JP5772779B2 - 液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ - Google Patents

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Description

この発明は、補助液圧源から供給される液圧を利用してブレーキ操作部材の操作量に応じた助勢力を発生させ、助勢された力をマスタシリンダに加える液圧ブレーキ装置用の液圧ブースタに関する。
動力駆動のポンプと蓄圧器を備えた補助液圧源から供給される液圧を、スプール弁を有する調圧装置でブレーキ操作部材の操作量に応じた値に調圧してブースト室に導入し、その液圧をブーストピストンに作用させてブレーキ操作量に応じた助勢力を発生させ、助勢された力(車両の運転者によるブレーキ操作力に助勢力を加えた力)をマスタシリンダのピストンに加える液圧ブースタの基本技術として、下記特許文献1に開示されたものがある。
また、電子制御装置からの指令に基づいてABS(アンチロック制御)やESC(車両安定化制御)を実行する還流式の調圧ユニットを備えた液圧ブレーキ装置が市場に供されている。
還流式の調圧ユニットは、車輪速、ブレーキ操作部材の操作ストローク、ブレーキ液圧、車両の挙動などを検出する既知の各種センサからの情報に基づいて電子制御装置がホイールシリンダの減圧の必要性を判断したときに、マスタシリンダからホイールシリンダに至る液圧経路を増圧用電磁弁で遮断し、減圧用電磁弁でホイールシリンダを低圧液溜めに接続して減圧制御を行なう。
また、この後に電子制御装置が再加圧の必要性を判断すると、動力駆動の還流用のポンプを駆動して低圧液溜め中のブレーキ液を汲み上げ、増圧用電磁弁を開き、減圧用電磁弁を閉じて汲みあげたブレーキ液をマスタシリンダからホイールシリンダに至る液圧経路に還流させる。
この還流式調圧ユニットを採用した液圧ブレーキ装置は、還流用のポンプで汲み上げたブレーキ液がマスタシリンダからホイールシリンダに至る液圧経路に導入される位置(還流点)よりも上流側(マスタシリンダ側)に遮断弁を設置し、ABSなどの制御が実行されるときにその遮断弁を閉じるものと、上記遮断弁を設置しないものの2形態が提案されている。
このうち、遮断弁の無い後者の形態は、還流用のポンプが汲み上げたブレーキ液がマスタシリンダに向けて逆流する(これはポンプバックと称されている。ここではその呼び名を使用する)。
US4,548,037号公報
還流式の調圧ユニットを備える従来の液圧ブレーキ装置で、運転者のブレーキ操作を助勢するブースタを組み合わせるものは、エンジンの負圧を利用して助勢力を発生させる真空ブースタを採用していたが、吸気バルブのリフト量を連続可変とすることで吸気バルブをスロットルバルブとして機能させるバルブマチック化車両やHEV(ハイブリッド車)、EV(電気自動車)などではエンジンの負圧による助勢を期待できないため、液圧ブースタを組み合わせることが検討されている。その液圧ブースタは、ブースト室に導入された液圧(ブースト圧)をブーストピストンに作用させて助勢力を発生させる。
ところが、真空ブースタに代えて液圧ブースタを採用する場合には、ポンプバックに起因したマスタシリンダ圧とブースト圧の異常高圧化が問題となる。
即ち、ポンプバックが起こると、調圧ユニットから逆流した液圧によってマスタシリンダのピストン(マスタピストン)が押し戻され、その力がブーストピストン(真空ブースタではパワーピストンと称されている)に伝わってブーストピストンも押し戻される。
