JP5781717B2 - トモシンセシス及び静的イメージング用の非晶質セレンフラットパネルx線イメージャ - Google Patents

トモシンセシス及び静的イメージング用の非晶質セレンフラットパネルx線イメージャ Download PDF

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Description

本発明はラジオグラフィの分野に関するものであって、更に詳細には、デジタルフラットパネルX線イメージャを使用するX線イメージング技術に関するものである。
ドープした非晶質セレン電荷発生器層のような電荷発生器物質を使用し且つ直接的にX線を電荷へ変換させ、従って局所的なX線露光に関連した電気信号を発生させるフラットパネルX線イメージング装置が最近開発されている。例えば、米国特許第5,319,206号、及びYorker J.、Jeromin L.、Lee D.、Palecki E.、Golden K.、Jing Z.著「セレンにおける直接的なX線変換に基づいたフルフィールドマモグラフィ検知器の特性(Charactrerization of a full field mammography detector based on direct X−RAY conversion in selenium)」、Proc.SPIE4682、21−29(2002)を参照すると良い。一般的なラジオグラフィ用及びマモグラフィ用の商用版はMA州、ベッドフォードのホロジック、インコーポレイテッド(「ホロジック」)及びDE州ニューワークのダイレクトラジオグラフィコーポレイション(「DRC」)から米国内において1年以上前から入手可能である。DRCイメージャは、CT州ダンベリのローラッドコーポレイション(「LORAD」)から米国内において1年以上前から市販されているマモグラフィシステムにおいて使用されている。このような直接変換パネルにおいては、電荷発生器物質が直接的にX線フォトンを電子・正孔対へ、且つ、印加電界の下で、隣りのピクセルに対して殆ど横方向の損失なしで夫々の電極に対して正孔及び電子バリアへ変換させる。直接変換は、X線フォトンが沃化セシウム等の物質においてシンチレーションを発生させ且つその結果発生する光エネルギを検知する間接変換パネルと比較してより良い空間分解能及びその他の利点を提供するものと考えられる。
上述したタイプの直接変換フラットパネルイメージャの構造を図5において寸法通りではないが原理的に例示してある。それは上部電極500、該上部電極を非晶質セレンをベースとした電荷発生器層504から分離する電荷バリア層502(典型的にパリレン(Parylene)から構成されている)、二次元ピクセルアレイにパターン形成されている電子ブロッキング層506、これもピクセルアレイにパターン形成されている電荷回収電極508、該電荷回収電極及び夫々の信号格納コンデンサ512へ結合されている夫々のトランジスタ510を有しているTFTアレイ、典型的にガラスから構成されている基板514、夫々の格納コンデンサにおいて回収された電荷を電荷増幅器518へ送給するために該トランジスタをイネーブル(ターンオン)させるゲートパルス線516、プログラム可能な高電圧電源520を有している。1個のピクセルに対する例示した等価コンデンサ回路は、電荷バリア層を横断しての容量を表わすコンデンサ522、電荷発生層を横断しての容量を表わすコンデンサ524、該ピクセルに対する電荷格納コンデンサの容量を表わすコンデンサ526を有している。電荷バリア層の機能のうちの1つは、電荷格納コンデンサ内に格納される電荷が高くなり過ぎる場合、例えばコンデンサが画像形成中のオブジェクトにより減衰されることのないX線を受取る電荷発生層の領域において発生される電荷を格納する場合に、ブレークダウン損傷を被る可能性のある薄膜トランジスタの保護である。例えば、マモグラフィにおいては、フラットパネルイメージャの角部は、典型的に、胸部輪郭の外側にあり、且つ胸部の下側にあるイメージャの部分よりもより多くの照射を受取る。電荷バリア層は、電荷発生器層の適宜の部分における電界を次第に減少させ、従って、関連する電荷回収コンデンサにおいてそうでなければ回収する電荷の量を減少させる電荷を回収することによってこのようなトランジスタを保護する。
