JP5788962B2 - 空気から水を抽出するための装置、ならびに飲料水を製造するためのシステムおよび機械 - Google Patents

空気から水を抽出するための装置、ならびに飲料水を製造するためのシステムおよび機械 Download PDF

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Description

本発明は空気に含まれる水を抽出するための装置に関する。本発明はまた、空気に含まれる水を抽出するための装置を含む、飲料水を製造するためのシステムに関する。本発明はまた、飲料水を製造するためのシステムを含む、機械に関する。
飲料水を製造するための異なる公知の機械は、水蒸気形態で空気中に存在する水を凝縮により抽出する。特許文献1および特許文献2はそのような機械を目的とする。これらの機械の主な性能基準は、機械の稼働エネルギー単位当たりに製造される水の量である。
欧州特許第0597716号明細書 欧州特許第0891523号明細書
より良い性能で空気から水を製造するための機械についての必要性が依然として存在する。
したがって、本発明は、凝縮によって空気に含まれる水を抽出するための装置であって、前記装置は、
空気流を生成するためのファンと、
前記ファンにより生成される空気流中の水を凝縮するための熱伝導流体蒸発器と、
前記蒸発器によって蒸発された熱伝導流体を圧縮するための圧縮器であって、前記圧縮器は、空気流において前記蒸発器の下流に配置される、圧縮器と、を備える装置を提案する。
一つの代替によれば、ファンは蒸発器上に空気流を押し進める。
一つの代替によれば、抽出装置は、ファンにより生成された空気流のための密閉パイプを備え、そのパイプは、ファン、蒸発器および圧縮器の間で空気流を流す。
一つの代替によれば、抽出装置は、
圧縮器により圧縮された流体を凝縮するための熱伝導流体凝縮器と、
蒸発器の上流の熱交換流体注入口と、
凝縮器の下流の熱交換流体排出口と、
を備え、熱交換流体注入口および熱交換流体排出口は、排出口から注入口の方向へ熱交換流体が戻る回路に接続されるように設けられる。
一つの代替によれば、抽出装置は、
圧縮器によって圧縮された流体を凝縮するための凝縮器と、
凝縮器によって凝縮された流体を凝縮器の下流で脱水するための脱水器と、
脱水器により脱水された流体を膨張させるための膨張器と、
膨張器により膨張された熱伝導流体の圧力に応じて脱水器の閉塞を測定するための圧力スイッチと、を備える。
一つの代替によれば、抽出装置は、空気から飲料水を製造するためのシステムにおいて、交換可能に設置されるように構成されるブロックで配置される。
本発明はまた、空気から飲料水を製造するためのシステムであって、
空気に含まれる水を抽出するための前述の装置と、
システムの外部の空気の温度および湿度を測定するためのセンサと、
センサにより提供される温度および湿度の測定値に応じて空気に含まれる水の抽出を制御する、制御ユニットと、
を備える、空気から飲料水を製造するためのシステムを提案する。
一つの代替によれば、空気に含まれる水を抽出するための装置は、蒸発器の上流に熱伝導流体を選択的に戻すために、蒸発器と圧縮器との間に熱伝導ソレノイドバルブを含み、そのソレノイドバルブは、蒸発器の温度を調節するように制御される。
一つの代替によれば、システムは、フィルタを備え、そのフィルタは、空気流を物理的に濾過するための部分および空気流の衛生的処理をするための部分を含み、衛生的処理をする部分は、細菌または微生物発生を回避するように処理された物理的フィルタ、プラズマフィルタ、および紫外線発光ダイオードフィルタからなる群から選択される。
一つの代替によれば、システムは、
抽出した水を収集するための収集槽であって、その収集槽は、抽出した水を重力により収集する、収集槽と、
収集槽により収集した水を貯蓄するための貯蓄槽と、
貯蓄槽に貯蓄した水をポンプでくみ上げるためのポンプと、
をさらに備え、ポンプは、貯蓄した水を使用者により消費されるように設けられ、ポンプの作動時間によりポンプでくみ上げられる水の体積を決定し、制御ユニットが、消費のためにポンプでくみ上げられる水の体積に応じて抽出装置による空気に含まれる水の抽出を制御する。
一つの代替によれば、システムは、貯蓄槽に貯蓄された水のための冷却回路をさらに備え、その冷却回路は、
貯蓄された水を冷却するための貯蓄槽の外側に巻かれた熱交換器と、
貯蓄された水より低い温度を有する熱伝導流体を熱交換器に提供するための冷却回路の残部と、を備える。
一つの代替によれば、システムは、貯蓄された水を処理するためのフィルタのセットをさらに備え、そのフィルタのセットは、セディメントフィルタ、圧縮された活性炭フィルタ、および限外濾過膜からなる群から選択される少なくとも1つのフィルタを含み、そのフィルタのセットはポンプによりくみ上げられた水を濾過する。
一つの代替によれば、システムは、
フィルタのセットにより濾過された水のための貯蓄槽における放出回路と、
放出回路と、濾過された貯蓄された水を使用者が消費するための消費回路との間で濾過された水を切り替えるためのソレノイドバルブと、をさらに備える。
一つの代替によれば、システムは、貯蓄層に貯蓄された水の衛生的処理をするための紫外線ランプを備える。
本発明はまた、空気から飲料水を製造するための機械であって、その機械は、
貯蓄槽を含む下側部分と、抽出装置を含む中間部分と、制御ユニットを含む上側部分とを含む、3つの部分に高さ方向に分けられる、空気から飲料水を製造するための上述のシステムと、
機械の異なる部分に対するシステムのケーブルの経路のための中空プラスチック管を含む構造と、
を含む、機械を提案する。
一つの代替によれば、サーバー上の集中された情報ストレージまたはリモートトラブルシューティングユニットにリモートで情報を送信するためのリモート通信デバイスを備え、そのリモート通信デバイスは、送信/受信搬送電流アウトレット、GPRS送信器/受信器、WIFI送信器/受信器からなる群から選択されるリモート通信部を含む。
本発明はまた、飲料水を製造するための機械についての情報をリモート処理するためのアセンブリであって、そのアセンブリは、
上述の機械であって、その機械の制御ユニットが、機械の作動および異常状態についてのデータ収集部を含む、上述の機械と、
情報をリモート送信するためのデバイスであって、そのデバイスは、機械の外部にあり、搬送電流によりデータ収集部と通信するように設けられ、そのデバイスは、収集部により収集されたデータおよびデバイスにより受信されたデータをリモート送信するためのモデムを含む、デバイスと、
モデムを用いて送信デバイスにより送信されたデータを処理するためのソフトウェアと、
を含む、アセンブリを提案する。
本発明はまた、上述のアセンブリを用いて飲料水を製造するための機械からの情報をリモート処理するための方法であって、その方法は、
機械のデータ収集部によって機械の作動および異常状態に関するデータを収集する工程と、
データ収集部により収集されたデータを、搬送電流により、送信デバイスに通信する工程と、
モデムを介して、送信デバイスによりデータをリモート送信する工程であって、データは、処理ソフトウェアにより処理される、工程と、
を含む、方法も提案する。
一つの代替によれば、方法は、データをリモート送信する工程の後、情報をリモート送信するための送信デバイスにより機械の制御を適用するように命令を送信することによって機械の制御を適用する工程をさらに含む。
本発明の他の特徴および利点は、例としておよび図面を参照としてのみ提示する本発明の実施形態の以下の詳細な説明を読んで明らかになるだろう。
空気に含まれる水を抽出するための装置の作動図である。 流体接続を線で示している、飲料水を製造するためのシステムの作動図である。 電気および電子ケーブルを線で示している、飲料水を製造するための機械のケーブルの作動図である。 強制作動および自動作動の間のシステムの作動フローチャートである。
本発明は、凝縮によって空気に含まれる水を抽出するための装置に関する。
図1を参照すると、空気に含まれる水を抽出するための装置30はファン28を備える。ファン28は、空気流に含まれる水を抽出するための装置30の内側に空気流を生じさせる。空気流は図1において破線で示す。空気流の方向は、装置30を通る空気流の上流および下流の実線の矢印で示す。
