JP5768995B2 - 部分表面処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外周面に周溝を形成した金属製の被処理物に電気的に接続される第1電極部材と、前記外周面及び前記周溝に対して間隔を隔てて対向する内周面を環状に形成した第2電極部材と、前記周溝の両側夫々において前記外周面と前記内周面との隙間をシール可能な非導電性の環状の弾性シール材とを備え、前記周溝に電解液を供給する供給流路を前記内周面に開口させてある部分表面処理装置に関する。
上記部分表面処理装置は、被処理物の外周面と第2電極部材の内周面との隙間のうちの、周溝の両側夫々に設けた弾性シール材でシールされた隙間部分に電解液を供給することができる。このため、被処理物の外周面のうちの、周溝を形成してある外面部分に対して例えば陽極酸化処理などの表面処理を効率良く実施することができる。
上記部分表面処理装置では、従来、第2電極部材の側に設けた弾性シール材を周溝の幅方向から圧縮して変形させることにより、弾性シール材の内周側を被処理物の外周面に圧接させて、被処理物と第2電極部材との隙間をシールする(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−113496号公報
このために、被処理物が、第2電極部材の内側に、その外周面と第2電極部材の内周面との隙間が全周に亘って所定間隔になるようにセットされていないときは、被処理物の外周面に対する弾性シール材の圧接力にバラツキが生じ、被処理物の外周面に対するシール性が低下するおそれがある。
また、弾性シール材の圧縮量が変動すると、被処理物の外周面に対する弾性シール材の圧接位置も圧接幅(周溝の幅方向における圧接長さ)も変動する。
つまり、図11に例示するように、圧縮量が小さい弾性シール材40aによる圧接位置の中心P1が、圧縮量が大きい弾性シール材40bによる圧接位置の中心P2よりも周溝A1から離れており、かつ、圧縮量が小さい弾性シール材40aによる圧接幅D1が、圧縮量が大きい弾性シール材40bによる圧接幅D2よりも狭い。
したがって、弾性シール材40の圧縮量が変動すると、電解液が被処理物Aの外周面Bに対して接触する領域(以下、電解液接触領域という)を所定の領域になるように設定し難く、所定の電解液接触領域を越えて表面処理が実施されて、処理効率が低下し易い欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、被処理物の外周面に対する弾性シール材のシール性も、表面処理の処理効率も低下し難い部分表面処理装置を提供することを目的とする。
本発明による部分表面処理装置の特徴構成は、外周面にピストンリング溝を形成した金属製のピストンに電気的に接続される第1電極部材と、前記外周面及び前記ピストンリング溝に対して間隔を隔てて対向する内周面を環状に形成した第2電極部材と、前記ピストンリング溝の軸方向に沿って前記ピストンリングを挟むように一対で設けられ、前記外周面と前記内周面との隙間をシール可能な非導電性の環状の弾性シール材と、前記弾性シール材を前記外周面に対して全周に亘って間隔を隔てて装着可能な装着部と、前記装着部に装着された弾性シール材の外周側に加圧流体を供給することにより、当該弾性シール材の内周側を全周に亘って前記外周面に圧接し、かつ、圧接を解除自在な加圧機構と、前記内周面に開口され、前記ピストンリング溝に電解液を供給する供給流路と、を備え、前記弾性シール材に、前記外周面に接触させる接触面と、前記ピストンリング溝の側において前記外周面に対して交差する方向に沿う側面とに屈曲させる角部が全周に亘って環状に形成されている点にある。
本構成であれば、ピストンの外周面に対して全周に亘って間隔を隔てて装着部に装着された弾性シール材を、その外周側に供給した加圧流体で加圧して、その内周側を全周に亘ってピストンの外周面に対して圧接させることができる。
このために、ピストンが、第2電極部材の内側に、その外周面と第2電極部材の内周面との隙間が全周に亘って所定間隔になるようにセットされていないときでも、ピストンの外周面に対する弾性シール材の圧接力にバラツキが生じ難い。