従って、電荷バリア層は、フラットパネル検知器における課題のうちの1つ、即ち薄膜トランジスタのブレークダウン保護を与えることに貢献する。別の課題は、前のX線露光からイメージャ内に回収した電荷を散逸させるのにかかる時間に起因するゴースト発生(1つ又はそれ以上の前のイメージの残留)である。ゴースト発生を除去するか又は少なくとも許容可能なレベルへ減少させるために種々の技術が開発され且つ商用的に使用されている。それらは、X線露光の間で可視光への露光による電荷消去、及びX線露光の間において電極のバイアス電位を操作する種々の方法を包含している。ゴースト発生に対処するのに必要な時間は、蛍光透視法又はトモシンセシス等の場合に迅速に相次いで画像をとることを困難なものとしている。
電荷バリア層なしで直接変換パネルを使用することは実際的なものでないということが報告されている。従って、直接変換パネルにおける良く知られた研究者による1998文献では、セレンをベースとした検知器の直接メタリゼーションは理論的には迅速なイメージングを可能とさせるものであるが、実験データに基づいて、このことは再現性がなく且つ不安定な結果を与えることの結論について記載している。Polischuk B、Shukri Z.、Legros A.、Rougheout H.著「医学的イメージング適用例においての静的及び動的X線検知用のセレン直接変換構成体(Selenium direct converter structure for static and dynamic X−RAY detection in medical imaging applications)」、SPIE・コンフェレンス・オン・フィジックス・オブ・メディカル・イメージング、サンディエゴ、カリフォルニア、1998年2月、SPIE Vol.3336、494−504頁においては、「実時間において、即ち毎秒30フレームで動作することが可能であるようなセレンをベースとしたX線検知器を開発するためには、直接メタライズさせたセレン構成体が必要となるであろう。半導体層の自由表面上に直接的に付着させた金属電極はショットキーコンタクトとして動作することはソリッドステート理論において確立されている。」と記載している。この文献は、更に、「「セレン」より低い仕事関数を有する殆どの金属は、金属電極から過剰な電荷の注入を最小とさせるようなビルトイン電位バリアを有するべきである」と記載しているが、実験によれば「サンプル毎の可変性及びコンタクトの不安定性はこれらのサンプルに関して一般的に観察されたことであった」と報告しており、且つ「従って、暗電流を制限するためにショットキーコンタクトに依存するX線検知器は再現性がなく且つ不安定な結果を与えるものと結論される」と記載している。この文献は、上部電極とセレンとの間にブロッキング層を包含させることの解決方法を提案しており、且つ「上部ブロッキング層の役割は、金属電極からの正電荷の注入を制限するが、X線によって発生された電子がセレン層から金属コンタクトへ阻止されずに移動することを可能とすることである」と記載している。この文献の著者はカナダ、ケベック州のノランダアドバンストマテリアルズ(Noranda Advanced Materials)からの者であり、それは、DRCに加えて、フラットパネルセレンをベースとしたX線イメージャの時期における主要な開発者であったと考えられる。
多数の初期の提案はフラットパネル検知器における高電圧保護の問題を取扱うものであった。該1998文献の3人の著者及び2人のその他の発明者に対して許可された米国特許第6,353,229号は、幾つかのこのような提案を参照している。1つが1欄、24−39行において引用してあり且つピクセル電圧がある電位を超える場合にTFT構造におけるバックチャンネルを形成する特別のデュアルゲートTFT(薄膜トランジスタ)構造が関与するものであることが報告されている。Zhao W.、Law J.、Waechner D.、Huang Z.、Rowlands J.