JP5781447B2 - 通行券発行システム、通行券発行方法、および通行券発行プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通行券発行システム、通行券発行方法、および通行券発行プログラムに関する。
有料道路の入口料金所に設置された車種判別装置が、入口料金所に進入してきた車両の車種を判定して、車種に応じた通行券を発行する技術がある(例えば、特許文献1参照)。車両の運転手は、入口料金所において取得した通行券を用いて有料道路の通行料を出口料金所において支払う。
また、入口料金所に設置された撮像装置が車両を撮像し、撮像した画像に基づき、車両のナンバープレートに表示されている数字を認識して、このナンバープレートの数字の一部を通行券に印字する技術がある。このナンバープレートの数字を用いて、不正車両の特定等を行うことができる。
特開2007−133752号公報
しかしながら、入口料金所に進入した車両を検出してから通行券を発行するまでの時間は限られており、遅くとも車両が通行券を受け取る位置に着くまでに、車両の車種を判定し、かつ、ナンバープレートを認識して、これらの情報に基づく通行券を発行することが困難な場合がある。
この困難な場合とは、例えば、車種を判定する車種判定装置から通行券を発行する通行券自動発行機に対して伝送する情報量が多い場合や、入口料金所に進入した車両を検出してから車両が通行券を受け取る位置に着くまでの時間が短い場合である。このような場合、必要な情報を取得して、通行券を発行する時間が予定よりかかってしまい、車両が通行券を受け取る位置に到着したにも関わらず、通行券の発券が追いつかず、通行券の発券までユーザを待たせる問題があった。それにより、スムーズな通行を妨げ、入口料金所が渋滞するおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、通行券を発行する位置に車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに通行券を発行することができる通行券発行システム、通行券発行方法、および通行券発行プログラムを提供することを目的とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による通行券発行システムは、有料道路の入口料金所に進入する車両の車種を判定し、この判定結果を示す車種判定結果情報を出力する車種判定装置と、前記入口料金所に設置された撮像装置が撮像した当該車両の画像に基づき当該車両のナンバープレートに表示されているナンバー情報を取得する画像処理装置と、それぞれ異なる伝送により前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報を入力し、通行券を発行する位置に当該車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに、入力した前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報に基づき、当該車種に応じた通行券であって当該車両のナンバーを示す情報を含む前記通行券を発行する通行券発行機と、を備え、前記車種判定装置は、前記車両が前記入口料金所に進入したことを判定した場合、当該車両を撮像した画像に基づき取得される前記ナンバー情報、および当該車両の車種の判定結果を示す前記車種判定結果情報のそれぞれに対して、同一の識別情報を割り当てることを特徴とする
また、上述の通行券発行システムは、前記車種判定装置から出力される前記車種判定結果情報を入力し、ネットワークを介して前記通行券発行機に送信する信号変換器をさらに備える。
また、上述の通行券発行システムにおいて、前記通行券発行機は、前記ナンバー情報に基づき、前記通行券に前記車両のナンバープレートに表示されている一連指定番号とよばれる1−4桁のアラビア数字を印刷する。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による通行券発行方法は、車種判定装置が、有料道路の入口料金所に進入する車両の車種を判定し、この判定結果を示す車種判定結果情報を出力し、画像処理装置が、前記入口料金所に設置された撮像装置が撮像した当該車両の画像に基づき当該車両のナンバープレートに表示されているナンバー情報を取得通行券発行機が、それぞれ異なる伝送により前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報を入力し、通行券を発行する位置に当該車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに、入力した前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報に基づき、当該車種に応じた通行券であって当該車両のナンバーを示す情報を含む前記通行券を発行前記車種判定装置は、前記車両が前記入口料金所に進入したことを判定した場合、当該車両を撮像した画像に基づき取得される前記ナンバー情報、および当該車両の車種の判定結果を示す前記車種判定結果情報のそれぞれに対して、同一の識別情報を割り当てることを特徴とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による通行券発行プログラムは、コンピュータを、有料道路の入口料金所に進入する車両の車種を判定し、この判定結果を示す車種判定結果情報を出力する車種判定手段、前記入口料金所に設置された撮像装置が撮像した