JP5778615B2 - 中継装置および中継方法 - Google Patents

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Description

本発明は、制御盤に接続されている既設IOから新設IOへ置き換える中継装置および中継方法に関する。
制御盤更新方式において、新設IO(Input/Output Interface)への更新時に既設外線ケーブルを流用する場合には、既設IOユニットを撤去した後、既設制御盤を中継端子台として用い、既設外線ケーブルを新設制御盤内の新設IOユニットに接続している。
なお、既設制御盤と既設制御盤によって制御される制御装置を接続する多数の配線とで構成する稼動中のシステムにおいて、中継端子台を備えた新設制御盤を既設制御盤と同一のスペースに設置し、既設制御盤から延長ケーブルを配線し、新設制御盤の中継端子を開にして既設制御盤の配線と同種の延長ケーブルを新設制御盤の中継端子に接続等して、既設制御盤を撤去し、新設制御盤を配線したまま移設することが知られている。
特開2006−311631号公報
しかしながら、上述したような新設制御盤は、既設制御盤内の既設IOユニットを撤去した後に、既設制御盤を中継端子台として既設外線ケーブルを流用するため、既設制御盤の現地改造等の作業期間を十分に確保する必要があった。
また、既設IOユニットが撤去された後には、既設システムに戻すことができないため、新設制御盤による新設システムの稼働可能を待って、現地における新設制御盤のシステム試験のために長い期間を確保する必要があった。
本発明が解決しようとする課題は、制御盤に接続されている既設IOから新設IOへ容易に置き換えることができ、また、必要により新設IOから既設IOへ容易に置き換えることができる中継装置および中継方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る中継装置は、制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するための中継装置である。当該中継装置は、前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタと、を有する中継アダプタと、1または複数の前記中継アダプタを取り付け可能な、前記既設IOユニットを取り付けるユニットパネルを有する中継ユニットと、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る一の中継方法は、制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、前記既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから前記新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するために、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタとを有する1または複数の中継アダプタが取り付けられたユニットパネルと、を有する中継ユニットを備える中継装置の中継方法である。当該中継方法は、前記既設IOユニットを前記制御盤から取り外す既設IO取外ステップと、前記中継ユニットを前記制御盤内に取り付ける中継ユニット取付ステップと、前記制御盤から取り外した前記既設IOユニットを前記中継ユニットに取り付ける既設IO取付ステップと、前記新設IO中継ケーブルの一端を前記新設IOユニットに接続し、他端を前記新設IO用中継コネクタに接続する新設IO中継ケーブル接続ステップと、前記外線ケーブルの一端を前記既設IOユニット用外線コネクタに接続する外線ケーブル接続ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る他の中継方法は、制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、前記既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから前記新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するために、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタと、前記既設IOユニット用外線コネクタ側との接続を前記既設IO用中継コネクタ側または前記新設IO用中継コネクタ側の接続に選択可能に切り換えるIO切換スイッチとを有する1または複数の中継アダプタが取り付けられたユニットパネルと、を有する中継ユニットを備える中継装置の中継方法である。