JP4746126B2 - 偏光解消されたwdmソース - Google Patents

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Description

本発明は、波長分割多重(WDM)ソースに関し、特に超長距離(ULH)通信システムにおけるそれらの使用に関する。
WDM信号は通常、情報を搬送するように変調した光信号である多数のデータチャネルを含む。各データチャネルは独立した情報を搬送するが、通常の伝送媒体における非線形効果のためこうしたチャネル間の干渉が生じることがある。こうした効果には4光波混合(FWM)および交差位相変調(XPM)が含まれる。FWMは、異なる周波数の2つ以上の信号が光ファイバを通過する時発生し得る非線形効果であり、新しい周波数の信号を生成する効果を有する。こうした非線形効果は信号の品質を低下させて、送信機から受信機にデータを伝送する際のWDM信号の有効性を制限する。さらに、こうした効果はデータチャネル間の周波数分離が縮小するに連れて重大になり、所与のWDM信号が搬送しうるデータチャネルの数(およびひいては情報の量)を制限するように作用する。
米国特許6,342,961は、上記で説明した非線形効果を緩和すべく、隣接するデータチャネルを直交偏光で送出するシステムを記載している。このシステムでは、データチャネルの2つのコームを広帯域直交結合器によって多重化し、結果として得られるWDM信号中のデータチャネルが直交偏光状態間で交互になるようにしている。
データチャネルに加えて、WDMシステムは通常、多数のローディングチャネルを搬送する。ローディングチャネルは、広帯域動作のためにライン増幅器を正しく飽和させデータ搬送チャネルに最適なチャネルパワーを提供するために使用する。最新世代のシステムの多くは初めシステムのために意図したものより少ないチャネル数で運用し、トラフィック容量への要求を満たすようにアップグレードする。「運用開始時の」システムはローディングチャネルを多数のデータチャネルのパワーの代替品として使用する。こうしたローディングチャネルは連続波(CW)または被変調チャネルでもよい。
ローディングチャネルは、チャネルレベル、帯域レベル、または海底端局装置(SLTE)の集約段階でデータチャネルと多重化する。
現在の伝送装置の供給業者は通常、ローディングチャネルのためにハイパワーレーザーコームまたはフィルタリングした増幅自然放出(ASE)ノイズを使用する。レーザーの場合、多数のローディングチャネルが必要であり、かつ/またはそれらを変調して伝送の問題を克服しなければならない。フィルタリングしたASEソースは通常、停止帯域の阻止が不完全で線幅が広いためデータチャネルの性能が制限される。
例えば、パワー、波長、および偏光状態といったローディングチャネルの物理的属性はデータチャネルの性能と、ひいてはアップグレード戦略に影響を与える。理想的には、端末装置および伝送線路から生じる偏光の問題を回避するため、ローディングチャネルは偏光解消すべきである。通常、少数のローディングチャネルがリンクのパワーの大部分を搬送し、データチャネルは敏感なプローブ信号のように作用する。
マルチチャネルリピータシステムにとっての1つの大きな問題は偏光依存利得(PDG)であるが、これは偏光ホールバーニング(PHB)として知られる効果によるものであり、これによってある特定の偏光について利用可能な利得が飽和し欠乏してしまう。ローディングチャネルに送出された光が高度の偏光で特徴付けられたものである場合、隣接するデータチャネルで、ライン増幅器を通じて伝播する際の利得が異なる可能性がある。利得レベルの正確さは、データチャネル内を伝播する光信号がローディングチャネル内の光の偏光とどの程度整合しているかに依存する。時間と共に、システム変動の影響によってチャネル間の相対的な偏光状態が変化し、それはデータチャネルの光パワーの変動につながる。さらに悪いことには、チャネルパワーの変化はチャネルの光信号対ノイズ比(OSNR)および非線形効果の強度に影響し、チャネルのビット誤り率(BER)を変化させることがある。