装置30はまた、熱伝導流体蒸発器32を備える。蒸発器32は、熱伝導流体を空気流と交換するための熱交換器である。蒸発器32における熱伝導流体は、空気流に含まれる水を凝縮するために蒸発器32の下流の空気流の温度より低い温度である。空気流は蒸発器32と接触すると冷却し、空気流が熱伝導流体に送られることにより熱エネルギーが損失し、蒸発する。
蒸発器32は水を凝縮することによって空気流から水を抽出する。空気中の水の飽和蒸気圧はその温度で下がる。高温の空気が含有できる量よりも、低温の空気が気体で水を含有できる量は少ない。このように、冷却することによって空気流は閾値温度以下に達し、空気中の気体形態の水の量は、空気がその温度で含有できる水の閾値を超える。露点に達すると、空気の容量閾値を超える水が凝縮する。したがって、最初に空気流中に気体形態で含まれる水の一部は蒸発器32と接触すると液体になる。
装置30はまた、熱伝導流体を圧縮するための圧縮器34を備え、該圧縮器は蒸発器32の下流の空気流に配置される。蒸発器32の後、空気流は冷え(例えば約11℃の温度で)、圧縮器34を冷却するために圧縮器34上を直接通過する。
このように、装置30が作動されている場合、圧縮器34は絶えず冷却される。水が抽出された空気流は熱を放出し、圧縮器34に送られ、45℃以下の温度に圧縮器を維持できる。この構成は圧縮器34の過熱の問題を回避する。このような構成において、圧縮器34は、絶えず冷却し、安全な作動についての閾値条件、例えば75℃に到達しない。したがって、抽出装置30の作動時間は増加でき、抽出される水の量は多くなる。したがって、装置30は、安全性の理由のために強制的停止に供されず、水を抽出するための条件が理想的になり得る。したがって、装置30は、条件が理想的である時に抽出水を凝縮できるので、圧縮器34およびファン28の作動エネルギー消費を制限する。
好ましくは、圧縮器34は、熱伝導流体のための蒸発器32の下流に配置される。圧縮器34は、空気流と共に、蒸発器32によって蒸発される熱伝導流体を含む。次いで、熱伝導流体回路が、蒸発器32の上流に熱伝導流体を戻すように設けられてもよい。次いで、熱伝導流体は熱力学サイクルを通る。
したがって、抽出装置30により、機械の作動エネルギー単位当たりに抽出される水の量を向上させることが可能となる。したがって、この装置30を、水を製造するためのシステムまたは機械に一体化することにより、向上した性能で空気からの水の生成を得ることが可能となる。
ファン28は、蒸発器32および圧縮器34に対して空気流の上流に配置され得る。ファン28は、蒸発器を通過する空気流を吸引するというより、蒸発器32に対して空気流を押し進める。このような構成により、蒸発器32に対する空気のより十分な通過が可能となる。なぜなら、同じエネルギー消費に関して、蒸発器32に対して空気を押し進めるファンは、蒸発器32で空気を吸引するファンよりも出力が良いからである。
装置30は、ファン28によって生成される空気流のための密閉パイプを備えてもよい。パイプは、ファン28、蒸発器32、および圧縮器34の間で空気流を流す。このように、抽出装置30は、ファン28、蒸発器32、および圧縮器34の間で損失が制限された気密区画である。空気流の全ては蒸発器32を通り、次いで圧縮器34を通る。これにより、密閉パイプを備えない抽出装置より15〜20%近く水の抽出の増加が得られる。この説明の後の表Iに対する参照において、密閉パイプを有さない従来の方法の水の生成システムと、密閉パイプを備える本発明の対象であるシステムとの間で比較試験を行った。両方のシステムは、水機械の同じケーシング(トリムボックス)に配置される。従来のシステムは密閉パイプに配置されないのに対して、本発明の対象であるシステムは、上記のように密閉パイプに配置される。空気注入口および空気排出口に対応する密閉パイプの開口部のみが開口する。出力はdm/hの生成に対応する。
装置30は、熱伝導流体を凝縮するための凝縮器36を備えてもよい。凝縮器36は、熱伝導流体のための圧縮器34の下流に配置される。すなわち、凝縮器36は圧縮器34によって圧縮された流体を凝縮する。
凝縮器36は好ましくは、空気流において、特に装置30の密閉パイプにおいて圧縮器34の下流に配置される。凝縮器36に存在する、圧縮された熱伝導流体は、その熱を、凝縮器36と外側で接触する空気流に移す。圧縮器34の後、まだ気体形態で存在し得る流体は、凝縮器36を構成する管内を進むにつれて徐々に液化する。その排出口において、熱伝導流体は液体で温度が高い。凝縮器36は熱伝導流体の熱力学サイクルに寄与する。
装置30は、熱伝導流体を凝縮するための凝縮器36に加えて、熱伝導流体注入口および熱伝導流体排出口を備えてもよい。熱伝導流体注入口は蒸発器32の上流に配置される。熱伝導流体排出口は凝縮器36の下流に配置される。注入口および排出口は、排出口から注入口の方向へ熱伝導流体を戻す回路に接続されるように設けられ、熱伝導流体が熱力学サイクルを通過できるようにする。
回路は、凝縮器36によって凝縮された流体を脱水するための脱水器42を備えてもよい。脱水器は凝縮器36の下流にある。
回路は、脱水器42により脱水された流体を膨張させるための膨張器を備えてもよい。膨張器44は蒸発器32の上流にある。膨張器44は熱伝導流体のための顕著な圧力降下を提供する。この圧力降下により、蒸発器32を通過する空気流の値より低い値まで温度低下が引き起こされる。膨張器44の下流で、熱伝導流体は、例えば主に15〜20%の蒸気形態を含む液体形態で蒸発器32に再び入る。膨張器44は、温度自動調節膨張器、電子的膨張器、キャピラリー膨張器からなる群から選択されてもよい。
電子的膨張器は、温度プローブおよび調節器に接続される場合、正確かつ最適な調節を可能にする利点を有する。キャピラリー膨張器は、制限された値段および実装を有する簡単な設計(1.2mmの直径を有する単一の管)の利点を有する。温度自動調節膨張器は空気の熱チャージに応じて流体流量を調節する利点を有する。飲料水を製造するためのシステムに関して、温度自動調節膨張器が好ましい。
脱水器42は特に、温度自動調節膨張器の使用の間、有用である。実際に、温度自動調節膨張器を有するいわゆる「液体ボトル」(フランス後で「bouteille liquide」)リザーバを有することが好ましい。次いで、熱伝導流体は、圧縮器34を潤滑させるために熱伝導流体回路に提供される油と混合される、液体ボトルに起因して微量の湿気を含有してもよい。したがって、これにより、圧縮器34の電気モータの銅線の保護鞘をエッチングする非常に強力な酸が生成される。したがって、多孔性および親水性材料において湿気を捕捉することが好ましい。さらに、銅粒子および他の粉末がアセンブリに導入されてもよく、それ故、脱水器42の濾過篩により捕捉される。「ボトル脱水器」は、単一容量内の熱伝導流体に関して、濾過、脱水および緩衝容量をもたらす利点を有する。実際に、膨張器44は、空気の温度に応じて、多かれ少なかれ熱伝導流体を移動させる調節部であり、流体流量を変化させる。この変化はボトルの容積により吸収され、膨張器44に対する熱伝導流体の供給を確実にする。
回路は圧力スイッチ48を備えてもよい。圧力スイッチ48は好ましくは、熱伝導流体回路の低圧部分において、膨張器44の下流および蒸発器32の上流にある。圧力スイッチ48により、熱伝導流体回路における流体の圧力降下を測定することが可能となる。脱水器42のフィルタが閉塞する場合、熱伝導流体の圧力が低下する。次いで、脱水器42の閉塞は熱伝導流体の圧力に応じて決定される。
このように、熱伝導流体の圧力が特定のレベル、例えば2バール以下に降下する場合、圧力スイッチ48により知らせられる制御ユニット80が圧縮器34を切断し得る。圧縮器34に対する損傷は制限され、脱水器42のフィルタの閉塞を示すことが可能となる。圧縮器の寿命が向上する。
熱伝導流体を戻す回路は、抽出装置30とは独立して外側に配置されてもよい。上流に流体を戻す回路のこのような配置により、小型ブロックの形態で装置を有することができる。そのブロックは、空気から飲料水を製造するためのシステムにおいて交換可能に設置されるように構成される。したがって、そのブロックは、飲料水を製造するためのシステムの残りから独立しており、例えばメンテナンスの必要に応じて容易に置換または変更され得る。
代替として、熱伝導流体を戻す回路は装置30に含まれてもよい。次いで熱伝導流体の注入口および排出口はもはや必要とされない。その回路はさらに、上記の脱水器42、膨張器44、圧力スイッチ48を備えてもよい。上記の飲料水を製造するためのシステムに設置される交換可能なブロックの形態の配置もさらに可能である。
