JP5778210B2 - 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル - Google Patents
導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5778210B2 JP5778210B2 JP2013125410A JP2013125410A JP5778210B2 JP 5778210 B2 JP5778210 B2 JP 5778210B2 JP 2013125410 A JP2013125410 A JP 2013125410A JP 2013125410 A JP2013125410 A JP 2013125410A JP 5778210 B2 JP5778210 B2 JP 5778210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- resin composition
- conductive thermoplastic
- mass
- vinyl acetate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
[導電性熱可塑性樹脂組成物単位質量当たりの比表面積(m2/g)]
=[炭素材料の比表面積(m2/g)]×[導電性熱可塑性樹脂組成物中の炭素材料の含有率(質量%)]×(1/100)
まず本発明のケーブルの第1実施形態について図1を用いて説明する。図1は本発明のケーブルの第1実施形態としての電力ケーブルの断面図である。
まず導線1を準備する。導線1は、1本の素線のみで構成されてもよく、複数本の素線を束ねて構成されたものであってもよい。また、導線1は、導体径や導体の材質などについて特に限定されるものではなく、用途に応じて適宜定めることができる。
次に、内部半導電層2及び外部半導電層4を形成するための導電性熱可塑性樹脂組成物を準備する。この導電性熱可塑性樹脂組成物は、上述したように、ポリ塩化ビニル樹脂と、エチレン−酢酸ビニル共重合体と、炭素材料とを含む。
ポリ塩化ビニル樹脂の平均重合度は、900〜5000である。ポリ塩化ビニル樹脂の平均重合度が900未満である場合、導電性熱可塑性樹脂組成物は優れた耐衝撃性を確保することができない。また、平均重合度が5000を超える場合、平均重合度が5000以下である場合に比べ、ポリ塩化ビニル樹脂の溶融粘度が高くなり、溶融混練が困難になる。したがってこの場合、導電性熱可塑性樹脂組成物の製造が困難なものになる。
上述したように、エチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル単位の含有率は20〜45質量%である。酢酸ビニル単位の含有率が20質量%未満である場合、エチレン−酢酸ビニル共重合体とポリ塩化ビニル樹脂との相溶性が悪くなり、その結果、導電性熱可塑性樹脂組成物は十分な耐衝撃性を確保することができない。一方、酢酸ビニル単位の含有率が45質量%より大きい場合、導電性熱可塑性樹脂組成物は十分な耐衝撃性を確保することができない。また、エチレン−酢酸ビニル共重合体の粘着性が高く、取り扱いが面倒になる。さらに、導電性熱可塑性樹脂組成物のペレットがブロッキングする問題が生じる。さらにまた、酢酸ビニル単位の含有率が45質量%より大きい場合、エチレン−酢酸ビニル共重合体の価格が高くなるため、導電性熱可塑性樹脂組成物の製造コストが高くなる。酢酸ビニル単位の含有率は24〜42質量%であることが好ましく、27〜39質量%であることがさらに好ましい。
上記導電性熱可塑性樹脂組成物に含まれる炭素材料は上記導電性熱可塑性樹脂組成物に十分な導電性、十分な耐加熱変形特性および十分な耐衝撃性を付与するものであればよく、特に限定されるものではない。炭素材料としては、例えばカーボンブラック、グラファイト、グラッシーカーボン、カーボンファイバー、カーボンナノチューブなどが挙げられる。これらは1種類単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中ではカーボンブラックが特に好ましい。
導電性熱可塑性樹脂組成物は、可塑剤を含むことが好ましい。この場合、導電性熱可塑性樹脂組成物はより優れた低温脆化特性を確保することができる。可塑剤としては、例えばフタル酸ジイソノニル、フタル酸ジ(2−エチルヘキシル)などのフタル酸エステル、アジピン酸エステル、トリメリット酸エステル、低分子ポリエステル、リン酸エステル、クエン酸エステル、エポキシ系可塑剤、セバシン酸エステル、アゼライン酸エステル、マレイン酸エステル、安息香酸エステルなどが挙げられる。これらは1種類が単独で含まれていても又は2種以上が組み合わせて含まれていてもよい。
