JP5769034B2 - ソケットおよび照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、一端に管軸中心から突出される一つの脚部およびこの脚部の先端に形成されていて脚部よりも径大で楕円状の保持部を有する口金を具備した直管形ランプを保持するソケットに関する。
一般に、断面円形の一対のランプピンが突出されたG13形口金を両端に有する直管形の蛍光ランプ、およびこの蛍光ランプを接続するソケットを用いた照明装置が多く使用されている。
また、LED素子を用いた直管形ランプが提案されている。この直管形ランプでは、従来と同様にG13形口金を用いた直管形ランプの他に、新規格のL形と呼ばれる口金を備えた直管形ランプがある。
新規格のL形と呼ばれる口金を備えた直管形ランプでは、一端に給電側の口金を備え、他端にアース側の口金を備えている。アース側の口金には、脚部およびこの脚部の先端に形成されていて脚部よりも径大で楕円状の保持部を有する1本のアースピンが突設されている。
この直管形ランプに対応して、専用の給電側のソケットおよびアース側のソケットが用いられている。アース側のソケットは、ソケット本体の先端側から所定の保持位置にアースピンを挿入し、その保持位置でアースピンを回転させることにより、ソケット本体内の端子でアースピンの保持部を保持する構成となっている。
実用新案登録第3152509号公報
直管形ランプの保持部をソケットに挿入し、回転させることで取り付けるソケットでは、保持部がソケット本体に対して中途半端な挿入状態で回転されると、保持部を所定の保持位置に取り付けることができない。
本発明が解決しようとする課題は、一端に管軸中心から突出される一つの脚部およびこの脚部の先端に形成されていて脚部よりも径大で楕円状の保持部を有する口金を有する直管形ランプを所定の保持位置に取り付けることができるソケットを提供することである。
実施形態のソケットは、一端に管軸中心から突出される一つの脚部およびこの脚部の先端に形成されていて脚部よりも径大で楕円状の保持部を有する口金を具備した直管形ランプを保持するソケットである。ソケットは、ソケット本体と、このソケット本体に配設される端子を備える。ソケット本体は、保持部の楕円状の短径寸法よりも大きい挿入口、この挿入口から保持部が保持される所定の保持位置まで連通し脚部が挿通可能な切欠部、および挿入口と所定の保持位置との間での口金の回転により保持部を所定の保持位置へ誘導する誘導手段を有する。端子は、保持部を所定の保持位置で保持する。
本発明によれば、保持部が挿入口と所定の保持位置との間にある中途半端な挿入状態で回転された場合、誘導手段により保持部を所定の保持位置へ誘導し、保持部を所定の保持位置に取り付けることが期待できる。
第1の実施形態を示すソケットのアースピン排出動作を説明する断面図である。 同上ソケットのアースピン装着動作を説明する断面図である。 同上ソケットの断面図である。 同上ソケットおよび直管形ランプの一部の斜視図である。 同上直管形ランプの斜視図である。 同上ソケットを用いた照明装置の側面図である。 同上照明装置の斜視図である。 第2の実施形態を示すソケットのアースピン装着動作を説明する断面図である。 第3の実施形態を示すソケットのアースピン装着動作を説明する断面図である。 第4の実施形態を示すソケットのアースピン装着動作を説明する断面図である。
以下、第1の実施形態を、図1ないし図7を参照して説明する。
図6および図7に直管形蛍光ランプ2灯用タイプの埋込形照明器具である照明器具11を示し、この照明器具11には2本の直管形ランプ12が用いられている。
照明器具11は、天井面に埋め込み設置される下面開放形の長尺な器具本体15、この器具本体15の長手方向の両端に対向配置されて各直管形ランプ12の端部がそれぞれ装着される2組のソケット16,17、および器具本体15に配置されて直管形ランプ12を点灯させる点灯装置18を備えている。直管形ランプ12の一端側を装着する一端側のソケット16は非給電側であってアース側であり、直管形ランプ12の他端側を装着する他端側のソケット17は給電用である。なお、アース側のソケット16は、直管形ランプ12の接続と取り付けとを兼ねる場合、直管形ランプ12の取り付けのみを行う場合とがあり、いずれでもよい。