また、仮に加圧流体の流体圧が変動しても、ピストンの外周面に対する弾性シール材の圧接位置も圧接幅も変動し難く、電解液接触領域を所定の領域になるように設定し易い。
したがって、本構成の部分表面処理装置であれば、ピストンの外周面に対する弾性シール材のシール性も、表面処理の処理効率も低下し難い。
また、このような構成であれば、電解液接触領域の境界を、弾性シール材に全周に亘って環状に形成されている角部に沿って設定することができる。
したがって、電解液接触領域を所定の領域になるように一層設定し易い。
また、前記弾性シール材に、その外周側に向けて開口する凹部を全周に亘って形成してあると好適である。
このような構成であれば、弾性シール材の外周側に供給した加圧流体が凹部に入り込むので、装着部に装着された弾性シール材に対して、流体圧をピストンに向けた方向だけでなく、ピストンリング溝の幅方向に沿う方向にも作用させることができる。
したがって、弾性シール材の密着性を高めることができると共に、装着部に装着された弾性シール材の姿勢を安定させ易い。
また、前記弾性シール材の外周縁部及び内周縁部の双方が、前記加圧流体の供給に応じて前記弾性シール材の径方向中央側に縮径すると好適である。
このような構成とすれば、弾性シール材が径方向内側に配置されるピストンに対して縮径するので、弾性シール材自体がスライドする構成とすることができる。したがって、弾性シール材の位置ずれの発生を抑制することができると共に、密着力を高めてシール性を向上することができる。また、弾性シール材全体で縮径するので、伸縮に係る応力が一点に集中することを防止できる。したがって、弾性シール材の劣化を抑制することができるので、繰り返し使用回数を増やすことが可能となる。
また、前記弾性シール材の内周面が前記弾性シール材の軸方向に平行な面からなると好適である。
このような構成とすれば、弾性シール材とピストンとの密着面積を大きくすることができるので、弾性シール材とピストンとの間のシール性を高めることが可能となる。このため、電解液を大量に供給することが可能となる。また、軸方向に平行な面の面積を調整することにより、表面処理を行う面積を所望の大きさにすることが可能となる。例えば、表面処理を行う面積を低減させるのに好適となる。
また、前記弾性シール材が前記装着部及び前記第2電極部材で形成された溝部に挿入され、前記溝部に挿入される前の弾性シール材の外周縁部の軸方向長が前記溝部の開口幅よりも長く設定されていると共に、前記溝部に挿入される前の弾性シール材の内周縁部の軸方向長が前記溝部の開口幅よりも短く設定されていると好適である。
このような構成とすれば、弾性シール材を溝部に嵌め込むことにより弾性シール材に付勢力が働くので、当該付勢力により密着力を高めてシール性を向上することができる。
また、前記弾性シール材における前記凹部の開口側部分が前記外周面の側に移動するのを規制する移動規制部を、前記開口側部分の全周に亘って設けていても良い。
このような構成であれば、弾性シール材の外周側に供給した加圧流体が、開口側部分の外周面の側への移動が規制されている凹部に入り込む。これにより、弾性シール材のうちの開口側部分よりも凹部の奥側の部分を外周面の側に弾性変形させて、ピストンの外周面に圧接させることができる。
凹部の奥側の部分は全周に亘って外周面の側に均等に弾性変形させることができる。このため、ピストンが第2電極部材の内側に全周に亘って等間隔でセットされていないときには、弾性シール材の弾性変形に伴うピストンとの接触により当該ピストンが押圧されて、等間隔になるようにピストンの位置が修正される。
したがって、ピストンと第2電極部材との間における電解液の流動条件を全周に亘って均一化することができ、ピストンの全周に亘って表面処理を均一に行うことができる。
また、表面処理の終了時に、弾性シール材の開口側部分よりも凹部の奥側の部分を移動規制部の側に弾性的に復帰変形させて、次回の表面処理時に、ピストンを弾性シール材に接触しないようにセットし易い。
