JP5772656B2 - 情報処理装置、プログラム書き換え方法 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載される情報処理装置に関し、特にプログラムの書き換えが可能な情報処理装置に関する。
車両では多様な車載装置が電子制御装置により制御されている。電子制御装置では、マイコンがプログラムを実行し各種のアクチュエータを制御することで所望の制御を実現しているが、機能の充実などを図るために外部からプログラムを更新する場合がある。例えば、ディーラなどで作業員が車載ネットワークに書き換えツールを接続し、書き換えツールにより車両内の電子制御装置のプログラムを更新する。
しかし、プログラムの更新中はマイコンがプログラムを実行できない状態となるので、本来、電子制御装置が提供すべき機能が作動しない。このため、更新してよいか否かを確認した上でプログラムの更新を許可する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、エンジンが停止していることを確認してからエンジン制御用の電子制御装置のプログラムを更新するプログラムおよびデータ書換え装置が開示されている。
特開2002−147281号公報
ところで、電子制御装置には、パーキングブレーキ装置のロック・解除を、アクチュエータなどを制御することで行うものがある(以下、この電子制御装置をPKB電子制御装置という)。PKB電子制御装置がいったんパーキングブレーキ装置をロックした場合、マイコンが動作を停止してもパーキングブレーキ装置はロック状態を維持する。一方、PKB電子制御装置がパーキングブレーキ装置をロックしていなくても、マイコンは動作を停止することができる。
したがって、特許文献1のように電子制御装置が停止していることを条件にプログラムの更新を許可すると、パーキングブレーキ装置がロック中でなくてもプログラムが更新される場合がある。プログラムの更新中、PKB電子制御装置はアクチュエータを制御して制動力を新たに加えることが困難になる。このため、プログラムの更新中に外力などが車両に作用した場合、車両の移動を抑制できない状況が生じうるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、車両の移動を抑制できる状況にてプログラムの更新が可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、車両の移動を抑制する装置を制御する情報処理装置において、プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、外部から前記プログラムと置き換えられる更新用プログラムを取得する更新用プログラム取得手段と、前記装置が車両の移動を抑制する状態になっていることを確認する状態確認手段と、前記状態確認手段が、前記装置が車両の移動を抑制する状態になっていることを確認した場合、前記プログラム記憶手段に記憶された前記プログラムを前記更新用プログラムで置き換えるプログラム書き換え手段と、を有し、前記装置は、予め定められた車両状態が検出されると変速機の回転をロックするパーキングロック装置及び車輪に制動力を加えるパーキングブレーキ装置であり、 前記パーキングロック装置及び前記パーキングブレーキ装置が車両に制動力を加えている状態であることを前記状態確認手段が確認した場合、前記プログラム書き換え手段は前記プログラム記憶手段に記憶された前記プログラムを前記更新用プログラムで置き換えることを特徴とする。
車両の移動を抑制できる状況にてプログラムの更新が可能な情報処理装置を提供することができる。
電子制御装置によるプログラムの更新手順の概略を説明する図の一例である。 プログラムの書き換えを説明する図の一例である。 電動パーキングブレーキ装置の概略構成図の一例である。 アクチュエータ及びブレーキASSYの一例を説明するための図である。 アクチュエータ及びブレーキASSYの別の一例を説明するための図である。 PKB電子制御装置の機能ブロック図の一例である。 ロック制御部が電動パーキングブレーキ装置をロックし、解除制御部が解除する手順を示すフローチャート図の一例である。 書き換え制御部がプログラムを書き換える手順を示すフローチャート図の一例である。 PKB電子制御装置の機能ブロック図の一例である(実施例2)。 パーキングロック部がパーキングロックする手順、ロック解除部がパーキングロックを解除する手順を示すフローチャート図の一例である。 書き換え制御部がプログラムを書き換える手順を示すフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の電子制御装置によるプログラムの更新手順の概略を説明する図の一例である。本実施形態の電子制御装置は、アクチュエータを動作させて制動部材を被制動部材に押圧させる電動パーキングブレーキ装置の電子制御装置である(以下、PKB電子制御装置という)。
