JP5787782B2 - Pwm方式電流出力装置 - Google Patents

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Description

この発明は、PWM方式を適用した電流出力装置に関するものである。
従来のPWM方式を適用した電流出力装置では、指示された電流値対応電圧値とフィードバックされた出力電流値変換電圧値を比較し、出力電流値が指示電流値よりも高い場合はPWM制御回路のパルス幅を狭くし、出力電流値が指示電流値よりも低い場合はパルス幅を広くする制御を行っている。PWM制御回路は、パルス幅を変化させて、出力制御用トランジスタを制御し、この出力パルスを電圧平滑回路によって電圧に変換し、出力電流を制御する。しかし、低電流領域では、パルス幅を狭くする必要があるが、出力制御用トランジスタの動作が不安定となる問題があった。PWM方式を適用した電流出力装置の例として、特許文献1が開示されている。
また、低出力電流領域において、出力制御用トランジスタの動作が不安定となる問題を回避する対策して、出力に模擬負荷抵抗を接続することが知られている。
特開平4−109865号公報([2頁下段<実施例>〜3頁上段左欄3行目]、図1)
低出力電流領域において、出力に模擬負荷抵抗を接続する方法では、低電流領域で模擬負荷電流を流す必要があり、装置効率の低下を招く問題がある。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても、安定に動作するPWM方式電流出力装置を提供することを目的とする。
この発明に係るPWM方式電流出力装置は、出力電流指示値と出力電流との偏差を検出する偏差検出回路と、偏差検出回路の出力に基づきPWM制御用パルスを発生するPWMパルス発生回路と、PWM制御用パルスに基づき出力電圧パルスを発生する出力パルス発生回路と、出力パルス発生回路の出力電圧パルスを整流して直流電圧を発生し外部負荷に直流電流の出力電流を供給する電圧平滑回路と、外部負荷に供給する出力電流を検出する電流検出回路と、さらに、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定する閾値判定回路と、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなった場合、閾値判定回路の出力に基づき、電圧平滑回路の出力電圧に対し逆電圧を印加し、PWM制御用パルスのパルス幅を所定の閾値より広く保ち、外部負荷に電流を供給する直流電圧を低減させる電圧調整回路を備えたものである。
この発明に係るPWM方式電流出力装置は、出力電流指示値と出力電流との偏差を検出する偏差検出回路と、偏差検出回路の出力に基づきPWM制御用パルスを発生するPWMパルス発生回路と、PWM制御用パルスに基づき出力電圧パルスを発生する出力パルス発生回路と、出力パルス発生回路の出力電圧パルスを整流して直流電圧を発生し外部負荷に直流電流の出力電流を供給する電圧平滑回路と、外部負荷に供給する出力電流を検出する電流検出回路と、さらに、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定する閾値判定回路と、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなった場合、閾値判定回路の出力に基づき、電圧平滑回路の出力電圧に対し逆電圧を印加し、PWM制御用パルスのパルス幅を所定の閾値より広く保ち、外部負荷に電流を供給する直流電圧を低減させる電圧調整回路を備えたものであるため、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても、安定に動作することができる。
この発明の実施の形態1のPWM方式電流出力装置に係るシステム構成図である。 この発明の実施の形態1のPWM方式電流出力装置に係る動作説明図である。 この発明の実施の形態1のPWM方式電流出力装置に係る動作説明図である。 この発明の実施の形態2のPWM方式電流出力装置に係るシステム構成図である。 この発明の実施の形態3のPWM方式電流出力装置に係るシステム構成図である。 この発明の実施の形態4のPWM方式電流出力装置に係るシステム構成図である。 この発明の実施の形態5のPWM方式電流出力装置に係るシステム構成図である。 この発明の実施の形態6のPWM方式電流出力装置に係るシステム構成図である。
実施の形態1.
