JP5778060B2 - 光伝送システム及び光伝送方法 - Google Patents

光伝送システム及び光伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5778060B2
JP5778060B2 JP2012059868A JP2012059868A JP5778060B2 JP 5778060 B2 JP5778060 B2 JP 5778060B2 JP 2012059868 A JP2012059868 A JP 2012059868A JP 2012059868 A JP2012059868 A JP 2012059868A JP 5778060 B2 JP5778060 B2 JP 5778060B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dgd
optical
pdl
signal
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012059868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013197658A (ja
Inventor
武司 河合
武司 河合
亜弥子 岩城
亜弥子 岩城
陽平 坂巻
陽平 坂巻
片岡 智由
智由 片岡
光師 福徳
光師 福徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012059868A priority Critical patent/JP5778060B2/ja
Publication of JP2013197658A publication Critical patent/JP2013197658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5778060B2 publication Critical patent/JP5778060B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、デジタルコヒーレント光伝送方式を用いた光伝送装置と光伝送システム及び光伝送方法に関する。
近年、コヒーレント伝送方式にデジタル信号処理技術を適用したデジタルコヒーレントファイバ伝送システムの研究開発が進み、一部導入が始まっている。デジタルコヒーレント伝送において、PDL(Polarization Dependent Loss:偏波依存損失)とDGD(Differential Group Delay:群遅延時間差)が伝送品質に及ぼす影響についても検討が進められている(例えば、非特許文献1−3参照。)。
非特許文献1には、PDLがデジタルコヒーレント伝送システムに及ぼす影響について、検討されており、PDLに応じてペナルティが大きくなることが示されている。非特許文献2においては、デジタルコヒーレント伝送方式におけるDGD耐力が検討されており、少なくとも50psまでのDGDについては、デジタル信号処理によりペナルティが発生しないことが記載されている。非特許文献3においては、伝送路にPDL媒質とDGD媒質がある場合の伝送ペナルティの検討がされている。
T. Duthel et al., "Imapct of polarization dependent loss on coherent POLMUX−NRZ−DQPSK", OThU5., OFC/NFOEC 2008. S. Yamamoto et al., "PMD Tolerance of 100−Gbit/s Digital Coherent PDM−QPSK in DSF−Installed Field Testbed", pp.212−213 OECC2011. T.Tanimura et al., "FPGA−based 112Gb/s Coherent DP−QPSK Receiver and Multi−stage PMD−PDL Emulator for Fast Evaluation of Digital Signal Processing Algorithms", Tu.5.A.3 ECOC2010. T.Tokura et al., "Efficient Pump Depolarizer Analysis for Distributed Raman Amplifier With Low Polarization Dependence of Gain" J.Lightw.Technol., vol.24, no.11 pp.3889−3896 2006.
上記のようにデジタルコヒーレント伝送においては、DGDについては、デジタル信号処理により、その影響を緩和することが検討されているものの、PDLによるペナルティを緩和するための方法については、デバイスのPDL値を小さくする以外の検討はなされていない。
本発明は、簡便な方法によりPDLによるペナルティを緩和する方法を供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明のデジタルコヒーレント光伝送システムは、(1)伝送路中に複屈折媒質(DGD)を挿入し、(2)挿入するDGD媒質の主偏波面と信号光の偏波面は0度と90度以外の値にし、(3)DGD媒質のDGD値A、伝送路のDGD値B、受信器で補償可能なDGD値Cは次式を満たすことを特徴とする。
A+B≦C
具体的には、本願発明の光伝送装置は、光信号の伝送経路中にPDL媒質を含むデジタルコヒーレント光伝送システムにおける光伝送装置であって、前記伝送経路中に、DGDを付加し、前記DGDの値は、光受信器のDGD耐力から前記伝送経路中に含まれるDGD値を引いたものより小さく、前記DGDの逆数は、前記光信号の信号スペクトル幅に等しいことを特徴とする。