本発明の第1の態様によれば、波長分割多重(WDM)伝送システムのための光学装置であって、各光ソースが光ソース信号を提供する複数の光ソースと、光ソース信号を多重化して偏光多重信号を形成するために光ソースに結合した偏光保持マルチプレクサと、偏光保持マルチプレクサの出力に結合した差群遅延(DGD)要素とを備え、その際DGD要素が、各ソース信号について十分に大きな時間平均偏光度(DOP)を保持しつつ多重信号を偏光解消するようになっている光学装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、光信号を処理する方法であって、複数の光ソース信号が偏光保持マルチプレクサを通過するようにして偏光多重信号を形成するステップと、多重信号が、DGD要素を含む光路を通過するようにして、各ソース信号について十分に大きな時間平均偏光度(DOP)を保持しつつ多重信号を偏光解消するステップとを備える方法が提供される。
本発明のDGD要素はソース信号の周波数に依存するある量だけソース信号の偏光状態を変化させる。したがって、各ソース信号は様々に影響されるので、個別のチャネルは偏光状態を保ったままで、結果として得られる総合多重信号の光学場全体が偏光解消される。隣接するデータチャネルは周波数が異なっているため異なる偏光状態を有するので、この技術はデータチャネルに対する非線形効果の影響を低下させる。さらに、本発明は、総合WDM信号全体を偏光解消する手段を導入することによって、PDGおよびPHBの問題を克服する。したがって、(OSNRおよびBERに影響し得る)データチャネルの光パワーの変動といった、PDGの有害な結果は除去される。
したがって、本発明は同時に、WDMシステムに見られる多数の未解決の現象に対する簡単で、統合された、低コストな解決法を提供する。
PDGおよびPHBに関する本発明の利点は、低チャネル数のシステムで特に明らかである。例えば、システム中のチャネルの数が少ないほど、チャネルが上記で説明したような有害な向きになる統計的確率が高くなる。さらに、各ローディングチャネルが合計システムパワーのうちより多くの部分を提供するようになるので、ライン増幅器の飽和にする影響が大きくなる。また、低チャネル数のシステムでは、単一のローディングチャネルがスペクトル領域の唯一の占有者となって強いPHBを発生する可能性が大きくなる。
本発明は、通常(連続波(CW)レーザーのような)WDM信号のために使用されるソースが偏光信号を生成するという事実に関わらず、ローディングチャネルを生じるためにそうしたソースを使用できるようにする。DGD要素は、ローディングチャネルの総合的な貢献が有効に偏光解消されるように1つ以上のローディングチャネルの偏光を変化させる。
WDMに適したソースを使用した結果、本発明は、必要に応じて、かつ必要が生じた際に、ローディングチャネルからデータチャネル(またはその逆)への変換を可能にする。さらに、こうしたソースは狭い線幅と高いOSNRを有する。またこうしたソースは安定で正確な波長およびパワーの制御を提供する。
ローディングチャネルを追加または除去する際に、多重信号を偏光解消する際のDGDの有効性が否定的な影響を受けることがある。このため、本発明の好適実施形態は、ローディングチャネルの周波数およびパワーレベルを調整して、偏光解消の最大レベルが常に達成されることを保証することができる。例えば、等しいパワーの2つのローディングチャネルのシステムでは、チャネルがDGDを通過した後それぞれの偏光状態が直交するようになるチャネル間の周波数差を採用することによって、最大送出偏光解消を達成してもよい。第3のローディングチャネルを追加する場合、その周波数は、その偏光状態が既存のチャネルの1つと平行になるように選択してもよい。第3のローディングチャネルを追加することにより多重信号の偏光解消が最大になることを保証するため、2つの平行なローディングチャネルのパワーを残りの直交するローディングチャネルのパワーに対して下げることが必要である。
本発明の好適実施形態では、ローディングチャネルの多数の群を使用するが、その際各群のメンバは、群を分離する波長範囲より十分に小さい波長範囲内にあり、各群はDGDによって有効に偏光解消される。このため、ファイバ中の偏光モード分散(PMD)がローディングチャネルの相対偏光に対して有し得る影響を最小化しつつローディングチャネルを伝送スペクトル全体にわたって分布させることが可能になる。