実施の形態1は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電圧平滑回路の出力電圧で判定し、電圧平滑回路と電流検出回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の出力電圧を低減する構成としたPWM方式電流出力装置に関するものである。
以下、本願発明の実施の形態1の構成、動作について、PWM方式電流出力装置のシステム構成図である図1および動作説明図2、3に基づいて説明する。
図1は、PWM方式電流出力装置1を含むシステム構成を示す。
図1において、PWM方式電流出力装置1は、外部負荷10に対して、所定の目標として指示された直流電流を供給する。
PWM方式電流出力装置1は、機能的に基本部と調整部から構成される。
基本部は、目標電流に対して出力電流をフィードバックして外部負荷に電流を供給する。
調整部は、目標電流値が低下した際、動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)に達したかどうかを判定する閾値判定回路と、パルス幅を限界値(閾値)以上に維持したまま負荷に供給する電流を目標値に合わせるために出力電圧を低減する電圧調整回路とから構成される。
基本部は、出力電流指示器101、偏差検出回路102、PWMパルス発生回路103、出力パルス発生回路104、電圧平滑回路105、電流検出回路106から構成される。
調整部は、電圧平滑回路105と電流検出回路106の間に設けた電圧調整回路111と電圧比較回路112、閾値電圧設定器113から構成される。
まず、基本部の動作を説明する。
偏差検出回路102は、出力電流指示器101で設定される目標電流値と、電流検出回路106からフィードバックされる出力電流値を比較し、この偏差を出力する。PWMパルス発生回路103は、この偏差検出回路102の出力に基づきPWM制御用パルスを発生する。出力パルス発生回路104は、PWM制御用パルスに基づき、出力電圧パルスを発生する。電圧平滑回路105は、出力パルス発生回路104の出力電圧パルスを整流して直流電圧を発生し、外部負荷10に対して直流電流を供給する。
なお、本実施の形態1では、外部負荷の例として、抵抗値が0〜700Ωで電流値が4−20mAの場合を想定している。
図2に基づいて、PWM制御用パルス幅と電圧平滑回路105の出力電圧の関係を説明する。
PWM制御用パルス幅が広い場合は、電圧平滑回路105の出力電圧が大きく(図2(a))なり、PWM制御用パルス幅が狭い場合は、電圧平滑回路105の出力電圧が小さくなる(図2(b))。
外部負荷10に供給する必要がある電流4−20mAの全ての範囲に対して、出力パルス発生回路104が安定に動作すれば問題ないが、低電流領域においては、出力パルス発生回路104は低電流での高速動作となるため、動作が不安定になる場合がある。
実施の形態1では、外部負荷に供給する直流電流の目標値の設定をPWM方式電流出力装置1内に設けた出力電流指示器101で行う構成としているが、出力電流指示器101をPWM方式電流出力装置1の外部に設ける構成としてもよい。
また、偏差検出回路102は電流値で比較する構成としたが、出力電流指示器101の出力を電圧とするとともに、電流検出回路106からのフィードバックを電圧に変換することで、電圧値で比較する構成とすることができる。
次に、調整部の動作を説明する。なお、閾値判定回路は、電圧比較回路112と閾値電圧設定器113を組み合わせたものに相当する。
出力電流指示器101で設定される目標電流値が低くなると、PWMパルス発生回路103の出力であるPWM制御用パルスのパルス幅が狭くなり高速動作となる。このため、PWM制御用パルスのパルス幅が出力パルス発生回路104を構成するトランジスタの特性で決まる所定のパルス幅より狭くなると、出力パルス発生回路104の動作が不安定になる。
出力パルス発生回路104が安定に動作する限界の値(閾値)のPWM制御用パルスのパルス幅に対応する電圧平滑回路105の出力電圧(閾値電圧)が閾値電圧設定器113に保存されている。
電圧比較回路112は、電圧平滑回路105の出力電圧と閾値電圧設定器113から出力されるこの閾値電圧とを比較して、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の限界値(閾値)に達したかどうかを判定する。パルス幅が所定の限界値より狭くなった場合、電圧比較回路112は、電圧調整回路111に対して出力低減の制御信号を出力する。
電圧調整回路111は、出力低減の制御信号に基づき、電圧平滑回路105の出力電圧に対して、逆電圧を印加するように動作する。このため、出力パルス発生回路104は、安定に動作する閾値のPWM制御用パルスのパルス幅より広いパルス幅に保たれ安定に動作するとともに、外部負荷10に対して直流電流を供給する直流電圧は低減されるため、出力電流値は目標電流値まで低下する。
図3に基づいて、電圧調整回路111が動作した場合のPWM制御用パルス幅と電流検出回路106の入力電圧の関係を説明する。
図3(a)は、出力パルス発生回路104が低電流領域においても安定に動作する場合を表している(図2(b)に相当)。実際には、この低電流領域では、出力パルス発生回路104の動作が不安定になるため、電圧比較回路112からの制御信号に基づき電圧調整回路111が動作して、電圧平滑回路105の出力電圧に対して、逆方向の電圧を印加する。