次に、絶縁層3及びシース5を形成するための絶縁材料を用意する。この絶縁材料は絶縁性を示すものであればよい。このような絶縁材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−ブタジエン−ジエンゴム(EPDM)、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、塩素化ポリエチレン樹脂(CPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート(EEA)、クロロプレンゴム(CR)、ポリエステル樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂(TPU)及び天然ゴム(NR)などを用いることができる。これらは1種類単独で又は2種以上を組み合せて用いることが可能である。
次に、本発明のケーブルの第2実施形態について図2を用いて説明する。図2は本発明のケーブルの第2実施形態としての電気自動車の急速充電器に接続されるケーブルの断面図である。
導電性熱可塑性樹脂組成物の原料としては、以下のものを使用した。
(1)ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)
PVC−1:平均重合度1000(大洋塩ビ社製、商品名「TH−1000」)
PVC−2:平均重合度1350(大洋塩ビ社製、商品名「TH−1400」)
PVC−3:平均重合度2000(大洋塩ビ社製、商品名「TH−2000」)
PVC−4:平均重合度2800(大洋塩ビ社製、商品名「TH−2800」)
PVC−5:平均重合度4500(大洋塩ビ社製、商品名「TU−400」)
PVC−6:平均重合度800(大洋塩ビ社製、商品名「TH−800」)
EVA−1:酢酸ビニル単位含有率19質量%(三井・デュポン ポリケミカル社製、商品名「エバフレックスEV460R」)
EVA−2:酢酸ビニル単位含有率33質量%(三井・デュポン ポリケミカル社製、商品名「エバフレックスEV180」)
EVA−3:酢酸ビニル単位含有率25質量%(三井・デュポン ポリケミカル社製、商品名「エバフレックスEV360」)
EVA−4:酢酸ビニル単位含有率28質量%(三井・デュポン ポリケミカル社製、商品名「エバフレックスEV270」)
EVA−5:酢酸ビニル単位含有率41質量%(三井・デュポン ポリケミカル社製、商品名「エバフレックスEV40LX」)
EVA−6:酢酸ビニル単位含有率46質量%(三井・デュポン ポリケミカル社製、商品名「エバフレックスEV45LX」)
(B−2)エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)
アクリル酸エチル単位含有率20質量%(日本ポリエチレン社製、商品名「レクスパールA4200」
炭素材料−1:アセチレンブラック、比表面積68m2/g、吸油量(DBP吸油量)125mL/100g(電気化学工業社製、商品名「デンカブラック」)
炭素材料−2:カーボンブラック、比表面積254m2/g、吸油量(DBP吸油量)174mL/100g(キャボット社製、商品名「バルカンXC−72」)
炭素材料−3:ケッチェンブラック、比表面積800m2/g、吸油量(DBP吸油量)360mL/100g(ライオン社製、商品名「EC300J」)
炭素材料−4:ケッチェンブラック、比表面積1300m2/g、吸油量(DBP吸油量)495mL/100g(ライオン社製、商品名「EC600JD」)
炭酸カルシウム:比表面積1.4m2/g、平均粒子径1.7μm、吸油量(DBP吸油量)30ml/100g(日東粉化社製、商品名「NCC−P」)
可塑剤−1:フタル酸ジイソノニル(ジェイ・プラス社製、商品名「DINP」)
可塑剤−2:フタル酸ジ(2−エチルヘキシル)(ジェイ・プラス社製、商品名「DOP」)
Ca/Zn系安定剤(水澤化学工業社製、商品名「スタビネックスNL221−5」、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ハイドロタルサイトなど、多種を配合したもの)
上記の熱可塑性樹脂、炭素材料、充填剤、可塑剤及び安定剤を表1〜34に示す割合で配合し、バンバリーミキサを用いて180℃で15分間混練することにより、実施例1〜320及び比較例1〜73の導電性熱可塑性樹脂組成物を得た。表1〜34において、熱可塑性樹脂、炭素材料、充填剤、可塑剤及び安定剤の配合量の単位は質量部である。また、表1〜34において「EVA含有率(質量%)」とは、ポリ塩化ビニル樹脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体の合計100質量%中におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有率(質量%)のことを示す。
(耐加熱変形特性)
上記実施例1〜320及び比較例1〜72で得られたリードケーブルから導電層を切り出して、35mm×35mm×2mmの試験片を作製し、JIS K 6723 6.5に記載の加熱変形試験(120℃、9.8N荷重、60分)を行った。そして試験前の試験片の厚さ(試験前厚さ)と試験後の試験片の厚さ(試験後厚さ)から、下記式により加熱変形率(%)を算出した。