具体的には、本願発明のデジタルコヒーレント光伝送システムは、光信号を送信する光送信器と、前記光送信器から送信された光信号にDGDを付加するDGD発生器と、PDL媒質が含まれ、前記DGD発生器でDGDの付加された光信号を伝送する伝送路と、前記伝送路を通過後の光信号を受信する光受信器と、を備え、前記DGD発生器は、前記光受信器のDGD耐力から前記伝送路中に含まれるDGDを引いたDGDよりも小さな値のDGDを付加し、前記DGD発生器の付加するDGDの逆数は、前記光信号の信号スペクトル幅に等しい
具体的には、本願発明のデジタルコヒーレント光伝送方法は、光送信器から送信された光信号にDGDを付加するDGD付加手順と、DGDの付加された光信号をPDL媒質が含まれる伝送路に通過させた後に光受信器で受信する受信手順と、を順に有し、前記DGD付加手順において、前記光受信器のDGD耐力から前記伝送路中に含まれるDGDを引いたDGDよりも小さな値のDGDを付加し、前記DGD付加手順において付加するDGDの逆数は、前記光信号の信号スペクトル幅に等しい
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、DGDを付加することで、PDLが周波数依存性をもち、変調により広がった信号スペクトルの帯域内で、PDL値が変化することになるため、PDLの影響を平均化することができる。付加するDGDが光受信器のDGD耐力より小さいDGDを付加するため、DGDによる品質劣化は光受信器のDGD補償で補償することができる。したがって、本発明に係る光伝送システム及び光伝送方法は、DGD付加によるペナルティを発生させることなく、PDLによるペナルティを緩和することが可能となる。
本発明の光伝送システムの一例を示す。 本発明の原理を説明するための測定系の一例を示す。 DGD媒質入力部での偏波軸のなす角度θの一例を示す。 本発明の原理を説明するための実験結果を示す。 伝送システムを模擬した系の一例を示す。 ファイバのDGDが小さい場合のPDLの波長依存性の一例を示す。 ファイバのDGDが大きい場合のPDLの波長依存性の一例を示す。 ファイバのDGDが小さい場合のPDLが波長依存性を持つ場合の信号スペクトルとの関係の一例を示す。 ファイバのDGDが大きい場合のPDLが波長依存性を持つ場合の信号スペクトルとの関係の一例を示す。 DGDによるQ値分布の違いの一例を示す。 DGD発生器を中継装置の前に設置する場合の本発明の実施形態の一例を示す。 DGD発生器を中継装置の後に設置する場合の本発明の実施形態の一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1に、本実施形態に係る光伝送システムの一例を示す。本実施形態に係るデジタルコヒーレント光伝送システムは、光送信器としてのデジタルコヒーレント送信器10と、光受信器としてのデジタルコヒーレント受信器20と、伝送路30と、DGD発生器40と、を備える。伝送路30は、PDL媒質31が含まれ、DGD発生器40で光信号にDGDを付加する。PDL媒質31は、例えば、光ファイバ、ノード装置又は中継装置を含む。
本実施形態に係る光伝送方法は、DGD付加手順と、受信手順と、を順に有する。
DGD付加手順では、デジタルコヒーレント送信器10から送信されたデジタルコヒーレント光信号にDGDを付加する。
受信手順では、DGDの付加されたデジタルコヒーレント光信号をPDL媒質が含まれる伝送路30に通過させた後にデジタルコヒーレント受信器20で受信する。
DGD発生器40は、デジタルコヒーレント送信器10と伝送路30の間に設置され、伝送路30中にDGD値を付加する。DGD発生器40の付加するDGD値がa[ps]であり、デジタルコヒーレント受信器20のDGD耐力がb[ps]であり、伝送路30のDGD値がc[ps]である場合、次式が成り立つように、DGD値aを決定する。
a<b−c (1)
DGD値a+cがデジタルコヒーレント受信器20のDGD耐力b[ps]を超えないようにDGDを付加するので、本実施形態に係る光伝送システムはDGDペナルティの発生を防止することができる。
次に、DGD発生器40を設けることにより、PDLによるペナルティが緩和される理由について記す。図2に本発明の原理を説明するための測定系を示す。DGD媒質52とPDL媒質53が接続された系に対して、透過率の波長依存性を測定する系である。測定器は直線偏光出力である波長可変光源51と光パワーメータ54から成る。光パワーメータ54の代わりに光スペクトラムアナライザを用いて、掃引波長に該当する光レベルを読み取ることでも構わない。
DGD媒質52がDGD発生器40として機能し、PDL媒質53が伝送路30として機能する。波長可変光源51からの出力は、DGD媒質52、PDL媒質53の順番に通過し、光パワーメータ54で透過パワーを測定する。ここで、波長可変光源51の出力は直線偏波であり、DGD媒質52の入力部における偏波軸Pのなす角度θは45度になるように調整する。
図3に、DGD媒質52として、定偏波ファイバを用いた場合に、波長可変光源51の偏波軸Pと定偏波ファイバの偏波軸Yのなす角度θの模式図を示す。通常同じコネクタ種別同士の場合には、コネクタキーに偏波の軸があっているため、45度にずらすことはできないが、FC型SC型コネクタ変換アダプタの製品の中には、コネクタキーが45度ずれているものがあるので、それを利用してもよい。また、FC型コネクタはコネクタキーがはずせるものがあるので、それらを利用することでも構わない。波長可変光源51とDGD媒質52の間に、λ/2板を挿入して偏波軸のなす角度θを調整することでもよい。
