JP5786474B2 - ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、糸を巻き取るボビンを取り付ける糸巻軸を有するミシンに関する。
ミシンの糸巻装置が開示されている。この装置は、針が取り付けられる針棒を昇降させるための上軸をもつミシン本体において設けられており、糸が巻回された糸駒を回転可能に取り付けるための糸立て棒と、糸立て棒から離間してミシン本体に設けられた糸案内部と、糸立て棒に保持された糸駒の糸を糸案内部を介して糸張力を与えつつボビンに多重に巻き取るための糸巻装置とを備える。
この糸巻装置として、特許文献1に開示されているように、ミシン本体に鉛直線方向に沿って設けられた糸巻軸にボビンを取り付け、ボビンを取り付けた糸巻軸をこれの軸線方向に沿ってつまり鉛直方向に沿って上方に移動または下方に移動させつつ、ボビンに糸を巻取る装置が開示されている。
またこの装置として、特許文献2に開示されているように、ミシン本体において、糸案内部と、糸巻軸とを設け、更に、糸案内部と糸巻軸との間にカム面をもつカム体を設け、糸巻軸にボビンを取り付けた状態で、糸を巻回した糸駒からの糸を糸案内部、カム体のカム面を介して糸巻軸のボビンに巻取る糸巻装置が開示されている。
特開平9−28963号公報 特開平1−119287号公報
上記した特許文献1,2に係る糸巻装置によれば、糸巻軸に取り付けたボビンに糸をボビンの軸長方向において均一に良好に巻き取るには、必ずしも充分ではなかった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、糸巻軸に取り付けたボビンに糸をボビンの軸長方向においてできるだけ均一に巻き取ることができるミシンを提供することを課題とする。
(1)本発明の様相1に係るミシンは、針が取り付けられる針棒を昇降させるための上軸をもつミシン本体と、ミシン本体に設けられ糸が巻回された糸駒を回転可能に取り付けるための糸立て棒と、糸立て棒から離間してミシン本体に設けられた糸案内部と、ミシン本体に設けられ糸立て棒に保持された糸駒の糸を糸案内部を介して曲げてボビンに巻回させるための糸巻装置とを備えるミシンであって、
糸巻装置は、糸駒の糸を巻回するためのボビンを脱着可能に保持する糸巻軸と、糸巻軸をこれの軸線まわりで駆動源により回転させつつ、糸巻軸の軸線を軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させることにより、糸をボビンに巻き取る糸巻軸回転揺動機構とを具備し、
駆動源は、上軸と共に回転可能に設けられ且つ糸巻軸の軸線を軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させるカムプロフィールをもつカム面を有する主回転体であり、糸巻軸回転揺動機構は、糸巻軸に同軸的に設けられ糸巻軸と一体回転すると共に糸巻軸よりも径大であり主回転体のカム面に押しつけられる径大部を備えており、径大部は、主回転体のカム面と摺動して回転して糸巻軸をこれの軸線回りで回転させることにより、糸巻軸上のボビンを糸巻軸の軸線回りで回転させることを特徴とする。
糸巻装置の糸巻軸にボビンが保持された状態で、駆動源により糸巻軸をこれの軸線まわりで回転させつつ、糸巻軸の軸線を軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させる。このようにボビンが揺動するとき、糸案内部とボビンとの間の糸には糸張力が作用する。このため、糸案内部とボビンとの間の間に存在する糸の長さが最短距離となるように、ボビンに巻き取られる糸がボビンの軸長方向の一端側から他端側に向けて移行しつつボビンに巻き取られる動作と、その糸がボビンの軸長方向の他端側から一端側に向けて移行しつつボビンに巻き取られる動作とが交互に実行される。このため糸はボビンの軸長方向においてできるだけ均一に巻き取られる。