当該車両の画像に基づき当該車両のナンバープレートに表示されているナンバー情報を取得する画像処理手段、それぞれ異なる伝送により前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報を入力し、通行券を発行する位置に当該車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに、入力した前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報に基づき、当該車種に応じた通行券であって当該車両のナンバーを示す情報を含む前記通行券を発行する通行券発行手段、として機能させ、前記車種判定手段において、前記車両が前記入口料金所に進入したことを判定した場合、当該車両を撮像した画像に基づき取得される前記ナンバー情報、および当該車両の車種の判定結果を示す前記車種判定結果情報のそれぞれに対して、同一の識別情報を割り当てるための通行券発行プログラムである。
本発明によれば、通行券を発行する位置に車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに通行券を発行することができる。
本実施形態に係る通行券発行システム1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る作業状況管理システムにおいて、入口料金所に進入した車両の位置と通行券発行システム1の処理タイミングについて説明するための図である。 本発明の実施形態に係る車種判定装置100の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る車種判定装置100に処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る通行券自動発行機300の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る通行券自動発行機300に処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る通行券発行システム1の処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る通行券発行システム1の処理フローの他の例を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る通行券発行システム1の構成を示すブロック図である。
図1に示す通り、通行券発行システム1は、車種判定装置100と、画像処理装置200と、通行券自動発行機300と、信号変換器400と、車両検出部500と、カメラ(撮像装置)600と、車線サーバ700と、状態監視ユニット800とを備える。この通行券発行システム1は、有料道路の入口料金所に設置され、有料道路を利用する車両に対して、車両の車種に応じた通行券を発行するシステムである。
車種判定装置100は、有用道路の入口料金所に進入する車両を検出する車両検出部500の検出結果に基づき、進入してきた車両の車種を判定する。この車種判定装置100は、進入してきた車両が、例えば、普通車、大型車、特大車、中型車、軽自動車、二輪車のうちいずれの車種に該当するか否かを判定する。なお、各車種には、車種ナンバーが割り当てられており、車種ナンバー「1」=普通車、車種ナンバー「2」=大型車、車種ナンバー「3」=特大車、車種ナンバー「4」=中型車、車種ナンバー「5」=軽自動車、車種ナンバー「6」=二輪車である。
この車種判定装置100は、この判定結果を示す車種判定結果情報を通行券自動発行機300に出力する。この車種判定結果情報には、判定された車種を示す車種ナンバーが含まれている。
また、車種判定装置100は、車両検出部500の検出結果に基づき、車両が入口料金所に進入したか否かを判定する。車両が入口料金所に進入したことを判定した場合、カメラ600に対して撮像を指示する。これにより、カメラ600は、入口料金所に進入してきた車両の画像を撮像することができる。
さらに、車種判定装置100は、画像処理装置200によって取得された車両のナンバーを示すナンバー情報を入力した場合、通行券自動発行機300に送信する。本実施形態において、車種判定装置100は、信号変換器400を介して、通行券自動発行機300にナンバー情報を送信するよう指示する。
画像処理装置200は、カメラ600が撮像した画像のデータに基づき、車両のナンバープレートに表示されているナンバー情報を取得する。この画像処理装置200は、カメラ600から入力する画像のデータに基づき、例えばパターン認識の技術を用いて、ナンバープレートの形状に類似する画像領域を検出する。ナンバープレートの形状に類似する画像領域を検出した場合、画像処理装置200は、例えば文字認識の技術を用いて、この画像領域に含まれる文字とその位置を検出する。この画像処理装置200は、検出した文字とその位置に基づき、車両ナンバーを示すナンバー情報を取得し、車種判定装置100に出力する。本実施形態において、画像処理装置200は、ナンバープレートに表示されている全ての数字や文字を認識し、認識した全ての数字や文字を含むナンバー情報を取得する。なお、本発明はこれに限られず、画像処理装置200は、少なくともと、ナンバープレートに表示されている一連指定番号とよばれる1〜4桁のアラビア数字の情報を少なくとも含むものであればよい。