図4に、図2の測定系で得られた結果を示す。なお、DGD媒質52として定偏波ファイバ(PMF:Polarization Maintaining Fiber)を3種類(2m,10m,30m)用意し、PDL媒質53として、任意のPDL設定が可能なPDLエミュレータを用意した。2m、10m、30mのPMFのDGD値はそれぞれ、2.4ps、12ps、36psであることを市販の測定器を用いて事前に測定してある。また、PDLエミュレータのPDL値は3.5dBであった。DGD媒質52とPDL媒質53が組み合わさった場合には、透過率がDGD値の逆数の周期で、振幅がPDL値の周期性を有することが分かる。
なお、図2の原理説明において、DGD媒質52の偏波軸と入射光の偏波軸がなす角度θを45度にあわせたのは、波長可変光源51の偏光状態がDGD媒質通過後周期的に変化させるためである。DGD媒質52の偏波軸と入射光の偏波軸のなす角度θが0度と90度の場合には、DGD媒質52出力の偏光状態は周期的に変化しない。図1においてデジタルコヒーレント送信器10からの出力の偏波軸は、一般的にどの角度になっているか不定であり、保守作業によるファイバタッチ等により偏波軸が変化する可能性がある。また、波長多重システムの場合には、波長毎に信号の偏波軸が異なることが考えられる。そのため、図1の本発明のDGD発生器40とデジタルコヒーレント送信器10からの出力の偏波軸Pのなす角度θを事前に設定しない。0度入射と90度入射になる場合もありえるが、本発明の伝送装置を付加することによる過剰なペナルティを発生させることはなく、また、0度、90度以外の場合には、PDLによるペナルティを緩和できることになる。
また、デジタルコヒーレント光信号が単一偏波(=偏波多重信号ではない)で、PDL媒質53の軸が分かっている場合には、PDL媒質53への入射偏波角度を合わせることで、PDL媒質53による影響を受けないように偏波軸の角度設定することは可能であるが、一般の伝送システムにおいては、PDL媒質53の偏波軸は、不明であり、ファイバタッチ等により信号の偏波軸の角度は時間的に変化すること、さらに、WDM信号の場合には、波長毎に、偏波軸が異なる場合もあるため、PDL媒質53への入射信号の偏波軸を調整することは困難である。
実際の伝送路を想定し、複数のDGD媒質とPDL媒質の組み合わせと考えたモデルを図5に示す。ここで、各スパンにPDL=1dBのPDLエミュレータ153を設置し、ファイバ152には、DGD値が大きいものと小さいものの2種類を用意した。各スパンの偏波結合状態は偏波コントローラ154で色々な組み合わせができるようにしたDGD値が大きい場合には、6スパン全体で平均DGD=30psであった。また、各スパンのDGD値が小さい場合には、6スパン全体での平均DGD=3ps程度であった。
図6及び図7に、図5の系でのPDLの波長依存性を各スパンのDGDが小さい場合と大きい場合の測定結果をしめす。偏波結合状態を変化させることにより、PDL値が変化するが、DGDが小さい場合には、波長依存性がほとんどないのに対し(図6)、DGDが大きい場合には、大きな波長依存性を示している(図7)。128GbpsのDP−QPSK信号の場合、デジタルコヒーレント光信号の帯域は、約32GHzであるので、DGDが大きい場合には、信号帯域内で、PDL値が大きく変動することになる。
すなわち、DGD値が小さい場合には、信号帯域内でPDL値がほぼ一定であるので、信号の偏波軸がPDL媒質の偏波軸と一致すると、偏波多重信号の偏波成分間のレベル偏差がPDL分生じることになる。一方、DGDが大きい場合には、信号帯域内で、PDL値が変動することになるので、偏波成分間のレベル偏差が緩和されることになる。上記説明を模式的に示したものが図8及び図9である。PDLは、トランスミッタンスの最大値(Tmax)と最小値(Tmin)の差分で表される。
信号スペクトルの周波数軸上の幅と、DGD媒質52によるPDL媒質53の波長依存性の周期が同程度にあるとPDL媒質53によるレベル偏差が緩和されることになる。すなわち、信号スペクトル幅が小さい場合には、DGD媒質52によるPDL媒質53の波長依存性の周期を短くし、かつ、付加したDGD値により、デジタルコヒーレント受信器20のDGD耐力を超過しないように付加するDGD値を選ぶ必要がある。128GbpsのDP−QPSK信号の場合、信号の帯域が約32GHzなので、伝送路のDGD値の合計が30ps程度になるように、DGD値を付加すれば、デジタルコヒーレント受信器20のDGD耐力(現状50psを想定)以下のDGD値の付加により、PDL媒質53によるペナルティの緩和が期待できることになる。
そこで、本実施形態では、DGD発生器40に、可変DGD装置を用いることが好ましい。これにより、デジタルコヒーレント光信号のスペクトル幅に合うように、PDL値に周期性をもたせることができる。
図10は、図2の系において、波長をスイープしたときの各波長におけるQ値を測定し、設定DGD値毎にQ値の分布を示したものである。DGD値が大きい場合には、Q値の分布が狭く、ペナルティが緩和されていることが分かる。
なお、上記説明においては、偏波多重信号であるDP−QPSK信号にて記載したが、本発明は、偏波多重信号に限定されるものではない。偏波多重信号の場合には、偏波間の光SNの差として、PDLが影響するが、偏波多重ではない単一偏波信号の場合には、光SNの劣化と考えればよい。すなわち、図8に示すDGD=0の場合には、PDL分の光SNが劣化するが、図9に示すDGDが大きい場合には、信号帯域内でトランスミッタンスが変化するので、PDLによる光SNの変化が平均化され、ペナルティが緩和されることになる。
従来の光通信システムにおいては、DGDによるペナルティを避けるため、DGDの小さい伝送路が選ばれたりしていた。デジタルコヒーレント技術により、DGDが補償され、DGD耐力内では、ペナルティが発生しなくなった。一方、PDLによるペナルティは、各装置のPDLを小さくする以外に有効な方法がなかった。本願は、デジタルコヒーレント伝送システムにおいて、あえてDGD値を付加することによりPDLによるペナルティを緩和するものである。