著「高電圧保護を有する非晶質セレン検知器のアクティブマトリクス読取を使用したデジタルラジオロジー(Digital radiology using active matrix readout of amorphous selenium detectors with high voltage protection)」、1998 Med Phys 25(4)、539−549頁を参照すると良い。別のものが米国特許第5,198,673号の1欄、46−57行において記載されており、且つ各ピクセル位置に存在する第二の2端子保護装置を使用することが関与するものと言われている。この特許は、又、「従来技術の説明」というセクションにおいて、多数の従来技術を引用しており、即ち(1)PCT国際出願WO96/22616、1996年7月25日発行、(2)Lee D.、Cheung L.K.、Jeromin L.著「投影ラジオグラフィ用の新規なデジタル検知器(A new degital detector for projection radiography)」、1995、SPIE Vol.2432、237−249頁、(3)米国特許第5,598,004号及び第5,396,072号((TFTアレイの高電圧保護については記載されていない[これらの特許において])と記載している)、(4)米国特許第5,528,043号(該特許は「セレンバイアスからの回路の高電圧保護が達成されたか否かについては記載していない」と記載している)、(5)米国特許第5,436,101号(「基板上のいずれの要素の高電圧保護については記載していない」と記載している)、(6)カナダ特許出願第2,184,667号、1998年3月4日発行、同日に発行されたEP0826983に対応(「高電圧保護に対してこの構成体をどのようにして使用するかの表示は与えられていない」と記載している)。
米国特許第6,353,229号は、「TFTが基本的に非導通状態であるように、高電圧バイアス用電極を負の電位に設定し且つTFT「オフ」ゲート電圧を所定の負の値に設定する」ことによって高電圧保護を達成することを提案している。この特許は、「常に幾らかのTFT漏洩が存在する」ことを認識しているが、「負の「オフ」電圧は、それを最小とさせ且つTFTを基本的に非導通状態とさせるために調節することが可能である」ことを記載している。2欄49−61行参照。
より前の文献及び特許は、上に引用した特許及び文献と一貫性があるものと思われる。米国特許第5,132,541号、第5,184,018号、第5,396,072号、第5,942,756号、及びZhao W.、Rowlands J.A.著「非晶質セレンを使用したラジオロジー用の大面積ソリッドステート検知器(A large area solid−state detector for radiology using amorphous selenium)」、SPIE・メディカル・イメージング、Vol.1、1651、134−143頁、1992を参照すると良い。
上に引用した特許及び文献の各々を、あたかも、完全に本明細書内に記載されているかのように本特許明細書に引用によりその内容全体を取込む。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠点を解消し、先に引用した特許及び文献における提案からある意味で矛盾する態様で逸脱する新たなアプローチを提案するものである。
本発明によれば、上部電極をセレンをベースとした電荷発生器層と物理的且つ電気的に接触した状態で直接的にその上に配置させることを包含しており、保護のためにTFTアレイトランジスタの漏洩電流を意図的に利用するものである。本発明においては、TFTアレイトランジスタの漏洩電流特性が、漏洩電流が画像形成されるオブジェクトに対して予測される典型的な範囲内の照射を測定するピクセルに対して比較的低いものであるが、該漏洩電流は、より多くの照射を受取るピクセル、例えばイメージャの角部におけるピクセル等の画像形成されるオブジェクトの外側にあり且つオブジェクトにより減衰されることのない照射を受取るピクセルに対してトランジスタブレークダウンを回避するのに充分に高いものであるような動作領域を与える。この新たなアプローチにおいては、TFT漏洩電流領域は、高電圧TFTブレークダウンから保護すべく構成された上部電極と電荷発生器層との間の電荷バリア層の不存在にも拘わらずにブレークダウン保護を与えるものである。