径大部の外径は糸巻軸の外径よりも大きいため、主回転体のカム面と径大部とが摺動するとき、カム面から糸巻軸に与える回転駆動力を増加できる。更に、径大部の外径は糸巻軸の外径よりも大きいため、径大部は、糸巻軸の回転および揺動を安定させることができる。更に、主回転体を駆動源として、糸を糸巻き軸に取り付けたボビンの軸長方向においてできるだけ均一に巻き取ることができる。径大部は、糸巻軸に同軸的に設けられており、糸巻軸と一体回転すると共に、糸巻軸よりも径大であれば良い。径大部は糸巻軸と一体成形されていても良いし、別体部品を糸巻軸に取り付けても良い。主回転体としては、ミシンに搭載されているユーザ回転操作用のハンドホイールでも良いし、ハンドホイール以外の回転体でも良く、要するに、上記した径大部を回転させ得るカム面を有するものであれば良い。
)本発明の様相に係るミシンによれば、上記様相において、主回転体は、上軸に同軸的に設けられた回転可能なハンドホイールであることを特徴とする。ハンドホイールはユーザが手で回転操作できるようにミシン本体に露出して設けられている。ハンドホイールはミシン本体の駆動モータまたはユーザにより回転される。従来よりミシンの機構として既に設けられているハンドホイールを駆動源として有効利用し、糸を糸巻軸に取り付けたボビンの軸長方向においてできるだけ均一に巻き取ることができる。
)本発明の様相に係るミシンによれば、上記様相において、糸巻軸回転揺動機構は、ミシン本体に直接または間接的に保持される第1分割部と、糸巻軸を軸線回りで回転可能に支持すると共に糸巻軸の軸線を一方向および他方向に交互に揺動させるように第1分割部に対して揺動可能に設けられた第2分割部とを具備することを特徴とする。本様相によれば、糸巻装置の糸巻軸にボビンが保持された状態で、駆動源により糸巻軸をこれの軸線まわりで回転させつつ、糸巻軸の軸線を軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させることができる。このようにボビンが揺動するとき、糸案内部とボビンとの間の糸には糸張力が作用しており、糸案内部とボビンとの間の間に存在する糸の長さが最短距離となるように、糸がボビンの軸長方向の一端から他端に向けて移行しつつボビンに巻き取られる動作と、糸がボビンの軸長方向の他端から一端に向けて移行しつつボビンに巻き取られる動作とが交互に実行される。このため糸はボビンの軸長方向においてできるだけ均一に巻き取られる。
本発明によれば、糸案内部とボビンとの間の間に存在する糸の長さが最短距離となるように、糸がボビンの軸長方向の一端側から他端側に向けて移行しつつボビンの軸長方向に沿ってボビンに巻き取られる動作と、糸がボビンの軸長方向の他端側から一端側に向けてボビンの軸長方向に沿って移行しつつボビンに巻き取られる動作とが交互に実行される。このため、糸はボビンに巻き取られるとき、ボビンの軸長方向において変位しつつボビンに巻き取られる。この結果、ボビンに巻き取られた糸の外径は、ボビンの軸長方向においてできるだけ均一となる。
ミシンの正面図である。 上軸に設けられたハンドホイールの付近の構造を分解して示す斜視図である。 上軸に設けられたハンドホイール付近の構造を分解して別の方向から示す斜視図である。 糸巻装置の構造を分解して示す斜視図である。 クラッチ結合時(糸巻装置の不使用時)における糸巻装置付近を示す平面図である。 クラッチ結合時(糸巻装置の不使用時)における糸巻装置付近を示す側面図である。 図5のVII-VII線に沿って切断して示すクラッチ結合時(糸巻装置の不使用時)における糸巻装置付近の断面図である。 糸巻装置の使用時(クラッチ結合の解除時)における糸巻装置付近を示す平面図である。 糸巻装置の使用時(クラッチ結合の解除時)における糸巻装置付近を示す側面図である。 図8のX-X線に沿って切断して示す糸巻装置付近の断面図である。 糸巻装置の使用時(クラッチ結合の解除時)における糸巻装置付近を示す平面図である。 糸巻装置の使用時(クラッチ結合の解除時)における糸巻装置付近を示す側面図である。 図11のXIII-XIII線に沿って切断して示す糸巻装置付近の断面図である。
