JP6453453B2 - D2d動作のための送信機及び/又は受信機の決定 - Google Patents

D2d動作のための送信機及び/又は受信機の決定 Download PDF

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Description

本開示は、ワイヤレス通信構成及びネットワークにおけるD2D動作のための方法及びデバイスに関する。
LTEのような現代のワイヤレス通信ネットワークについて、基地局又はeNodeBが関与せず若しくは例えばリソース管理及び/若しくはスケジューリングといったサポート的な機能性を提供するだけの、ユーザ機器間の直接的な通信モードがサポートされ得る。D2D又はProSe技術は、そうした機能性を提供する。
本発明の目的は、D2D通信に関連する、RF又は回路リソース、特に送信機及び/又は受信機を利用するためのアプローチを提供することである。
ワイヤレス通信ネットワークのための、送信機のセット及び/又は受信機のセットを含むD2Dデバイスを動作させるための方法が開示される。方法は、少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機を決定すること、を含む。
また、ワイヤレス通信ネットワークのためのD2Dデバイスが説明される。D2Dデバイスは、送信機のセット及び/又は受信機のセットを含む。さらに、D2Dデバイスは、少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機を決定する、ために適合される。
ワイヤレス通信ネットワークのための第2のD2Dデバイス(UE2)を動作させるための方法も考慮される。方法は、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、第1のD2Dデバイス(UE1)を支援すること、を含む。
加えて、ワイヤレス通信ネットワークのための第2のD2Dデバイス(UE2)が開示される。第2のD2Dデバイス(UE2)は、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、第1のD2Dデバイス(UE1)を支援する、ために適合される。
ワイヤレス通信ネットワークにおいてネットワークノードを動作させるための方法も考慮され得る。方法は、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、第1のD2Dデバイス(UE1)を支援すること、を含む。
ワイヤレス通信ネットワークのためのネットワークノードも開示される。ネットワークノードは、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、第1のD2Dデバイス(UE1)を支援する、ために適合される。
さらに、制御回路により実行可能なコードを含むプログラムプロダクトであって、コードは、本明細書で説明される方法のうちのいずれかを制御回路に実行させ及び/又は制御させる、プログラムプロダクトが開示される。
追加で、本明細書で説明されるようなプログラムプロダクト及び/又は制御回路により実行可能なコードを担持する担体であって、コードは、本明細書で説明される方法のうちのいずれかを制御回路に実行させ及び/又は制御させる、担体が考慮され得る。
提示されるアプローチは、D2D動作のために使用されるべき、送信機及び/又は受信機のようなRFハードウェアリソースの決定を可能にし、D2Dデバイスは独自に、又は他のD2Dデバイス若しくはネットワークノードにより支援されて、所望の決定を成し得る。
図面は例示の目的で提供されるものであり、説明されるアプローチを、示される実施形態へ限定することを意図するものではない。
ワイヤレス通信ネットワークにおけるダイレクトD2D通信のためのセットアップを概略的に示す。 eNodeBにより容易化されるD2D通信のためのセットアップを概略的に示す。 セルラ通信のためのセットアップを概略的に示す。 D2D若しくはProSe通信を容易化するデバイス及び/又はサービスのための構成を概略的に示す。 D2Dデバイスの一例を示す。 基地局の一例を示す。
概して、UEは、D2Dデバイスの一例又は代表例と考えられてよく、D2Dデバイスという用語は、特に明記されない限り、UEと置き換えられてよい。
eNodeB若しくはeNB又は基地局は、ネットワークノード、特に制御ノードの1つの派生であると考えられてよい。
図1から図3に、移動体通信ネットワーク内の(D2Dデバイスについての例としての)ユーザ機器の通信のための様々なセットアップが示されている。これらの図において、第1のノード又は第1のユーザ機器UE1は参照番号10で示され、第2のノード又は第2のユーザ機器は参照番号12で示されている。
第1の基地局又はネットワークノードは、LTE/E−UTRANに従ったeNodeB及び/又はEPCであってよく、これには参照番号100が付されている。第2の基地局は、LTE/UTRANに従ったeNodeB及び/又はEPCであってよく、これは番号102で参照されている。ノード100及び102は、UE10とUE12との間のD2D通信のための協調又は制御ノードとして構成され得る。参照番号200は、基地局100及び102が接続され得る又は接続可能な、ネットワークの上位レイヤの機能又はデバイスを示しており、例えば、SGW(サーバゲートウェイ(Server GateWay))及び/又はPGW(PDNゲートウェイ(PDN GateWay))及び/又はMME(モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity))のようなLTEパケットコアエレメントを示している。
UE10及びUE12は、互いに近接していれば、旧来のセルラ通信(図3)の場合とは異なり、データ通信のために(例えば図1におけるような)「ダイレクトモード」を、又は(例えば図2におけるような)「ローカルルーティング型の(locally-routed)」パスを、使用することが可能であり得る。
1つのあり得るLTE/E−UTRAN実装に従ったD2D動作のためのより詳細な例示的な参照アーキテクチャを図4に示す。図中、2つのUE(10、12)が共通の基地局又はeNodeB100へ接続されるセットアップのみが示されている。図4において、PCnは、様々なリファレンスポイント又はインタフェースを識別する。PC1は、D2Dデバイス又はUE(10又は12)上で実行中のProSeアプリケーション(ProSeAPP)間のリファレンスポイントであり、PC2は、サーバ又は基地局側のProSe機能プロバイダとProSeアプリケーションサーバとの間のリファレンスポイントである。PC3は、例えばディスカバリ及び/又は通信のための、ProSE機能とD2Dデバイス又はUE12との間のリファレンスポイントを示す。PC4は、例えばUE10とUE12との間に一対一の通信をセットアップセットアップするための、ProSe機能とEPCとの間のリファレンスポイントである。PC5は、例えばUE間のダイレクト通信又はリレー通信のために使用され得る、D2Dデバイス又はUE10とD2Dデバイス又はUE12との間の、例えばD2D通信に関与している第1のノードと第2のノードとの間の、リファレンスポイントである。PC6は、例えばUE10とUE12とが異なるPLMN(公衆陸上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Networks))へ加入している場合に、異なるネットワークのProSE機能間のリファレンスポイントを識別する。SGiは、とりわけ、アプリケーションデータ及び/又はアプリケーションレベル制御のために使用され得るインタフェースを示す。EPC(Evolved Packet Core)は、概して、例えばMME、SGW、PWG、PCRF(ポリシー課金及びルール機能(Policy Charging and Rules Function))、HSS(ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server))、等の複数のコアパケット機能又はエンティティを含み得る。E−UTRANは、図4の構成の好ましいRATである。LTE−Uuは、UE10、12と基地局100との間のデータ送信接続を示す。
図5は、デバイスツーデバイス通信の又は同通信のためのノードであり得るD2Dデバイス又はユーザ機器10をより詳細に示す概略図である。ユーザ機器10は、制御回路20を含み、制御回路20は、メモリへ接続されるコントローラを含み得る。制御回路20内には、受信モジュール及び/又は送信モジュール及び/又は制御モジュールが、特にコントローラ内のモジュールとして実装され得る。ユーザ機器は、受信及び送信の、又は送受信の機能性を提供する無線回路22も含み、無線回路22は、制御回路へ接続され又は接続可能である。ユーザ機器10のアンテナ回路24は、信号を収集し又は送信し及び/又は増幅するために無線回路22へ接続され又は接続可能である。無線回路22及びそれを制御する制御回路20は、デバイスツーデバイス通信のために構成され又は構成可能であり、特に、本明細書で説明されるようにE−UTRAN/LTEリソースを利用し、並びに/又は、割り当てデータを受信し及び/若しくは割り当てデータに基づいてD2Dデータを送信する。
図6は、特にeNodeBであり得る基地局100を概略的に示す。基地局100は、制御回路120を含み、制御回路120は、メモリへ接続されるコントローラを含み得る。制御回路内には、構成ユニット及び/又は決定ユニットが含まれてよく、後者は特に、基地局が協調ノードとして構成される場合に含まれてよい。制御回路は、基地局100の無線回路122を制御するために接続され、無線回路は、受信機及び送信機並びに/又は送受信機の機能性を提供する。特に基地局がD2D通信にデバイスとして参加するように構成されている場合には、制御回路120は、本明細書で説明されるような抽出ユニットを含む、と考えられ得る。アンテナ回路124は、良好な信号受信又は伝送及び/又は増幅を提供するために無線回路122へ接続されてよく又は接続可能であってよい。
マルチキャリア又はキャリアアグリゲーション(CA)動作において、UEは、2つ以上のサービングセルからデータを受信し及び/又は同セルへデータを送信することができる。換言すれば、CA対応型(capable)のデバイス又はUEは、2つ以上のサービングセルとともに動作するように構成されることができる。各サービングセルのキャリアは、概して、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれる。簡単に言えば、コンポーネントキャリア(CC)は、マルチキャリアシステム内の個々のキャリアをいう。キャリアアグリゲーション(CA)という用語は、「マルチキャリアシステム」、「マルチセル動作」、「マルチキャリア動作」、「マルチキャリア」送信及び/又は受信、とも呼ばれる(例えば、互換可能に呼ばれる)。これは、UEからのアップリンク方向及びUEへのダウンリンク方向において、シグナリング及びデータの送信のためにCAが使用されること、を意味する。
CCのうちの1つは、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)若しくは単にプライマリキャリア、又はアンカーキャリアでもある。残りのものは、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)若しくは単にセカンダリキャリア、又はサプリメンタリキャリアとも呼ばれる。PCC上のサービングセルは、プライマリセル(PCell)又はプライマリサービングセル(PSC)と互換可能に呼ばれる。同様に、セカンダリサービングセルは、セカンダリセル(SCell)又はセカンダリサービングセル(SSC)と互換可能に呼ばれる。
概して、プライマリ又はアンカーCCは、D2Dデバイス又はUEについての、例えばリソース割り当て及び/又はスケジューリングに関する必須のUE固有シグナリング、並びに/割り当てデータ並びに/制御データを搬送し得る。プライマリCC(別名、PCC又はPCell)は、CAにおけるアップリンク方向及びダウンリンク方向の両方に存在し並びに/又はそれら両方を含む。単一のUL CCがある場合、PCellは明らかに、そのCC上にある。ネットワークは、異なるプライマリキャリアを、同じセクタ又はセル内で動作している異なるUEへ割り当ててよい。
なお、D2Dデバイス又はUEは、CAで構成されることなしに、必ずしもサービス中のものとは限らない2つ以上のキャリア周波数において、無線測定を(典型的には受信される非データ無線信号に基づいて)実行することもできることにも留意されたい。
本明細書で説明される実施形態を実装しなければ、少なくとも以下の問題が想定され得る:
一具体例:UEがCA対応型であって、D2D動作で又はD2D動作のために構成される場合、当該UEは、使用されていないCCのベースバンド及びRFチェーンの両方を借りる又は利用する必要がある。例えば、UEが(対応する受信機の数に応じて)K個分のDL CA対応であるが(K−N)個分のDL CAで構成される場合、UEは、ベースバンドのために残余のRxのいずれかを再使用するであろう。しかしながら、特定の受信機を再使用する可能性は、UEのRFアーキテクチャに依存する。既存のソリューションにおいては、D2D動作のために好適な未使用の受信機をUEが再使用する基盤となる定義されたルールも手段も存在しない。UEの振る舞いは予測できない。
様々なタイプのCAが、またCA構成(例えば、UL及び/又はDL CCの数)が、UEによってサポートされる。これは、様々な種類のUE無線周波数(RF)アーキテクチャがあることを意味し、それらは概して知られていない、又は、それらの詳細は当該UEを管理するネットワークノードには知られていない。定義されたルール及び/又は方法論がないので、D2D動作のために、複数の受信機のうち性能の劣化を引き起こすいずれかの受信機でUEは構成されるかもしれず、又はそのような受信機をUEは選択するかもしれない。
UEがD2Dのためにrxのみを使用しながらセルラDLにおいて受信を行うことができないケースもあり得る。
提言される概念は、D2D対応型のUEは、そのRFケイパビリティに基づいて、そのD2D動作のために使用されるべき受信機及び/又は送信機で、選択的に構成される、というものである。
概して、送受信機は送信機(tx)及び/又は受信機(rx)の機能性を提供し、送信機又は受信機への言及は送受信機を含み、送受信機は、そのようなものを実装したもの又は表現したものとみなされ得る。
送信機のセットは、概して、1つの又は2つ以上の送信機、特に2つの又は3つ以上の送信機、例えば2つの又は2の倍数の送信機、を含み得る。受信機のセットは、1つの又は2つ以上の受信機、特に2つの又は3つ以上の受信機、例えば2つの又は2の倍数の受信機、を含み得る。送受信機のセットは、1つの又は2つ以上の送受信機、特に2つの又は3つ以上の送受信機、例えば2つの又は2の倍数の送受信機、を含み得る。送受信機は、送信機及び/又は受信機を表わし得る。
D2Dデバイスは、概して、送信機のセット及び/又は受信機のセットを含み得る。
第1のUE又はD2Dデバイスにおける方法を以下に説明する。D2Dデバイス若しくはUEを動作させるための、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを含む方法、が想定され、並びに/又は、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを実行するように適合されるD2Dデバイス若しくはUE、が想定され得る。