図5に示すように、直管形ランプ12は、直管形蛍光ランプの発光管と同程度の管長および管径で直管形に形成されたチューブである透光性カバー21、この透光性カバー21内に収容された光源ユニット22、および透光性カバー21の両端部にそれぞれ設けられた口金23,24を備えている。直管形ランプ12の一端側の口金23はアース側のソケット16に装着される非給電側であるアース側であり、直管形ランプ12の他端側の口金24は給電用のソケット17に装着される給電用である。なお、アース側の口金23は、ソケット16に対してアース接続と取り付けとを兼ねる場合、ソケット16に対して取り付けのみを行う場合とがあり、いずれでもよい。
光源ユニット22は、例えばLED素子やEL素子などの複数の半導体発光素子25が実装された複数の基板26、およびこれら基板26を取り付けた取付板27を備えている。半導体発光素子25の実装方式には、LED素子の場合、基板26上にLEDチップが搭載された接続端子付きの複数のSMD(Surface Mount Device)パッケージを実装する方式や、基板26上に複数のLED素子を実装するCOB(Chip On Board)方式が用いられている。
図4に示すように、アース側の口金23の端面には、その端面の管軸中心から1つ(1本)のアースピン28が突出されている。このアースピン28は、口金23から突出する円柱状の脚部29、およびこの脚部29の先端に設けられた楕円形状(長円形状)の保持部30を有している。保持部30の長手方向(長径方向)の両端面は円弧面30aに形成され、これら両端面間で短手方向(短径方向)の両側面が直線面30bに形成されている。そして、図3に示すように、脚部29の直径をa、保持部30の短手方向の短径寸法をb、保持部30の長手方向の長径寸法をcとすると、a<b<cの寸法関係にある。保持部30の寸法の具体例としては、保持部30の短径寸法bを4mm、保持部30の長径寸法cを8mmとする。
図5および図6に示すように、給電用の口金24の端面には、光源ユニット22に電気的に接続されている給電用の一対のランプピン31が突出されている。
なお、直管形ランプ12は、アースピン28の保持部30の長手方向と、一対のランプピン31が並ぶ方向とが一致されているとともに、これらの方向に平行な面と光源ユニット22の半導体発光素子25の発光面とが平行になるように設けられている。すなわち、直管形ランプ12がソケット16,17間に正しく装着された状態で、光源ユニット22の半導体発光素子25の発光面からの光を所定の照射方向に照射できるように設けられている。
図6に示すように、ソケット16,17は、これらソケット16,17の先端面からアースピン28およびランプピン31を挿入し、直管形ランプ12の管軸を中心として90°回転させることにより装着する回転装着式が用いられている。
次に、図1ないし図4にアース側のソケット16を示す。このソケット16は、ソケット本体41、およびこのソケット本体41内に配置される一対の端子42を備えている。なお、以下、ソケット16に関して、器具本体15に取り付ける側を基端、およびその反対側を先端と呼び、直管形ランプ12の端面に対向する面を前面、その反対側を背面、および前面と背面との間を側面と呼ぶ。
ソケット本体41は、絶縁性を有する合成樹脂製であり、背面が開口されたケース45、およびこのケース45の背面に取り付けられるカバー46を備えている。
ケース45の基端には器具本体15に取り付けられる取付部47が形成され、ケース45の先端面にはアースピン28が挿入される挿入口48が形成され、ケース45の前面には挿入口48からアースピン28が保持される所定の保持位置Pまで連通する溝状の切欠部49が形成され、ケース45の内部には挿入口48から保持位置Pにアースピン28が挿入されるアースピン挿入域50が形成されている。挿入口48の幅寸法はアースピン28の保持部30の短径寸法bより大きい寸法とされ、切欠部49の両側間の幅寸法は脚部29が挿通可能なように脚部29の直径より大きい寸法とされている。