加熱変形率(%)
=[(試験前厚さ)−(試験後厚さ)]/(試験前厚さ)×100(%)
結果を表1〜34に示す。耐加熱変形特性については、加熱変形率が1%以下の場合を合格とし、加熱変形率が1%を超える場合を不合格とした。
上記実施例1〜320及び比較例1〜72で得られたリードケーブルから導電層を切り出して、80mm×10mm×4mmの試験片を作製し、JIS K 7111−1に準拠したシャルピー衝撃試験を行い、衝撃強さを測定した。この衝撃強さを耐衝撃性の指標とした。結果を表1〜34に示す。耐衝撃性については、衝撃強さが15kJ/m2を超える場合を合格とし、衝撃強さが15kJ/m2以下である場合を不合格とした。
上記実施例1〜320及び比較例1〜72で得られたリードケーブルから導電層を切り出して、100mm×100mm×1mmの試験片を作製した。そして、これらの試験片について、体積抵抗率ρ(Ω・cm)を測定した。なお、体積抵抗率の測定は、体積抵抗率が1×109Ω・cm以下である場合は、ホイートストンブリッジにより行い、体積抵抗率が1×109Ω・cmより大きい場合は、超絶縁計(R−503、川口電機製作所社製、500V、1min値)により行った。体積抵抗率の測定は30℃で行った。結果を表1〜34に示す。なお、表1〜34において、体積抵抗率は、ρの常用対数logρで表示した。
上記実施例1〜320及び比較例1〜72で得られたリードケーブルから導電層を切り出して、38mm×6mm×2mmの試験片を作製し、JIS K 7216に準拠した脆化試験を行い、脆化温度(℃)を測定した。結果を表1〜34に示す。なお、表1〜34において、脆化温度が−60℃未満のものは、「−60↓」と記載した。
2…内部半導電層(導電層)
4…外部半導電層(導電層)
100,200…ケーブル
220…導電層
Claims (4)
- ポリ塩化ビニル樹脂と、エチレン−酢酸ビニル共重合体と、炭素材料とを含む導電性熱可塑性樹脂組成物であって、
前記ポリ塩化ビニル樹脂と前記エチレン−酢酸ビニル共重合体の合計100質量%中における前記エチレン−酢酸ビニル共重合体の含有率が35質量%以上100質量%未満であり、
前記炭素材料の比表面積が600m2/g以上であり、
且つ、前記導電性熱可塑性樹脂組成物単位質量当たりの比表面積が120m2/g以上であり、
前記ポリ塩化ビニル樹脂の平均重合度が900〜5000であり、
前記導電性熱可塑性樹脂組成物中の前記エチレン−酢酸ビニル共重合体の含有率が11〜41質量%であり、
前記エチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル単位の含有率が20〜39質量%である導電性熱可塑性樹脂組成物。 - さらに可塑剤を含む、請求項1に記載の導電性熱可塑性樹脂組成物。
- 前記導電性熱可塑性樹脂組成物中の前記可塑剤の含有率が34〜38質量%である、請求項2に記載の導電性熱可塑性樹脂組成物。
- 少なくとも1本の導線と、
前記導線を包囲する導電層と、
を備え、
前記導電層が請求項1〜3のいずれか一項に記載の導電性熱可塑性樹脂組成物からなるケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013125410A JP5778210B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013125410A JP5778210B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015000903A JP2015000903A (ja) | 2015-01-05 |
JP5778210B2 true JP5778210B2 (ja) | 2015-09-16 |
Family
ID=52295632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013125410A Expired - Fee Related JP5778210B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5778210B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113785013B (zh) * | 2021-08-06 | 2023-10-17 | 宁波先锋新材料股份有限公司 | 一种导电阻燃聚氯乙烯复合材料及其应用 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241470B2 (ja) * | 1971-08-17 | 1977-10-18 | ||
JPS54140992A (en) * | 1978-04-26 | 1979-11-01 | Hitachi Cable Ltd | Conductive composition |
