JP5789501B2 - 釣糸ガイド - Google Patents

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Description

本発明は、強化繊維を含浸する樹脂材料により形成された釣糸ガイド及び、その釣糸ガイドを備える釣竿に関する。
一般的な魚釣用竿杆(以下、釣竿と称する)の中で、複数の釣糸外通し用釣糸ガイド(以下、釣糸ガイドと称する)が設けられた釣竿がある。これらの釣竿に設けられる釣糸ガイドは、使用するリールのタイプにより竿の上面又は下面のいずれかに取り付けられている。
これらの釣糸ガイドは、通常、チタンやステンレス等の金属材料からなるフレームに、釣糸を挿通させて支持するSiC等からなるガイドリングが嵌め込まれて構成されている。釣竿の製造技術の進歩に伴い、強度が改善され、細径化に伴う竿重量の軽量化が実現されている。この軽量化を実現した釣竿に、金属フレームを有する釣糸ガイドを多数取り付けた場合、竿の軽量化を妨げる要因となっている。
このような金属材料からなる釣糸ガイドに対して、例えば、特許文献1には、プリプレグ、即ち、熱硬化性樹脂で被覆した複数層に亘るカーボン素材等の強化繊維による織布基材でフレームを形成することにより軽量化を実現した釣糸ガイドが提案されている。
特開2011−004651号公報
前述した特許文献1には、1つの固定部に繋がる一脚(所謂、シングルフット)の支脚部を有する釣糸ガイド及び、2つの固定部に 繋がる二脚(所謂、ダブルフット)の支脚部を有する釣糸ガイドが提案されている。これらの釣糸ガイドは、シート形状を成し、カーボン繊維等を平織りに編み上げた織布又は、各繊維を横並びの配列した布状に形成されている熱硬化樹脂、所謂、プリグレにより形成されている。
これらの釣糸ガイドは、複数枚のプリグレを重ね合わせて、プレス及び熱処理により成形し、釣糸ガイドを削りだし又は型抜きを行って作製している。この釣糸ガイドは、熱硬化樹脂で形成されており、強度を高く保ち且つ、耐久性を持たせるためには、弾性を利用して、魚釣時に掛かる負荷に対して、負荷の分散や支脚のねじれを防止する必要がある。
そこで本発明は、強化繊維を含む熱硬化樹脂により軽量化が図られ、且つ高い強度と耐久性を有する釣糸ガイド及び、その釣糸ガイドを備える釣竿を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に従う実施形態は、強化繊維を含む複数のシート状の合成樹脂が積層された繊維強化樹脂層により一体的に形成され、釣糸を案内する環状の釣糸案内部と、前記釣糸案内部の端部から一方に延伸し、先端に、竿杆に固定するための第1の固定部が設けられた第1の脚部と、前記釣糸案内部の1箇所又は2箇所の端部から分岐して他方に張り出し、弓形に丸く湾曲させた形状の撓みを有して延伸し、先端に、竿杆に固定するための1つの第2の固定部が設けられた第2の脚部と、を具備し、、前記第1の脚部及び前記第2の脚部をそれぞれに形成する第1の繊維強化樹脂層及び第2の繊維強化樹脂層に加えて、両方の脚部下層に渡って掛かる第3の繊維強化樹脂層を含み、前記第1の脚部及び前記第2の脚部の少なくとも一方は、前記竿杆の厚さよりも幅が広い断面形状に形成され前記第1の脚部及び前記第2の脚部に掛かる負荷による広がり又は狭まりの変形に対して前記弓形の撓みにより弾性的に緩和することを特徴とする釣糸ガイドを提供する。
本発明によれば、軽量で且つ強化繊維の配列方向に応じて、更に釣糸案内部における強度の増強が図られた釣糸ガイド及び、その釣糸ガイドを備える釣竿を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る釣糸ガイドを備える釣竿の外観構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態における釣糸ガイドの外観構成を示す図である。 図3は、第1の実施形態における釣糸ガイドの側面から見た外観構成を示す図である。 図4は、第1の実施形態における釣糸ガイドを正面から見た外観構成を示す図である。 図5は、第1の実施形態における釣糸ガイドを形成するプレス成形による製造を概念的に示す図である。 図6は、第1の実施形態におけるプレス成形により製造された釣糸ガイドを含む硬化されたプリプレグ成形品の外観構成を示す図である。 図7(a)は、第2の実施形態における釣糸ガイドの断面構成を示す図、図7(b)は、釣糸ガイドを側方から見た概観構成を示す図、図7(c)は、釣糸ガイドの上から見た概観構成を示す図、図7(d)は、釣糸ガイドを正面から見た概観構成を示す図、図7(e)は、釣糸ガイドを後方から見た概観構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドを備える釣竿の外観構成を示す図、図2は、第1の実施形態における釣糸ガイドの外観構成を示す図、図3は、第1の実施形態における釣糸ガイドの側面から見た外観構成を示す図、図4は、第1の実施形態における釣糸ガイドを正面から見た外観構成を示す図である。