ケース45には、挿入口48の内側の両側に、一対の幅狭部51が一体形成されているとともに、これら一対の幅狭部51から挿入口48の開口方向に向かって拡開する一対の傾斜部(第1の傾斜部)52が一体形成されている。傾斜部52は、平面または拡開方向に沿って曲面に形成されている。一対の傾斜部52間の最小寸法である一対の幅狭部51の幅寸法d(図3参照)は、アースピン28の保持部30の長径寸法cより小さく、かつ短径寸法bより大きい寸法とされている。一対の幅狭部51は、角部で形成されることが好ましいが、保持部30の直線面30bの長さ寸法より小さい寸法であれば、挿入口48へのアースピン28の挿入方向に沿って曲面または平面に形成されていてもよい。
ケース45には、一対の傾斜部52の挿入口48とは反対の端部側である一対の幅狭部51から、挿入口48とは反対の奥側であってアースピン28が保持される保持位置Pに向かって拡開する一対の第2の傾斜部53が一体形成されている。これら一対の第2の傾斜部53は、アースピン28が挿入口48と保持位置Pとの間にある中途半端な挿入状態で回転された場合に、保持部30を保持位置Pへ誘導する誘導手段54として構成されている。
ケース45には、一対の第2の傾斜部53の挿入口48とは反対の端部側に、挿入口48とは反対の奥側であってアースピン28が保持される保持位置Pに向かって拡開する一対の規制壁55が一体形成されている。一対の規制壁55は、一対の端子42の端子片部63がアースピン挿入域50の外側に弾性変形するのを所定位置で規制するものであり、一対の端子42の端子片部63がアースピン挿入域50の外側に弾性変形するのを許容するように第2の傾斜部53より外側位置に形成されている。
ケース45には、一対の端子42の基端側を保持する一対の端子保持部56が形成されているとともに、一対の端子42の先端側を支持する支持手段57が形成されている。支持手段57は、第2の傾斜部53と規制壁55との間に形成された支持溝58で構成され、この支持溝58に差し込まれた端子42の先端である挿入口48側の端部を支持するように構成されている。ケース45の基端には各端子保持部56に連通するアース線挿入孔59が形成されている。
ケース45の背面に取り付けられるカバー46は、ケース45の背面を閉塞し、ケース45との間でケース45内に収納された一対の端子42を保持する。
また、一対の端子42は、導電性を有する板ばねによって形成されており、ケース45の基端側の端子保持部56に配置されるアース線接続部61、ケース45の先端側の支持手段57に配置される先端部62、およびこれらアース線接続部61と先端部62との間でアースピン28と接続される端子片部63が形成されている。一対の端子42の端子片部63がケース45内のアースピン挿入域50の両側に沿って配置されている。
アース線接続部61には、アース線挿入孔59から挿入される線が挿通する挿通孔64、およびこの挿通孔64に挿通された線に電気的に接続されるとともに線を抜け止めする鎖錠片65を有している。
先端部62は、端子片部63の先端からアースピン挿入域50の外側に向けて略L字形に折曲形成され、支持手段57の保持溝に差し込まれて保持されている。
端子片部63には、先端側でアースピン挿入域50に沿って配置されるアースピン導入部66、および保持位置Pでアースピン28を保持するアースピン保持部67が形成されている。このアースピン保持部67は、一対の端子42の互いに対向する内面が窪むように、一対の傾斜面68で構成される断面略V字形の窪みにて形成され、図1ないし図3に示すように、保持位置Pに回転されたアースピン28の保持部30の周面に対して一対の傾斜面68の2点が接触するように構成されている。なお、図1ないし図3には、保持位置Pに回転されたアースピン28の保持部30を2点鎖線で示すが、端子42についてはアースピン28の保持部30で押されて弾性変形する前の初期状態を示す。アースピン保持部67の外面はケース45の規制壁55に対向されている。