当該中継方法は、前記既設IOユニットを前記制御盤から取り外す既設IO取外ステップと、前記中継ユニットを前記制御盤内に取り付ける中継ユニット取付ステップと、前記制御盤から取り外した前記既設IOユニットを前記中継ユニットに取り付ける既設IO取付ステップと、前記新設IO中継ケーブルの一端を前記新設IOユニットに接続し、他端を前記新設IO用中継コネクタに接続する新設IO中継ケーブル接続ステップと、前記既設IO中継ケーブルの一端を前記既設IOユニットに接続し、他端を前記既設IO用中継コネクタに接続する既設IO中継ケーブル接続ステップと、前記外線ケーブルの一端を前記既設IOユニット用外線コネクタに接続する外線ケーブル接続ステップと、前記既設IOユニット用外線コネクタの複数の端子からの接続を、前記既設IO用中継コネクタの複数の端子側から前記新設IO用中継コネクタの複数の端子側に前記IO切換スイッチを切り換える新設IO切換ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る他の中継方法は、制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、前記既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから前記新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するために、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタとを有する1または複数の中継アダプタが取り付けられたユニットパネルと、を有する中継ユニットおよび前記制御盤に取り付け可能な取付箱を備える中継装置の中継方法である。当該中継方法は、前記新設IOユニットを収納する収納スペースを有する取付箱を前記制御盤に取り付ける取付箱取付ステップと、前記新設IOユニットを前記取付箱の前記収納スペースに収納する新設IOユニット収納ステップと、前記既設IOユニットを前記制御盤から取り外す既設IO取外ステップと、前記中継ユニットを前記制御盤内に取り付ける中継ユニット取付ステップと、前記制御盤から取り外した前記既設IOユニットを前記中継ユニットに取り付ける既設IO取付ステップと、前記新設IO中継ケーブルの一端を前記新設IOユニットに接続し、他端を前記新設IO用中継コネクタに接続する新設IO中継ケーブル接続ステップと、前記外線ケーブルの一端を前記既設IOユニット用外線コネクタに接続する外線ケーブル接続ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る中継装置および中継方法によれば、制御盤に接続されている既設IOから新設IOへ容易に置き換えることができ、また、必要により新設IOから既設IOへ容易に置き換えることができる。
本発明に係る中継装置の第1の実施形態の構成を示す斜視透視図。 図1の中継装置の中扉を開けた状態の斜視透視図。 図1の中継装置を設置する前の既設制御盤の構成を示す斜視透視図。 図1の中継ユニットの構成を示す斜視図。 図4の中継アダプタの構成を示す正面図。 図4の中継アダプタの構成を示す右側面図。 図5および図6の中継アダプタの内部結線を示す配線図。 図1の中継装置の中継方法を示すフロー図。 本発明に係る中継装置の第2の実施形態の構成を示す斜視透視図。 図9の中継アダプタの構成を示す正面図。 図9の中継アダプタの構成を示す右側面図。 図10および図11の中継アダプタの内部結線を示す配線図。 本発明に係る中継装置の第3の実施形態の構成を示す斜視透視図。 本発明に係る中継装置の第4の実施形態の構成を示す斜視透視図。 本発明に係る中継装置の第5の実施形態の構成を示す斜視透視図。
以下、本発明に係る実施形態の中継装置および中継方法について、図面を参照して具体的に説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。ここで説明する下記の実施形態はいずれも、制御装置を制御するために各種の電気部品、制御部品等を収容する制御盤の一例をとりあげて説明する。
[第1の実施形態]
図1および図2は、本発明に係る中継装置の第1の実施形態の構成を示す斜視透視図である。図3は、図1の中継装置を設置する前の既設制御盤の構成を示す斜視透視図である。特に、図1は、図3に示す既設制御盤10aに第1の実施形態の中継装置を設置後(図1では既設制御盤10とする)の状態を示し、図2は、図1に示す中継装置の外扉33を開けた状態を示している。
はじめに、本実施形態の中継装置を設置する前の図3に示す既設制御盤10aの構成について説明する。図3において、例えば既設IOから新設IOを置き換える対象設備に既設制御盤10aが設置されている。
既設制御盤10aは、例えばプラントや工場などの設備に設けられ、設備監視やシーケンス制御機器などの装置を制御するために、各種の電気部品、既設IOのための信号線、機構部品等を収容している。既設IOおよび新設IOは、例えば前述したような設備に備えられた各種センサ、駆動装置、監視装置などとの入出力信号をやり取りするための信号線ケーブル、伝送装置などを含むインタフェース手段である。
既設制御盤10aは、図3に示すように、筺体11、中柱12、前面扉13、既設IOユニット14、既設電源取付パネル16、既設電気用品取付パネル17、既設外線ケーブル18、および既設IOユニット用外線コネクタ19を備えている。
既設制御盤10aは、例えば金属製の筐体11を有し、その筺体11には前面扉13が設けられている。前面扉13は、例えば開閉可能であり、また、取り外し可能な構造とされる。なお、前述したように、既設制御盤10aの後面扉が開閉可能、または側面扉が開閉可能であってもよい。