ステップ0(UE1)(任意選択):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示し及び/表わすデータ、を取得する。当該データから、それぞれのセットのうちのそれぞれ1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であってよく、並びに/又は、当該データは、それぞれのセットのうちのそれぞれどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であり得るのかを示し若しくは表す。代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が及び/又は上記セットのうちのどの受信機が、D2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。D2Dデバイス又はUEは、この取得のための取得モジュールを含み得る。
送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、D2Dデバイスの及び/又はD2Dデバイス上のセットであると考えられ得る。
ステップ1(UE1)(任意選択):別のノード及び/若しくはデバイスへ、取得されたデータ、並びに/又は、
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示し及び/若しくは表わすデータ、を、送信する。当該データから、それぞれのセットのうちのそれぞれ1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であってよく、並びに/又は、当該データは、それぞれのセットのうちのそれぞれどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であり得るのかを示し及び/若しくは表す。代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が及び/又は上記セットのうちのどの受信機が、D2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。D2Dデバイス又はUEは、この送信のための送信モジュールを含み得る。送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、D2Dデバイスの及び/又はD2Dデバイス上のセットであると考えられ得る。概して、D2Dデバイスは、D2D動作についての自身のケイパビリティ及び/又は自身の現在におけるセットアップに関して、1つ以上の他のデバイスへ通知し得る及び/又は通知するように適合され得る。
ステップ2(UE1):少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき
−送信機のセットのうちの1つ以上の送信機、及び
−受信機のセットのうちの1つ以上の受信機、
のうちの少なくとも一方を決定する。
送信機及び/又は受信機のセットは、上述のセットであり得る。決定される送信機及び/又は受信機は、それぞれのセットのうちの、少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/又は選択可能であり及び/又は好適であり及び/又は構成可能であり得る送信機及び/又は受信機であり得る。決定される送信機及び/又は受信機及び/又はそれぞれのセットは、D2Dデバイス若しくはUE上の及び/又はD2Dデバイス若しくはUEのものであり得る。D2D又はUE(UE1)は、この決定のための決定モジュールを含み得る。決定することは、D2D動作のために決定された送信機及び/又は受信機を、そうした動作のために構成すること、を含み得る。
ステップ3(UE1)(任意選択):少なくとも1回のD2D動作のために、決定された送信機及び/又は受信機のうちの少なくとも1つを使用する。D2Dデバイス又はUE(UE1)は、この使用を実行するための使用モジュールを含み得る。
ステップ0a(UE1)、ステップ1a(UE1)、ステップ2a(UE1)、ステップ3a(UE1)−任意選択:上記に加えて、ステップ0(UE1)、ステップ1(UE1)、ステップ2(UE1)、及びステップ3(UE1)はいずれも、少なくとも1回の非D2D動作のために実行されるそれぞれ対応するステップ0a(UE1)、ステップ1a(UE1)、ステップ2a(UE1)、又はステップ3a(UE1)をさらに伴ってよい。
非D2D動作は、概して、セルラ動作及び/又は無線測定を含み得る。概して、aのステップについては、対応するステップ、例えば上記ステップ0〜3のD2D動作に代えて、非D2D動作が行われる。
(第2の)D2Dデバイス若しくはUE(UE2)を動作させるための方法、が考慮され、並びに/又は、以下のいずれか1つ若しくはいずれか1つの組み合わせを実行するために適合される(第2の)D2Dデバイス若しくはUE、が考慮され得る。
ステップ1(UE2)(任意選択):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を取得する。当該データから、それぞれのセットのうちのそれぞれ1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、別の(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)の及び/又はUE1による少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であってよく、並びに/又は、当該データは、それぞれのセットのうちのそれぞれどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、UE1の及び/又はUE1による少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であり得るのかを示し及び/若しくは表す。代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が及び/又は上記セットのうちのどの受信機が、他の(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)による及び/又はUE1のD2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。(第2の)D2Dデバイス又はUEは、この取得のための取得モジュールを含み得る。送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、他の(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)の及び/又はUE1上のセットであると考えられ得る。
ステップ2(UE2):少なくとも1回のD2D動作のために他の(第1の)D2Dデバイス又はUE(UE1)により使用されるべき
−送信機のセットのうちの1つ以上の送信機、及び
−受信機のセットのうちの1つ以上の受信機、
のうちの少なくとも一方の決定において、UE1を支援する。(第2の)D2Dデバイス又はUEは、この支援のための支援モジュールを含み得る。
ステップ1a(UE2)、ステップ2a(UE2)−任意選択:上記に加えて、ステップ1(UE2)及びステップ2(UE2)はいずれも、少なくとも1回の非D2D動作のために実行されるそれぞれ対応するステップ1a(UE2)又はステップ2a(UE2)をさらに伴ってよい。
(第2の)D2Dデバイス又はUE(UE2)は、概して、例えば取得のため及び/又は支援のために、例えばセルラ接続及び/又はD2D接続を介して、他の(第1の)D2Dデバイス又はUE(UE1)との通信のために適合され及び/又は当該通信を行い得る。
ネットワークノードを動作させるための方法、及び/又は、次のいずれか1つ若しくはいずれか1つの組み合わせを実行するために適合されるネットワークノード、が考慮され得る。
ステップ1(NW):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を取得する。当該データから、上記セットのうちのそれぞれ1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、少なくとも1回のD2D動作のために(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)のために及び/又はUE1によって選択されてよく、並びに/又は、当該データは、上記セットのうちのそれぞれどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、少なくとも1回のD2D動作のためにUE1のために及び/若しくはUE1によって選択され得るのかを示し及び/若しくは表す。当該データは、それぞれのセットのうちのそれぞれどの1つ以上の送信機及び/又は受信機が、少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/又は選択可能であり及び/又は好適であり及び/又は構成可能であり得るのかを示し及び/又は表わし得る。代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が及び/又は上記セットのうちのどの受信機が、D2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、そのデータが関係し得る(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)の及び/又はUE1上のセットであると考えられ得る。ネットワークノードは、この取得のための取得モジュールを含み得る。
ステップ2(NW):UE1により、その少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき
−送信機のセットのうちの1つ以上の送信機、及び
−受信機のセットのうちの1つ以上の受信機、
のうちの少なくとも一方の決定において、UE1を支援する。ネットワークノードは、この支援のための支援モジュールを含み得る。
ステップ1a(NW)、ステップ2a(NW)−任意選択:上記に加えて、ステップ1(NW)及びステップ2(NW)はいずれも、少なくとも1回の非D2D動作のために実行されるそれぞれ対応するステップ1a(NW)又はステップ2a(NW)をさらに伴ってよい。
上記の概念及び方法により、D2D動作を実行するためのそのRFハードウェアリソース(例えば、受信機及び/又は送信機)の効率的な使用が可能になる。
ネットワークノードは、D2D動作のためにD2Dデバイス又はUEが使用することができるRFハードウェアリソース(例えば、受信機及び/又は送信機)を認識できるようになされ得る。ネットワークノードは、例えば関連した情報又はデータに基づいて、例えばD2D動作にとって適切なキャリア及び/又は帯域で、D2Dデバイス若しくはUEを構成し得る及び/又は構成するように適合され得る。
D2Dデバイス又はUEは、セルラ動作が(例えばサービングセル上での中断なしに)向上されるように又は少なくとも劣化しないように、1つ以上の現在使用されていない又は余っているRFハードウェアリソース(例えば、受信機及び/又は送信機)をD2D動作を実行するために再使用するように適合され得る。
D2Dデバイス又はUEは、電力消費が低減されるように、1つ以上の現在使用されていない又は余っているRFハードウェアリソース(例えば、受信機及び/又は送信機)をD2D動作を実行するために再使用するように適合され得る。
使用されるいくつかの一般概念は、以下を含む:
デバイスツーデバイス(D2D)。いくつかの例では、用語「D2D」及び「近接サービス(proximity service)」(ProSe)は、さらには「ピアツーピア通信」も、互換可能に使用され得る。本明細書内のいくつかの実施形態におけるD2D UE若しくはD2Dデバイス、又は互換可能に呼ばれるUE、又はさらにはD2D対応型のUEは、直接的な無線リンク上で、即ちそれ自身と別のD2D対応型のエンティティとの間で、無線信号を少なくとも受信し又は送信することの可能ないかなるエンティティをも含んでよい。D2Dデバイスは、セルラUE、PDA、ワイヤレスデバイス、ラップトップ、移動体、センサ、リレー、D2Dリレー、又はさらにはUEのようなインタフェースを用いる小型の基地局、等であってもよく及び/又はそれらに含まれてもよい。D2Dデバイスは、少なくとも1回のD2D動作をサポートすることができる。
D2D動作は、D2Dに関連するいかなるアクション又はアクティビティをも含み、例えば、D2D目的のための信号/チャネルタイプを送信し又は受信すること、D2D通信によりデータを送信し又は受信すること、D2D目的のための制御データ又は支援データを送信し又は受信すること、D2Dのための制御データ又は支援データについてのリクエストを送信し又は受信すること、D2D動作モードを選択すること、D2D動作を開始/スタートすること、セルラ動作モードからD2D動作モードへ切り替えること、D2Dのための1つ以上のパラメータで受信機又は送信機を構成すること、を含んでもよい。D2D動作は、D2Dに関連するデータを使用した、商業目的のためのもの又は公共の安全をサポートするものであってもよい。D2D動作は、ある特定のD2Dサービスに特有のものであってもなくてもよい。
セルラ動作及びワイヤレスアクセスネットワーク(WAN)動作は、本明細書では互換可能に使用され得る。
D2D受信動作(例えば、復号を伴って又は伴わずに、任意の信号又はチャネルを受信すること、キャリア周波数上若しくは特定のリソース上で又は特定のチャネル/信号について感知すること、等)は、1つの例ではD2D受信動作以外も伴い得るD2D動作に含まれ得る。
(UEによる)セルラ動作は、セルラネットワーク(任意の1つ以上のRAT)に関連するいかなるアクション又はアクティビティをも含み得る。セルラ動作のいくつかの例は、無線信号送信、無線信号受信、無線測定の実行、セルラネットワークに関連するモビリティ動作又はRRMの実行、であり得る。
D2D送信は、D2D動作におけるD2Dデバイスによるどのような送信であってもよい。D2D送信のいくつかの例は、専用又は共通/共用の、物理信号又は物理チャネル、例えば、リファレンス信号、同期信号、ディスカバリチャネル、制御チャネル、データチャネル、ブロードキャストチャネル、ページングチャネル、スケジューリング割り当て(SA)の送信、等である。ダイレクト無線リンク上のD2D送信は、別のD2Dデバイスによって受信されることが意図される。D2D送信は、ユニキャスト、グループキャスト、又はブロードキャストの送信であってよい。D2D送信は、ワイヤレス通信システムのアップリンク時間・周波数リソース上であってよい。
協調又は制御ノードは、セルラ送信及びD2D送信のうちの少なくとも1つのために使用されるべき時間・周波数リソースを、少なくとも部分的に、スケジューリングし、決定し、又は選択する、ネットワークノードであり得る。協調ノードは、別のD2Dデバイス、クラスタヘッド、eNodeB等の無線ネットワークノード、又はネットワークノード(例えば、コアネットワークノード、MME、測位ノード、D2Dサーバ、RNC、SON、等)といった別のノードへ、スケジューリング情報を提供してもよい。協調ノードは、無線ネットワークノードと通信し得る。また、協調ノードは、1つ以上のD2Dデバイス又はUEのための協調を実行してもよい。協調は、集中的に実行されてもよく、又は分散的に実行されてもよい。