好適には、各チャネルのパワーおよび波長を調整してもよい。こうしたパラメータの調整は、そのチャネルの出力偏光と、ひいては多重出力信号の総合的な偏光度(DOP)に影響する。したがって、こうしたパラメータの微調整を使用して、ファイバ中のPMDによる影響を打ち消し、それによってそのリンクの正味PDGを最小化してもよい。
ローディングチャネルは確定した周波数を有する一方、データチャネルは、それが変調されたものであるという性質によって、有限の帯域幅を有する。すなわち、DGD要素を通過したデータチャネルの偏光状態は中心位置の付近で時間と共に変化する。それにもかかわらず、本発明は、データチャネルの時間平均DOPが、常にデータチャネル間の偏光状態(SOP)の差を保持し、したがってFWMおよびXPMの有利な低減を達成するのに十分大きな値であることを保証する。各チャネルの時間平均DOPは好適には0.7より大きい。より好適には、各チャネルの時間平均DOPは0.9より大きい。
本発明の好適実施形態では、隣接するチャネルの時間平均SOPは直交する。しかし、他の相対角度を利用してもよい。例えば、あるチャネルの時間平均SOPを隣接するチャネルに対して120度に設定してもよい。一般に、多重信号中の隣接するソース信号の間の時間平均SOPの差は、nが3以上の整数である時360/n度である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、海底端局装置(SLTE)伝送システムの典型的な例を示す。チャネルは、ローディングチャネルおよびデータチャネルの任意の組み合わせでもよい。図示する例では、各々複数のチャネルを備える独立した「帯域」が存在する。WDM信号は、帯域を一緒に多重化して最終信号を形成する前の各帯域から形成される。
図示するように、各帯域内の複数のチャネルソース101は、偏光保持マルチプレクサ102によって一緒に多重化することで偏光WDM信号を提供する、平行偏光光ソース信号を提供する。そして、WDM信号中の各チャネルの時間平均DOPを十分大きな値に維持しつつWDM信号を偏光解消するために、この偏光信号はDGD要素103を通過する。
そして、各帯域からの偏光解消されたWDM信号をさらに別のマルチプレクサ104によって結合する。結合した信号は、伝送線路106を介して受信側SLTE107に送出される前に様々な他の集約装置105を通過する。
チャネルソース101は、連続波(CW)レーザーでもよい。図1に示す実施形態では、DGD要素103は、偏光WDM信号の偏光軸に対して軸が45度の角度をなすある長さのPMファイバである。図2は、2つのローディングチャネルの単純な事例を参照して、こうしたDGD要素201がどのように信号を偏光解消できるかを例示する。PMファイバの軸とローディングチャネルの偏光との間の角度は45度であるので、ローディングチャネルはそれぞれ、PMファイバの高速および低速両方の軸で等しいパワーの成分を有する。実際には、各ローディングチャネルは、一方の成分が高速軸に沿って偏光しもう一方の成分が低速軸に沿って偏光した2つの成分の重ね合わせと見なすことができる。
PMファイバの2つの軸に沿って偏光される光の間に導入されるDGDは選択するファイバ長さに依存する。各ローディングチャネルについて、ファイバを出る偏光状態は2つの成分間の位相差に依存する。各成分の位相の変化量は、絶対周波数およびPMファイバに導入されるDGDの関数となる。ローディングチャネル間の所与の周波数差に対して正しいDGD(すなわち、ファイバの正しい長さ)を選択することによって、2つのローディングチャネルの出力偏光状態を平行または直交に揃えることができる。直交状態(およびひいては事実上偏光解消された光)を与えるために必要なDGDは、Δfがローディングチャネル間の周波数差(単位Hz)でありnが整数である時、ほぼ(1+2n)/2Δfである。ローディングチャネルと異なって、データチャネルは有限の帯域幅を有するので、関連する周波数差は2つのチャネルの中心周波数の間の差であることは念頭に置く価値がある。
図3は、チャネル間隔の関数として直交状態を与えるために必要な代表的なPMファイバ長を示す。
当業者に明らかなように、DGD要素は必ずしもPMファイバである必要はない。実際に実現した1つの例は、複屈折結晶(または任意の他の複屈折要素)を使用する。代替的には、チャネルの2つの偏光モードを物理的に分離してそれらを再結合する前に各モードの経路に異なる遅延を配置することによってDGDを実現してもよい。