また、給電用のソケット17は、ソケット本体、このソケット本体内に配置された一対の給電端子を備えている。そして、直管形ランプ12の一対のランプピン31をソケット本体の先端面から挿入し、直管形ランプ12をその管軸を中心に90°回転させることにより、一対のランプピン31が一対の給電端子にそれぞれ接続されて装着される。
また、図7に示す点灯装置18は、商用交流電源が入力され、交流電力を直流電力に変換し、この直流電力を給電用のソケット17の一対の給電端子および直管形ランプ12の一対のランプピン31を通じて光源ユニット22に供給する。
次に、このように構成された照明器具11において、直管形ランプ12を接続する場合には、図6に示すように、直管形ランプ12のアースピン28およびランプピン31をソケット16,17の先端面からそれぞれ挿入して、直管形ランプ12をソケット16,17間に配置し、直管形ランプ12の管軸を中心として装着方向に90°回転させることにより、直管形ランプ12のアースピン28をソケット16に、ランプピン31をソケット17にそれぞれ保持するとともに電気的に接続した状態に装着できる。
そして、点灯装置18の動作により、点灯装置18からの直流電力が給電用のソケット17を通じて直管形ランプ12の光源ユニット22に供給され、光源ユニット22の各半導体発光素子25が点灯し、各半導体発光素子25からの光が透光性カバー21を透過して照明器具11の下方の所定の照射方向へ照射される。
また、直管形ランプ12を外す場合には、装着時とは逆に、直管形ランプ12を保持位置Pで反装着方向に90°回転させ、直管形ランプ12のアースピン28およびランプピン31をソケット16,17の先端面から抜き外す。
次に、アース側のソケット16の動作について説明する。
直管形ランプ12のアースピン28は、図1に実線で示すように、保持部30の長手方向をケース45の先端面の挿入口48に向けた状態で、その挿入口48に挿入する。アースピン28をソケット16の保持位置Pまで挿入すると、アースピン28の保持部30が一対の端子42のアースピン保持部67間に配置される。
このアースピン28をソケット16の保持位置Pまで挿入した状態で、直管形ランプ12の光の放射方向が所定の照射方向に向くように、直管形ランプ12の管軸を中心として90°回転させる。直管形ランプ12を回転させると、アースピン28の保持部30の長手方向の両端部で一対の端子42を外側に弾性変形させながら、アースピン28の保持部30が回転する。図1に2点鎖線で示すように、アースピン28が90°回転すると、保持部30の長手方向の両端部が一対の端子42のアースピン保持部67に嵌まり込んで止まる。この状態では、一対の端子42のアースピン保持部67の各傾斜面68が保持部30にそれぞれ接触し、一対の端子42が4点接触した状態でアースピン28を保持する。
また、直管形ランプ12は、長尺であるため、ソケット16,17への装着時において、アースピン28がソケット16の保持位置Pまで挿入されない不十分な挿入状態で、直管形ランプ12を装着方向に回転すると、アースピン28を保持位置Pに取り付けることができないが、本実施形態のソケット16ではそれを回避できる。
例えば、アースピン28の位置を図1に実線で示すように、アースピン28の保持部30の中心部がソケット16の幅狭部51より挿入口48側に位置する状態で、保持部30が回転すると、挿入口48に向かって拡開する一対の傾斜部52によって保持部30が回転するのが許容されるとともに、回転する保持部30が一方の傾斜部52に接触しながら回転することにより、幅狭部51間に挿入されている部分がその幅狭部51間から出るように、保持部30が挿入口48へ向けて移動する。このようにして、アースピン28がソケット16内から挿入口48に排出され、ソケット16に取り付けられることがない。