(S1)PKB電子制御装置は、書き換えツールからプログラムの更新要求を受け付けると、電動パーキングブレーキ装置のロック(駐・停車状態を維持できる制動力が作用している状態)が完了しているか否かを判定する。ロックが完了していれば、車両が移動するおそれがないとしてよい。なお、PKB電子制御装置は、ロックが完了していない場合は、ロックすることも可能である。
(S2)そして、PKB電子制御装置は、ロックが完了している場合にのみ、プログラムの更新を書き換えツールに対し許可する。PKB電子制御装置は、書き換えツールから送信されるプログラムでマイコンのプログラムを書き換える。
こうすることで、マイコンが動作できないプログラムの更新中に、車両の移動が抑制されていない状況が生じることを防止できる。プログラムの更新中は必ず車両の移動が抑制されているので、プログラムの更新中に車両が移動してしまうこともない。
図2は、プログラムの書き換えを説明する図の一例である。車両の運転者が、例えばディーラやサービス工場に車両を持ち込むと、作業員が書き換えツール200を使用してプログラム37を書き換える。書き換えツール200は、車両のネットワーク(例えばCANネットワーク)101に接続するためのコネクタ12を有し、作業員はそれを車両側のインタフェース11に接続する。なお、コネクタ12とインタフェース11の規格としてはOBD−IIが知られている。また、有線で接続するのでなく、Bluetooth(登録商標)などの無線で接続することも可能である。また、書き換えツール200を用いずに、不図示のサーバと車両のDCM(Data Communication Module)が携帯電話網などを介して通信して、プログラム37をダウンロードすることも可能である。
書き換えツール200は操作部202、CANコントローラ201、CPU203、ROM204、RAM205、及び、メモリカードI/F206を備えたマイコンを有している。操作部202は作業員の操作を受け付ける。操作内容や車両との通信内容は不図示のディスプレイに表示される。CPU203は、ROM204に記憶された書き換えツール200のプログラムを、RAM205を作業メモリに実行する。メモリカードI/F206には、メモリカード210が脱着可能に装着される。メモリカードI/Fは例えばUSBインタフェース11やSDメモリのインタフェース、メモリカード210はUSBメモリやSDメモリである。メモリカード210にはPKB電子制御装置100に送信される更新用のプログラム(以下、更新用プログラム207という)が記憶されている。
操作部202が作業員の操作を受け付けると、CPU203は操作内容に応じて書き換えツール200の全体を制御する。例えば、PKB電子制御装置100のプログラム37を書き換える場合、作業員はPKB電子制御装置100のCANID(又は、例えばPKB電子制御装置100の名称)を操作部202から指示する。書き換えツール200は書き換え指示信号をPKB電子制御装置100に送信する。なお、エンジンの電子制御装置が書き換えツール200との通信を代表して行う場合、エンジンの電子制御装置を指定する。
PKB電子制御装置100は、書き換えツール200からの書き換え指示信号を受信すると、後述する書き換えプログラムを起動する。なお、車両側はCAN通信が可能な状態(例えばのイグニッションスイッチがON)で、更新用プログラム207を受信する。その後、更新開始前に、作業員がイグニッションスイッチをOFFにするか、PKB電子制御装置100などがエンジンを停止させる。なお、更新中、ネットワーク101が所定の電源モードになることなどにより、必ずしもイグニッションスイッチをOFFにしなくてもよい。
書き換えプログラムは、RAM32に複写されてから実行されるので、プログラム37の更新中も動作している。書き換えプログラムは、後述するように、電動パーキングブレーキ装置がロックされている場合に、書き換えツール200に対しプログラム37の書き換えを許可する。
