JP5784837B2 - ワイヤレス技術の同時アグリゲーションのための再構成可能なマルチチップ処理プラットフォーム - Google Patents

ワイヤレス技術の同時アグリゲーションのための再構成可能なマルチチップ処理プラットフォーム Download PDF

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Description

[0001]ワイヤレス通信システムは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、および3GPP Long Term Evolution(LTE)がある。
[0002]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。
[0003]ワイヤレスネットワークは、ワイヤレス端末が、無線、衛星、およびモバイルフォン技術を使用して、リモートプライベートまたは公衆ネットワークを介した基地局とのワイヤレス接続を確立することを可能にする。ワイヤレスネットワークの一例としては、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)がある。WWANは、上記で説明した多元接続システムによって提供されるモバイル電気通信セルラーネットワーク技術を使用してデータを送信および受信する。WWAN接続性をもつワイヤレス端末は複数のWWANデータ技術をサポートすることができるが、ワイヤレス端末は、しばしば、所与の時間にただ1つのWWAN技術をサポートすることが可能である。
[0004]再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームに複数のWWANデータ技術の同時アグリゲーションを与えるためのシステム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品について説明する。いくつかの例では、モバイルデバイスは、少なくとも1つのマルチプレクサと、いくつかのベースバンド処理チップと、いくつかのトランシーバと、いくつかのユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールとを含む。マルチプレクサは、いくつかのベースバンド処理チップに通信可能に結合され得る。マルチプレクサは、第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のUICCモジュールに選択的に結合し得る。さらに、マルチプレクサは、第1の接続と同時に動作可能である第2の接続を確立するために、第2のベースバンドチップを第2のUICCモジュールに選択的に結合し得る。さらに、マルチプレクサは、第1のWWANとの通信を可能にするために、第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに結合し得、第2のベースバンド処理チップは、第2のWWANとの同時通信を行うために、第2のトランシーバに結合され得る。
[0005]一構成では、第1の接続は、第1のUICCモジュールに結合された第1のベースバンド処理チップと、第1のトランシーバに結合された第1のベースバンド処理チップとを含み得る。第2の接続は、第2のUICCモジュールに結合された第2のベースバンド処理チップと、第2のトランシーバに結合された第2のベースバンド処理チップとを含み得る。
[0006]一例では、第1のマルチプレクサは、第2のUICCモジュールから第2のベースバンド処理チップを分離し、第1のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに結合し得る。これは、第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較した第1のベースバンド処理チップによる電力の低減された消費に基づいて行われ得る。その結果、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能し得る。たとえば、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行し得る。第2のベースバンド処理チップは、第1のベースバンド処理チップがプロキシとして機能する間にスリープモードに入り得る。
[0007]一構成では、第2のベースバンド処理チップのプロキシになることの一部として、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わって電子メール動作を実行し得る。別の構成では、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わってインスタントメッセージング(IM)動作を実行し得る。プロキシ動作中に、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに向けられたアクティブ要求の受信を監視し得る。アクティブ要求を受信すると、第2のベースバンド処理チップはアクティブモードに入り得る。第2のベースバンド処理チップがアクティブモードに入ったとき、第1のベースバンド処理チップは、プロキシとして機能するのを停止し得る。たとえば、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行するのを停止し得る。
[0008]一例では、第1のマルチプレクサは、複数のベースバンド処理チップのうちの1つに組み込まれ得る。複数のベースバンド処理チップのうちの少なくとも1つは、通信デバイス上で実行している1つまたは複数のアプリケーションを管理し得る。たとえば、複数のベースバンド処理チップのうちの少なくとも1つは、通信デバイスのディスプレイを管理し得る。
[0009]一構成では、通信デバイスは第2のマルチプレクサをさらに含み得る。第2のマルチプレクサは、複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合され得る。一例では、第2のマルチプレクサは、第3の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合し得、第4の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合し得る。第4の接続は、第3の接続と同時に動作可能であり得る。
[0010]通信デバイスはまた、マルチプレクサコントローラを含み得る。コントローラは、利用可能なネットワークを探索し、探索に基づいて1つまたは複数のネットワークを選択し得る。さらに、コントローラは、1つまたは複数のネットワークの各々のための動作周波数帯域を選択し、1つまたは複数のネットワークの各々のための複数のトランシーバのうちの1つを選択し得る。
[0011]再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するための方法についても説明する。一構成では、第1のマルチプレクサは、複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合され得る。第1のベースバンド処理チップは、第1の接続を確立するために、第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)チップに選択的に結合され得る。第2のベースバンド処理チップは、第2の接続を確立するために、第2のUICCモジュールに選択的に結合され得る。第2の接続は、第1の接続と同時に動作可能であり得る。さらに、第1のベースバンド処理チップは、第1のネットワークとの通信を行うために、第1のトランシーバに選択的に結合され得る。さらに、第2のベースバンド処理チップは、第2のネットワークとの通信を行うために、第2のトランシーバに選択的に結合され得る。第1のネットワークと第2のネットワークとの通信は、第1のトランシーバと第2のトランシーバとを介して並列にアクセス可能であり得る。
[0012]再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するためのシステムについても説明する。本システムは、第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合するための手段を含み得る。さらに、本システムは、第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合するための手段を含み得る。さらに、本システムは、第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合するための手段を含み得る。さらに、本システムは、第1のネットワークへのアクセスを与えるために、第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合するための手段を含み得る。本システムはまた、第1のネットワークへのアクセスと同時に、第2のネットワークとの通信を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合するための手段を提供し得る。
[0013]再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するためのコンピュータプログラム製品についても説明する。本コンピュータプログラム製品は非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。本媒体は、第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合するためのコードと、第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合するためのコードとを含み得る。本媒体は、第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合するためのコードをさらに含み得る。さらに、本媒体はまた、第1のネットワークとの通信を行うために、第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合するためのコードと、第1のネットワークとの確立された通信と同時に第2のネットワークとの通信を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合するためのコードとを含み得る。
[0014]上記では、開示による例の特徴および技術的態様についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の編成と動作の方法の両方に関して、それらの概念を特徴づけると考えられる特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみの目的で与えられ、特許請求の範囲の限界を定めるものではない。
[0015]以下の図面を参照すれば、本発明の性質および利点のさらなる理解が得られ得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれか1つに適用可能である。