部分表面処理装置(陽極酸化処理装置)の概略図である。 図1のII−II線矢視における第2電極部の平面図である。 第2電極部材の電解液供給ノズル部分を示す断面図である。 第2電極部材の電解液供給ノズル部分における内周側を示す側面図である。 第2電極部材の弾性シール材がピストンの外周面から離間している状態を示す断面図である。 第2電極部材の弾性シール材がピストンの外周面に圧接されて状態を示す断面図である。 弾性シール材の拡大断面図である。 第2実施形態の部分表面処理装置(陽極酸化処理装置)における第2電極部材の内周側を示す断面図であり、(a)は弾性シール材がピストンの外周面から離間している状態を示し、(b)は弾性シール材がピストンの外周面に圧接されて状態を示す。 第3実施形態に係る弾性シール材を模式的に示した図である。 第3実施形態に係る弾性シール材の凹部に、加圧空気を供給する前後の状態を示す図である。 従来技術における弾性シール材のシール状態を示す断面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
〔第1実施形態〕
本発明に係る部分表面処理装置は、金属製の被処理物の表面処理を行うことが可能である。本実施形態では、金属製の被処理物がアルミニウム合金製ピストンAのピストンリング溝A1であり、表面処理が陽極酸化処理であるとして説明する。したがって、部分表面処理装置が陽極酸化処理装置である場合の例を挙げて説明する。図1〜図6には、アルミニウム合金製ピストンAのピストンリング溝A1の陽極酸化処理を行うための陽極酸化処理装置が示されている。なお、「アルミニウム合金製ピストンAのピストンリング溝A1」、「陽極酸化処理」、及び「陽極酸化処理装置」は一例であり、他のものに適用することは当然に可能である。
具体的には、ピストンAの頂部からスカート部にかけて形成された3個のピストンリング溝A1,A2,A3のうちの、頂部側のピストンリング(コンプレッションリング)溝A1を含む外周面(以下、ピストン外周面という)Bに対して陽極酸化処理を実施する。
ピストンリング溝A1が、ピストン外周面Bに形成した周溝に相当している。
陽極酸化処理装置は、電解液槽1と電解液供給部2と酸化処理部3と通電部4とを有する。
電解液槽1は、図1,図2に示すように、塩化ビニル製又はSUS316製で、上端が開口する容器状のものであり、酸化処理部3を通過した電解液を受け止めて回収するとともに、電解液供給部2に還流するための還流路5が設けられている。
電解液供給部2は、電解液槽1から還流された電解液を冷却するための冷却槽6と、冷却槽6の電解液を酸化処理部3に供給するための供給路7と、供給路7に設けてある供給ポンプ8と、電解液が所定のタイミングで酸化処理部3に供給されるように供給ポンプ8の運転を制御する供給制御部9とを有している。
冷却槽6には、回収された電解液を冷却するための冷却機10と、電解液が所定温度に冷却されるように、温度センサ11による電解液温度の検出情報に基づいて、冷却機10の運転を制御する冷却制御部12とが設けられている。
通電部4は、酸化処理部3に通電するものである。この通電部4は電流密度を調整できるように電流制御手段を持つものとするのが好ましい。電流制御手段は電流計、電圧計、整流器等で構成された従来公知のものを用いることができる。
酸化処理部3は、第1電極(陽極)部13と第2電極(陰極)部14とを有する。
第1電極部13は、導電性を備えた銅やSUS316などの金属製の第1電極部材15と、第1電極部材15を第2電極部14に対して昇降させる昇降装置16とを備えている。
第1電極部材15はピストンAを保持する保持具で兼用され、通電部4の陽極端子4aに電気的に接続されている。
保持具(第1電極部材)15は、ピストンAの内周面に係脱自在な係止爪(図示せず)をその下端部に備えている。この係止爪をピストンAの内周面に係止することにより、ピストンAをその軸芯が垂直方向に沿う姿勢で、かつ、電気的に接続した状態で保持する。
第2電極部14は、図2に示すように、外形が平面視で円形に形成され、ピストンAをその軸芯を上下方向に沿わせた姿勢で入り込ませる平面視で円形のピストン挿入孔25が同芯状に形成されている。
第2電極部14は、図1に示すように、導電性を備えた銅やSUS316などの金属製の第2電極部材17と、第2電極部材17の上下に配置した塩化ビニル樹脂などの非導電性材料(絶縁体)で形成された固定板18,19と、支持基盤20とを有し、互いにボルト連結してある。
第2電極部材17は、上側固定板18の下面外周側を上向きに凹入させてある環状の上向き凹面部21と、下側固定板19の上面外周側を下向きに凹入させてある環状の下向き凹面部22との間に嵌合されて、互いにボルト連結してある。
第2電極部材17は、図1に示すように、上側の第1電極板23と、下側の第2電極板24との二枚の電極板をボルト連結することにより構成してあり、通電部4の陰極4bに電気的に接続されている。
各電極板23,24のピストン挿入孔25の側には、図3〜図6に示すように、外周寄りの部分26よりも薄肉の薄肉板部27,28と、薄肉板部23,24の内周側に沿ってピストン挿通孔25の側に突出する鍔板部29,30とを環状に形成してあり、各鍔板部29,30の内周面(以下、電極内周面という)31の内側がピストン挿通孔25として形成されている。
したがって、各鍔板部29,30の電極内周面31が、ピストン外周面Bに対して全周に亘って一定間隔を隔てて対向する円環状の内周面として形成されている。
下側固定板19には、ピストン挿通孔25と同径で、かつ、同芯の円形凹面部32と、軸芯を上下方向に沿わせた姿勢のピストンAの頂面を載置支持する円形凸面部35と設けてある。
下側固定板19と支持基盤20とに亘って、電解液の供給路7に接続される接続流路33と、円形凹面部32に溜まった電解液を自然流下により電解液槽1に排出する排出孔34とが設けられている。
したがって、図1に示すように、軸芯が垂直方向に沿う姿勢で電気的に接続した状態で保持具(第1電極部材)15に保持されたピストンAが、ピストン挿通孔25に挿通されて、その頂面が円形凸面部35に載置され、図3に示すように、ピストン外周面Bと電極内周面31との間に全周に亘って一定間隔の隙間Cを有する同芯状に位置決めされる。
第1電極板23における薄肉板部27及び鍔板部29と、第2電極板24における薄肉板部28及び鍔板部30との間には、図2〜図4に示すように、電解液供給ノズル36の複数が周方向に一定間隔を隔てて配設されている。
各電解液供給ノズル36は、電極内周面31の接線に対して傾斜する方向からピストン外周面Bと電極内周面31との間に電解液を供給できるように配設されている。
各電解液供給ノズル36は、図3,図4に示すように、接続流路33に接続されているとともに、ピストン外周面Bと電極内周面31との間に電解液を供給する供給流路37を備え、この供給流路37が電極内周面31に開口している。
図1,図4に示すように、周方向で隣り合う電解液供給ノズル36の間における上下の薄肉板部27,28の間の空間及び上下の鍔板部29,30の間の空間が電解液の排出流路38として設けられている。
図2に示すように、周方向で隣り合う電解液供給ノズル36の間の位置に、下側の薄肉板部28,下側固定板19及び支持基盤20に亘って貫通する貫通孔39が形成され、排出流路38の電解液はこれらの貫通孔39から自然流下して電解液槽1に排出される。
第2電極部材17における電極内周面31の側には、図1,図3〜図6に示すように、上下二個の非導電性の環状の弾性シール材40と、各弾性シール材40をピストン外周面Bに対して全周に亘って間隔を隔てて装着可能な装着部41(41a,41b)とを設けてある。
各弾性シール材40は、ゴムなどの非導電性材料(絶縁体)で円環状に形成してあり、周溝A1の両側夫々において、ピストン外周面Bと電極内周面31との隙間Cをシール可能である。
各弾性シール材40は、図7にも示すように、その外周側に向けて開口する凹部42を全周に亘って一連に形成して、上下の側壁部43と、ピストン外周面Bに対して接触させる先端部44とを一体に備えた横向きU字状の横断面形状に形成してある。
装着部41は、上側の弾性シール材40が、上下の側壁部43の外周面を第1電極板23の鍔板部29の上面と上側固定板18の下面との間に嵌合して装着される第1装着部41aと、下側の弾性シール材40が、上下の側壁部43の外周面を第2電極板24の鍔板部30の下面と下側固定板19の上面との間に嵌合して装着される第2装着部41bとからなる。
各装着部41a,41bには、先端部44が電極内周面31よりもピストン外周面Bの側に突出しないように、弾性シール材40が装着される。
図3,図7に示すように、各弾性シール材40における凹部42の開口側部分が、ピストン外周面Bの側に移動するのを規制する移動規制部45を、開口側部分の全周に亘って環状に設けてある。
移動規制部45は、各弾性シール材40の凹部42の開口側を挟む両側に一体に設けてある環状の係止鍔46を装着部41a,41bの側に係止して、凹部42の開口側部分のピストン外周面Bの側への移動を規制する。
係止鍔46は、第1装着部41aにおいては、鍔板部29の上面側に形成した係止溝47と、薄肉板部27と上側固定板18との間に形成した係止溝48とに係止され、第2装着部41bにおいては、鍔板部30の下面側に形成した係止溝49と、薄肉板部28と下側固定板19との間に形成した係止溝50とに係止される。
図1,図5,図6に示すように、第1装着部41aと第2装着部41bに装着された各弾性シール材40の外周側に加圧流体としての加圧空気を同時に供給することにより、これら弾性シール材40の内周側(先端部44)を全周に亘ってピストン外周面Bに圧接し、かつ、圧接を解除自在な加圧機構51を設けてある。
加圧機構51は、加圧空気の供給及び排出が自在な空気給排装置52と、空気給排装置52の空気給排動作を制御する給排制御部53と、第1装着部41a及び第2装着部41bに装着された弾性シール材40の凹部42の夫々に連通する空気給排路54と、空気給排装置52の空気給排管55と空気給排路54とを接続する管継手56とを有する。
空気給排路54は、第2電極部14の周方向三箇所に設けられ、各空気給排路54毎に空気給排管55に接続して、各弾性シール材40の凹部42に対して周方向の三箇所から加圧空気を給排自在である。
加圧機構51の動作を説明する。
図5に示すようにピストンAがピストン挿通孔25に挿通されて円形凸面部35に載置されると、給排制御部53は、空気給排路54を通して各弾性シール材40の凹部42の夫々に加圧空気が供給されるように、空気給排装置52を作動させる。
弾性シール材40の凹部42に加圧空気が供給されると、当該弾性シール材40の上下の側壁部43がピストン外周面Bの側に向けて弾性的に伸長すると共に、先端部44がピストン外周面Bに向けて弾性的に膨出移動して、図6に示すように当該先端部44がピストン外周面Bに圧接される
このとき、上下の側壁部43が加圧空気で鍔板部29,30と固定板19,20とに押し付けられ、弾性シール材40の姿勢が安定するとともに、加圧空気のピストン外周面Bの側への漏れ出しが防止される。
弾性シール材40の先端部44がピストン外周面Bに圧接されることにより、周溝A1を挟む両側夫々においてピストン外周面Bと電極内周面31との隙間Cがシールされ、電解液を供給流路37から電極内周面31と周溝A1との間を経由して排出流路38から排出されるように循環させながら、周溝A1に対する陽極酸化処理が実施される。
陽極酸化処理が終了すると、給排制御部53は、各弾性シール材40の凹部42から加圧空気が空気給排路54及び空気給排管55を通して強制的に排出されるように、つまり、弾性シール材40のピストン外周面Bに対する圧接が解除されるように空気給排装置52を作動させる。
弾性シール材40の凹部42から加圧空気が排出されるに伴い、上下の側壁部43と先端部44が弾性的に復帰変形して、図5に示すようにピストン外周面Bに圧接されていた先端部44が電極内周面31から離間し、電極内周面31よりも内側に引退するが、加圧空気が強制的に排出されるので、先端部44を電極内周面31よりも内側に確実に引退させることができる。