書き換えが許可された場合、書き換えツール200は、CANプロトコルのフォーマットに基づき、CANフレームに更新用プログラム207を格納して車両に送信する。書き換えプログラムは、CANフレームに格納されている更新用プログラム207を一時的にRAM32に記憶して、ある程度のサイズの更新用プログラム207を受信するとRAM32からフラッシュROM33に転送する。このようにして、PKB電子制御装置100のプログラムを更新することができる。
〔電動パーキングブレーキ装置の構成例〕
図3は、電動パーキングブレーキ装置300の概略構成図の一例を示す。電動パーキングブレーキ装置300はPKB電子制御装置100により制御される。PKB電子制御装置100は、主にマイコン24、入力I/F21、A/D回路22及びドライバ23を有している。
マイコン24は、バスに接続されたCPU31、RAM32、フラッシュROM33、複数のI/O34〜36及びCANコントローラ38を有している。フラッシュROM33にはプログラム37が記憶されている。このプログラム37が更新用プログラム207で更新される(置き換えられる)プログラムである。CPU31はRAM32を作業メモリにしてプログラム37を実行することで、電動パーキングブレーキ装置のロック及び解除を行う。CANコントローラ38は、ネットワーク101を介して書き換えツール200及び他の電子制御装置と通信する通信装置である。
入力I/F21には車速センサ13、シフトポジションセンサ14及び傾斜センサ15が接続されている。車速センサ13は車両の各輪の回転速度を検出するセンサであり、シフトポジションセンサ14はシフトレバーの操作位置を検出するセンサであり、傾斜センサ15は水平面に対する車両のピンチング角(車両が存在する路面の傾斜)を検出するセンサである。
入力I/F21は、各センサの検出信号をCPU31の指示に基づき又は周期的に読み出し、センサの識別情報と共にマイコン24のI/Oに送信する。I/O34は検出信号をRAM等に書き込んでCPU31に通知するので、CPU31はRAM32から検出信号を読み出すことができる。A/D回路22には、アクセル開度センサ16が接続されている。A/D回路22はアナログの検出信号をデジタルの検出信号に変換する回路であり、変換後の検出信号をI/O34と同様にCPU31に通知する。なお、車速センサ13、シフトポジションセンサ14、傾斜センサ15、及び、アクセル開度センサ16は、直接、PKB電子制御装置100に接続されている必要はなく、ネットワーク101を介して他の電子制御装置やセンサから取得する態様の車両も多い。
I/O35にはドライバ23が接続されており、ドライバ23にはアクチュエータ18が接続されている。ドライバ23は、アクチュエータ18に回転の開始・停止及び回転方向を指示すると共に、例えばPWM信号をアクチュエータ18に出力することでアクチュエータ18の作動速度を制御する。アクチュエータ18がロック方向に作動した場合、ブレーキASSY19は車輪(主に後輪)を制動し、解除方向に作動した場合、ブレーキASSY19は車輪から制動力を開放する。アクチュエータ18とブレーキASSY19については後述する。
また、マイコン24のI/O36にはスイッチ17が接続されている。スイッチ17は、電動パーキングブレーキ装置300をロックまたは解除する操作を運転者から受け付け、操作状態をマイコン24に通知する。マイコン24は、スイッチ17の操作位置に応じてブレーキASSY19がロックまたは解除されるようにドライバ23を制御する。なお、スイッチ17は足踏み式のものでもよい。
〔アクチュエータ、ブレーキASSYの一例〕
図4はアクチュエータ18及びブレーキASSY19の一例を説明するための図である。図4のブレーキASSY19はパーキングブレーキワイヤー185,186の張力により車輪に制動を加えるものである。車両の右後輪RRと左後輪RLには、制動力を作用させるパーキングブレーキワイヤー185,186がそれぞれ接続されている。右後輪RRと左後輪RLはそれぞれブレーキASSY19を有するが構造は同様なので、右後輪RRを例に説明する。ブレーキASSY19にはドラムブレーキが採用されている。
ブレーキドラム内部には、一対のブレーキシュー191,192が配置されている。前方のブレーキシュー191にはブレーキシューレバー193がレバーピン195を中心に揺動可能に取り付けられている。また、前方のブレーキシュー191の下側の一端には、パーキングブレーキワイヤー186が接続されている。