通行券自動発行機300は、車種判定装置100によって取得された車種判定結果情報と画像処理装置200によって取得されたナンバー情報に基づき、車種に応じた通行券を発行する。この車種に応じた通行券とは、車種に応じた料金精算を可能とするため、例えば、通行券に搭載されている磁気記録媒体に車種ナンバーを示す情報が記録されている。なお、通行券自動発行機300は、取得した車種判定結果情報を、通行券の表面に印字するものであってもよい。
また、通行券自動発行機300は、車両ナンバーを示す情報を通行券に書き込む。例えば、通行券に車両のナンバーを印字する。なお、この通行券に車両のナンバーを示す情報を書き込む手法は、印刷に限られず、例えば、磁気記録媒体に書き込むものであってもよい。
信号変換器400は、ネットワークを介して接続される車種判定装置100と車線サーバ700間、および、車種判定装置100と通行券自動発行機300間において、それぞれ伝送される信号を伝送方式に応じた信号に変換する。この信号変換器400は、車種判定装置100と有線で接続されている。また、信号変換器400は、車線サーバ700および通行券自動発行機300とはそれぞれネットワークを介して接続されている。
この信号変換器400は、車種判定装置100から入力するシリアル信号をネットワークを介して送信可能な信号に変換して、入力する情報の宛先に基づき、車線サーバ700あるいは通行券自動発行機300に送信する。
車両検出部500は、踏板センサ501と、光センサ502を備える。
踏板センサ501は、車両を検出するべき路面に埋設され、上を通過する車両重量の圧力が加えられた位置を検出する。この踏板センサ501の検出結果に基づき、車種判定装置100が、車両の軸数等を判定することができる。また、この踏板センサ501の検出結果に基づき、車種判定装置100は、車両の幅を判定することにより、二輪の車両と、四輪以上の車両の判別を行うことが可能である。例えば、料金収受システム用監視盤のように、画像処理による車両判別は、システムの処理負荷が高くなるとともに、通行車両の通過速度が高いと、高速な画像処理が要求されるため、システムのコストが増大するという問題がある。踏板センサ501の検出結果に基づき、車幅を検出することにより、車種判別を行うことができれば、システムの処理負荷を軽減することができる。
カメラ600は、例えば、車両検出部500によって入口料金所への進入が検出された車両を車両の前方から撮像する位置に設置されている。このカメラ600は、車種判定装置100による撮像指示に従って被写体を撮像し、撮像した画像データを画像処理装置200に出力する。
車線サーバ700は、例えば、料金所ごとに設けられるサーバであって、車線毎に設けられる車種判定装置100や通行券自動発行機300と情報の送受信を行う。この車線サーバ700は、ネットワークを介して外部装置と接続され、車種判定装置100や通行券自動発行機300から受信した情報を外部装置に送信し、外部装置から受信した情報を車種判定装置100や通行券自動発行機300に送信する。
状態監視ユニット800は、例えば、料金所ごとに設けられる監視盤であって、監視管理員が監視する画像を受信したりする。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る通行券発行システム1の処理の概要について説明する。図2は、入口料金所に進入した車両の位置と通行券発行システム1の処理タイミングについて説明するための図である。
図2に示す通り、入口料金所に進入した車両は、進入検出位置PAを通過して、この進入検出位置PAから進行方向前方に一定距離だけ離れた位置に設置されている通行券自動発行機300の横まで進む。ここでは、遅くとも、通行券自動発行機300の横に車両が到達するまでには、通行券が発券されていることが好ましい。この通行券自動発行機300から発行される通行券を車両に乗車している運転手等が受け取り可能な位置を、通行券発行位置PBという。
図に示す通り、車両の先頭が進入検出位置PAに進入したとする。このときの車両の位置をP1で示し、その時刻をT1とする。この場合、光センサ502が車両の進入を検出する。この検出結果に基づき、車種判定装置100が、車両の先頭が進入検出位置PAを通過したことを判定する。この時刻を、入口進入判定タイミングT2とする。
車両の先頭が進入検出位置PAを通過したことを判定した場合、車種判定装置100は、カメラ600に撮像を指示する。この時刻を、車両撮像タイミングT3とする。
このカメラ600によって撮像された画像に基づき、画像処理装置200は、車両ナンバーを解析する。つまり、車両撮像タイミングT3から車両ナンバーを解析する時間が確保される。
そして、車両の後尾が進入検出位置PAを通過したとする。このときの車両の位置をP2で示し、その時刻をT4とする。その後、光センサ502は車両を検出しなくなるため、この検出結果に基づき、車種判定装置100が、車両の後尾が進入検出位置PAを通過したことを判定する。この時刻を、入口通過判定タイミングT5とする。
進入検出位置PAと通過した際に、踏板センサ501や光センサ502によって検出された検出結果に基づき、車種判定装置100は、この車両の車種を判定する。つまり、入口通過判定タイミングT5から車両の車種を判定する時間が確保される。
そして、通行券自動発行機300は、遅くとも車両が通行券発行位置PBまで到達する時刻T6までに、この車両に応じた通行券であって、この車両ナンバーの全ての桁の情報が印字された通行券を発行する。なお、車両が通行券発行位置PBに到達する時刻T6とは、車両の先頭が進入検出位置PAに進入した時刻T1から通行券発行位置PBに到達するまでの平均的な時間として予め決められている時間を進入検出位置PAに進入した時刻T1に加算した時刻である。