図3(b)において、Aの電圧が電圧平滑回路105の出力電圧に対応し、Bの電圧が、電圧調整回路111の出力電圧に対応する。したがって、電流検出回路106の入力側の電圧は、(電圧平滑回路105の出力電圧)−(電圧調整回路111の出力電圧)の電圧となる。
この結果、PWM制御用パルスのパルス幅は、出力パルス発生回路104が安定に動作する閾値より広いパルス幅に保たれ、出力パルス発生回路104は安定に動作する。そして、外部負荷10に対して直流電流を供給する直流電圧は低減されるため、出力電流値は出力電流指示器101で設定された目標電流値まで低下する。
次に、出力電流指示器101で設定される目標電流が増加した場合の動作を説明する。
目標電流値が高くなると、PWMパルス発生回路103の出力であるPWM制御パルスのパルス幅は広くなる。これに伴い電圧平滑回路105の出力電圧は大きくなる。
電圧平滑回路105の出力電圧が大きくなり、閾値電圧設定器113から出力される閾値電圧を超えると、電圧比較回路112は電圧調整回路111の動作を停止させる制御信号を出力する。電圧調整回路111が電圧平滑回路105の出力電圧に対する逆電圧の印加を停止すると、電圧平滑回路の出力電圧がそのまま電流電出回路の入力電圧となる。
以降、基本部が目標電流に対して出力電流をフィードバックして外部負荷に電流を供給する。
以上説明したように、実施の形態1に係るPWM方式電流出力装置1は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電圧平滑回路の出力電圧で判定し、電圧平滑回路と電流検出回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の出力電圧を低減する構成としているため、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても安定に動作することができる。
実施の形態2.
実施の形態2のPWM方式電流出力装置は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)をPWMパルス発生回路が出力するPWM制御用パルスのパルス幅で判定し、電圧平滑回路と電流検出回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の出力電圧を低減する構成としたものである。
以下、本願発明の実施の形態2の構成、動作について、PWM方式電流出力装置2のシステム構成図である図4に基づいて説明する。
図4において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
図4において、PWM方式電流出力装置2は、外部負荷10に対して、所定の目標として指示された直流電流を供給する。
PWM方式電流出力装置2は、機能的に基本部と調整部から構成される。
基本部および調整部の機能は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
実施の形態2に係るPWM方式電流出力装置2と実施の形態1に係るPWM方式電流出力装置1との違いは、調整部の構成および動作であるため、この差異部を中心に説明する。
基本部の構成および動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
調整部は、電圧平滑回路105と電流検出回路106の間に設けた電圧調整回路111とパルス幅比較回路114、閾値パルス幅設定器115から構成される。
調整部の動作を説明する。なお、閾値判定回路は、パルス幅比較回路114と閾値パルス幅設定器115の組み合わせたものに相当する。
出力パルス発生回路104が安定に動作する限界の値(閾値)のPWM制御用パルスのパルス幅(閾値パルス幅)が閾値パルス幅設定器115に保存されている。
パルス幅比較回路114は、PWMパルス発生回路103から出力されるPWM制御用パルスのパルス幅とこの閾値パルス幅とを比較して、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の限界値に達したかどうかを判定する。パルス幅が所定の限界値より狭くなった場合、パルス幅比較回路114は、電圧調整回路111に対して出力低減の制御信号を出力する。
電圧調整回路111は、出力低減の制御信号に基づき、電圧平滑回路105の出力電圧に対して、逆電圧を印加するように動作する。このため、出力パルス発生回路104は、安定に動作する閾値のPWM制御用パルスのパルス幅より広いパルス幅に保たれ安定に動作するとともに、外部負荷10に対して直流電流を供給する直流電圧は低減されるため、出力電流値は目標電流値まで低下する。
以上説明したように、実施の形態2に係るPWM方式電流出力装置2は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)をPWMパルス発生回路が出力するPWM制御用パルスのパルス幅で判定し、電圧平滑回路と電流検出回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の出力電圧を低減する構成としているため、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても安定に動作することができる。
実施の形態3.