ブレーキシューレバー193のレバーピン195とパーキングブレーキワイヤー186の取り付け位置との間には、コネクティングロッド194が固定されており、後方のブレーキシュー192と連結されている。
パーキングブレーキワイヤー186がアクチュエータ18により引っ張られると、レバーピン195を中心にブレーキシューレバー193が回転する。これにより、ブレーキシューレバー193に固定されたコネクティングロッド194が後方のブレーキシュー192をドラムに押しつける。後方のブレーキシュー192がドラムに押しつけられ動かなくなると、ブレーキシューレバー193のコネクティングロッドの固定位置が支点となり反力により前方のブレーキシュー191が回転する。これにより、前方のブレーキシュー191がドラムに押しつけられる。このようにして右後輪RRと左後輪RLに、移動を抑制しようとする制動力が加えられる。
アクチュエータ18は、回転モータ181と、回転モータ181の回転駆動力を直線駆動力に変換するねじ軸182と、直線駆動力を2つのパーキングブレーキワイヤー185,186に分配するイコライザ183とを有する。また、イコライザ183の両端には右後輪RRと左後輪RLに、それぞれ接続されたパーキングブレーキワイヤー185,186が接続されている。パーキングブレーキワイヤー185,186の少なくとも一方には張力センサ184が接続されており、張力センサ184はパーキングブレーキワイヤー186の張力をPKB電子制御装置100に出力する。
回転モータ181は、PKB電子制御装置100により制御される。ブレーキASSY19をロックする場合、回転モータ181は正方向に回転駆動され、解除する場合、逆方向に回転駆動される。PKB電子制御装置100は、張力センサ184が検出する張力が閾値(傾斜によって変更される)以上になるとロックされたと判定して回転モータ181の回転を停止する。また、張力センサ184が検出する張力が閾値(ロック時の閾値よりも小さい)以下になると解除されたと判定して回転モータ181の回転を停止する。
図5はアクチュエータ18及びブレーキASSY19の別の一例を説明するための図である。図5の電動パーキングブレーキ装置300は、駐車時又は停車時の制動力をディスクブレーキ装置により生成する。したがって、図のディスクブレーキ装置は、運転者のブレーキペダルの踏み込みにより車輪を制動するサービスブレーキとしても動作する。ブレーキキャリパ41には、ホイシリンダ199に作動流体を流出入させる連通路197が設けられており、連通路197を通じて作動流体が流出入する。運転者がブレーキペダルを踏み込むとマスタシリンダの液圧が上昇し、不図示の油圧回路から作動流体がホイルシリンダ199に流入する。ホイルシリンダ199はピストン45を駆動することで1対のブレーキパッド43でブレーキディスク42を挟み込む。
右後輪RRと左後輪RLには、このサービスブレーキの作動時だけでなく、駐車時又は停車時も1対のブレーキパッド43でブレーキディスク42を挟み込むためのブレーキアクチュエータ18が配置されている。
ホイルシリンダ199の内部の中空部には、回転軸196、推進軸198及びピストン45などが配置されている。また、回転軸196には一体に平歯車189が固定されており、回転モータ187と一体に回転する平歯車188と噛合している。推進軸198はピストン内に固定されており、回転軸196が回転しても回転しない構造になっている。このため、回転軸196が回転すると、推進軸198と回転軸196の間のネジ構造により、推進軸198は軸に平行に移動する。したがって、回転モータ187が回転すると、回転軸196と一体の平歯車189が回転して、推進軸198をブレーキディスク42に対し垂直方向に移動させる。これにより、ブレーキパッド43を移動させブレーキディスク42に制動力が作用する。
なお、PKB電子制御装置100は、ロック時において、予め定められた駐車状態又は停車状態を維持するために必要なホイルシリンダ圧よりも大きな圧力が得られる時間(モータ制御時間)、回転モータ187を回転駆動する。また、駐車を維持するために必要なホイルシリンダ圧は傾斜によって異なるので、PKB電子制御装置100は傾斜に応じてモータ制御時間を補正する。また、解除時は、回転モータ187の回転に必要な負荷を監視し、負荷が閾値よりも小さくなったタイミングを、ブレーキパッド43がブレーキディスク42から離間したタイミングと判定する。そして、さらに、そのタイミングから予め決まった時間、回転モータ187を回転することで、解除を完了する。