特に、データチャネルが有限の帯域幅を有しローディングチャネルが一般にそれを有しないため、データチャネルおよびローディングチャネルに対する本発明の有益な効果は個別に検討する価値がある。
図4は、DGD要素を通過し、その後2つのチャネル(1および3)に整合した偏光器を通過した4つの被変調データチャネルおよび偏光ノイズ信号401のスペクトルを示す。ノイズ応答401は、DGD要素の出力の偏光が周波数に依存することを明らかに示している。さらに、隣接するチャネル(2および4)が偏光装置に整合したチャネルと比較して有効に抑圧されていることが分かる。この抑圧効果は、チャネル間隔に対してデータチャネルが狭いほど強くなる。
前に述べたように、信号のSOPに対するDGD要素の効果はその周波数に依存する。(データチャネルのような)有限の帯域幅を有する信号がこうした要素を通過する時、結果として得られるSOPは、帯域幅中に含まれる最大および最小の周波数に関連する極値の間で時間変化する。帯域幅全体にわたって対称的に分布すると想定すると、時間平均SOPは、帯域幅内に中心周波数を有する単純波から得られるSOPと同等になる。
図5は、2つのデータチャネルの時間平均SOPが互いに直交することを保証するように配置したDGDを通過した、2つのデータチャネルについてのSOP501の主要な範囲と時間平均SOP502とを例示する円グラフである。SOPの広がり、または範囲が大きくなるほど、各チャネルについての時間平均DOPは低くなる。明らかに、チャネルのSOPが重なり合うことがないような大きな時間平均DOPを有するのが有利である。
データチャネルのSOPが時間と共に変化する理由は、わずかに異なる周波数を有する2つの一緒に伝播する単色波という単純な事例を検討することによって理解できる。場の間のうなりのため、これは実際には無限の長いゼロ復帰信号として働く。これら2つの信号が直交していれば、時間平均DOPは明らかにゼロになるだろう。しかし、各場のDOPは1となる。場全体(すなわち、2つの信号の組み合わせ)の経過を考慮すると、SOPはビート周波数の逆数に等しい周期で時間と共に進展する。SOPは明らかに、任意の所与の点での各場の相対強度に依存して各単色信号のSOPの間で変化する。現実のデータチャネルは実際には帯域幅全体にわたる単色波の重なり合いなので、同様の過程が発生するが、その場合は周期的な挙動はない。この理由から、DGD要素を通過したチャネルの関連するDOPおよびSOPは時間平均値であり、したがって、特に定めない限り、本明細書が言及するのはこの時間平均値である。
図5は、2つのデータチャネルの時間平均SOPが直交する事例を示す。しかし、隣接するチャネルの時間平均SOPが直交するということは、各チャネルの時間平均SOPが次の1つだけのチャネルのものと平行だということを意味する。チャネル間隔が狭い状況では、このことは交互チャネル間の有害な非線形効果(例えば、FWMおよびXPM)の発生につながることがある。したがって、状況によっては、隣接するチャネル間の時間平均SOPの間の異なる角度を採用することが好適である。例えば、120度の角度を選択してもよい。図6はこの状況を単純化して例示したもので、3つのデータチャネルについて範囲601および時間平均SOP602を示している。一般に、チャネルの時間平均SOPの間の角度は好適には、nが3以上の整数である時360/n度である。
本発明は、多重信号についての総合的なDOPを最小化しつつ、多重信号内の各チャネルについてのDOPを十分大きな値に維持するように配置する。このためチャネル間のXPMおよびFWMの可能性が減少する。さらに、(上記で説明したように、DGDの高速軸に沿って偏光した成分は低速軸に沿って偏光した成分より前に到達するので信号はわずかに広がるため)DGD要素を通過させることによってデータチャネルのDOPが低下すると固有のQペナルティももたらされる。したがって、各チャネルのDOPは0.7より大きいのが好適であり、より好適には0.9より大きい。