無線スペクトル:複数の実施形態のうちの少なくともいくつかは、ULスペクトル(FDD)又はULリソース(TDD)におけるD2D送信について説明されるが、実施形態は、UL無線リソースの使用に限定されるわけではなく、ライセンスされたスペクトルにも未ライセンスのスペクトルにも、どの特定のスペクトルにも何ら限定されない。
セルラネットワークは、例えば、LTEネットワーク(FDD又はTDD)、UTRAネットワーク、CDMAネットワーク、WiMAX、GSMネットワーク、セルラ動作のために何らかの1つ以上の無線アクセス技術(RAT)を用いる任意のネットワーク、を含み得る。本明細書における説明は、LTEについて与えられるが、LTE RATに限定されるわけではない。
RAT(無線アクセス技術):例えば、LTE FDD、LTE TDD、GSM、CDMA、WCDMA、WiFi、WLAN、WiMAX、等。
ネットワークノードは、無線ネットワークノード又は他のネットワークノードであり得る。無線ネットワークノードのいくつかの例は、無線基地局、中継ノード、アクセスポイント、クラスタヘッド、RNC、等である。無線ネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワークに含まれ、セルラ動作もサポートし得る。無線ネットワークノードではないネットワークノードのいくつかの例は、コアネットワークノード、MME、ワイヤレスデバイスのモビリティを少なくとも部分的に制御するノード、SONノード、O&Mノード、測位ノード、サーバ、アプリケーションサーバ、(D2D関連の特徴のうちすべてではないがいくつかが可能であり得る)D2Dサーバ、ProSe機能を含むノード、ProSeサーバ、外部ノード、又は、別のネットワークに含まれるノード、である。
マルチキャリア周波数は、同じ周波数帯域内の又は異なる周波数帯域内の、同じPLMN内の又は異なるPLMN内の、同じRAT内の又は異なるRAT内の、異なるキャリア周波数、のうちのいずれへの言及であってもよい。D2D動作は、専用のキャリア周波数上で行われても行われなくてもよい。FDD内のDL及びULキャリア周波数も、異なるキャリア周波数の例である。本明細書における周波数帯域は、FDD、TDD、HD−FDD、又はさらには単一方向のもの(例えば、いくつかの例では、Band29といったDL専用の帯域)であってもよい。
RF(無線周波数)リソース及び/又は回路は、概して、特に送信及び/又は受信のために、無線周波数信号を処理するために適合されるハードウェア及び/又はソフトウェア及び/又は回路への言及であってよい。RFリソースは、1つ以上の送信機及び/若しくは1つ以上の受信機及び/若しくは1つ以上の送受信機、並びに/又は、例えば周波数ハンドリング/チューニング及び/若しくは電力供給/管理及び/若しくは変調/復調及び/若しくはフィルタリング等のための、好適な回路及び/若しくは機能性、を含み得る。
(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)を動作させるための、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを含む方法、並びに/又は、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを実行するために適合される対応するD2Dデバイス、が説明される。
ステップ0(UE1)(任意選択):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を取得する。当該データから、それぞれ1つ以上の送信機及び/又は受信機が、少なくとも1回のD2D動作のために選択され得る。D2Dデバイス又はUE(UE1)は、この取得を実行するための取得モジュールを含み得る。
代替的に、ステップ0(UE1)(任意選択)は、
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示す及び/表わすデータ、を取得すること、を含み得る。当該データから、それぞれのセットのうちの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であってよく、並びに/又は、当該データは、それぞれのセットのうちのどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であり得るのかを示し若しくは表す。代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が並びに/又は上記セット及び/若しくは複数セットのうちのどの受信機が、D2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。D2Dデバイス又はUEは、この取得のための取得モジュールを含み得る。送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、D2Dデバイスの及び/又はD2Dデバイス上のセットであると考えられ得る。
ステップ1(UE1)(任意選択):別のノードへ、
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を送信する。当該データから、それぞれ1つ以上の送信機及び/又は受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され得る。D2Dデバイス又はUE(UE1)は、この送信を実行するための送信モジュールを含み得る。
追加で又は代替的に、以下が考慮され得る。
ステップ1(UE1)(任意選択):別のノード及び/又はデバイスへ、取得されたデータ、並びに/又は、
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示し及び/若しくは表わすデータ、を送信する。当該データから、それぞれのセットのうちの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であってよく、並びに/又は、当該データは、それぞれのセットのうちのどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であり得るのかを示し及び/若しくは表す。代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が及び/又は上記セットのうちのどの受信機が、D2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。D2Dデバイス又はUE(UE1)は、この送信のための送信モジュールを含み得る。送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、D2Dデバイスの及び/又はD2Dデバイス上のセットであると考えられ得る。概して、D2Dデバイスは、D2D動作についての自身のケイパビリティ及び/又は自身の現在におけるセットアップに関して、1つ以上の他のデバイスへ通知し得る及び/又は通知するように適合され得る。
ステップ2(UE1):少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき
−送信機のセットのうちの1つ以上の送信機、及び
−受信機のセットのうちの1つ以上の受信機、
のうちの少なくとも一方を決定する。D2Dデバイス又はUE(UE1)は、この決定を実行するための決定モジュールを含み得る。
代替的に又は追加で、以下が考えられ得る。
ステップ2(UE1):少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき
−送信機のセットのうちの1つ以上の送信機、及び
−受信機のセットのうちの1つ以上の受信機、
のうちの少なくとも一方を決定する。
送信機及び/又は受信機のセットは、上述のセットであり得る。決定される送信機及び/又は受信機は、それぞれのセットのうちの、少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/又は選択可能であり及び/又は好適であり及び/又は構成可能であり得る送信機及び/又は受信機であり得る。決定される送信機及び/又は受信機及び/又はそれぞれのセットは、D2Dデバイス若しくはUE上の及び/又はD2Dデバイス若しくはUEのものであり得る。
D2D又はUE(UE1)は、この決定のための決定モジュールを含み得る。決定することは、D2D動作のために決定された送信機及び/又は受信機を、そうした動作のために構成すること、を含み得る。
ステップ3(UE1)(任意選択):少なくとも1回のD2D動作のために、決定された送信機及び/又は受信機を使用する。D2Dデバイス又はUE(UE1)は、この使用を実行するための使用モジュールを含み得る。
ステップ0a(UE1)、ステップ1a(UE1)、ステップ2a(UE1)、ステップ3a(UE1)−任意選択:上記に加えて、ステップ0(UE1)、ステップ1(UE1)、ステップ2(UE1)、及びステップ3(UE1)はいずれも、少なくとも1回の非D2D動作のために実行されるそれぞれ対応するステップ0a(UE1)、ステップ1a(UE1)、ステップ2a(UE1)、又はステップ3a(UE1)をさらに伴ってよい。
概して、取得されるデータ、特に、
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータであって、当該データから、少なくとも1回のD2D動作のためにそれぞれ1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が選択されてよく、並びに/又は、どの送信機及び/若しくは受信機がD2D動作のために選択され得るのかを示し若しくは表わすデータ、は、例えば次のうちのいずれか1つ以上をさらに含み得る:
・(例えば、識別情報、アンテナポート等によって示される)選択可能な送信機及び/又は受信機の明示的なセット、
・送信機及び/又は受信機の選択可能なセットに関連付けられ得るデータ、例えば:
−キャリア周波数又は周波数帯域の1つ又は複数、例えば:
−UE1は、キャリア周波数f2上での自身のD2D動作のために、キャリア周波数(f1、f2、f3)又は(f1、f3)のために使用され得る送信機及び/又は受信機を選択してよく、ここで、(f1、f2、f3)及び(f1、f3)は、選択可能な送信機及び/又は受信機に関連付けられる周波数のセットである、
−RAT、
−帯域幅、システム帯域幅、測定帯域幅、チャネル帯域幅、送信帯域幅、
−送信機のRF特性(例えば、輻射、txフィルタ構成)、
−受信機のRF特性(例えば、感度、スプリアス応答、rxフィルタ構成)、
−選択可能な送信機及び/又は受信機が満たすべき条件、
−選択された送信機及び/又は受信機を使用してUEが満たす必要のある要件又は性能目標、例えば:
−自身のD2D動作のために、UE1は、PCell上の中断が最小化されるように又は生じないように、任意の送信機及び/又は受信機(D2D動作のために必要とされるものはどれでも)を選択してよい。
−D2D動作又はD2Dサービスのタイプ、例えば、D2Dディスカバリ、D2D通信、等。
−UL及び/又はDLで、D2D動作のために及びセルラ動作(別名、ワイヤレスアクセスネットワーク(WAN)動作)のために使用されるキャリア周波数同士及び/又は周波数帯域同士の関係。
上記のうちのいずれかと送信機及び/又は受信機それぞれとの間の関連付けは、D2Dデバイス又はUE又はネットワークノードにおいて行われ得る。それは、予め定義されるか若しくは(例えば、静的に、半静的に、若しくは動的に)構成可能であってよく、並びに/又は、それは、送信機及び/若しくは受信機の利用可能性にも依存し得る。1つの例において、いくつかの受信機及び/又は送信機が特定の1つの周波数帯域のためにのみ、常に又はほぼ常に使用されてもよい。別の例において、いくつかの受信機及び/又は送信機が、例えば以下に依存して、上記と動的に関連付けられてもよい:
・D2Dデバイス又はUE(UE1)によってその時点で使用されている別の受信機及び/又は送信機、並びにそれが使用されているRF構成、
・D2Dデバイス若しくはUEによってサポートされるCAのタイプ(例えば、イントラバンド連続CA(intra-band contiguous CA)若しくはインターバンドCA(inter-band CA))、又は、その(例えばUE1の)インター周波数構成、
・D2D動作及び/又は非D2D動作のためにD2Dデバイス又はUE(UE1)が満たす必要があり得る要件又は性能品質(例えば、別のキャリア上でD2Dを実行している間に、PCell上でもどのサービングセルにおいても中断を生じさせないこと、又は、許容される中断が閾値を超えてはならないこと)。中断(別名、グリッチ)中、D2Dデバイス又はUEは、例えばPCellといったサービングセルへ信号を送信し得ず及び/又はサービングセルから信号を受信し得ない。
・CA構成 例えば、周波数の組み合わせ、帯域の組み合わせ、帯域幅の組み合わせ、UEによってサポートされるCAにおけるUL及び/又はDLのCCの数。
また別の例では、例えば条件を満足する及び/又は選択され得る送信機及び/又は受信機がない場合、セットは、空のセットであり得る。また別の例では、セットは、例えばプリファレンスに基づいて降順に順序づけられた又はソートされたセットで有り得る。
取得する方法(ステップ0/0a)を以下に説明する。
送信機及び/又は受信機のセットを示すデータは、D2Dデバイス又はUE(UE1)により、1つ以上のやり方で取得され得る。例えば:
データは、予め定義され及び/又は読み取られ得る、例えば、データは、D2Dデバイスの制御回路の及び/又は制御回路によりアクセス可能なメモリ内に記憶される;
別のD2Dデバイス若しくはUE又はネットワークノードから、例えばD2D動作及び/又はセルラ動作を介して受信される;
例えば、D2Dデバイス又はUE(UE1)に関する記憶されているCAケイパビリティ情報、D2Dデバイス又はUEのRFアーキテクチャに基づいて、測定値に基づいて、等、D2Dデバイス又はUE(UE1)によって自律的に決定される
外部のメモリ又は内部のメモリから読み取られる、
予め定義されたルールに基づいて決定される。
送信する方法(ステップ1/1a)を以下に説明する。D2Dデバイス又はUE(UE1)は、少なくとも1つの取得されたセット及び/又は、本明細書で説明されるように取得されるデータであり得る対応するデータを、より上位の及び/又はより下位のレイヤのシグナリング及び/又はD2D動作及び/又はセルラ動作を介して、別のノード(例えば、別のD2Dデバイス若しくはUE又はネットワークノード)へ送信し得る及び/又は送信するように適合され得る。情報は、D2Dデバイスの又はUEの無線アクセスケイパビリティに関する情報又はデータの一部として、別のノード又はD2Dデバイスへ送信され得る。情報は、任意のRRC状態で別のノード(例えば、別のD2Dデバイス若しくはUE又はネットワークノード)へ、又はさらにはカバレッジ外の状態でも別のD2Dデバイス又はUEへ、送信され得る。ここで、カバレッジ外とは、D2Dデバイス(UE1)がセルラネットワークによって接続されていない及び/又は接続可能ではない及び/又はカバーされていない状態をいう。
送信は、自発的に行われるか、或いは、別のノードからのリクエスト、イベント、トリガ、又は、例えばセルの変更後若しくはハンドオーバ後若しくは信号品質が閾値を下回ったとき等の条件、に応じて行われ得る。
例は以下を含む:
・D2Dデバイス(UE1)は、「Bx」で示される周波数帯域における自身の動作のために、例えば「By」で示される帯域といった周波数帯域のいずれかで動作可能な送信機及び/又は受信機を選択し得る:
