JP2010251228A - 直管形蛍光灯用のソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】直管形蛍光灯用のソケットを改良し、直管形蛍光灯の着脱が容易であり、しかも
強い振動や衝撃を受けても外れる虞れの無い、簡単な構造の直管形蛍光灯用ソケットを提供する。
【解決手段】本発明のソケットにはL字形案内溝11cが設けられている。(図A参照)直管形蛍光灯1の柱状電極1b,1aを矢印ZのようにL字形案内溝11cに挿入する。(図B参照)柱状電極1b,1aはL字形案内溝11cに沿って挿入され、それぞれリーフスプリング形電極2b,2aに接触して、これらを押し広げる。さらに、(図C参照)
柱状電極1b,1aは、L字形案内溝11cの水平な辺(Y−Y)に沿って収納される。これにより、上下方向(Z−Z)の慣性力を受けても外れる虞れが無い。
【選択図】図2

Description

本発明は、直管形蛍光灯を装着されてこれを支持するソケットに係り、特に耐振動性、耐衝撃性に優れたように改良したものである。
(図5(A)(B)参照)直管形蛍光灯は一般に、その両端から1対の柱状電極1a、1bが突出している。符号1cを付して示したのは口金であり、1dは通気孔である。
図5(C)は直管形蛍光灯1の片方の端部を描いた斜視図である。
説明の便宜上、直管形蛍光灯1の中心線に沿ったX軸を想定する。
図5(D)は模式的な端面図であって、口金1cが円形に現れている。直管形蛍光灯用のソケットは一般に、1対のリーフスプリング形電極が設けられていて、それぞれ柱状電極1a、柱状電極1bに接触し、電気的に導通するとともに機械的に支持している。
直管形蛍光灯がソケットに装着された状態で、柱状電極1a,1bの配列方向にY軸をとり、前記X軸と併せて直交座標軸X,Y,Zを想定する。この座標系はソケットについて設定されており、直管形蛍光灯をX軸周りに回動させても変化しない。
従来例の直管形蛍光灯用ソケットには、
直管形蛍光灯をX軸周りに回すことなく、電極部材がX軸方向に摺動するスライド形と、電極部材がX軸方向に摺動することなく、直管形蛍光灯をX軸周りに回す半回動形と、 電極部材がX軸方向に摺動することもなく、直管形蛍光灯をX軸周りに回しもせずに、
直管形蛍光灯1をY軸方向に圧し込んだり引き抜いたりする圧入形とが有る。
図6(A),(B)は、スライド形ソケットの従来例を描いた斜視図である。
(A)図に示したように、ハウジング4aにスライダ4bが設けられていて、X軸方向に摺動し得る構造である。
このスライダ4bには、Y軸方向に並べて2個の穴状電極が設けられていて、柱状電極1a,1bを嵌合せしめ得るようになっている。
(B)図はスライダ4bがX軸方向に後退したところを描いてある。
1個の直管形蛍光灯を装着する2個のソケットの内、1個のスライダ4bがこのように
後退可能であれば直管形蛍光灯を着脱することができる(ただし市販品のスライド形ソケットにおいては、操作性を良くするため、後退可能なスライダを備えたソケットの2個を1対として設置してあるものが多い)。
図6(C),(D)は、従来例に係る半回動形ソケットの1例を示す。
半回動形ソケット5のハウジング5aが蛍光灯の端面に対向する面に、環状の溝孔5cが設けられている。
(注)溝孔は、紛らわしくない場合、以下、溝と略称する。
前記の環状溝5cとハウジングの頂部との間に挿入溝5bが設けられていて、該挿入溝5bの下端は前記環状溝5cの下端に達している。
前記環状溝5cの直系Dは、1対の柱状電極1a、1bの間隔寸法Lに等しく設定されている。
(C)図のように1対の柱状電極1a,1bを上下に揃えた姿勢で、先に柱状電極1b
を挿入溝5bに差し込み、続いて柱状電極1aを差し込む。
先行の(下側の)柱状電極1bが環状溝5cの下端に達し、後続の(上側の)柱状電極1aが環状溝5cの上端に達したとき、(D)図のように直管形蛍光灯を回して前記1対の柱状電極1a,1bを水平(Y軸方向)に揃える。(図5(D)を併せて参照)この状態で柱状電極1a,1bは、リーフスプリング形電極2によって機械的に支持される。
この図6cの例にも見られるように、従来の直管形蛍光灯用のソケットにおいては、蛍光灯の端面に対向する面に、柱状電極と摺動自在に嵌合する案内溝が設けられている。