つまり、遅くと通行券発行タイミングT6までには通行券を発行するように、通行券自動発行機300による通行券の発行時間が確保される。
ここで、図示の通り、本実施形態に係る通行券発行システム1では、車種判定装置100による車両判定時間と、車種判定結果情報を通行券自動発行機300に送信する時間と、通行券自動発行機300による通行券発行時間とが、非常に短い時間のなかで割り当てられている。
このように各時間が短い1つ目の理由としては、車両の進入検出位置PAと通行券発行位置PBとが遠いならば時間は確保されるものの、進入検出位置PAを通過した車両が通行券自動発行機300に到達する可能性が低くなるという問題点を改善するためという理由がある。車両の進入検出位置PAと通行券発行位置PBとが遠いならば、車両が車線変更したり、バックして戻ったりする可能性があるからである。
2つ目の理由としては、通行券自動発行機300を通過する車両に対して、それぞれ一台ずつ順次通行券を発行する処理が困難になるという問題点を改善するためのという理由がある。1台目の車両が進入検出位置PAを通過した後、通行券自動発行機300で通行券を受け取るまでの間に、他の複数の車両が進入検出位置PAを通過した場合、通行券自動発行機300が他の複数の車両のナンバー情報や車種判定結果情報等を識別することが困難になるからである。
また、本実施形態に係る通行券発行システム1では、車種判定結果情報を車種判定装置100から通行券自動発行機300に送信する時間帯において、車種判定装置100が、車種判定結果情報以外の他の情報も車種判定結果情報とともに通行券自動発行機300に送信する必要がある。例えば、車種判定装置100は、通行券自動発行機300に、機器の異常を示す情報、車両の前進あるいは後進の判定した判定結果を示す情報、あるいは、通行券自動発行機300から発券される通行券の発券位置(上段、中段、下段等)を示す情報等を送信する。
このように、車種判定結果情報を車種判定装置100から通行券自動発行機300に送信する時間帯は、非常に短く設定されているとともに、送信する情報量が多い。よって、本実施形態に係る車種判定装置100、画像処理装置200および通行券自動発行機300等のような装置を用いる通行券発行システムにおいては、車種判定装置100から通行券自動発行機300に対して車両のナンバー情報を出力する場合、車両ナンバーの全ての桁の数字を示す情報を送信することは困難であった。このため、車両ナンバーの下2桁の数字を示す情報をナンバー情報として車種判定装置100から通行券自動発行機300に出力するという手法が従来は用いられていた。
本実施形態に係る通行券発行システム1は、このシステムに用いられている各装置の構成の変更を必要最小限に抑えつつ、車両ナンバーの全ての桁の数字を示す情報をナンバー情報として通行券自動発行機300に送信して、遅くと通行券発行タイミングT6までに、車両ナンバーの全ての桁の数字が印字された通行券を発行することができる。これにより、既存の設備をそのまま使用することができ、設備コストを抑えることができる。また、車両ナンバーの全ての桁の数字を用いた不正車両の特定や、車両ナンバーの全ての桁の数字を用いた割引サービスの提供が可能となる。
本実施形態において、通行券発行システム1は、通行券自動発行機300に対して、それぞれ異なるルートあるいは異なるタイミングで車種判定結果情報とナンバー情報とを伝送する。この通行券自動発行機300は、通行券を発行する位置に車両が到達するタイミング(通行券発行タイミングT6)として予め決められたときまでに、車種判定結果情報とナンバー情報に基づき、車両ナンバーを印字した車種に応じた通行券を発行する。
(迂回ルート伝送方法)
本実施形態に係る通行券発行システム1は、ナンバー情報を伝送する場合、画像処理装置200、車種判定装置100、信号変換器400、通行券自動発行機300の順番に、ナンバー情報を伝送するルートを用いる。一方、通行券発行システム1は、車種判定結果情報を伝送する場合、車種判定装置100から通行券自動発行機300に、直接、車種判定結果情報を伝送するルートを用いる。このように、車種判定装置100は、車種判定結果情報とともにナンバー情報を通行券自動発行機300に送信することなく、別のルートを用いてこれら情報を伝送する。
このような伝送ルートを用いる方法を、迂回ルート伝送方法という。この方法による伝送ルートを用いた場合の時間の割り当てのイメージを、図2に示す。具体的に説明すると、画像処理装置200は、画像に基づき車両ナンバーの解析結果を得られた場合、車種判定装置100に送信する。車種判定装置100は、車種判定結果情報の取得を待たずして、車種判定結果情報とは異なるタイミングおよび異なるルートで、信号変換器400を介して通行券自動発行機300にナンバー情報を送信する。
(時間差伝送方法)
また、本実施形態に係る通行券発行システム1は、例えば、車種判定装置100がナンバー情報を画像処理装置200から取得した際に車種判定結果情報が得られていない場合、車種判定結果情報の取得を待たずして、先にナンバー情報を通行券自動発行機300に出力する。車種判定結果情報が得られた場合、車種判定装置100は、この車種判定結果情報とともに他の情報を対応付けて通行券自動発行機300に出力する。このように、車種判定装置100は、車種判定結果情報とともにナンバー情報を通行券自動発行機300に送信することなく、別のタイミングで伝送する。
このようにして伝送タイミングをずらす方法を、時間差伝送方法という。この方法による伝送タイミングのイメージの図示は省略する。