飲料水を製造するためのシステムを作動図により図2に示す。そのシステムは上記の抽出装置30を備える。そのシステムはまた、システムの外側の空気の温度および湿度を測定するためのセンサ(参照番号86として図3に示した)を備える。湿度測定または湿度は、空気湿度、すなわち、空気に含まれる気体の水の量を特徴付ける。温度および湿度測定センサ86は、システムにおいて空気流注入口に設置されてもよい。
そのシステムはまた、制御ユニットを備える。図3は制御ユニット80を示す。制御ユニット80は、抽出装置30による空気に含まれる水の抽出を制御する。装置30による空気に含まれる水を抽出することの制御は、センサ86により提供される温度および湿度測定に応じて行われてもよい。温度(例えば少なくとも15℃)に応じて、および湿度(例えば少なくとも30%)に応じて、抽出装置30は制御ユニット80により実行を制御される。異なる作動値は本明細書以下でより詳細に記載する。センサ86により、抽出された水の出力を即座に測定することができる。制御ユニット80は、センサ86からの情報を用いて機械の出力を最大限に最適化する。したがって、制御ユニット80は理想的な露点を測定する。
理想的な露点を得るために、いくつかの部分の情報を考慮に入れる。理想的な露点は、注入口における空気温度と異なり、平均9℃から12℃の間である。蒸発器32に侵入してくる空気の温度が24℃である場合、理想的な温度は蒸発器で12℃から15℃の間でなければならない。各々の再び入ってくる空気の温度に関して、蒸発器32での温度は自動的に計算される。入ってくる空気の温度と蒸発器32の温度との間の異なる適合値(match value)を本明細書以下に記載する。
制御ユニット80は、例えば蒸発器32と圧縮器34との間の装置30のソレノイドバルブ40を用いて、蒸発器32に入ってくる熱伝導流体の温度(蒸発器32の温度)の調節を制御する。したがって、ソレノイドバルブ40は、蒸発器32の下流および圧縮器34の上流にある。ソレノイドバルブ40により、図1に示すように蒸発器32の上流に熱伝導流体を選択的に戻すことが可能となる。温度が理想的な露点に対して非常に低い場合、少量の高温の熱伝導流体が、(例えば蒸発器32により蒸発されている気体で)蒸発器32の上流に注入されて温度が増加する。
0℃より高い温度で水を抽出することが好ましい。熱伝導流体の温度が0℃より高い限り、空気に含まれる水の凝縮、抽出は最適である。温度が0℃以下に下がると、凝縮した水は凍結し、蒸発器32を通る空気の流量を低下させる。次いで蒸発器32の注入口における熱伝導流体の温度はさらに低下し、抽出された水のさらにより顕著な凍結が生じる。
したがって、制御ユニット80によって計算される、熱伝導流体の理想的な温度が非常に低い、例えば5℃付近である場合、その制御ユニット80はシステムを停止するように構成される。
熱伝導流体についての温度センサは好ましくは、制御ユニット80が熱伝導流体の温度で制御ループを有することができるように蒸発器32の下流に設けられる。
制御ユニット80は、使用者による水の消費に応じて空気に含まれる水の抽出を制御することができる。次いで制御ユニット80は、通常使用者により消費される水の量に水の抽出を制限する。1日当たりの人による水の消費は1.5リットルと見積もられる。水の消費はまた、例えば詳細な説明の続きに記載されているように、制御ユニット80に利用可能な異なる測定値を用いて決定されてもよい。したがってシステムのエネルギー消費は最適化される。
抽出装置30に入ってくる空気流は好ましくは濾過される。実際には、空気の量が多くなればなるほど、空気から抽出される水の量は多くなる。図1を参照すると、システムはフィルタ46を備える。フィルタ46は好ましくは2つの部分を含む。フィルタの第1の部分は物理的フィルタの役割を果たす。それは、固体粒子が空気流に侵入するのを防ぐことができる。フィルタの第2の部分は空気流の衛生的処理、空気の抗菌および殺菌処理の役割を果たす。
衛生的処理のための部分は、細菌または微生物発生を回避するように処理される物理的フィルタ、プラズマフィルタ、紫外線発光ダイオードフィルタからなる群から選択されてもよい。水が抽出される空気流の処理に関して、そのシステムは空気処理システムであってもよい。
処理される物理フィルタの場合、フィルタの材料は、あらゆる細菌または微生物の発生を防ぐように作用する特定の製品を用いて処理される。フィルタの閉塞を検出するためにフィルタの下流に圧力スイッチを設けてもよい。したがって、フィルタの下流の異常な圧力増加が、閉塞したフィルタに起因して減少した空気の通過により引き起こされ得る。また、圧力スイッチにより、ファンの故障を検出することも可能となり得る。
プラズマフィルタの場合、例えば銅から作製された電線がフレームに取り付けられる。これらの電線は電極と呼ばれる。フレームの底部に、負の伝導性電荷を有する装置がハニカム形状で取り付けられる。それはファン28により吸引される空気の全てが通るように配置される。電極は、それらが全表面の約40%を覆うように特定の構成を有する。したがって、通過する空気は完全に処理される。これらの電極の間で、大きな電場が生成される。この電場は、プラズマを生成する、多量の正および負イオンを生成するのに十分強力である。プラズマは中性気体形態であるが、非常に強力な抗菌および殺菌作用を有する。したがって、通過する空気は、それらの空気から抽出される水になる前に、全ての細菌、胞子、および病原菌が取り除かれる。フィルタ46の第1の部分が取り除かれる場合、全体のシステムの電力供給を切断するために安全なコンタクトが設置されてもよい。このコンタクトは、電力供給を変更するために空気フィルタにアクセスを与えるドアに設置されてもよい。
紫外線発光ダイオード(UVLED)の場合、UVLEDはフレームに取り付けられる。放射性金属格子装置がフレームの底部に取り付けられる。したがって、UVLEDからの放射は、空気流の通過部分全体にわたって拡散される。したがって、その部分を通過する空気流は処理される。UVLEDにより放射される光線は例えばUV−C線である。UV−C線は、非常に強力な抗菌および殺菌作用を有すると認識されている。空気流は、空気から抽出される水を汚染し得る全ての細菌、胞子、および病原菌が取り除かれる。UVLEDは、既存のUV−C線ランプと比べて非常に長い寿命(約20年)を有する利点を有する。したがって、システムの維持、紫外線フィルタの交換は非常に減少される。
密閉パイプおよび空気流の上流に配置されるファン28を有する装置30の製造により、装置30のパイプの内側にわずかな空気の超過気圧を維持することが可能となる。パイプの外側の空気はパイプの内側の空気より低い圧力を有する。したがって、装置30のパイプのわずかな密閉の欠陥の事象でさえも、装置30の外側の空気が、ファン28を通過し、それにより、ファン28の上流に配置されるフィルタ46を通過することによってパイプの内側に侵入し得るだけである。フィルタはまた、ファン28と蒸発器32との間に配置されてもよい。したがって、水が抽出される空気の全ては衛生的処理を受ける。図2を参照すると、このシステムは、抽出された水を重力により収集する収集槽38を備えてもよい。収集槽38は、蒸発器32で抽出された水の流れ回収するために、装置30において蒸発器32の下に配置されてもよい。収集槽38は、蒸発器32の下のスリッド状ドロワー(drawer)であってもよい。収集槽38は、その底に穴を有するダイヤモンドポイントの形態をとってもよい。したがって、空気から抽出された水は穴の方へ方向付けられる。
このシステムは、収集槽38により収集された水のための貯蓄槽60を備えてもよい。貯蓄槽60は好ましくは収集槽38の真下に配置される。これにより、管に関して利点を得ることができ、アセンブリを簡単にできる。例えば、連続製造の間、専門の作業者が、溶接および接続を実施せずにシステムを準備できる。
このシステムは、貯蓄槽60に貯蓄された水をくみ出すためのポンプ56を備えてもよい。次いで、水のくみ出しが、使用者により貯蓄された水を消費するために行われる。ポンプ56は一定の流速を有してもよい。その場合、ポンプの作動時間からくみ出される水の体積を測定できる。くみ出された水の体積により、消費される水の量が決定される。次いで使用者による消費は制御ユニット80により考慮に入れられてもよい。次いで制御ユニット80は、消費するためにくみ出される水の体積に応じて抽出装置30による空気に含まれる水の抽出を制御してもよい。使用者による消費に応じて水を抽出する制御を本明細書以下により詳細に記載する。