〔第2実施形態〕
図8は、本発明の別実施形態の要部を示す。
本実施形態では、陽極酸化処理装置に装着される弾性シール材40が、その先端部44に、ピストン外周面Bに接触させる接触面57と、周溝A1の側においてピストン外周面Bに対して交差する直角の方向に沿う側面58とに屈曲させる角部59が全周に亘って環状に形成されている。
この弾性シール材40を装着部41(41a,41b)に装着することにより、図8(b)に示すように、電解液接触領域の境界を、先端部44に全周に亘って環状に形成されている角部59に沿って設定することができ、電解液接触領域を所定の領域になるように設定し易い。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態では、陽極酸化処理装置に装着される弾性シール材40が、上記第1実施形態と異なる。それ以外の構成については、第1実施形態と同様であるので、以下では第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図9には、本実施形態に係る弾性シール材40が示される。図9(a)は弾性シール材40の斜視図である。この図では、構造を理解し易くするために、一部が断面視で描かれている。また、図9(b)は断面を拡大した図である。図9(a)に示されるように、弾性シール材40は環状に形成され、外周側(径方向外側)に向けて開口する凹部42が全周に亘って形成される。
ここで、図9(b)には、理解を容易にするために、ピストン外周部B、装着部41、及び第2電極部材17が二点鎖線で示される。図9(b)に示されるように、ピストン外周面Bに接触させる弾性シール材40の接触面Zは、弾性シール材40の軸方向に平行な面から構成される。弾性シール材40の接触面Zとは、環状に形成される弾性シール材40の内周面、すなわちピストン外周面Bに対向する面である。弾性シール材40の軸方向とは、環状の中心において当該環状を貫通して延在する方向である。弾性シール材40の接触面Zは、このような方向に平行な面で構成される。したがって、弾性シール材40の内周面により、軸方向に沿った円筒が形成されていることになる。
また、弾性シール材40は、装着部41及び第2電極部材17で形成された溝部71に挿入して用いられる。図9(b)は、当該溝部71に挿入前の弾性シール材40を示している。図9(b)に示されるように、溝部71に挿入される前の弾性シール材40の外周縁部81の軸方向長81cが溝部71の開口幅71aよりも長く設定されている。弾性シール材40の外周縁部81とは、外周の縁部分である。図9(b)に示される例では、外周縁部81a,81bが相当する。このため、外周縁部81の軸方向長81cとは、外周縁部81a及び外周縁部81bの間隔が相当する。弾性シール材40は、このような外周縁部81の軸方向長81cが、装着部41及び第2電極部材17で形成された溝部71の開口幅71aよりも長くなるように設定される。
また、溝部71に挿入される前の弾性シール材40の内周縁部の軸方向長82cが溝部71の開口幅71aよりも短く設定される。弾性シール材40の内周縁部82とは、内周の縁部分である。図9(b)に示される例では、内周縁部82a,82bが相当する。このため、内周縁部82の軸方向長82cとは、内周縁部82a及び内周縁部82bの間隔が相当する。弾性シール材40は、このような内周縁部82の軸方向長82cが、装着部41及び第2電極部材17で形成された溝部71の開口幅71aよりも短くなるように設定される。
特に、凹部42を形成する上下の側壁部43の夫々が、弾性シール材40の接触面Zに直交する直交面に対して3.5〜10度で形成すると好適である。また、上下の側壁部43の肉厚は、1.5〜2.5mmで形成すると好適である。このように弾性シール材40を構成することにより、装着部41及び第2電極部材17との密着性を高めることが可能となる。もちろん、上下の側壁部43の一方又は双方を、弾性シール材40の径方向に対して3.5度未満とすることも可能であるし、10度より大きくすることも可能である。また、上下の側壁部43の一方又は双方の肉厚を、1,5mm未満とすることも可能であるし、2.5mmより大きくすることも可能である。