このように、迂回ルート伝送方法あるいは時間差伝送方法のいずれか一方を用いることにより、車種判定装置100が通行券自動発行機300に車種判定結果情報等の情報を送信する時間帯における情報の伝送量を低減させることができる。これにより、通行券発行タイミングT6までに通行券の発行を実行することが可能となる。また、車両ナンバーの全ての桁数の数字を通行券自動発行機300に伝送することができる。
この場合、車種判定結果情報とナンバー情報とは、別々のタイミングで通行券自動発行機300に到達する可能性が高い。そこで、車種判定装置100は、同一の車両から取得された車種判定結果情報とナンバー情報に対しては、同一の識別情報(以下、車両IDと呼称する。)を割り当てて出力する。これにより、通行券自動発行機300は、車両IDに基づき、入力する車種判定結果情報とナンバー情報とを対応づけることができる。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態に係る車種判定装置100の構成例について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る車種判定装置100の構成例を示す図である。
図3に示す通り、車種判定装置100は、インターフェース101と、判定部102と、記憶部103と、ID発行部104とを備える。
インターフェース101は、踏板センサ501と光センサ502と接続されており、各センサによる検出結果を示す車両検出情報を入力する。また、インターフェース101は、カメラ600と接続されており、判定部102によって撮像タイミングに達したことが判定された場合、撮像指示を示す制御信号をカメラ600に出力する。また、インターフェース101は、画像処理装置200と接続されており、画像処理装置200によって取得されたナンバー情報を入力する。また、インターフェース101は、信号変換器400と接続されており、ナンバー情報をシリアル信号で信号変換器400に伝送する。また、インターフェース101は、通行券自動発行機300と接続されており、車種判定結果情報等をパラレル信号で通行券自動発行機300に伝送する。
判定部102は、踏板センサ501と光センサ502から入力する車両検出情報に基づき、車両の車種を判定する。
この判定部102は、例えば、踏板センサ501の出力情報に基づいて車両の軸数を計測する軸数計測部121と、踏板センサ501の出力情報に基づいて車両の車幅(左右のタイヤ間の距離;トレッド)を計測する車幅計測部122と、光センサ502の出力情報に基づいて車両の車長(進行方向の長さ)を計測する車長計測部123とを備える。
また、判定部102は、軸数計測部121によって計測された軸数と、車幅計測部122によって計測された車幅と、車長計測部123によって計測された車長とに基づき、記憶部103を参照して、これら軸数と車幅と車長との組み合わせに応じて予め決められている車種を判定する車種判定部124を備える。
さらに、判定部102は、踏板センサ501と光センサ502の出力情報に基づいて車両の通過位置を判定する通過判定部125を備える。この通過判定部125は、踏板センサ501あるいは光センサ502の出力情報を入力した場合、車両の先頭が進入検出位置PAを通過したことを判定する。また、通過判定部125は、車両の先頭が進入検出位置PAに通過した後、予め決められている一定時間以上、踏板センサ501あるいは光センサ502の出力情報を入力しない場合、車両の後尾が進入検出位置PAを通過したことを判定する。つまり、通過判定部125は、車両が進入検出位置PAを通過したことを判定する。この時刻が、入口通過判定タイミングT5である。
記憶部103は、判定テーブルを備える。この判定テーブルには、車両幅と軸数と車長との組み合わせに応じて予め決められている車種を示す車種ナンバー情報が、それぞれ対応付けられている。
ID発行部104は、判定部102の通過判定部125によって、車両の進入検出位置PAを通過したことが判定された場合、当該車両を他の車両から識別するための固有の識別情報である車両IDを割り当て、インターフェース101に出力する。
次に、図4を参照して、本発明の実施形態に係る車種判定装置100による処理フローの一例について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る車種判定装置100に処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST1)
車種判定装置100の判定部102の通過判定部125は、インターフェース101を介して、踏板センサ501あるいは光センサ502から車両検出情報を入力したか否かを判定する。
(ステップST2)
踏板センサ501あるいは光センサ502から車両検出情報を入力したと判定した場合、通過判定部125は、車両の先頭が、進入検出位置PAを通過したと判定する。そして、通過判定部125は、インターフェース101を介して、カメラ600に対し、撮像を指示する制御信号を送信する。
(ステップST3)
次いで、通過判定部125は、踏板センサ501と光センサ502から車両検出情報を入力していない期間が、予め決められている閾値以上であるか否かを判定する。
(ステップST4)
車両検出情報を入力していない期間が、予め決められている閾値以上であると判定した場合、通過判定部125は、車両の後尾が進入検出位置PAを通過したことを、つまり、車両が進入検出位置PAを通過したことを判定する。そして、通過判定部125は、この判定結果を示す情報をID発行部104に出力する。