負圧室と大気室の圧力差でパワーピストンを作動させて助勢力を発生させる真空ブースタを採用した液圧ブレーキ装置では、パワーピストンが押し戻しされても、パワーピストンの変位によって圧縮されるのは大気室に封じ込められた空気であるため、大気室の圧力上昇はさほど大きくならず、ポンプバックによる影響は軽微に抑えられる。
これに対し、液圧ブースタは、ポンプバックによるブーストピストンの押し戻しによって圧縮されるのがブースト室に封じ込められたブレーキ液であり、そのブレーキ液が非圧縮性の油であるため、ブースト室を大気圧リザーバに連通させる排出ポートが開くまでの間のブースト室の昇圧が無視できないものになる。
マスタシリンダ圧やブースト圧が異常に高まると、マスタシリンダや液圧ブースタの液封シール部がその影響を受けてその液封シール部の耐久性が低下する。また、極端な圧力上昇が起こると、マスタシリンダや液圧ブースタの耐久性への影響も懸念されるようになる。
この発明は、マスタシリンダや液圧ブースタの耐久性低下や破損の懸念を無くすために、還流式の調圧ユニット(ABSユニットやESCユニット)と組み合わせて使用する液圧ブースタに、ポンプバックに起因したマスタシリンダ圧とブースト圧の異常昇圧の抑制機能を付与し、なおかつ、その抑制機能の信頼性を高めることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、動力駆動のポンプと蓄圧器とを有する補助液圧源と、その補助液圧源から供給される液圧をスプール弁の変位によってブレーキ操作部材の操作量に応じた値に調圧してブースト室に導入する調圧装置と、前記ブースト室に導入された液圧を受けて助勢力を発生させ、助勢された力でマスタシリンダのマスタピストンを作動させるブーストピストンとを具備する液圧ブレーキ装置用の液圧ブースタを以下の如く構成する。
即ち、その液圧ブースタに対して前記調圧装置を迂回して、前記ブースト室とマスタシリンダの圧力室のいずれか一方を、前記補助液圧源と大気圧リザーバのいずれか一方につなぐ液圧経路を設け、さらに、その液圧経路に、前記ブースト室又はマスタシリンダの圧力室から前記補助液圧源又は大気圧リザーバに向う方向を順方向としてその順方向への液圧排出を許容する逆止弁ユニットを設ける。
また、その逆止弁ユニットは、第1逆止弁とその第1逆止弁よりも開弁圧を高く設定した第2逆止弁を直列に組み合わせると共に、第1逆止弁の弁体を接離させる弁座を第2逆止弁に形成し、さらに、前記第2逆止弁の弁体を前記液圧経路の途中の組み込み孔に液密かつ離脱可能に組付け、この第2逆止弁の弁体が前記組み込み孔から離脱したときに第2逆止弁が開弁して離脱した弁体と前記組み込み孔との間に前記ブースト室又はマスタシリンダの圧力室から前記補助液圧源又は前記大気圧リザーバへの液圧排出を許容する通路が形成されるようにした。
かかる液圧ブースタの好ましい態様を以下に列挙する。
i)前記第2逆止弁の弁体が、前記組み込み孔から離脱した後に離脱位置に保持されるように構成したもの。
ii)前記第2逆止弁の弁体を前記組み込み孔に圧入又はかしめによってその組み込み孔内の固定点に保持し、圧入で生じる前記組み込み孔の孔面による締め付け力又はかしめによる固定力を前記第1逆止弁の開弁圧に勝る値に設定して前記第2逆止弁の開弁圧を前記第1逆止弁の開弁圧よりも高くしたもの。かしめによる固定は、第2逆止弁の開弁圧でかしめ部が変形して固定が開放されるものとする。
iii)前記組み込み孔から離脱した前記第2逆止弁の弁体を前記組み込み孔への組付け位置に戻す原位置復帰機構を備えさせたもの。
iv)前記逆止弁ユニットを、原位置復帰機構で付勢して前記液圧経路の途中に固定したもの。
v)前記iv)の構成において、前記原位置復帰機構をスプリングで構成し、そのスプリングによる付勢力を前記第1逆止弁の開弁圧に勝る値に設定し、その付勢力を前記第2逆止弁の弁体に作用させて前記第2逆止弁の開弁圧を前記第1逆止弁の開弁圧よりも高くしたもの。