図7は、多重信号702のDOPと個別チャネル701のDOPとの間の差を例示すると共に、各チャネルについてのDGD要素によるQペナルティ703を示す。図示する例では、2つの10GbpsRZチャネルは37.5Ghzの間隔を有している。図示するように、結合信号のDOP702の第1の最小値(すなわち、チャネルの時間平均SOPが直交する点)はDGDが約13psの時発生し、各チャネルについてのDOP701は約0.9である。さらに、この時点で各チャネルについてのDGDのQペナルティは約0.2dBである。
図5および図6は、例示のみを目的とするSOPの単純化した表示である。より厳密な表示は、偏光の円形および線形の表示が可能なポアンカレ球を使用して達成できる。この文脈では、DOPおよびSOPの数学的基礎を例示することができる。DOPおよびSOPの定義は当業技術分野で周知であり、例えば、「光学の原理(Principles of Optics)」、ボーン(Born)およびウルフ(Wolf)著、ケンブリッジ大学(Cambridge University)刊、2002年に見出せる。単色波の場は次式によって表すことができる。
x=axcos(ωt−kx(ω)z+δx
y=aycos(ωt−ky(ω)z+δy
ここで、伝播定数kx(ω)およびky(ω)はxおよびy方向で異なり、送出時の位相に対する所与の伝播距離zの後の伝播定数の差による位相差は(kx(ω)−ky(ω))zである。
ストークスパラメータは次式によって定義されるが、
0=ax 2+ay 2
1=ax 2−ay 2
2=2axycosδ
3=2axysinδ
ここで、δ=δy−δxである。正規化したSOPはベクトル
Figure 0004746126
によって与えられる。
図8は、ポアンカレ球上に表示したSOPを示す。球の南北軸は光が右回りまたは左回りに偏光する度合いを表し、この軸に沿った角度は線形偏光の角度を表す。すなわち、上下の極は左右回りの偏光を表し、赤道上の点は線形偏光を示し、球上の他の点は楕円偏光を表す。
多数の波長が存在する場合、次の時間平均ストークスパラメータを使用する。
0=<ax 2>+<ay 2
1=<ax 2>+<ay 2
2=<2axycosδ>
3=<2axysinδ>
各々異なる波長を有し得るm個の場の集合のDOPは次式によって定義する。
Figure 0004746126
本発明の好適実施形態に係る複屈折ファイバを使用する場合、DGDτgは、Δθがポアンカレ球上のチャネル間の必要な分離角度であり、Δνがそれらの周波数分離である時、
Figure 0004746126
となるように選択する。本発明では、チャネルソースは、線形SOP(すなわち、z=0でs3=0)、好適にはx軸に対して45°(s1=0)で送出される。m個の等間隔の波長(mΔ2θ=2π)についての対応する平均ストークスパラメータは次式であり、
Figure 0004746126
ここで、Δω=2πΔνである。各波長の振幅が等しいと想定すると、合計を評価することができ、DOPはゼロとなる。波長は、ポアンカレ球とS=s1平面との交差によって形成される円の周囲に均一に分布する。
図9は、6000kmループシステムでの受信信号のQ値のヒストグラムを通じて本発明のデータチャネルに対する性能上の利点を例示する。線901は平行偏光を有するデータチャネルを使用したシステムでの受信Q値を例示し、線902は、隣接するチャネルが定常状態で線形だが直交する偏光を伴って送出されるシステムでの結果を例示する。直交データチャネルを使用する明らかな利点が存在する。残りの2つのグラフは、DGD要素を通過した後の隣接するチャネルの時間平均SOPが直交する場合(線903)と120度の角度である場合(線904)とについての本発明の効果を例示する。直交して送出される単純化した場合では付加的な利点はわずかであり、データチャネルの平行送出に関しては大きな利点が得られることが分かる。
図10は、図9と同じループ実験についてのチャネルの時間平均SOP間の回転角度に対するQの変化を示す。チャネル間隔は固定し、チャネルを多重化した後DGD要素(この場合PMファイバ)の長さを変化させることによって回転角度を調整する。グラフは、整合状態(0°)から直交状態(90°)に角度を変化させることによる1.4dBを越える平均Qの改善を示している。さらに、90°に近い角度も良好な性能を有する。このことは、本システムにおける不正確なチャネル間隔またはPMファイバ長さに対する良好な許容度を実証している。