(ステップST5)
次いで、ID発行部104は、通過判定部125から入力する判定結果を示す情報に基づき、当該車両に対して固有の車両IDを割り当てる。このID発行部104は、例えば、当該車両に対して車両ID「0001」を割り当て、インターフェース101に出力する。インターフェース101は、入力する車両ID「0001」を示す情報を一時的に自身の記憶部に保存しておく。
(ステップST6)
一方、インターフェース101は、画像処理装置200からナンバー情報の入力があるか否かを判定する。
(ステップST7)
画像処理装置200からナンバー情報の入力があった場合、インターフェース101は、入力したナンバー情報に対して、自身の記憶部に保存されている車両ID「0001」を示す情報を付加し、信号変換器400に出力する。このとき、インターフェース101は、ナンバー情報の送信先として、通行券自動発行機300を示す情報を付加する。
(ステップST8)
また、判定部102の車種判定部124は、軸数計測部121によって計測された軸数と、車幅計測部122によって計測された車幅と、車長計測部123によって計測された車長とに基づき、記憶部103を参照して、これら軸数と車幅と車長との組み合わせに応じて予め決められている車種を判定する。そして、車種判定部124は、判定結果を示す車種判定結果情報をインターフェース101に出力する。
(ステップST9)
そして、インターフェース101は、入力した車種判定結果情報に対して、自身の記憶部に保存されている車両ID「0001」を示す情報を付加し、通行券自動発行機300に出力する。このとき、インターフェース101は、車種判定結果情報をパラレル信号で通行券自動発行機300に送信する。
このような処理フローにより、車種判定装置100は、同一の車両に対して同一の車両IDを発行し、当該車両のナンバー情報と車種判定結果情報に対して同一の車両IDを付加することができる。よって、通行券自動発行機300は、ナンバー情報と車種判定結果情報とを別々に受信したとしても、同一の車両についての情報と認識することができる。
次に、図5を参照して、本発明の実施形態に係る通行券自動発行機300の構成例について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る通行券自動発行機300の構成例を示す図である。
図5に示す通り、通行券自動発行機300は、インターフェース301と、通信部302と、記憶部303と、発券部304と、通行券発行機構305と、通行情報書込部306とを備える。
インターフェース301は、車種判定装置100と接続されており、車種判定結果情報等をパラレル信号で受信する。
通信部302は、ネットワークを介して信号変換器400と接続されており、車種判定装置100から伝送されるナンバー情報を受信する。
記憶部303は、発券テーブルを備える。この発券テーブルには、発券に必要な情報が格納されている。例えば、車種判定結果情報に含まれる車種ナンバーに応じた割引情報や、ナンバー情報に含まれる車両ナンバーに応じた不正車情報等が、発券テーブルに格納されている。
発券部304は、インターフェース301から入力する車種判定結果情報と、通信部302から入力するナンバー情報に基づき、車両ナンバーの全ての桁の数字を印刷した車種に応じた通行券の発行を指示するように通行券発行機構305と通行情報書込部306を制御する。
また、発券部304は、記憶部303を参照して、車種判定結果情報やナンバー情報に対応付けられた情報が格納されている場合は、これらの情報を取得し、通行券発行機構305や通行情報書込部306に出力してもよい。
通行券発行機構305は、発券部304からの制御信号に基づき、未使用の通行券が複数格納されている格納ボックスから、一枚を取り出し、通行情報書込部306に受け渡す。
通行情報書込部306は、印刷手段と、情報書込手段とを備える。通行情報書込部306は、印刷手段を用いて、通行券発行機構305から受け取った通行券の表面に、車種ナンバーを示す情報や車両ナンバーの全ての桁の数字を示す情報を印字する。この通行情報書込部306は、その他、日時や通行券自動発行機300を特定する識別情報等を、通行券に印字する。また、通行情報書込部306は、情報書込手段を用いて、通行券発行機構305から受け取った通行券の磁気記録媒体に車種ナンバーを示す情報を書き込む。
次に、図6を参照して、本発明の実施形態に係る通行券自動発行機300による処理フローの一例について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る通行券自動発行機300に処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST11)
通行券自動発行機300の発券部304は、インターフェース301を介して車種判定結果情報が入力しているか否かを判定する。
(ステップST12)
また、通行券自動発行機300の発券部304は、通信部302を介してナンバー情報が入力しているか否かを判定する。
(ステップST13)
発券部304は、車種判定結果情報とナンバー情報の両方が入力されている場合、これらの情報に基づき、車両ナンバーの全ての桁の数字を印刷した車種に応じた通行券の発行を指示するように通行券発行機構305と通行情報書込部306を制御する。
つまり、発券部304が車種判定結果情報とナンバー情報の両方が入力されていると判定した時刻から、通行券の発行時間が確保される。