ワイヤレス通信システムのブロック図。 モバイルデバイスのブロック図。 モバイルデバイスのさらなる一例のブロック図。 マルチプレクサコントローラの一例を示す図。 モバイルデバイス中に実装され得るマルチチップ処理プラットフォームの一例のブロック図。 マルチチップ処理プラットフォームのさらなる一例のブロック図。 マルチチップ処理プラットフォームの別の例のブロック図。 マルチチップ処理プラットフォームを使用して異なるワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)データ技術に同時にアクセスするための方法のフローチャート。 マルチチップ処理プラットフォームを使用して異なるWWANデータ技術に同時にアクセスするための方法の別の例のフローチャート。 モバイルデバイス内で低電力動作状態を確立するための方法のフローチャート。 モバイルデバイス内でプロキシ動作モードを確立するための方法の一例のフローチャート。 モバイルデバイス内でプロキシ動作モードを中止するための方法のフローチャート。 モバイルデバイス中に含まれるマルチチップWWAN処理プラットフォームを再構成するための方法のフローチャート。 選択されたネットワークにわたって通信するために特定のトランシーバを選択するための方法1300の一例を示すフローチャート。
[0030]通信デバイス上で再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを与えるためのシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品について説明する。処理プラットフォームは、通信デバイスが複数のWWANデータ技術に同時にアクセスすることを可能にし得る。プラットフォームは、少なくとも1つのマルチプレクサと、いくつかのベースバンド処理チップと、いくつかのUICCモジュールと、いくつかのトランシーバとを含み得る。各UICCモジュールおよびトランシーバは、異なるWWANデータ技術へのアクセスをデバイスに与え得る。異なるWWANデータ技術を通信デバイスに同時に与えるために、マルチプレクサは、第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のUICCモジュールおよび/または第1のトランシーバと動的に接続し得る。第1の接続は、デバイスに第1のWWANデータ技術へのアクセスを与え得る。マルチプレクサはまた、第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバと動的に接続し得る。第2の接続は、デバイスに第2のWWANデータ技術へのアクセスを与え得る。その結果、デバイスは、異なるWWANデータ技術を同時に使用し得る。
[0031]さらに、デバイスが低電力状態に入ったとき、マルチプレクサは、UICCモジュールおよび/またはトランシーバを、他のベースバンド処理チップと比較してより少ない量の電力を消費するベースバンド処理チップに接続し得る。接続されたベースバンド処理チップは、UICCモジュールおよび/またはトランシーバに接続されていないベースバンド処理チップのプロキシとして働き得る。接続されたベースバンド処理チップは、未接続のベースバンド処理チップをアクティブにするようにとの要求が受信されるまで、プロキシとして働き続け得る。少なくとも1つのマルチプレクサは、次いで、アクティブにされたベースバンド処理チップをUICCモジュールおよび/またはトランシーバと接続し得る。
[0032]本明細書で説明する技法は、符号分割多重接続(CDMA)、時分割多重接続(TDMA)、周波数分割多重接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。
[0033]本明細書で説明する技法は、上述のシステムおよび技術、ならびに他のシステムおよび技術のために使用され得る。ワイヤレスシステム中のモバイルデバイスは、デバイスが、システムによって実装される様々な技術に同時にアクセスすることを可能にする、説明するマルチチッププラットフォームを含み得る。
[0034]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、様々なプロシージャまたは構成要素を適宜に省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0035]最初に図1を参照すると、ブロック図に、ワイヤレス通信システム100の一例が示されている。システム100は、基地局105と、モバイルデバイス115と、基地局コントローラ120と、コアネットワーク125とを含む(コントローラ120はコアネットワーク125に組み込まれ得る)。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。
[0036]基地局105は、基地局アンテナ(図示せず)を介してモバイルデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105は、複数のキャリアを介してコントローラ120の制御下でモバイルデバイス115と通信するように構成される。基地局105のサイトの各々は、それぞれの地理的エリアに通信カバレージを与えることができる。各基地局105のためのカバレージエリアは、ここでは、110a、110b、または110cとして識別される。基地局のためのカバレージエリアは、(図示されていないが、カバレージエリアの一部分のみを構成する)セクタに分割され得る。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術のための重複するカバレージエリアがあり得る。
[0037]モバイルデバイス115はカバレージエリア110全体にわたって分散され得る。モバイルデバイス115は、移動局、モバイルデバイス、アクセス端末(AT)、ユーザ機器(UE)、加入者局(SS)、または加入者ユニットと呼ばれることがある。モバイルデバイス115は、セルラーフォンとワイヤレス通信デバイスとを含み得るが、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータなどをも含み得る。
[0038]基地局105は異なるデータ技術を与え得る。たとえば、ある基地局は高速パケットアクセス(HSPA)技術を与え得、別の(または同じ)基地局はLong Term Evolution(LTE)技術をも与え得る。モバイルデバイス115は、それらが異なる技術をサポートすることを可能にするアーキテクチャを含み得る。たとえば、単一のモバイルデバイス115は、モバイルデバイスがHSPAとLTEとを同時にサポートすることを可能にするアーキテクチャを含み得る。一構成では、各モバイルデバイス115上にインストールされたアーキテクチャは、少なくとも1つのマルチプレクサと、いくつかのベースバンド処理チップと、いくつかのUICCモジュールと、いくつかのトランシーバとを含み得る。各UICCモジュールおよびトランシーバは、異なる基地局105によって与えられる異なるWWANデータ技術をサポートし得る。マルチプレクサは、第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のUICCモジュールおよび/または第1のトランシーバと選択的に接続し得る。第1の接続は、それぞれのモバイルデバイスが、基地局によって与えられる第1のWWANデータ技術をサポートすることを可能にし得る。マルチプレクサはまた、第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバと選択的に接続し得る。第2の接続は、それぞれのデバイスに、異なる基地局によって与えられる第2のWWANデータ技術をサポートする能力を与え得る。さらに、アーキテクチャは、モバイルデバイスが、利用可能なネットワークを探索することと、ネットワークを選択することと、選択されたネットワークとの通信を確立するためにモバイルデバイスの特定のトランシーバを選択することとを可能にし得る。選択されたトランシーバは、選択されたネットワークと通信するように特別に設計され得る。
[0039]図2は、モバイルデバイス115aの一構成を示すブロック図200である。これは、図1のモバイルデバイス115の一例であり得る。デバイスは、いくつかのベースバンド処理チップ205aと、いくつかのUICCモジュール210aと、いくつかのトランシーバ220aと、マルチプレクサ215とを含み得る。UICCモジュールは、UICCカード、加入者識別モジュール(SIM)カード、または仮想SIM(VSIM)と呼ばれるSIM/UICC能力のソフトウェア実装形態であり得る。UICCモジュールは、3G UMTS/LTE/CDMAネットワークにおける加入者/認証情報およびストレージを管理するためのユニバーサルSIM(USIM)/CDMA SIM(CSIM)アプリケーションを含み得る。SIMカードは、GSM/GPR/EDGEネットワークにおける認証情報およびストレージを管理するためのSIMソフトウェアアプリケーションを含み得る。一例では、いくつかのベースバンド処理チップ205aおよびいくつかのUICCモジュール210aがマルチプレクサ215に接続され得る。さらに、いくつかのトランシーバ220aもマルチプレクサ215に接続され得る。
[0040]一例では、マルチプレクサ215は、モバイルデバイス115a中の別個のチップ上で利用可能にされ得る。別の例では、マルチプレクサ215は、既存のベースバンド処理チップ205aのうちの1つ内に組み込まれ得る。マルチプレクサ215は、モバイルデバイス115aが異なるデータ技術を同時にサポートし、いくつかのトランシーバを介して異なるネットワークに接続することを可能にし得る。一構成では、マルチプレクサ215は、第1のデータ技術をサポートする第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップ205a1を第1のUICCモジュール210a1と選択的に接続し得る。マルチプレクサ215はまた、第1のネットワークとの通信を確立するために、第1のベースバンド処理チップ205a1を第1のトランシーバ220a1と選択的に接続し得る。さらに、マルチプレクサは、第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップ205a2を第2のUICC210a2と選択的に接続し得る。第2の接続は、モバイルデバイス115aが、第1のデータ技術を同時にサポートしながら、第2のデータ技術をサポートすることを可能にし得る。マルチプレクサ215はまた、第2のネットワークとの通信を確立するために、第2のベースバンド処理チップ205a2を第2のトランシーバ220a2と選択的に接続し得る。その結果、上記のモバイルデバイス115aのアーキテクチャは、モバイルデバイス115aが異なるWWAN技術を同時にサポートし、いくつかのトランシーバを介して複数のネットワーク上で同時に通信することを可能にし得る。
[0041]図3は、モバイルデバイス115aの一例を示すブロック図300である。これは、図1のモバイルデバイス115の一例であり得る図2のモバイルデバイス115aの一例であり得る。モバイルデバイス115aは、いくつかのベースバンド処理チップ205aと、いくつかのUICCモジュール210aと、いくつかのトランシーバ220aと、マルチプレクサ215とを含み得る。さらに、モバイルデバイス115aは、マルチプレクサコントローラ325と、スイッチングモジュール330と、いくつかのアンテナ335aとを含み得る。
[0042]各ベースバンド処理チップ205aは、選択されたUICCモジュールによって与えられたワイヤレス技術を使用し、選択されたトランシーバを介してワイヤレスネットワークに接続するために、マルチプレクサ215を介していずれかのUICCモジュール(UICCモジュール1 210a1またはUICCモジュール2 210a2)といずれかのトランシーバ(第1のトランシーバ220a1または第2のトランシーバ220a2)とに接続し得る。マルチプレクサコントローラ325は、ベースバンド処理チップ205aとUICCモジュール210aとトランシ−バ220aとの間の動的接続を管理するようにマルチプレクサ215を制御し得る。