好適であるが非制限的な例において、上部金属電極は、上部電極と電荷発生器層との間に意図的に形成した電荷ブロッキング又は絶縁層なしで、セレンをベースとした層の上に直接的に付着させるか又はその他の態様で形成させる。薄膜トランジスタの漏洩電流は、選択した範囲まではトランジスタにおける電圧でもって比較的低い割合で上昇するが、その範囲より上においては該トランジスタにおける電圧でもって一層急峻に上昇する。特定の回路形態に対する非制限的な例として、漏洩電流は20−25ボルトの範囲におけるトランジスタ電圧に到達するまでは低い割合で上昇するが、その範囲を超えた電圧においてはより急峻に上昇する。より高い電圧においては、急峻に上昇する漏洩電流がトランジスタブレークダウンに対するビルトイン保護を与える。20−25ボルトの範囲は1つの例に過ぎず、異なる構成としたTFTアレイトランジスタ又はイメージャの場合においての保護を達成するためにその他の範囲のものが適切である場合がある。
図1を参照すると、本発明に基づくイメージャの非制限的な例が、非晶質セレンをベースとした電荷発生器層102の上表面と物理的且つ電気的に接触した状態でその上に直接的に付着又はその他の態様で形成した上部電極100を有している。図5に例示した場合と異なり、意図的に付着又はその他の態様で形成した電荷バリア層は存在していないが、上部電極100と電荷発生器層102との間の界面において何等かのバリア効果を示す認知されない相互作用が発生する場合がある。電荷回収電極104を、電荷発生器層102の下側であるか又はその底部表面に埋設させたピクセル電極からなる二次元アレイにパターン形成する。電子ブロッキング層106はピクセル電極104(電荷回収電極とも呼称される)を被覆することが可能である。読取回路が電荷発生器層102と基板108との間に介在され、且つピクセル電極と信号格納コンデンサとの接続部と電気的に結合されている夫々のゲート動作用トランジスタ112を有する薄膜トランジスタ(TFT)アレイとピクセル電極と電気的に結合した夫々の信号格納コンデンサ110を有している。トランジスタ112は、通常、オフ状態にあるが、ゲートパルス線114を介して送給されるゲート動作用信号によりイネーブル(ターンオン)させることが可能であり、それにより信号格納コンデンサ内に蓄積された電荷を電荷増幅器116へ送給する。プログラム可能な高電圧電源118が接地に対して及び接地された信号格納コンデンサ110と相対的に上部電極100に対して正の電位を印加し、それにより電荷発生器層102内に電界を誘起させる。例えば隣接する電荷回収電極104の間において電荷発生器層106の下側に延在する特別の電極を形成し且つ適宜バイアスさせることによって付加的な電界を発生させることも可能である。図1は縮尺通りではなく、且つ上部電極100の上側の保護層(例えば、Al上部電極上のパリレン(Parylen)パッシベーション、又は上部電極上の任意の保護層)及びDRCから入手可能であり且つマモグラフィのためにローラッドによって使用されているイメージングパネルの一部であり且つ約25×29cmの活性区域にわたり各々が70ミクロンの3584×4096平方ピクセルを有しているイメージングパネルの一部であるその他の機械的又は電気的な種々のコンポーネント等のイメージングパネルの良く知られたコンポーネントは省略してある。電荷発生器層は約200ミクロンの厚さであり、且つ制御した量のドーパントにより熱的に安定化されている。該電荷発生器層を横断して約1,000ボルトの電圧を使用することが可能であり、その結果1ミクロン厚さ当たり約5ボルトの電界が発生する。