既設制御盤10aの前面扉13を開くと、図3に示すように、例えば盤内(既設制御盤10a内)に中柱12が取り付けられている。中柱12は既設制御盤10a内の主な支持体であり、例えば前述した既設IOユニット14、盤内の電源ユニットを取り付ける既設電源取付パネル16、盤内の電気部品を取り付ける既設電気用品取付パネル17、既設IOユニット14へ各種信号線を配線する既設IOユニット用外線コネクタ19などの電気部品、機構部品等が中柱12に実装されている。
既設IOユニット用外線コネクタ19のコネクタ端子には、図示しない外部機器などに接続される既設外線ケーブル18が配線されている。そのために、例えば既設制御盤10aの筺体に図示しないケーブル貫通口が設けられ、既設外線ケーブル18はそのケーブル貫通口を通り既設制御盤10aの外部から引き込まれる。
次に、本実施形態の中継装置を設置後の既設制御盤10について、図1および図2を参照しながら説明する。
中継装置は、既設制御盤10に取り付けられて、既設IOから新設IOへ置き換えるための信号線を中継する。中継装置は、図1および図2に示すように、既設IOユニット14、取付箱30、新設IOユニット34、中継ユニット35、既設IO中継ケーブル37および新設IO中継ケーブル38を備えている。
既設IOユニット14は、既設IOのための複数のIO(Input/Output Interface)ポートを有する既設制御盤10の入力および出力に用いられる電気部品である。
取付箱30は、前面側(既設制御盤10の取付面とは反対側)に外扉33が取り付けられ、取付枠31と外扉33の間に中扉32が位置するように取り付けられて、箱型の収納盤に組み立てられ、または、予め組み立てられている。
取付枠31の取付面は、例えば図3に示す既設制御盤10aの前面扉13の形状に合わせて形成されている。これにより、既設制御盤10aの前面扉13を取り外し後、容易に既設制御盤10aの前面に取付枠31を取り付けることができる。取付枠31は、少なくとも新設IOユニット34を収納可能なように、奥行きを有している。
中扉32は、この取付枠31の前面(扉側)に取り付けられる。中扉32は、取付枠31と外扉33とに挟まれるように取り付けられる。中扉32は、少なくとも新設IOユニット34を収納可能なユニット収納スペース321が設けられている。このユニット収納スペース321は、電気部品、機構部品等を収納する空間であり、図1に示すように、前面側が開口され、その他の部分は板金(金属製の板)で覆われている。
なお、本実施形態では、既設制御盤10の前面側(前面扉13側)の取付構造で説明するが、後面側(後面扉の場合)の取付構造であってもよく、また、側面側(側面扉の場合)であってもよい。
新設IOユニット34は、新設IOのための複数のIOポートを有する新設制御盤(図示しない)の入力および出力に用いられる電気部品などである。新設IOユニット34は、前面側の中扉32のユニット収納スペース321内に取り付けられている。また、中扉32のユニット収納スペース321は、この他にも、例えば電気部品等が収容可能であってもよい。新設IOユニット34には、新設IO中継ケーブル38や、図示しない新設外線ケーブルが接続される。
中継ユニット35は、既設IOと新設IOとを既設制御盤10に収容させるための筺体等に取付可能な機器である。既設制御盤10内の中柱12に、中継ユニット35が取り付けられ、さらに、その中継ユニット35の前面には既設IOユニット14が取り付けられている。中継ユニット35は、外部の機器などに接続される複数の既設外線ケーブル18を接続可能である。中継ユニット35に接続された既設外線ケーブル18を介して、入出力される信号を既設IOおよび新設IOへ中継することができる。なお、中継ユニット35については、詳しくは後述する。
既設IO中継ケーブル37は、中継ユニット35と既設IOユニット14との間に接続される、例えば複数のIO信号を伝送可能な集合ケーブルである。既設IO中継ケーブル37の一端には、図示しない既設IOユニット用コネクタが取り付けられ、他端には既設IO用中継コネクタ51(図5)に嵌合可能な図示しないコネクタが取り付けられ、そのコネクタを介して既設IO用中継コネクタ51に接続される。
新設IO中継ケーブル38は、中継ユニット35と新設IOユニット34との間に接続される、例えば複数のIO信号を伝送可能な集合ケーブルである。新設IO中継ケーブル38の一端には、図示しない新設IOユニット用コネクタが取り付けられ、他端は中継アダプタ36の新設IO用中継コネクタ52(図5に示す)に配線される。
図2では、図1に示す中継装置の中扉32を外扉33に密着させて開いた状態を示している。中継装置の取付枠31には、図2に示すように、中扉32および外扉33が開閉可能なように取り付けられている。この場合に、新設IOユニット34は中扉32のユニット収納スペース321内に取り付けられ、かつ、中扉32の開口側が外扉33に密着した状態で、中扉32および外扉33が一体で開閉可能とされ、また、外扉33のみでも開閉可能とされている。中扉32には新設IO中継ケーブル38を貫通するケーブル貫通口(図示しない)が設けられている。
図4は、図1および図2に示す中継ユニット35の構成を示す斜視図である。以下、中継ユニット35の構成について説明する。
