JP2021135202A - 音源探査システム、及びその音源探査方法並びに音源探査プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】音源探査において汎用性を向上させることのできる音源探査システム、及びその音源探査方法並びに音源探査プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】空間Sを囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサ3と、センサ3で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、空間S内における探査対象の周波数に応じた仮想位置の音圧を推定する推定部5と、仮想位置の音圧に基づいて、周波数に対応する音源探査を行う探査部6とを備える。【選択図】図1
Description
本開示は、音源探査システム、及びその音源探査方法並びに音源探査プログラムに関するものである。
音源探査は、アレイを構成するセンサを用いて行われる。アレイは、対象とする周波数に合わせてセンサが配置されている。
アレイではセンサが物理的に配置されるため、対応可能周波数が限定されてしまう。特許文献1では、アレイにおけるセンサの配置位置を物理的に可変とする機構が開示されている。
しかしながら、センサの配置位置を物理的に可変とする場合であっても、アレイの可変形態数によって対応可能周波数が限定されてしまう。このため、対象とする周波数に対して最適なアレイ配置として適切な計測を行うことができない可能性がある。
このため、汎用性のある音源探査システムが求められている。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、音源探査において汎用性を向上させることのできる音源探査システム、及びその音源探査方法並びに音源探査プログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1態様は、空間を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサと、前記センサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間内における探査対象の周波数に応じた仮想位置の音圧を推定する推定部と、前記仮想位置の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う探査部と、を備える音源探査システムである。
本開示の第2態様は、空間を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間内における探査対象の周波数に応じた仮想位置の音圧を推定する工程と、前記仮想位置の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う工程と、を有する音源探査方法である。
本開示の第3態様は、空間を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間内における探査対象の周波数に応じた仮想位置の音圧を推定する処理と、前記仮想位置の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う処理と、をコンピュータに実行させるための音源探査プログラムである。
本開示によれば、音源探査において汎用性を向上させることができるという効果を奏する。
以下に、本開示に係る音源探査システム、及びその音源探査方法並びに音源探査プログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る音源探査システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る音源探査システム1は、センサアレイ2と、情報処理部4とを主な構成として備えている。
センサアレイ2は、複数のセンサ3を有している。センサ3は、空間Sを囲むように配置されている。本実施形態では、センサ3によって取り囲まれた空間Sは球状である場合を例として説明する。センサ3で囲んだ空間Sは閉空間となるため、センサ3は例えば4つ以上設けられることが好ましい。なお、空間Sについては、球状に限定されない。
配置された各センサ3は、それぞれ音圧及び粒子速度を検出する。音圧は、センサ3が配置された位置における音による圧力である。粒子速度は、センサ3が配置された位置における音響粒子の速度である。換言すると、粒子速度は、空気の振動である。また、後述するように粒子速度は、音圧勾配に相当する。そして、各センサ3で検出された音圧及び粒子速度は、情報処理部4へ出力される。
センサアレイ2として配置されるセンサ3は、図1に示すように所定の空間Sを取り囲むように配置されている。センサ3の配置位置や配置密度等は図1に限定されない。
センサアレイ2として配置されるセンサ3の間隔については、対象とする周波数で想定される波長の1/2程度に設定されることが好ましい。具体的には、対象とする最高周波数の波長の1/2がセンサ3の間隔の最大値として設定されることが好ましい。
情報処理部4は、センサ3からの情報に基づいて任意の位置の音圧を推定して音源探査を行う。音響探査を行う場合には、探査対象とする周波数に対応した位置(間隔)の音圧を計測する必要がある。しかしながら、物理的に配置したセンサ3の計測値をそのまま使用する場合には、音圧の計測位置が固定されてしまうため、対応可能な周波数が限定されてしまう。そこで、情報処理部4では、配置したセンサ3の計測値を用いて仮想的な位置(特にセンサ3を配置していない位置)の音圧を推定することによって、様々な周波数に対応して音響探査を行う。
図2は、本実施形態に係る情報処理部4のハードウェア構成の一例を示した図である。