〔PKB電子制御装置の機能〕
図6は、本実施例のPKB電子制御装置100の機能ブロック図の一例である。図では説明のため、プログラム37と書き換えプログラムを分けて図示した。しかし、書き換えプログラムは、プログラム37と共に書き換えられるのでプログラム37のうちの一機能である。CPU31が書き換えプログラムを実行しハードウェアと協働することで状態確認部55、及び、プログラム書き換え部56が実現される。また、CPU31がプログラム37を実行しハードウェアと協働することでロック制御部51及び解除制御部52が実現される。
図7(a)〜(c)はロック制御部51がブレーキASSY19をロックし、解除制御部52が解除する手順を示すフローチャート図の一例である。なお、以下では、図4の電動パーキングブレーキ装置300を例に説明するが、図5の電動パーキングブレーキ装置300の場合も処理手順は同様である。
図7(a)の手順は、スイッチ17が操作されると又はサイクル時間毎にスタートする。ロック制御部51は、スイッチ17がロック位置か否かを判定する(S10)。
スイッチ17がロック位置の場合(S10のYes)、ロックが完了しているか否かを判定するため、ロックフラグ53がONか否かを判定する(S20)。
ロックフラグ53がONの場合(S20のYes)、ロック制御は不要なので図7(a)の処理は終了する。
ロックフラグ53がONでない場合(S20のNo)、ブレーキASSY19をロックするためロック制御部51は図7(b)の処理を開始する(S30)。
ステップS10に戻り、スイッチ17がロック位置でない場合(S10のNo)、運転者は解除を要求しているので、ロックフラグ53がOFFか否かを判定する(S40)。
ロックフラグ53がOFFの場合(S40のYes)、解除制御は不要なので図7(a)の処理は終了する。
ロックフラグ53がOFFでない場合(S40のNo)、ブレーキASSY19を解除するため解除制御部52は図7(c)の処理を開始する(S50)。
図7(b)の処理(ロック制御)において、ロック制御部51はロック可能な状態か否かを判定する(S301)。すなわち、運転者が誤って走行中にスイッチ17をロック位置に操作したことを検出するため、車速がゼロか、シフトポジションはパーキング又はニュートラルか、及び、ブレーキペダルが踏み込まれているか、等を判定する。なお、走行中にブレーキASSY19をロックしても車両は走行可能なので、ステップS301の判定はしなくてもよい。また、走行中、スイッチ17がロック位置に操作され続けることで、緊急停止用にロック制御を開始してもよい。
ロック可能な状態である場合(S301のYes)、ロック制御部51はアクチュエータ18をロック方向に駆動させる(S302)。そして、ロック制御部51は張力センサ184が検出する張力が閾値以上か否かを判定する(S303)。この閾値は傾斜によって補正される。
張力センサ184が検出する張力が閾値以上になるまでの間(S303のNo)、ロック制御部51はアクチュエータ18をロック方向に駆動し続ける。
張力センサ184が検出する張力が閾値以上になった場合(S303のYes)、ロック制御部51はロックフラグ53をONに設定して処理を終了する。これによりブレーキASSY19はロックされた。また、ロック制御部51はメータパネルにロック中であることを示すインジケータを点灯する。
なお、図7(a)(b)の例では、ロック制御部51がブレーキASSY19をロックするためにユーザ操作が必要だが、予め定められた条件が成立するとロック制御部51がブレーキASSY19をロックしてもよい(オートパーキングブレーキ)。予め定められた条件には、シフトポジションがパーキングに操作されたこと、坂路で停車すること、エンジンが停止したこと、又は、停車時にドアが開放されたこと、など車両によって様々である。
図7(c)の処理(解除制御)において、解除制御部52はアクチュエータ18を解除方向に駆動させる(S501)。そして、解除制御部52は張力センサが検出する張力が閾値以下か否かを判定する(S502)。この閾値は傾斜によって補正される。
張力センサ184が検出する張力が閾値以下になるまでの間(S502のNo)、解除制御部52はアクチュエータ18を解除方向に駆動し続ける。