図2を参照すると、図1におけるものと同一のコンポーネントは同一の参照番号が付されている。付加的なコンポーネントは、線114(G1)と同様であるがトランジスタ112のその他の行に役立つ付加的なゲートパルス線G2,...,Gn、夫々の行におけるトランジスタ112を選択的にイネーブルさせるために制御器202により支持されるゲートドライバ200、夫々の列におけるトランジスタ112の出力をサンプル・ホールド(S/H)回路204へ供給する列読取線D1,...,Dmである。マルチプレクサ206は回路204の出力をとり、制御器202により制御されるアナログ・デジタル変換器(ADC)210へ供給する。ADC208からのデジタル化されたピクセル値はシリアルデータポート210へ送給され、次いで、イメージバッファへ送給され、表示、格納、送信等のためにイメージデータ内へ適宜の処理のために採取することが可能である。ピクセル電荷は個別的に読取ることが可能であり、又は空間的分解能を犠牲にしより高い読取速度とするために単一のサンプル内に幾つかのピクセル(例えば、2×2ピクセルからなるアレイ)を終結させることが可能である。該パネルは、例えば、28kVpにおいて、ローラッドが指定したM4からのX線発生器により供給されるMO/MOスペクトルで、30秒のイメージサイクルで且つ60cmの供給源−検知器距離で、スクリーニングマモグラフィのための静的モードにおいて動作させることが可能である。テストの目的のために、1乃至16mRの露光範囲を使用することが可能であり、それは乳癌スクリーニングのための1−10mRの典型的なドーズを包含している。一方、該パネルは、例えば、28kVp、Mo/Rhスペクトルを使用し、0.5又は1.0秒のイメージサイクルで2×2ピクセルビニング(binning)で、且つイメージ当たり0.5−1.5mRの露光範囲において、即ちストップ・露光イメージングの1つの掃引において動的トモシンセシスモードにおいて約10個のイメージをとることが可能であるように静的スクリーニングモードに対するものよりも約10倍少ないイメージ当たりのドーズ範囲において、動的トモシンセシスモードにおいて動作させることが可能である。
図3は図1及び2のイメージャの動作に対して特に重要である薄膜トランジスタ112の漏洩電流特性を例示している。見られるように、トランジスタがそのオフ状態にあり、且つトランジスタドレイン112a(夫々の信号格納コンデンサ110とピクセル電極104との接続部)においての電圧が約20ボルトより低いか、又は少なくとも約20−25ボルトの範囲におけるいずれかよりも低い場合には、該トランジスタの漏洩電流は比較的低い割合で上昇している。然しながら、該トランジスタが未だにそのオフ状態にある状態で、約20−25ボルトの範囲より高い112aにおける電圧においての上昇でもって、該漏洩電流は著しくより高い割合(より急峻)に上昇する。この例においては、漏洩電流の上昇の低い割合と高い割合との間の屈曲点は25ボルトよりも20ボルトにより近い。この例においては、該屈曲点より高い上昇は漸進的により急峻である。正確な屈曲点又は屈曲点が発生する範囲は特定のTFTアレイの詳細に依存して変化する場合があるが、重要な特徴は、トランジスタの電圧ブレークダウン(又は過剰電圧損傷)を回避するためにイメージャパネルの特定の使用に対して適切な電圧範囲を超えて漏洩電流が充分に高い割合で増加するということである。
図4に例示したように、図1−3に例示したタイプのX線イメージャの利点のうちの1つは、図5に例示したタイプの従来のイメージャと比較してゴースト発生効果における劇的な減少である。図3はダイレクトラジオグラフィコーポレイションによって現在販売されているイメージングパネル(スタンダードDRC検知器)のゴースト発生を図1−3(メタル・オン・セレン検知器)において例示したタイプのその他において同様のパネルと比較している。これら2つの検知器(X線イメージングパネル)の間の顕著な差異は、スタンダードDRC検知器は電荷バリア層(図5における層502)を有しているが、メタル・オン・セレン検知器においては、上部電極100は図1に見られるように電荷発生器層102の上に直接的に設けられている。これら2つのパネルはその他の点で同一であり、同一のTFTアレイを具備している。然しながら、図1のメタル・オン・セレン検知器におけるトランジスタ112は異なる領域において動作し、その領域において、トランジスタはスタンダードDRC検知器における電荷バリア層502が防止するために構成された範囲内にドレイン112aにおける電圧を拡張させることが可能とされている。