vi)前記逆止弁ユニットを、シール部材を介して前記液圧経路の途中に固定したもの。
vii)前記vi)の構成において、前記シール部材を前記第2逆止弁の弁体と前記組み込み孔の孔面との間に介在し、そのシール部材の接触によって生じる摺動抵抗を前記第1逆止弁の開弁圧に勝る値に設定して前記第2逆止弁の開弁圧を前記第1逆止弁の開弁圧よりも高くしたもの。
この発明の液圧ブースタとそれを用いた液圧ブレーキ装置は、ポンプバックによってマスタシリンダのピストンとブーストピストンが押し戻されると、それに伴うブースト室の昇圧によりこの発明で設けた逆止弁ユニットの第1逆止弁が開いてブースト室の圧力が補助液圧源もしくは大気圧リザーバに逃げる。そのために、ブースト室の過剰な昇圧が抑制され、過大圧力に起因したマスタシリンダや液圧ブースタの耐久性の低下が抑えられる。
また、ブースト室の異常昇圧が抑えられることで、ブレーキの操作フィーリングの悪化なども抑制される。
さらに、逆止弁ユニットに、第1逆止弁と直列に配置される第2逆止弁が含まれており、万一、第1逆止弁が固着してその第1逆止弁が開弁しなかった場合には、第1逆止弁よりも開弁圧を高く設定した第2逆止弁の弁体が液圧経路の途中の組み込み孔から離脱して第2逆止弁が開弁し、ブースト室やマスタシリンダの圧力室からの液圧排出がなされる。これにより、第1逆止弁の固着によるブースト室の過剰昇圧抑制機能の失陥が補われ、簡素な構造でありながらフェールセーフの信頼性が高まる。
なお、第2逆止弁の弁体が、前記組み込み孔から離脱後に離脱位置に保持されるようにしたものは、離脱した第2逆止弁の弁体を組み込み孔に戻すまでは第2逆止弁の開弁状態が維持されてブレーキフィーリングが正常作動時と異なったものになるので、そのブレーキフィーリングの変化によって異常(第1逆止弁の固着)が生じていることを車の運転者に知らせることができる。
また、第2逆止弁の弁体を前記組み込み孔に圧入又はかしめによって定位置に保持するものは、圧入で生じる締め付け力又はかしめによる固定力を利用して第2逆止弁の開弁圧を設定することができ、スプリングなどの固定のための部品を別途設ける形態と比較して部品点数が少なくて済む。
さらに、前記組み込み孔から離脱した第2逆止弁の弁体を組み込み孔に戻す原位置復帰機構を備えさせたものは、逆止弁ユニットの継続利用が可能であり、第1逆止弁の固着が解消されていなくても逆止弁によるブースト室の過剰昇圧抑制が行われる。
このほか、前記逆止弁ユニットを原位置復帰機構で付勢して前記液圧経路の途中に固定したものは、原位置復帰機構を構成する固定用スプリングの力を第2逆止弁の弁体に作用させることでその力を第2逆止弁の開弁圧として利用することができるため、第2逆止弁の開弁圧の高精度設定が容易になる。
また、前記組み込み孔から離脱した第2逆止弁の弁体を液圧変動などを利用して元の位置に戻す態様と比較して第2逆止弁の弁体の復帰の信頼性が向上し、簡単な構造でその信頼性向上を図ることができる。
さらに、前記逆止弁ユニットをシール部材を介して前記液圧経路の途中に固定するものは、シール部材を第2逆止弁の弁体と前記組み込み孔の孔面との間に介在してシール部材の接触による摺動抵抗を第2逆止弁の開弁圧として利用することができる。この構造は、第2逆止弁の開弁圧を圧入による締付け力などで設定する態様と比較して前記組み込み孔の内径の誤差や組み込み孔形成部の材質の影響による固定力(即ち第2逆止弁の開弁圧)のばらつきを小さく抑えることができる。