この案内溝の形状について各種の従来例を通覧すると、溝底の有る案内溝も有り、溝底の無い案内溝孔も有り、両者の混在する例も少なくない。本発明においては、溝と溝孔とを峻別しない。その理由は、本発明の実施形態において溝と溝孔とが作用的に等価だからである。
図7は、前記半回動形ソケット5(図6)と異なる半回動形ソケットの3例を示す。
(A)に示した半回動形ソケット6は、環状溝に代えて三角窓6cが設けられている。 その上方に、ハウジング6aの頂部に達する挿入溝6bが設けられていること、及び、ハウジング6aの中に1対のリーフスプリング形電極2が設けられていることは前記従来例(図6(C),(D))と同様である。
図7(B)に示した半回動形ソケット7は、前記図6(A)の進退形ソケット4と図6(C)の半回動形ソケット5との折衷形とみることもできる。
この半回動形ソケット7のローター7cは、前後進しない代わりに回転できるようになっている。
図7(C)に示した半回動形ソケット8は、図7(A)の半回動形ソケット6の変形例と見ることもできる。
三角窓6cに代えて、逆U字溝8cが設けられている。
逆U字状というのは余り適正ではないが、つまり上方に凸なる円弧状の溝が形成されている。
すなわち、三角窓の底辺に突起8dを設けて、柱状電極を定位置へ導くようになっている。前記の定位置とは、リーフスプリング形電極2の中央付近の凹形部分である。
特開2003−197329号公報 特開2000−340025号公報 特開平10−275664号公報
前述したごとく直管形蛍光灯用のソケットには各種の型式が有って、それぞれ長短を有している。
そこで各種の電気製品においては、当該製品に適した特性のソケットを選定して使用されているが、例えば車両用の照明器具などのように強い振動や衝撃を受けても外れる恐れの無い、簡単で安価な直管形蛍光灯用ソケットは未だ開発されていない。
図8は車載ルームランプの従来例を示す部分破断正面図である。
浅い皿形のランプハウジング9a内にソケットSが設置されて、直管形蛍光灯1を支持している。
前記浅い皿形のランプハウジングは、カバー状レンズ9bで覆われている。符号9cを付して示したのは点灯回路である。
前記ランプハウジング9aに設置されているソケットSの模式的な拡大斜視図を図9に示す。
この従来例のソケットは圧入形であって、ソケットハウジング3の中に1対のリーフスプリング形電極2が設置されている。
直管形蛍光灯の2本の柱状電極1aと同1bとを、Y軸に平行なy−y方向に揃えて、Z軸方向に矢印a,a′のように押し込むと、リーフスプリング形電極2が撓んで該2本の柱状電極1a,bが装着される。
(注)Y軸とは、先に段落番号0002で説明したように、「直管形蛍光灯がソケットに装着された状態で、柱状電極1a,1bの配列方向」である。
図8に示した従来例の車載ルームランプは、図9のような圧入形ソケットを用いているので、直管形蛍光灯の着脱操作が迅速容易に行なわれ、使い勝手が良い。しかしながら、振動や衝撃に弱い。
すなわち、車両が走行して強い振動を受けたり衝撃を受けたりすると、柱状電極1a,1bがリーフスプリング形電極2から外れる虞れが有る。
そこで、図10に示す抜け止め装置が公知である。この図10は、前掲の図8に示した公知例の車載ルームランプの分解断面図である。
カバー状レンズ9bに押さえ突起9dが一体に成形されていて、ランプハウジング9aの前面開口を覆って装着すると(装着状態を2点鎖線αで示した)、前記の押さえ突起が直管形蛍光灯を押さえ付けて抜け止めする。
この抜け止め装置は抜け止め作用が確実であるという点で優れた発明であって高く評価される。
しかしながら、前記の押さえ突起9dが、隙間無く直管形蛍光灯を押さえ付けるためには、関連部材の寸法公差を厳しく規制しなければならないので製造コストを増加させる。
その上、車載ルームランプのメーカーにとって直管形蛍光灯は購入品であるから、その外形寸法を管理することができない。すなわち、貴方まかせの品質管理になってしまうという困った問題を抱え込んでしまうことになる。
本発明は以上に述べた事情に鑑みて為されたものであって、その目的は、振動や衝撃に耐えることができ、簡単な構造で製造コストが低廉な、直管形蛍光灯用のソケットを提供することである。
本発明の基本的な原理について、その1実施形態に対応する図2を参照して説明すると次の通りである。この[課題を解決するための手段]の欄は、図面との対照が容易なように括弧書きで図面符号を付記してあるが、この括弧付き符号は本発明の構成を図面のとおりに限定するものではない。