[0043]マルチプレクサ215は、モバイルデバイス115aが同時アグリゲーションモードに入ることを可能にし得る。同時アグリゲーションモードでは、ベースバンド処理チップ1 205a1は、ネットワークとネットワークによって与えられるデータ技術とにアクセスするために、(第1のトランシーバ220a1または第2のトランシーバ220a2などの)トランシーバおよび(UICCモジュール1 210a1またはUICCモジュール2 210a2などの)UICCモジュールと接続し得る。ベースバンド処理チップ1 205a1が接続されている間、ベースバンド処理チップ2 205a2は、ベースバンド処理チップ1 205a1と接続されていないトランシーバおよびUICCと同時に接続し得る。たとえば、ベースバンド処理チップ1 205a1は、第1のWWANと第1のWWAN技術とにアクセスするために、(マルチプレクサ215を介して)UICCモジュール1 210a1と第1のトランシーバ220a1とに接続し得、ベースバンド処理チップ2 205a2は、第2のWWANと第2のWWAN技術とにアクセスするために、(同じくマルチプレクサ215を介して)UICCモジュール2 210a2と第2のトランシーバ220a1とに同時に接続し得る。
[0044]マルチプレクサ215はまた、既存の接続を動的に変え得る。たとえば、マルチプレクサ215は、ベースバンド処理チップ1 205a1とUICCモジュール1 210a1と第1のトランシーバ220a1との間の接続を、ベースバンド処理チップ1 205a1とUICCモジュール2 210a2と第2のトランシーバ220a2との間の接続に変更し得る。同様に、マルチプレクサ215は、ベースバンド処理チップ2 205a2とUICCモジュール2 210a2と第2のトランシーバ220a2との間の接続を、ベースバンド処理チップ2 205a2とUICCモジュール1 210a1と第1のトランシーバ220a1との間の接続に変更し得る。言い換えれば、マルチプレクサ215は、モバイルデバイス115a中のベースバンド処理チップ205aとUICCモジュール210aとトランシーバ220aとの間の様々なタイプの接続を可能にし得る。
[0045]一構成では、マルチプレクサコントローラ325はまた、デバイス115aがネットワークとの通信を確立する前に、またはデバイスが現在のネットワーク接続上で通信している間に、利用可能なネットワークを探索し得る。たとえば、図3Aに、マルチプレクサコントローラ325aの一例を示す。コントローラ325aは、図3のマルチプレクサコントローラ325の一例であり得る。一例では、コントローラ325aは、デバイス115a上のトランシーバ220へのアクセスを有し得る。コントローラ325aは、探索モジュール340と、ネットワーク選択モジュール345と、トランシーバ選択モジュール350とを含み得る。一構成では、探索モジュール340は、利用可能なネットワークを探索し得る。ネットワーク選択モジュール345は、利用可能なネットワークの探索中に発見されたいくつかのネットワークを選択し得る。一構成では、トランシーバ選択モジュール350は、各選択されたネットワークのためのデバイス115a上のいくつかのトランシーバのうちの1つを選択し得る。たとえば、ネットワーク選択モジュール345は、選択されたネットワークのための動作周波数帯域を選択し得る。第1のトランシーバ220a1は、第2のトランシーバ220a2よりも、選択された動作周波数帯域上で動作するように特別に設計され得る(またはより良好に同調され得る)。たとえば、第1のトランシーバ220a1は、第2のトランシーバ220a2よりも、この動作周波数帯域において改善された干渉消去を行い得る。その結果、トランシーバ選択モジュール350は、選択されたネットワークとの通信を実行するために第1のトランシーバ220a1を選択し得る。一構成では、マルチプレクサコントローラ325aの機能は、ソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。
[0046]再び図3を参照すると、信号がいくつかのアンテナ335aを介して送信および受信され得る。デバイス115aは、通信性能を改善するために複数のアンテナを使用することによって多入力多出力(MIMO)技術を採用し得る。一構成では、いくつかのアンテナ335aのうちの1つまたは複数は、情報を送信および受信するためにアクティブであり得る。スイッチングモジュール330は、モバイルデバイス115aの所望の通信性能に応じてアンテナ335aの各々のアクティブ化/非アクティブ化を調整し得る。
[0047]一構成では、モバイルデバイス115aは低データレート動作モードに入り得る。デバイス115aが低データレート動作モードに入った場合、デバイス115aは、単一のベースバンド処理チップ205aと、単一のトランシーバ220aと、単一のUICCモジュール210aとを使用して低データレートを達成することが望ましいことがある。低データレート動作モードにある間、デバイス115aはまた、低電力が望まれる状態にあり得る。これが起こった場合、最小量の電力を消費する単一のベースバンド処理チップ205aが使用されるべきである。モバイルデバイス115a中の各ベースバンド処理チップ205aは、漏洩電力とアクティブ電力とに関して異なる特徴づけを有し得る。たとえば、ベースバンド処理チップ2 205a2は、ベースバンド処理チップ1 205a1と比較してより低い電力(すなわち、より低い漏洩電力および/またはアクティブ電力)を消費し得る。
[0048]上記で説明したように、デバイス115aが低電力と低データレートとが望まれる状態に入った場合、デバイス115aは、(他のベースバンド処理チップと比較して)最小量の電力を消費する単一のベースバンド処理チップ205aをアクティブにすることが望ましい。一例では、デバイス115aが低電力および低データレート状態に入ったとき、より大きい量の電力を消費する(ベースバンド処理チップ1 205a1などの)ベースバンド処理チップが現在アクティブであることがある。その結果、マルチプレクサ215は、このチップを切断し、より少ない量の電力を消費する(ベースバンド処理チップ2 25a2などの)ベースバンド処理チップをUICCモジュールとトランシーバとに接続し得る。一構成では、より低い電力のベースバンド処理チップは、より高い電力のベースバンド処理チップのプロキシになり得る。言い換えれば、マルチプレクサ215は、ベースバンド処理チップ1 205a1をUICCモジュールとトランシーバとから分離し、ベースバンド処理チップ1 205a1による電力の消費と比較してベースバンド処理チップ2 205a2による電力の低減された消費に基づいて、ベースバンド処理チップ2 205a2をUICCモジュールとトランシーバとに結合し得る。一例では、ベースバンド処理チップ2 205a2が、ベースバンド処理チップ1 205a1に代わって動作を実行することによってベースバンド処理チップ1 205a1のプロキシとして働く間、ベースバンド処理チップ1 205a1はスリープモードに入り得る。ベースバンド処理チップ1 205a1は、特定のイベントが発生するまで、スリープモードのままであり得、ベースバンド処理チップ1 205a1は、特定のイベントを実行するためにスリープモードから出てアクティブモードに戻り得る。
[0049]一例として、ベースバンド処理チップ1 205a1は、アプリケーションを実行すること、デバイス115aのディスプレイを動作させることなどによってより高いレートの電力を消費する処理チップであり得る。ベースバンド処理チップ2 205a2は、そのような機能を実行し得ずまたは動作させ得ず、結果として、ベースバンド処理チップ1 205a1よりも低い電力を消費する。前に説明したように、モバイルデバイス115aがより低いデータレート動作モードに入った場合、1つのUICCモジュールと1つのトランシーバとのみが使用中であり得る。たとえば、UICCモジュール2 210a2と第2のトランシーバ220a2とが使用中でない間、ベースバンド処理チップ1 205a1はUICCモジュール1 210a1と第1のトランシーバ220a1とを使用していることがある。モバイルデバイス115aが、より低い電力消費も望まれる状態に入ったとき、ベースバンド処理チップ1 205a1は、UICCモジュール1 210a1と第1のトランシーバ220a1とを依然として利用していることがある。より低い電力消費が望まれるので、マルチプレクサ215は、UICCモジュール1 210a1と第1のトランシーバ220a1との接続をベースバンド処理チップ1 205a1からベースバンド処理チップ2 205a2に動的に切り替え得る。その結果、マルチプレクサ215は、ベースバンド処理チップ2 205a2がベースバンド処理チップ1 205a1のプロキシになることを可能にすることによって、モバイルデバイス115aが、(すなわち、1つのUICCと1つのトランシーバとのみを使用して)より少ない電力を消費しながら、より低いデータレート動作モードにとどまることを可能にし得る。
[0050]ベースバンド処理チップ1 205a1のプロキシ中にベースバンド処理チップ2 205a2によって実行されるプロキシ動作は、限定はしないが、プロキシング電子メールまたはインスタントメッセージング(IM)アプリケーションなどのアプリケーションプロキシを含み得る。一構成では、ベースバンド処理チップ2 205a2は、WWANを介してネットワークキープアライブメッセージ、IMプレゼンス更新などに関係するメッセージを受信し得る。WWANを介して電子メール、チャットへのアクティブ要求、または配信されたツイッターメッセージなど、有意メッセージが到着したとき、ベースバンド処理チップ1 205a1は、メッセージを受信するために、スリープモードを出てアクティブモードに入り得る。一構成では、到着した有意メッセージが遅延トレラントメッセージであると判断された場合、ベースバンド処理チップ1 205a1がアクティブモードに入るアクションは、電力を節約するために遅延させられ得る。
[0051]次に図4を参照すると、ブロック図400に、モバイルデバイス115aの一例が示されている。これは、図1のモバイルデバイス115の一例であり得る図2のモバイルデバイス115aの一例であり得る。モバイルデバイス115aは、デバイス115aが異なるWWANと異なるWWANデータ技術とに同時にアクセスすることを可能にする、再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを含み得る。一構成では、デバイス115aの処理プラットフォームは、いくつかのベースバンド処理チップ205aと、いくつかのUICCモジュール210aと、第1のマルチプレクサ215a1とを含み得る。第1のマルチプレクサ215a1は、第1の接続を確立するために、(ベースバンド処理チップ1 205a1などの)第1のベースバンド処理チップを第1のUICCモジュール210a1に選択的に結合し得る。第1のマルチプレクサ215はまた、第2の接続を確立するために、(ベースバンド処理チップ2 205a2などの)第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュール210a2に選択的に結合し得る。第1の接続は、モバイルデバイス115aに第1のWWANデータ技術へのアクセスを与え得、第2の接続は、モバイルデバイス115aに第2のWWANデータ技術へのアクセス与え得る。一構成では、第2の接続は、第1の接続と同時に動作可能であり得る。