次に、弾性シール材40の凹部42に加圧空気を供給した場合の形態について説明する。図10(a)には弾性シール材40の凹部42に加圧空気を供給する前の状態が示され、図10(b)には弾性シール材40の凹部42に加圧空気(加圧流体)を供給した場合の状態が示される。図10(a)に示されるように、弾性シール材40の凹部42に加圧空気が供給されると、弾性シール材40の外周縁部81及び内周縁部82の双方が、加圧空気の供給に応じて弾性シール材40の径方向中央側に縮径する。これにより、先端部44がピストン外周面Bに向けて移動して、図10(b)に示すように当該先端部44がピストン外周面Bに圧接される。したがって、適切にピストン外周面Bと電極内周面31との隙間Cを適切にシールすることが可能となる。
また、加圧空気の供給に応じて、弾性シール材40の上下の側壁部43も、ピストン外周面Bに向けてスライド(移動)する。これにより、弾性シール材40の上下の側壁部43が装着部41及び第2電極部材17に押し付けられ、弾性シール材40と、装着部41及び第2電極部材17との密着性が高められる。したがって、陽極酸化処理に用いられる電解液がピストン外周面Bの側へ漏れ出すことを防止できる。
このように、加圧空気の供給に応じて、弾性シール材40の先端部44がピストン外周面Bに圧接されることにより、周溝A1を挟む両側夫々においてピストン外周面Bと電極内周面31との隙間Cがシールされる。このような状態で、陽極酸化処理に用いられる電解液を供給流路37から電極内周面31と周溝A1との間を経由し、排出流路38から排出させて循環させることにより、周溝A1に対する陽極酸化処理が実施される。
なお、上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
(付記項1)本発明による部分表面処理装置は、弾性シール材を、装着部及び第2電極部材で形成された内径方向に開口Xを有する環状の溝部に対して内径方向に出没可能に設けても良い。このような構成とすれば、ピストン外周面と内周面との間の隙間を狭くすることができる。よって、この狭い隙間に大量に電解液を供給することが可能となる。したがって、表面処理速度を向上させるのに好適である。
(付記項2)本発明による部分表面処理装置は、弾性シール材が、凹部を形成する側壁部を有し、当該側壁部の厚みを凹部の軸方向長よりも薄く設けても良い。このような構成とすれば、側壁部が弾性変形しやすくなるため、加圧流体により側壁部が溝部の壁面に押圧されやすくなることから、シール性を高めることができる。また、加圧が解除された場合、壁部の押圧力が弱められた状態で、弾性シール材が外径方向に拡径する。そのため、拡径時に弾性シール材に掛かる力が緩和され、弾性シール材の耐久性を向上させるのに好適である。
(付記項3)本発明による部分表面処理装置は、凹部が、弾性シール材の内周縁部側に底面(底部)Yを有し、当該底面が、弾性シール材の外周縁部と内周縁部との中間位置よりも内周縁部側にあっても良い。このような構成とすれば、弾性シール材の縮径方向の弾性変形が容易となり、ピストン外周面に対して弾性シール材を圧接させやすくなることから、シール性を高めることができる。
(付記項4)本発明による部分表面処理装置は、凹部が、弾性シール材の内周縁部側に底面(底部)Yを有し、当該底部が被処理物の外周面に接触させる弾性シール材の接触面に沿って、弾性シール材の軸方向に平行な面であっても良い。このような構成とすれば、凹部の底部となる底面が、被処理物の外周面に接触させる弾性シール材の接触面Zと平行な面となる。よって、加圧流体により、弾性シール材の被処理物との接触面を均一に押圧させやすくなることから、シール性を高めることができる。