張力センサ184が検出する張力が閾値以下になった場合(S502のYes)、解除制御部52はロックフラグ53をOFFに設定して処理を終了する。これによりブレーキASSY19は解除された。また、解除制御部52はメータパネルのロック中であることを示すインジケータを消灯する。
なお、図7(a)(c)の例では、解除制御部52がブレーキASSY19を解除するためにユーザ操作が必要だが、予め定められた条件が成立すると解除制御部52がブレーキASSY19を解除してもよい。予め定められた条件には、例えば、シフトポジションがドライブに操作されアクセルペダルが踏み込まれること、などが挙げられる。
図6に戻り、書き換え制御部54は、PKB電子制御装置100が書き換えツール200から書き換え指示信号を受信することで起動される。状態確認部55はロックフラグ53を参照して、プログラム37の書き換えが可能な状態であることを確認する。プログラム37の書き換えが可能な状態とは、本実施例のPKB電子制御装置100の場合、ブレーキASSY19がロック状態であることを言う。よって、状態確認部55はロックフラグ53がONであることを確認すればよい。状態確認部55は、ロックフラグ53の状態(ON/OFF)をプログラム書き換え部56に通知する。
プログラム書き換え部56は、ロックフラグ53がONの場合、プログラム37の書き換えを開始し、ロックフラグ53がOFFの場合、プログラム37の書き換えが困難であることをCAN通信により書き換えツール200に通知する。この場合、作業員が書き換えツール200の表示を確認して、スイッチ17をロック位置に操作することでブレーキASSY19はロックされる。
また、プログラム書き換え部56は、ロックフラグ53がOFFの場合、ロック制御部51を呼び出して、ブレーキASSY19のロックを要求してもよい。こうすることで、ブレーキASSY19がロックされていない状態で、作業員がプログラム37の書き換えを開始しても、ブレーキASSY19がロックされてからプログラム37を書き換えることができる。
図8は、本実施例の書き換え制御部54がプログラム37を書き換える手順を示すフローチャート図の一例である。図8の手順は、PKB電子制御装置100が書き換えツール200から書き換え指示信号を受信することでスタートする。
状態確認部55は、ロックフラグ53がONか否かに基づきロックが完了しているか否かを判定する(S100)。状態確認部55は、ロックフラグ53の状態をプログラム書き換え部56に通知する。
ロックが完了している場合(S100のYes)、プログラム書き換え部56は書き換えツール200に対しプログラム37の更新を許可する(S110)。これにより、書き換えツール200は更新用プログラム207をCANフレームに格納しPKB電子制御装置100に送信する。プログラム書き換え部56は更新用プログラム207でフラッシュROM33のプログラム37を置き換えることができる。
ロックが完了していない場合(S100のNo)、プログラム書き換え部56は、ロック制御を行う(S120)。これにより、ブレーキASSY19はロックされる。この後、処理はステップS110に進むので、プログラム書き換え部56はフラッシュROM33のプログラム37を書き換えることができる。
以上説明したように本実施例のPKB電子制御装置100は、ブレーキASSY19がロックされた状態でプログラム37の更新を許可するので、マイコン24が動作できないプログラム37の更新中に、車両の移動が抑制されていない状況が生じることを防止できる。したがって、プログラム37の更新中に車両が移動してしまうこともない。
一つの電子制御装置に複数の機能が統合される試みが進んでいる。このような機能統合により車載される電子制御装置の数を低減できるので、コストや搭載スペースの削減が可能になる。
PKB電子制御装置100は車両の移動を抑制する装置だが、機能的に似ている他の機能が統合されることがある。車両の移動を抑制する装置としては、例えば、オートパーキンロック装置がある。パーキングロックとは、運転者がシフトレバーをP位置に操作した場合、アクチュエータが変速装置内部に設けたパーキングギアとロック部材を係合させ、変速機が回転しないようにロックすることをいう。パーキングロックされることで、車両の移動が抑制される。
オートパーキングロックとは、運転者がシフトレバーをP位置に操作しなくても、アクチュエータが変速装置内部に設けたパーキングギアとロック部材を係合させることをいう。オートパーキングロックの機能は、トランスミッションECUに搭載されることが多い。本実施形態では、オートパーキングロックの機能がPKB電子制御装置100に統合された場合のプログラムの書き換えについて説明する。