[0052]デバイス115aのプラットフォームは、いくつかのトランシーバ220aと、第2のマルチプレクサ215a2とをさらに含み得る。第2のマルチプレクサ215a2はまた、いくつかのベースバンド処理チップ205aに通信可能に結合され得る。一構成では、第2のマルチプレクサ215a2は、第3の接続を確立するために、(ベースバンド処理チップ1 205a1などの)第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバ220a1に選択的に結合し得る。第2のマルチプレクサ215a2はまた、第4の接続を確立するために、(ベースバンド処理チップ2 205a2などの)第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバ220a2に選択的に結合し得る。第1の接続、第2の接続、第3の接続、および第4の接続は、同時に動作可能であり得る。一構成では、第3の接続は、モバイルデバイス115aに特定のWWANへのアクセスを与え得、第4の接続は、デバイス115aに、第3の接続によって与えられるWWANとは異なり得るWWANへのアクセスを与え得る。したがって、モバイルデバイス115aは、モバイルデバイス115aが、様々なベースバンド処理チップと、UICCモジュールおよびトランシーバなどのデバイス115a内の他の構成要素との間の接続を確立することを可能にするために、任意の数のマルチプレクサをもつアーキテクチャを含み得る。これらの接続は、モバイルデバイス115a内の各ベースバンドプロセッサが、アーキテクチャ中のいくつかのマルチプレクサ215aを介して任意のUICCモジュール、トランシーバ、またはそれらの組合せに接続され得るように、再構成可能で動的であり得る。モバイルデバイス115aは、ベースバンド処理チップと、モバイルデバイス115a内の他の構成要素との間の接続の可能な組合せを増加させるために、任意の数のマルチプレクサを含み得る。これらの様々な組合せの各々は、モバイルデバイス115aに特定のWWANと特定のWWANデータ技術とへのアクセスを与え得る。マルチプレクサ215aの使用により、モバイルデバイス115aが、複数のWWANと複数のWWANデータ技術とに同時にアクセスすることを可能にし得る、様々な接続が同時に行われることが可能になる。
[0053]一構成では、モバイルデバイス115aは、低データレート動作モードと低電力状態とに入り得る。第1のマルチプレクサ215a1または第2のマルチプレクサ215a2は、モバイルデバイス115a中の他のベースバンド処理チップと比較してより高いレートの電力を消費するベースバンド処理チップを切断し得る。マルチプレクサ215aは、より少ない量の電力を消費する(ベースバンド処理チップ225a2などの)ベースバンド処理チップを、UICCモジュールと、モバイルデバイス115aに所望のWWAN技術へのアクセスを与えるトランシーバとに接続し得る。一構成では、より低い電力のベースバンド処理チップは、より高い電力のベースバンド処理チップのプロキシになり得る。一例として、第1のマルチプレクサ215a1は、ベースバンド処理チップ1 205a1をUICCモジュール1 210a1から分離し得、第2のマルチプレクサ215a2は、ベースバンド処理チップ1 205a1を第1のトランシーバ220a1から分離し得る。第1のマルチプレクサ215a1は、続いてベースバンド処理チップ2 205a2をUICCモジュール1 210a1に結合し得、第2のマルチプレクサ215a2は、ベースバンド処理チップ1 205a1による電力の消費と比較してベースバンド処理チップ2 205a2による電力の低減された消費に基づいて、ベースバンド処理チップ2 205a2を第1のトランシーバ220a1に結合し得る。一例では、ベースバンド処理チップ2 205a2が、ベースバンド処理チップ1 205a1に代わって動作を実行することによってベースバンド処理チップ1 205a1のプロキシとして働く間、ベースバンド処理チップ1 205a1はスリープモードに入り得る。ベースバンド処理チップ1 205a1は、特定のイベントが発生するまで、スリープモードのままであり得、ベースバンド処理チップ1 205a1は、特定のイベントを実行するためにスリープモードから出てアクティブモードに戻り得る。
[0054]一構成では、第1のマルチプレクサ215a1および第2のマルチプレクサ215a2は、モバイルデバイス115a内の同じチップ上にコロケートされ得ない。別の構成では、マルチプレクサ215aは、デバイス115a内の同じチップ上にコロケートされ得る。マルチプレクサコントローラ325は、所望のWWANと実装されるべき所望のWWANデータ技術とに基づいて、ベースバンド処理チップ205aと、いくつかのトランシーバ210aと、いくつかのUICCモジュール220aとの間の接続を制御し得る。したがって、モバイルデバイス115aのアーキテクチャ中に実装され得るいくつかのマルチプレクサ215aの他の構成があり得る。
[0055]図5は、モバイルデバイス115aの別の例を示すブロック図500である。これは、図1または図2のモバイルデバイス115の一例であり得る。モバイルデバイス115aは、モバイルデバイス115aが、異なるWWANに接続し、異なるWWAN技術を同時に使用することを可能にするために、再構成可能なアーキテクチャを含み得る。一構成では、アーキテクチャは、いくつかのベースバンド処理チップ205aと、いくつかのUICCモジュール210aと、少なくとも1つのマルチプレクサ215と、いくつかのトランシーバ220aとを含み得る。UICCモジュール210aの各々およびトランシーバ220aの各々は、モバイルデバイス115aに異なるWWANへと異なるWWAN技術へとのアクセスを与え得る。一例では、各ベースバンド処理チップ205aは、マルチプレクサ215を使用せずにUICCモジュール210aに直接接続され得る。マルチプレクサ215は(マルチプレクサコントローラ325を介して)、特定のWWANとの通信を確立する第1の接続を確立するために、(ベースバンド処理チップ1 205a1などの)第1のベースバンド処理チップを(第1のトランシーバ220a1などの)トランシーバのうちの1つに動的に接続し得る。同様に、マルチプレクサ215は、モバイルデバイス115aに異なるWWANとの同時通信を与え得る第2の接続を確立するために、(第2のベースバンド処理チップ205a2などの)第2のベースバンド処理チップを(第2のトランシーバ220a2などの)異なるトランシーバに動的に接続し得る。その結果、ベースバンド処理チップ1 205a1は、UICCモジュール1 210a1に接続され、マルチプレクサ215を介して第1のトランシーバ220a1または第2のトランシーバ220a2のいずれかにも接続され得る。同様に、ベースバンド処理チップ2 205a2は、マルチプレクサ215を介して、UICCモジュール2 210a2ならびに第1のトランシーバ220a1または第2のトランシーバ220a2のいずれかに接続され得る。したがって、モバイルデバイス115aのアーキテクチャ中にベースバンド処理チップと、UICCモジュールと、トランシーバとの間の接続の他の構成があり得る。
[0056]図6は、モバイルデバイス115aの別の例を示すブロック図600である。これは、図1のモバイルデバイス115の一例であり得る図2のモバイルデバイス115aの一例であり得る。一例では、モバイルデバイス115aは、モバイルデバイス115aが、異なるWWAN技術に同時にアクセスすることを可能にする、再構成可能なマルチチップ処理プラットフォームを含み得る。一構成では、プラットフォームは、いくつかのベースバンド処理チップ205aと、いくつかのUICCモジュール210aと、少なくとも1つのマルチプレクサ215と、いくつかのトランシーバ220aとを含み得る。UICCモジュール210aとトランシーバ220aとの各々は、モバイルデバイス115aが、異なるWWANと、各WWANに関連する異なる技術とにアクセスすることを可能にし得る。一例では、各ベースバンド処理チップ205aは、マルチプレクサ215を使用せずに特定のトランシーバ220aに直接接続され得る。マルチプレクサ215は(マルチプレクサコントローラ325を介して)、第1のWWANデータ技術へのアクセスを与える第1の接続を確立するために、(ベースバンド処理チップ1 205a1などの)第1のベースバンド処理チップを(UICCモジュール1 210a1などの)UICCモジュールのうちの1つに選択的に結合し得る。同様に、マルチプレクサ215は、モバイルデバイス115aに第2のWWAN技術への同時アクセスを与え得る第2の接続を確立するために、(第2のベースバンド処理チップ205a2などの)第2のベースバンド処理チップを(UICCモジュール2 210a2などの)異なるUICCモジュールに選択的に結合し得る。その結果、ベースバンド処理チップ1 205a1は、マルチプレクサ215を介して、第1のトランシーバ220a1に接続され、また、UICCモジュール1 210a1またはUICCモジュール2 210a2のいずれかに接続され得る。同様に、ベースバンド処理チップ2 205a2は、マルチプレクサ215を介して、第2のトランシーバ220a2ならびにUICCモジュール1 210a1またはUICCモジュール2 210a2のいずれかに接続され得る。モバイルデバイス115aのマルチチップ処理プラットフォームとともに利用可能な、ベースバンド処理チップと、UICCモジュールと、トランシーバとの間の接続の他の構成があり得る。
[0057]図7は、異なるWWANデータ技術に同時にアクセスする方法700の一例を示すフローチャートである。明快のために、図1、図3、図4、図5、または図6のモバイルデバイス115の一例であり得る、図2に示されたモバイルデバイス115aを参照しながら、方法700について以下で説明する。方法700は、図2のマルチプレクサ215の一例であり得る、第1のマルチプレクサ215a1によって実装され得る。ブロック705において、第1のマルチプレクサ215a1をいくつかのベースバンド処理チップ205aに通信可能に結合する。たとえば、第1のマルチプレクサ215a1は、いくつかのベースバンド処理チップ205aのうちの1つに組み込まれ得る。別の例として、第1のマルチプレクサ215a1は、ベースバンド処理チップ205aとは別個のチップ上にあり得、処理チップ205aの各々と電子通信していることがある。ブロック710において、第1の接続を確立するために、ベースバンド処理チップ1 205a1など、第1のベースバンド処理チップを、UICCモジュール1 210a1など、第1のUICCモジュールに選択的に結合する。一構成では、第1の接続は、モバイルデバイス115aに第1のWWANデータ技術へのアクセスを与え得る。ブロック715において、第2の接続を確立するために、ベースバンド処理チップ2 205a2など、第2のベースバンド処理チップを、UICCモジュール2 210a2など、第2のUICCモジュールに選択的に結合する。一例では、第2の接続は、モバイルデバイス115aが第2のWWANデータ技術にアクセスすることを可能にし得る。一構成では、第2の接続は、第1の接続と同時に動作可能であり得る。したがって、方法700は、モバイルデバイス115aに、異なるWWAN技術に同時にアクセスする能力を与える。方法700は一実装形態にすぎないこと、および方法700の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0058]図8は、異なるWWANにわたって同時に通信する方法800の一例を示すフローチャートである。明快のために、図1、図3、図4、図5、または図6のモバイルデバイス115の一例であり得る、図2に示されたモバイルデバイス115aを参照しながら、方法800について以下で説明する。一例では、方法800は、図2のマルチプレクサ215の一例であり得る、第1のマルチプレクサ215a1によって実装され得る。ブロック805において、第1のマルチプレクサ215a1をいくつかのベースバンド処理チップ205a1に通信可能に結合する。