JP5769329B1 - ビートの収穫方法及びこの方法に使用する牽引式ビートハーベスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ビートの茎葉切断精度を改善し、あわせて、ハーベスタ走行タイヤ前方の左右両側でビート掘上げ作業と茎葉切断作業を並列的に行えるようにする。【解決手段】トラクタタイヤをビート畝列群の外側に沿って走行させる。トラクタに牽引されるビートハーベスタの走行タイヤを前記ビート畝列群の少なくとも1列を跨ぐようにしてトラクタタイヤの外側へ突出させるとともに、このハーベスタタイヤの前方に、該タイヤの内側畝列に対応するビート掘上げ装置と、該タイヤの外側畝列に対応する茎葉切断装置を左右並列に配設する。【選択図】図1

Description

本発明はトラクタ等の牽引車に接続して使用されるビートベスタのビート収穫方法及びこの方法に使用されるビート収穫装置に関し、特に、ビート収穫時の茎葉切断精度を高め、収穫作業効率を向上させる収穫方法及び装置に関する。
牽引式ビートハーベスタを使用して広い圃場のビートを収穫する場合、ビート掘取りの前処理として畝列のビート頂部の茎葉を切断しておく必要から、ビートハーベスタには一般にビート茎葉切断装置とビート掘り上げ装置が具備されている。
従来のこの種のビート収穫装置には、後述の非特許文献1に対応する本願図5に示すように、圃場内の2本のビート畝列1a及び1bを跨いで先行するトラクタ2の前後・左右のタイヤ3a、3b及び4a、4bの真後ろに、一側(進行方向右側)のタイヤ走行軌道を共通にするタイヤ6bを有するハーベスタ5を牽引フレーム11で連結するとともに、このハーベスタ5の左右タイヤ6a、6b間の前方に、前記ビート畝列1a、1bに各自に対応する茎葉切断装置7と掘上げ装置8を並列に取付け、一方でビート茎葉10aを切断しながら他方で茎葉切断済みビート9を掘取る構造のものが知られている。
ところが、上記図5の公知技術は、トラクタ2の一側タイヤ3b、4b及びハーベスタ5の一側タイヤ6bは茎葉切断前のビート畝列1b、1c間を走行するため、図6に示すように、ビート9の頂部付近の茎葉を踏みつけることになり、踏みつけられた茎葉10bは切断装置7が通過しても取り残されてしまい、面倒な後処理作業が必要になるという不都合があった。
他方、非特許文献2に対応する本願図7に示すように、ビート畝列群1a、1bの外側にトラクタ2を走行させ、ハーベスタ5のタイヤ6b前方に茎葉切断装置7と堀上げ装置8を1本のビート畝列1aに対応して前後縦列に配置したハーベスタを前記トラクタ2の後方に連結したものが知られている。
図7の公知技術は、トラクタ2とハーベスタ5の間に茎葉切断装置7と堀上げ装置8が前後長手方向に連設されるため、トラクタ2の先端からハーベスタ5の後端までの全長が長くなることから、ビート収穫装置の旋回作業性が低下するだけでなく、トラクタ運転席からは堀上げ装置8が茎葉切断装置7の後方に隠れてしまい、目視できなくなるという問題があった。
日農機製工株式会社発行 2014年総合カタログ Oy Juko Limited(Finland)、REFLEX Engineering Limited(U.K) 2011年1月発行 カタログ「JUKO」
したがって、本発明の目的は、収穫装置の旋回作業性を損なうことなくビート茎葉切断精度を向上させ、もってビート収穫作業の効率化を図ることができるビート収穫方法及び装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明のビート収穫方法は、茎葉を切断したビート畝列群の外側に沿ってトラクタを走行させるとともに、トラクタタイヤの外側を走行させたハーベスタタイヤの前方内側に掘上げ装置を、前方外側に茎葉切断装置を内外並列に配置したハーベスタを前記トラクタの後方に連結し、前記ハーベスタタイヤ前方の内側掘上げ装置で茎葉切断済みのビートを掘取るとともに、同ハーベスタタイヤ前方の外側の茎葉切断装置で外側畝列のビート茎葉を切断することを特徴とする。
上記の目的を達成するために本発明の牽引式ビート収穫装置は、茎葉を切断したビート畝列群の外側に沿って走行するトラクタに牽引されるビートハーベスタであって、トラクタタイヤの走行軌道の外側ビート畝列を跨いで走行するハーベスタタイヤを有し、該ハーベスタタイヤの前方に、該タイヤ内側のビート畝列に対応する掘上げ装置と、ハーベスタタイヤ外側のビート畝列に対応するビート茎葉切断装置を左右並列に配設したことを特徴とする。
すなわち本発明は、トラクタタイヤ及びハーベスタタイヤのいずれもがビート列の未切断茎葉の近傍を通過しないようすることを目的としてハーベスタタイヤの前方外側に茎葉切断装置を配置したものである。
本発明の牽引式ビート収穫装置及び装置は、トラクタタイヤ及びハーベスタタイヤのいずれもが走行中にビート畝列の未切断茎葉に接触しないのでタイヤによる茎葉の踏みつけがなくなり、茎葉の切断精度が向上し、切り残しの後処理が不要になる。
また、ハーベスタタイヤ前方掘上げ装置と茎葉切断装置が並列に配置されているので収穫装置の前長を短く保持できる。従って、旋回作業等の操作に支障をきたすことがない。
さらに、掘上げ装置と茎葉切断装置が並列に配置され、且つ、トラクタの真後ろではなく右後方に臨めるので掘上げ作業及び茎葉切断作業を黙視することができ、使い勝手がよくなる。
本発明によるビート収穫方法及び装置の作用説明図 本発明のビート収穫方法に使用されるビート収穫装置の斜視図 本発明のビート収穫方法に使用されるビート収穫装置の正面図 茎葉切断装置の1例を示す斜視図 公知例によるビート収穫方法及び装置の作用説明図 進行方向から見た図5の要部断面図 他の公知例によるビート収穫方法及び装置の作用説明図
以下、本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は本発明の一実施例を示すもので、図1に示すように、ビートハーベスタ5を牽引するトラクタ2などの牽引車のビート畝列寄りのトラクタタイヤ3b、4bがビート畝列群の外側に沿って走行し、これにより、トラクタタイヤ3b、4bが圃場内にあるビート9の茎葉10aを踏みつけないようにしてある。
他方、トラクタ2に牽引されるビートハーベスタ5は、ビート畝列1aに沿って走行するトラクタタイヤ3b、4bの外側へ突出し、外側畝列1aを跨いでビート畝列1a、1b間を走行するハーベスタタイヤ6bを有している。
本発明はハーベスタ5のタイヤ6bを隣接のビート畝列1aを跨ぐようにしてトラクタ2の走行軌道外側へ張り出させたうえで、このハーベスタタイヤ6bの前方に、タイヤ6bの内側畝列1aに対応するビート掘上げ装置8と、タイヤ6bの外側畝列1bに対応する茎葉切断装置7を左右並列に配設し、この構成によりビートハーベスタ5のタイヤ6bが茎葉に接触しないようにしてある。
図2、図3は本発明のビートハーベスタ5の詳細を示すもので、ハーベスタタイヤ6bの前方外側に切取り刃7´を備えた茎葉切断装置7が設けられているとともに、ハーベスタタイヤ6bの内側に掘上げ装置8が前記茎葉切断装置7と並列に設けられている。
かくして、本発明のビートハーベスタ5はトラクタ2に牽引されて走行する過程で、未切断茎葉に折衝することなく外側ハーベスタタイヤ6b前方の内側の掘上げビート装置8で茎葉切断済みビート畝列1aのビート9を掘り取るとともに、外側の茎葉切断装置7で隣接ビート畝列1bのビート茎葉10aを切り取って行くようになっている。
ビート掘上げ装置7先端の掘り取り口で掘り取られたビート9は、チェーンベルト12でハーベスタの後方へ搬送する過程でビートの土や枯れ葉がふるい落とされながら後部の揚送機13を介して架台上のビートホッパー14へ投入される。なお、図中、符号15の部材は畝列上の枯れ葉を吹き飛ばすクリーナーである。
図4の実施例の茎葉切断装置7は3点リンク16とバネ17で弾力的に上下変位して畝上を転動する支持体18の下部に切取り刃7´を固定したカッパー型を例示しているが、チョッパー型その他の切断装置を用いることもできる。
図1の実施例は圃場における2周目以降のビート収穫状態を示すもので、この状態ではトラクタ2のタイヤ3b、4bの最接近のビート畝列1aは既に茎葉が切断されている。
なお、図の実施例ではハーベスタタイヤ6bの前方の内側と外側に各1基の掘上げ装置8と茎葉切断装置7を並列配置したハーベスタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハーベスタタイヤ6bの前方の内側と外側に複数基の掘上げ装置8と茎葉切断装置7を並列配置し、各複数畝列を同時に処理するようにした構成を包含するものである。
圃場のビート収穫において茎葉精度を上げ、収穫作業の効率化に役立つ。
1a、1b、1c…ビート畝列
2…トラクタ
3a、3b…トラクタ前輪タイヤ
4a、4b…トラクタ後輪タイヤ
5…ビートハーベスタ
6a、6b…ハーベスタタイヤ
7…茎葉切断装置
7´…切断刃
8…掘上げ装置
9…ビート
10a…ビート茎葉
10b…踏みつけられた茎葉
11…牽引フレーム
12…チェーンベルト
13…揚送機
14…ホッパー
15…クリーナー
16…3点リンク
17…バネ
18…支持体