図9は本実施例のPKB電子制御装置100の機能ブロック図の一例である。図9において図6と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。パーキングロック部57は、運転者がシフトレバーをP位置に操作した場合、及び、IG−OFFになった場合にパーキングロックアクチュエータ60をロック側に制御する。パーキングロックアクチュエータ60は、モータと回転角センサを有している。パーキングロック部57がパーキングロックアクチュエータ60にロック信号を出力すると、パーキングロック部57はモータを回転させパーキングギアとロック部材を係合させる。回転角センサはモータの回転角を検出し、所定値まで回転するとパーキングロック部57はロックされたと判定してパーキングロックフラグをONにする。
ロック解除部58は、パーキングロックアクチュエータ60をアンロック側に制御する。解除時は、運転者がブレーキペダルを踏み込んでいることを条件に、例えば、運転者がシフトレバーをD位置などのP以外に操作したことがトリガーとなる。モータはロック時と反対方向に回転し、パーキングギアとロック部材の係合を解除する。ロック解除部58はアンロックされたと判定するとパーキングロックフラグをOFFにする。
ロック制御部51とパーキングロック部57は独立に実行されるが、どちらも車両の移動を抑制する機能である。したがって、状態確認部55としては少なくともどちらかの機能がロックしたことを確認すればよい。
図10(a)はパーキングロック部57がパーキングロックする手順を示すフローチャート図の一例である。図10(a)の手順はサイクル時間毎に繰り返し実行される。
パーキングロック部57は、パーキングロックフラグ59がONか否かを判定する(S200)。パーキングロックフラグ59がONの場合(S200のYes)、パーキングロックする必要がないので図10(a)の処理は終了する。
パーキングロックフラグ59がONでない場合(S200のNo)、パーキングロック部57は、車速がゼロか否かを判定する(S210)。すなわち、車両が停止しているか否かを判定する。
車速がゼロの場合(S210のYes)、パーキングロック部57はシフトポジションがパーキング「P」位置か又はIG−OFFか否かを判定する(S220)。
シフトポジションがパーキング「P」位置又はIG−OFFの場合(S220のYes)、パーキングロック部57はパーキングロックアクチュエータ60を駆動してパーキングロックする(S230)。
ロックが完了すると、パーキングロックフラグ59をONに設定する(S250)。
このように、パーキングロック部57は、運転者がシフトレバーをP位置に操作した場合だけでなく、所定の条件が成立するとパーキングロックすることができる。
図10(b)は、ロック解除部58がパーキングロックを解除する手順を示すフローチャート図の一例である。図10(b)の手順はサイクル時間毎に繰り返し実行される。
ロック解除部58は、パーキングロックフラグ59がOFFか否かを判定する(S300)。パーキングロックフラグ59がOFFの場合(S300のYes)、ロックを解除する必要がないので図10(b)の処理は終了する。
パーキングロックフラグ59がONの場合(S300のNo)、ロック解除部58は、ブレーキペダルが踏み込まれているか否かを判定する(S310)。
ブレーキペダルが踏み込まれているか場合(S310のYes)、ロック解除部58はシフトポジションがP以外か否かを判定する(S320)。
シフトポジションがP以外の場合(S320のYes)、ロック解除部58はパーキングロックアクチュエータ60を駆動してパーキングロックを解除する(S330)。
そして、ロック解除部58はパーキングロックの解除が完了するとパーキングロックフラグ59をOFFに設定する(S350)。
図11は、本実施例の書き換え制御部54がプログラムを書き換える手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、状態確認部55は、パーキングロックフラグ59がONか否かに基づきパーキングロックが完了しているか否かを判定する(S400)。
パーキングロックが完了している場合(S400のYes)、プログラム書き換え部56は、書き換えツール200に対しプログラム37の更新を許可する(S410)。