ミシンは、針が取り付けられる針棒を昇降させるための上軸をもつミシン本体と、ミシン本体に設けられ糸が巻回された糸駒を回転可能に取り付けるための糸立て棒と、糸立て棒から離間してミシン本体に設けられた糸案内部と、ミシン本体に設けられ糸立て棒に保持された糸駒の糸を糸案内部を介して糸張力を与えつつボビンに多重に巻き取るための糸巻装置とを備える。糸巻装置は、糸を巻き取るためのボビンを保持する糸巻軸と、糸巻軸をこれの軸線まわりで駆動源により回転させつつ糸巻軸の軸線を軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させることにより、糸をボビンに巻き取る糸巻軸回転揺動機構とを備える。駆動源としては、糸巻軸を回転させつつ揺動させるものであれば、何でも良い。駆動源としては、ミシンに既設されている上軸および下軸回転用の駆動モータでも良いし、ハンドホイールでも良いし、ハンドホイール以外の回転体でも良い。このような糸巻軸回転揺動機構は、糸巻装置の糸巻軸にボビンが保持された状態で、駆動源により糸巻軸をこれの軸線まわりで回転させつつ、糸巻軸の軸線を軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させる。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態1について図面を参照して説明する。図1に示すように、ミシンのミシン本体1はベッド部1a、ベッド部1aの端部から立設された縦胴部1b、縦胴部1bから水平方向に延びるアーム部1cを備えている。図1に示すように、ミシン本体1は、ミシン機枠10と、針11aが取り付けられる針棒11bおよび押さえ棒11cを昇降させるための上軸11と、釜を作動させるための下軸12と、上軸11および下軸12を回転させる駆動モータ13と、ユーザが手で回転操作させるハンドホイール14と、糸180が多重に巻回された糸駒18を回転可能に取り付けるための糸立て棒15と、糸立て棒15から離間してミシン本体1に設けられた糸案内部16とを備える。更にミシン本体1は、糸立て棒15に保持された糸駒18から巻き戻した糸180(下糸)を糸案内部16を介して糸張力Fを与えつつボビン27に多重に巻き取るための糸巻軸5を有する糸巻装置500を備える。
糸案内部16は、糸に張力を与えるための糸調子部を備えている。糸調子部は、図示しないものの、互いに対向する二つの糸調子皿と、糸調子バネとを有しており、糸調子バネの付勢力を利用しつつ二つの糸調子皿で糸180を挟み、糸180に糸張力Fを与える。ミシン本体1には、複数の表示部20および設定スイッチ21が設けられている。設定スイッチ21(21a,21b,21c,21d)は、模様の選択、縫い幅の設定、送り量の設定を行う。表示部20(20a,20b)はこれらの設定に必要な情報を表示する。図1に示すようにミシン本体1のアーム部の上部にはボビンストッパ24が設けられている。糸がボビン27のうちフランジ部27a,27c間の空間に巻き取られるとき、ボビンストッパ24はボビン27のフランジ部27a,27c間に位置し、糸がボビン27に過剰に巻き取られることを防止するためのものである(図10,図13参照)。従ってボビン27に巻き取られた糸がボビンストッパ24に接触すると、ボビン27の回転が停止されるように設定されている。
図2および図3はハンドホイール14付近の機構を示す。上軸11は水平方向に沿って配置されており、軸受孔26aをもつ軸受26を介して軸線PA回りで回動可能にミシン本体1に設けられている。上軸11の端部に、タイミングギヤ3、クラッチディスク4、主バネ455、ハンドホイール14がほぼ同軸的に搭載されている。この状態で、タイミングギヤ3、クラッチディスク4、ハンドホイール14等が、ワッシャ149およびEリング150(係止具)により、上軸11の端部に対して抜け止めされる。上軸11の端部には、軸線PAとほぼ直交する方向に沿って延びるスプリングピン160が突設されている。スプリングピン160により、タイミングギヤ3は上軸11の端部に同軸的に固着され、タイミングギヤ3および上軸11は軸線PA回りで一体回転可能とされている。