図2に示すように、情報処理部4は、コンピュータシステム(計算機システム)であり、例えば、CPU11と、CPU11が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)12と、各プログラム実行時のワーク領域として機能するRAM(Random Access Memory)13と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)14と、ネットワーク等に接続するための通信部15とを備えている。なお、大容量記憶装置としては、ソリッドステートドライブ(SSD)を用いることとしてもよい。これら各部は、バス18を介して接続されている。
図2に示すように、情報処理部4は、コンピュータシステム(計算機システム)であり、例えば、CPU11と、CPU11が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)12と、各プログラム実行時のワーク領域として機能するRAM(Random Access Memory)13と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)14と、ネットワーク等に接続するための通信部15とを備えている。なお、大容量記憶装置としては、ソリッドステートドライブ(SSD)を用いることとしてもよい。これら各部は、バス18を介して接続されている。
また、情報処理部4は、キーボードやマウス等からなる入力部や、データを表示する液晶表示装置等からなる表示部などを備えていてもよい。
なお、CPU11が実行するプログラム等を記憶するための記憶媒体は、ROM12に限られない。例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の他の補助記憶装置であってもよい。
後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式でハードディスクドライブ14等に記録されており、このプログラムをCPU11がRAM13等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROM12やその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
図1に示されるように、情報処理部4は、推定部5と、探査部6とを備えている。
推定部5は、センサ3で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、空間S内における探査対象の周波数に応じた仮想位置VPの音圧を推定する。具体的には、推定部5は、センサ3によって検出した音圧及び粒子速度に基づいて、キルヒホッフ−ヘルムホルツ(Kirchhoff−Helmholtz)の積分定理により、空間Sの内部の音圧を推定する。
キルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理とは、空間Sの境界(空間Sの外周面)から、空間Sの内部の音場を再生する。具体的には、キルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理は、以下の式(1)によって記述される。
上記の式(1)において、Ωは空間Sを示しており、∂Ωは空間Sの境界面(センサ3が配置された外周面)を示しており、rsは境界面(センサ3の位置)を示す位置ベクトルを示しており、rは空間S内の任意の位置を示す位置ベクトルを示しており、pは音圧を示しており、nは、∂Ω上における外向き法線ベクトルを示している。すなわち、p(rs)は、センサ3の位置における音圧を示している。そして、p(r)は、空間S内における任意の位置の音圧を示している。また、∂p/∂nは、音圧勾配を示している。音圧勾配は、粒子速度に相当する。具体的には、音圧勾配と粒子速度とvの関係は、∂p/∂n=jρωvとして表される。なお、jは虚数単位であり、ρは媒質(空気)の密度であり、ωは角周波数である。Gは、以下の式(2)に示すようにグリーン関数を示している。
式(2)において、kは、波数である。式(1)及び式(2)によれば、センサ位置における音圧p(rs)及び音圧勾配∂p/∂n(粒子速度)に基づいて、空間Sの内部の任意の位置rの音圧p(r)を導出することができる。このため、キルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理を用いることで、例えば図3に示すように、空間S内の音場(音圧状態)を再生することができる。
このように、空間S内部の音場を再生することができるため、推定部5は、空間S内において探査対象の周波数に応じた仮想位置VPを設定する。仮想位置VPとは、音圧を推定する位置である。探査対象の周波数の音の検知感度は、例えば検知位置や検知位置の間隔等に依存する。このため、仮想位置VPについては、探索対象の周波数に対応して、適切に検知可能なように予め仮想位置VPの設定数は配置位置、間隔等が設定されている。
なお、探査において指向性を考慮する場合には、仮想位置VPは、探査対象の周波数及び探査方向に基づいて空間S内に複数設定されることが好ましい。このように仮想位置VPを設定することで、音源の探査を対象とする方向である探査方向に対して指向性をもたせることができる。具体的には、探査方向における雑音に対する感度を向上させることができる。
例えば、仮想位置VPは、図4のように空間S内に設定される。図4では、任意の周波数に応じて仮想位置VPを設定した例である。このように仮想位置VPが設定されると、式(1)を用いて各仮想位置VPに対応する音圧が推定される。
このように、空間Sの周囲のセンサ3の計測結果を用いて空間Sの内部の任意の点の音圧を取得することができるため、仮想位置VPを適宜変更することによってさまざまな周波数に対応して音圧を取得することが可能となる。
なお、仮想位置VPについては、周波数や探査方向に限定されず、用途等の他の要因にも基づいて設定されることとしてもよい。