−(B2,(B1,B2,B3)) ここで、Bx=B2、By=(B1,B2,B3)
・UE1は、キャリア周波数Fxにおける自身の動作のために、キャリア周波数Fyのいずれかで動作可能な送信機及び/又は受信機を選択し得る:
−(f2,(f1,f2,f3),(f4、[要件])) ここで、f4についての予め定義され及び特定された要件を満たしつつ、Fx=f2、Fy=(f1,f2,f3)である。
決定する方法(ステップ2/2a)を以下に説明する。ステップ2は、以下を含み得る:
ステップ2_1:送信機及び/又は受信機の少なくとも1つのセットを、当該セットを示すデータ並びに/又は選択可能な送信機及び/若しくは受信機を示すデータに基づいて決定する。例えば、当該データに含まれる明示的なリストを読み取る、若しくは、当該データに暗に関連付けられているセットを決定する、並びに/又は、当該データに基づいて、特に当該データ内のプリファレンス若しくはプライオリティのリストに従って決定する;及び/又は
ステップ2_2:少なくとも1つの送信機及び/又は受信機を、対応するセットのうちから決定する。
D2Dデバイス又はUE(UE1)は、1つ以上の送信機及び/又は受信機を、対応するセットのうちから、例えば以下のうちのいずれか1つ以上といった1つ以上のやり方で決定するように適合され得る及び/又は決定する:
・ランダムに又は擬似ランダムに、
・セット内の送信機及び/又は受信機の順番に基づいてセットのうちの1つ、例えばセットのうちの最初のもの又はセットのうちの最後のもの、を選択する/決定する、
・その時点で使用中のうち最も近いものから物理的に最も大きく離れているもの、を選択する/決定する、
・最も良好な性能が期待されるもの(例えば、他のキャリア上でのUE1の性能に全く影響を及ぼさないか及ぼす影響が最も小さいもの)を選択する/決定する。例えば、UE1がD2D動作のためにそれを使用するときにサービングセル上の信号の中断が確実にないようにするもの、又は、UE1がD2D動作のためにそれを使用するときにサービングセル上の信号の中断が確実に最小になるようにするもの。例えば、最小の中断時間は、スロット1つ分又はサブフレーム1つ分であることができ、より長い中断時間は、サブフレーム4〜5個分であることができる。
・セットのうち、電力消費が最小になるであろうもの、例えば、UL及び/又はDLキャリア又は帯域において、サービングセルが構成されているのと同じチップに属するもの、を選択する/決定する。
−1つの実施形態では、選択/決定は、常に適用されるか、又は、例えば低電力モード若しくは省電力モードといった特定のUEモード動作において適用され得る
・セットのうち、D2Dデバイス若しくはUE(UE1)によって使用されていないもの、又は、UL及び/若しくはDLにおいてセルラ動作のための無線測定を実行しているもの、を選択する/決定する。
・同期の局面に基づいて選択する/決定する、例えば、いくつかの送信機/受信機は、何らかの参照クロック又は参照タイミング又はターゲット周波数に既に時間及び/若しくは周波数同期されているかもしれない[このため、D2Dデバイス又はUE(UE1)は、所望の同期を達成するために時間及びリソースを消費する必要がない]、いくつかの送信機/受信機は、他のものよりもより良好な同期又はより良好なタイミング精度を達成し得る、等。
・候補の送信機/受信機を使用するために必要とされる切り替え時間又は(再)チューニング時間に基づいて選択する/決定する、例えば、いくつかの送信機/受信機は、同じキャリア上で最近使用されていたかもしれず、そのため、使用できるようになるまでにより少ないチューニングで済むであろう、等。
・選択されるべき送信機及び/又は受信機が必要とされる時間(例えば、残り時間及び/又はそれがどのぐらいの間使用されるか)に基づいて選択する/決定する
・どのぐらい速く選択を行うことができ且つ選択された送信機及び/又は受信機が使用のために利用可能にされることができるか、に基づいて選択する/決定する
・上記のうちの任意の組み合わせ、ここで、異なる選択/決定のタイプは、例えば、それらのプライオリティに従って、予め定義された又は動的に決定される順序に従って、D2Dデバイス若しくはUEの構成又は別のノードからの構成に従って、予め定義されたルールに基づいて、等、様々なやり方で組み合わせられ得る。
上記のいずれの選択/決定モードもそれらの組み合わせも、1つ以上の送信機及び/又は受信機を選択するために適用されてよい。1つの選択/決定モードによる選択/決定は、いくつかの例では、送信機及び/又は受信機の所定の数N(例えば、N=1、N=2、等)に制限される場合もある(例えば、「順序づけられたシーケンスのうちの最初のものを取り出す」という選択アプローチによれば、N=1よりも多い受信機を選択することはできない);Nは、予め定義されたルールに基づいて静的に又は動的に構成され又は決定され得る。
使用中の(occupied)送信機及び/又は受信機を選択する/決定することを以下に説明する。D2Dデバイス又はUEは、ある派生では、セルラ動作又は他の非D2D動作のために使用されている1つ若しくは複数の送信機及び/若しくは受信機を決定するように適合され並びに/又は決定し若しくは使用し、必要であれば、それに応じて、セルラ動作のために送信機及び/又は受信機を再選択し得る。
1つの実施形態では、選択された及び/又は決定された送信機及び/又は受信機が非D2D動作のために既に使用されていれば(それでもD2D動作のために選択可能であれば)、UE1は、D2D動作のためにその送信機及び/又は受信機をそれでも決定し又は選択する(及びさらに使用する)かもしれない。しかしながら、必要であれば(例えば、D2D動作と非D2D動作とのためにその送信機及び/若しくは受信機の使用を時間的に共有できない場合並びに/又は1つの動作タイプのためにのみ使用されねばならない場合)、UE1は、送信機及び/又は受信機がD2D動作と非D2D動作とのために時間的に共用され得る場合を除いて、非D2D動作のために別の送信機及び/又は受信機をそれぞれ決定し又は選択し得る。
別の実施形態では、その後、UEは、非D2D動作及び/若しくは元の動作のために送信機及び/若しくは受信機を決定し、並びに/又は、D2D動作のために「借りられた」送信機及び/若しくは受信機を、例えばそれがD2Dのためにそれ以上使われなくなると、又は非D2D動作のためにより必要とされると、又は「借りる」ことのできる何らかの時間が過ぎると、「返却」し得る。
また別の実施形態では、送信機及び/又は受信機が非D2D動作のために既に使用されているとき、D2D動作が非D2D動作よりもプライオリティが高い場合に限り、UE1はその送信機及び/又は受信機をD2Dのために決定し若しくは選択するように適合され得る並びに/又は決定し若しくは選択してよい。
使用する方法(ステップ3/3a)を以下に説明する。決定された又は選択された送信機及び/又は受信機は、例えば、UE1のD2D動作中に少なくとも1つの無線信号をそれぞれ送信し又は受信するために使用され得る。
例えば、選択された又は決定された受信機を使用して受信された信号に基づいて、例えば、UE1は、その自律的な使用のための測定を、又は、実行された測定についての別のノード(例えば、別のUE又はネットワークノード)への報告を、さらに実行し得る。
測定/送信/受信は、セルラ動作及び/又はD2D動作について、一般的な目的又は特定の目的のために実行され得る。例えば:
RRM 別名、モビリティ測定 例えば、D2D信号に対する又はD2D動作目的のための、RSRP測定、RSRQ測定
RLM 例えば、セルラ動作及び/又はD2D動作についての非同期及び同期の検出。
測位 例えば、RSTD、UE Rx−Tx時間差測定、他のタイミング測定、電力ベースの測定、フィンガープリンティング又はパターンマッチングのために使用される測定、等
ブロードキャスト測定 例えば、MBMS及び、MBMS同様の測定(例えば、MBSFN RSRP/RSRQ、MCH BLER)、等。
MDT 例えば、RSRP測定、RSRQ測定、インターRAT測定、例えばCPICH RSCP、CPICH Ec/No、GSMキャリアRSSI、等。
SON 例えば、システム情報(MIB、SIB等)の読み取り
キャリアセンシング 例えば、特定のリソースに対するRSSI測定又は干渉推定、等。
D2D動作のためのキャリア選択
チャネル推定 例えば、リファレンス信号SINR
リンク適合 例えば、BLER、SNR、SINR、等。
電力制御 例えば、パス損失、SINR、SNR、等。
干渉調整 例えば、SNR、SINR、等。
D2Dデータ及び/又は制御情報の受信/送信、これは以下も含み得る:
D2Dデータ及び/又は制御情報の復調又は復号 例えば、PDSCH復調、及び/又は、割り当てデータの復号/復調。
第2のUEにおける方法を以下に説明する。第2のD2Dデバイス若しくはUE(UE2)を動作させるための、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを含む方法、並びに/又は、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを実行するために適合される第2のD2Dデバイス若しくはUE(UE2)、が説明される。
ステップ1(UE2)(任意選択):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を取得する。当該データから、それぞれ1つ以上の送信機及び/又は受信機がUE1のために、その少なくとも1回のD2D動作のために選択され得る。UE2は、この取得を実行するための取得モジュールを含み得る。
追加で又は代替的に、以下も考えられ得る:
ステップ1(UE2)(任意選択):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を取得する。当該データから、それぞれのセットのうちの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、別の(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)の及び/又はUE1による少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であってよく、並びに/又は、当該データは、それぞれのセットのうちのどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、UE1の及び/又はUE1による少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/若しくは選択可能であり及び/若しくは好適であり及び/若しくは構成可能であり得るのかを示し及び/若しくは表す。
代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が及び/又は上記セットのうちのどの受信機が、他の(第1の)D2Dデバイス又はUE(UE1)による及び/又はUE1のD2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。
(第2の)D2Dデバイス又はUEは、この取得のための取得モジュールを含み得る。送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、他の(第1の)D2Dデバイス又はUE(UE1)の及び/又はUE1上のセットであると考えられ得る。
ステップ2(UE2):UE1により、その少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき
−送信機のセットのうちの1つ以上の送信機、及び
−受信機のセットのうちの1つ以上の受信機、
のうちの少なくとも一方の決定において、UE1を支援する。UE2は、この決定のための支援モジュールを含み得る。
ステップ1a(UE2)、ステップ2a(UE2)−任意選択:上記に加えて、ステップ1(UE2)及びステップ2(UE2)はいずれも、少なくとも1回の非D2D動作のために実行されるそれぞれ対応するステップ1a(UE2)又はステップ2a(UE2)をさらに伴ってよい。
データを取得する方法(ステップ1/1a(UE2))を以下に説明する。
送信機及び/又は受信機のセットを示すデータ(いくつかの例についてのUE1における方法及び、定義も参照)は、UE2によって、1つ以上のやり方で取得され得る。例えば:
・予め定義され得る、
・UE1若しくは別のUE又はネットワークノードから受信される、
・例えば、記憶されているD2Dデバイス又はUEのCAケイパビリティ情報、D2Dデバイス又はUEのRFアーキテクチャに基づいて、測定値に基づいて、等、UE2によって自律的に決定される、
・外部のメモリ又は内部のメモリから読み取られる、
・予め定義されたルールに基づいて決定される。
UE1を支援するUE2(ステップ2/2a(UE2))を以下に説明する。
本明細書において、UE1のための送信機及び/又は受信機のうちの少なくとも1つの決定において(第2の)D2Dデバイス又はUE(UE2)によって実行される支援は、例えば以下をさらに含み得る:
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを示すデータをUE1へ送信すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つをUE1へ送信すること、
・1つ以上の送信機及び/又は受信機を対応するセットのうちから選択し、選択した送信機及び/又は受信機をUE1へシグナリングすること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つをUE1へ送信すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを示すデータを、UE1から別のD2Dデバイス若しくはUEへ又はネットワークノードへ中継し又は転送すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを、UE1から別のD2Dデバイス若しくはUEへ又はネットワークノードへ中継し又は転送すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを示すデータを、別のD2Dデバイス若しくはUEから又はネットワークノードからUE1へ中継し又は転送すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを、別のD2Dデバイス若しくはUEから又はネットワークノードからUE1へ中継し又は転送すること。
例(UE1についての方法における例も参照):
・UE1は、周波数帯域「Bx」における自身の動作のために、周波数帯域「By」のいずれかで動作可能な送信機及び/又は受信機を選択し得る:
−(B2,(B1,B2,B3)) ここで、Bx=B2、By=(B1,B2,B3)
・UE1は、キャリア周波数Fxにおける自身の動作のために、キャリア周波数Fyのいずれかで動作可能な送信機及び/又は受信機を選択し得る:
−(f2,(f1,f2,f3),(f4,[要件])) ここで、f4についての予め定義された特定の要件を満たしつつ、Fx=f2、Fy=(f1,f2,f3)である。
ネットワークノードにおける方法を以下に説明する。ネットワークノードのいくつかの例は、eNodeB、協調ノード、ProSe/D2Dサーバ、である。