このシステムは、貯蓄槽60に貯蓄された水を冷却するための冷却回路を備えてもよい。次いで冷却回路は、貯蓄された水を冷却するために貯蓄槽60の外側に巻かれた熱交換器64を備えてもよい。好ましくは、熱交換器64は銅コイルの形態をとってもよい。次いで、熱交換流体は貯蓄槽60の水と接触できず、漏出した場合の抽出された水の汚染の問題を防ぐ。
冷却回路の残部(rest)66は、貯蓄された水より低い温度で熱交換流体を熱交換器64に提供する。
冷却回路の一実施形態によれば、貯蓄槽60は冷却流体が通過する銅コイルにより囲まれている。使用者により所望される温度まで水の冷却は、貯蓄槽60に提供されている温度プローブにより操作されてもよい。
優れた水質を保証するために、貯蓄槽60に見られる水を濾過および処理することが好ましい。したがって、このシステムは、水を貯蓄するための処理フィルタのセット70を備えてもよい。フィルタのセット70は好ましくは、セディメントフィルタ72、圧縮された活性炭フィルタ74、および限外濾過膜76からなる群から選択されるフィルタの1つを含む。セディメントフィルタ72は好ましくは、0.5ミクロンの濾過度を有する。限外濾過膜76は好ましくは、0.01μmの濾過度を有する。
また好ましくは、フィルタのセット70は上記の群からの3つ全てのフィルタを含む。公知のシステムは浸透膜を備えた濾過システムを使用している。浸透膜は時間と共に複雑性を生じ得る。1リットルの浸透水を生成するために、2リットルの水が排出される。一般に、家庭用施設において、その水は下水道に排出される。従来の水機械において、これらの2リットルは第1の槽に戻り、凝縮した水を回収する。細菌発生が生じた場合、第1の槽に戻る膜からの廃水は、まさに抽出されている純水を汚染する。したがって、浸透膜を用いずにフィルタを構成することが好ましい。
水を再ミネラル化するために第4のフィルタを用いて濾過を完了してもよい。そのフィルタはビタミンまたは医薬と関連させてもよい。
ポンプ56により、貯蓄槽60の水を濾過してもよい。次いでフィルタのセット70は、図2に示すようにポンプ56の下流に配置される。
このシステムは、フィルタのセット70によって濾過された水のための放出回路を貯蓄槽60において備えてもよい。濾過された水は貯蓄槽60に放出される。次いで貯蓄された水は飲料可能に維持される。水は、使用者による消費のために水質を維持するために一定の間隔で濾過されてもよい。例えば、濾過は、1時間毎に15分間、行われてもよい。したがって、槽内の水は、1日の間に24回再生される。次いで好ましくは、濾過された水を、放出回路と、使用者により消費される濾過された貯蓄された水のための消費回路との間で切り替えるためのソレノイドバルブ78が設けられる。したがって、消費される水はポンプ56によりくみ出され、次いで、フィルタのセット70により濾過され、最後に、使用者による要求に応じてソレノイドバルブ78により切り替えられ、使用者により消費される消費回路に入る。ソレノイドバルブ78およびポンプ56の同時作動の時間により、使用者により消費される水の体積を推定できる。あるいは、消費される水の体積は、蛇口の直前で、かつ切り替えソレノイドバルブ78の後に配置される水道メータにより計測されてもよい。ソレノイドバルブ78が作動されない場合、ポンプ56によりくみ出される水は貯蓄槽60に戻り、放出される。
制御ユニット80は、抽出装置30が開始された直後に、貯蓄槽60に貯蓄される水のくみ出しを制御できる。次いで抽出される水は即座に処理される。
最小の水レベル、例えば2リットルが貯蓄槽60に達する場合のみ、制御ユニット80は水のくみ出しを制御できる。これにより、空になった場合にポンプ56が作動することを防ぐことができる。最小の水レベルが満たされている場合、本明細書以下に記載するレベルセンサを用いて測定できる。
好ましくは、フィルタ72、74、76は、くみ出された水の回路のコネクタの切断を必要とせずに互いに独立して接続する。フィルタのセット70は、1つの水注入口および1つの水排出口のみを有するヘッドを備えてもよい。フィルタのセット70のヘッドは、各々のフィルタを独立して交換するためのコネクタを備える。
貯蓄槽60の底は、濾過吸引口の方へ水を誘導するためにわずかに傾いていてもよく、貯蓄された水の一部が停滞することを防ぐ。
このシステムは、貯蓄槽60に貯蓄される水を衛生的処理するための紫外線ランプを備えてもよい。好ましくは、紫外線ランプ58は、くみ出された水の貯蓄槽60への放出部付近に配置される。このように、水が濾過された後、紫外線ランプ58に直接流れるかまたは注がれることによって水は槽に戻る。フィルタにより処理される水の体積全ては、紫外線照射により処理され、抗菌し、または微生物発生を防止する。
一定の流速を有するポンプ56または流量計に接続されるポンプ56を用いることにより、フィルタのセット70および/または紫外線ランプ58を通過する貯蓄される水の量が測定できる。処理される水の量のこのような測定により、特に水処理膜の寿命の最後において、システムのメンテナンスの発生に関する情報を使用者に通知することまたは送信することによって、システムの良好な維持が可能となる。
紫外線ランプ58は好ましくは、より長い寿命期間を有するUVLEDアセンブリと交換され、それにより、システムのメンテナンスコストを制限する。
このシステムは、貯蓄槽60に貯蓄された水のためのレベルセンサ68を備えてもよい。レベルセンサ68は、電子レベルセンサおよび膜レベルセンサの中から選択されてもよい。好ましくは、レベルセンサは、貯蓄された水のレベルの信頼できる精度に関する膜レベルセンサである。利用可能な水の量についての情報は水圧に基づく。例えば、1リットルの水が1.67mbarの圧力を生じるとき、センサが4.17mbarを読み取ると、レベルは2.5リットルである。この測定は信頼性があり、かつ正確であり、センチリットルの範囲内で使用者に知らせることができる。
このシステムにおいて、レベルセンサ68は好ましくは、貯蔵槽60の底部において、測定誤差を制限するために、水をくみ出すための水吸入口から間隔を空けられている。
このシステムは、貯蔵槽60のためのオーバーフローセンサ62を備えてもよい。好ましくは、オーバーフローセンサ62はブレードセンサである。ブレードセンサは、貯蔵槽60の頂部において管に一体化されてもよい。貯蓄槽60が抽出された水で満たされている場合、オーバーフローセンサ62と一体化している管はまた、排出管として機能してもよい。このパイプはT字状で配備されてもよい。
レベルセンサ68および/またはオーバーフローセンサ62により、貯蓄槽60に貯蓄された水の量を測定することが可能となる。その水の量に応じて、制御ユニット80は、空気に含まれている水の抽出を制御または停止できる。レベルセンサ68およびオーバーフローセンサ62は警音を鳴らすことができ、および/または空気に含まれている水の抽出の作動を停止できる。オーバーフローセンサ62は、レベルセンサ68の異常の事象に有用なレベルセンサの冗長を可能にし、それによって、メンテナンスコストを制限する。
冷却回路が貯蓄された水を冷却するために使用される事象において、貯蓄槽60における水の量を最小に貯蓄することのみが好ましい。次いで、貯蓄された水を冷却するためのシステムのエネルギーコストが制限される。好ましくは、貯蓄される水の量は、使用者により消費される水の量の測定値に応じて制御ユニット80により設定される。
このシステムは、高さ方向に3つの部分に分けられる機械で配置されてもよい。各部分は、システムの異なる部材を配置するためのプレートを備える。これにより、製造の間、各プレートを別々に取り付けることができ、次いでそれらを組み立て、製造の間、非常に顕著に時間を節約することが示される。
図3を参照すると、機械は好ましくは以下のように配置される:
制御ユニット80が設置されるプレートを有する上部(制御ユニット80はプリント回路および電源ボードおよび制御回路を備えてもよい);
装置30および貯蓄された水を冷却するための冷却回路の残部66を備える中間部;