探査部6は、仮想位置VPの音圧に基づいて、周波数に対応する音源探査を行う。具体的には、探査部6は、複数の仮想位置VPの音圧に基づいてビームフォーミングを行い、音源探査を行う。各仮想位置VPのそれぞれに届く信号に遅延などの処理を行うことで、等価的に非常に鋭い指向性を持たせ、特定の方向から到来する音波の強度を求める。そして、鋭い指向性の方向を変化させ、探査方向におけるエリアをスキャンして音源の位置及び強度を推定する。音源探査が行われると、探査方向におけるエリアがスキャンされるため、該エリア内における音源の位置及び強度が可視化可能となる。
図5は、探査対象をファン8として、センサアレイ2に対するファン8の方向を探査方向とし音源探査(音源可視化)を行った場合の例を示している。図5では、音源の強度を4段階として示している。図5の例では、ファン8におけるPの位置が音源と特定することができる。このように音源探査が行われることによって、音源を特定することが可能となる。
次に、上述の情報処理部4による音源探査処理の一例について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る音源探査処理の手順の一例を示すフローチャートである。図6に示すフローは、例えば、使用者等によって音源探査の開始指示がされた場合に実行される。
まず、各センサ3から計測結果を取得する(S101)。
次に、空間S内に設定された仮想位置VPにおける音圧を再生する(S102)。
次に、再生した音圧に基づいて、音源探査を行い、音源可視化を行う(S103)。
なお、上記例では、空間Sの外周面の音圧としてセンサ3の計測結果を用いてキルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理を適用する場合を説明したが、外周面において推定された音圧分布を用いてキルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理を適用することとしてもよい。例えば、空間Sを球体状として、センサ3が球面上に配置されている場合には、センサ3で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、球面上の音圧分布を推定し、球面上の音圧分布に基づいて空間S内における仮想位置VPの音圧を推定することとしてもよい。具体的には、球面調和関数(球面上でのフーリエ変換)を基底関数とする圧縮センシングを用いることによって、球面上に配置されたセンサ3の計測結果から球面上の音圧分布を表現(推定)することができる。すなわち、球面の音圧分布が、球面調和関数の重ね合わせで表現される。なお、球面上の音圧分布を推定することができれば、球面調和関数を基底関数とする圧縮センシングを用いる場合に限定されない。
このような場合には、音源探査処理のフローは図7のようになる。なお、図6のフローと同様の処理については同一符号を付している。すなわち、S101の後に各センサ3からの計測結果に基づいて、球面上の音圧分布を推定する(S202)。そして、音圧分布に基づいて、空間S内に設定された仮想位置VPにおける音圧を再生する(S102)。このようにすることで、音圧の推定精度を向上させることができる。すなわち、仮想位置VPの間隔を狭く設定することができ、より高い周波数にも対応することができる。
また、空間Sを直方体状として、センサ3が直方体上に配置されている場合には、センサ3で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、直方体上の音圧分布を推定し、直方体上の音圧分布に基づいて空間S内における仮想位置VPの音圧を推定することとしてもよい。具体的には、正弦波を基底関数とする圧縮センシングを用いることによって、直方体上に配置されたセンサ3の計測結果から直方体上の音圧分布を表現(推定)することができる。すなわち、直方体上の音圧分布が、波長が異なる正弦波の重ね合わせで表現される。なお、直方体上の音圧分布を推定することができれば、正弦波を基底関数とする圧縮センシングを用いる場合に限定されない。
このような場合には、音源探査処理のフローは図8のようになる。なお、図6のフローと同様の処理については同一符号を付している。すなわち、S101の後に各センサ3からの計測結果に基づいて、直方体上の音圧分布を推定する(S302)。そして、音圧分布に基づいて、空間S内に設定された仮想位置VPにおける音圧を再生する(S102)。このようにすることで、音圧の推定精度を向上させることができる。すなわち、仮想位置VPの間隔を狭く設定することができ、より高い周波数にも対応することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る音源探査システム、及びその音源探査方法並びに音源探査プログラムによれば、空間Sを囲む複数のセンサ3によって検出した音圧及び粒子速度により、囲まれている空間Sの内部の音圧を推定することが可能となる。すなわち、探査対象である周波数に応じて空間S内に設定された位置である(センサ3が配置されていない位置)の音圧を推定することが可能となる。そして仮想位置VPの音圧に基づくことで、周波数に対する音源探査を行うことができる。
つまり、センサ3の配置位置の変更を行うことなく、任意の周波数を探査対象として音源探査を行うことが可能となる。換言すると、周波数に応じたセンサアレイを仮想的に再現し、音源探査を行うことが可能となる。すなわち、音源探査において汎用性を向上させることができる。
本開示は、上述の実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施が可能である。
以上説明した各実施形態に記載の音源探査システム、及びその音源探査方法並びに音源探査プログラムは例えば以下のように把握される。
本開示に係る音源探査システム(1)は、空間(S)を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサ(3)と、前記センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間(S)内における探査対象の周波数に応じた仮想位置(VP)の音圧を推定する推定部(5)と、前記仮想位置(VP)の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う探査部(6)と、を備える。