図2(A)参照、この実施例のソケットにはL字形の案内溝11cが設けられている。
直管形蛍光灯1の柱状電極1a,1bを縦方向に揃えて矢印Zのように差し込む。
柱状電極1a,1bは、(B)図のようにリーフスプリング形電極2を押し広げて、
(C)図のように、L字形案内溝11cの底辺に治まる。
このため、強い振動や衝撃を受けても直管形蛍光灯がソケットから外れることもなく、柱状電極がリーフスプリング形電極から離間することも無い。
このようにして、直管形蛍光灯は機械的に確実に支持されるとともに、電気的に確実な導通が維持される。
従来例のソケット(図6、図7)の案内溝が全て左右対称であったのに比して本発明の案内溝はL字形または逆L字形で、左右非対称であることに御留意いただきたい。
以上に説明した原理に基づいて、請求項1の発明に係る直管形蛍光灯用ソケットの構成は(図3参照)、
直管形蛍光灯の端面と対向する面に、柱状電極と摺動自在に嵌合する案内溝を有する構造の直管形蛍光灯用ソケットにおいて、
直管形蛍光灯がソケットに装着された状態で、該直管形蛍光灯の長手方向の中心線をX軸とし、一対の柱状電極の配列方向をY軸とする直交3軸X,Y,Zを想定し、
Y軸方向の1辺と、その一端に連通してZ軸に斜交する1辺とから成るL字状の案内溝孔(11c)、又は逆L字状の案内溝孔(12c)が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明に係る直管形蛍光灯用ソケットの構成は、前記請求項1の発明の構成要件に加えて(図3参照)、
前記X軸方向の1辺と、その一端に連通する1辺とがY−Z面上に位置し、両辺の成す角が鋭角であることを特徴とする。
請求項3の発明に係る直管形蛍光灯用ソケットの構成は、前記請求項1または請求項2の発明の構成要件に加えて(図4参照)、
直管形蛍光灯(1)の片方の端を装着されて支持する1個のソケット(11)と、他方の端を装着されて支持する1個のソケット(12)との組み合わせから成り、
片方のソケットはL字状の案内溝孔(11c)を有し、他方のソケットは逆L字状の案内溝孔(12c)を有していることを特徴とする。
請求項4の発明に係る直管形蛍光灯用ソケットの構成は、前記請求項3の発明の構成要件に加えて(図3参照)、
1個のソケットが2個のリーフスプリング形電極(2a,2b)を有しており、
L字状案内溝孔(11c)を有するソケット(11)の2個のリーフスプリング形電極と、逆L字状案内溝孔を有するソケット(12)の2個のリーフスプリング形電極との計4個のリーフスプリング形電極が、同形、同寸、同材質の部品であり、
2個ずつ、合成樹脂製ハウジング(11a,12a)にインサート成形されていることを特徴とする。
請求項1の発明に係る直管形蛍光灯用ソケットを適用すると、
直管形蛍光灯がソケットに装着された状態で、該直管形蛍光灯がソケットの柱状電極の配列方向(Y軸方向)の1辺(底辺)を有するL字状の案内溝孔、又は同じく逆L字状の案内溝孔が設けられているので、
本発明のソケットに装着された直管形蛍光灯の1対の柱状電極が、案内溝孔の底辺に治まる。このため当該ソケットが激しい振動や強い衝撃を受けても、前記1対の柱状電極が
案内溝孔の底辺内に保持され、案内溝孔から脱出しない。従って直管形蛍光灯がソケットから外れない。
請求項2の発明によると、L字形案内溝又は逆L字形案内溝の底辺が水平であり、その一端は行き止まりの形状で、多端に連通する斜辺が鋭角に交わっているので、該案内溝の両端部のそれぞれに1対の柱状電極1a,柱状電極1bが確実に保持される。
請求項3の発明によると、
1本の直管形蛍光灯を保持する2個のソケットの内、片方のソケットはL字状の案内溝孔を有し、他方のソケットは逆L字状の案内溝孔を有しているので、直管形蛍光灯の挿脱に無理が無く、容易に、かつ迅速に挿脱することができる。
前記請求項3の発明に対して請求項4の発明を適用すると、1本の直管形蛍光灯を保持するための2個のソケットそれぞれに設けられる2個のリーフスプリング形電極、計4個が、同一部品(同一形状、同一寸法、同一材料)であるから、構成部品の品目が少なく、リーフスプリング形電極相互の互換性が有るので、低コストで高品質の製品を製造することができる。