Claims (2)

  1. 茎葉を切断したビート畝列群の外側に沿ってトラクタ(2)を走行させるとともに、トラクタタイヤ(3b)、(4b)の外側を走行させたハーベスタタイヤ(6b)の前方内側に掘上げ装置(8)を、前方外側に茎葉切断装置(7)を内外並列に配置したハーベスタ(5)を前記トラクタの後方に連結し、前記ハーベスタタイヤ(6b)前方の内側掘上げ装置(8)で茎葉切断済みのビートを掘取るとともに、同ハーベスタタイヤ(6b)前方の外側の茎葉切断装置()で外側畝列のビート茎葉を切断することを特徴とするビート収穫方法
  2. 茎葉を切断したビート畝列群の外側に沿って走行するトラクタ(2)に牽引されるビートハーベスタ(5)であって、トラクタタイヤ(3b)、(4b)の走行軌道の外側ビート畝列を跨いで走行するハーベスタタイヤ(6b)を有し、該ハーベスタタイヤ(6b)の前方に、該タイヤ内側のビート畝列に対応する掘上げ装置(8)と、ハーベスタタイヤ(6b)外側のビート畝列に対応するビート茎葉切断装置(7)とを左右並列に配設したことを特徴とする、請求項1記載のビート収穫方法に使用されるビートハーベスタ
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