貯蓄槽60、熱交換器64および濾過膜(フィルタのセット70および紫外線ランプ58、ポンプ56、ソレノイドバルブ78)が設置されているプレートを備える下部。
このようなシステムの構成は利点がある。貯蓄槽60は下部に配置され、したがって、装置の全てにより放出される熱は機械で起こり、水の冷却に影響を与えない。次いで冷却回路の残部66は少しの作動エネルギーの消費で作動する。さらに、貯蓄槽60に貯蓄されている水の漏れは、装置の残部の上を流れることができず、システムに対する損傷を制限する。
構造および機械は、好ましくは、塩化ポリビニル(PVC)から製造された中空のプラスチック管を備えてもよい。PVC管は通常、家庭内で水を流すかまたは循環させるために使用される。そのような管の材料は、ポリプロピレンまたは竹などの天然の材料からなる群から選択されてもよい。それらは、誰にでも使用しやすく、従来の金属のこぎりまたは専用の管切断器を用いることにより簡単に所望のサイズに切断でき、強くて軽い利点を有する。これらの管の内側は中空であり、全ての電気ケーブルを通すことができる。したがって、それらは各プレートの電気ケーブルを絶縁する。
さらに、PVC管は、T字状またはスリーブなどの異なる形状で存在し、機械を構成するプレートを配置することを容易にする。したがって、各プレートの間に管スリーブを配置することが可能となり、機械をプレートごとに段階的に設定することができる。したがって、機械の構造は矩形プレートの4つの角に配置される4つの管から構成されてもよい。これにより、それらを単離している間、従来の電気ケーブルと電子ケーブルとを区別することが可能となる。電気ケーブルは、4つの管のうちの1つにより上部プレートに運ばれ、電子ケーブルは別のものにより運ばれる。各段階において、T字により、ケーブルを上部プレートの方へ方向付けることができる。このように、ケーブルは準備され、機械の取り付け全体の間、保護される。最後の上部プレートが配置される場合、ケーブルは制御ユニット80に接続される状態にある。
したがって、機械の異なる部分に対するシステムのケーブルの通路のための塩化ポリビニル(PVC)中空管構造により、システムの流体回路からシステムのケーブルを単離しながらシステムのケーブルを延ばすことが可能となる。
機械は、前面のその上部に、使用者に対して機械の作動に関する情報を通信する液晶ディスプレイ(LCD)82を備えてもよい。外部温度および湿度測定値が使用者に示されてもよい。また、例えば0〜100%のスケールで、可能な水抽出パーセントが示されてもよい。このように、使用者は機械が効果的であるか否かを正確に知らせられる。
また、貯蓄された水の量に関する指標が、貯蓄された水の温度と共に使用者に知らせられてもよい。機械の各々の重要な要素、または部材:ポンプ、圧縮器、ソレノイドバルブの作動、およびフィルタの状態は監視される。各部分についていくつかの診断が決定されてもよい。
機械の部分:圧縮器34、冷却回路の残部66の圧縮器、貯蓄された水をくみ出すためのポンプ56、およびファン28に関して、異なる特徴が、それらの部材の各々についての電流および/または電圧センサ、熱伝導流体回路における圧力センサ(高および低)および貯蓄された水についての冷却回路、フィルタ46の下流の空気圧力センサを用いて測定されてもよい。次いで以下の特徴を決定することができる:
DCE001:圧縮器34がその作動範囲内であるにも関わらず、圧縮器34の電源電流が測定されない場合、圧縮器34についての電力なし、電流測定なし;
DCE002:正常な作動の間、電圧および強度について記録される値が異常に増加する場合、測定される異常な強度;
DCE003:測定される圧力が校正値の閾値以下である場合、熱伝導流体回路の低圧センサの校正値が異常である;
DCE004:測定される圧力が校正値の閾値以下である場合、熱伝導流体回路の高圧センサの校正値が異常である;
DCF005:冷却回路の残部66の圧縮器についての電力なし、電流測定なし;
DCF006:冷却回路の残部66の圧縮器について測定される異常な強度;
DCF007:圧力測定が校正値の閾値以下である場合、貯蓄された水についての冷却回路の低圧センサの校正値が異常である;
DCF008:測定される圧力が校正値の閾値以上である場合、貯蓄された水についての冷却回路の高圧センサの校正値が異常である;
DP009:ポンプ56が作動すべきでさえ、ポンプ56の電源電流が測定されない場合、ポンプ56がその作動範囲内にあるにも関わらず、ポンプ56は停止される;
DP010:水を得るために使用者が外側のボタンを押すが、ポンプは起動されず、流量計は水の通過を記録しない場合、ポンプ56は異常により停止される;
DP011:貯蓄槽が4分の3満たされていても、2時間より多い時間、流量計が水の通過を記録しない場合、濾過ポンプは異常により停止される;
DP012:流量計が校正した流量の閾値以下の水の低圧を記録する場合、フィルタが閉塞されるかまたはポンプが問題を有する;
DV013:ファンが作動すべきでも、ファンのモータの電源電流が測定されない場合、ファンのモータは異常により停止される;
DV014:フィルタの上流で空気圧が非常に高く、校正した高圧値を超える場合、空気圧は非常に高く、吸引空気は空気フィルタを通過することが困難になり、最終的に詰まるか、または閉塞し、また、その場合、圧縮器およびファンを停止することが可能となる。
水処理および貯蓄部に関して、異なる特徴が決定されてもよい;
DN015:湿度測定レベルおよび空気の温度が水生成に有益であり、圧縮器34およびファン28は作動するが、水貯蓄リザーバ60はもはや満たされていない場合、水レベルセンサ62は故障している;
DN016:空気から水を抽出するための装置が湿度測定レベルで作動し、空気温度が水生成に有益であるが、リザーバ60の能力が作動の4時間後に修正されない場合、水レベルセンサ62は故障している;
DN017:リザーバ60の能力ディスプレイ値が異常であり、基準値(過電圧問題または電力線外乱に関連され得る)に対応していない場合、レベルセンサは異常であるかまたは不正確な情報がメモリに保存されている;
DT018:ランプの電源電流がその場のセンサにより測定されず、ポンプ56が作動している場合、UVランプはもはや接続されていないかまたはランプは壊れている;
DT019:UVランプの使用期間(例えば7,600時間)がUVランプの寿命(例えば8,000時間)に近づく場合、UVランプは変更することを必要とされるかまたは機械全体がメンテナンスを必要とする;
DT020:濾過カートリッジにより濾過される水の量が最大量(例えば1000リットルの水で与えられる最大使用のために濾過される900リットルの水)に近づく場合、カートリッジは変更することを必要とされる。
この情報の全ておよび関連する診断の全ては30日ループにわたって記録され、保存されてもよい。要素、または部材の1つが壊れている場合、その情報が使用者にLCDスクリーン82で表示されてもよい。異なる発光ダイオードが、機械の種々の部材の作動または操作の指標としてLCDスクリーン82付近に提供されてもよい。特定の方法で、および表示された問題を解決する条件で、機械の前面のボタンを起動することによって診断ディスプレイを停止することもできる。
その機械は、情報をリモートで送信するためのデバイス88を含んでもよい。情報は、システムに電力を与える電気ネットワークを介する搬送電流により、またはシステムに一体化されるモデムを介しておよび電話回線を介してメンテナンス部門に送信されてもよい。その機械は、電気コンセントにより、その適切な作動を検証するために簡単にリモートでクエリーされてもよい。したがって、水消費量、電力消費量、製造された数リットルの水、およびエラーメッセージ、または異常な長さの時間のシステムの種々の装置の作動などのいずれかの情報の種類は集中型の形態で収集されてもよい。情報は、サーバーまたはリモートトラブルシューティングユニットで集中型の情報ストレージ領域に送信されてもよい。次いで、リモートで保存された情報は、リモートトラブルシューティングサービスを提供する機能を果たす。したがって、使用者は、介入が機械で行われなければならないことを電話により通知されてもよく、および/または機械についての小売り販売業者のアドレスを与えられてもよい。