中継ユニット35は、図4に示すように、例えばユニットパネル351、ユニット上蓋352、1又は複数の中継アダプタ36、既設IO中継ケーブル37、および新設IO中継ケーブル38を備えている。
ユニットパネル351は、金属製の板(板金)を箱形に成形したものである。上面および底面は、開放(板金なし)されていてもよい。図4の例では、ユニットパネル351の上面に片側(前面側)固定で開放可能なユニット上蓋352が設けられている。
ユニットパネル351の後面(既設IOユニット14取付側と反対側)の板金には、複数の中継アダプタ36が取付可能なように適合する取付穴が設けられている。中継アダプタ36は、ユニットパネル351に設けられた取付穴の最大取付数を超えない必要数分が実装される。
ユニットパネル351に実装された複数の中継アダプタ36の前面(中扉32側)には、各々、既設IOユニット用外線コネクタ19が取り付けられている。この既設IOユニット用外線コネクタ19には、図4に示すように、既設外線ケーブル18の一端が配線される。
また、ユニットパネル351の前面の板金には、既設IOユニット14が取り付けられている。この既設IOユニット14と既設IO用中継コネクタ51との間には、既設IO中継ケーブル37が接続されている。
さらに、新設IO用中継コネクタ52と新設IOユニット34との間には、新設IOのための新設IO中継ケーブル38が接続されている。具体的には、図4に示すユニットパネル351の後面側から引き出された新設IO中継ケーブル38が、図1に示すように、中継装置の中扉32に収容されている新設IOユニット34に接続されている。
ユニット上蓋352は、図4に示すように、中継ユニット35の上部に開閉可能である。これにより、中継アダプタ36の取付けおよびそれに付随する配線などの作業を容易に行うことができる。
また、前述した中継装置の構造により、図2に示すように、例えば作業者が外扉33および中扉32を開けると、中継ユニット35に取り付けられた既設IOユニット14に対して容易に保守、工事等の作業を実施することができる。
図5および図6は、図4に示す中継アダプタ36の構成の一例を示す。なお、図5は正面図であり、図6は右側面図である。
中継アダプタ36は、図5および図6に示すように、既設IOユニット用外線コネクタ19、既設IO用中継コネクタ51、および新設IO用中継コネクタ52を有している。
中継アダプタ36には、既設IOユニット用外線コネクタ19と、既設IO用中継コネクタ51または新設IO用中継コネクタ52との間の信号の中継をするように配線、分岐等がされている。これらの結線・配線方法については後述する。
既設IO用中継コネクタ51は、既設IO中継ケーブル37を接続(配線)可能なように、複数の端子を有する。既設IO用中継コネクタ51は、例えば嵌合型コネクタである。
新設IO用中継コネクタ52は、新設IO中継ケーブル38を接続可能なように、複数の端子を有する。新設IO中継ケーブル38の各々の信号線は、新設IO用中継コネクタ52の端子と予め対応関係が定められて配線される。新設IO用中継コネクタ52の端子は、例えば複数のネジ止め端子である。
既設IOユニット用外線コネクタ19は、既設外線ケーブル18を接続可能なように、複数の端子を有する。既設IOユニット用外線コネクタ19の端子は、例えば複数のネジ止め端子である。
中継アダプタ36は、図4に示すユニットパネル351の取付穴にネジ止め等されて、固定される。中継アダプタ36は、例えば図5に示す既設IOユニット用外線コネクタ19の端子面が既設IOユニット14の取付側に向けられるように固定される。
既設IO用中継コネクタ51には既設IO中継ケーブル37の一端が配線され、既設IOユニット14には既設IO中継ケーブル37の他端が配線される。また、新設IO用中継コネクタ52には新設IO中継ケーブル38の一端が配線され、新設IOユニット34には新設IO中継ケーブル38の他端が配線される。
なお、上述した各々のコネクタのタイプは、ネジ止め、嵌合型コネクタに限定されず、また、その組合せも上述した例に限定されない。
図7は、図5および図6に示す中継アダプタ36の内部結線を示す配線図である。
図7に示す例では、既設IO用中継コネクタ51が複数の第1端子51a〜51eを有し、また、新設IO用中継コネクタ52が複数の第2端子52a〜52eを有している。
中継アダプタ36内において、例えば、第1端子51aと第2端子52aの間が配線61a、第1端子51bと第2端子52bの間が配線61b、・・・第1端子51eと第2端子52eの間が配線61eのような対応関係で、各々の端子間が電気的に接続されている。
さらに、既設IOユニット用外線コネクタ19が複数の第3端子19a〜19eを有している。これらの第3端子19a〜19eは、図7に示すように、配線61aから第3端子19aに分岐された配線63a、配線61bから第3端子19bに分岐された配線63b、その他についても同様に電気的に分岐され(配線63c〜63e)、配線されている。
なお、図7の例では、上述した各々のコネクタ(19、51および52)間の端子を1対1の対応関係で示したが、これらのコネクタには空き端子や予備端子等があってもよく、また、各々の端子間が1対1の対応関係でなくてもよい。また、各々のコネクタの端子数は同数でなくてもよい。