本開示に係る音源探査システム(1)は、空間(S)を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサ(3)と、前記センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間(S)内における探査対象の周波数に応じた仮想位置(VP)の音圧を推定する推定部(5)と、前記仮想位置(VP)の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う探査部(6)と、を備える。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、空間(S)を囲む複数のセンサ(3)によって検出した音圧及び粒子速度により、囲まれている空間(S)の内部の音圧を推定することが可能となる。すなわち、探査対象である周波数に応じて空間(S)内に設定された位置である仮想位置(センサ(3)が配置されていない位置)の音圧を推定することが可能となる。そして仮想位置の音圧に基づくことで、周波数に対する音源探査を行うことができる。つまり、センサ(3)の配置位置の変更を行うことなく、任意の周波数を探査対象として音源探査を行うことが可能となる。換言すると、周波数に応じたセンサアレイを仮想的に再現し、音源探査を行うことが可能となる。すなわち、音源探査において汎用性を向上させることができる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記推定部は、前記センサによって検出した前記空間の境界における音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間の内部の音圧を推定することとしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、センサによって検出した空間の境界(外周面)における音圧及び粒子速度に基づくことによって、空間の内部の音圧を推定することが可能となる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記推定部(5)は、前記空間(S)の周囲に配置された前記センサ(3)によって検出した音圧及び粒子速度に基づいて、キルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理により、前記空間(S)の内部の音圧を推定することとしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、キルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理を用いることで、空間(S)の周囲に配置されたセンサ(3)によって検出した音圧及び粒子速度に基づいて、空間(S)の内部の音圧を推定することができる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記仮想位置(VP)は、探査対象の周波数及び探査方向に基づいて前記空間(S)内に複数設定されることとしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、仮想位置(VP)は、探査対象の周波数及び探査方向に基づいて空間(S)内に複数設定されることで、センサ(3)の配置位置を変更することなく、探査対象の周波数及び探査方向に対応して音源探査を行うことができる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記探査部(6)は、複数の前記仮想位置(VP)の音圧に基づいてビームフォーミングを行い、音源探査を行うこととしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、複数の仮想位置(VP)の音圧に基づいてビームフォーミングを行うことで、音源探査を行うことができる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記センサ(3)は、球面上に配置されており、前記推定部(5)は、前記センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記球面上の音圧分布を推定し、前記球面上の音圧分布に基づいて前記空間(S)内における前記仮想位置(VP)の音圧を推定することとしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、センサ(3)が球面上に配置されている場合には、センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、球面上の音圧分布を推定することができる。そして、センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、球面上の音圧分布を推定することで、音圧の推定精度を向上させることができる。すなわち、仮想位置(VP)の間隔を狭く設定することができ、より高い周波数にも対応することができる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記推定部は、球面調和関数を基底関数として、前記球面上の音圧分布を推定することとしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、球面調和関数を基底関数とすることで球面上の音圧分布を推定することができる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記センサ(3)は、直方体上に配置されており、前記推定部(5)は、前記センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記直方体上の音圧分布を推定し、前記直方体上の音圧分布に基づいて前記空間(S)内における前記仮想位置(VP)の音圧を推定することとしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、センサ(3)が直方体上に配置されている場合には、センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、直方体上の音圧分布を推定することができる。