JPS5844698B2 (ja) * | 1981-01-27 | 1983-10-05 | 株式会社東芝 | ビデオデイスク用樹脂組成物 |
JPS57174333A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-27 | Toshiba Corp | Resin composition for video disc material |
JPS60197763A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-07 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | カ−ボンブラツク配合抵抗体 |
JP5953014B2 (ja) * | 2011-07-08 | 2016-07-13 | 積水化学工業株式会社 | 難燃性樹脂組成物、難燃性樹脂シート及び難燃性多層シート |
JP6121742B2 (ja) * | 2013-02-15 | 2017-04-26 | 株式会社フジクラ | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル |
-
2013
- 2013-06-14 JP JP2013125410A patent/JP5778210B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015000903A (ja) | 2015-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6121742B2 (ja) | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル | |
JP6321525B2 (ja) | 電磁波遮蔽用樹脂組成物、及び、ケーブル | |
US10134505B2 (en) | Silicone multilayer insulation for electric cable | |
US9196394B2 (en) | Silicone multilayer insulation for electric cable | |
BRPI0722294A2 (pt) | Artigo elétrico, e, composição polimérica semicondutora | |
AU2015293679B2 (en) | Conductive polymer composite | |
US9905326B2 (en) | Semiconductive resin composition and power transmission cable using same | |
JP5771310B1 (ja) | 電磁波遮蔽用樹脂組成物、及び、ケーブル | |
WO2015156137A1 (ja) | 電磁波遮蔽用樹脂組成物、及び、ケーブル | |
JP6326351B2 (ja) | 電磁波遮蔽用樹脂組成物、及び、ケーブル | |
JP5778210B2 (ja) | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル | |
JP6321524B2 (ja) | 電磁波遮蔽用樹脂組成物、及び、ケーブル | |
JP5923063B2 (ja) | ケーブル用導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル | |
JP6564258B2 (ja) | 半導電性樹脂組成物およびこれを用いた電力ケーブル | |
JP5695132B2 (ja) | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル | |
CN108028093B (zh) | 电线包覆材料用组合物及绝缘电线 | |
JP6493066B2 (ja) | エラストマ組成物、並びにこれを用いた絶縁電線およびケーブル | |
JP2015002042A (ja) | 導電性熱可塑性樹脂組成物、及び、ケーブル | |
JP2016084449A (ja) | 耐摩耗性塩素系ポリマー組成物及び塩素系ポリマー被覆ケーブル | |
JP6298441B2 (ja) | 半導電性樹脂組成物及びこれを用いた電力ケーブル | |
JP2019087399A (ja) | 絶縁電線 | |
JP7157541B2 (ja) | 配線材 | |
CN106189015A (zh) | 半导电性树脂组合物和输电电缆 | |
JP2014032887A (ja) | 絶縁電線 | |
JP2017162735A (ja) | ケーブル及びシース層用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5778210 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |