JP5776863B2 - 音源探査用マイクロホン支持装置 - Google Patents
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Description
本発明は、音源探査システムにおいて二次元のマイクロホンアレイを構築するための音源探査用マイクロホン支持装置に関する。
ビームフォーミング理論を用いた音源探査システムは、複数のマイクロホンを用いてマイクロホンアレイを構築し、それぞれのマイクロホンに入力される振幅、位相を操作し合成することで、鋭い指向性を実現し、目的方向のみの音を抽出する技術である。そして、このような音源探査システムに用いられるマイクロホンアレイとして、例えば特許文献1および特許文献2に記載されたものが提案されている。
これらの特許文献1,2に記載されたマイクロホンアレイでは、複数の放射線上にそれぞれ複数のマイクロホンを所定のピッチで配置し、結果として複数の同心円上のそれぞれにマイクロホンが位置するようにするも、複数の放射線のそれぞれが同心円の中心を指向しないように考慮したものである。これにより、音響ビームフォーミング技術では好ましいとされている疑似ランダムなマイクロホン分布を持つ円形のマイクロホンアレイとすることができる。
音源探査システムで位相を制御するにあたり、位相差を十分に確保できない場合には、音源探査をする際のビーム特性の指向性が鈍くなり、音源探査の精度が下がることになる。これは、音源探査をしたい周波数の波長に対して、アレイサイズ、マイクロホン間隔が小さい場合に起こる。一方、マイクロホン間隔を広くし、位相差を十分に確保しようとすると、逆に高周波領域では位相が360度以上回ってしまい、差がつきすぎてしまうことで、サイドローブレベルが上昇してしまうという問題が生じる。
言い換えるならば、上記特許文献1,2に代表されるようなマイクロホンアレイを例えば自動車の電動パワートレーンユニットの音響探査システムに適用した場合、車両では数Hz〜数KHz程度の広い周波数のノイズが発生するため、単一サイズのマイクロホンアレイではこれらの広い周波数のノイズの音響探査には対応できないことになる。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、円形の二次元のマイクロホンアレイを構築するにあたって、そのサイズを容易に変更可能とすることで、広い周波数の音響探査に対応できるようにした音源探査用マイクロホン支持装置を提供するものである。
本発明は、二次元のマイクロホンアレイを形成するためのマイクロホン支持装置として、リング状のフレームと、上記フレームから当該フレームの内側に向けてそのフレームの中心以外を指向するように突出形成された複数の固定式アームと、上記フレームから当該フレームの内側に向けてそのフレームの中心以外を指向するように放射状に突出し且つ上記各固定式アームと干渉することのない格納位置と、上記フレームから当該フレームの外側に向けて放射状に突出し且つその延長軸線がフレームの中心以外を指向する展開位置とに選択切換可能な複数の可動式アームと、上記フレームと各固定式アームとの交差部および各固定式アームの先端部に形成された固定側マイク取付部と、上記各可動式アームの先端部に形成された可動側マイク取付部と、を備えるものとして構成したものである。
本発明によれば、可動式アームを格納位置と展開位置とに選択的に切り換えることで、疑似ランダムなマイクロホン分布を持つ円形のマイクロホンアレイのサイズを変更して、いわゆるスモールサイズのマイクロホンアレイとラージサイズのマイクロホンアレイのいずれも実現することができるため、一台のマイクロホン支持装置で広範囲にわたる周波数の音源探査に対応することができる。
図1,2は本発明に係る音源探査用マイクロホン支持装置を実施するためのより具体的な形態を示す図で、図1は二次元の円形のマイクロホンアレイとして、スモールサイズ(小径)のマイクロホンアレイを構築するために、マイクロホン支持装置を格納(非展開)した状態を示していて、同様に図2は二次元の円形のマイクロホンアレイとして、ラージサイズ(大径)のマイクロホンアレイを構築するために、マイクロホン支持装置を展開した状態を示している。