一構成では、ブロック810において、第1のWWANとの第1の接続を確立するために、ベースバンド処理チップ1 205a1など、第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバ220a1に選択的に結合する。さらに、第2のWWANと第2の接続を確立するために、ベースバンド処理チップ2 205a2など、第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバ220a2に選択的に結合する。第2の接続は、第1の接続と同時に動作可能であり得る。したがって、方法800は、モバイルデバイス115aに異なるWWANへの同時アクセスを与え得る。方法800は一実装形態にすぎないこと、および方法800の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0059]図9は、モバイルデバイス115a内で低電力動作状態を確立する方法900の一例を示すフローチャートである。図1、図3、図4、図5、または図6のモバイルデバイス115の一例であり得る、図2に示されたモバイルデバイス115aを参照しながら、方法900について以下で説明する。方法900は、図2に示されたマルチプレクサ215の一例であり得る、第1のマルチプレクサ215a1によって実装され得る。ブロック905において、第1のマルチプレクサをいくつかのベースバンド処理チップ205aに通信可能に結合する。たとえば、第1のマルチプレクサ215a1は、ベースバンド処理チップ205aのうちの1つ内に組み込まれ得る。別の例として、第1のマルチプレクサ215a1は、ベースバンド処理チップ205aの各々と電子通信していることがある。ブロック910において、第1の接続を確立するために第1のマルチプレクサ215a1を介して、ベースバンド処理チップ1 205a1などの第1のベースバンド処理チップを、UICCモジュール1 210a1および/または第1のトランシーバ220a1など、第1のUICCモジュールおよび/または第1のトランシーバと選択的に結合する。ブロック915において、第2の接続を確立するために第1のマルチプレクサ215a1を介して、ベースバンド処理チップ205a2などの第2のベースバンド処理チップを、UICCモジュール2 210a2および/または第2のトランシーバ220a2など、第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバに選択的に結合する。第1の接続は、(第1のトランシーバを介した)第1のWWANと(第1のUICCモジュールを介した)第1のWWANデータ技術とへのアクセスを、モバイルデバイス115aに与え得る。第2の接続は、(第2のトランシーバを介した)第2のWWANと(第2のUICCモジュールを介した)第2のWWANデータ技術とへのアクセスを、モバイルデバイス115aに与え得る。第2の接続は、第1の接続と同時に動作可能であり得る。したがって、第1のマルチプレクサ215a1は、モバイルデバイス115aが、異なるWWANと、異なるWWANによって与えられる異なるデータ技術とに同時にアクセスすることを可能にし得る。
[0060]一例では、第2のベースバンド処理チップは、第1のベースバンド処理チップよりも多くの電力を消費し得る。たとえば、第2のベースバンド処理チップは、第1のベースバンド処理チップによって管理されるアプリケーションよりも高いレートの電力を消費する、モバイルデバイス115a上で実行されている1つまたは複数のアプリケーションを管理し得る。別の例として、第2のベースバンド処理チップはモバイルデバイス115aのディスプレイを管理し得るので、第2のベースバンド処理チップはより多くの電力を消費し得る。ブロック920において、モバイルデバイス115aが低データレートと低電力状態とに入っているかどうかに関する判断を行う。低データレート状態では、単一のベースバンド処理チップ、UICCモジュール、およびトランシーバのみがアクティブであり得る。低電力状態では、モバイルデバイス115aは、他の処理チップと比較して最小量の電力を消費するベースバンド処理チップをアクティブにする(または、アクティブ状態に維持する)ことを望み得る。デバイス115aが低電力状態に入っていないと決定された場合、方法900は、モバイルデバイスが低電力状態に入っているかどうかを決定することを続けるために戻り得る。しかしながら、デバイス115aが低電力状態に入っていると決定された場合、ブロック925において、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバから分離する。ブロック930において、第1のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバに通信可能に結合する。たとえば、第1のマルチプレクサ215a1は、第2のベースバンド処理チップと、第2のUICCモジュールと、第2のトランシーバとの間の接続を分離し、第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して第1のベースバンド処理チップによる電力の低減された消費に基づいて、第1のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールと第2のトランシーバとに通信可能に結合し得る。したがって、方法900は、デバイス115aが低電力動作モードに入ったときにモバイルデバイス115aが少ない量の電力を消費することを可能にし得る。方法900は一実装形態にすぎないこと、および方法900の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0061]図10は、モバイルデバイス115a内でプロキシ動作モードを確立する方法1000の一例を示すフローチャートである。図1、図3、図4、図5、または図6のモバイルデバイス115の一例であり得る、図2に示されたモバイルデバイス115aを参照しながら、方法1000について以下で説明する。方法1000は、図2に示されたマルチプレクサ215の一例であり得る、第1のマルチプレクサ215a1によって実装され得る。ブロック1005において、モバイルデバイス115aは低電力状態に入る。低電力状態では、モバイルデバイス115aが単一のベースバンド処理チップ、UICC、およびトランシーバを使用することが望ましいことがある。一構成では、モバイルデバイス115aが低電力状態に入ったとき、モバイルデバイス115aは複数のベースバンド処理チップ、UICCモジュール、およびトランシーバを使用していることがある。別の例では、モバイルデバイス115aが低電力状態に入ったとき、モバイルデバイス115aは他のベースバンド処理チップと比較してより大きい量の電力を消費するベースバンド処理チップを使用していることがある。ブロック1010において、(第1のマルチプレクサ215a1を介して)ベースバンド処理チップ2 205a2などの第2のベースバンド処理チップを、UICCモジュール2 210a2または第2のトランシーバ220a2など、第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバから分離する。ブロック1015において、第1のマルチプレクサ215a1を介して、ベースバンド処理チップ1 205a1などの第1のベースバンド処理チップを、第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバに通信可能に結合する。一例では、第2のベースバンド処理チップは、第1のベースバンド処理チップの電力消費と比較してより多くの電力を消費し得る。その結果、第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して第1のベースバンド処理チップによる電力の低減された消費に基づいて、第1のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールおよび/または第2のトランシーバに結合し得る。
[0062]ブロック1020において、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能する。たとえば、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行し得る。一例では、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わって電子メール動作を実行し得る。別の例では、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わってインスタントメッセージング(IM)動作を実行することによって第2のベースバンド処理チップのプロキシになり得る。ブロック1025において、第1のベースバンド処理チップがプロキシとして機能する間、第2のベースバンド処理チップはスリープモードに入る。したがって、方法1000は、モバイルデバイス115aが、最小量の電力を消費するベースバンド処理チップをUICCモジュールとトランシーバとに接続することによって、デバイス115aが低電力動作モードに入ったときに少ない量の電力を消費することを可能にし得る。接続されたベースバンド処理チップは、未接続のベースバンド処理チップのプロキシとして働き得る。方法1000は一実装形態にすぎないこと、および方法1000の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0063]図11は、モバイルデバイス115a内でプロキシ動作モードを中止する方法1100の一構成を示すフローチャートである。図1、図3、図4、図5、または図6のモバイルデバイス115の一例であり得る、図2に示されたモバイルデバイス115aを参照しながら、方法1100について以下で説明する。方法1100は、図2に示されたマルチプレクサ215の一例であり得る、第1のマルチプレクサ215a1によって実装され得る。ブロック1105において、第1のベースバンド処理チップが第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能する間、第2のベースバンド処理チップはスリープモードに入る。たとえば、デバイス115aが低電力状態に入ったとき、第1のマルチプレクサ215a1は、第1のベースバンド処理チップをUICCモジュールとトランシーバとから分離し得る。第2のベースバンド処理チップは、第1のベースバンド処理チップと比較してより少ない電力を消費し得るので、第1のマルチプレクサ215a1は、第2のベースバンド処理チップをUICCモジュールとトランシーバとに接続し得る。ブロック1110において、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに向けられたアクティブ要求の受信を監視する。たとえば、第2のベースバンド処理チップによって通常実行される動作に関係する要求が受信され得る。これらのタイプのアクティブ要求の例としは、着信電子メールメッセージ、IMなどに関係するメッセージがある。ブロック1115において、アクティブ要求が検出されたかどうかに関する決定を行う。アクティブ要求が検出されなかったと決定された場合、方法1100は、第2のベースバンド処理チップに向けられたアクティブ要求の受信を監視し続けるために戻り得る。しかしながら、アクティブ要求が検出されたと判断された場合、ブロック1120において、第2のベースバンド処理チップはアクティブモードに入る(すなわち、スリープモードを出る)。たとえば、第2のベースバンド処理チップは、アクティブ要求を実行するためにアクティブモードに入り得る。