この発明の液圧ブースタと液圧ブレーキ装置の第1実施形態の概要を示す断面図 この発明の液圧ブースタと液圧ブレーキ装置の第2実施形態の概要を示す断面図 逆止弁をブーストピストンの内部に設けた液圧ブレーキ装置(第1実施形態の変形例)の断面図 逆止弁をブーストピストンの内部に設けた液圧ブレーキ装置(第2実施形態の変形例)の断面図 この発明で採用する逆止弁ユニットの一例を示す断面図 この発明で採用する逆止弁ユニットの他の例を示す断面図
以下、添付図面の図1〜図6に基づいて、この発明の液圧ブースタとそれを用いた液圧ブレーキ装置の実施の形態を説明する。
図1に示す液圧ブレーキ装置(第1実施形態)は、ブレーキ操作部材(図のそれはブレーキペダル)1と、マスタシリンダ2と、液圧ブースタ3と、マスタシリンダ2から供給される液圧で制動力を発生させるホイールシリンダ4と、還流式調圧ユニット20と、電子制御装置5を組み合わせて構成されている。6は、補液源として設けられる大気圧リザーバである。電子制御装置5がホイールシリンダ4の減圧、増圧の必要性を判断するための情報を流すセンサ類は図には示していない。
マスタシリンダ2は、マスタピストン2aを推進させて圧力室2bに液圧を発生させる復帰スプリング2cの含まれた既知のタンデム型のものを例示した。
液圧ブースタ3は、補助液圧源7と、その補助液圧源7とブースト室3bとの間に設置されて補助液圧源7から供給される液圧をブレーキ操作部材1の操作量に応じた値に調圧してブースト室3bに導入する調圧装置8を有している。
また、ブースト室3bに導入された液圧(ブースト圧)を受けて助勢力を発生させ、助勢された力(推力)でマスタシリンダ2のマスタピストン2aを作動させるブーストピストン3cと、この発明を特徴づける液圧経路12と逆止弁ユニット13を有している。液圧経路12は、ブースト室3bを補助液圧源7に連通させる経路であり、逆止弁ユニット13はその液圧経路12の途中に配置されている。
補助液圧源7は、ポンプ7a、そのポンプを駆動するモータ7b、蓄圧器(アキュムレータ)7c及び圧力センサ7dを組み合わせたものであって、圧力センサ7dによる検出圧力に基づいてモータ7bをオン、オフさせ、蓄圧器7cに蓄える液圧を規定の上下限値内に保持する。
調圧装置8は、ブレーキ操作部材1から入力される操作力を受けて変位するスプール弁8aとそのスプール弁の復帰スプリング8bを有する。また、ブーストピストン3cに形成された導入路8cと排出路8dを有する。
その導入路8cと排出路8dは、スプール弁8aの変位によって開かれ、導入路8cが開いたときに、ブースト室3bが補助液圧源7につながり、排出路8dが開いたときにはブースト室3bが液室9経由で大気圧リザーバ6につながる。
この調圧装置8は、スプール弁8aの変位によって補助液圧源7と大気圧リザーバ6に対するブースト室3bの接続の切り換えと、補助液圧源7と大気圧リザーバ6の双方からの切り離しがなされる。この調圧装置8の働きで、補助液圧源7からブースト室3bに導入される液圧(ブースト圧)が、ブレーキ操作部材の操作量に応じた値に調圧される。その調圧のメカニズムは周知であるので、ここでは詳細説明を省く。
ブーストピストン3cは、ブースト室3bのブースト圧を受けて前進し、その推力(助勢された力)が動力伝達部材10経由でマスタシリンダ2に伝達されてマスタピストン2aが作動し、圧力室2bにブレーキ液圧が発生する。タンデムマスタシリンダは、図1において右側のマスタピストン2aが作動して右側の圧力室2bに液圧が発生するとその液圧を受けて左側のマスタピストン2aも作動し、左側の圧力室2bにも右側と同圧の液圧が発生する。
マスタシリンダの各圧力室2bに発生する圧力は、ブースト室3bのブースト圧と均衡する値となる。その圧力室2bに発生した圧力の反力が、動力伝達部材10、ゴムディスク11及びスプール弁8aを介してマスタピストン2aからブレーキ操作部材1に伝わる。ゴムディスク11は、ブレーキ操作量に応じた反力を作り出す。これは周知の好ましい要素であるが、必須ではない。