図2,図3に示すように、タイミングギヤ3は、嵌合面30および複数の凹状の被係合部31をもつ筒部32と、筒部32と同軸的に設けられ歯部35をもつタイミングプーリ部36とを有する。タイミングプーリ部36には、下軸12からの副タイミングベルト(図略)が架設され、上軸11および下軸12は一体回転可能となる。主バネ455はコイル状をなす圧縮バネであり、ハンドホイール14とクラッチディスク4との間に介在しており、クラッチディスク4をタイミングギヤ3にクラッチ結合される方向(矢印P1方向)に軸線PAに沿って付勢する付勢力を有する。
図2,図3に示すように、クラッチディスク4は、タイミングギヤ3とハンドホイール14との結合および結合解除を行うものである。クラッチディスク4は、タイミングギヤ3の嵌合面30が嵌合する嵌合面40と、タイミングギヤ3の凹状の被係合部31と係合する複数の凸状の係合部41と、軸線PA回りの周方向に間隔を隔てて設けられたガイド溝42とを有する。主バネ455の付勢力により、クラッチディスク4が軸線PAに沿って矢印P1方向(クラッチ結合方向)に移動すると、クラッチディスク4の係合部41はタイミングギヤ3の被係合部31にクラッチ結合され、ハンドホイール14と上軸11とは一体回転可能に結合される(図7参照)。係合部41および被係合部31の凹凸関係は逆でも良い。これに対して、主バネ455の付勢力に抗して、クラッチディスク4が軸線PAに沿って矢印P1方向と反対の方向である矢印P2方向(クラッチ結合の解除方向)に移動すると、クラッチディスク4とタイミングギヤ3とのクラッチ結合は解除され、ハンドホイール14と上軸11との結合は解除され、ハンドホイール14が回転しても上軸11は回転しない(図10参照)。
図3に示すように、ハンドホイール14は、軸線PA回りの周方向に間隔を隔てて形成され且つ軸線PAに沿って延びる複数のレール部140と、外歯141を有する従動プーリ部142と、ユーザが手等で回転操作させる操作筒部143とを有する。レール部140がクラッチディスク4のガイド溝42にスライド可能に嵌められる。その状態でハンドホイール14およびクラッチディスク4は一体回転する。ミシン本体1に既設されている駆動モータ13のモータプーリとハンドホイール14の従動プーリ部142との間には主伝達ベルト(図示せず)が架設されている。駆動モータ13が回転駆動すると、主伝達ベルトを介してハンドホイール14の従動プーリ部142が軸線PA回りで回転し、ハンドホイール14が回転する。裁縫モードでは、クラッチディスク4がタイミングギヤ3にクラッチ結合しており、ミシン本体1のメインモータである駆動モータ13(図1参照)が回転すると、ハンドホイール14、クラッチディスク4、タイミングギヤ3、上軸11が軸線PA回りで一体回転し、針棒11bが針11aと共に昇降する。
図4は、ボビン27に多重に巻き取るための糸巻装置500を分解した状態を示す。図4に示すように、糸巻装置500は、縦方向に延びる糸巻軸5と、糸巻軸5を回転可能且つ揺動可能に保持する糸巻軸回転揺動機構6とを備える。糸巻軸5は縦方向に沿って配向する軸線PBを有しており、段付きの軸部50と、ボビン27の抜け止めのために軸部50に設けられた係止爪51と、軸線PB回りのリング溝52を形成する径大鍔部53と、リング状の係合溝56とを有する。リング溝52には、径大部として機能するリング状の作動輪55が同軸的に一体的に嵌合されて脱着可能に保持されている。作動輪55は摩耗すると、糸巻軸5から脱着させて交換できることが好ましい。作動輪55の外径は糸巻軸5の外径よりも大きくされており、作動輪55の外周面55sの回転半径は糸巻軸5の回転半径よりも大きくされている。従って、糸巻軸5に作用する回転モーメントを増加させて糸巻軸5の回転駆動力および回転速度を増加させたり、糸巻軸5の回転姿勢および揺動姿勢を安定化させたりするのに有利である。作動輪55は、ゴムまたは軟質樹脂等の高分子系材料で形成されていることが好ましい。なお、作動輪55の外周面55sには、カム面147との摩擦係合性を高めるための微小凹凸を形成しても良いし、表面処理を施しても良い。なお、作動輪55は質量を有するが、糸巻軸5の下端部に同軸的に設けられているため、作動輪55が糸巻軸5の上端部に同軸的に設けられている場合に比較して、糸巻軸5の姿勢の安定化に貢献できる。