本発明に係る直管形蛍光灯用ソケットの1実施形態を示し、(A)は正面外観図、(B)は側面断面図である。 前記実施形態の使用方法を説明するための工程図であって、(A)は装着操作の初期工程、(B)は中間工程、(C)は完了工程である。 (A)は前掲の図1及び図2に示した実施形態の正面外観図、(B)は前記と異なる実施形態の正面外観図である。 図3(A)に示したソケットと図3(B)に示したソケットとによって、1本の直管形蛍光灯を支持する状態の模式的な外観斜視図であって、X軸を中間で折り曲げて描いてある。 直管形蛍光灯、及びそのソケットを説明するために示したもので、(A)は直管形蛍光灯の端面図、(B)は同じく部分的正面図、(C)は同じく斜視図、(D)はソケットの模式図である。 (A)及び(B)は従来例の進退形ソケットの外観斜視図、(C)および(D)は半回動形ソケットの外観斜視図である。 (A)は前記と異なる従来例に係る半回動形ソケットの外観斜視図、(B)は更に異なる従来例に係る半回動形ソケットの外観斜視図、(C)は更に異なる従来例に係る半回動形ソケットの外観斜視図である。 直管形蛍光灯を用いた車載ルームランプの従来例を示し、カバー状レンズの一部を破断して描いた正面図である。 前掲の図8に示した車載ルームランプに用いられているソケットの概要的な構造を示す模式的な斜視図である。 前掲の図8に示した車載ルームランプに関する公知の改良例を説明するための分解断面側面図である。
図1は本発明に係る直管形蛍光灯用ソケットの1実施形態を示す2面図である。
(A)図に現れている面、すなわち(B)図の左側面が、直管形蛍光灯(図外)の端面に対向する面である。ハウジング11aのこの面(蛍光灯に対向する面)にL字形案内溝11cが形成されている。
詳しくは次の通りである。すなわち、ハウジング11aの内部は中空になっていて、蛍光灯に対向する側は案内板11bを形成している。この案内板11bにL字形案内溝11cが形成されている。
符号11f符号を付して示したのはハウジング取付ネジである。
前記L字形案内溝11cは、直管形蛍光灯の柱状電極と摺動自在に嵌合するための溝幅を有しているが、その中心線はY−Z面上に位置してL字状を成している。
すなわち、L字状の1辺はY軸方向に形成され、その片方の端(本例においては左端)に他の1辺が連通している。この他方の辺がZ軸に対して斜交しているので、これら2辺がL字状を成している。
Z軸に斜交する辺の上端はハウジングの頂部11atに達していて、図7の従来例における挿入溝の役目を果たす(詳しくは図2を参照して後述する)。
合成樹脂で成形されたハウジング11aは中空になっていて、その中に1対のリーフスプリング形電極2が配設されている。これらリーフスプリング形電極のそれぞれには、電線13が接続されている。
後に説明する他の実施形態と区別するため、L字形案内溝を設けたソケットをL字形溝付きソケット11と名付ける。
前記のL字形案内溝11cが直管形蛍光灯の柱状電極を案内し、支持する作用を図2について説明する。
(A)図参照、直管形蛍光灯1の柱状電極1a,1bをZ軸方向に揃え、矢印Z軸のごとくL字形案内溝11cの上端に挿入する。
柱状電極1aと柱状電極1bとは同様の部材であるが、作用説明のため両者を区別する。いま、下側の柱状電極1bが先行して挿入され、上側の柱状電極1aが後続して挿入されるものとする。
(A)下段の図は、先行の柱状電極1bが右側のリーフスプリング形電極2bに接触し、後続の柱状電極1aが左側のリーフスプリング形電極2aに軽く接触したところを示している。
直管形蛍光灯1を図の左回り(反時計方向)に回しながら下方へ圧し下げると、(B)のように柱状電極1a,1bがリーフスプリング形電極2a,2bを左右に圧し広げる。
さらに左回りに回すと(C)のように、1対の柱状電極1a,1bが1対のリーフスプリング形電極2a,2bに抱持されて、L字形案内溝11cの底辺に治まる。
L字形案内溝11cが1対の柱状電極1a,1bを確実に支持して振動や衝撃に耐えるため、L字形の2辺の内角は鋭角であることが望ましい。L字形案内溝11cを鋭角にすることによって、図2(C)の柱状電極1aが上方へ抜け出そうとしても案内溝の斜辺によって阻止される。
直管形蛍光灯1を取り外す際は、前述の工程と反対に(A)→(B)→(C)のごとく操作すれば良い。
図3は2種類の実施形態を対比して描いてある。