液圧経路12と逆止弁ユニット13は、図3に示すように、ブーストピストン3cの内部に設けることもできる。図3における液圧経路12は、ブーストピストン3cに、ブースト室3bを中継室14に連通させる孔をあけてその孔で形成している。中継室14は、ブーストピストン3cとそのピストンを収容したハウジング(シリンダ部材)3aとの間に設けられており、補助液圧源7に常時連通する。
このように、液圧経路12と逆止弁ユニット13は、ブーストピストン3cの内部に設けることも可能であるが、図1に示すように、ハウジング3aの外部や内部に液圧経路12を設けてその液圧経路に逆止弁ユニット13を設置するとブーストピストン3cの大径化を回避することができる。
逆止弁ユニット13は、ブースト室3bから補助液圧源7に向って流れる液圧の通過を許容し、逆向きの流れを阻止する。その逆止弁ユニット13は、第1逆止弁13−1と第2逆止弁13−2を並列に配置して(図は2個を一列に並べている)構成されている。第2逆止弁13−2は、開弁圧が第1逆止弁13−1の開弁圧よりも高く設定されている。
第1逆止弁13−1は、図5、図6に示すように、ブースト室3bの液圧と補助液圧源7の液圧を両端に対向して受ける弁体13aと、その弁体を接離させる弁座13bと、弁体13aを閉弁方向に付勢するスプリング13cと、スプリング13cの反力を受ける有底筒状のリテーナ13dを組み合わせたものであって、ブースト室3bの液圧が所定値を超えて補助液圧源7の液圧を上回ると弁体13aが2者の差圧で作動して弁座13bから離反し、第1逆止弁13−1が開弁する。
図5の逆止弁ユニット13の第2逆止弁13−2は、液圧経路12の途中に設けられた液圧経路12よりも大径の組み込み孔12aに挿入される円筒状の弁体13eと、その弁体13eの外周のシール溝に装着されたOリングなどのシール部材13fとで構成されている。図5の逆止弁ユニット13は、シール部材13fが組み込み孔12aの圧力を持って接触し、その接触部に生じる摺動抵抗の大きさによって第2逆止弁13−2の開弁圧が決定される。
即ち、シール部材13fによる摺動抵抗は、第1逆止弁13−1の開弁圧では第2逆止弁13−2の弁体13eは移動せず、第1逆止弁13−1の開弁圧よりも高い液圧が第2逆止弁13−2の弁体13eに対して図中左方から右向きに加わったときに弁体13eが図中右方に移動して組み込み孔12aから離脱(脱出)するように第1逆止弁の開弁圧に勝る値に設定されている。
一方、図6の逆止弁ユニット13の第2逆止弁13−2は、前記弁体13eとシール部材13fにさらに弁体13eを組み込み孔12aへの組付け位置に戻す原位置復帰機構13gとして機能するスプリングを付加して構成されており、そのスプリング(原位置復帰機構13g)による付勢力が弁体13eに加えられて弁体13eが組み込み孔12aに保持されるものになっている。この構造は、原位置復帰機構(スプリング)13gの力によって第2逆止弁13−2の開弁圧が決定される。従って、第2逆止弁13−2の開弁圧を精度よく設定することができる。
この図5、図6の逆止弁ユニット13は、どちらも、第1逆止弁13−1の弁座13bが第2逆止弁13−2の弁体13eに形成され、さらに、第1逆止弁13−1のリテーナ13dは、第2逆止弁13−2の弁体13eに圧入するなどして外れないように連結されている。図5、図6の13hは、逆止弁ユニット13を組み込んだ筐体、13iは弁体13eを離脱させる部屋、13jは、部屋13iの外部開放口を閉鎖するプラグである。