図4に示すように、糸巻軸回転揺動機構6は、糸巻軸5をこれの軸線PBまわりで回転させつつ糸巻軸5の軸線PBを軸線PBと交差する方向に一方向(図6,図9,図12に示す矢印X1方向)および他方向(図6,図9,図12に示す矢印X2方向)に交互に揺動させる。図4に示すように、糸巻軸回転揺動機構6は、糸巻軸5を支持するための糸巻腕7と、クラッチディスク4のクラッチ結合の解除を行うためのクラッチレバー8と、糸巻軸回転揺動機構6をミシン本体1のミシン機枠10に取り付けるための取付板9とを有する。
図4に示すように、糸巻腕7は、クラッチレバー8に取り付けられる第1分割部71と、第1分割部71に対して揺動可能な第2分割部72と、揺動軸73と、第1バネ74とを備える。第1分割部71は、横方向に延びる第1枢支孔711と、縦方向に延びる第2枢支孔712と、取付孔714と、係止孔71cとを有する。図4から理解できるように、揺動軸73の係止ピン73cが第1分割部71の係止孔71cに係止されて抜け止めされた状態で、揺動軸73が第1枢支孔711に嵌合される。揺動軸73の他端部73fは第2分割部72の枢支孔72xに一体的に固着される。この状態では、揺動軸73の軸線PCの回りで、第2分割部72は糸巻軸5と揺動軸73と共に第1分割部71に対して揺動可能となる。第1バネ74は、第1分割部71に対して第2分割部72の姿勢を元に戻すためのリターンバネを形成するものであり、捻りコイルバネで形成されている。第1バネ74を形成する捻りコイルバネの一端部74eは第2分割部72に係合し、他端部74fは第1分割部71に係合する。これにより第1バネ74は第2分割部72および糸巻軸5を元の姿勢に復帰させる付勢力を発揮する。
図4に示すように、第2分割部72は、糸巻軸5をこれの軸線PB回りで回転させつつ糸巻軸5を嵌着させる嵌着孔720と、糸巻軸5のリング溝56に係合して糸巻軸5を抜け止めさせつつこれの軸線PB回りで回転可能に支持する複数の係合部721と、鍔部722とを有する。糸巻軸5の係合溝56が係合部721に係合されつつ糸巻軸5が嵌着孔720に嵌着される。この状態では、糸巻軸5はこれの軸線PB回りで矢印Z方向に第2分割部72に対して回転可能とされる。更に、糸巻軸5を保持する第2分割部72は第1分割部71に対して揺動可能されている。
図4に示すように、クラッチレバー8は、突部81を有する本体部80と、本体部80に連設され第1分割部71を取り付けるための取付部82と、本体部80に設けられた軸孔83と、取付部82に設けられた挿入孔84と、取付部82に設けられた係止孔86とを備えている。図4から理解できるように、取付具89(螺子部材)がクラッチレバー8の挿入孔84を介して第1分割部71の取付孔714に取り付けられ、第1分割部71がクラッチレバー8に固定される。取付板9は、糸巻軸回転揺動機構6をミシン本体1のミシン機枠10に取り付けるためのものである。図4に示すように、取付板9は、辺90w,90uを有する本体部90と、本体部90に連設されたストッパ91と、本体部90の厚み方向に突出する枢支軸92と、第2バネ94とを備える。枢支軸92はクラッチレバー8の軸孔83に挿入され、ひいては第1分割部71の第2枢支孔712に挿入され、係止具96で抜け止めされる。従って、枢支軸92の軸線PDを揺動中心として第1分割部71(糸巻腕7)は横方向に沿って、即ち、矢印Y1,Y2方向(図4,図5,図8,図11参照)に沿って揺動できる。図4から理解できるように、第2バネ部94はクラッチレバー8の姿勢を元に戻すためのリターンバネを形成するものであり、捻りコイルバネで形成されており、取付板9とクラッチレバー8との間に介在する。第2バネ94は、コイルバネ部940と、コイルバネ部940から突設された第1腕部941および第2腕部942とを有する。第1腕部941はクラッチレバー8の係止孔86に係止され、第2腕部942は取付板9の係止孔95に係止される。