(付記項5)本発明による部分表面処理装置は、弾性シール材が、縮径する際に、溝部の壁面を押圧しながら内径方向に摺動されても良い。このような構成とすれば、加圧流体の漏れが抑制され、ピストン外周面に対して弾性シール材を圧接させる力が高まることから、シール性を高めることができる。よって、この狭い隙間に大量の電解液を供給することが可能となる。したがって、表面処理速度を向上させるのに好適である。
(付記項6)本発明による部分表面処理装置は、凹部が、弾性シール材が溝部に挿入された際、凹部の底面Yよりも開口Xの軸方向長が長く設けられても良い。この場合、加圧流体により溝部に対して弾性シール材を押圧させつつ、縮径させやすくなり、シール性を高めることができる。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による部分表面処理装置は、加圧流体としての作動油などの加圧液体を供給する加圧機構を備えていてもよい。
2.本発明による部分表面処理装置は、弾性シール材に、被処理物の外周面に接触させる接触面と、周溝の側において被処理物の外周面に対して交差する斜め方向に沿う側面とに屈曲させる角部が全周に亘って環状に形成されていてもよい。
3.本発明による部分表面処理装置は、表面処理としての電気メッキ処理を行うための電気メッキ処理装置であってもよい。
ピストン
A1 ピストンリング
B 外周面
C 隙間
X 開口
Y 底面(底部)
Z 接触面
15 第1電極部材
17 第2電極部材
31 内周面
37 供給流路
40 弾性シール材
41 装着部
42 凹部
45 移動規制部
51 加圧機構
57 接触面
58 側面
59 角部

Claims (6)

  1. 外周面にピストンリング溝を形成した金属製のピストンに電気的に接続される第1電極部材と、
    前記外周面及び前記ピストンリング溝に対して間隔を隔てて対向する内周面を環状に形成した第2電極部材と、
    前記ピストンリング溝の軸方向に沿って前記ピストンリングを挟むように一対で設けられ、前記外周面と前記内周面との隙間をシール可能な非導電性の環状の弾性シール材と、
    前記弾性シール材を前記外周面に対して全周に亘って間隔を隔てて装着可能な装着部と、
    前記装着部に装着された弾性シール材の外周側に加圧流体を供給することにより、当該弾性シール材の内周側を全周に亘って前記外周面に圧接し、かつ、圧接を解除自在な加圧機構と
    前記内周面に開口され、前記ピストンリング溝に電解液を供給する供給流路と、を備え、
    前記弾性シール材に、前記外周面に接触させる接触面と、前記ピストンリング溝の側において前記外周面に対して交差する方向に沿う側面とに屈曲させる角部が全周に亘って環状に形成されている部分表面処理装置。
  2. 前記弾性シール材に、その外周側に向けて開口する凹部を全周に亘って形成してある請求項1に記載の部分表面処理装置。
  3. 前記弾性シール材の外周縁部及び内周縁部の双方が、前記加圧流体の供給に応じて前記弾性シール材の径方向中央側に縮径する請求項1又は2に記載の部分表面処理装置。
  4. 前記外周面に接触させる前記弾性シール材の接触面が、前記弾性シール材の軸方向に平行な面からなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の部分表面処理装置。
  5. 前記弾性シール材が前記装着部及び前記第2電極部材で形成された溝部に挿入され、
    前記溝部に挿入される前の弾性シール材の外周縁部の軸方向長が前記溝部の開口幅よりも長く設定されていると共に、前記溝部に挿入される前の弾性シール材の内周縁部の軸方向長が前記溝部の開口幅よりも短く設定されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の部分表面処理装置。
  6. 前記弾性シール材における前記凹部の開口側部分が前記外周面の側に移動するのを規制する移動規制部を、前記開口側部分の全周に亘って設けてある請求項2に記載の部分表面処理装置。
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