以下、図5ないし図7に示す中継アダプタ36の機能について説明する。
中継アダプタ36において、既設IOユニット用外線コネクタ19には、既設外線ケーブル18の一端が配線される。また、既設IO用中継コネクタ51には既設IO中継ケーブル37の一端が配線され、既設IOユニット14には既設IO中継ケーブル37の他端が配線される。これによって、既設IO中継ケーブル37を介して、既設IO用中継コネクタ51と既設IOユニット14とが接続される。
また、新設IO用中継コネクタ52には新設IO中継ケーブル38の一端が配線され、新設IOユニット34には新設IO中継ケーブル38の一端が配線される。これによって、新設IO中継ケーブル38を介して、新設IO用中継コネクタ52と新設IOユニット34とが接続される。
なお、図5および図6に示す中継アダプタ36において、既設IOが用いられる場合には、例えば新設IO中継ケーブル38の一端側の配線が外される。また、新設IOが用いられる場合には、既設IO中継ケーブル37の一端側のコネクタが既設IO用中継コネクタ51から外される。
図8は、図1および図2に示す中継装置の中継方法を示すフロー図である。ここで、図8に示すフローを、図1ないし図3を参照しながら説明する。
ステップS1:既設制御盤10aから既設IOユニット14を取り外す。
ステップS2:図3に示す既設制御盤10aに中継装置を設置する場合に、既設制御盤10aの前面扉13を取り外して、取付枠31を装着する。取付枠31には、前面側(扉が開く側)に外扉33が取り付けられ、取付枠31と外扉33との間に中扉32が配置するように取り付けられ、箱型の収納盤(取付箱30)となるように組み立てられる。なお、予め取付箱30が組み立てられていてもよい。
ステップS3:中継ユニット35を既設制御盤10a(10)の中柱12に取り付ける。
ステップS4:中継ユニット35の前面に、ステップS1で取り外した既設IOユニット14を取り付ける。
ステップS5:新設IO中継ケーブル38の一端を新設IOユニット34に接続し、他端を新設IO用中継コネクタ52に接続する。
ステップS6:既設外線ケーブル18の一端を既設IOユニット用外線コネクタ19に接続する。
以上のステップS1〜S6により、中継ユニット35を介して、既設外線ケーブル18に伝送される入出力信号が新設IOユニット34に入出力可能となる。
さらに、図示しない以下のステップにより、新設IOから既設IOに容易に戻すことが可能となる。
ステップS7:新設IO中継ケーブル38の一端を新設IO用中継コネクタ52から外す。
ステップS8:既設IO中継ケーブル37の一端を既設IO用中継コネクタ51に接続する。
以上のような中継方法により、中継ユニット35を介して、既設外線ケーブル18に伝送される入出力信号が既設IOユニット14に入出力可能となる。
以上説明したように、既設外線ケーブル18から既設IOユニット14への入出力信号を、新設IOユニット34にも入出力することができる。これによって、既設外線ケーブル18からの入出力信号を、既設IOまたは新設IOに容易に切り換えることができる。
以上説明したように、第1の実施形態の中継装置によれば、制御盤に接続されている既設IOから新設IOへ容易に置き換えることができる。この結果、短期間での制御盤の更新工事が可能となる。
また、第1の実施形態の中継装置によれば、既設制御盤に接続されている既設IOと新たに追加または変更される新設IOとの双方を接続可能に収容することにより、既設IOで設備を運用する既設システムの運用期間に、新設IOによる新設システムのためのシステム試験を行うことができる。これにより、新設システムのシステム試験による設備停止を短期間に抑えることができる。
また、容易に新設IOから既設IOの切り替えを行うことができるため、新設システムから既設システムに戻すことが容易となる。これにより、新設システムの試験を中断して既設システムを稼働させることや、新設システムに不具合があった場合などに既設システムを短時間で稼働可能とする対応もできる。
また、本実施形態の中継装置は、特別な設置場所のスペースを必要とせず、コンパクトに設置できる。
[第2の実施形態]
図9は、既設制御盤10に第2の実施形態の中継装置(中継ユニット35)を設置後の状態を示す斜視透視図である。図10および図11に、図9に示す中継アダプタ36aの構造の一例を示す。なお、図10は正面図であり、図11は右側面図である。図12は、図10および図11に示す中継アダプタ36aの内部結線を示す配線図である。
第2の実施形態の中継装置は、第1の実施形態の場合と比較して、新設IOユニット34を図9に示す新設制御盤20に収納する点で相違する。また、図10および図11に示す中継アダプタ36aにIO切換スイッチ54および信号線切換器64a〜64eが設けられている点が相違する。以下、相違点の主な機能について説明する。
図9において、例えば既設IOから新設IOを置き換える対象設備に既設制御盤10aおよび新設制御盤20が設置されている。
新設制御盤20は、金属製の筺体21を有し、新設システムのための新設IOをアクセスするための電気部品、制御部品等を収容する。新設制御盤20には、盤内(新設制御盤20内)の中柱22に新設IOユニット34が取り付けられている。