本実施形態の釣竿1は、バット2のリールシート3に図示しない両軸リール(又はベイトリール)を搭載するタイプであり、竿本体4の上面には複数の釣糸ガイド5が間隔を空けて設けられ、竿先にはトップガイド6が設けられている。以下の説明において、釣竿の竿先側を前方とし、竿尻側を後方とする。
この釣糸ガイド5は、後述する樹脂を含浸した繊維強化樹脂材料により形成されたフレーム8と、SiC等からなるガイドリング7とで構成されている。ガイドリング7は、フレーム8の上部に設けられた環形状のリング保持部(釣糸案内部)8aに嵌め込まれている。尚、以下を含む各実施形態において、リング保持部8aは、円、楕円、長丸、トラック形等の環状であり、その端部とは、周端上の全て、例えば、上端、下端、側端を含んでいる。
図2乃至図4には、一例として、二脚の支脚部8b,8cを有する釣糸ガイド5を示している。これらの支脚部8b,8cは、釣糸(道糸)を釣竿から所定の距離を離間させるための高さ(長さ)を有している。本実施形態の説明にあたり、この釣糸ガイドの二脚のうち、リング保持部(釣糸案内部)8aから略直線的に延びて、固定部(第1の固定部)8eに繋がる脚を竿に固定するための主脚部(第1の脚部)8cと称する。また、他方のリング保持部8aから分岐して固定部(第2の固定部)8dに繋がる弓形(湾曲)に反った脚を、主脚部8cを支持し且つ糸がらみを防止するための補助脚部(第2の脚部)8bと称する。勿論、釣糸ガイド5は、いずれの脚部を竿先又は竿尻に向けて固定してもよく、脚部における主又は補助の関係は限定されるものではない。
主脚部8cは、リング保持部8aの途中2箇所からフレーム面に沿って延伸して、軽量化を図る肉抜きによるV字形状を成し、水平に屈曲して固定部8eに繋がっている。主脚部8cは、厚さt1に比べて幅t3が広くなるように形成され、特に、固定部8eの近傍に生じるねじれに対して強化されている。
補助脚部8bは、リング保持部8aの途中の外側2箇所から斜め下方に分岐して、釣糸の絡まりを防止するガイドを行うためにV字形状を成し、外側に拡がるように湾曲形状を成して伸び、屈曲して水平な固定部8dに繋がっている。補助脚部8bにおいても主脚部8cと同様に、厚さt2に比べて幅t4が広くなるように形成されている。また、本実施形態では、固定部8e,8dの近傍の主脚部8c及び補助脚部8bの部分は、平板状(矩形)の断面形状であるが、金型又は削仕出しにより、アーチ形の断面形状に加工して、ねじれに対して強化してもよい。それぞれの固定部8d,8eは、釣竿の所定位置に載置し、糸を巻き付けて固定され、糸表面から樹脂等によりラッピング及びコーティング処理が施される。
フレーム8を形成するためのプリプレグは、多数の直線的に伸びる強化繊維例えば、炭素繊維が同一方向に配列又は平織り等に編み込まれて、熱加工により硬化するマトリックス樹脂に含浸されたシート部材である。尚、強化繊維が同一方向に配列されたプリプレグを使用する場合には、それぞれのシート部材の強化繊維を配列方向が交差する方向になるようにずらして重ねられている。
また、マトリックス樹脂としては、熱硬化樹脂又は、熱可塑樹脂が適用でき、例えば、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等を用いることができる。本実施形態における強化繊維としては、炭素繊維の他に、硝子繊維、アラミド繊維、金属繊維、又は合成樹脂繊維等を用いることが可能である。
図5は、本実施形態の釣糸ガイドを形成するためのプレス成形による製造を概念的に示す図である。図6は、プレス成形により製造された釣糸ガイドを含む硬化されたプリプレグ成形品の外観構成を示す図である。
図6に示すように、フレーム8は、複数の薄いプリプレグが積み重ねられた積層シート11(第1の繊維強化樹脂層)、積層シート12(第2の繊維強化樹脂層)及び積層シート13(第3の繊維強化樹脂層)を当接して熱硬化されて形成される。
次に、プレス成形するための金型15,16,17のそれぞれに、これらの積層シート11,12,13を装填する。これらの金型の表面には、積層シートをセットするための凹部が設けられている。また、金型15,16への積層シート11,12の装填保持は、機械的部品例えば、金属ツメ等で保持させてもよいし、静電吸着等の電気的に保持させてもよい。尚、成形後に積層シートを外しやすいように剥離剤を塗布させてもよい。