本明細書において、ネットワークノード(NW)を動作させるための、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを含む方法、並びに/又は、以下のいずれか1つ若しくはいずれかの組み合わせを実行するために適合されるネットワークノード(NW)、が説明される:
ステップ1(NW):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を取得する。当該データから、それぞれ1つ以上の送信機及び/又は受信機が、UE1のためにその少なくとも1回のD2D動作のために選択され得る。ネットワークノードは、この取得を実行するための取得モジュールを含み得る。
代替的に又は追加で、以下が考えられ得る。
ステップ1(NW):
−送信機のセット、及び
−受信機のセット、
のうちの少なくとも一方を示すデータ、を取得する。当該データから、それぞれのセットのうちの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、少なくとも1回のD2D動作のために(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)のために及び/若しくはUE1によって選択されてよく、並びに/又は、当該データは、それぞれのセットのうちのどの1つ以上の送信機及び/若しくは受信機が、少なくとも1回のD2D動作のためにUE1のために及び/若しくはUE1によって選択され得るのかを示し及び/若しくは表す。当該データは、それぞれのセットのうちのそれぞれどの1つ以上の送信機及び/又は受信機が、少なくとも1回のD2D動作のために選択され及び/又は選択可能であり及び/又は好適であり及び/又は構成可能であるのかを示し及び/又は表わし得る。代替的に又は追加で、当該データは、上記セットのうちのどの送信機が及び/又は上記セットのうちのどの受信機が、D2D動作のために構成され及び/又は選択され及び/又は使用されるのかを示し又は表わし得る。送信機及び/若しくは受信機のセット並びに/又は対応する送受信機のセットは、そのデータが関係し得る(第1の)D2Dデバイス若しくはUE(UE1)の及び/又はUE1上のセットであると考えられ得る。ネットワークノードは、この取得のための取得モジュールを含み得る。
ステップ2(NW):UE1によってその少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき
−送信機のセットのうちの1つ以上の送信機、及び
−受信機のセットのうちの1つ以上の受信機、
のうちの少なくとも一方の決定において、UE1を支援する。
ステップ1a(NW)、ステップ2a(NW)−任意選択:上記に加えて、ステップ1(NW)及びステップ2(NW)はいずれも、少なくとも1回の非D2D動作のために実行されるそれぞれ対応するステップ1a(NW)又はステップ2a(NW)をさらに伴ってよい。
データを取得する方法(ステップ1/1a(NW))を以下に説明する。送信機及び/又は受信機のセットを示すデータ(いくつかの例についてのUE1/UE2における方法及び、定義も参照)は、NWによって、1つ以上のやり方で取得され得る。例えば:
・予め定義され得る、
・UE1又は別のD2Dデバイス若しくはUE又はネットワークノードから受信される、
・例えば、UE1の送信機及び/又は受信機についての履歴データに基づいて、測定値に基づいて、NWによって自律的に決定される、
・外部のメモリ又は内部のメモリから読み取られる、
・予め定義されたルールに基づく、
・例えば、CAで構成されたときにD2Dデバイス又はUEがそれにわたって中断を生じさせないRF帯域幅といった、D2Dデバイス又はUEのRFアーキテクチャについての情報に暗黙的に基づく。
UE1を支援する方法(ステップ2/2a(NW))を以下に説明する。本明細書において、送信機及び/又は受信機のうちの少なくとも1つの決定においてネットワークノードによってUE1を支援することは、例えば以下を含み得る:
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを示すデータをUE1へ送信すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つをUE1へ送信すること、
・1つ以上の送信機及び/又は受信機を対応するセットのうちから選択し、選択した送信機及び/又は受信機をUE1へシグナリングすること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つをUE1へ送信すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを示すデータを、UE1と、別のD2Dデバイス若しくはUE又はネットワークノードとの間で中継し又は転送すること、
・送信機及び/又は受信機のセットのうちの少なくとも1つを、UE1と、別のD2Dデバイス若しくはUE又はネットワークノードとの間で中継し又は転送すること。
例(UE1についての方法における例も参照):
・UE1は、周波数帯域Bxにおける自身の動作のために、周波数帯域Byのいずれかで動作可能な送信機及び/又は受信機を選択し得る:
−(B2,(B1,B2,B3)) ここで、Bx=B2、By=(B1,B2,B3)
・UE1は、キャリア周波数Fxにおける自身の動作のために、キャリア周波数Fyのいずれかで動作可能な送信機及び/又は受信機を選択し得る:
−(f2,(f1,f2,f3),(f4、[要件])) ここで、f4についての予め定義された特定の要件を満たしつつ、Fx=f2、Fy=(f1,f2,f3)である。
概して、D2Dデバイス又はUEは、そのD2Dデバイス又はUEにより少なくとも1回のD2D動作のために選択され得る1つ以上の送信機及び/又は受信機についての情報を、例えば自律的に及び/又は予め定義された情報及び/又はネットワークノードから受信される指示に基づいて、取得し得る。D2Dデバイス又はUEは、D2D動作のための1つ以上の送信機及び/又は受信機を、1つ以上の条件(例えば、PCellといったサービングセル上で中断を生じさせない送信機及び/若しくは受信機、又は、選択された送信機及び/若しくは受信機を使用できるようにするのに利用可能な又は必要とされる時間)に基づいて選択/決定するために適合され得る。D2Dデバイス又はUEは、取得された情報をD2D動作を実行するために使用するように適合され、及び/又は、そうした使用のための送信機及び/又は受信機を決定するように適合され得る。また、D2Dデバイス又はUEは、セルラ動作のために使われている送信機及び/若しくは受信機を使用するために適合されてもよく並びに/又は使用してもよく、必要であれば、それに応じて、セルラ動作のために送信機及び/又は受信機を再選択してもよい。この方法は、特に、CA動作も可能なD2Dデバイスへ、又は、2つ以上の送信機及び/又は受信機を有する他のD2Dデバイス若しくはUEアーキテクチャへ、適用される。
本明細書で説明されるD2Dデバイスを動作させるための方法のうちのいずれか1つを実行するように適合されるD2Dデバイスが、概して考えられ得る。D2Dデバイスは、例えば方法を制御するための好適な回路、例えば制御回路を含み、並びに/又は、送信機及び/若しくは受信機及び/若しくは対応する回路及び/若しくはアンテナ回路を含み得る。本明細書で説明されるネットワークノードを動作させるための方法のうちのいずれか1つを実行するように適合されるネットワークノードが考えられ得る。ネットワークノードは、例えば方法を制御するための好適な回路、例えば制御回路を含み、並びに/又は、送信機及び/若しくは受信機及び/若しくは対応する回路及び/若しくはアンテナ回路を含み得る。
本明細書で説明されるD2Dデバイス又はUE(特に、UE1及びUE2)はいずれも、ワイヤレス通信ネットワークのための及び/若しくはワイヤレス通信ネットワークのD2Dデバイス若しくはUEであり、並びに/又は、ワイヤレス通信ネットワークを用いたセルラ動作のために、及び/若しくはD2D動作のために、適合され得る。
本明細書で説明される(特にeNodeBであり得る)ネットワークノード(特に、NW内の)はいずれも、ワイヤレス通信ネットワークのための及び/若しくはワイヤレス通信ネットワークのネットワークノードであり、並びに/又は、ワイヤレス通信ネットワーク及び/又は少なくとも1つのD2Dデバイス若しくはUEを用いたセルラ動作のために、並びに/又は、特に少なくとも1つのD2Dデバイス若しくはUEを用いた又は少なくとも1つのD2Dデバイス若しくはUEの、D2D動作のために及び/若しくはD2D動作の制御のために、適合され得る。
追加で又は代替的に、本明細書で説明されるネットワークノードを動作させるための方法のうちのいずれか1つを実行するように適合される制御ノードが、概して考えられ得る。
制御ノード又はネットワークノードは、概して、基地局又はeNodeBとして実装され得る。
さらなる局面に従えば、制御回路により実行可能なコードを含むプログラムプロダクトであって、当該コードは、本明細書で説明される方法のうちのいずれか1つを制御回路に実行させ及び/又は制御させる、プログラムプロダクト、が提供される。
その上、別の局面に従えば、本明細書で説明されるプログラムプロダクトのうちのいずれか1つ及び/又は制御回路により実行可能なコードを担持する担体(Carrier Medium)であって、当該コードは、本明細書で説明される方法のうちのいずれか1つを制御回路に実行させ及び/又は制御させる、担体、が説明される。
概して、担体は、制御回路によりアクセス可能及び/又は読み取り可能及び/又は受け取り可能であり得る。データ及び/又はプログラムプロダクト及び/又はコードを記憶することは、データ及び/又はプログラムプロダクト及び/又はコードを担持することの一部とみなされ得る。担体は、概して、ガイド/トランスポート用媒体及び/又は記憶媒体を含み得る。ガイド/トランスポート用媒体は、信号を、特に電磁信号及び/又は電気信号及び/又は磁気信号及び/又は光信号を、搬送するように適合され及び/又は搬送し及び/又は記憶し得る。担体は、特にガイド/トランスポート用媒体は、そうした信号を案内してそれらを搬送するように適合され得る。担体は、特にガイド/トランスポート用媒体は、例えば電波若しくはマイクロ波といった電磁場、並びに/又は、例えばグラスファイバといった光透過性材料、並びに/又は、ケーブル、を含み得る。記憶媒体は、揮発性でも不揮発性でもよいメモリ、バッファ、キャッシュ、光ディスク、磁気メモリ、フラッシュメモリ、等のうちの少なくとも1つを含み得る。
移動体通信ネットワークは、概して、1つ若しくは2つ以上のネットワークノード、特に、本明細書で説明される制御ノード、及び/又は、無線アクセスネットワーク(これは、上記1つ若しくは2つ以上のネットワークノードを含み得る)、及び/又は、上記無線アクセスネットワークへ接続される若しくは接続可能なコアネットワーク、を含み得る。ネットワーク及び/又は制御ノードは、ワイヤレス及び/若しくは無線通信のために1つ以上のセルを提供するように、並びに/又は、1つ以上のD2Dデバイス若しくはUEにサービスするように、適合され得る。移動体通信ネットワークは、セルラネットワークであってよい。制御ノードは、セルラ通信及び/若しくはD2D通信を制御し及び/若しくはサービスするために適合され、並びに/又は、セルラ通信及び/若しくはD2D通信を提供し及び/若しくはサポートし得る。
測定性能特性を決定し及び/又は取得し及び/又は受信することは、概して、1つの若しくは2つ以上の測定性能特性を決定し及び/又は取得し及び/又は受信すること、を含み得る。
D2Dデバイスを構成することは、D2Dデバイスに自身の構成、例えば少なくとも1つの設定及び/又はレジスタエントリ及び/又は動作モードを、変更するように命令すること及び/又は仕向けること、を含み得る。D2D測定のためにD2Dデバイスを構成することは、D2Dデバイスに、D2D測定のための動作パラメータを、特に測定性能特性に従って変更するように命令すること及び/又は仕向けること、への言及であってよい。D2Dデバイスは、自身を構成するように適合され得る。D2Dデバイスを他のデバイス又はノード又はネットワークによって構成することは、当該他のデバイス又はノード又はネットワークによってD2Dデバイスへ情報及び/又はデータ及び/又は命令を送信することへの言及であり及び/又は送信することを含んでよく、例えば、D2D構成、並びに/又は、送信機及び/若しくは受信機に関するデータ、並びに/又は、構成される若しくは受信するD2Dデバイスが、使用する送信機及び/若しくは受信機を少なくとも1つそれに基づいて決定し得るデータ、例えば使用されるべき好ましいスペクトル及び/若しくは周波数及び/若しくはキャリアを示すデータ、が送信される。構成することは、特に送信機及び/又は受信機に関する、D2Dデバイスの1つ以上のパラメータ及び/又は設定を変更すること、を含み得る。
構成を適合させることは、特に構成を例えばD2Dデバイスにより変更することによって、D2Dデバイスを構成すること、への言及であってよい。
データを取得することは、例えば他のノード及び/又はデバイス及び/又はネットワークから、そのデータを受信すること、を含み得る。D2D動作のための送信機及び/又は受信機を決定することは、D2D動作のために送信機及び/又は受信機を選択すること及び/又は構成すること、を含み得る。送信機又は受信機のような無線リソースを構成することは、例えばその動作パラメータ、例えば周波数、帯域幅、電力レベル、感度、等をチューニングすることによって、その無線リソースを所望の動作、例えばD2D動作に適合させること、を含み得る。
D2Dデバイスがワイヤレス通信を介して、特にD2D通信及び/又はセルラ通信を介して他のノード若しくはデバイス又はネットワークと通信可能であって、例えばそれがネットワーク内に又は他のD2Dデバイスに登録されており又は登録可能であり、並びに/又は、そうした通信中である場合、D2Dデバイスは通信のために接続されており又は接続可能である、とみなされてよい。概して、D2Dデバイスは、D2D動作及びセルラ動作について並列的又は択一的のいずれかで適合され得る。
例えばD2Dデバイスを構成するという文脈において、受信すること又は送信することは、概して、セルラ通信及び/又はD2D通信を介して実行され得る。
この説明の文脈において、ワイヤレス通信は、例えばワイヤレス通信ネットワークにおける及び/又は無線アクセス技術(RAT)を使用した、電磁波及び/又はエアインタフェース、特に電波を介する、通信、特にデータの送信及び/又は受信、であり得る。通信は、ワイヤレス通信ネットワークのノード間のもの及び/又はワイヤレス通信ネットワークにおけるものであってよい。通信における若しくは通信のための、及び/又はワイヤレス通信ネットワークにおける、同ネットワークの、若しくは同ネットワークのためのノードは、1つ以上のRAT、特にLTE/E−UTRAのために適合され及び/又は同RATを利用する通信のために適合されることが想定され得る。通信は、概して、特にパケットデータの形でメッセージを送信すること及び/又は受信することを含み得る。メッセージ又はパケットは、制御データ及び/若しくは構成データ及び/若しくはペイロードデータを含み、並びに/又は、ひとまとまりの物理レイヤ送信を表し及び/若しくは含み得る。制御データ及び/又は構成データは、通信のプロセスに及び/又はその通信のノードに関係するデータ、への言及であってよい。当該データは、例えば、通信のノードを参照するアドレスデータ、並びに/又は、送信モード及び/若しくはスペクトル構成及び/若しくは周波数及び/若しくは符号化及び/若しくはタイミング及び/若しくは帯域幅に関係するデータを、通信若しくは送信のプロセスに関係するデータとして、例えばヘッダ内に含み得る。