なお、ラマン増幅用の励起光をデポラライズするために、DGD媒質を伝送システムに用いる場合があるが、励起光のみが通過する部分に適用され、主信号が通過する部分に適用されることはなかった(例えば、非特許文献4参照。)。
(実施形態2)
図11及び図12に、本実施形態に係るデジタルコヒーレント光伝送システムの第1例及び第2例を示す。本実施形態に係るデジタルコヒーレント光伝送システムは、伝送路30に中継装置32がある場合に、本発明の装置を設置する箇所を示している。
通常ファイバ伝送路自体は、PDLが小さく、中継装置32部分でのPDLが問題になる。中継装置32が一台の場合には、図11に示すように、DGD発生器40を中継装置32の前に設置する。
中継装置32が複数台ある場合には、図12に示すように、DGD発生器40を、デジタルコヒーレント送信器10と伝送路30の間と、伝送路30の複数箇所に分けて設置することでも構わない。例えば、デジタルコヒーレント送信器10と伝送路30の間にDGD発生器40_1を設置し、中継装置32_1と中継装置32_2の間にDGD発生器40_2を設置する。
なお、DGD発生器40を複数箇所に分けて設置する場合には、DGD発生器40_1及び40_2の全体によって付加されるDGD値が、デジタルコヒーレント受信器20のDGD耐力から伝送路30のDGD値cを引いたものより小さくなるようにDGD発生器40_1及び40_2のDGD値を選ぶ必要がある。
以上説明したように、本発明は、DGD媒質を付加するだけの簡便な方法で、新たなペナルティを発生させることなく、PDLに起因するペナルティを緩和することができる有益なものである。
10:デジタルコヒーレント送信器
20:デジタルコヒーレント受信器
30:伝送路
31:PDL媒質
32、32_1、32_2:中継装置
40、40_1、40_2:DGD発生器
51:波長可変光源
52:DGD媒質
53:PDL媒質
54:光パワーメータ
152:ファイバ
153:PDLエミュレータ
154:偏波コントローラ

Claims (3)

  1. 光信号の伝送経路中にPDL(Polarization Dependent Loss)媒質を含むデジタルコヒーレント光伝送システムにおける光伝送装置であって、
    前記伝送経路中に、DGD(Differential Group Delay)を付加し、
    前記DGDの値は、光受信器のDGD耐力から前記伝送経路中に含まれるDGD値を引いたものより小さく、
    前記DGDの逆数は、前記光信号の信号スペクトル幅に等しいことを特徴とする光伝送装置。
  2. 光信号を送信する光送信器と、
    前記光送信器から送信された光信号にDGDを付加するDGD発生器と、
    PDL媒質が含まれ、前記DGD発生器でDGDの付加された光信号を伝送する伝送路と、
    前記伝送路を通過後の光信号を受信する光受信器と、を備え、
    前記DGD発生器は、前記光受信器のDGD耐力から前記伝送路中に含まれるDGDを引いたDGDよりも小さな値のDGDを付加し、
    前記DGD発生器の付加するDGDの逆数は、前記光信号の信号スペクトル幅に等しいことを特徴とするデジタルコヒーレント光伝送システム。
  3. 光送信器から送信された光信号にDGDを付加するDGD付加手順と、
    DGDの付加された光信号をPDL媒質が含まれる伝送路に通過させた後に光受信器で受信する受信手順と、
    を順に有し、
    前記DGD付加手順において、前記光受信器のDGD耐力から前記伝送路中に含まれるDGDを引いたDGDよりも小さな値のDGDを付加し、
    前記DGD付加手順において付加するDGDの逆数は、前記光信号の信号スペクトル幅に等しいことを特徴とするデジタルコヒーレント光伝送方法。
JP2012059868A 2012-03-16 2012-03-16 光伝送システム及び光伝送方法 Active JP5778060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059868A JP5778060B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 光伝送システム及び光伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059868A JP5778060B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 光伝送システム及び光伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013197658A JP2013197658A (ja) 2013-09-30
JP5778060B2 true JP5778060B2 (ja) 2015-09-16

Family