また、パーキングロックが完了していない場合(S400のNo)、状態確認部55は、ロックフラグ53がONか否かに基づきロックが完了しているか否かを判定する(S420)。
ロックが完了している場合(S420のYes)、プログラム書き換え部56は、書き換えツール200に対しプログラム37の更新を許可する(S410)。
したがって、ロックフラグ53又はパーキングロックフラグ59のどちらかがONの場合、書き換えツール200は更新用プログラム207をCANフレームに格納しPKB電子制御装置100に送信するので、プログラム書き換え部56は更新用プログラム207でフラッシュROM33のプログラム37を置き換えることができる。
ロックが完了していない場合(S420のNo)、プログラム書き換え部56は、ロック制御部51又はパーキングロック部57にロック制御を要求する(S430)。これにより、ブレーキASSY19がロックされるか又はパーキングロックされる。この後、処理はステップS410に進むので、プログラム書き換え部56はフラッシュROM33のプログラム37を書き換えることができる。
以上説明したように本実施例のPKB電子制御装置100は、実施例1の効果に加え、PKB電子制御装置100に機能統合による複数の機能が搭載されている場合、どちらかの機能により車両の移動が抑制されていればプログラム37を書き換えることができる。
17 スイッチ
18 アクチュエータ
19 ブレーキASSY
24 マイコン
33 フラッシュROM
37 プログラム
53 ロックフラグ
54 状態確認部
55 プログラム書き換え部
59 パーキングロックフラグ
100 PKB電子制御装置
200 書き換えツール
207 更新用プログラム
300 電動パーキングブレーキ装置

Claims (3)

  1. 車両の移動を抑制する装置を制御する情報処理装置において、
    プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    外部から前記プログラムと置き換えられる更新用プログラムを取得する更新用プログラム取得手段と、
    前記装置が車両の移動を抑制する状態になっていることを確認する状態確認手段と、
    前記状態確認手段が、前記装置が車両の移動を抑制する状態になっていることを確認した場合、前記プログラム記憶手段に記憶された前記プログラムを前記更新用プログラムで置き換えるプログラム書き換え手段と、を有し、
    前記装置は、予め定められた車両状態が検出されると変速機の回転をロックするパーキングロック装置及び車輪に制動力を加えるパーキングブレーキ装置であり、
    前記パーキングロック装置及び前記パーキングブレーキ装置が車両に制動力を加えている状態であることを前記状態確認手段が確認した場合、前記プログラム書き換え手段は前記プログラム記憶手段に記憶された前記プログラムを前記更新用プログラムで置き換える、情報処理装置。
  2. 前記装置を車両の移動を抑制する状態に制御する移動抑制制御手段、を有し、
    前記状態確認手段が、前記装置が車両の移動を抑制する状態になっていないことを確認した場合、
    前記プログラム書き換え手段は、前記移動抑制制御手段に前記装置を車両の移動を抑制する状態に制御させた後、前記プログラム記憶手段に記憶された前記プログラムを前記更新用プログラムで置き換える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 予め定められた車両状態が検出されると変速機の回転をロックして車両の移動を抑制するパーキングロック装置及び車輪に制動力を加えるパーキングブレーキ装置を制御する情報処理装置のプログラム書き換え方法において、
    状態確認手段が、前記パーキングロック装置及び前記パーキングブレーキ装置が車両の移動を抑制する状態になっていることを確認するステップと、
    更新用プログラム取得手段が外部から更新用プログラムを取得する取得ステップと、
    前記状態確認手段が、前記パーキングロック装置及び前記パーキングブレーキ装置が車両の移動を抑制する状態になっていることを確認した場合、プログラム書き換え手段が、プログラムを記憶するプログラム記憶手段に記憶された前記プログラムを前記更新用プログラムで置き換えるステップと、
    を有するプログラム書き換え方法。
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