各チャネルの絶対偏光状態を経時的に変化させることによって、さらなる性能上の利点が見出せるだろう。以下説明する装置を使用して、同じチャネル間隔を維持しつつ、チャネルの波長を調整することによって絶対偏光状態を変化させることができる。このようにしてシステムの累積PMD(これは経時的かつ各波長について独立して変化し得る)の変化に応答して調整を行い、図9に示すヒストグラムの上部にQ値を保持することができる。
有益にも、本発明は、データチャネルを偏光解消してFWMおよびXPMといった効果を緩和するためだけでなく、ローディングチャネルを偏光解消してPDGの効果を低減するためにも有効である。
ローディングチャネルは、伝送システムの性能がデータチャネル内で伝播する光信号について伝送システムの性能が満足すべきものとなることを保証するために含まれる「ダミー」チャネルである。
図11は、2つの間隔の近い、高度に偏光したローディング信号を伴う、増幅器チェーンを通過したプローブ信号に対する偏光依存利得(PDG)の影響を示す。線1101はローディングチャネルが平行な時の応答を例示し、線1102はローディングチャネルが直交する時の応答を例示する。図から見られるように、2つのローディング信号が平行である時、PDGの効果は著しく増大する。それと対照的に、直交偏光状態では、ライン増幅器に現れる総合ローディングパワーは偏光解消されており、PDGは抑圧されている。図11の垂直の矢印はローディング信号の周波数を示す。
通常、いくつかの連続波(CW)レーザーソースを使用して、パワーおよび波長の両者を調整可能なローディングチャネルの光ソースを提供する。ここでは、集積カプラおよび光増幅器と共にレーザーダイオードアレイが利用可能である。n個のレーザーのアレイでは、一般に、n個のレーザーのうち1つをオンにして、高度に偏光し偏光を保持して外部データ変調器のインタフェースへ出力する。しかし、1つより多いレーザーをオンにして、調整可能な偏光保持(PM)マルチチャネルソースを提供することも可能である。
図12は、DGDに対する2つのローディングチャネルについてのDOPを示す。この図は、45(線1201)、50(線1202)、および55GHz(線1203)だけ離れたチャネルの関係を示す。図示するように、50GHz間隔のローディングチャネルについてのDOPのゼロ次最小値はDGDが10psの時に現れており、一般に、n次最小値は(10+n*20)psの時に現れる。さらに、チャネル間隔が10GHz幅である場合、0.2未満(すなわち20%未満)のDOPは10psの固定DGDで達成されることが見られる。すなわち、本装置は、性能を大きく損なうことなく、レーザーが発生する光の波長のわずかなドリフトを吸収することができる。図示するように、ドリフトに対するこの許容度は高次最小値では大きく低下する。
様々なチャネル間隔が無数にあっても、それらはある所与のDGD値で最小値を生じることになる。図13は、50GHz(線1301)、150GHz(線1302)、および350GHz(線1303)のチャネル間隔が全て10psで最小値を生じることを例示する。一般に、DGDが10psの時、(50+n*100)GHzのチャネル間隔は最小値を提供する。しかし、図示するように、チャネル間隔が高次になると(nが大きくなると)、DGDの変化に対する許容度は小さくなる。
上記の議論は2つのローディングチャネルを使用する本発明の実施形態に関するものであるが、使用するローディングチャネルの数はいくつでもよいことを認識されたい。
図14は、3つ(図14A)および5つ(図14B)のローディングチャネルを組み込んだシステムについてDGDに対するDOPを示す。ローディングチャネルが3つの場合、中心周波数のチャネルが2つの外側のチャネルに対して直交偏光する時偏光度が最小になる。各偏光状態で伝送されるパワーの量が等しいこと(ひいてはDOPが最小であること)を保証するため、2つの外側チャネルのパワーは中心チャネルのパワーの約0.5倍に低下させる。同様に、ローディングチャネルが5つの場合、偏光状態は好適には交互になり、したがって、内側のチャネルは好適には中心チャネルのパワーの0.64倍以下に設定し、外側のチャネルは中心チャネルのパワーの0.16倍以下とする。一般に、以下の式が満たされるならば、第1の偏光状態にあるn個のチャネルと第2の、直交偏光状態にあるm個のチャネルとのシステムで最小のDOPが得られる。