そうした通信に関与する各ノードは、無線回路及び/又は制御回路及び/又はアンテナ回路を含んでよく、それ(ら)は、1つの又は2つ以上の無線アクセス技術を利用し及び/又は実装するように構成され得る。ノードの無線回路は、概して、電波の送信及び/又は受信のために適合されてよく、特に、対応する送信機及び/又は受信機及び/又は送受信機を含んでよく、それ(ら)は、アンテナ回路及び/又は制御回路へ接続され又は接続可能であってよい。ノードの制御回路は、コントローラ、並びに/又は、読出しアクセス及び/若しくは書込みアクセスのためにコントローラがアクセス可能であるように構成されるメモリ、を含み得る。コントローラは、通信及び/若しくは無線回路を制御するように並びに/又は追加のサービスを提供するように構成され得る。ノードの回路、特に制御回路、例えばコントローラは、本明細書で説明される機能性を提供するようにプログラムされ得る。対応するプログラムコードは、関連付けられたメモリ及び/若しくは記憶媒体内に記憶され、並びに/又はハードワイヤで構成され、並びに/又はファームウェア及び/若しくはソフトウェアとして及び/若しくはハードウェアで提供され得る。コントローラは、概して、プロセッサ及び/又はマイクロプロセッサ及び/又はマイクロコントローラ及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)デバイス及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを含み得る。より具体的には、制御回路は、メモリを含み及び/又はメモリへ接続され若しくは接続可能であり、メモリは、コントローラ及び/又は制御回路により読出し及び/又は書込みのためにアクセス可能であるように適合され得る、と考えられ得る。
無線アクセス技術は、概して、例えばBluetooth及び/又はWifi及び/又はWIMAX及び/又はcdma2000及び/又はGERAN及び/又はUTRAN及び/又は特にE−Utran及び/又はLTEを含み得る。通信は、特に、論理チャネル並びに/又は論理送信及び/若しくは受信がその上にインプリントされ(imprinted)又は積み重ねられ得る、物理レイヤ(PHY)の送信及び/又は受信を含み得る。ワイヤレス通信ネットワークのノードは、D2Dデバイス及び/又はユーザ機器及び/又は基地局及び/又は中継ノード及び/又は、デバイスツーデバイス通信のために全体的に適合されるいかなるデバイスとしても実装されてもよい。
ワイヤレス通信ネットワークは、デバイスツーデバイス通信のために構成されるデバイス(D2Dデバイス)及び/又はユーザ機器及び/又は基地局及び/又は中継ノードのうちの少なくとも1つ、特に少なくとも1つのユーザ機器を含み、これは、当該ワイヤレス通信ネットワークの第2のD2Dデバイス又はノードとの、特に第2のユーザ機器とのデバイスツーデバイス通信のために構成され得る。ワイヤレス通信ネットワークの若しくは同ネットワークのためのノードは、概して、特にセルラ及び/若しくはワイヤレス通信ネットワークの周波数スペクトル並びに/又はそうしたネットワークの周波数及び/若しくは時間リソースを使用する、ワイヤレスのデバイスツーデバイス通信のために構成されるワイヤレスデバイス、であり得る。デバイスツーデバイス通信は、任意選択で、複数のデバイス若しくはノードへのブロードキャスト通信及び/又はマルチキャスト通信を含み得る。セルラネットワークは、ネットワークノード、特に無線ネットワークノードを含み、同ノードは、例えばLTEに従った、例えば進化型(evolved)ネットワークコアを有するコアネットワークといったコアネットワークへ、接続され又は接続可能であり得る。ネットワークノードとコアネットワーク/ネットワークコアとの間の接続は、少なくとも部分的にケーブル/地上回線の接続に基づいてよい。コアネットワークの一部、特に基地局若しくはeNBよりも上のレイヤが関与する、並びに/又は基地局若しくはeNBにより提供される予め定義されたセル構造を介した、動作及び/又は通信及び/又は信号の交換は、セルラとしての性質を有すると見なされてよく、又はセルラ動作と呼ばれてもよい。
基地局よりも上のレイヤが関与することのない及び/又は基地局若しくはeNBにより提供される予め定義されたセル構造を利用することのない動作及び/又は通信及び/又は信号の交換は、それがセルラ動作のために提供され及び/又は使用される無線リソース、特にキャリア及び/若しくは周波数、並びに/又は機器(例えば、無線回路及び/又はアンテナ回路のような回路、特に送信機及び/又は受信機及び/又は送受信機)を利用する場合には、特に、D2D通信又は動作であると見なされてよい。
ユーザ機器(UE)は、概して、ワイヤレスのデバイスツーデバイス通信のために構成されたデバイスであってよく(それはD2Dデバイスであってよく)、並びに/又は、ワイヤレス及び/若しくはセルラネットワークのための端末、特に移動体端末であってよく、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、PDA、等であってよい。ユーザ機器は、本明細書で説明されるようなワイヤレス通信ネットワークの又は同ネットワークのためのノードであり、特にD2Dデバイスであり得る。ユーザ機器又はD2Dデバイスは、1つ以上のRAT、特にLTE/E−UTRAに適合されることが想定され得る。ユーザ機器又はD2Dデバイスは、概して、近接サービス(ProSe)可能型(enabled)であり、これは、ユーザ機器又はD2DデバイスがD2D対応型又はD2D可能型であることを意味し得る。ユーザ機器又はD2Dデバイスは、ワイヤレス通信のための無線回路及び/制御回路を含むと考えられ得る。無線回路は、例えば、受信機デバイス及び/又は送信機デバイス及び/又は送受信機デバイスを含み得る。制御回路は、コントローラを含み、コントローラは、マイクロプロセッサ及び/又はマイクロコントローラ及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)デバイス及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを含み得る。制御回路は、メモリを含み又はメモリへ接続され若しくは接続可能であり、メモリは、コントローラ及び/又は制御回路により読出し及び/又は書込みのためにアクセス可能であるように適合され得る、と考えられ得る。ワイヤレス通信ネットワークの又は同ネットワークのためのノード若しくはデバイス、特にデバイスツーデバイス通信のためのノード若しくはデバイスは、概して、ユーザ機器又はD2Dデバイスであり得る。ユーザ機器は、LTE/E−UTRANに適合されるユーザ機器として構成されると考えられ得る。
基地局は、1つ以上のユーザ機器にサービスするように適合される、ワイヤレス及び/若しくはセルラネットワークの又は同ネットワークのための、いかなる種類の基地局であってもよい。基地局は、ワイヤレス通信ネットワークの又は同ネットワークのためのネットワークノードである、と考えられ得る。基地局は、ネットワークの1つ以上のセルを提供し及び/若しくは定義するように適合され、並びに/又は、ネットワークの1つ以上のノードへ通信のために周波数及び/若しくは時間リソースを割り当て若しくはスケジューリングするように、特に、例えば、基地局とは異なるデバイス同士の通信であり得るデバイスツーデバイス通信のためにULリソースを割り当て若しくはスケジューリングするように、適合され得る。概して、そうした機能性を提供するように適合されるノードはいずれも、基地局であると考えられ得る。基地局、又はより広くネットワークノード、特に無線ネットワークノードは、ワイヤレス通信のための無線回路及び/又は制御回路を含む、と考えられ得る。基地局又はネットワークノードは、1つ以上のRAT、特にLTE/E−UTRAに適合される、と想定され得る。無線回路は、例えば、受信機デバイス及び/又は送信機デバイス及び/又は送受信機デバイスを含み得る。制御回路は、コントローラを含み、コントローラは、マイクロプロセッサ及び/又はマイクロコントローラ及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)デバイス及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを含み得る。制御回路は、メモリを含み又はメモリへ接続され若しくは接続可能であり、メモリは、コントローラ及び/又は制御回路により読出し及び/又は書込みのためにアクセス可能であるように適合され得る、と考えられ得る。
基地局は、ワイヤレス通信ネットワークのノードとして構成され、特に、例えば直接関与するデバイスとして又は補助的な及び/若しくは協調ノードとして、デバイスツーデバイス通信のために及び/又は同通信を可能にし及び/又は同通信を容易にし及び/又は同通信に参加するように構成され得る。概して、基地局は、コアネットワークと通信するように、並びに/又は、1つ以上のユーザ機器にサービス及び/若しくは制御を提供するように、並びに/又は、1つ以上のユーザ機器とコアネットワーク及び/若しくは他の基地局との間で通信及び/若しくはデータを中継し及び/若しくは移送するように構成され、並びに/又は、近接サービス可能型であり得る。eNodeB(eNB)は、特にLTEに従った、基地局の一例として想定され得る。基地局は、概して、近接サービス可能型であり及び/又は対応するサービスを提供し得る。基地局は、EPC(Evolved Packet Core)として構成され又はEPCへ接続され若しくは接続可能であり、並びに/又は、対応する機能性を提供し及び/若しくは対応する機能性へ接続するように構成される、と考えられ得る。基地局の当該機能性及び/又は複数の異なる機能は、1つ以上の異なるデバイス及び/又は物理的な場所及び/又はノードにわたって分散され得る。基地局は、ワイヤレス通信ネットワークのノードであると考えられ得る。概して、基地局は、制御ノードとして構成され、及び/又は、特に、ワイヤレス通信ネットワークの2つのノード、特に2つのユーザ機器間のデバイスツーデバイス通信のためにリソースを割り当てるように構成される、と考えられ得る。
デバイスツーデバイス(D2D)通信又は動作は、概して、ワイヤレス通信ネットワークの若しくは同ネットワークのためのノード間若しくはD2Dデバイス間の通信、又は、1つ以上のノードの対応する動作、への言及であり、それらは、特にLTE/E−UTRANに従って、ネットワークの周波数スペクトル並びに/又は周波数及び/若しくは時間リソースを利用し得る。通信は、ワイヤレス通信であり得る。この文脈におけるデバイスは、ワイヤレス通信ネットワークのノード、特にユーザ機器又は基地局であり得る。デバイスツーデバイス通信は、特に、少なくとも1つのユーザ機器が関与する、例えば2つ以上のユーザ機器間の通信であり得る。
デバイスツーデバイス通信は、特にコアネットワークとの及び/又はネットワークの基地局若しくは協調ノードよりも上のレイヤとのインタラクションなしに、基地局若しくは協調ノード若しくは中継ノードを介して中継され及び/又は提供されてよく、或いは、基地局若しくは制御ノードが関与せず、及び/又は、基地局若しくは制御ノードが例えば構成データ若しくは送信構成若しくは、ユーザ機器間のデバイスツーデバイス通信のために意図されるメッセージについての関連情報といった補助的なサービスを提供するだけの、2つのデバイス、例えばユーザ機器間のダイレクト通信であってもよい。D2D通信は、セルラカバレッジのない領域における及び/又はセルラ若しくは移動体ネットワークとのインタラクションなしの、2つのD2Dデバイス間の通信であり得る。後者の場合、デバイスツーデバイス通信を実行しているノード間を流れるデータ及び/又は信号は、基地局及び/又は制御ノードを介しては移送されない、と考えられ得る。これに対し、セルラ通信中は、eNB/基地局/協調ノードよりも上のネットワークレイヤ群が概して関与し、特に、ケーブル/地上回線を介してeNB/基地局/協調ノードへ接続され得るコアレイヤ群が関与し得る。
デバイスツーデバイス通信中、メッセージが提供され及び/又は送信され及び/又は受信され得る。メッセージは、ひとまとまりの物理レイヤ送信であり若しくはそうしたまとまりによって表されると見なされ、及び/又は、そうしたまとまりを含み得る。メッセージは、送信構成に関する情報、特に、例えばヘッダ内の及び/又はペイロードといった、関連した情報に関する情報、を含み得る。単一方向のメッセージは、コネクションレス型の通信のためのメッセージ、並びに/又は、送信ノードと受信ノードとの間に先行する通信及び/若しくは先行する接続が何ら必要ない及び/若しくは提供されないメッセージ、並びに/又は、応答も応答プロトコルもハンドシェイクも期待されないメッセージ、であり得る。デバイスツーデバイス通信のために構成され及び/又は同通信が可能なデバイス(これはD2Dデバイス又はD2D可能型ノードと呼ばれ得る)は、デバイスツーデバイス通信を提供するように構成された、特に、例えばLTE/E−UTRA要件に従って、近接サービスを可能にするように構成された(ProSe可能型の)、制御回路及び/又は無線回路、を含み得る。D2D動作又は通信及びセルラ動作又は通信は、異なる動作タイプ又はモードと考えられ、それらは、概して、利用可能なリソースの同じプールのうちのリソース、例えば割り当てられたリソース、及び/又は同じキャリア、を使用して実行され得る。
記憶媒体は、データを記憶するように並びに/又は制御回路及び/若しくは演算デバイスにより実行可能な命令を記憶するように適合されてよく、命令は、制御回路及び/又は演算デバイスによって実行されると、本明細書で説明される方法のうちのいずれか1つを制御回路及び/又は演算デバイスに実行させ及び/又は制御させる。記憶媒体は、概して、コンピュータ読取可能であり、例えば、光ディスク及び/又は磁気メモリ及び/又は揮発性若しくは不揮発性のメモリ及び/又はフラッシュメモリ及び/又はRAM及び/又はROM及び/又はEPROM及び/又はEEPROM及び/又はバッファメモリ及び/又はキャッシュメモリ及び/又はデータベース、であり得る。
リソース又は通信リソースは、概して、周波数及び/又は時間リソースであり得る。割り当てられ又はスケジューリングされるリソースは、特に1つ以上のキャリア及び/若しくは帯域幅及び/若しくはサブキャリアに関する、周波数関連の情報、並びに/又は、特にフレーム及び/若しくはスロット及び/若しくはサブフレームに関する、時間関連の情報、並びに/又は、リソースブロックに関する、並びに/又は、時間/周波数ホッピング情報、を含み及び/又はそれらへの言及であってよい。割り当てられるリソースは、特に、ULリソース、例えば第1のD2Dデバイスが第2のD2Dデバイスへ及び/又は第2のD2Dデバイスのために送信するためのULリソース、への言及であってよい。割り当てられたリソース上で送信すること及び/又は割り当てられたリソースを利用することは、割り当てられたリソース上で、例えば指示された周波数及び/又はサブキャリア及び/又はキャリア及び/又はタイムスロット若しくはサブフレーム上で、データを送信すること、を含み得る。概して、割り当てられたリソースは、解放され得る及び/又は割り当てが解除され得る、と考えられ得る。ネットワーク又はネットワークのノード、例えば割り当てノードは、リソースの解放若しくは割り当て解除を決定し、及び/又は、それを示す対応する割り当てデータを1つ以上のD2Dデバイスへ、特に第1のD2Dデバイスへ送信する、ように適合され得る。したがって、D2Dのリソース割り当ては、ネットワークによって及び/又はノードによって、特に、D2D通信に参加している又は参加を意図しているD2Dデバイスをカバーするセルラネットワーク内のノード及び/若しくは同ネットワークのセル内のノードによって、実行され得る。