メタル・オン・セレン検知器が示す低いゴースト発生(図1−3のX線のイメージャ)は、スタンダードDRC検知器と比較して迅速なイメージングを可能とさせる。図1−3のX線イメージャはダイレクトラジオロジーコーポレイションにより現在販売されているイメージャにおいて使用されているものと同一又は類似のX線露光間でのゴーストイメージを消去するための技術を使用することが可能であるが、変形例においては、このような消去なしで図1−3のイメージャを使用することが可能な場合がある。
上部電極100は、典型的に、元素金属又は合金又はインジウム・錫酸化物(ITO)等の無機酸化物であるが、有機導体を使用することも可能である。上部電極100の物質は、好適には、下側に存在する電荷発生器層よりも低い仕事関数を有している。好適には、上部電極100は、電極100から電荷発生器層102への正の電荷の注入を阻止しながら電荷発生器層102から電極100内への負の電荷の自由な流れを可能とさせる物質から構成されている。必要というわけではないが好適には、上部電圧100の物質は以下の特性、即ち4.0電子ボルトより小さい仕事関数、55u.ohm.cmより低い固有抵抗、60より低い原子番号を有するものである。更に、上部電極100の物質は、好適には、セレンと接触した場合に化学的に安定なものであり、固体の形態において可燃性なものではなく、且つ爆発性でも腐蝕性でもなく、毒性又は発ガン性又は放射性が強過ぎるものでなく、且つイメージングパネルの残りの構成を形成するものと適合性のある付着又はその他の処理により上部電極100を形成することを可能とするものである。クロム(Cr)は、上述した基準を満足する適切な物質の1例であると思われ、例えば、1,000Åの厚さにおけるものであるが、その他の厚さとすることも適切な場合がある。ITO及び元素形態におけるか又は互いに又はその他の元素との合金における支配的な金属としてのAlも適切な物質の例であると思われる。図1−3のパネルにおけるセレンと共に、元素形態においての又は互いに又はその他の金属との合金におけるAl,In,Tiの化学的安定性は確認することが必要な場合がある。Csはその他の条件を満足するが、そのセレンとの化学的安定性は問題を提起する場合がある。Ba,Tb,Beも、それらが提起する安全性(変更問題が解消される場合には使用可能な場合がある)別の考慮事項は、セレンとの熱膨張適合性であり、それは上部電極の厚さの組成について条件を課す場合がある。
X線イメージングパネルの予定された動作条件下においてのブレークダウンを回避するためにトランジスタの漏洩電流に依存することの能力は、X線イメージング技術においての一般的な仮定の下において驚くべきものである場合がある。例えば、市販されている図5に例示した従来のパネルのマモグラフィにおける使用において、電荷バリア層502がなければ、個別的な信号格納コンデンサ512において大量の電荷が蓄積し、コンデンサ電圧が、コンデンサにおける誘電体及び/又は薄膜トランジスタ510におけるチャンネルを破壊するの充分に高いレベルに上昇し、イメージングパネルの永久的な損傷を発生するものと考えられていた。1つの計算では漏洩電流がゼロであると仮定し、且つマモグラフィX線エネルギの下で、イメージングパネルはピクセル当たり4.58×10-15クーロン/mR蓄積するものと推定している。最大X線露光レートが5R/秒である場合には、コンデンサ51における最大蓄積電荷は、1秒で2.3×10-11クーロンである。この理論計算は信号格納コンデンサ512を横断して34.7ボルトの電圧となる。実際に、大きく且つ緻密な胸部の場合には、露光レートは3R/秒により近い。これは漏洩電流が存在しないことを仮定しての推定であるが、DRCにより供給されている現在のマモグラフィイメージングパネル(図5)におけるTFTの実際の測定は、約20−25ボルトを超えて電圧を増加させた場合に迅速に増加するドレイン対ソース漏洩電流を表わしている。ドレインにおいて約30ボルトであると、漏洩電流は24pAであると補間され、それは信号格納コンデンサ電位が25ボルトを超えて上昇した場合に過剰な電荷をリークさせるのに丁度充分なものである。この迅速に上昇する漏洩電流は自己保護メカニズムとなり、それは502(図5)のような電荷バリア層及びそのゴースト発生効果を除去することを可能とする。
