。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態の応用例であり、以下の説明及び図面において、第1の実施形態と同様の機能を有する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
上記第1の実施形態では、図1に示したように、第1の面112が長方形状である例について説明した。本実施形態のピエゾファン500では、図11に示したように、第1の面112に、これの固定端110b側の幅W1を自由端110a側の幅W2よりも小さくした小幅部112bを形成した。この小幅部112bの長さは任意である。
さらに、本実施形態のピエゾファン500では、図11及び図12に示したように、第2の面114及び第3の面116を第1の面112の圧電素子120の近傍まで設けた。圧電素子120が設けられている第1の面112の小幅部112bの幅W1は自由端110a側の幅W2よりも小さいため、第2の面114及び第3の面116は、小幅部112bとは連結されず、小幅部112bとの間に隙間が形成される。
第1の面112のうち第2の面114及び第3の面116と連結されている部分は屈曲振動しないが、小幅部112bは第2の面114及び第3の面116と連結されていないため屈曲振動する。これにより、本実施形態のピエゾファン500は、第1の面112の圧電素子120の近傍まで設けられた第2の面114及び第3の面116により圧電素子120近傍まで風の横漏れを少なくすることができる。よって、風向の拡散が抑えられ、指向性が高められ、風量が多く風速が強くなる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態の応用例であり、以下の説明及び図面において、第1の実施形態と同様の機能を有する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
上記第1の実施形態では、図1に示したように、第2の面114及び第3の面116は長方形状であるが、本実施形態のピエゾファン600では、図13に示したように、第2の面114及び第3の面116を自由端110a側に向かって幅が広がる台形状とした。
以上のように構成される送風部材110を用いたピエゾファン600も、上記第1の実施形態と同様に、風量及び風速が大きくなるとともに、風向の指向性が高められる。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態の応用例であり、以下の説明及び図面において、第1の実施形態と同様の機能を有する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
上記第1の実施形態では、図2に示したように、送風部材110の第1の面112、第2の面114及び第3の面116が一体に構成される。本実施形態のピエゾファン700では、図14に示したように、送風部材110の第1の面112、第2の面114及び第3の面116を、異なる部品で構成することができる。図14の例では、第2の面114と第3の面116の短手方向中央位置に、長手方向全長にわたって嵌合溝114a、116aがそれぞれ形成されている。嵌合溝114a、116aは、図14の矢印Lで示すように、第1の面111の両側縁部がそれぞれ挿入されてそれぞれと嵌合する。このようにして、図2と同様に、送風部材110の自由端110a側から見た形状をHの字型にすることができる。
なお、図14に示した例とは、結合の凹凸構造を逆にしてもよい。すなわち、第1の面112に嵌合溝を設け、第2の面114及び第3の面116に突条を設けて、第1の面112の嵌合溝に第2の面114及び第3の面116に突条を嵌合させるようにしてもよい。この場合の突条や嵌合溝は、製造や組み付けの容易性や位置ずれ防止等のために、さまざまな形状・構造を採用することができる。
以上のように構成される送風部材110を用いたピエゾファン700も、上記第1の実施形態と同様に、風量及び風速が大きくなるとともに、風向の指向性が高められる。
なお、図14に示したように、送風部材110の第1の面112、第2の面114及び第3の面116を異なる部品で構成した場合には、これら第1の面112、第2の面114、第3の面116を異なる材質で構成してもよい。
より詳細には、第1の面112は、扇動するものであることから、第2の面114及び第3の面116よりも、曲げ強度の高い材質で構成することができる。かかる構成によれば、ピエゾファン100の強度を高めて、寿命を延ばすことができる。
また、第2の面114及び第3の面116は、風の方向性を決めるために用いるものであることから、第1の面112よりも比重の小さい材質で構成することができる。かかる構成によれば、ピエゾファンの全体の重量を小さくすることができ、ピエゾファン500の強度を高めて、寿命を延ばすことができる。
また、図2及び図14に示した例とは異なり、第1の面112と、第2の面114と第3の面116のいずれか一方のみを一体に構成し、他方を別の部品で構成してもよい。すなわち、第1の面112と第2の面114を一体に構成し、第3の面116を別の部品で構成したり、第1の面112と第3の面116を一体に構成し、第2の面114を別の部品で構成したりしてもよい。
なお、第2の実施形態、第3の実施形態、第4の実施形態、第5の実施形態、及び第6の実施形態のピエゾファン200、300、400、500、600についても、第7の実施形態と同様に、第1の面112と、第2の面114と第3の面116とを別部材で構成したり、それぞれ異なる材質及び異なる強度としたりしてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、第2の面114及び第3の面116を第1の面112に対して垂直であり互いに平行に構成したが、本発明はこれに限定されない。ピエゾファン100と冷却対象の配置や、付近のその他の部品の配置などによって、発生させる風向、風量などを任意に変化せるために、第1の面112に対する第2の面114及び第3の面116の角度や、第2の面114と第3の面116との角度を任意に変更することができる。
また、上記第2〜第7の実施形態は、いずれも第1の実施形態の応用例であるが、これらの応用例は、一又は二以上を任意に組み合わせることが可能である。
100 ピエゾファン
110 送風部材
110a 自由端
110b 固定端
112 第1の面
114 第2の面
114a 嵌合溝
116 第3の面
116a 嵌合溝
120 圧電素子
130 交流電源

Claims (7)

  1. 自由端及び固定端を有する送風部材と、前記送風部材に固着される板状の圧電素子とを備え、前記圧電素子によって前記送風部材の自由端が振動させられるように構成されるピエゾファンであって、
    前記送風部材が、前記圧電素子が固着される振動面と、前記振動面の一方または両方の側縁に設けられる側面と、からなり、
    前記自由端は、前記送風部材の全体で1つ形成され
    前記送風部材の前記自由端の形状がHの字型であることを特徴とする、ピエゾファン。
  2. 前記側面は、前記振動面の両面からの突出高さが非対称であることを特徴とする、請求項に記載のピエゾファン。
  3. 自由端及び固定端を有する送風部材と、前記送風部材に固着される板状の圧電素子とを備え、前記圧電素子によって前記送風部材の自由端が振動させられるように構成されるピエゾファンであって、
    前記送風部材が、前記圧電素子が固着される振動面と、前記振動面の一方または両方の側縁に設けられる側面と、からなり、
    前記自由端は、前記送風部材の全体で1つ形成され、
    前記振動面の自由端側の端部よりも前記側面の自由端側の一方又は両方の端部が突出していることを特徴とする、ピエゾファン。
  4. 自由端及び固定端を有する送風部材と、前記送風部材に固着される板状の圧電素子とを備え、前記圧電素子によって前記送風部材の自由端が振動させられるように構成されるピエゾファンであって、
    前記送風部材が、前記圧電素子が固着される振動面と、前記振動面の一方または両方の側縁に設けられる側面と、からなり、
    前記自由端は、前記送風部材の全体で1つ形成され、
    前記振動面と前記側面とは、別の部品で構成されることを特徴とする、ピエゾファン。
  5. 前記振動面と前記側面とは、異なる材質で構成されることを特徴とする、請求項に記載のピエゾファン。
  6. 前記振動面は、前記側面よりも曲げ強度の高い材質で構成されることを特徴とする、請求項に記載のピエゾファン。
  7. 前記側面は、前記振動面よりも比重の小さい材質で構成されることを特徴とする、請求項に記載のピエゾファン。
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