ブロック1125において、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能するのを停止する。言い換えれば、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行するのを停止する。一例では、第1のベースバンド処理チップは、第2のベースバンド処理チップに代わってアクティブ要求を実行する能力または機能を有し得ない。したがって、方法1100は、モバイルデバイス115aが、プロキシとして働くベースバンド処理チップを切断し、アクティブ要求を実行することが可能である処理チップを接続することによって、プロキシ動作モードを中止することを可能にし得る。方法1100は一実装形態にすぎないこと、および方法1100の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0064]図12は、モバイルデバイス115a中に含まれるマルチチップWWAN処理プラットフォームを再構成する方法1200の一例を示すフローチャートである。図1、図3、図4、図5、または図6のモバイルデバイス115の一例であり得る、図2に示されたモバイルデバイス115aを参照しながら、方法1200について以下で説明する。方法1200は、図2に示されたマルチプレクサ215の一例であり得る、第1のマルチプレクサ215a1と第2のマルチプレクサ215a2とによって実装され得る。ブロック1205において、第1のマルチプレクサ215a1をいくつかのベースバンド処理チップ205aに通信可能に結合する。ブロック1210において、第2のマルチプレクサ215a2を、同じくいくつかのベースバンド処理チップ205aに通信可能に結合する。ブロック1215において、第1の接続を確立するために、第1のマルチプレクサ215a1を介して、第1のベースバンド処理チップを第1のUICCモジュールに選択的に結合する。第1の接続は、モバイルデバイス115aに第1のWWANデータ技術へのアクセスを与え得る。ブロック1220において、第2の接続を確立するために、第1のマルチプレクサ215a1を介して、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合する。第2の接続は、モバイルデバイス115aが第2のWWANデータ技術にアクセスすることを可能にし得る。一例では、第2の接続は、第1の接続と同時に動作可能であり得る。
[0065]ブロック1225において、第3の接続を確立するために、第2のマルチプレクサ215a2を介して、第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合する。第3の接続は、第1のWWANデータ技術を与える第1のWWANとの接続であり得る。さらに、ブロック1230において、第4の接続を確立するために、第2のマルチプレクサ215a2を介して、第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合する。第4の接続は、デバイスに第2のWWANデータ技術へのアクセスを与える、第2のWWANとの確立された通信接続を表し得る。一例では、第4の接続は、第3の接続と同時に動作可能であり得る。したがって、方法1200は、モバイルデバイス115aが、様々なベースバンド処理チップと、UICCモジュールおよびトランシーバなどの他の構成要素との間の接続を確立することを可能にし得る。各ベースバンドプロセッサがマルチプレクサ215aを介して任意のUICCモジュール、トランシーバ、またはそれらの組合せに接続され得るように、これらの接続は再構成可能および動的であり得る。モバイルデバイス115aは、ベースバンド処理チップと、モバイルデバイス115a内の他の構成要素との間の接続の可能な組合せを増加させるために、任意の数のマルチプレクサを含み得る。方法1200は一実装形態にすぎないこと、および方法1200の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0066]図13は、選択されたネットワークにわたって通信するために特定のトランシーバを選択するための方法1300の一例を示すフローチャートである。図1、図3、図4、図5、または図6のモバイルデバイス115の一例であり得る、図2に示されたモバイルデバイス115aを参照しながら、方法1300について以下で説明する。方法1300は、図3、図3A、図3、図5または図6に示されたマルチプレクサコントローラの一例であり得る、マルチプレクサコントローラ325によって実装され得る。ブロック1305において、利用可能なネットワークの探索を実行する。探索は、モバイルデバイス115aがネットワークにわたって現在通信している間に実行され得、または探索は、モバイルデバイス115aがネットワークとの通信を確立する前に実行され得る。ブロック1310において、探索において識別された1つまたは複数のネットワークを選択する。1つまたは複数のネットワークは、ネットワークによって与えられる技術に基づいて選択され得る。1つまたは複数のネットワークはまた、各ネットワークに関連する周波数帯域に基づいて選択され得る。たとえば、ブロック1315において、1つまたは複数の選択されたネットワークの各々のための動作周波数帯域を選択する。ブロック1320において、1つまたは複数のネットワークの各々のためのいくつかのトランシーバのうちの1つを選択する。特定のネットワークのためのトランシーバの選択は、トランシーバの能力と設計とに基づき得る。たとえば、第1のトランシーバは、第2のトランシーバよりも、ある周波数帯域で動作するおよび/またはある技術を与える選択されたネットワークにわたって通信するのに好適である。その結果、マルチプレクサコントローラ325は、選択されたネットワークにわたって通信するために第1のトランシーバを選択し得る。したがって、方法1300は、モバイルデバイスに115aが、利用可能なネットワークを探索し、各選択されたネットワークと通信するために適切なトランシーバを選択することを可能にし得る。
[0067]添付の図面に関して上記に記載した詳細な説明は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。この説明全体にわたって使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明される技法の理解を与えるために、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明される実施形態の概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
[0068]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0069]本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、計算デバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0070]本明細書で説明する機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙は、AまたはBまたはC、またはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0071]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0072]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられる。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で規定した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及した例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 複数のベースバンド処理チップと、
複数のユニバーサル集積回路カード(UICC)チップと、
前記複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合され、
第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のUICCモジュールに選択的に結合することと、
前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合することと、
を行うように構成された第1のマルチプレクサと、
を備える通信デバイス。
[2] 複数のトランシーバをさらに備え、
前記第1のマルチプレクサは、
前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと、をさらに行うように構成された、[1]に記載の通信デバイス。
[3] 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、[2]に記載の通信デバイス。
[4] 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、[2]に記載の通信デバイス。
[5] 前記第1のマルチプレクサは、前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離することと、前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合することと、
を行うように構成された、[1]に記載の通信デバイス。
[6] 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行することによって前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能するように構成された、[5]に記載の通信デバイス。
[7] 前記第2のベースバンド処理チップは、前記第1のベースバンド処理チップが前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能する間にスリープモードに入るように構成された、[5]に記載の通信デバイス。
[8] 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わって電子メール動作を実行するように構成された、[5]に記載の通信デバイス。
[9] 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わってインスタントメッセージング(IM)動作を実行するように構成された、[5]に記載の通信デバイス。
[10] 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに向けられたアクティブ要求の受信を監視するように構成された、[5]に記載の通信デバイス。
[11] アクティブ要求を受信すると、
前記第2のベースバンド処理チップは、アクティブモードに入るように構成され、
前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行するのを停止することによってプロキシとして機能するのを停止するように構成された、[5]に記載の通信デバイス。
[12] 前記第1のマルチプレクサは、前記複数のベースバンド処理チップのうちの1つに組み込まれる、[1]に記載の通信デバイス。
[13] 前記複数のベースバンド処理チップのうちの少なくとも1つは、前記通信デバイス上で実行している1つまたは複数のアプリケーションを管理するように構成された、[1]に記載の通信デバイス。