新設制御盤20内の新設IOユニット34には、新設外線ケーブル28の一端が接続されている。新設外線ケーブル28の他端は、既設制御盤10a内の中継ユニット35の新設IO用中継コネクタ52(図11に示す)に接続されている。
既設制御盤10a内には、中柱12に中継ユニット35が取り付けられている。図9に示す中継ユニット35は、1または複数の中継アダプタ36aを有している。その中継ユニット35の前面には、既設IOユニット14が取り付けられている。なお、既設IOから新設IOの置き換え前には、例えば既設制御盤10a内の中柱12に既設IOユニット14が取り付けられていたものとする。
既設制御盤10a内の既設IOユニット14には、既設IO中継ケーブル37の一端が接続されている。既設IO中継ケーブル37の他端は、既設制御盤10a内の中継ユニット35の既設IO用中継コネクタ51(図10および図11に示す)に接続されている。
既設制御盤10a内の中継ユニット35において、複数の中継アダプタ36aの前面には、各々、既設IOユニット用外線コネクタ19(図10および図11に示す)が取り付けられている。この既設IOユニット用外線コネクタ19には、図9に示すように、既設外線ケーブル18の一端が配線される。
既設IOと新設IOとの間の切換えは、図10および図11に示す中継アダプタ36aのIO切換スイッチ54により行われる。なお、IO切換スイッチ54の機能については、詳しくは後述する。
以上説明したように、既設制御盤10aの盤内に中継ユニット35を取り付けることができる。この中継ユニット35には、外部の機器などに接続される複数の既設外線ケーブル18を接続可能である。中継ユニット35に接続された既設外線ケーブル18を介して、入出力される信号を既設IOおよび新設IOへ中継することができる。
図12は、図10および図11に示す中継アダプタ36aの内部結線を示す配線図である。
図12に示す例では、既設IO用中継コネクタ51が複数の第1端子51a〜51eを有し、また、新設IO用中継コネクタ52が複数の第2端子52a〜52eを有している。さらに、既設IOユニット用外線コネクタ19が複数の第3端子19a〜19eを有している。
また、中継アダプタ36aにおいて、上述した端子間には、図12に示すように、連動切換部53および信号線切換器64a〜64eが設けられている。IO切換スイッチ54のスイッチ切換選択に応じて、連動切換部53は、信号線切換器64a〜64eを既設IO用中継コネクタ51側または新設IO用中継コネクタ52側に連動させて切り換える。これにより、中継アダプタ36aは、既設IOユニット用外線コネクタ19からの入出力信号を、既設IO用中継コネクタ51または新設IO用中継コネクタ52に選択可能に切り換えて中継することができる。
例えば、第1端子51aと信号線切換器64aとの間が配線61aで接続され、第2端子52aと信号線切換器64aとの間が配線62aで接続されている。さらに、第3端子19aと信号線切換器64aとの間が配線63aで接続されている。これにより、IO切換スイッチ54の一側のスイッチ切換選択により、連動切換部53は配線61aと配線63aとが導通するように信号線切換器64aを切り換える。また、IO切換スイッチ54の他側のスイッチ切換選択により、連動切換部53は配線62aと配線63aとが導通するように信号線切換器64aを切り換える。なお、その他の信号線切換器64a〜64eについても同様である。
以上のような中継アダプタ36aの構成により、既設外線ケーブル18が接続された既設IOユニット用外線コネクタ19から入出力される信号を、既設IO用中継コネクタ51側から新設IO用中継コネクタ52側に切り換えることができる。また、その逆側の切り換えもできる。
さらに、第2の実施形態の中継装置は、以下の特徴を有する。
前述した図5および図6に示す中継アダプタ36を用いた場合には、既設IOから新設IO、または、新設IOから既設IOの切換の際に、既設IO用中継コネクタ51に接続された既設IO中継ケーブル37、または、新設IO用中継コネクタ52に接続された新設外線ケーブル28の少なくともケーブルの片側をケーブル接続箇所から取り外す必要がある。
しかし、図10および図11に示す中継アダプタ36aを用いた場合には、IO切換スイッチ54のスイッチ選択切換により、既設IOユニット14の入出力と新設IOユニット34の入出力との接続が電気的に切り離される。これにより、既設IOから新設IO、および、新設IOから既設IOの切換えの際に、いずれもケーブルの片側をケーブル接続箇所から取り外す必要がない。
すなわち、既設IOから新設IOへの切り換えをさらに容易に行うことができる。その結果、既設IOから新設IOへ切り換えて、システム試験等を実施することができる。また、それとは逆に、新設IOから既設IOへ容易に切り換えできるため、既設システムの既設IOでの運用の形態に短時間で戻すことが可能となる。
なお、図9において、新設制御盤20の新設システムに完全に移行する場合には、既設制御盤10aおよび中継ユニット35を撤去して、例えば新設外線ケーブル28と既設外線ケーブル18との接続を行うように新設制御盤20の盤内に端子台を設けることにより、容易に新システムに移行することができる。
[第3の実施形態]