糸巻装置500の不使用時(糸巻軸5上にボビン27に糸を巻き取らない時)には、即ち、クラッチディスク4のクラッチ結合時には、第2バネ94の付勢力により、クラッチレバー8は取付板9のストッパ91に押しつけられている(図7参照)。この結果、クラッチレバー8の突部81はクラッチディスク4の係合面4xからΔL1離間して非接触状態とされている(図7参照)とともに、作動輪55の外周面55sはカム面147からΔL2離間して非接触とされている(図7参照)。この状態では、クラッチディスク4とタイミングギヤ3とはクラッチ結合されており(図7参照)、ハンドホイール14および上軸11は一体的に回転する。
これに対して、糸巻装置500の使用時(糸巻軸5上にボビン27に糸を巻き取る時)には、ユーザが揺動軸92の軸線PDを中心として糸巻軸回転傾動機構6をハンドホイール14側に矢印Y2方向(図8参照)に揺動させる。すると第2バネ94の付勢力の方向が変化する。このときの第2バネ94の付勢力は、主バネ455の付勢力と、第1バネ74の付勢力との和よりも大きく設定されている。従って、上記したように付勢力の方向が変化した第2バネ94の付勢力により、クラッチレバー8はクラッチ結合の解除方向(矢印P2方向)に付勢されて取付板9のストッパ91からΔL3離間する(図10参照)と共に、クラッチディスク4の端面4rがハンドホイール14の端面14rに当接するまで矢印P2方向に移動し、クラッチディスクはタイミングギヤ3から離間した状態とされ、クラッチディスク4とタイミングギヤ3とのクラッチ結合は解除される(図10参照)。この状態では、ハンドホイール14が回転しても上軸11は回転しない。
主回転体として機能するハンドホイール14のうち糸巻軸5に対向する側の端面には、カム面147が形成されている。カム面147は、ハンドホイール14のうち糸巻軸5に対向する側に軸線PAのまわりでリング状に延設されている。ハンドホイール14のカム面147は、作動輪55の外周面55sと接触するとき、作動輪55を有する糸巻軸5の軸線PBを軸線PBと交差する方向に一方向(図9,図12に示す矢印X1方向)および他方向(図9,図12に示す矢印X2方向)に交互に揺動させるために、複数個の凸状カム部分147aおよび複数個の凹状カム部分147cを有するカムプロフィール(図6参照)をもつ。本実施形態によれば、ハンドホイール14は、ボビン27(図10,図13参照)を取り付けた糸巻軸5の作動輪55を糸巻軸5と共にこれの軸線PB回りで回転させつつ、ボビン27に糸を巻き取るための駆動源または回転体として機能する。
糸をボビン27に巻き取る場合について説明する。まず、ボビン27を糸巻軸5に取り付けておく(図10,図13参照)。糸180が多重に巻回された糸駒18をミシン本体1の糸立て棒15にほぼ鉛直方向に沿って取り付ける。従って糸駒15の軸線PEは縦方向に沿っている。ユーザは、糸駒18から巻き外した糸180を糸案内部16でUターンさせつつボビン27に巻き付ける。そして、図8に示す糸巻軸回転揺動機構6をユーザは手動操作により取付板9の枢支軸92の軸線PDを回転中心として矢印Y2方向(ハンドホイール14に接触する方向,図8参照)に移行させる。すると、クラッチレバー8の突部81がクラッチディスク4を上軸11の軸線PAに沿って矢印P2方向(クラッチ結合の解除方向,タイミングギヤ3から離間する方向)に押圧して移動させる。これによりクラッチディスク4をタイミングギヤ3から離間させ、クラッチディスク4とタイミングギヤ3とのクラッチ結合を解除させる。この場合、図8から理解できるように、糸巻腕7が枢支軸92の軸線PDを回動中心として、クラッチレバー8と一体となってハンドホイール14側(矢印Y2方向)に移動する。この結果、糸巻軸5に設けられている作動輪55の外周面55sがハンドホイール14のカム面147に当接する。