したがって、その機械は、搬送電流アウトレットを送信および収集することを含んでもよい。その機械はまた、情報を収集し、送信するGPRS(General Packet Ratio Service)システムを備えてもよい。また、情報を送信するためにWi−Fi(Wireless Fidelity)接続を用いることを考慮されてもよい。あるいは、データは、コンピュータまたはリムーバブルデータストレージ媒体に接続するために、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ポートを用いて手動で機械から収集されてもよい。
その機械において、情報は、例えば10秒毎に機械の種々の部材についてクエリーする「データ収集」カードによって収集されてもよい。「データ収集」カードはデータ収集部である。正確に受信される、この情報またはデータは、リモート情報送信デバイス88にすぐに通信される。
一実施形態によれば、デバイス88は、機械の使用者が所属しているテレフォンジャックに可能な限り近くに配置するために、機械の外部にあってもよい。デバイス88は、機械の制御ユニット80に一体化されている「データ収集」カードからの情報を受信するシステムである。このような実施形態において、制御ユニットと受信システムとの間の収集されたデータの通信は、使用者の家庭用ネットワーク(例えば220Vネットワーク)で搬送電流により行われてもよい。データフレームは、受信システムによる受信の日付および時間と共に保存される。受信システムは、LCDタッチスクリーンおよびモデム一体化媒体から構成されてもよい。
その一体化モデムを介する受信媒体は機械の使用者の電話線に接続されてもよく、それにより、機械の作動記録、すなわち、「データ収集」カードにより収集されたデータおよび受信システムにより受信されたデータを、リモートトラブルシューティングユニットまたは機械の製造業社に送信できる。作動記録のこの送信は、長期間、例えば3日間の機能不全の間、自動的に行われてもよい。好ましくは、情報の送信は機能不全の場合にのみ行われてもよい。このように、機能不全が発生する場合、リモートトラブルシューティングユニットは、受信システムにより保存された全てのデータを回収する。したがって、例えば受信されたデータを処理するための処理ソフトウェアが提供されてもよく、これにより、データをアーカイブし、それをプリントし、それからグラフを生成することができる。
1つの好ましい実施形態によれば、受信システムは、機械の検出された機能不全を制御するように機械の制御ユニット80と通信する。例えば、機械の制御の適用は、水生成を修正すること、強制作動または自動作動、所望の水温度閾値の修正を含んでもよい。このような実施形態によれば、受信システムが、問題を解決するために機械の制御を適用するためのオーダーを得るために、リモートトラブルシューティングユニットを戻すようにコールしなければならない場合、機能不全の間、受信システムは、保存されているデータを、リモートトラブルシューティングユニットに送信し、引き換えにアポイントメント(日付および時間)を受信する。
機能不全が検出された後、およびリモートトラブルシューティングユニットにより有用な介入がリモートで行われない事象において、機械の使用者に機械および情報に対する直接介入が提供されてもよい。したがって、使用者は、機械に介入が行われなければならないことを電話により通知されてもよく、および/または機械の消費部品の小売り業者のアドレスを与えられてもよい。
リモートトラブルシューティングユニットについての「データ収集」カード、受信システム、およびソフトウェアは、機械からのリモート処理情報についての処理ユニットを形成してもよい。このリモート情報処理アセンブリにより、サポート活動を実施するための介入時間、または技術者をその場に送る前にどんな種類の故障が解決されなければならないかの決定の介入時間を減少させることが可能となる。これにより特に、技術者に機能不全部分を有する介入部位を伝えることを確実にすることによってメンテナンスコストを節約することが可能となり、検出された故障の種類について準備することが可能となる。また、機械のリモート情報処理アセンブリは有益には、機械が壊れておらず、むしろ使用者により正しく使用されていない場合の技術者による移動を回避することができる。実際に、移動の必要性がないような場合、技術者の介入の移動が60%以下になることが示され得る。提案されるアセンブリはまた、将来に起こり得る故障が発生し得ることを前もって決定することができる。このように、潜在的な故障および使用者が機械に対する切迫した問題の発生をまだ知っていない間の介入を予測することができる。提案されるアセンブリはまた、介入速度を向上させることができ、特に圧縮器などの機械のマスター部分に対する問題を解決するのに有用である。
図3は制御ユニット80を有する機械のケーブルについての1つの可能性を示す。このように、制御ユニット80は機械の種々の装置または部材に接続されることにより、LCDスクリーン82上で使用者に情報を集中させることができるか、または情報送信デバイスを介してメンテナンスセンターに情報を集中させることができ、リモートモニタリング下でシステムの作動を可能にする。
ファン28は、3種のファン:遠心ファン、螺旋形ファン、および接線ファンの中から選択されてもよい。
遠心ファンは、装置30(空気フィルタおよび交換器:蒸発器32および凝縮器36)にわたる一定の空気流速、妥当なノイズレベル、許容可能な値段および十分な寿命期間を維持するのに必要である、高動圧の利点を有する。
接線ファンは、長期間の寿命および動圧の利点を有する。
螺旋形ファンは、小さい容積であり、様々な値段および利用可能性がある利点を有する。したがって、装置の内側に空気を押し出すこと、または装置の内側に空気を吸引することを選択するのが容易であり得る。抽出装置30の実施形態に関して、螺旋形ファンが好ましい。
蒸発器32は、直径が1インチの3/8、つまり0.9525cmの4列の管から構成されてもよい。蒸発器32は好ましくは、空気流と熱交換流体との間の熱交換面を増加させるためのフィンを備える。したがって、最大量の空気が低温壁と接触し、除湿が最適化される。
フィンのピッチは1.6mmであり得る。熱伝導流体は3つの位置に分配されてもよい。したがって、低温の熱伝導流体は、同じように上部、中間部、および下部に分配される。このように、蒸発器32の全体の全ての面は同じ時間に冷却される。流体の循環は空気に対して逆流して提供される。流体の出力は、圧縮器34からの液体が蒸発器32に戻らないように上部で成されてもよい。機械の工業化を改良するために、同じプレート上で蒸発器32と凝縮器36を組み立ててもよい。
圧縮器34は、蒸発器32における空気流を十分に冷却するのに所望される電力間で妥協をなくすように選択されてもよく、冷却し過ぎることを防ぐ。圧縮器34は、ピストン圧縮器、スクロール圧縮器、および回転圧縮器からなる群から選択されてもよい。
ピストン圧縮器が最も一般的である。それは費用効率が高く、静かであり、高さ方向の容積が小さい。スクロール圧縮器または螺旋形圧縮器は、熱伝導流体の高出力、可変速度、およびそれによる可変流速の利点を有する。回転圧縮器は、手頃な価格であり、平均出力、可変速度および流速を有し、高さ方向の容積が小さい利点を有する。その手頃な価格に加えて、その良好な出力に起因して回転圧縮器が好ましい。最後に、この種の圧縮器の利用可能な動力は、蒸発器32に伝わるようにわずかなバランスに対応し、可能な限り露点に近くなり、高温過ぎず、低温過ぎないようになる。その容積は制限された空間に対応し、機械におけるシステムの容易な実装を可能にする。それはまた、機械的に強い。
凝縮器36は、直径が1インチの3/8、すなわち0.9525cmである3列の銅管で構成されてもよい。好ましくは、熱伝導流体の循環は、空気流に逆流して行われる。次いで、熱伝導流体の注入口は凝縮器36の上部にあり、排出口は凝縮器36の下部にある。
凝縮器において消失される熱は、圧縮器の機械的作動からの熱に加えて、蒸発器により捕捉される。
管の直径は、圧縮器34の動力に対応し、熱伝導流体の移動と共に全ての流体および油の適切な循環速度を確保する。凝縮器36は好ましくは、流体と空気との間の交換面を増加させるためのフィンを備える。フィンは好ましくはアルミニウム製である。フィンのピッチは1.6mmであってもよい。ピッチが密接になると、熱交換器はより良くなる。