アースピン28の位置を図2に実線で示すように、アースピン28の保持部30の中心部がソケット16の幅狭部51より挿入口48とは反対側に位置する状態で、保持部30が回転すると、保持位置Pへ向かって拡開する一対の第2の傾斜部53によって保持部30が回転するのが許容されるとともに、回転する保持部30の長径方向の両端が一対の第2の傾斜部53に接触しながら回転することにより、保持部30が保持位置Pへ向けて移動する。
この保持部30が保持位置Pへ向けて移動する途中で一対の端子42のアースピン導入部66に接触し、一対の端子42が外側に弾性変形する。外側に弾性変形する一対の端子42のアースピン導入部66は一対の規制壁55に沿って保持位置Pへ向けて拡開するように傾斜する。また、一対の端子42のアースピン導入部66の外側への弾性変形は一対の規制壁55との当接によって規制される。
このとき、端子42の先端部62を支持手段57で支持し、かつ規制壁55が保持位置Pに向かって拡開していて端子42のアースピン導入部66が保持位置Pに向かって拡開するのを許容するため、端子42のアースピン導入部66が保持位置Pに向かって拡開して第2の傾斜部53の一部として機能する。
そのため、回転する保持部30が保持位置Pに向かって拡開する端子42のアースピン導入部66に接触しながら回転することにより、保持部30が保持位置Pへ向けて移動し、その後もさらに保持部30が保持位置Pへ向けて移動すると、一対の端子42の弾性変形に対する応力が保持部30を保持位置Pに取り込む方向に生じ、保持部30が保持位置Pに自動的に取り込まれて一対の端子42のアースピン保持部67間に嵌り込む。このようにして、アースピン28の保持部30がソケット16内の保持位置Pへ取り込まれ、ソケット16内の保持位置Pで一対の端子42に確実に接続された状態に取り付けられる。
このように、本実施形態のソケット16によれば、直管形ランプ12のアースピン28がソケット16の挿入口48付近で回転された場合には、挿入口48に向かって拡開する一対の傾斜部52によってアースピン28の保持部30が挿入口48から出る方向に移動してソケット16から外れ、アースピン28が保持位置Pに取り付けられなかったり直管形ランプ12やソケット16に無理な負荷が加わるのを防止できる。
一対の傾斜部52間の最小寸法を、アースピン28の保持部30の短径寸法よりも大きく、かつ長径寸法よりも小さくしているため、一対の傾斜部52を確実に機能させることができる。
また、アースピン28が挿入口48と保持位置Pとの間にある中途半端な挿入状態で回転された場合、誘導手段54によりアースピン28の保持部30を保持位置Pへ誘導し、アースピン28を保持位置Pに取り付けることができる。
また、誘導手段54として、保持位置Pへ向かって拡開する一対の第2の傾斜部53を備えるため、一対の第2の傾斜部53によってアースピン28の保持部30が保持位置Pに取り込まれて一対の端子42に確実に接続され、アースピン28を保持位置Pに取り付けることができる。
第2の傾斜部53をソケット本体41のケース45に一体に形成しているため、部品点数を削減でき、ソケット16の製造性を向上できる。
なお、第2の傾斜部53は、ソケット本体41のケース45とは別体に形成し、ソケット本体41に組み付けるように構成してもよい。
次に、第2の実施形態を、図8を参照して説明する。なお、前記実施形態と同一構成については同一符号を用いてその説明を省略する。
アースピン28の回転に伴って保持部30を保持位置Pへ誘導する誘導手段54の第2の傾斜部を、端子42の一部で構成した例である。
ケース45には、一対の傾斜部52の挿入口48とは反対の端部側である一対の幅狭部51から、挿入口48とは反対の奥側であってアースピン28が保持される保持位置Pに向かって拡開する一対の規制壁55が一体形成されている。
支持手段57は、傾斜部52と規制壁55との間に形成された支持溝58で構成され、この支持溝58に差し込まれた端子42の先端を支持するように構成されている。
一対の端子42の先端部62が支持手段57の支持溝58に差し込まれて支持され、端子片部63のアースピン導入部66およびアースピン保持部67が規制壁55の内側に配置されているとともに、アースピン導入部66がケース45内のアースピン挿入域50の両側に沿って配置されている。