図13は、両面メンテナンス既設制御盤40に第3の実施形態の中継装置を設置後の状態を示す斜視透視図である。特に、中継装置の外扉33を開けた状態を示す。
第3の実施形態の中継装置は、第1の実施形態の場合と比較して、既設制御盤10の代わりに、両面メンテナンス既設制御盤40が設置されている点である。両面メンテナンス既設制御盤40は、図示しない装置を制御するために、電気部品、制御部品等を収容している既設の制御盤である。
両面メンテナンス既設制御盤40は、金属製の筺体11を有し、中継装置を設置する前には図示しない前面および後面が開閉可能な扉を有している。図13では、両面メンテナンス既設制御盤40の既設の前面扉および後面扉は取り外されたものとする。
また、図13に示す中継装置については、図1に示す中継装置と同じ構成であるとし、これが両面メンテナンス既設制御盤40の前面および後面の各々に取り付けられている。具体的には、両面メンテナンス既設制御盤40の前面および後面に取付枠31、中扉32、外扉33を取り付ける。すなわち、2つの取付箱30が取り付けられる。
これにより、第3の実施形態の中継装置では、設置スペースの有効活用および中継装置の配線の集約化を実現することができる。
[第4の実施形態]
図14は、既設制御盤10に第4の実施形態の中継装置を設置後の状態を示す斜視透視図である。特に、中継装置の外扉33を開けた状態を示す。
第4の実施形態の中継装置は、第1の実施形態の場合と比較して、新設IOユニット34の他にも、中扉32のユニット収納スペース321に新設IOの基本的な動作機能を確認するための新設電源装置67と、新設電気用品68とを備えている。
これにより、例えば測定器などを用いて、予め、新設IOユニット34への主電源回路の配線チェックなどが可能となる。その結果、第4の実施形態の中継装置では、現地での既設IOから新設IOへの置き換え作業時間をさらに削減することができる。
[第5の実施形態]
図15は、両面メンテナンス既設制御盤40に第5の実施形態の中継装置を設置後の状態を示す斜視透視図である。特に、中継装置の外扉33を開けた状態を示す。
第5の実施形態の中継装置は、第4の実施形態の場合と比較して、既設制御盤10の代わりに、両面メンテナンス既設制御盤40が設置されている点である。
両面メンテナンス既設制御盤40の前面および後面に取付枠31、中扉32、外扉33を取り付ける。すなわち、2つの取付箱30が取り付けられる。図15に示す中継装置については、例えば図1に示す中継装置と同じであるとし、これが両面メンテナンス既設制御盤40の前面および後面の各々に取り付けられている。
これにより、第5の実施形態の中継装置では、設置スペースの有効活用および中継装置の配線の集約化を実現することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形には、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10、10a…既設制御盤、11、21…筺体、12、22…中柱、13…前面扉、14…既設IOユニット、16…既設電源取付パネル、17…既設電気用品取付パネル、18…既設外線ケーブル、19…既設IOユニット用外線コネクタ、19a、19b、19c、19d、19e…第3端子、20…新設制御盤、28…新設外線ケーブル、30…取付箱、31…取付枠、32…中扉、33…外扉、34…新設IOユニット、35…中継ユニット、36、36a…中継アダプタ、37…既設IO中継ケーブル、38…新設IO中継ケーブル、40…両面メンテナンス既設制御盤、51…既設IO用中継コネクタ、51a、51b、51c、51d、51e…第1端子、52…新設IO用中継コネクタ、52a、52b、52c、52d、52e…第2端子、53…連動切換部、54…IO切換スイッチ、61a、61b、61c、61d、61e、62a、62b、62c、62d、62e、63a、63b、63c、63d、63e…配線、64a、64b、64c、64d、64e…信号線切換器、67…新設電源装置、68…新設電気用品、321…ユニット収納スペース、351…ユニットパネル、352…ユニット上蓋

Claims (6)

  1. 制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するための中継装置であって、
    前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタと、を有する中継アダプタと、
    1または複数の前記中継アダプタを取り付け可能な、前記既設IOユニットを取り付けるユニットパネルを有する中継ユニットと、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記中継アダプタは、前記既設IOユニット用外線コネクタ側との接続を、前記既設IO用中継コネクタ側、または、前記新設IO用中継コネクタ側の接続に選択可能に切り換えるIO切換スイッチをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記新設IOユニットを収納し、前記制御盤に取り付け可能な取付箱をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の中継装置。
