JP5775997B2

JP5775997B2 - 照明器具

Info

Publication number: JP5775997B2
Application number: JP2011034836A
Authority: JP
Inventors: 詩織池畑; 和正東
Original assignee: Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Current assignee: Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date: 2011-02-21
Filing date: 2011-02-21
Publication date: 2015-09-09
Anticipated expiration: 2031-02-21
Also published as: JP2012174463A

Description

本発明は、照明器具に関する。

図５に示すように、照明器具１０１の光源、例えばＬＥＤ（Light Emitting Diode）１０２は、光源支持部１０３に取り付けられているのが一般的である（例えば、特許文献１参照）。図５中の符号１０４は筐体、１０５はＬＥＤ１０２の放射光を透過させる透明パネルである。
従来、光源支持部１０３は、図６に示すように、中実部材（無垢材）を用いて、肉厚を大きくするなどして、その重量を大きくすることにより、ＬＥＤ１０２の放熱効果を高めるようにしていた。

特開２００８−８４７８３号公報（請求項１、段落００３９、図２）

しかし、従来の照明器具１０１は、光源支持部１０３の重量が大となり、コストアップになるという問題があった。

本発明は、光源支持部を軽量化して、光源の放熱効果を高くでき、コストダウンできる照明器具を提供することにある。

本発明の照明器具は、断面Ｌ字状の基台、および基台におけるＬ字形の２片間に架設された取付部を有する光源支持部と、前記光源支持部における前記取付部に取り付けられる光源と、前記取付部および前記光源を収容する筐体とを備え、前記筐体は、透明パネルが設けられた蓋で覆われ、前記光源は、当該光源の主光軸の向きが前記透明パネルに対して略４５度の角度となるように、前記取付部を通じて前記光源支持部に取り付けられる。

ここで、前記光源支持部における前記基台の前記２片は、前記筐体に接触している。

また、光源支持部における前記基台と前記傾斜取付部との間には、貫通孔が設けられている。

また、前記貫通孔は、断面が三角形状に形成されている。

また、前記光源支持部における前記２片と前記筐体との間には、放熱材が設けられている。

本発明によれば、光源支持部を軽量化して、光源の放熱効果を高くでき、コストダウンできる照明器具を提供できる。

本発明に係る実施形態の照明器具を示す斜視図図１のＡ矢視図実施形態の光源支持部および光源を示す斜視図図２のＢ−Ｂ断面図従来例に係る照明器具を示す断面図従来例に係る照明器具の光源支持部およびＬＥＤを示す斜視図

以下、本発明に係る実施形態の照明器具について、図面を参照して説明する。
図１は、本発明に係る実施形態の照明器具１０を示す斜視図、図２は図１のＡ矢視図である。この照明器具１０は、複数の光源支持部１３および各光源支持部１３に取り付けられた光源であるＬＥＤ１４と、これらの光源支持部１３およびＬＥＤ１４を収容する筐体１２とを備えている。本実施形態では、１列につきそれぞれ３個の光源支持部１３およびＬＥＤ１４が、左右２列に亘り、合計６個ずつ設けられている。光源支持部１３およびＬＥＤ１４は、それぞれ１個以上設けることができる。

図１中の左列の前端の光源支持部１３と、右列の後端の光源支持部１３とは、その底面および片側面が筐体１２の内底面２９および内側面２７に接触している。

次に、上記各構成要素について説明する。光源支持部１３は、図３に示すように、Ｌ字状の基台２１と、基台２１におけるＬ字形の２片である縦片２２と横片２３との間に、斜めに架設された板状の取付部２４とを有している。ＬＥＤ１４は、取付部２４の上部中央に設けられている。基台２１と、取付部２４との間には、断面が三角形状の貫通孔２５が設けられている。この光源支持部１３は、熱伝導率の高い材料、例えばアルミニウム等によって形成するのが好ましい。

図４に示すように、筐体１２の内側面２７と、この内側面２７に接触している光源支持部１３における縦片２２との間には、筐体１２より熱伝導率の高い放熱材２８が設けられている。また、筐体１２の内底面２９と、この内底面２９と接触している全ての基台２１の光源支持部１３における横片２３との間には、放熱材２８が設けられている。放熱材２８としては、サーコンシート（登録商標）、グリース等を例示できる。

筐体１２の上部には、蓋３１が設けられ、蓋３１の比較的広い範囲に透明パネル３０が設けられている。全てのＬＥＤ１４は、その放射光が透明パネル３０に向かって約４５度の角度で照射されるように取り付けられている。これにより、各ＬＥＤ１４における放射光は、直接、透明パネル３０を通して外部に放射される。

図１の本実施形態の照明器具１０と、図７の従来の照明器具１０１との放熱効果を測定し、比較した。

ここでは、実施形態の光源支持部１３と従来の光源支持部１０３は、アルミニウムによってほぼ同一の大きさに形成し、それぞれに同一のＬＥＤを取り付けた。実施形態の光源支持部１３の重量は４６０ｇ、従来の光源支持部１０３の重量は９３３ｇである。また、実施形態の光源支持部１３は、放熱材２８を介して２面（縦片２２および横片２３）を筐体に接触している。従来の光源支持部１０３は、底面のみ筐体に接触している。

上記条件で、実施形態の光源支持部１３および従来の光源支持部１０３に取り付けたＬＥＤを点灯し、所定時間経過後にその温度を測定した。その結果、実施形態の光源支持部１３に取付けたＬＥＤの温度は７４．５℃、従来の光源支持部１０３に取付けたＬＥＤの温度は８１．５℃であった。
すなわち、実施形態の光源支持部１３は、従来の光源支持部１０３より、重量を４７３ｇ低減でき、かつＬＥＤの温度を７℃低減できた。

本実施形態の照明器具１０によれば、光源支持部１３を軽量化でき、かつＬＥＤ１４の放熱効果を高くでき、コストダウンできる。

また、光源支持部１３の底面および側面の２面が筐体１２に接触しているため、放熱効果をさらに向上できる。

光源支持部１３には、貫通孔２５が設けられているため、放熱効果をさらに向上できる。

貫通孔２５は、断面が三角形状に形成されているため、放熱効率がさらに向上する。

また、光源支持部１３と筐体１２との間に、放熱材２８が設けられているため、さらに放熱効果を向上できる。

１０照明器具
１２筐体
１３光源支持部
１４ＬＥＤ（光源）
２１基台
２２縦片
２３横片
２４取付部
２５貫通孔
２８放熱材

Claims

断面Ｌ字状の基台、および基台におけるＬ字形の２片間に架設された取付部を有する光源支持部と、
前記光源支持部における前記取付部に取り付けられる光源と、
前記取付部および前記光源を収容する筐体とを備え、
前記筐体は、透明パネルが設けられた蓋で覆われ、
前記光源は、当該光源の主光軸の向きが前記透明パネルに対して略４５度の角度となるように、前記取付部を通じて前記光源支持部に取り付けられる照明器具。
請求項１に記載の照明器具において、
前記光源支持部における前記基台の前記２片は、前記筐体に接触している照明器具。
請求項１または２に記載の照明器具において、
前記光源支持部における前記基台と前記取付部との間には、貫通孔が設けられている照明器具。
請求項３に記載の照明器具において、
前記貫通孔は、断面が三角形状である照明器具。
請求項１ないし請求項４のうちのいずれか１項に記載の照明器具において、
前記光源支持部における前記２片と前記筐体との間には、放熱材が設けられている照明器具。