実施の形態3のPWM方式電流出力装置は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電流検出回路の入力電圧で判定し、電圧平滑回路と電流検出回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の出力電圧を低減する構成としたものである。
以下、本願発明の実施の形態3の構成、動作について、PWM方式電流出力装置3のシステム構成図である図5に基づいて説明する。
図5において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
図5において、PWM方式電流出力装置3は、外部負荷10に対して、所定の目標として指示された直流電流を供給する。
PWM方式電流出力装置3は、機能的に基本部と調整部から構成される。
基本部および調整部の機能は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
実施の形態3に係るPWM方式電流出力装置3と実施の形態1に係るPWM方式電流出力装置1との違いは、調整部の構成および動作であるため、この差異部を中心に説明する。
基本部の構成および動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
調整部は、電圧平滑回路105と電流検出回路106の間に設けた電圧調整回路111と電圧比較回路112、閾値電圧設定器113から構成される。
調整部の動作を説明する。なお、閾値判定回路は、電圧比較回路112と閾値電圧設定器113を組み合わせたものに相当する。
出力パルス発生回路104が安定に動作する限界の値(閾値)のPWM制御用パルスのパルス幅に対応する電流検出回路106の入力電圧(閾値電圧)が閾値電圧設定器113に保存されている。
電圧比較回路112は、電流検出回路106の入力電圧と閾値電圧設定器113から出力されるこの閾値電圧とを比較して、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の限界値に達したかどうかを判定する。パルス幅が所定の限界値より狭くなった場合、電圧比較回路112は、電圧調整回路111に対して出力低減の制御信号を出力する。
電圧調整回路111は、出力低減の制御信号に基づき、電圧平滑回路105の出力電圧に対して、逆電圧を印加するように動作する。このため、出力パルス発生回路104は、安定に動作する閾値のPWM制御用パルスのパルス幅より広いパルス幅に保たれ安定に動作するとともに、外部負荷10に対して直流電流を供給する直流電圧は低減されるため、出力電流値は目標電流値まで低下する。
以上説明したように、実施の形態3に係るPWM方式電流出力装置3は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電流検出回路の入力電圧で判定し、電圧平滑回路と電流検出回路の間に設けた電圧調整回路により電圧平滑回路の出力電圧を低減する構成としているため、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても安定に動作することができる。
実施の形態4.
実施の形態4のPWM方式電流出力装置は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電圧平滑回路の出力電圧で判定し、出力パルス発生回路と電圧平滑回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の入力電圧を低減する構成としたものである。
以下、本願発明の実施の形態4の構成、動作について、PWM方式電流出力装置4のシステム構成図である図6に基づいて説明する。
図6において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
図6において、PWM方式電流出力装置4は、外部負荷10に対して、所定の目標として指示された直流電流を供給する。
PWM方式電流出力装置4は、機能的に基本部と調整部から構成される。
基本部および調整部の機能は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
実施の形態4に係るPWM方式電流出力装置4と実施の形態1に係るPWM方式電流出力装置1との違いは、調整部の構成および動作であるため、この差異部を中心に説明する。
基本部の構成および動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
調整部は、出力パルス発生回路104と電圧平滑回路105の間に設けた電圧調整回路111と電圧比較回路112、閾値電圧設定器113から構成される。
調整部の動作を説明する。なお、閾値判定回路は、電圧比較回路112と閾値電圧設定器113を組み合わせたものに相当する。
出力パルス発生回路104が安定に動作する限界の値(閾値)のPWM制御用パルスのパルス幅に対応する電圧平滑回路105の出力電圧(閾値電圧)が閾値電圧設定器113に保存されている。
電圧比較回路112は、電圧平滑回路105の出力電圧と閾値電圧設定器113から出力されるこの閾値電圧とを比較して、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の限界値に達したかどうかを判定する。パルス幅が所定の限界値より狭くなった場合、電圧比較回路112は、電圧調整回路111に対して出力低減の制御信号を出力する。
電圧調整回路111は、出力低減の制御信号に基づき、出力パルス発生回路104の出力電圧に対して、逆電圧を印加するように動作する。このため、出力パルス発生回路104は、安定に動作する閾値のPWM制御用パルスのパルス幅より広いパルス幅に保たれ安定に動作するとともに、電圧平滑回路105の入力電圧は低減される。この結果、外部負荷10に対して直流電流を供給する直流電圧は低減されるため、出力電流値は目標電流値まで低下する。
以上説明したように、実施の形態4に係るPWM方式電流出力装置4は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電圧平滑回路の出力電圧で判定し、出力パルス発生回路と電圧平滑回路の間に設けた電圧調整回路により電圧平滑回路の入力電圧を低減する構成としているため、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても安定に動作することができる。
実施の形態5.