図1,2に示したマイクロホン支持装置1は円形リング状のフレーム2を主要素として構成され、このフレーム2はスタンド3に着脱可能に支持されるとともに、そのスタンド3の基部18が図示しない三脚等に固定支持される。
フレーム2は所定幅寸法のアルミニウム合金製のものであり、図3に示すように、フレーム2の円周方向の8等分位置には当該フレーム2の内周側に向けてそれぞれに固定式アーム4を放射状に一体的に突出形成してある。そして、それぞれの固定式アーム4の先端部は極太化することで円筒状のソケット4aとしてある。また、それぞれの固定式アーム4は放射状のものではあっても、その軸線がフレーム2の中心Cを指向することがないように、言い換えるならば各固定式アーム4の軸線がフレーム2の中心Cと交差することがないように、各固定式アーム4の軸線がフレーム2側の接線(後述するように、固定式アーム4の根元部の取付穴5の中心を通る接線)Fに対して時計回り方向で鋭角θをなすように同一方向に傾斜させて配置してある。この角度θは各固定式アーム4ごとに統一してあっても良く、相互に異なっていても良い。
そして、それぞれの固定式アーム4とフレーム2との交差部(固定式アーム4の根元部)も固定式アーム4の先端部と同様に極太のソケット部2aとなっている。これらのソケット部2aは固定式アーム4側のソケット部4aとともに固定側マイク取付部となっていて、その固定側マイク取付部として円形の取付穴5をそれぞれに形成してある。
また、フレーム2のうち固定式アーム4同士の間であって且つそれらの固定式アーム4と干渉しない円周方向の8等分位置には、可動式アーム取付部としてその内外周面には四角形の内側取付座6aと外側取付座6bとを互いに対向するように形成してあるとともに、それらの内外周の内側取付座6aと外側取付座6bとを貫通する円形の貫通穴7を形成してある。
そして、後述するように、スモールサイズのマイクロホンアレイを構築するべくマイクロホン支持装置1を図1の格納(非展開)状態とする際には、それぞれの内側取付座6aに対して、図4に示す可動式アーム8が着脱可能に装着される。逆に、ラージサイズのマイクロホンアレイを構築するべくマイクロホン支持装置1を図2の展開状態とする際には、それぞれの外側取付座6bに対して、図4に示す可動式アーム8が着脱可能に装着される。
図4は上記可動式アーム8の詳細を示している。この可動式アーム8はリング状のフレーム2と同じアルミニウム合金製のもので、その全長が固定式アーム4よりも大きく形成されているとともに、先端部には極太化した円筒状のソケット部8aが可動式アーム8自体の軸線方向に沿って二つ並べて形成されている。それらのソケット部8aには可動側マイク取付部として二つの円形の取付穴9を所定のピッチで並べて形成してある。また、可動式アーム8の根元部は、先に述べたフレーム2側の内側取付座6aおよび外側取付座6bに装着する際の着座フランジ部10となっていて、その着座フランジ部10には内側取付座6aおよび外側取付座6bに着座可能な四角形の座面10aを形成してあるとともに、フレーム2側の貫通穴7(図3参照)に挿入可能な軸部11を形成してある。軸部11にはOリング12を装着してある。
そして、スモールサイズのマイクロホンアレイを構築するべくマイクロホン支持装置1を図1の格納(非展開)状態とする際には、フレーム2側のそれぞれの内側取付座6aに対して、図4に示す可動式アーム8の根元部の着座フランジ部10の座面10aを着座させながら、Oリング12付きの軸部11を内側取付座6a側の貫通穴7に挿入する。これにより、各可動式アーム8はOリング12の圧縮変形力をもって所定位置に保持されることになる。
逆に、ラージサイズのマイクロホンアレイを構築するべくマイクロホン支持装置1を図2の展開状態とする際には、フレーム2側のそれぞれの外側取付座6bに対して、図8に示す可動式アーム8の根元部の着座フランジ部10の座面10aを着座させながら、Oリング12付きの軸部11を外側取付座6b側の貫通穴7に挿入する。これにより、各可動式アーム8はOリング12の圧縮変形力をもって所定位置に保持されることになる。