熱伝導流体の移動に沿った異なる部材は、移動の高圧(HP)部分に関して1/4インチ、すなわち0.635cm、および移動の低圧(BP)にわたって3/8インチ、すなわち0.9525cmの直径を有する銅管によって互いに接続されてもよい。圧力タップもまた、その移動で提供されてもよい:その移動上での1つのHP圧力タップおよび2つのBPタップ(熱伝導流体チャージについて1つおよび圧力スイッチ48について1つ)。
熱伝導流体は好ましくはR407C流体である。その場合、熱伝導流体チャージは好ましくは650gである。
一実施形態によれば、冷却回路は、単独でまたは他のものと組み合わせて以下の特徴のうちの1つを含む:
300W、回転、220V AC50Hz、R134Aの冷却能力を有する圧縮器;
格子型の静電コンデンサ;
溶接銅製の脱水器;
銅製の1.2mmの直径、および1.5mの長さを有するキャピラリー膨張器;
1/4インチ、すなわち0.65cmの直径を有し、ステンレス鋼製の円筒形貯蓄槽60の周囲に巻かれる銅静電蒸発器、5mの長さである蒸発器;
ポリウレタンフォーム絶縁体、2層に巻かれる13mm厚;
冷却剤として170gのR134Aのチャージ;
チャージについての冷却回路の低圧レベルにおける圧力スイッチならびに蒸発圧力および温度のモニタリング。
貯蓄槽60の一実施形態によれば、それは円形であり、15cmの直径を有し、22cmの高さであり、10mの容量を有する。槽の底部は、濾過の吸引部の方へ水を導くためにわずかに傾いており、水の一部が停滞するのを防ぐ。それはステンレス鋼製である。平らな部分を形成する、平らな矩形形状が、高さ全体および4cmの幅にわたって与えられる。この部分はいくつかの場所に穴が開いている。例えば6つの穴、各々はそれらを密閉するためにナットおよびロックナットを備える。それらの穴は、20mmの直径を有し、10mmの直径の中心穴を有して作製される。
銅シンブルが第1の穴に溶接される。それにより、貯蓄水についての温度プローブを受け取ることができる。このプローブは、温度情報を送信するために制御ユニット80の電子回路に接続される。
第1に隣接して(約2cm)配置される第2の穴は、3/4インチ、すなわち1.905cmの黄銅コネクタを備え、ポンプ56の吸引部に接続される、1/4インチ、すなわち0.65cmのパイプを接続する。
平らな部分の中心における第3の穴は、紫外線ランプ58が挿入される石英管を受容する。その管およびそのランプ58は槽の内側に貫通し、貯蓄水に浸される。
第4の穴は第3の真上、約10cmに配置される。この穴により、ポンプ水の放出回路を受容することができる。水処理において最大効果を得るように、紫外線ランプ58の真上に配置することが好ましい。次いで水は体系的に紫外線ランプ58に落ちる。したがって、抗菌でまたは微生物発生を防いで処理される。
さらに貯蓄槽60の平らな部分において、第5の穴が頂部付近の上部に配置される。それは、3/4インチ、すなわち1.905cmの黄銅コネクタを備え、1/4インチ、すなわち0.65cmのパイプを接続することにより、オーバーフローセンサ62を設置することができる。
第6の穴は、槽の左側底部に配置され、第2の穴から約10cm離れている。それは膜レベルセンサ68を受容する。
このシステムは、強制作動および自動作動モードを含んでもよい。図3を参照すると、このシステムは、例えば、強制作動または自動作動モードを選択するためのボタンを含む、ユーザインターフェース84を備えてもよい。ユーザインターフェース84はまた、例えば使用者による水消費のために、制御ユニット80を介してソレノイドバルブ78および/またはポンプ56を制御することができる。ユーザインターフェース84はまた、使用者が、制御ユニット80により時間と共に記録される、機械の作動状態、水消費、または水抽出性能に関する連続情報を得ることを可能にする。
図4は、強制作動および自動作動モードにおけるシステムの作動のフローチャートを示す。図4に示しているフローチャートのシステムは12リットルの貯蓄槽60を備える。
強制作動の間、貯蓄槽60が満たされている場合、制御ユニット80は停止の命令のみをする。
自動作動の間、制御ユニット80は空気に含まれる水の抽出を最適化する。次いで、例えば図4に示しているように、貯蓄槽60の体積の1/3の最小の貯蓄された水のリザーブが提供されてもよい。最小量のリザーブが達成されると、外側の温度および湿度条件が空気に含まれる水の抽出に有益である場合、制御ユニット80は、空気に含まれる水の抽出を命令する。最大抽出に到達するまで、水の抽出は継続され、使用者による毎日の消費または図4に示すように貯蓄槽60の最大容量の設定に応じて水の抽出は決定される。
好ましくは、制御ユニット80は、夜間まで、例えば真夜中まで空気に含まれる水の抽出を遅延させる。例えば、水を生成する条件が良好であり、水レベルは最小閾値以下であり、それは9p.m.またはそれより遅くである場合、水の製造は真夜中まで遅延される。
遅延はまた、使用者の消費に応じて計算されてもよい。例えば、貯蓄槽60内の水の量が使用者の毎日の消費より多い場合、制御ユニット80は真夜中まで水の抽出を遅延させてもよい。
空気に含まれる水の抽出のこの遅延により、システムの出力を最大限に最適化できる。実際に、湿度レベルは昼の間より夜の方が高い。次いでそのシステムは、より迅速に貯蓄槽を満たし、したがって、エネルギー消費を少なくする。さらに、エネルギーコストはこれらの期間、費用を少なくすることができる。したがって、最適化は経済的でもある。
制御ユニット80は、システムが水を生成できない場合、水道水グリッドに接続するためにソレノイドバルブの開口を命令してもよい。ソレノイドバルブを開口するための制御は、水道水グリッドにおける水の存在を確認する信号により、例えば2バールに校正された圧力スイッチを用いる測定により行われてもよい。
制御ユニット80は最小の時間で抽出装置30の作動を制御できる。したがって、抽出装置30の作動開始後すぐに、条件がもはや有益でない場合、制御ユニット80は、例えば3分間、作動を制御する。これにより、時間内に非常に近接している装置30の連続した開始および停止を回避できる。同様に、装置30の停止が制御ユニット80により制御されている場合、ソフトウェアは、最小の時間、例えば3分間、維持されてもよい。
このシステムは作動条件の閾値を有してもよく、その閾値以下で制御ユニット80は水の抽出を停止する。例えば、40%の湿度レベルで15℃の外部温度について、29%の湿度レベルで20℃の外部温度について、22%の湿度レベルで25℃の外部温度について、16%の湿度レベルで30℃の外部温度について、11.5%の湿度レベルで35℃の外部温度について。
制御ユニット80は、装置30に侵入する空気の温度に応じて蒸発器32に侵入する熱伝導流体の温度を制御する。したがって、侵入する空気の温度に応じて蒸発器32の制御曲線を規定することが可能である。例えば、そのような曲線は以下の点を含む:15℃の侵入温度について、5℃の制御温度;20℃の侵入温度について、9.5℃の制御温度;25℃の侵入温度について、30℃の制御温度;30℃の侵入温度について、15.5℃の制御温度;35℃の侵入温度について、18℃の制御温度。
この機械は情報をリモートで送信するためのデバイス88を備えてもよい。この機械はまた、以下のようなシステムの情報の全てを保存するためのシステムも含んでもよい:
1日当たりに製造される水のリットル数、
外部空気の温度および湿度レベル、
製造され、消費される水のリットルの蓄積数、
圧縮器の圧力値、
空気フィルタの圧力スイッチの値、
処理している水についてのフィルタの交換を決定するために、濾過された水のリットル数と共にポンプの作動時間、
変更しなければならない時期を決定するためにUVランプの作動時間、
各電力の供給停止の発生、
診断の起動、例えば可能な12の診断的価値。
この情報は、30日ループで1日当たり少なくとも3回記録されてもよい。しかしながら、電力の供給停止または診断的起動の発生に関する情報を維持することが好適であり得る。
Figure 0005788962

Claims (18)

  1. 凝縮によって、空気に含まれる水を抽出するための装置(30)であって、前記装置(30)は、
    空気流を生成するためのファン(28)と、
    前記ファン(28)により生成される空気流中の水を凝縮するための熱伝導流体蒸発器(32)と、
    前記蒸発器(32)によって蒸発された熱伝導流体を圧縮するための圧縮器(34)であって、前記圧縮器(34)は、空気流において前記蒸発器(32)の下流に配置される、圧縮器(34)と、
