JP5771492B2 - 浴室用建物ユニットおよび浴室の形成方法 - Google Patents
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Description
(1)上述のような構成によれば、工場から建設地へ搬送した後に下地壁6に対して仕上材を取り付けるので、ユニット建物1における浴室の仕様について顧客の様々な趣向ニーズに個別具体的に対応することができる。一般の浴室用の建物ユニットにあるように規格化された浴室の仕様に拘泥されずに、顧客の意思に従って浴室壁面の形態を自由に変化させることができる。
(2)タイル3等の仕上材による仕上作業は時間を要し、また工場では建物ユニットを移動させながら作業することとなるため、工場での製造には適していない。この仕上作業を建設地で行うことにより、工場でこれらの仕上作業をする必要がなくなり、工場での作業効率が高まる。
(3)工場で予めタイル3等の仕上材を浴室用の建物ユニットに取り付けてしまうと、建物ユニットを建設地へ搬送している際の振動等により、タイル3等の仕上材やその接着部分に微細な亀裂等が生じて仕上材の取付状態がダメージを受けるおそれがある。
(4)さらに、浴室4の仕上作業を浴室用の建物ユニット2をその他の建物ユニットに接合して構造的に安定させた状態で行うことから、浴室用の建物ユニット2単体の状態で仕上作業を行う場合のように歪みが生じにくく、これによっても、一度取り付けた仕上材の取付状態がダメージを受けにくいものとなる。
(5)一般的なバスコアユニットでは、壁パネルの端部が防水パンの縁部に設けられたパネル設置用の嵌合部に圧入されて、防水パンと略面一に連続した状態で壁パネルが取り付けられるが、本実施の形態では、タイル3等の仕上材を壁パネルの代わりに用いることから、仕上材と防水パン7との間に隙間12が形成されるため上記連続接続ができず、この隙間12からの漏水が問題となる。
(6)また、一度設置した浴室4の模様替え等をする際には仕上材を剥がすこととなるが、仕上材がタイル3等のように、ある程度の硬さを有するものの場合、図9に示すように、水切部材8Aの端部がタイル3の裏側の下地壁6とタイル3との間に配置された状態で取り付けられていることから、この水切部材8A,8Bを用いてテコの原理でタイル3を簡単に剥がすことができる。
(7)防水パン7に接続した排水用のトラップ11Aおよびエルボ11Bが浴室用の建物ユニット2の内側に収まった状態となっていることにより、浴室用の建物ユニット2から排水用のトラップ11Aおよびエルボ11Bが突出せず、包装や搬送の際に引っかけ等による破損を防止することができる。
2 浴室用の建物ユニット
3 タイル
4 浴室
5 床板
6 下地壁
7 防水パン
7A 防水パン本体
8A,8A 水切部材
12 隙間
Claims (8)
- 建設地とは別の場所で製造され建設地に搬送され他の建物ユニットと接合されてユニット建物の構築に用いられる浴室用建物ユニットにおいて、
浴室用建物ユニットに取り付けられた防水パンおよび下地壁を備え、
前記下地壁には仕上材が取り付けられていないことを特徴とする浴室用建物ユニット。 - 前記防水パンの排水口に排水部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浴室用建物ユニット。
- 建設地とは別の場所で製造され建設地に搬送および他の建物ユニットと接合されて構築されるユニット建物の浴室の形成方法において、
前記製造の段階で浴室用建物ユニットに該浴室の防水パンおよび下地壁を取り付ける工程、
該下地壁に仕上材を取り付けていない状態で該建物ユニットを建設地に搬送する工程、
前記下地壁に前記仕上材を設けて浴室を完成させる工程を備えたことを特徴とする浴室の形成方法。 - 建設地において前記浴室を完成させる工程で、前記仕上材としてタイルを設けることを特徴とする請求項3に記載の浴室の形成方法。
- 建設地において前記浴室を完成させる工程は、搬送された前記浴室用建物ユニットを他の建物ユニットと接合した状態で行われることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の浴室の形成方法。
- 建設地において前記浴室を完成させる工程で、前記仕上材を取り付ける前に前記下地壁と防水パンとの隙間を閉塞する水切部材を設けることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の浴室の形成方法。
- 前記水切部材の端部が下地壁と前記仕上材としてのタイルとの間に配置されるように前記タイルが設けられることを特徴とする請求項6に記載の浴室の形成方法。
- 前記水切部材は、長尺方向の縁部で互いに屈曲接続された複数の板部を有し、一の板部が前記下地壁と前記タイルとの間に挟み込まれた状態で配置され、該板部の屈曲接続部分が前記下地壁に近接配置され、該板部と屈曲接続部分以外の前記水切部材の少なくとも一部が浴室内に露出するように、前記タイルを設けることを特徴とする請求項7に記載の浴室の形成方法。
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