  4. 制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、前記既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから前記新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するために、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタとを有する1または複数の中継アダプタが取り付けられたユニットパネルと、を有する中継ユニットを備える中継装置の中継方法であって、
    前記既設IOユニットを前記制御盤から取り外す既設IO取外ステップと、
    前記中継ユニットを前記制御盤内に取り付ける中継ユニット取付ステップと、
    前記制御盤から取り外した前記既設IOユニットを前記中継ユニットに取り付ける既設IO取付ステップと、
    前記新設IO中継ケーブルの一端を前記新設IOユニットに接続し、他端を前記新設IO用中継コネクタに接続する新設IO中継ケーブル接続ステップと、
    前記外線ケーブルの一端を前記既設IOユニット用外線コネクタに接続する外線ケーブル接続ステップと、
    を含むことを特徴とする中継方法。
  5. 制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、前記既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから前記新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するために、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタと、前記既設IOユニット用外線コネクタ側との接続を前記既設IO用中継コネクタ側または前記新設IO用中継コネクタ側の接続に選択可能に切り換えるIO切換スイッチとを有する1または複数の中継アダプタが取り付けられたユニットパネルと、を有する中継ユニットを備える中継装置の中継方法であって、
    前記既設IOユニットを前記制御盤から取り外す既設IO取外ステップと、
    前記中継ユニットを前記制御盤内に取り付ける中継ユニット取付ステップと、
    前記制御盤から取り外した前記既設IOユニットを前記中継ユニットに取り付ける既設IO取付ステップと、
    前記新設IO中継ケーブルの一端を前記新設IOユニットに接続し、他端を前記新設IO用中継コネクタに接続する新設IO中継ケーブル接続ステップと、
    前記既設IO中継ケーブルの一端を前記既設IOユニットに接続し、他端を前記既設IO用中継コネクタに接続する既設IO中継ケーブル接続ステップと、
    前記外線ケーブルの一端を前記既設IOユニット用外線コネクタに接続する外線ケーブル接続ステップと、
    前記既設IOユニット用外線コネクタの複数の端子からの接続を、前記既設IO用中継コネクタの複数の端子側から前記新設IO用中継コネクタの複数の端子側に前記IO切換スイッチを切り換える新設IO切換ステップと、
    を含むことを特徴とする中継方法。
  6. 制御盤に接続されている既設IOから新設IOに置き換え、前記既設IOの入出力信号にアクセスする既設IOユニットから前記新設IOの入出力信号にアクセスする新設IOユニットに中継するために、前記既設IOユニットに一端が接続される既設IO中継ケーブルと、前記新設IOユニットに一端が接続される新設IO中継ケーブルと、前記既設IOの入出力信号を伝送する外線ケーブルの一端を接続可能な複数の端子を有する既設IOユニット用外線コネクタと、前記既設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する既設IO用中継コネクタと、前記新設IO中継ケーブルの他端が接続される複数の端子を有する新設IO用中継コネクタとを有する1または複数の中継アダプタが取り付けられたユニットパネルと、を有する中継ユニットおよび前記制御盤に取り付け可能な取付箱を備える中継装置の中継方法であって、
    前記新設IOユニットを収納する収納スペースを有する取付箱を前記制御盤に取り付ける取付箱取付ステップと、
    前記新設IOユニットを前記取付箱の前記収納スペースに収納する新設IOユニット収納ステップと、
    前記既設IOユニットを前記制御盤から取り外す既設IO取外ステップと、
    前記中継ユニットを前記制御盤内に取り付ける中継ユニット取付ステップと、
    前記制御盤から取り外した前記既設IOユニットを前記中継ユニットに取り付ける既設IO取付ステップと、
    前記新設IO中継ケーブルの一端を前記新設IOユニットに接続し、他端を前記新設IO用中継コネクタに接続する新設IO中継ケーブル接続ステップと、
    前記外線ケーブルの一端を前記既設IOユニット用外線コネクタに接続する外線ケーブル接続ステップと、
    を含むことを特徴とする中継方法。
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