上述したパラメータにおいての図1−3に基づくマモグラフィパネルのスクリーニングモードにおけるテストは以下のことを暗示している。
※予測される露光範囲においての良好な直線性(図6a参照)
※良好なプレサンプリング変調伝達関数(MTF)(図7a参照)
※予測される範囲にわたっての異なる露光に対しての空間周波数の関数としての良好なノイズパワースペクトル(NPS)(図8参照)
※次式、即ち
DQE(f,X)=(S(X)×MTF(f))2/(Φ(X)×NPS(f,X))
尚、S(X)はある露光Xにおいての測定した信号であり、Φ(X)は露光Xにおいての単位面積当たりの入射フォトンフルエンス(図9a−9b参照)である、
に基づいて出力において入力信号対雑音比を転送する上でのイメージングシステムの効率を測定する複合パラメータとしての検出量子効率(DQE)として表現した良好な効率
※イメージング表面の一部を1.0mm厚さの鉛のシートからなる部品で被覆した状態で28kVp、Mo/Moスペクトルでの2.6Rの大きな「ゴースト」露光へイメージャを露光させたテストにおいて経過時間の関数としての良好なゴースト発生特性(図10参照)。30秒後に、より低いドーズの9mRにおいて最初の読取フレームを採取し、該鉛を除去し且つX線ビームを4cmのルーサイト(Lucite)を介してフィルタさせた。該ルーサイトファントム位置の内側及び外側の興味のある256×256ピクセル領域内の平均検知器信号を比較し、且つゴースト発生の大きさは正規化させた差、即ち
ゴースト(%)=((信号(内側)−信号(外側))/信号(内側)×100%
として計算した。
上述したパラメータにおいての図1−3に基づくマモグラフィパネルのトモシンセシスモードにおけるテストも以下のことを示唆している。
※予定した露光範囲においての良好な直線線(図6b参照)
※良好なプレサンプリング変調伝達関数(MTF)(図7b参照)
※スクリーニングモードにおいて使用した方法を使用するがトモシンセシスパラメータにおいて計算した検出した量子効率(DQE)として表現した良好な効率(図9c)
※良好なイメージ遅延特性(図11)、尚、遅延は、1.0mmの厚さの鉛のシートによってイメージング区域の半分を被覆した状態で28kVpにおいてイメージャを単一の高い露光に露光させ、次いで0.5秒間隔で一連のダークイメージフレームを読取ることにより検査した。2つのテストを行い、1つは164mRの高いドーズで、他方は58mRで行った。遅延は高いドーズに露光させた遮蔽されていない区域と鉛により遮蔽された他の半分との間のダークカウント、即ち暗係数、における正規化した差異として計算した。即ち、
遅延(%)=((ダークカウント(遮蔽無し)−ダークカウント(遮蔽))/ダークカウント(遮蔽)×100%
イメージャの一部を4.2cm厚さのアクリルブロックで被覆した状態で36kVpMo/Rhスペクトルで177mRのゴースト露光へイメージャを露光させることにより調査した時間の関数としての良好な残留イメージゴースト(図12)。次いで、アクリルブロックを除去し且つ各イメージフレームに対し5.29mRにおいて、1.2秒間隔で一連の読取ったドーズイメージが追従した。
上述したグラフはパネルの1つの例の特定の形態に対するものであり、且つ本発明の異なる実施例の場合には異なる結果を得られることは明らかである。
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の1実施例を組込んだX線イメージャパネルの部分的断面を示した概略図。 図1のイメージャの一部の構成を部分的にブロック図で且つ部分的に回路図で示した概略図。 図2に使用した薄膜トランジスタの電圧対漏洩電流特性を示したグラフ図。 本発明のイメージャと従来のイメージャとのゴースト発生特性の比較したグラフ図。 図1のものと同様な従来のX線イメージャパネルの構成を示した概略図。 (a)及び(b)は、夫々、スクリーニングモードにおいて及びトモシンセシスモードにおいての図1−3に基づくイメージャの直線性を例示した各グラフ図。 (a)及び(b)は、夫々、スクリーニングモードにおいての及びトモシンセシスモードにおいての図1−3に基づくイメージャの変調伝達関数(MTF)を例示した各グラフ図。 