次に、金型15,16,17を加工装置(図示せず)により、図5に示すように、所定の位置で当接させる。そして、金型15,16,17を加圧しつつ、加熱して、熱硬化処理を行い、冷却された金型15,16,17から図6に示すようなプリプレグ成形品18が取り出される。熱硬化されたプリプレグ成形品18は、それぞれのシートの樹脂が溶解して、互いに密着するように形成されている。
このプリプレグ成形品18からフレーム8を切り出す。切り出す手法としては、例として、レーザ光、ウォータジェット又は、刃具を用いた装置例えば、レーザ加工装置、ウォータジェット加工装置、樹脂NC加工装置等を用いることができる。フレーム8を切り出す手法は特に限定されるものではない。
尚、この切り出しが行われる際に、例えば、固定部の底面を竿本体に座りがよくなるように曲面加工を施してもよいし、固定部の上面で固定用の糸の掛かりがよくなるように溝加工を施してもよい。また、フレーム8に対しては、それぞれのエッジからの割れ防止やバリを取るための面取り加工やバレル研磨加工を施してもよい。他にも、表面保護のために重量が増えない程度の膜厚で硬度のある部材(例えば、セラミック、硝子又は、(塩水による)耐腐食性を有する金属等)により被膜処理を施してもよい。その膜形成は、物理的気層成長技術(PVD:蒸着方法又はスパッタリング方法等)又は化学的気層成長技術(CVD:CVD方法)を用いることができる。
その後、完成したフレーム8のリング保持部8aに通常の手法を用いてガイドリング7が嵌め込まれ、接着剤等で固定されている。また、使用される釣竿による負荷や釣糸の種類によっては、必ずしもガイドリングは必要ではなく、リング保持部内面を鏡面状に研磨加工してもよいし、別途、硬質部材をラミネートする表面加工を行ってもよく、釣糸を案内しやすいように加工されればよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、釣糸ガイドが強化繊維を含む熱硬化樹脂により軽量化を実現できる。更に、釣糸ガイドの主脚部8c及び補助脚部8bにおいて 厚さt1,t2に比べて幅t3,t4が広くなるように形成することにより、魚釣時に掛かる負荷の方向(曲がり方向)に対して変形しやすくなり、負荷の分散が図られる。さらに、比強度が高くなり、軽量化が図られ、また、リング保持部8aに生じたねじれを抑制することができる。また、このねじれ抑制の作用により、釣糸の巻き取り又は送り出し時に、断続的にもたらされるねじれを抑制して、釣糸ガイドの振動を小さくさせることができる。
尚、本実施形態は、補助脚部8bに釣糸の絡まり防止の機能を持たせたため、外側に貼り出るように湾曲させた形状であったが、撓みの機能としては、内側(固定時の竿側)に入り込むように湾曲させた形状であってもよいし、外側と内側への湾曲を組み合わせた形状であってもよい。更に、補助脚部8bは、リング保持部8aから分岐する構成であったが、これに限定されるものではなく、リング保持部8aの近傍の主脚部8cから分岐する構成であってもよい。この場合にも、補助脚部8bは、上方向又は下方向に撓むように湾曲する形状である。
また、主脚部8c及び補助脚部8bのうちの少なくとも一方の脚部を外側に張り出すように湾曲させた形状にすることにより撓みを持たせて、竿の曲がりや釣糸の負荷による両方の脚部に掛かる広がりや狭まりの変形に対して弾性的に対応して、分岐箇所に加わる負荷を軽減することができ、高い強度及び耐久性を維持することが実現できる。
このような釣糸ガイドを複数設けた釣竿は、竿全体の軽量化を実現し、釣糸ガイドの脚部の撓みにより、釣竿本来のしなやかな柔軟性を損なわず、扱いやすい釣竿を実現できる。
[第2の実施形態]
図7(a)乃至(c)は、第2の実施形態における釣糸ガイドの構成を示す図である。図7(a)は、釣糸ガイドの断面構成を示す図、図7(b)は、釣糸ガイドを側方から見た概観構成を示す図、図7(c)は、釣糸ガイドの上から見た概観構成を示す図、図7(d)は、釣糸ガイドを正面から見た概観構成を示す図、図7(e)は、釣糸ガイドを後方から見た概観構成を示す図である。本実施形態の釣糸ガイド20は、竿先側に設けられる小型釣糸ガイドに好適する形状である。