この場合において、フレーム2側の内側取付座6aに可動式アーム8を装着した場合、および外側取付座6bに可動式アーム8を装着した場合のいずれの場合でも、可動式アーム8の軸線または延長軸線がフレーム2の中心C(図3参照)を指向することがないように、言い換えるならば各可動式アーム8の軸線がフレーム2の中心Cと交差することがないように、フレーム2側の内側取付座6aおよび外側取付座6bの向きを予め微妙に調整してある。なお、フレーム2に対する各可動式アーム8の保持力は、先に述べたようにOリング12の圧縮変形力に依存しているので、可動式アーム8の脱着に際しては特別な工具等を用いる必要はない。
ここで、リング状のフレーム2とそれぞれの固定式アーム4との交差部および各固定式アーム4の先端には固定側マイク取付部として円形の取付穴5をそれぞれに形成してあり、同様に可動式アーム8の先端部には可動側マイク取付部として二つの円形の取付穴9を所定のピッチで並べて形成してあることは先に述べたとおりである。
すわわち、固定側マイク取付部としての取付穴5および可動側マイク取付部としての取付穴9に直接マイクロホンを取り付けることも可能ではあるが、本実施の形態では、図5,6に示すように、固定側マイク取付部としての取付穴5および可動側マイク取付部としての取付穴9にそれぞれエクステンションバーとして樹脂材料製で棒状のマイクホルダー、例えばポリアセタール製のマイクホルダー13の挿入基部13aを挿入支持させ、そのマイクホルダー13の先端に所定のマイクロホン14を同軸状に装着するようにしてある。このマイクホルダー13は固定側マイク取付部としての取付穴5および可動側マイク取付部としての取付穴9への装着状態では、その軸線がリング状のフレーム2の軸心と平行となるように設定されている。
なお、図6はラージサイズのマイクロホンアレイを構築するべくマイクロホン支持装置1を図2の展開状態とした場合の要部拡大図を示していて、図面の錯綜化を避けるために、固定側マイク取付部としての取付穴5に装着されるマイクロホン14の図示を省略している。
図7は図1,2に示したスタンド3の詳細を示している。基部18を有するスタンド本体15の上下二箇所には受けフランジ部16,17が突出形成されていて、これらの受けフランジ部16,17をリング状のフレーム2に内接させることでフレーム2を支持することになる。また、スタンド本体15のうち当該スタンド本体15が支えたフレーム2の中心と一致する位置には取付穴19を形成してある。この取付穴19には音源を可視化するための撮像手段として所定のブラケットを介してカメラが装着されることになるが、ここでは図示省略してある。
ここで、上記それぞれの可動式アーム8についてはリング状のフレーム2に対して着脱可能としているが、格納展開可能な構造としては必ずしもこの構造に限定されない。例えば、それぞれの可動式アーム8をリング状のフレーム2の接線相当部を回転中心として旋回可能な構造として、これらの可動式アーム8の旋回動作によって格納展開可能な構造としても良い。
したがって、このように構成されたマイクロホン支持装置1によれば、スモールサイズ、例えばφ300mm程度の32個のマイクロホンを用いたマイクロホンアレイを構築するべくマイクロホン支持装置1を格納(非展開)状態とする際には、フレーム2側のそれぞれの内側取付座6aに対して、それぞれに図4に示す可動式アーム8が装着されることになるので、図1の状態となる。他方、ラージサイズ、例えばφ500mm程度の32個のマイクロホンを用いたマイクロホンアレイを構築するべくマイクロホン支持装置1を展開状態とする際には、フレーム2側のそれぞれの外側取付座6bに対して、図4に示す可動式アーム8が装着されることになるので、図2の状態となる。
ぞして、マイクロホン支持装置1が格納状態であるか展開状態であるかにかかわらず、図6に示すように、固定側マイク取付部である取付穴5および可動側マイク取付部である取付穴9にはもマイクホルダー13を介してそれぞれにマイクロホン14が装着される。
図8の(A)は上記マイクロホン支持装置1によって構築されたスモールサイズのマイクロホンアレイを、同図(B)は同じくラージサイズのマイクロホンアレイをそれぞれに示している。