ID=49396146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012059868A Active JP5778060B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 光伝送システム及び光伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5778060B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081204A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 株式会社フジクラ 偏波保持光ファイバおよび双方向光伝送装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102742187B (zh) * 2009-12-15 2018-03-16 骁阳网络有限公司 减少的偏振相关损耗情况下传输光传输信号的方法和设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013197658A (ja) 2013-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6019887B2 (ja) 光伝送システムおよび光伝送路の偏波依存特性をモニタする方法
US20120002979A1 (en) Method And Apparatus For Polarization-Division-Multiplexed Optical Receivers
JP6119394B2 (ja) 光増幅装置及び光増幅方法
JP4746126B2 (ja) 偏光解消されたwdmソース
Xie et al. Two-stage constant modulus algorithm equalizer for singularity free operation and optical performance monitoring in optical coherent receiver
US9042730B2 (en) System and method for compensating signal degradation in dual polarization optical systems
JP2012195944A (ja) 偏波多重信号の干渉低減システムおよび方法
JP2012004691A (ja) 偏波多重光伝送システム
Sridhar et al. Impact of channel dynamics, combined nonlinearities and ASE noise on transmission performance of all optical star WDM networks
JP4044115B2 (ja) 偏波モード分散補償装置、偏波モード分散補償方法及びその光通信システムへの適用
JP5778060B2 (ja) 光伝送システム及び光伝送方法
US20060110092A1 (en) Polarization mode dispersion compensator, polarization mode dispersion compensating method, and its application to optical communication system
Sabapathi et al. Analysis and compensation of polarization mode dispersion in single channel, WDM and 32-channel DWDM fiber optic system
US20040234186A1 (en) Multiple order PMD compensator for optical fiber transmission system
JP2022110728A (ja) 波長変換器、及び光伝送システム
Pan et al. Fast XPM-induced polarization-state fluctuations in WDM systems and their mitigation
Zhang et al. Experimental demonstration of utilizing adaptive optics to mitigate intra-modal-gronp power conpllng of few-mode fiber in a two-channel 20-Gbit/s QPSK mode-division-mnltiplexed system
Li et al. 2R regeneration of 12 WDM channels with 100-GHz spacing in a group-delay-managed nonlinear medium
JP5827379B2 (ja) 偏波多重光伝送システム
JP2013195106A (ja) 光測定装置及び光測定方法
Al-Awis et al. Characterization of physical layer impairments impact on optical fiber transmission systems
WO2024134773A1 (ja) 光ファイバの非線形係数の測定方法及び装置
Carpenter et al. 2× 56-Gb/s mode-division multiplexed transmission over 2km of OM2 multimode fibre without MIMO equalization
JP2011146990A (ja) 偏波モード分散測定方法及び偏波モード分散測定装置
Sultanov et al. WDM signal impairments due to the cross-modulation in the case of nonlinear transmission in the presence of PMD

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5778060

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150