実施の形態5のPWM方式電流出力装置は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電圧平滑回路の入力電圧で判定し、出力パルス発生回路と電圧平滑回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の入力電圧を低減する構成としたものである。
以下、本願発明の実施の形態5の構成、動作について、PWM方式電流出力装置5のシステム構成図である図7に基づいて説明する。
図7において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
図7において、PWM方式電流出力装置5は、外部負荷10に対して、所定の目標として指示された直流電流を供給する。
PWM方式電流出力装置5は、機能的に基本部と調整部から構成される。
基本部および調整部の機能は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
実施の形態5に係るPWM方式電流出力装置5と実施の形態1に係るPWM方式電流出力装置1との違いは、調整部の構成および動作であるため、この差異部を中心に説明する。
基本部の構成および動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
調整部は、出力パルス発生回路104と電圧平滑回路105の間に設けた電圧調整回路111と電圧比較回路112、閾値電圧設定器113から構成される。
調整部の動作を説明する。なお、閾値判定回路は、電圧比較回路112と閾値電圧設定器113を組み合わせたものに相当する。
出力パルス発生回路104が安定に動作する限界の値(閾値)のPWM制御用パルスのパルス幅に対応する電圧平滑回路105の入力電圧(閾値電圧)が閾値電圧設定器113に保存されている。
電圧比較回路112は、電圧平滑回路105の入力電圧と閾値電圧設定器113から出力されるこの閾値電圧とを比較して、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の限界値に達したかどうかを判定する。パルス幅が所定の限界値より狭くなった場合、電圧比較回路112は、電圧調整回路111に対して出力低減の制御信号を出力する。
電圧調整回路111は、出力低減の制御信号に基づき、出力パルス発生回路104の出力電圧に対して、逆電圧を印加するように動作する。このため、出力パルス発生回路104は、安定に動作する閾値のPWM制御用パルスのパルス幅より広いパルス幅に保たれ安定に動作するとともに、電圧平滑回路105の入力電圧は低減される。この結果、外部負荷10に対して直流電流を供給する直流電圧は低減されるため、出力電流値は目標電流値まで低下する。
以上説明したように、実施の形態5に係るPWM方式電流出力装置5は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)を電圧平滑回路の入力電圧で判定し、出力パルス発生回路と電圧平滑回路の間に設けた電圧調整回路により電圧平滑回路の入力電圧を低減する構成としているため、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても安定に動作することができる。
実施の形態6.
実施の形態6のPWM方式電流出力装置は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)をPWMパルス発生回路が出力するPWM制御用パルスのパルス幅で判定し、出力パルス発生回路と電圧平滑回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の入力電圧を低減する構成としたものである。
以下、本願発明の実施の形態6の構成、動作について、PWM方式電流出力装置のシステム構成図である図8に基づいて説明する。
図8において、図1又は図4と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
図8において、PWM方式電流出力装置6は、外部負荷10に対して、所定の目標として指示された直流電流を供給する。
PWM方式電流出力装置6は、機能的に基本部と調整部から構成される。
基本部および調整部の機能は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
実施の形態6に係るPWM方式電流出力装置6と実施の形態1に係るPWM方式電流出力装置1との違いは、調整部の構成および動作であるため、この差異部を中心に説明する。
基本部の構成および動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
調整部は、出力パルス発生回路104と電圧平滑回路105の間に設けた電圧調整回路111とパルス幅比較回路114、閾値パルス幅設定器115から構成される。
調整部の動作を説明する。なお、閾値判定回路は、パルス幅比較回路114と閾値パルス幅設定器115を組み合わせたものに相当する。
出力パルス発生回路104が安定に動作する限界の値(閾値)のPWM制御用パルスのパルス幅(閾値パルス幅)が閾値パルス幅設定器115に保存されている。
パルス幅比較回路114は、PWMパルス発生回路103から出力されるPWM制御用パルスのパルス幅とこの閾値パルス幅とを比較して、PWM制御用パルスのパルス幅が所定の限界値に達したかどうかを判定する。パルス幅が所定の限界値より狭くなった場合、パルス幅比較回路114は、電圧調整回路111に対して出力低減の制御信号を出力する。