次に、図7を参照して、本発明の実施形態に係る通行券発行システム1による通行券発行方法の処理フローの一例について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る通行券発行システム1による通行券発行方法の処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST21)
車両検出部500の踏板センサ501および光センサ502は、車両を検出した場合、この検出結果を示す車両検出信号を車種判定装置100に出力する。
(ステップST22)
次いで、車種判定装置100は、踏板センサ501あるいは光センサ502から車両検出情報を入力したと判定した場合、車両の先頭が進入検出位置PAを通過したと判定する。
(ステップST23)
そして、車種判定装置100は、カメラ600に対し、撮像を指示する制御信号を送信する。
(ステップST24)
カメラ600は、車種判定装置100からの制御信号に基づき、入口料金所に進入した車両を撮像し、撮像した画像を画像処理装置200に出力する。
(ステップST25)
画像処理装置200は、入力した画像に基づき、車両のナンバープレートに表示されている数字や文字を認識し、この認識結果を示す情報をナンバー情報として取得し、車種判定装置100に出力する。本実施形態において、画像処理装置200は、ナンバープレートに表示されている一連指定番号とよばれる1−4桁のアラビア数字をナンバー情報として取得する。
(ステップST26)
一方、車種判定装置100は、車両検出部500の踏板センサ501および光センサ502からの車両検出信号を、予め決められた時間(閾値)以上入力しない場合、車両の後尾が進入検出位置PAを通過したことを判定する。
(ステップST27)
そして、車種判定装置100は、この車両に対して、固有の車両ID「0001」を割り当てる。
(ステップST28)
ここで、車種判定装置100は、画像処理装置200からナンバー情報が入力している場合、このナンバー情報に車両IDを付加して、信号変換器400に出力する。
(ステップST29)
そして、信号変換器400は、入力した車両IDが付加されたナンバー情報の信号を変換して、ネットワークを介して通行券自動発行機300に送信する。
(ステップST30)
また、車種判定装置100は、車両検出部500の踏板センサ501および光センサ502からの車両検出信号に基づき、車両の車種を判定し、判定結果を示す車種判定結果情報を取得する。
(ステップST31)
そして、車種判定結果情報は、この車種判定結果情報に車両IDを付加して、通行券自動発行機300に出力する。
(ステップST32)
ここで、通行券自動発行機300は、信号変換器400からナンバー情報を、車種判定装置100から車種判定結果情報を、それぞれ受信して、これらに基づいて通行券を発行する。
次に、図8を参照して、本発明の実施形態に係る通行券発行システム1による通行券発行方法の処理フローの他の例について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る通行券発行システム1による通行券発行方法の処理フローの他の例を示すフローチャートである。
この処理フローは、図7に示す処理フローに比べて、車種判定装置100が、直接、入力した車両IDが付加されたナンバー情報を、通行券自動発行機300に出力する点が異なる(ステップST40参照)。
つまり、ステップST21〜ST25と、ステップST30〜ST32は、図7に示す処理フローと同じであるため、詳細な説明は省略する。
(ステップST40)
車種判定装置100は、画像処理装置200からナンバー情報が入力したか否かを判定する。ナンバー情報を入力した場合、車種判定装置100は、直ちに、このナンバー情報に車両IDを付加した情報を通行券自動発行機300に出力する。
なお、車種判定装置100、予め決められた時間までにナンバー情報を通行券自動発行機300に出力するようにしてもよい。この予め決められた時間とは、車種判定装置100が車種判定結果情報を通行券自動発行機300に出力するまでの時間であって、車両の進入が検出されたときからの経過時間によって予め決められている。
つまり、車種判定装置100は、ナンバー情報と車種判定結果情報とを、それぞれ異なるタイミングで通行券自動発行機300に伝送する。
上述の通り、ナンバー情報と車種判定結果情報の伝送ルートや伝送タイミングを異ならせることにより、車種判定装置100から通行券自動発行機300に対して伝送する情報量を分散することができる。よって、車種を判定する車種判定装置から通行券を発行する通行券自動発行機に対して伝送する情報量が多い場合や、入口料金所に進入した車両を検出してから車両が通行券を受け取る位置に着くまでの時間が短い場合であっても、通行券発行位置ABに車両が到達するまでにナンバー情報(一連指定番号)を印字した車種に応じた通行券を発行することができる。
また、車種判定装置100から通行券自動発行機300に送信する情報量が多いために情報の伝送速度が低下してしまう問題を改善し、車両が進入検出位置PAに進入してきてから通行券を発行するまでの時間をより短縮することができる。
さらに、車種判定装置100や通行券自動発行機300等の既存の装置の改造をせずとも、既存の装置をそのまま利用して、車種判定装置100から通行券自動発行機300に伝送する情報を分散することができる。
また、ナンバー情報として、少なくとも一連指定番号とよばれる1−4桁のアラビア数字を通行券に印字等することにより、車両ナンバーの全ての桁の数字を用いた不正車両の特定や、車両ナンバーの全ての桁の数字を用いた割引サービスの提供が可能となる。