    前記ファン(28)により生成された空気流のための密閉パイプであって、前記ファン(28)、前記蒸発器(32)および前記圧縮器(34)の間で空気流を流す密閉パイプと、
    前記圧縮器(34)によって圧縮された流体を凝縮するための凝縮器(36)と、
    前記凝縮器(36)によって凝縮された流体を前記凝縮器(36)の下流で脱水するための脱水器(42)と、
    前記脱水器(42)により脱水された流体を膨張させるための膨張器(44)と、
    前記蒸発器(32)と前記圧縮器(34)との間に熱伝導ソレノイドバルブ(40)と、を備え
    前記熱伝導ソレノイドバルブ(40)は、膨張された前記熱伝導流体を選択的に前記蒸発器(32)の上流に戻すために構成される、装置(30)。
  2. 前記ファン(28)は、前記蒸発器(32)上に空気流を押し進める、請求項1に記載の装置。
  3. 前記圧縮器(34)により圧縮された流体を凝縮するための熱交換流体凝縮器(36)と、
    前記蒸発器(32)の上流の熱交換流体注入口と、
    前記凝縮器(36)の下流の熱交換流体排出口と、
    を備え、
    前記熱交換流体注入口および前記熱交換流体排出口は、前記排出口から前記注入口の方向へ熱交換流体が戻る回路(42、44、48)に接続されるように設けられる、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記膨張器(44)により膨張された熱伝導流体の圧力に応じて前記脱水器(42)の閉塞を測定するための圧力スイッチ(48)を備える、
    請求項1または2に記載の装置。
  5. 前記装置は、空気から飲料水を製造するためのシステムにおいて、交換可能に設置されるように構成されるブロックで配置される、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  6. 空気から飲料水を製造するためのシステムであって、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の空気に含まれる水を抽出するための装置(30)と、
    前記システムの外部の空気の温度および湿度を測定するためのセンサ(86)と、
    前記センサ(86)により提供される温度および湿度の測定値に応じて空気に含まれる水の抽出を制御する、制御ユニット(80)と、を備え
    前記熱伝導ソレノイドバルブ(40)は、前記センサ(86)により測定された前記空気の温度および湿度に従って、膨張された前記熱伝導流体を選択的に前記蒸発器(32)の上流に戻すために前記制御ユニット(80)によって制御され、
    前記装置(30)は、空気から飲料水を製造するためのシステムにおいて、交換可能に設置されるように構成されるブロックで配置される、空気から飲料水を製造するためのシステム。
  7. 前記ソレノイドバルブ(40)は、前記蒸発器(32)の温度を調節するように制御されるように構成される、請求項に記載のシステム。
  8. フィルタ(46)を備え、前記フィルタ(46)は、空気流を物理的に濾過するための部分および空気流の衛生的処理をするための部分を含み、前記衛生的処理をする部分は、細菌または微生物発生を回避するように処理された物理的フィルタ、プラズマフィルタ、および紫外線発光ダイオードフィルタからなる群から選択される、請求項6または7に記載のシステム。
  9. 抽出した水を収集するための収集槽(38)であって、前記収集槽(38)は、抽出した水を重力により収集する、収集槽(38)と、
    前記収集槽(38)により収集した水を貯蓄するための貯蓄槽(60)と、
    前記貯蓄槽(60)に貯蓄した水をポンプでくみ上げるためのポンプ(56)と、
    をさらに備え、
    前記ポンプ(56)は、貯蓄した水を使用者により消費されるように設けられ、前記ポンプ(56)の作動時間によりポンプでくみ上げられる水の体積を決定し、前記制御ユニット(80)が、消費のためにポンプでくみ上げられる水の体積に応じて前記抽出装置(30)による空気に含まれる水の抽出を制御する、請求項6〜8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 前記貯蓄槽(60)に貯蓄された水のための冷却回路(64、66)をさらに備え、前記冷却回路は、
    前記貯蓄された水を冷却するための前記貯蓄槽(60)の外側に巻かれた熱交換器(64)と、
    前記貯蓄された水より低い温度を有する熱伝導流体を前記熱交換器(64)に提供するための前記冷却回路の残部(66)と、
    を備える、請求項に記載のシステム。
  11. 貯蓄された水を処理するためのフィルタのセット(70)をさらに備え、前記フィルタのセット(70)は、セディメントフィルタ(72)、圧縮された活性炭フィルタ(74)、および限外濾過膜(76)からなる群から選択される少なくとも1つのフィルタを含み、前記フィルタのセット(70)は前記ポンプ(56)によりくみ上げられた水を濾過する、請求項9または10に記載のシステム。
  12. 前記フィルタのセット(70)により濾過された水のための前記貯蓄槽(60)における放出回路と、
    前記放出回路と、濾過された貯蓄された水を使用者が消費するための消費回路との間で濾過された水を切り替えるためのソレノイドバルブ(78)と、
    をさらに備える、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記システムが、前記貯蓄槽(60)に貯蓄された水の衛生的処理をするための紫外線ランプ(58)を備える、請求項9〜12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 空気から飲料水を製造するための機械であって、前記機械は、
    貯蓄槽(60)を含む下側部分と、抽出装置(30)を含む中間部分と、制御ユニット(80)を含む上側部分とを含む、3つの部分に高さ方向に分けられる、請求項9〜13のいずれか一項に記載の空気から飲料水を製造するためのシステムと、
    前記機械の異なる部分に対する前記システムのケーブルの経路のための中空プラスチック管を含む構造と、
    を含む、機械。
  15. サーバー上の集中された情報ストレージまたはリモートトラブルシューティングユニットにリモートで情報を送信するためのリモート通信デバイス(88)を備え、前記リモート通信デバイス(88)は、送信/受信搬送電流アウトレット、GPRS送信器/受信器、WIFI送信器/受信器からなる群から選択されるリモート通信部を含む、請求項14に記載の機械。
  16. 飲料水を製造するための機械についての情報をリモート処理するためのアセンブリであって、前記アセンブリは、
    請求項14に記載の機械であって、前記機械の制御ユニットが、前記機械の作動および異常状態についてのデータ収集部を含む、請求項14に記載の機械と、
    情報をリモート送信するためのデバイスであって、前記デバイスは、前記機械の外部にあり、搬送電流によりデータ収集部と通信するように設けられ、前記デバイスは、収集部により収集されたデータおよび前記デバイスにより受信されたデータをリモート送信するためのモデムを含む、デバイスと、
    前記モデムを用いて送信デバイスにより送信されたデータを処理するためのソフトウェアと、
    を含む、アセンブリ。
  17. 請求項16に記載のアセンブリを用いて飲料水を製造するための機械からの情報をリモート処理するための方法であって、前記方法は、
    前記機械のデータ収集部によって前記機械の作動および異常状態に関するデータを収集する工程と、
    前記データ収集部により収集されたデータを、搬送電流により、送信デバイスに通信する工程と、
    モデムを介して、前記送信デバイスによりデータをリモート送信する工程であって、前記データは、処理ソフトウェアにより処理される、工程と、
    を含む、方法。
  18. 前記方法は、前記データをリモート送信する工程の後、前記情報をリモート送信するための前記送信デバイスにより前記機械の制御を適用するように命令を送信することによって前記機械の制御を適用する工程をさらに含む、請求項17に記載の処理方法。
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