この状態では、ハンドホイール14の回転力は作動輪55を介して糸巻軸5に伝達可能とされる。この状態で、ミシン本体1の駆動モータ13が回転駆動すると、駆動モータ13の駆動力は、前記した主伝達ベルト(図略)およびハンドホイール14の従動プーリ部142を介して減速されつつハンドホイール14に伝達され、ハンドホイール14が軸線PAまわりで回転する。この場合、クラッチディスク4のクラッチ結合は解除されているため、ハンドホイール14は回転するものの、上軸11は回転されない。ここで、作動輪55の外周面55sがハンドホイール14のカム面147に接触されているため、作動輪55とカム面147との摩擦係合により、作動輪55が軸線PB回りで矢印Z方向(図8参照)に回転する。ひいては、作動輪55を一体的に保持する糸巻軸5が、ボビン27と共に、糸巻軸5の軸線PB回りでハンドホイール14の回転駆動源として回転するため、糸180がボビン27に多重に巻き取られる。
更に本実施形態によれば、ハンドホイール14のカム面147は前記したカムプロフィールをもつ。そして、カムプロフィールをもつカム面147と作動輪55の外周面55sとが摩擦係合する。このため、糸巻軸5の軸線PBは、糸巻軸5の軸線PBと交差する方向に一方向(図10および図13に示す矢印X1方向)および他方向(図10および図13に示す矢印X2方向)に交互に揺動される。すなわち、糸巻軸5の軸線PBは、糸巻軸5の軸線PBと交差する方向に一方向(矢印X1方向)に揺動された後、他方向(矢印X2方向)に揺動され、その後、再び、一方向(矢印X1方向)に揺動され、その後、再び、他方向(矢印X2方向)に揺動される。矢印X1,X2方向は、糸案内部16と糸立て棒15とを仮想的に繋ぐ方向に沿っている。このように糸巻軸5の軸線PBは、矢印X1方向および矢印X2方向に交互に揺動される。図10,図13から理解できるように、矢印X1方向および矢印X2方向は、糸案内部16と糸立て棒15(糸巻軸5)とを仮想的に結ぶ仮想面に沿った方向である。
以下、このように糸巻軸5は軸線PB回りで矢印Z方向に回転しつつ、糸巻軸5の軸線PBは、糸巻軸5の軸線PBと交差する方向に一方向(矢印X1方向)および他方向(矢印X2方向)に交互に揺動されつつ、ボビン27に糸180を巻き取る。この場合、糸案内部16は前述したように糸張力Fを与える。
上記した本実施形態によれば、図13に示すように、糸巻軸5の軸線PBが他方向(矢印X2方向)に揺動しつつボビン27に糸180を巻き取るときには、糸案内部16とボビン27との間の糸180には張力Fが作用している。このため、糸案内部16とボビン27との間における糸180の距離を最短距離とさせるように、糸180はボビン27に巻き取られつつ、ボビン27の軸長方向において下向き(図13に示す矢印W2方向)に変位する。その後、糸巻軸5の軸線PBが一方向(矢印X1方向)に揺動しつつボビン27に糸180を巻き取るときには、糸案内部16とボビン27との間の糸には張力Fが作用しているため、糸案内部16とボビン27との間の糸180の距離を最短距離とさせるように、糸180はボビン27に巻き取られつつ、上向き(図10に示す矢印W1方向)にボビン27の軸長方向において変位する。このように本実施形態によれば、糸180はボビン27に巻き取れつつ、ボビン27の軸長方向において上向き(矢印W1方向)および下向き(矢印W2方向)に交互に変位する。この結果、糸180はボビン27にほぼ整列状に巻き取られ、ボビン27に巻き取られた糸の外径はボビン27の軸長方向においてほぼ均一となり、ボビン27における糸の偏巻取が抑制される。
以上説明したように本実施形態によれば、糸案内部16とボビン27との間の間に存在する糸180の長さが最短距離となるように、糸180がボビン27の軸長方向の一端から他端に向けて移行しつつボビン27に巻き取られる動作と、糸180がボビン27の軸長方向の他端から一端に向けて移行しつつボビン27に巻き取られる動作とが交互に実行される。このため、糸180はボビン27の軸長方向においてできるだけ均一に巻き取られる。この結果、ボビン27に巻き取られた糸180の巻取体の外径は、ボビン27の軸長方向においてできるだけ均一となる。