なお、第2逆止弁13−2の弁体13eは、組み込み孔12aに圧入して孔面による締め付け力で組み付け位置に固定することもできる。また、組み込み孔12aの入口付近の孔面の一部をかしめによって径方向内側に突出させ、そのかしめ部(突出部)を弁体13eの外周に形成する段差面や溝などに係止させて弁体13eを組み付け位置に固定することもできる。後者の形態も、弁体13eに加わる開弁方向圧力が第2逆止弁13−2の開弁圧になったときに、かしめ部(突出部)が変形して固定が解除されるようにしておけば、第1逆止弁13−1が固着したときに第2逆止弁13−2が作動して開弁する。
還流式調圧ユニット20は、ホイールシリンダ4の液圧を流出させる減圧用電磁弁21と、ホイールシリンダ4に液圧を導入する増圧用電磁弁22と、減圧用電磁弁21経由でホイールシリンダ4から流出させたブレーキ液を一時的に取り込む低圧液溜め23と、ホイールシリンダ4から流出させたブレーキ液を汲み上げてマスタシリンダ2からホイールシリンダ4に至る液圧経路15に還流させる還流用のポンプ24と、そのポンプ24を駆動するモータ25を組み合わせた既知のユニットである。
還流式調圧ユニット20を構成する減圧用電磁弁21と増圧用電磁弁22は、オン、オフ式の電磁弁、コイルに流す電流の大きさに応じて弁部の開度が調整される既知のリニア電磁弁のどちらであってもよい。
このように構成した図1の液圧ブレーキ装置は、制動中に電子制御装置5からの指令でポンプ24が駆動されるとポンプバックが生じ、マスタシリンダのマスタピストン2aとブーストピストン3cが押し戻される。このとき(ポンプ24が駆動される状況のとき)、ブースト室3bは、大気圧リザーバ6と補助液圧源7の双方から切り離されて封止されている。
この状況でブーストピストン3cが押し戻されると、ブースト室3bの液圧が補助液圧源7の液圧よりも高くなり、正常な状態で両液圧の差(差圧)が所定値を超えたときに逆止弁ユニット13の第1逆止弁13−1が差圧で開弁してブースト室3bの液圧が補助液圧源7に逃げる。そのために、ブースト室3bの圧力上昇が抑制され、異常昇圧によるマスタシリンダや液圧ブースタの耐久性低下の問題が解消され、ブレーキの操作フィーリングに違和感がでることも抑えられる。
また、ブースト室3bの液圧が補助液圧源7の液圧よりも高まり、このときの差圧が所定値を超えても逆止弁ユニット13の第1逆止弁13−1が開かなければ差圧が大きくなる。そして、その差圧が第2逆止弁13−2の開弁圧を超えたときに第2逆止弁13−2の弁体13eが組み込み孔12aから離脱し(押し出される)、部屋13i内において離脱した弁体13eの外周にブースト室3bから補助液圧源7への液圧排出を許容する通路が形成される。
これにより、第1逆止弁13−1の固着によるブースト室の過剰昇圧抑制機能の失陥が補われる。そのために、フェールセーフの信頼性が高まる。
なお、図6の形態では、組み込み孔12aから離脱した(抜けだした)第2逆止弁の弁体13eは、ブースト室3bやマスタシリンダの圧力室2bの圧力が低下すると原位置復帰機構13gの力で組み込み孔12aの中に押し戻されるが、第1逆止弁13−1の固着状態が解消されていなければ、逆止弁ユニット13が開弁するときの圧力が第1逆止弁13−1が正常なときに比べて高くなるので、その違いを検出することで、第1逆止弁の固着状態を検知することができる。
一方、図5の形態では、弁体13eの組み込み孔12aからの離脱状態が保持され、これにより、ペダルフィーリングが正常時と異なったものになる。例えば、弁体13eが組み込み孔12aから離脱したままであると、ブレーキ操作の解除後であっても補助液圧源7からの圧力供給が継続されてブレーキの作動状態が継続したり、或いは、大気圧リザーバ6への圧力漏洩が継続することで助成力の低下が生じたりし、これに伴ってブレーキフィーリングが変化するので、車の運転者が異常を感知することができる。