(A)のL字形溝付きソケット11は、前掲の図1、図2に示した実施形態と同様のソケットである。
(B)の逆L字形溝付きソケット12は上記と勝手違い(鏡像対称)に作られていて、
L字形案内溝11cに代えて逆L字形案内溝12cが形成されている。
ハウジング12a,bの案内溝以外の部分や、リーフスプリング形電極2a,b、並びにハウジング取付ネジ11f付近の形状は同様である。
図4は、前記2種類のL字形溝付きソケット11及び逆L字形溝付きソケット12を用いて直管形蛍光灯1を支持する様子を説明するための模式図であって、直管形蛍光灯1の中心線であるX軸を中央部で折り曲げて描いてある。
直管形蛍光灯1の左端に対向させてL字形溝付きソケット11を配設し、右端に対向させて逆L字形溝付きソケット12を配設する。
直管形蛍光灯1を装着する操作において、その左端付近を円弧矢印θ方向にまわすと、L字形溝付きソケット11に対する装着方向の回動になる。この操作によって該直管形蛍光灯1の右端付近は円弧矢印φのように逆L字形溝付きソケット12に対する装着方向の回動になる。
(図3参照)本例において、勝手違いのL字形溝付きソケット11と逆L字形溝付きソケット12とを構成する場合、
L字形溝付きソケット11の2個のリーフスプリング形電極2a,2bと、逆L字形溝付きソケット12の2個の2個のリーフスプリング形電極2a,2bとの計4個のリーフスプリング形電極は、全て同形、同寸、同材質の部材を用い、2個ずつ合成樹脂製のハウジングにインサート成形する。
このようにして構成部材の互換性を高めると、構成部品の品目が減少し、高品質,低コストという大量生産のメリットが得られる。
1…直管形蛍光灯
1a…柱状電極
1b…柱状電極
1c…口金
1d…通気孔
2,2a,2b…リーフスプリング形電極
3…ソケットハウジング
4…進退形ソケット
4a…ハウジング
4b…スライダ
4c…穴状電極
5…半回動形ソケット
5a…ハウジング
5b…挿入溝
5c…環状溝
6…半回動形ソケット
6a…ハウジング
6b…挿入溝
6c…三角窓
7…半回動形ソケット
7a…ハウジング
7b…挿入溝
7c…ローター
8…半回動形ソケット
8a…ハウジング
8b…挿入溝
8c…逆U字溝
9…車載ルームランプ
9a…ランプハウジング
9b…カバー状レンズ
9c…点灯回路
9d…押さえ突起
9e…取付けネジ
10…ソケットハウジング
10a…案内板
10b…裏蓋1
11…L字形溝付きソケット
11a…ハウジング
11b…案内板
11c…L字形案内溝
11d…裏蓋
11e…小ネジ
11f…ハウジング取付ネジ
11d…裏蓋
12…逆L字形溝付きソケット
12c…逆L字形案内溝
13…電線13

Claims (4)

  1. 直管形蛍光灯の端面と対向する面に、該直管形蛍光灯の柱状電極と摺動自在に嵌合する案内溝孔を有する構造の直管形蛍光灯用ソケットにおいて、
    直管形蛍光灯がソケットに装着された状態で、該直管形蛍光灯の長手方向の中心線をX軸とし、柱状電極の配列方向をY軸とする直交3軸X,Y,Zを想定し、
    Y軸方向の1辺と、その一端に連通してZ軸に斜交する1辺とから成るL字状の案内溝孔、又は逆L字状の案内溝孔が形成されていることを特徴とする直管形蛍光灯用ソケット。
  2. 前記X軸方向の1辺と、その一端に連通する1辺とがY−Z面上に位置し、両辺の成す角が鋭角であることを特徴とする、請求項1に記載した直管形蛍光灯用ソケット。
  3. 直管形蛍光灯の片方の端を装着されて支持する1個のソケットと、他方の端を装着されて支持する1個のソケットとの組み合わせから成り、
    片方のソケットはL字状の案内溝孔を有し、他方のソケットは逆L字状の案内溝孔を有していることを特徴とする、請求項1または請求項2の何れかに記載した直管形蛍光灯用ソケット。
  4. 1個のソケットが2個のリーフスプリング形電極を有しており、
    L字状案内溝孔を有するソケットの2個のリーフスプリング形電極と、逆L字状案内溝孔を有するソケットの2個のリーフスプリング形電極との計4個のリーフスプリング形電極が、同形、同寸、同材質の部品であって、これら4個のリーフスプリング形電極が2個ずつ合成樹脂製ハウジングにインサート成形されていることを特徴とする、請求項3に記載した直管形蛍光灯用ソケット。
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