本実施形態によれば、従来よりミシン本体1の機構として既に設けられているハンドホイール14を駆動源として有効利用し、ハンドホイール14のうち糸巻軸5に対向する側にカム面147を軸線PA回りでリング状に形成し、糸を糸巻軸5に取り付けたボビン27の軸長方向において均一に巻き取ることができるため、新規な駆動源を設けずとも良い。なお本実施形態によれば、糸巻軸5は回転しつつ揺動するものの、鉛直方向に沿って積極的に昇降するものではない。
更に本実施形態によれば、図5,図6等から理解できるよう、作動輪55の大部分は第2分割部72の鍔部722に上側から覆われて保護されているため、作動輪55の保護性が向上されている。
(その他)
上記した実施形態では、糸巻軸5を回転させつつ揺動させる駆動源はハンドホイール14とされているが、駆動源としてはハンドホイール14に限らず、別の回転体や別のモータを搭載していても良い。糸巻軸5を回転させつつ揺動させる専用のモータなどの駆動源が設けられていても良い。本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
1はミシン本体、10はミシン機枠、11は上軸、13は駆動モータ、14はハンドホイール(主回転体、駆動源)、147はカム面、15は糸立て棒、16は糸案内部、18は糸駒、24はボビンストッパ、27はボビン、3はタイミングギヤ、4はクラッチディスク、45は主バネ、500は糸巻装置、5は糸巻軸、55は作動輪(径大部)、6は糸巻軸回転揺動機構、7は糸巻腕、71は第1分割部、72は第2分割部、8はクラッチレバー、9は取付板、94は第2バネを示す。

Claims (3)

  1. 針が取り付けられる針棒を昇降させるための上軸をもつミシン本体と、前記ミシン本体に設けられ糸が巻回された糸駒を回転可能に取り付けるための糸立て棒と、前記糸立て棒から離間して前記ミシン本体に設けられた糸案内部と、前記ミシン本体に設けられ前記糸立て棒に保持された前記糸駒の糸を前記糸案内部を介して糸張力を与えつつボビンに多重に巻き取るための糸巻装置とを備えるミシンであって、
    前記糸巻装置は、前記糸駒の糸を巻き取るための前記ボビンを脱着可能に保持する糸巻軸と、前記糸巻軸をこれの軸線まわりで駆動源により回転させつつ、前記糸巻軸の軸線を軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させることにより、糸を前記ボビンに巻き取る糸巻軸回転揺動機構とを具備し、
    前記駆動源は、前記上軸と共に回転可能に設けられ且つ前記糸巻軸の前記軸線を前記軸線と交差する方向に一方向および他方向に交互に揺動させるカムプロフィールをもつカム面を有する主回転体であり、
    前記糸巻軸回転揺動機構は、前記糸巻軸に同軸的に設けられ前記糸巻軸と一体回転すると共に前記糸巻軸よりも径大であり前記主回転体の前記カム面に押しつけられる径大部を備えており、
    前記径大部は、前記主回転体の前記カム面と摺動して回転して前記糸巻軸をこれの軸線回りで回転させることにより、前記糸巻軸上の前記ボビンを前記糸巻軸の軸線回りで回転させることを特徴とするミシン。
  2. 請求項において、前記主回転体は、前記上軸に同軸的に設けられたハンドホイールであることを特徴とするミシン。
  3. 請求項1〜のうちの一項において、前記糸巻軸回転揺動機構は、前記ミシン本体に直接または間接的に保持される第1分割部と、前記糸巻軸を軸線回りで回転可能に支持すると共に前記糸巻軸の軸線を前記一方向および前記他方向に交互に揺動させるように前記第1分割部に対して揺動可能に設けられた第2分割部とを具備することを特徴とするミシン。
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