割り当てデータは、割り当てノードにより割り当てられるリソースを指示し及び/又は許可するデータ、特に、D2DデバイスのためのD2D通信のためにどのリソースが予約され若しくは割り当てられるか及び/又はD2D通信のためにD2Dデバイスがどのリソースを使用してよいかを特定する若しくは示すデータ、並びに/又は、リソースの許可若しくは解放を示すデータ、であると考えられ得る。許可又はリソースの許可は、割り当てデータの一例であると考えられ得る。割り当てノードは、割り当てデータをノードへ直接送信するように、及び/又は、例えば中継ノード及び/若しくは別のノード又は基地局を介して間接的に送信するように、適合されると考えられ得る。割り当てデータは、制御データを含み、及び/又は、特に、例えばLTEといった標準で定義され得る例えばDCIフォーマットといった予め定義されたフォーマットに従う、メッセ−ジの一部であり、若しくはそのメッセージを形成し得る。特に、割り当てデータは、リソースを予約するための若しくは、既に割り当てられているかもしれないリソースを解放するための、情報及び/又は命令を含み得る。概して、割り当てデータは、例えば第1のD2Dデバイスについての、送信モード及び/又は、特に送信の電力レベルに関する構成を、示し及び/又は命令し得る。第1のD2Dデバイスは、概して、割り当てデータに従って送信構成を実行するように、特に、対応する電力レベルを設定するように、適合され得る。割り当てデータは、TPCを含み並びに/又はTPCとして及び/若しくはTPCフォーマットで実装される、と考えられ得る。
D2D送信は、セルラ及び/又はUL送信とは異なるタイプであると考えられ得る。送信は、特定の周波数及び/又はスペクトル及び/又は帯域幅及び/又はキャリアに関係し得る。
受信機又は受信機チェーンは、概して、送信用ケイパビリティが含まれ得る送受信機構成によって、又は、送信用キャパシティが含まれることなく実装され得る別個の構成として、提供され得る。
測定ギャップは、特にサービングセル又は所与のキャリアに関して、その間に送信も受信も行われない時間ギャップ又はインターバルへの言及であってよい。当該ギャップの期間中、(少なくともサービングセル又は所与のキャリアにおいて)信号の送信及び受信がないので、D2Dデバイス又はUEは、別の若しくはターゲットセル又はキャリアへ切り替えることができ、及び/又は、同じ受信機を利用して、例えば信号品質について、そのターゲットセル又はキャリアに対して測定を実行することができる。
「イントラ周波数」という用語は、例えば、同じ周波数を利用可能な隣接するセル(それらは異なるBSによって提供され得る)間の、同じ周波数/帯域幅及び/又はキャリアに関する事柄への言及であってよい。「インター周波数」という用語は、例えばマルチキャリア構成における異なるキャリア間の、異なる周波数/帯域幅及び/又はキャリアに関する事柄への言及であってよい。
受信する動作は、測定動作、例えば信号品質測定を含んでよく、これは、測定ギャップにおいて行われ、当該ギャップにおいて、測定されるべきキャリア/周波数への受信機の切り替えが行われ得る。
この説明の文脈では、D2Dデバイスは、概して、特にセルラの及び/又はライセンスされた通信システム、例えばLTE標準に従ったシステムの周波数及び/又はリソースを使用する、D2D通信及び/又は動作が可能なデバイスであり、D2D可能型の若しくはD2D対応型のUE又はノード、とも称され得る。D2Dデバイスは、ダイレクト無線リンク上で、即ちそれ自身と他のD2D対応型のエンティティ若しくはD2Dデバイスとの間で、無線信号を少なくとも受信し及び/又は送信することができる、いかなるエンティティ、機器、デバイス又はノードをも含み得る。D2Dデバイス又はD2Dデバイスは、例えば、セルラUE、PDA、ワイヤレスデバイス、ラップトップ、移動体、センサ、リレー、D2Dリレー、UEのようなインタフェースを用いる小型の基地局、等に含まれ又はそれらを含み得る。少なくとも1回のD2D動作をサポートし及び/又は実行することができるデバイス又はエンティティはいずれも、D2Dデバイスであると見なされ得る。即ち、D2Dデバイスは、少なくとも1回のD2D動作をサポートし及び/又は実行するように適合され得る。D2Dデバイスは、概して、ワイヤレス通信ネットワークにおけるセルラ動作及び/又は通信のために適合され得る。D2Dデバイスは、概して、ワイヤレス通信のための、特にD2D動作又は通信及びセルラ動作又は通信のための、無線回路及び/又は制御回路を含む、と考えられ得る。
D2Dデバイスは、例えば制御回路といったハードウェアデバイスによって実行可能であるように構成され及び/又は例えばUE若しくは端末のメモリ内に記憶可能であるように構成されるソフトウェア/プログラム構成を含んでよく、当該構成は、例えばUE若しくは端末に、D2D機能性及び/又は対応する制御機能性を提供し得る。
D2D動作は、D2D又はD2D通信に関連するいかなるアクション又はアクティビティをも含み、D2D通信と互換可能に使用され得る。D2D動作は、例えば、D2D目的のための及び/又はD2D動作における信号/チャネルタイプ若しくはデータを送信し又は受信すること、D2D通信によりデータを送信し又は受信すること、D2D目的のための制御データ若しくは支援データを送信し又は受信すること、D2Dのための制御データ若しくは支援データについてのリクエストを送信し又は受信すること、D2D動作モードを選択すること、D2D動作を開始/スタートすること、セルラ動作モードからD2D動作モードへ切り替えること、D2Dのための1つ以上のパラメ−タで受信機又は送信機を構成すること、を含み得る。D2D動作は、D2Dに関連するデータを使用した、商業目的のためのもの又は公共の安全をサポートするものであり得る。D2D動作は、ある特定のD2Dサービスに特有のものであってもなくてもよい。D2D受信動作は、D2D動作であってよく及び/又はD2D動作に含まれてよく、それは、1つの例では、D2D受信動作以外も伴い得る。D2D動作は、概して、D2Dデバイス又はUEにより実行され得る又は実行可能であり得る。D2D受信動作は、D2Dデバイスによって、D2Dデータ及び/又は信号を受信すること、を含み得る。D2D送信動作は、D2Dデバイスによって、D2Dデータ及び/又は信号を送信すること、を含み得る。少なくとも1回のD2D動作を実行するD2Dデバイスは、D2D若しくはD2Dモードにあるか又はD2D動作中であると考えられ得る。D2D動作は、D2D測定を含み得る。
D2D測定は、例えば、D2Dデバイスによって実行される、D2D目的のために並びに/又はD2D信号/チャネル上で並びに/又はD2D動作及び/若しくは通信に関して実行される、測定であり得る。D2D測定は、以下のいずれか1つ又はいずれかの組み合わせを含み得る:D2D RRM測定、D2D測位測定、D2D同期測定、D2D同期信号に対する測定、D2Dリファレンス信号に対する測定、D2Dチャネルに対する測定、信号対雑音の測定、信号強度の測定、信号品質の測定、特に、受信された信号の強度の測定、受信された信号の品質の測定、RLM、同期、一方向及び/又は双方向のタイミングの測定、RTT又はRx−Tx又は同様の測定、チャネル復号若しくは受信に成功した回数及び/又は失敗した回数の測定、データスループットの測定、送信された及び/又は受信されたデータの量の測定、請求(billing)関連の測定;これらの測定は、D2D通信及び/又はD2D動作に関して実行され得る。
(特にD2Dデバイス又はUEによる)セルラ動作は、セルラネットワーク(いずれか1つ以上のRAT)に関連するいかなるアクション又はアクティビティをも含み得る。セルラ動作のいくつかの例は、無線信号送信、無線信号受信、無線測定の実行、セルラネットワークに関連するモビリティ動作又はRRMの実行、である。
D2D送信又は通信は、D2Dデバイス若しくはデバイスによる及び/又はD2D動作若しくはモード若しくは通信におけるいずれの送信又は通信であってもよい。D2D送信のいくつかの例は、専用又は共通/共用の、物理信号又は物理チャネル、例えば、リファレンス信号、同期信号、ディスカバリチャネル、制御チャネル、データチャネル、ブロードキャストチャネル、ページングチャネル、スケジューリング割り当て(SA)の送信、等を含み得る。ダイレクト無線リンク上でのD2D送信は、別のD2Dデバイスによって受信されることが意図され得る。D2D送信は、ユニキャスト、グループキャスト、又はブロードキャストの送信であってよい。D2D送信は、ワイヤレス通信システムのアップリンク時間・周波数リソース上であってよい。
制御ノードは、概して、セルラ及び/又はD2D通信のためにD2Dデバイスへ接続される又は接続可能なネットワークノードであり得る。制御ノードは、D2Dデバイスへ測定性能特性を提供する及び/若しくは送信するという当該ノードの機能性、並びに/又は、特に測定性能特性に基づいてD2Dデバイスを構成するという当該ノードの機能性、によって定義され得る。制御ノードは、セルラ通信又は送信及びD2D通信又は送信のうちの少なくとも1つのために使用されるべき時間・周波数リソースを、少なくとも部分的に、スケジューリングし、決定し及び/又は選択し及び/又は割り当てるように適合されるネットワークノード、であってよい。また、制御ノードは、別のD2Dデバイス、クラスタヘッド、eNodeB等の無線ネットワークノード、又はネットワークノード(例えば、コアネットワークノード)、MME、測位ノード、D2Dサーバ、RNC、SON、等)といった別のノードへ、スケジューリング情報及び/又は測定性能特性を提供し得る。ネットワークノード又は制御ノードは、無線ネットワークノードと通信し得る。制御ノードは、1つ以上のD2Dデバイス若しくはUEのための協調及び/又は制御も実行し得ると想定され得る。協調及び/又は制御は、集中的に又は分散的に実行され得る。制御ノードは、割り当てノード及び/又は協調ノードと称されてもよい。
ネットワークデバイス若しくはノード及び/又はD2Dデバイスは、例えば制御回路といったハードウェアデバイスによって実行可能なように及び/又はメモリ内に記憶可能なように構成されるソフトウェア/プログラム構成であってよく又は同構成を含んでよく、これは、D2D機能性及び/又は対応する制御機能性を提供し得る。
無線スペクトル:複数の実施形態のうちの少なくともいくつかは、ULスペクトル(FDD)又はULリソース(TDD)におけるD2D送信について説明され得るが、実施形態は、UL無線リソースの使用に限定されるわけではなく、ライセンスされたスペクトルにも未ライセンスのスペクトルにも、どの特定のスペクトルにも何ら限定されない。
セルラネットワーク又は移動体若しくはワイヤレス通信ネットワークは、例えば、LTEネットワーク(FDD又はTDD)、UTRAネットワーク、CDMAネットワーク、WiMAX、GSMネットワーク、セルラ動作のためにいずれか1つ以上の無線アクセス技術(RAT)を用いる任意のネットワーク、を含み得る。本明細書における説明は、LTEについて与えられるが、LTE RATに限定されない。
RAT(無線アクセス技術)は、概して、例えばLTE FDD、LTE TDD、GSM、CDMA、WCDMA、WiFi、WLAN、WiMAX、等を含み得る。
ネットワークノードは、(例えばD2Dデバイス若しくはUEとのワイヤレス又は無線通信のために適合され得る)無線ネットワークノード、又は他のネットワークノード、であり得る。ネットワークノードは、概して、制御ノードであり得る。無線ネットワークノード又は制御ノードのいくつかの例は、無線基地局、特にeNodeB、中継ノード、アクセスポイント、クラスタヘッド、RNC、等である。無線ネットワークノードは、移動体通信ネットワーク内に含まれ、セルラ動作若しくは通信及び/又はD2D動作若しくは通信をサポートし及び/又はそれら動作/通信のために適合され得る。ネットワークノード、特に無線ネットワークノードは、特にワイヤレス通信のための、無線回路及び/又は制御回路を含み得る。無線ネットワークノードではないネットワークノードのいくつかの例は、コアネットワークノード、MME、ワイヤレスデバイスのモビリティを少なくとも部分的に制御するノード、SONノード、O&Mノード、測位ノード、サーバ、アプリケーションサーバ、D2Dサーバ(これは、D2Dに関連する特徴のすべてではないがいくつかが可能である)、ProSe機能を含むノード、ProSeサーバ、外部ノード、又は、別のネットワークに含まれるノード、を含み得る。いずれのネットワークノードも、制御回路及び/又はメモリを含み得る。
ネットワークノードが、セルラネットワークのセルを、サービスされるノード又はD2Dデバイス若しくはUEへ提供し、並びに/又は、送信及び/若しくは受信及び/若しくは、UL及び/若しくはDLのデータ交換若しくは送信を介して、並びに/又はそれらのために、D2Dデバイス若しくはUEへ接続され若しくは接続可能であれば、並びに/又は、ネットワークノードが、D2Dデバイス若しくはUEに、割り当てデータ及び/若しくは構成データ及び/若しくは測定性能特性を提供するように適合され並びに/又はD2Dデバイス若しくはUEを構成するように適合されていれば、そのネットワークノードは、D2Dデバイス若しくはUEにサービスするものとして見なされてよい。
マルチキャリア周波数又は機能性は、同じ周波数帯域内の又は異なる周波数帯域内の、同じPLMN内の又は異なるPLMN内の、同じRAT内の又は異なるRAT内の、異なるキャリア周波数、のうちのいずれへの言及であってもよい。D2D動作は、専用のキャリア周波数上で行われても行われなくてもよい。FDD内のDL及びULキャリア周波数も、異なるキャリア周波数の例である。本明細書における周波数帯域は、FDD、TDD、HD−FDD、又は単一方向のもの(例えば、いくつかの例では、Band29といったDL専用の帯域)であってもよい。マルチキャリア周波数は、キャリアアグリゲーション機能性を含み、その中で、複数のキャリア又はセルは、通信の2つの参加者間の送信及び/又は受信のために使用される。キャリアは、スペクトル内で連続的であってもよく又は非連続的であってもよい。
本明細書において使用される「D2DのためのTPC」という用語は、(例えば、SA、D2Dデータ、D2D同期信号、D2D制御チャネル、D2Dディスカバリ送信、D2D通信のための任意のD2D送信、D2Dディスカバリのための任意のD2D送信といった、)1つ以上のD2D送信のための少なくとも1つの電力制御コマンドへの言及であり又は同コマンドを含み得る。「セルラULのためのTPC」は、1つ以上のセルラUL送信のtx電力を制御するためにネットワークノード若しくはeNodeBにより又はそれを介して送信される少なくとも1つの電力制御コマンドを含み又は同コマンドへの言及であってもよい。これら2つの異なるタイプのTPCは、同じ又は異なるチャネル若しくはチャネルタイプ(例えば、PDCCH及び/又はEPDCCH)を介して、D2Dデバイス若しくはUEへ同じ又は別個のメッセージ内で送信され、並びに/又は、割り当てデータの1つのセット若しくはパケット若しくはメッセージ内に、又は、割り当てデータの異なるセット若しくはパケット若しくはメッセージ内に、含まれ得る。