電圧調整回路111は、出力低減の制御信号に基づき、出力パルス発生回路104の出力電圧に対して、逆電圧を印加するように動作する。このため、出力パルス発生回路104は、安定に動作する閾値のPWM制御用パルスのパルス幅より広いパルス幅に保たれ安定に動作するとともに、電圧平滑回路105の入力電圧は低減される。この結果、外部負荷10に対して直流電流を供給する直流電圧は低減されるため、出力電流値は目標電流値まで低下する。
以上説明したように、実施の形態6に係るPWM方式電流出力装置6は、PWM方式電流出力装置の動作が不安定となるパルス幅の限界値(閾値)をPWMパルス発生回路が出力するPWM制御用パルスのパルス幅で判定し、出力パルス発生回路と電圧平滑回路の間に設けた電圧調整回路により、電圧平滑回路の入力電圧を低減する構成としているため、装置の効率を低下させることなく、低出力電流の領域においても安定に動作することができる。
なお、PWM方式電流出力装置に係る本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1,2,3,4,5,6 PWM方式電流出力装置、10 外部負荷、
101 出力電流指示器、102 偏差検出回路,103 PWMパルス発生回路、
104 出力パルス発生回路、105 電圧平滑回路、106 電流検出回路、
111 電圧調整回路、112 電圧比較回路、113 閾値電圧設定器、
114 パルス幅比較回路、115 閾値パルス幅設定器。

Claims (7)

  1. 出力電流指示値と出力電流との偏差を検出する偏差検出回路と、
    前記偏差検出回路の出力に基づきPWM制御用パルスを発生するPWMパルス発生回路と、
    前記PWM制御用パルスに基づき出力電圧パルスを発生する出力パルス発生回路と、
    前記出力パルス発生回路の前記出力電圧パルスを整流して直流電圧を発生し外部負荷に直流電流の前記出力電流を供給する電圧平滑回路と、
    前記外部負荷に供給する前記出力電流を検出する電流検出回路と、
    さらに、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定する閾値判定回路と、
    前記PWM制御用パルスのパルス幅が前記所定の閾値より狭くなった場合、前記閾値判定回路の出力に基づき、前記電圧平滑回路の出力電圧に対し逆電圧を印加し、前記PWM制御用パルスのパルス幅を前記所定の閾値より広く保ち、前記外部負荷に電流を供給する直流電圧を低下させる電圧調整回路を備えたPWM方式電流出力装置。
  2. 前記閾値判定回路は、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値に対応する前記電圧平滑回路の出力電圧に対する所定の閾値電圧と前記電圧平滑回路の出力電圧を比較することで、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定し、前記電圧調整回路を前記電圧平滑回路と前記電流検出回路の間に備える構成とした請求項1に記載のPWM方式電流出力装置。
  3. 前記閾値判定回路は、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値と、前記PWMパルス発生回路の出力電圧パルス幅と比較することで、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定し、
    前記電圧調整回路を前記電圧平滑回路と前記電流検出回路の間に備える構成とした請求項1に記載のPWM方式電流出力装置。
  4. 前記閾値判定回路は、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値に対応する前記電流検出回路の入力電圧に対する所定の閾値電圧と前記電流検出回路の入力電圧を比較することで、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定し、
    前記電圧調整回路を前記電圧平滑回路と前記電流検出回路の間に備える構成とした請求項1に記載のPWM方式電流出力装置。
  5. 前記閾値判定回路は、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値に対応する前記電圧平滑回路の出力電圧に対する所定の閾値電圧と前記電圧平滑回路の出力電圧を比較することで、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定し、
    前記電圧調整回路を前記出力パルス発生回路と前記電圧平滑回路との間に備える構成とした請求項1に記載のPWM方式電流出力装置。
  6. 前記閾値判定回路は、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値に対応する前記電圧平滑回路の入力電圧に対する所定の閾値電圧と前記電圧平滑回路の入力電圧を比較することで、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定し、
    前記電圧調整回路を前記出力パルス発生回路と前記電圧平滑回路との間に備える構成とした請求項1に記載のPWM方式電流出力装置。
  7. 前記閾値判定回路は、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値と、前記PWMパルス発生回路の出力電圧パルス幅と比較することで、前記PWM制御用パルスのパルス幅が所定の閾値より狭くなったことを判定し、前記電圧調整回路を前記出力パルス発生回路と前記電圧平滑回路との間に備える構成とした請求項1に記載のPWM方式電流出力装置。
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