Figure 0004746126
ここでPは所与のチャネルのパワーである。
図14から見られるように、ローディングチャネルの数が多いほど、DGDの変化に対する総合的なDOPの許容度は大きくなる。
上記で説明したように、直交偏光信号の組み合わせを通じて偏光解消状態を達成してもよい。しかし、当業者が容易に認識するように、個別の偏光信号の様々な他の組み合わせによっても総合DOPはゼロになる。例えば、0度、120度、および240度に偏光した等しいパワーの信号の組み合わせによっても総合DOPはゼロになる。一般に、ローディングチャネルがn個の異なる偏光を有する場合、それらは0度、360/n度、2*360/n度、3*360/n度、以下同様に(n−1)*360/n度までとなる。
直線偏光と並んで、ローディング信号は円偏光してもよい。この場合、総合DOPをゼロにするため、左回りおよび右回りの円偏光信号の組み合わせを選択してもよい。
伝送ファイバには必然的にある程度の偏光モード分散(PMD)という欠点があるが、このことは、長距離ではローディングチャネルの偏光整合が保持できないということを意味する。図15は、ローディングチャネル間の波長分離に対する非相関距離(異なる信号の偏光間の関係が保持されなくなる距離)の関係を例示する。図示するように、ローディングチャネル間の波長が近くなるほど、非相関距離は大きくなる。
伝送帯域全体にわたってローディングチャネルを配置する必要があることが多い。しかし、図15に示すように、ローディングチャネル間の波長分離を大きくすると、非相関距離が小さくなる。1つの実施形態では、複数対の直交偏光ローディングチャネルを波長スペクトル全体にわたって配置し、各対の中のローディングチャネルの波長を近づけて非相関距離を最大にする。有利にも、各対の波長分離は同じなので、単一のPMファイバによって全てのチャネル対を偏光解消するDGD手段を提供できる。上記は多数対のローディングチャネルの使用を説明しているが、代替案として(3つまたは5つのチャネルからなる上記で説明したもののような)他の小さな群を使用してもよい。
ローディングチャネルとデータチャネルとを伝送線路に送出する前に結合する海底端局装置の一例の単純化した略図である。 DGD要素による2つのローディングチャネルの偏光解消を例示する。 ローディングチャネルの間隔に対する偏光保持ファイバ(PMF)長およびDGDのグラフである。 DGD要素を通過した4つのデータチャネルおよびノイズ信号の偏光フィルタ通過後の周波数応答を示すグラフである。 DGD要素を通過した2つのデータチャネルのSOPの範囲および時間平均値を例示する円グラフである。 DGD要素を通過した3つのデータチャネルのSOPの範囲および時間平均値を例示する円グラフである。 37.5Ghz間隔の2つの10Gbpsデータチャネルから形成した多重信号のDOPに対するDGDの効果を例示し、かつ各チャネルのDOPに対するDGDの効果と共にDGDによって引き起こされる各チャネルについてのQペナルティを例示する。 ポアンカレ球を例示する。 6000km再循環ループ実験でのQ値に対する本発明の利点を例示するヒストグラムである。 図8の実験での2つのデータチャネルについての相対回転角度に対するQ値を示す。 2つの高度に偏光した信号をロードした増幅器チェーンを通過したプローブ信号についての波長に対する偏光依存利得(PDG)のグラフである。 2つのローディングチャネルについてのDGDに対する偏光度(DOP)のグラフである。 種々のチャネル間隔についてのDGDに対するDOPのグラフである。 図14Aおよび図14Bはそれぞれ3つおよび5つのローディングチャネルについてのDGDに対するDOPのグラフである。 波長分離に対する非相関距離のグラフである。

Claims (22)

  1. 波長分割多重(WDM)伝送システムのための光学装置であって、
    各ソースが光ソース信号を提供する複数の光ソースと、
    前記光ソース信号を多重化して偏光多重信号を形成するために前記光ソースに結合した偏光保持(PM)マルチプレクサと、
    前記PMマルチプレクサの出力に結合した差群遅延(DGD)要素とを備え、