[14] 前記複数のベースバンド処理チップのうちの少なくとも1つは、前記通信デバイスのディスプレイを管理するように構成された、[1]に記載の通信デバイス。
[15] 前記複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合され、
第3の接続を確立するために、前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
前記第3の接続と同時に動作可能な第4の接続を確立するために、前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと、を行うように構成された第2のマルチプレクサをさらに備える、[1]に記載の通信デバイス。
[16] 利用可能なネットワークを探索することと、
前記探索に基づいて1つまたは複数のネットワークを選択することと、
前記1つまたは複数のネットワークの各々のための動作周波数帯域を選択することと、
前記1つまたは複数のネットワークの各々のための前記複数のトランシーバのうちの1つを選択することと、
を行うように構成されたマルチプレクサコントローラをさらに備える、[1]に記載の通信デバイス。
[17] 再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するための方法であって、
第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合することと、
第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合することと、
前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合することと、を備える方法。
[18] 前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと、をさらに備える、[17]に記載の方法。
[19] 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、[18]に記載の方法。
[20] 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、[18]に記載の方法。
[21] 前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離することと、前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合することと、をさらに備える、[17]に記載の方法。
[22] 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行することによって前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能することをさらに備える、[21]に記載の方法。
[23] 前記第2のベースバンド処理チップが、前記第1のベースバンド処理チップが前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能する間にスリープモードに入ることをさらに備える、[21]に記載の方法。
[24] 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わって電子メール動作を実行することをさらに備える、[21]に記載の方法。
[25] 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わってインスタントメッセージング(IM)動作を実行することをさらに備える、[21]に記載の方法。
[26] 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに向けられたアクティブ要求の受信を監視することをさらに備える、[21]に記載の方法。
[27] アクティブ要求を受信すると、
前記第2のベースバンド処理チップが、アクティブモードに入ることと、
前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行するのを停止することによってプロキシとして機能するのを停止すること、をさらに備える、[21]に記載の方法。
[28] 前記第1のマルチプレクサが、前記複数のベースバンド処理チップのうちの1つに組み込まれる、[17]に記載の方法。
[29] 少なくとも1つのベースバンド処理チップが、前記通信デバイス上で実行している1つまたは複数のアプリケーションを管理することをさらに備える、[17]に記載の方法。
[30] 少なくとも1つのベースバンド処理チップが、前記通信デバイスのディスプレイを管理することをさらに備える、[17]に記載の方法。
[31] 第2のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合することと、
第3の接続を確立するために、前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
前記第3の接続と同時に動作可能な第4の接続を確立するために、前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと、をさらに備える、[17]に記載の方法。
[32] 利用可能なネットワークを探索することと、
前記探索に基づいて1つまたは複数のネットワークを選択することと、
前記1つまたは複数のネットワークの各々のための動作周波数帯域を選択することと、
前記1つまたは複数のネットワークの各々のための前記複数のトランシーバのうちの1つを選択することと、をさらに備える、[17]に記載の方法。
[33] 再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するためのシステムであって、
第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合する手段と、
第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合する手段と、
前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合する手段と、を備えるシステム。
[34] 前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合する手段と、
前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合する手段と、をさらに備える、[33]に記載のシステム。
[35] 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、[33]に記載のシステム。
[36] 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、[33]に記載のシステム。
[37] 前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離する手段と、
前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合する手段と、をさらに備える、[33]に記載のシステム。
[38] 再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するためのコンピュータプログラム製品であって、
第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合するためのコードと、
第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合するためのコードと、
前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合するためのコードと、を備える非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[39] 前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合するためのコードと、
前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合するためのコードと、をさらに備える、[38]に記載のコンピュータプログラム製品。
[40] 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、[38]に記載のコンピュータプログラム製品。
[41] 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、[38]に記載のコンピュータプログラム製品。
[42] 前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離するためのコードと、
前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合するためのコードと、をさらに備える、[38]に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (38)

  1. 複数のベースバンド処理チップと、
    複数のユニバーサル集積回路カード(UICC)チップと、
    前記複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合され、
    第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のUICCモジュールに選択的に結合することと、
    前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合することと、
    を行うように構成された第1のマルチプレクサと、
    を備え、
    前記第1のマルチプレクサは、さらに、前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離することと、前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合することと、
    を行うように構成された、通信デバイス。
  2. 複数のトランシーバをさらに備え、
    前記第1のマルチプレクサは、
    前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
    前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと、
    をさらに行うように構成された、請求項1に記載の通信デバイス。
  3. 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、請求項2に記載の通信デバイス。
  4. 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、請求項2に記載の通信デバイス。
  5. 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行することによって前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能するように構成された、請求項に記載の通信デバイス。
  6. 前記第2のベースバンド処理チップは、前記第1のベースバンド処理チップが前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能する間にスリープモードに入るように構成された、請求項に記載の通信デバイス。