そして、センサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、直方体上の音圧分布を推定することで、音圧の推定精度を向上させることができる。すなわち、仮想位置(VP)の間隔を狭く設定することができ、より高い周波数にも対応することができる。
本開示に係る音源探査システム(1)は、前記推定部は、正弦波を基底関数として、前記直方体上の音圧分布を推定することとしてもよい。
本開示に係る音源探査システム(1)によれば、正弦波を基底関数とすることで直方体上の音圧分布を推定することができる。
本開示に係る音源探査方法は、空間(S)を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間(S)内における探査対象の周波数に応じた仮想位置(VP)の音圧を推定する工程と、前記仮想位置(VP)の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う工程と、を有する。
本開示に係る音源探査プログラムは、空間(S)を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサ(3)で検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間(S)内における探査対象の周波数に応じた仮想位置(VP)の音圧を推定する処理と、前記仮想位置(VP)の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う処理と、をコンピュータに実行させる。
1 :音源探査システム
2 :センサアレイ
3 :センサ
4 :情報処理部
5 :推定部
6 :探査部
8 :ファン
11 :CPU
12 :ROM
13 :RAM
14 :ハードディスクドライブ
15 :通信部
18 :バス
S :空間
VP :仮想位置
2 :センサアレイ
3 :センサ
4 :情報処理部
5 :推定部
6 :探査部
8 :ファン
11 :CPU
12 :ROM
13 :RAM
14 :ハードディスクドライブ
15 :通信部
18 :バス
S :空間
VP :仮想位置
Claims (11)
- 空間を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサと、
前記センサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間内における探査対象の周波数に応じた仮想位置の音圧を推定する推定部と、
前記仮想位置の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う探査部と、
を備える音源探査システム。 - 前記推定部は、前記センサによって検出した前記空間の境界における音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間の内部の音圧を推定する請求項1に記載の音源探査システム。
- 前記推定部は、キルヒホッフ−ヘルムホルツの積分定理により、前記空間の内部の音圧を推定する請求項2に記載の音源探査システム。
- 前記仮想位置は、探査対象の周波数及び探査方向に基づいて前記空間内に複数設定される請求項1から3のいずれか1項に記載の音源探査システム。
- 前記探査部は、複数の前記仮想位置の音圧に基づいてビームフォーミングを行い、音源探査を行う請求項1から4のいずれか1項に記載の音源探査システム。
- 前記センサは、球面上に配置されており、
前記推定部は、前記センサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記球面上の音圧分布を推定し、前記球面上の音圧分布に基づいて前記空間内における前記仮想位置の音圧を推定する請求項1から5のいずれか1項に記載の音源探査システム。 - 前記推定部は、球面調和関数を基底関数として、前記球面上の音圧分布を推定する請求項6に記載の音源探査システム。
- 前記センサは、直方体上に配置されており、
前記推定部は、前記センサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記直方体上の音圧分布を推定し、前記直方体上の音圧分布に基づいて前記空間内における前記仮想位置の音圧を推定する請求項1から5のいずれか1項に記載の音源探査システム。 - 前記推定部は、正弦波を基底関数として、前記直方体上の音圧分布を推定する請求項8に記載の音源探査システム。
- 空間を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間内における探査対象の周波数に応じた仮想位置の音圧を推定する工程と、
前記仮想位置の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う工程と、
を有する音源探査方法。 - 空間を囲むように配置され、音圧及び粒子速度を検出する複数のセンサで検出した音圧及び粒子速度に基づいて、前記空間内における探査対象の周波数に応じた仮想位置の音圧を推定する処理と、
前記仮想位置の音圧に基づいて、前記周波数に対応する音源探査を行う処理と、
をコンピュータに実行させるための音源探査プログラム。
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