スクリーニングモードにおいての図1−3に基づくイメージャのノイズパワースペクトル(NTS)を例示したグラフ図。 (a)及び(b)及び(c)は、夫々、スクリーニングモードにおいての及びトモシンセシスモードにおいての図1−3に基づくイメージャの検出量子効率(DQE)を例示した各グラフ図。 スクリーニングモードにおいての図1−3に基づくイメージャのゴースト(%)特性を例示したグラフ図。 トモシンセシスモードにおいての図1−3に基づくイメージャの経過時間の関数としてのイメージ遅延を例示したグラフ図。 トモシンセシスモードにおいての図1−3に基づくイメージャの時間の関数としての残留イメージゴーストを例示したグラフ図。
符号の説明
100 上部電極
102 電荷発生器層
104 電荷回収電極
106 電荷ブロッキング層
108 基板
110 信号格納コンデンサ
112 ゲート動作用トランジスタ
114 ゲートパルス線
116 電荷増幅器
118 プログラム可能高電圧電源
204 サンプル・ホールド回路
206 マルチプレクサ
210 アナログ・デジタル変換器
212 薄膜トランジスタ

Claims (4)

  1. ジタルフラットパネルX線マモグラフィイメージャにおいて、
    上表面を有している基板が設けられており、
    前記基板の前記上表面上にセレンをベースとした電荷発生器層が設けられており、前記電荷発生器層も上表面を有しており、
    前記電荷発生器層の前記上表面と物理的且つ電気的に接触しており且つその上に直接的に上部電極が設けられており、
    前記基板と前記電荷発生器層との間に電荷回収電極が設けられており、前記電荷回収電極は複数個のピクセル電極からなる二次元アレイにパターン形成されており、
    前記電荷発生器層はX線照射に応答して電荷を発生し、且つ前記電荷発生器層において1つ又はそれ以上の選択した電界が確立される場合に前記複数個のピクセル電極が前記電荷発生器層の夫々の領域において発生する1つの極性の電荷を回収し、
    前記基板と前記電荷発生器層との間に読取回路が設けられており、前記読取回路は前記複数個のピクセル電極の夫々に接続された複数個の信号格納コンデンサを有すると共に前記複数個のピクセル電極と前記複数個の信号格納コンデンサとの間の夫々の接続点に夫々の第1のソース/ドレインが接続されている複数個の薄膜トランジスタを有しており、
    前記複数個の薄膜トランジスタの各々は対応する信号格納コンデンサからの電荷を外部回路へ通過させるオン状態と、漏洩電流を通過させるオフ状態との間で選択的にスイッチされ、
    前記複数個の薄膜トランジスタの各々のオフ状態における漏洩電流は、前記接続点における電圧が20−25ボルトの範囲内の第1の電圧よりも低い場合には、前記接続点における電圧が上昇するに従い第1の割合よりも低い割合で上昇するが、前記接続点における電圧が前記第1の電圧と等しいか又はそれよりも高い場合には、前記接続点における電圧が上昇するに従い前記第1の割合よりも一層高い割合で上昇し、それにより医学的イメージングにおいて前記イメージャで画像形成されるオブジェクトにより減衰されることのないX線を受取る電荷発生器層の領域において発生される過剰な電荷を漏洩させて前記薄膜トランジスタをブレークダウン損傷から保護する、
    ことを特徴とするイメージャ。
  2. 請求項1において、前記薄膜トランジスタの各々の漏洩電流が、前記接続点における電圧が20ボルトである場合には、10pAより小さく、一方前記接続点における電圧が30ボルトである場合には、20pAより大きいことを特徴とするイメージャ。
  3. 請求項2において、前記漏洩電流が、前記接続点における電圧が20ボルト乃至30ボルトの範囲において、前記接続点における電圧の増加と共に漸進的に増加することを特徴とするイメージャ。
  4. 請求項1において、前記漏洩電流が、前記接続点における電圧が20ボルトより高い場合に、前記接続点における電圧の増加と共に漸進的に増加することを特徴とするイメージャ。
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