  7. 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わって電子メール動作を実行するように構成された、請求項に記載の通信デバイス。
  8. 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わってインスタントメッセージング(IM)動作を実行するように構成された、請求項に記載の通信デバイス。
  9. 前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに向けられたアクティブ要求の受信を監視するように構成された、請求項に記載の通信デバイス。
  10. アクティブ要求を受信すると、
    前記第2のベースバンド処理チップは、アクティブモードに入るように構成され、
    前記第1のベースバンド処理チップは、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行するのを停止することによってプロキシとして機能するのを停止するように構成された、
    請求項に記載の通信デバイス。
  11. 前記第1のマルチプレクサは、前記複数のベースバンド処理チップのうちの1つに組み込まれる、請求項1に記載の通信デバイス。
  12. 前記複数のベースバンド処理チップのうちの少なくとも1つは、前記通信デバイス上で実行している1つまたは複数のアプリケーションを管理するように構成された、請求項1に記載の通信デバイス。
  13. 前記複数のベースバンド処理チップのうちの少なくとも1つは、前記通信デバイスのディスプレイを管理するように構成された、請求項1に記載の通信デバイス。
  14. 前記複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合され、
    第3の接続を確立するために、前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
    前記第3の接続と同時に動作可能な第4の接続を確立するために、前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと
    を行うように構成された第2のマルチプレクサをさらに備える、請求項1に記載の通信デバイス。
  15. 利用可能なネットワークを探索することと、
    前記探索に基づいて1つまたは複数のネットワークを選択することと、
    前記1つまたは複数のネットワークの各々のための動作周波数帯域を選択することと、
    前記1つまたは複数のネットワークの各々のための前記複数のトランシーバのうちの1つを選択することと、
    を行うように構成されたマルチプレクサコントローラをさらに備える、請求項1に記載の通信デバイス。
  16. 再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するための方法であって、
    第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合することと、
    第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合することと、
    前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合することと、
    前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離することと、
    前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合することと、
    を備える方法。
  17. 前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
    前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと、
    をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行することによって前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  21. 前記第2のベースバンド処理チップが、前記第1のベースバンド処理チップが前記第2のベースバンド処理チップのプロキシとして機能する間にスリープモードに入ることをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  22. 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わって電子メール動作を実行することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  23. 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わってインスタントメッセージング(IM)動作を実行することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  24. 前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに向けられたアクティブ要求の受信を監視することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  25. アクティブ要求を受信すると、
    前記第2のベースバンド処理チップが、アクティブモードに入ることと、
    前記第1のベースバンド処理チップが、前記第2のベースバンド処理チップに代わって動作を実行するのを停止することによってプロキシとして機能するのを停止すること
    をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  26. 前記第1のマルチプレクサが、前記複数のベースバンド処理チップのうちの1つに組み込まれる、請求項16に記載の方法。
  27. 少なくとも1つのベースバンド処理チップが、前記通信デバイス上で実行している1つまたは複数のアプリケーションを管理することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  28. 少なくとも1つのベースバンド処理チップが、前記通信デバイスのディスプレイを管理することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  29. 第2のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合することと、
    第3の接続を確立するために、前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合することと、
    前記第3の接続と同時に動作可能な第4の接続を確立するために、前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合することと、
    をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  30. 利用可能なネットワークを探索することと、
    前記探索に基づいて1つまたは複数のネットワークを選択することと、
    前記1つまたは複数のネットワークの各々のための動作周波数帯域を選択することと、
    前記1つまたは複数のネットワークの各々のための前記複数のトランシーバのうちの1つを選択することと、
    をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  31. 再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するためのシステムであって、
    第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合する手段と、
    第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合する手段と、
    前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合する手段と、
    前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離する手段と、
    前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合する手段と、
    を備えるシステム。
  32. 前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合する手段と、
    前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合する手段と、
    をさらに備える、請求項31に記載のシステム。
  33. 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、請求項31に記載のシステム。
  34. 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、請求項31に記載のシステム。
  35. 再構成可能なマルチチップWWAN処理プラットフォームを確立するためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、第1のマルチプレクサを複数のベースバンド処理チップに通信可能に結合させるコードと、
    前記コンピュータに、第1の接続を確立するために、第1のベースバンド処理チップを第1のユニバーサル集積回路カード(UICC)モジュールに選択的に結合させるコードと、
    前記コンピュータに、前記第1の接続と同時に動作可能な第2の接続を確立するために、第2のベースバンド処理チップを第2のUICCモジュールに選択的に結合させるコードと、
    前記コンピュータに、前記第2のUICCモジュールから前記第2のベースバンド処理チップを分離させるコードと、
    前記コンピュータに、前記第2のベースバンド処理チップによる電力の消費と比較して前記第1のベースバンド処理チップによる低減された電力の消費に基づいて、前記第1のベースバンド処理チップを前記第2のUICCモジュールに結合させるコードと、
    を備えるコンピュータプログラム
  36. 前記コンピュータに、前記第1のベースバンド処理チップを第1のトランシーバに選択的に結合させるコードと、
    前記コンピュータに、前記第2のベースバンド処理チップを第2のトランシーバに選択的に結合させるコードと、
    をさらに備える、請求項35に記載のコンピュータプログラム
  37. 前記第1の接続は、前記第1のUICCモジュールに結合された前記第1のベースバンド処理チップと、前記第1のトランシーバに結合された前記第1のベースバンド処理チップとを備える、請求項35に記載のコンピュータプログラム
  38. 前記第2の接続は、前記第2のUICCモジュールに結合された前記第2のベースバンド処理チップと、前記第2のトランシーバに結合された前記第2のベースバンド処理チップとを備える、請求項35に記載のコンピュータプログラム
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