本実施形態の釣糸ガイド20は、前述した第1の実施形態と同様に、樹脂を含浸した繊維強化樹脂材料(プリグレ)を重ねた積層シートにより形成されている。この釣糸ガイド20の補助脚部23aは、リング保持部21の頂部から分岐して、釣糸の絡まりを防止するガイドを行うために二分されてV字形状を成し、外側に拡がるように湾曲形状で上方向に撓むように伸び、水平な固定部23dに屈曲して繋がっている。また、主脚部22aは、リング保持部21の下方から延出し、直後に屈曲して固定部22bに繋がっている。リング保持部21にはガイドリング24が嵌め込まれ、接着剤等で固定されている。ガイドリング24は、必ずしも必要ではなくリング保持部21を鏡面研磨して用いてもよい。
本実施形態においても、主脚部22a及び補助脚部23aは、共に、厚さt1,t2に比べて幅t3,t4が広くなるように形成され、特に、固定部22b,23bの近傍に生じるねじれに対して強化されている。また、主脚部22a及び補助脚部23aの断面形状においても、矩形の断面形状だけではなく、アーチ型断面形状に加工してもよい。
この釣糸ガイド20は、図示しない金型により、図7(b)に示すように、主脚部22aを形成する積層シート22と、補助脚部23aを形成する積層シート23とが線形に繋がるように、それぞれの端部どうしが重ね合わせられて形成される。尚、本実施形態の支脚の撓みを持つ湾曲形状は、釣竿の先端に設けられるトップガイドに対しても容易に適用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、釣糸ガイドが強化繊維を含む熱硬化樹脂により軽量化を実現できる。更に、釣糸ガイドの補助脚部23aがリング保持部21の頂部から分岐して湾曲させて設けられているため、小型の釣糸ガイドであっても、十分な撓みによる柔軟性(弾性)を有している。
釣糸ガイドは、竿の先の曲がりに追従して無理なく、両方の脚部に掛かる広がりや狭まりの変形に対して弾性的に対応して、分岐箇所に加わる負荷を軽減することができ、高い強度及び耐久性を維持することが実現できる。また、主脚部22a及び補助脚部の厚みよりも幅を広くすることで、ねじれ難くすることができる。
本実施形態の釣糸ガイドを複数設けた釣竿は、竿全体の軽量化を実現し、釣糸ガイドの脚部の撓みにより、釣竿本来のしなやかな柔軟性を損なわず、扱いやすい釣竿を実現できる。
1…釣竿、2…バット、3…リールシート、4…竿本体、5,31,41…釣糸ガイド、6…トップガイド、7…ガイドリング、8…フレーム、8a,21…リング保持部、8b,23a…補助脚部,8c,22a…主脚部、8e,8f,22b,23b…固定部、11,12,13,22,23…積層シート、15,16,17…金型、18…プリプレグ成形品。

Claims (4)

  1. 強化繊維を含む複数のシート状の合成樹脂が積層された繊維強化樹脂層により一体的に形成され、
    釣糸を案内する環状の釣糸案内部と、
    前記釣糸案内部の端部から一方に延伸し、先端に、竿杆に固定するための第1の固定部が設けられた第1の脚部と、
    前記釣糸案内部の1箇所又は2箇所の端部から分岐して他方に張り出し、弓形に丸く湾曲させた形状の撓みを有して延伸し、先端に、竿杆に固定するための1つの第2の固定部が設けられた第2の脚部と、
    を具備し、
    前記第1の脚部及び前記第2の脚部をそれぞれに形成する第1の繊維強化樹脂層及び第2の繊維強化樹脂層に加えて、両方の脚部下層に渡って掛かる第3の繊維強化樹脂層を含み、前記第1の脚部及び前記第2の脚部の少なくとも一方は、前記竿杆の厚さよりも幅が広い断面形状に形成され、前記第1の脚部及び前記第2の脚部に掛かる負荷による広がり及び狭まりの変形に対して前記弓形の撓みにより弾性的に対応することを特徴とする釣糸ガイド。
  2. 前記釣糸ガイドにおいて、
    前記第1の脚部は、前記釣糸案内部の下端部から延伸して前記第1の固定部に繋げられ、
    前記第2の脚部は、前記釣糸案内部の2箇所の側端部からそれぞれに分岐して張り出し、それぞれが湾曲状で上方向又は下方向への撓みを有して延伸し、前記第2の固定部に繋げられることを特徴とする請求項1に記載の釣糸ガイド。
  3. 前記釣糸ガイドにおいて、
    前記第1の脚部は、前記釣糸案内部の下端部から延伸して前記第1の固定部に繋げられ、
    前記第2の脚部は、前記釣糸案内部の頂部から分岐し、二分して張り出して弓形で上方向又は下方向への撓みを有して延伸し、前記第2の固定部に繋げられることを特徴とする請求項1に記載の釣糸ガイド。
  4. 前記釣糸ガイドにおいて、
    前記第1の脚部及び前記第2の脚部は、共に、厚さよりも幅が広い、矩形又はアーチ形状のいずれかの断面形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の釣糸ガイド。
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