D2Dデバイスは、概して、D2D通信、特に送信及び/若しくは受信を、並びに/又はD2D動作のうちの少なくとも1つのタイプを、実行するように適合されるノード又はデバイス、であり得る。特に、D2Dデバイスは、端末及び/又はユーザ機器及び/又はD2D可能型のマシン及び/又はセンサであり得る。D2Dデバイスは、割り当てデータに基づいて、特に、割り当てデータ内に示されるリソース上で及び/又は同リソースを利用して、D2Dデータを送信し及び/又は受信するように適合され得る。D2DデバイスによるD2D通信及び/又は送信は、概して、ULリソース及び/又は対応するキャリア若しくは周波数及び/又は変調内であり得る。(UEといった)D2Dデバイスは、CA若しくはCA動作のために適合され及び/又はCA若しくはCA動作が可能であり得る。特に、それは、1つ又は2つ以上のCCを送信し及び/若しくは受信するように、並びに/又は、キャリアアグリゲーションを利用し及び/若しくはそれに参加するために、適合され得る。D2Dデバイスは、構成データに従って自身を構成するように適合され及び/又は同データに従って構成され得る。これは、当該構成データに基づいて、受信のため並びに/又は送信のため並びに/又はリソースの共用のため並びに/又は、特にD2D動作及び/若しくはセルラ動作のために、リソース及び/又は機器をセットアップし及び/又はスケジューリングすること、を含み得る。
構成データは、D2Dデバイスにより、他のノード又はD2Dデバイスから、特にネットワークノードから受信され得る。ネットワークノード、特に制御ノード及び/又は割り当てノードは、概して、特にD2Dデバイスに対して、構成データを提供し及び/又は決定し及び/又は送信するように適合され得る。構成データは、割り当てデータの1つの形であると見なされてよく、並びに/又は、メッセージ及び/若しくはデータパケットの形で提供されてよい。D2Dデバイス又はUEを構成すること、例えばネットワークノードによりノードを構成することは、構成データを決定し及び/又は構成されるべきノードへ即ちD2Dデバイス又はUEへ送信すること、を含み得る。構成データを決定することと、このデータをD2Dデバイス又はUEへ送信することと、は異なるノードによって実行されてよく、それらノードは、それらが互いの間で構成データを通信し及び/又は移送し得るように、特に、構成データを決定する又は決定するように適合されるノードが、構成データを、それを送信する又はそれを送信するように適合されるノードへと送信し得るように、構成されてもよい。後者のノードは、構成データを受信し、並びに/又は、例えば受信されたデータを再フォーマットし及び/若しくは修正し及び/若しくは更新することにより、当該構成データに基づいたメッセージを中継し及び/若しくは提供する、ように適合されてもよい。
送信電力(又は電力密度)は、概して、送信される信号の電力(又は電力密度)への言及であり、又は概して、ワイヤレス送信の電力への言及であり得る。送信電力(又は電力密度)は、特に、D2Dデバイス若しくはUEにより送信される信号の及び/又はD2Dデバイス若しくはUEの送信の電力(又は電力密度)への言及であり得る。送信電力は、概して、特定のチャネル及び/又は周波数及び/又はセル及び/又はキャリア及び/又は帯域幅、及び/又はキャリア集合体及び/又は全般的なセットアップ、への言及であってよい。UL送信電力、又はより簡潔にUL電力は、セルラ動作において、及び/又は、例えば基地局若しくはeNodeBといった、D2Dデバイス若しくはUEにサービスするネットワークノードへ又は同ノードのために、特にそのD2Dデバイス若しくはUEによって送信される信号の電力、への言及であってよい。D2D送信電力(又は電力密度)は、D2D動作において及び/又はD2D送信のために、特にD2Dデバイス若しくはUEによって送信される信号の電力(又は電力密度)、への言及であってよい。送信電力(又は電力密度)は、例えばスロット、サブフレーム又はフレームといった、時間単位又はインターバルへの言及であり又はそれに関係し、並びに/又は、送信電力制御は、そうした単位若しくはインターバルについて実行され及び/又はそうした単位若しくはインターバルで更新され得る。電力制御又は送信電力制御は、概して、送信電力及び/又は送信電力スペクトル及び/又は時間的密度の制御への言及であり得る。TPCフォーマットにおける電力制御コマンド又はTPCは、電力を制御するために使用され、並びに/又は、少なくとも1つのそうしたコマンド若しくはTPCメッセージを受信するD2Dデバイス若しくはUEに、当該コマンド若しくはTPCに基づいて及び/又はそれに従って電力を制御させるために使用され得る。上記コマンド又はTPCは、ネットワークノード、特に基地局若しくはeNB若しくは割り当てノードから又はそれを介して、D2Dデバイスへ送信され得る。
D2Dデバイス若しくはUEのセルラDL動作及び/又は通信は、特にセルラ動作において及び/又はネットワークノード/eNB/基地局から、DLで送信を受信すること、への言及であってよい。D2Dデバイス又はUEのセルラUL動作は、特にセルラ動作における、UL送信、例えばネットワークノード/eNB/基地局へ送信すること、への言及であってよい。
情報及び/又は条件を指示すること、特に、第1のノードにより第2のノードへ指示することは、例えばセルラ送信若しくはD2D送信を介して、又は第1のノードと第2のノードとがケーブルで接続されている場合にはケーブルを介して、当該情報、対応するメッセージ及び/又はデータ及び/又は指示を、特に第1のノードから第2のノードノードへ送信すること、を含み得る。
概して、予め定義されたデータを取得することは、そうしたデータをメモリから読み取ること及び/又はそうしたデータにアクセスすること、を含み得る。
図面に示されるD2Dデバイス又はユーザ機器は各々どれも、本明細書で説明されるユーザ機器若しくはD2Dデバイスにより又はそれを動作させるために実行されるべき方法を実行するように適合され得る。代替的に又は追加で、図面に示されるD2Dデバイス又はユーザ機器は各々どれも、本明細書で説明されるユーザ機器又はD2Dデバイスの特徴のうちのいずれか1つ又はいずれかの組み合わせを含み得る。図面に示されるネットワークノード又は制御ノード又はeNB又は基地局は各々どれも、本明細書で説明されるネットワークノード又は基地局により実行されるべき方法を実行するように適合され得る。代替的に又は追加で、図面に示される制御ノード又はネットワークノード又はeNB又は基地局は各々どれも、本明細書で説明されるネットワークノード又はeNB又は基地局の特徴のうちのいずれか1つ又はいずれか1つの組み合わせを含み得る。
使用される略語は以下のとおりである:
3GPP 第3世代パートナーシップ・プロジェクト
Ack/Nack 肯定応答/否定応答、A/Nも同様
AP アクセスポイント
BER/BLER ビットエラーレート、ブロックエラーレート;
BS 基地局
CA キャリアアグリゲーション
CoMP 多地点協調送受信
CQI チャネル品質情報
CRS セル固有リファレンス信号
CSI チャネル状態情報
CSI−RS CSIリファレンス信号
D2D デバイスツーデバイス
DL ダウンリンク
EPDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
DL ダウンリンク;概して、ネットワークコアから(物理的に及び/又は論理的に)より離れたノードへの/方向へのデータの送信をいう;特に、基地局又はeNodeBからD2Dデバイス又はUEへ;ULとは異なる、特定されるスペクトル/帯域幅をしばしば用いる(例えば、LTE)
eNB 拡張ノードB;基地局の1つの形、eNodeBとも呼ばれる
E−UTRA/N 拡張UMTS地上無線アクセス/ネットワーク、RATの一例
f1、f2、f3、…、fn キャリア/キャリア周波数;異なる数字は、言及されるキャリア/周波数が異なることを示し得る
f1_UL、…、fn_UL アップリンクのための/アップリンク内のキャリアの周波数又は帯域
f1_DL、…、fn_DL ダウンリンクのための/ダウンリンク内のキャリアの周波数又は帯域
FDD 周波数分割複信
ID 識別情報
L1 レイヤ1
L2 レイヤ2
LTE ロングタームエボリューション、電気通信又はワイヤレス若しくは移動体通信
MAC メディアアクセス制御
MBSFN マルチブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MDT ドライブテスト最小化
MPC 測定性能特性
NW ネットワーク
OFDM 直交周波数分割多重
O&M 運用及びメンテナンス
OSS 運用サポートシステム
PC 電力制御
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PH 電力ヘッドルーム
PHR 電力ヘッドルーム報告
PSS プライマリ同期信号
PUSCH 物理アップリンク共用チャネル
RA ランダムアクセス
RACH ランダムアクセスチャネル
RAT 無線アクセス技術
RE リソースエレメント
RB リソースブロック
RRH リモート無線ヘッド
RRM 無線リソース管理
RRU リモート無線ユニット
RSRQ リファレンス信号受信品質
RSRP リファレンス信号受信電力
RSSI 受信信号強度インジケータ
RX 受信/受信機、受信関連
SA スケジューリング割り当て
SINR/SNR 信号対雑音及び干渉比;信号対雑音比
SFN 単一周波数ネットワーク
SON 自己組織化ネットワーク
SSS セカンダリ同期信号
TPC 送信電力制御
TX 送信/送信機、送信関連
TDD 時間分割複信
UE ユーザ機器
UL アップリンク;概して、ネットワークコアに(物理的に及び/又は論理的に)より近いノードへの/方向へのデータの送信への言及である;特に、D2Dデバイス又はUEから基地局又はeNodeBへ;D2Dの文脈では、D2Dにおける送信のために利用されるスペクトル/帯域幅への言及であり、これは、セルラ通信においてeNBへのUL通信のために使用されるものと同じであり得る;いくつかのD2Dの派生では、D2D通信に関与するすべてのデバイスによる送信は、いくつかの派生では、概して、ULのスペクトル/帯域幅/キャリア/周波数においてであり得る。
上記及び他の略語がLTE標準の定義に従って適宜使用され得る。
本明細書において、限定ではなく説明の目的で、本明細書に提示される技術の完全な理解を提供する目的で、(具体的なネットワーク機能、プロセス、及びシグナリングステップといった)特定的な詳細が示される。本概念及び局面がこれらの特定的な詳細から逸脱する他の実施形態及び派生で実施されてもよいことは、当業者には明らかであろう。例えば、概念及び派生は、LTE(Long Term Evolution)又はLTE−A(LTE-Advanced)移動体又はワイヤレス通信技術の文脈で部分的に説明されている。しかしながら、これは、GSM(Global System for Mobile Communications)等の追加の又は代替的な移動体通信技術との関連で本概念及び局面を使用することを除外するものではない。以下の実施形態は、3GPP(Third Generation Partnership Project)の所定の技術仕様(TS(Technical Specifications))に関して部分的に説明されているが、異なる性能管理(PM(Performance Management))仕様との関連で本概念及び局面を実現することも可能であることは理解されるであろう。
また、本明細書で説明されるサービス、機能、及びステップが、プログラムされたマイクロプロセッサと連係して機能するソフトウェアを使用して、又は、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、若しくは汎用コンピュータを使用して、実現され得ることを、当業者は理解するであろう。本明細書で説明される実施形態は、方法及びデバイスの文脈で説明されるが、プログラムプロダクトでも、並びに、例えばコンピュータプロセッサ及び当該プロセッサへ接続されるメモリであって、本明細書に開示されるサービス、機能、及びステップを実行する1つ以上のプログラム又はプログラムプロダクトでエンコードされるメモリ、といった制御回路を含むシステムでも、本明細書に提示される概念及び局面が具現化され得ることは理解されるであろう。
本明細書で提示される局面及び派生の利点は、上記の説明から完全に理解されるであろうと確信される。また、本明細書で説明される概念及び局面の範囲から逸脱することなく、その有利な効果のすべてを犠牲にすることもなく、上記説明の例示的な局面の形、構造、及び構成に種々の変更がなされ得ることは明らかであろう。本明細書に提示される局面は多くのやり方で変更されることができるので、保護のいかなる範囲も、説明によって限定されることなく、以下の特許請求の範囲によって定義されるべきであることは認識されるであろう。

Claims (8)

  1. ワイヤレス通信ネットワークのためのD2Dデバイスを動作させるための方法であって、前記D2Dデバイスは、送信機のセット及び/又は受信機のセットを含み、前記方法は、少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機を、他のD2Dデバイス又はネットワークノードによる支援に基づいて決定すること、を含む、方法。
  2. ワイヤレス通信ネットワークのためのD2Dデバイスであって、前記D2Dデバイスは、送信機のセット及び/又は受信機のセットを含み、前記D2Dデバイスは、少なくとも1回のD2D動作のために使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機を、他のD2Dデバイス又はネットワークノードによる支援に基づいて決定する、ために適合される、D2Dデバイス。
  3. ワイヤレス通信ネットワークのための第2のD2Dデバイス(UE2)を動作させるための方法であって、前記方法は、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、前記第1のD2Dデバイス(UE1)を支援すること、を含む、方法。
  4. ワイヤレス通信ネットワークのための第2のD2Dデバイス(UE2)であって、前記第2のD2Dデバイス(UE2)は、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、前記第1のD2Dデバイス(UE1)を支援する、ために適合される、第2のD2Dデバイス(UE2)。
  5. ワイヤレス通信ネットワークにおいてネットワークノード(100)を動作させるための方法であって、前記方法は、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、前記第1のD2Dデバイス(UE1)を支援すること、を含む、方法。
  6. ワイヤレス通信ネットワークのためのネットワークノード(100)であって、前記ネットワークノードは、少なくとも1回のD2D動作のために第1のD2Dデバイス(UE1)により使用されるべき、送信機のセットのうちの1つ以上の送信機及び/又は受信機のセットのうちの1つ以上の受信機の決定において、前記第1のD2Dデバイス(UE1)を支援する、ために適合される、ネットワークノード。
  7. 制御回路により実行可能なコードを含むコンピュータプログラムであって、前記コードは、請求項1、3又は5に記載の方法を前記制御回路に実行させ及び/又は制御させる、コンピュータプログラム
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラム及び/又は制御回路により実行可能なコードを記憶する記憶媒体であって、前記コードは、請求項1、3又は5に記載の方法を前記制御回路に実行させ及び/又は制御させる、記憶媒体
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