そして、アースピン28の位置を図8に実線で示すように、アースピン28の保持部30の中心部がソケット16の幅狭部51より挿入口48とは反対側に位置する状態で、保持部30が回転すると、保持部30の長径方向の両端が一対の端子42のアースピン導入部66に接触し、一対の端子42のアースピン導入部66が外側に弾性変形する。外側に弾性変形する一対の端子42のアースピン導入部66は一対の規制壁55に沿って保持位置Pへ向けて拡開するように傾斜する。また、一対の端子42のアースピン導入部66の外側への弾性変形は一対の規制壁55との当接によって規制される。
このとき、端子42の先端部62を支持手段57で支持し、かつ規制壁55が保持位置Pに向かって拡開していて端子42のアースピン導入部66が保持位置Pに向かって拡開するのを許容するため、端子42のアースピン導入部66が保持位置Pに向かって拡開して第2の傾斜部として機能する。
そのため、回転する保持部30が保持位置Pに向かって拡開する端子42のアースピン導入部66に接触しながら回転することにより、保持部30が保持位置Pへ向けて移動し、その後もさらに保持部30が保持位置Pへ向けて移動すると、一対の端子42の弾性変形に対する応力が保持部30を保持位置Pに取り込む方向に生じ、保持部30が保持位置Pに自動的に取り込まれて一対の端子42のアースピン保持部67間に嵌り込む。このようにして、アースピン28の保持部30がソケット16内の保持位置Pへ取り込まれ、ソケット16内の保持位置Pで一対の端子42に確実に接続された状態に取り付けられる。
このように、本実施形態のソケット16によれば、アースピン28の保持部30を保持位置Pへ向けて誘導する誘導手段54として、端子42と支持手段57とを備えることにより、アースピン28の保持部30が端子42を弾性変形させたときに受ける応力を保持位置Pへ向けて生じるように構成できるため、一対の第2の傾斜部53によってアースピン28の保持部30が保持位置Pに取り込まれて一対の端子42に確実に接続され、アースピン28を保持位置Pに取り付けることができる。
次に、第3の実施形態を、図9を参照して説明する。なお、前記実施形態と同一構成については同一符号を用いてその説明を省略する。
図8に示す第2の実施形態の構成において、支持手段57が端子42の先端部62が外側に移動するのを規制するストッパ部71を備えた例である。
そして、アースピン28の位置を図9に実線で示すように、アースピン28の保持部30の中心部がソケット16の幅狭部51より挿入口48とは反対側に位置する状態で、保持部30が回転すると、保持部30の長径方向の両端が一対の端子42のアースピン導入部66に接触し、一対の端子42のアースピン導入部66が外側に弾性変形する。外側に弾性変形する一対の端子42のアースピン導入部66は一対の規制壁55に沿って保持位置Pへ向けて拡開するように傾斜する。
このとき、端子42の先端部62が支持手段57のストッパ部71に当接し、端子42の先端部62が外側に移動するのが規制されるため、端子42のアースピン導入部66が保持位置Pに向かって拡開するように傾斜し、第2の傾斜部として確実に機能させることができ、一対の端子42の弾性変形に対する応力が保持部30を保持位置Pに取り込む方向に確実に生じるようにできる。
次に、第4の実施形態を、図10を参照して説明する。なお、前記実施形態と同一構成については同一符号を用いてその説明を省略する。
図8に示す第2の実施形態の構成において規制壁55を省いたものであって、第2の傾斜部を端子42のみで構成した例である。
この場合にも、アースピン28の位置を図10に実線で示すように、アースピン28の保持部30の中心部がソケット16の幅狭部51より挿入口48とは反対側に位置する状態で、保持部30が回転すると、保持部30の長径方向の両端が一対の端子42のアースピン導入部66に接触し、一対の端子42のアースピン導入部66が外側に弾性変形する。