    前記DGD要素の長さは該DGD要素によって導入されるDGDが(1+2m)/2Δfであるように選択され、ここでΔfは前記複数の光ソースの少なくとも2つの間の周波数差であり、mは整数であり、それによって前記DGD要素が、各ソース信号について0.7より大きい時間平均偏光度(DOP)を保持しつつ前記多重信号を偏光解消する光学装置。
  2. 前記光ソースが、時間と共に各光ソース信号の周波数を変化させるようになっている、請求項に記載の光学装置。
  3. 1つ以上の前記光信号がローディングチャネルである、請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記DGD要素が複屈折要素である、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置。
  5. 前記DGD要素がPMファイバである、請求項記載の光学装置。
  6. 前記PMファイバの高速および低速の軸が前記偏光多重信号の偏光状態に対して45度である、請求項に記載の光学装置。
  7. 1つ以上の前記光ソースが連続波(CW)レーザーである、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置。
  8. DGD要素が、前記偏光解消多重信号中の隣接する光ソース信号の時間平均偏光状態(SOP)間の角度が、nが3以上の整数である時360/n度であるようになっている、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学装置。
  9. nが4に等しい、請求項に記載の光学装置。
  10. mがゼロに等しい、請求項に記載の光学装置。
  11. 前記光ソース信号が、異なる周波数のローディングチャネルの複数の群を備え、各群間の周波数差が各群内の周波数差より大きく、前記DGD要素が各群に異なる遅延を導入して前記多重信号を偏光解消する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学装置。
  12. 光信号を処理する方法であって、
    複数の光ソース信号偏光保持マルチプレクサ通過させて偏光多重信号を形成するステップと、
    前記多重信号、DGD要素を含む光路通過させるステップであって、前記DGD要素の長さは該DGD要素によって導入されるDGDが(1+2m)/2Δfであるように選択され、ここでΔfは前記複数の光ソースの少なくとも2つの間の周波数差であり、mは整数であり、それによって前記DGD要素が、各ソース信号について0.7より大きい時間平均偏光度(DOP)を保持しつつ前記多重信号を偏光解消するステップとを備える方法。
  13. 前記光ソースが、時間と共に各光ソース信号の周波数を変化させるようになっている、請求項12に記載の方法。
  14. 1つ以上の前記光信号がローディングチャネルである、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記DGD要素が複屈折要素である、請求項1214の何れかに記載の方法。
  16. 前記DGD要素がPMファイバである、請求項15に記載の方法。
  17. 前記PMファイバの高速および低速の軸が前記偏光多重信号の偏光状態に対して45度である、請求項16に記載の方法。
  18. DGD要素が、前記脱偏光多重信号中の隣接する光ソース信号の時間平均偏光状態(SOP)間の角度が、nが3以上の整数である時360/n度であるようになっている、請求項1217の何れかに記載の方法。
  19. nが4に等しい、請求項18に記載の方法。
  20. mがゼロに等しい、請求項19に記載の方法。
  21. 前記DGD要素が、各光信号の偏光状態が1つ以上の残りの光信号の偏光状態と直交するように、1つ以上の光信号の偏光状態を修正する、請求項1220の何れかに記載の方法。
  22. 前記ソース信号が、異なる周波数のローディングチャネルの複数の群を備え、各群間の周波数差が各群内の周波数差より大きく、前記多重信号前記DGD要素通過させる前記ステップが各群に異なる遅延を導入して前記多重信号を偏光解消する、請求項1221の何れかに記載の方法。
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