次に、図2に、第2実施形態の液圧ブレーキ装置を示す。この図2の液圧ブレーキ装置は、液圧経路12を、ブースト室3bと大気圧リザーバ6との間に設けてその液圧経路12に逆止弁ユニット13を配置したものである。ここで用いた逆止弁ユニット13は、ブースト室3bの液圧が設定値を超えたときに開弁するリリーフ弁である。その構造は、図5、図6に示したものと変わるところがない。この逆止弁ユニット13の開弁圧を、維持すべきブースト圧の上限値よりも少し高めに設定しておくことで、ポンプバックが起こったときに、ブースト室3bの液圧を逆止弁ユニット13経由で大気圧リザーバ6に排出してブースト室3bの異常昇圧を防止することができる。また、逆止弁ユニット13の第1逆止弁13−1の固着による機能失陥を第2逆止弁13−2の働きによって補うことができる。
この第2実施形態の液圧ブレーキ装置も、図4に示すように、液圧経路12と逆止弁ユニット13をブーストピストン3cの内部に設けることができるが、ブーストピストン3cの大径化を回避することが重視されるときには、その液圧経路12と逆止弁ユニット13をハウジング3aの外部や内部に設けるのがよい。図4では、液圧経路12が液室9に開口し、ブースト室3bが液室9経由で大気圧リザーバ6につながる。
なお、図1、図2は、構造を理解しやすくするために、逆止弁ユニット13をハウジング3aの外側に配置したが、図5、図6の筐体13hをハウジング3aの一部で構成してハウジング3aの内部に設置しても構わない。また、図1、図2は第2逆止弁13−2がスプリングを含む状態にして表したが、図5から判るように、第2逆止弁13−2は必ずしもスプリングを必須の要素としない。
1 ブレーキ操作部材
2 マスタシリンダ
2a マスタピストン
2b 圧力室
2c 復帰スプリング
3 液圧ブースタ
3a ハウジング
3b ブースト室
3c ブーストピストン
4 ホイールシリンダ
5 電子制御装置
6 大気圧リザーバ
7 補助液圧源
7a ポンプ
7b モータ
7c 蓄圧器
7d 圧力センサ
8 調圧装置
8a スプール弁
8b 復帰スプリング
8c 導入路
8d 排出路
9 液室
10 動力伝達部材
11 ゴムディスク
12 液圧経路
12a 組み込み孔
13 逆止弁ユニット
13−1 第1逆止弁
13−2 第2逆止弁
13a 弁体
13b 弁座
13c スプリング
13d リテーナ
13e 弁体
13f シール部材
13g 原位置復帰機構(スプリング)
13h 筐体
13i 弁体13eを離脱させる部屋
13j プラグ
14 中継室
15 液圧経路
20 還流式調圧ユニット
21 減圧用電磁弁
22 増圧用電磁弁
23 低圧液溜め
24 ポンプ
25 モータ

Claims (8)

  1. 動力駆動のポンプ(7a)と蓄圧器(7c)とを有する補助液圧源(7)と、その補助液圧源(7)から供給される液圧をスプール弁(8a)の変位によってブレーキ操作部材(1)の操作量に応じた値に調圧してブースト室(3b)に導入する調圧装置(8)と、前記ブースト室(3b)に導入された液圧を受けて助勢力を発生させ、助勢された力でマスタシリンダ(2)のマスタピストン(2a)を作動させるブーストピストン(3c)とを具備する液圧ブレーキ装置用液圧ブースタにおいて、
    前記調圧装置(8)を迂回して前記ブースト室(3b)とマスタシリンダの圧力室(2b)のいずれか一方を、前記補助液圧源(7)と大気圧リザーバ(6)のいずれか一方につなぐ液圧経路(12)を設け、さらに、その液圧経路(12)に、前記ブースト室(3b)又はマスタシリンダの圧力室(2b)から前記補助液圧源(7)又は前記大気圧リザーバ(6)に向う方向を順方向としてその順方向への液圧排出を許容する逆止弁ユニット(13)を設け、