このとき、端子42の先端部62を支持手段57で支持し、かつ端子42のアースピン導入部66が保持位置Pに向かって拡開可能であるため、端子42のアースピン導入部66が保持位置Pに向かって拡開して第2の傾斜部として機能する。
そのため、回転する保持部30が保持位置Pに向かって拡開する端子42のアースピン導入部66に接触しながら回転することにより、保持部30が保持位置Pへ向けて移動し、その後もさらに保持部30が保持位置Pへ向けて移動すると、一対の端子42の弾性変形に対する応力が保持部30を保持位置Pに取り込む方向に生じ、保持部30が保持位置Pに自動的に取り込まれて一対の端子42のアースピン保持部67間に嵌り込む。このようにして、アースピン28の保持部30がソケット16内の保持位置Pへ取り込まれ、ソケット16内の保持位置Pで一対の端子42に確実に接続された状態に取り付けられる。
また、これら第2ないし第4の実施形態においても、一対の傾斜部52の機能は第1の実施形態と同様である。
なお、アース側のソケットは、少なくとも一対の傾斜部を備えていればよく、第2の傾斜部については備えない場合も含み、また、備える場合には第2ないし第4の実施形態に示す構成の他、アースピンの回転に伴って保持部を所定の保持位置へ誘導することができればどのような構成でもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…照明装置、12…直管形ランプ、28…アースピン、29…脚部、30…保持部、16…ソケット、17…給電用のソケット、41…ソケット本体、42…端子、48…挿入口、49…切欠部、52…傾斜部、53…第2の傾斜部、54…誘導手段、57…支持手段、P…保持位置

Claims (8)

  1. 一端に管軸中心から突出される一つの脚部およびこの脚部の先端に形成されていて脚部よりも径大で楕円状の保持部を有する口金を具備した直管形ランプを保持するソケットであって、前記保持部の楕円状の短径寸法よりも大きい挿入口、この挿入口から前記口金が保持される所定の保持位置まで連通し前記脚部が挿通可能な切欠部、を有するソケット本体と;
    このソケット本体に配設され、前記保持部を前記保持位置で保持する端子と;
    前記挿入口と前記保持位置との間での前記口金の回転により前記保持部を前記保持位置へ誘導する誘導手段と;
    を具備したことを特徴とするソケット。
  2. 前記誘導手段は、前記挿入口から前記保持位置に向かって拡開する第2の傾斜部である ことを特徴とする請求項1記載のソケット。
  3. 前記第2の傾斜部は、前記ソケット本体と一体的に形成された
    ことを特徴とする請求項2記載のソケット。
  4. 前記第2の傾斜部は、前記端子の一部で構成された
    ことを特徴とする請求項2記載のソケット。
  5. 前記誘導手段は、前記端子および前記端子の前記挿入口側の端部を支持する支持手段で構成され、前記保持部が前記端子を変形させたときに受ける応力が前記保持位置側へ生じるように構成された
    ことを特徴とする請求項1記載のソケット。
  6. 前記ソケット本体は、前記挿入口に向かって拡開する一対の傾斜部を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載のソケット。
  7. 前記一対の傾斜部間の最小寸法は、前記保持部の短径寸法よりも大きく、かつ長径寸法よりも小さい
    ことを特徴とする請求項6記載のソケット。
  8. 一端に管軸中心から突出される一つの軸部およびこの軸部の先端の断面楕円形状の接続部を有する口金が設けられ、他端に給電用のランプピンが突出された口金を有する直管形ランプと;
    前記直管形ランプが装着される請求項1ないし7いずれか一記載のソケットと;
    前記直管形ランプの給電用のランプピンが挿入される給電用のソケットと;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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