なお、通行券発行システム1、車種判定装置100、画像処理装置200、通行券自動発行機300、および信号変換器400等による手順を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記録装置のことをいう。
さらに「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記録装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…通行券発行システム、100…車種判定装置、200…画像処理装置、300…通行券自動発行機、400…信号変換器、500…車両検出部、600…撮像装置、700…車線サーバ、800…状態監視ユニット、101…インターフェース、102…判定部、103…記憶部、104…ID発行部、121…軸数計測部、122…車幅計測部、123…車長計測部、124…車種判定部、125…通過判定部、301…インターフェース、302…通信部、303…記憶部、304…発券部、305…通行券発行機構、306…通行情報書込部

Claims (5)

  1. 有料道路の入口料金所に進入する車両の車種を判定し、この判定結果を示す車種判定結果情報を出力する車種判定装置と、
    前記入口料金所に設置された撮像装置が撮像した当該車両の画像に基づき当該車両のナンバープレートに表示されているナンバー情報を取得する画像処理装置と、
    それぞれ異なる伝送により前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報を入力し、通行券を発行する位置に当該車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに、入力した前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報に基づき、当該車種に応じた通行券であって当該車両のナンバーを示す情報を含む前記通行券を発行する通行券発行機と、
    を備え
    前記車種判定装置は、
    前記車両が前記入口料金所に進入したことを判定した場合、当該車両を撮像した画像に基づき取得される前記ナンバー情報、および当該車両の車種の判定結果を示す前記車種判定結果情報のそれぞれに対して、同一の識別情報を割り当てる
    ことを特徴とする通行券発行システム。
  2. 前記車種判定装置から出力される前記車種判定結果情報を入力し、ネットワークを介して前記通行券発行機に送信する信号変換器をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の通行券発行システム。
  3. 前記通行券発行機は、
    前記ナンバー情報に基づき、前記通行券に前記車両のナンバープレートに表示されている一連指定番号とよばれる1−4桁のアラビア数字を印刷することを特徴とする請求項1または2に記載の通行券発行システム。
  4. 車種判定装置が、有料道路の入口料金所に進入する車両の車種を判定し、この判定結果を示す車種判定結果情報を出力し、
    画像処理装置が、前記入口料金所に設置された撮像装置が撮像した当該車両の画像に基づき当該車両のナンバープレートに表示されているナンバー情報を取得
    通行券発行機が、それぞれ異なる伝送により前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報を入力し、通行券を発行する位置に当該車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに、入力した前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報に基づき、当該車種に応じた通行券であって当該車両のナンバーを示す情報を含む前記通行券を発行
    前記車種判定装置は、
    前記車両が前記入口料金所に進入したことを判定した場合、当該車両を撮像した画像に基づき取得される前記ナンバー情報、および当該車両の車種の判定結果を示す前記車種判定結果情報のそれぞれに対して、同一の識別情報を割り当てる
    ことを特徴とする通行券発行方法。
  5. コンピュータを、
    有料道路の入口料金所に進入する車両の車種を判定し、この判定結果を示す車種判定結果情報を出力する車種判定手段、
    前記入口料金所に設置された撮像装置が撮像した当該車両の画像に基づき当該車両のナンバープレートに表示されているナンバー情報を取得する画像処理手段、
    それぞれ異なる伝送により前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報を入力し、通行券を発行する位置に当該車両が到達するタイミングとして予め決められたときまでに、入力した前記車種判定結果情報と前記ナンバー情報に基づき、当該車種に応じた通行券であって当該車両のナンバーを示す情報を含む前記通行券を発行する通行券発行手段、
    として機能させ、
    前記車種判定手段において、前記車両が前記入口料金所に進入したことを判定した場合、当該車両を撮像した画像に基づき取得される前記ナンバー情報、および当該車両の車種の判定結果を示す前記車種判定結果情報のそれぞれに対して、同一の識別情報を割り当てる
    ための通行券発行プログラム。
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