図8の(A)に示すスモールサイズのマイクロホンアレイでは、図1の格納状態に対応していて、フレーム2そのもののほか固定式アーム4および格納状態とされた可動式アーム8にそれぞれに装着された多数のマイクロホン14によって、リング状のフレーム2そのものを最大円とする四つの同心円上に多数のマイクロホン14が配置されている。この場合において、先に述べたように、各固定式アーム4および各可動式アーム8の軸線がリング状のフレーム2の中心を指向することがないように予め調整してあるので、フレーム2の中心から径方向に放射状に延びる軸線上にマイクロホン14が配置されることなく微妙にずれた配置となることで、サイドローブレベルを低減させ、探査精度の向上に寄与できることになる。
その一方、図8の(B)に示すスモールサイズのマイクロホンアレイでは、図2の展開状態に対応していて、フレーム2そのもののほか固定式アーム4および展開状態とされた可動式アーム8にそれぞれ装着された多数のマイクロホン14によって、各可動式アーム8の先端を最大円とする四つの同心円上に多数のマイクロホン14が配置されている。この場合において、各固定式アーム4および各可動式アーム8の軸線がリング状のフレーム2の中心を指向することがないように予め調整してあることはスモールサイズの場合と同様であるので、スモールサイズの場合と同等の探査レベルを実現できることが確認できた。
したがって、本実施の形態では、スモールサイズのマイクロホンアレイであるかラージサイズのマイクロホンアレイであるかを問わずに、全体として精度の高い音源探査が可能であることはもちろんのこと、マイクロホンアレイのサイズを選択的に切り換えることで一段と広い周波数範囲での音源探査が可能となる。
すなわち、本実施の形態によれば、スモールサイズのマイクロホンアレイとした場合に、サイドローブレベルにおいてゲインレベルが低く、きわめて好適であることが確認できた。また、ラージサイズのマイクロホンアレイとした場合に、特に低周波領域で指向特性の鋭いビームが構築できていることが確認できた。
また、樹脂材料製のマイクホルダー13を併用することで、固定式アーム4や可動式アーム8を含む金属製のフレーム2と各マイクロホン14との間の絶縁を図り、ノイズに対してより強い構造のものとすることができる。
Claims (6)
- 音源探査のための二次元のマイクロホンアレイを形成するべく複数のマイクロホンを支持するための支持装置であって、
リング状のフレームと、
上記フレームから当該フレームの内側に向けてそのフレームの中心以外を指向するように突出形成された複数の固定式アームと、
上記フレームから当該フレームの内側に向けてそのフレームの中心以外を指向するように放射状に突出し且つ上記各固定式アームと干渉することのない格納位置と、上記フレームから当該フレームの外側に向けて放射状に突出し且つその延長軸線がフレームの中心以外を指向する展開位置とに選択切換可能な複数の可動式アームと、
上記フレームと各固定式アームとの交差部および各固定式アームの先端部に形成された固定側マイク取付部と、
上記各可動式アームの先端部に形成された可動側マイク取付部と、
を備えている音源探査用マイクロホン支持装置。 - 上記各可動式アームは、格納位置と展開位置との選択切り換えに対応可能なようにフレームに対し着脱可能に構成されている請求項1に記載の音源探査用マイクロホン支持装置。
- 上記各可動式アームの先端部にはその軸線方向に沿って二つの可動側マイク取付部が並設されている請求項2に記載の音源探査用マイクロホン支持装置。
- 上記各固定式アームは、フレームの接線に対して鋭角をなして同一方向に傾斜している請求項3に記載の音源探査用マイクロホン支持装置。
- 上記固定側マイク取付部および可動側マイク取付部には、フレームの軸心と平行なマイクホルダーがそれぞれに着脱可能に装着されていて、
そのマイクホルダーの先端部にマイクロホンが装着されるようになっている請求項4に記載の音源探査用マイクロホン支持装置。 - 上記フレーム、固定式アームおよび可動式アームのそれぞれが金属製のものであるのに対して、上記マイクホルダーが樹脂材料製のものである請求項5に記載の音源探査用マイクロホン支持装置。
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