    その逆止弁ユニット(13)は、第1逆止弁(13−1)とその第1逆止弁(13−1)よりも開弁圧を高く設定した第2逆止弁(13−2)を直列に組み合わせると共に、第1逆止弁(13−1)の弁体(13a)を接離させる弁座(13b)を第2逆止弁(13−2)に形成し、さらに、前記第2逆止弁(13−1)の弁体(13e)を前記液圧経路(12)の途中の組み込み孔(12a)に液密かつ離脱可能に組付け、この第2逆止弁(13−2)の弁体(13e)が前記組み込み孔(12a)から離脱したときに第2逆止弁(13−2)が開弁して離脱した弁体(13e)と前記組み込み孔(12a)との間に前記ブースト室(3b)又はマスタシリンダの圧力室(2b)から前記補助液圧源(7)又は前記大気圧リザーバ(6)への液圧排出を許容する通路が形成されるようにしたことを特徴とする液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
  2. 前記第2逆止弁(13−2)の弁体(13e)が、前記組み込み孔(12a)から離脱後に離脱位置に保持されるように構成した請求項1に記載の液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
  3. 前記第2逆止弁(13−2)の弁体(13e)を前記組み込み孔(12a)に圧入又はかしめによってその組み込み孔内の固定点に保持し、圧入で生じる前記組み込み孔(12a)の孔面による締め付け力又はかしめによる固定力を前記第1逆止弁(13−1)の開弁圧に勝る値に設定して前記第2逆止弁(13−2)の開弁圧を前記第1逆止弁(13−1)の開弁圧よりも高くした請求項1又は2に記載の液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
  4. 前記組み込み孔(12a)から離脱した前記第2逆止弁(13−2)の弁体(13e)を前記組み込み孔(12a)への組付け位置に戻す原位置復帰機構(13g)を備えさせた請求項1に記載の液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
  5. 前記逆止弁ユニット(13)を、原位置復帰機構(13g)で付勢して前記液圧経路(12)の途中に固定した請求項1,2又は4に記載の液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
  6. 前記原位置復帰機構(13g)をスプリングで構成し、そのスプリングによる付勢力を前記第1逆止弁(13−1)の開弁圧に勝る値に設定し、その付勢力を前記第2逆止弁(13−2)の弁体(13e)に作用させて前記第2逆止弁(13−2)の開弁圧を前記第1逆止弁(13−1)の開弁圧よりも高くした請求項5に記載の液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
  7. 前記逆止弁ユニット(13)を、シール部材(13f)を介して前記液圧経路(12)の途中に固定した請求項1,2,4,5又は6に記載の液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
  8. 前記シール部材(13f)を前記第2逆止弁(13−2)の弁体(13e)と前記組み込み孔(12a)の孔面との間に介在し、そのシール部材(13f)の接触によって生じる摺動抵抗を前記第1逆止弁(13−1)の開弁圧に勝る値に設定して前記第2逆止弁(13−2)の開弁圧を前記第1逆止弁(13−1)の開弁圧よりも高くした請求項7に記載の液圧ブレーキ装置用液圧ブースタ。
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