JP5765007B2 - 穀物乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、排風循環式の穀物乾燥機に関する。
特許文献1には、排風ファンから排出された排風を戻し筒を経て再度熱風と混合して熱風室に乾燥風として供給する技術が記載されている。
特開2009−109137号公報
排風には塵埃が含まれていることが多く、戻し筒内に塵埃が滞留する場合がある。本願発明は戻し筒内の塵埃を除去することを課題とする。
この発明は、かかる技術的課題を解決するために次のような技術的手段を構成した。すなわち、請求項1の発明では、
燃焼バーナで生成した乾燥風を穀物に作用させる乾燥室と、乾燥風を機外に排出する排風ファンと、乾燥室内の塵埃を吸引して排出する排塵ファンと、排風ファンで排出された排風を乾燥室に戻す戻し筒と、戻し筒側に案内する排風と機外に排出する排風の割合を調節する排風調節体とを設け、
燃焼バーナ停止後、排塵ファン及び排風ファンが駆動状態で、排風を略全量機外に排出する姿勢に排風調節体を調節する熱除去工程を行い、次いで、機外に排出する排風よりも戻し筒に戻す排風の割合を多くする姿勢に排風調節体を調節する塵埃除去工程を行なった後、排塵ファン及び排風ファンを停止する制御を行う制御部を設けることを特徴とする穀物乾燥機とする。
請求項2記載の発明では、請求項1の発明において、穀物の水分値及び有無を検出する水分計を設け、穀物の排出運転時に排塵ファンと排風ファンと循環機構を駆動させ、水分計がサンプル穀物を取り込まなくなると穀物無しと判定し、塵埃除去工程を行い、排出運転を停止する制御を行うことを特徴とする。
本願発明においては、乾燥運転の終了後に排風ファンの駆動により、燃焼バーナが冷却されると共に、熱を機外に排出する熱除去工程を行った後に、塵埃除去工程を行う。そして、塵埃除去工程で戻し筒内から除去された塵埃は乾燥室に排出され、排塵ファンで吸引されて機外に排出される。
これにより、塵埃除去工程を行ない、戻し筒内の塵埃を除去することで、塵埃が戻し筒内に堆積することを防止出来る。
また、排出運転時に、塵埃除去工程を行なうことができる
穀物乾燥機の全体の外観を説明する斜視図 穀物乾燥機の下部の外観を説明する斜視図 穀物乾燥機の下部の内部を説明する斜視図 穀物乾燥機の下部の内部を説明する正面図 燃焼バーナ及び放射体を説明する斜視図 排風ファン及び戻し通路を説明する斜視図 排風ファン及び戻し通路を説明する側面図 ブロック図 平面から見た排風と熱風の流れを示す図 フローチャート フローチャート 操作盤図
本発明の穀物乾燥機について、図面に基づいて説明する。
穀物乾燥機は、機体の上部で穀物を貯留する貯留部1から穀物を受けつつ一定速度で下端から繰出しながら乾燥する穀物乾燥部2と、この穀物乾燥部2で乾燥した穀物を集めて機体前側の昇降機3に移送するための集穀部4とを設ける。そして貯留部1に張り込まれた穀物は穀物乾燥部2で乾燥されて集穀部4の下部ラセン4aから昇降機3及び上部搬送装置5を経て再度貯留部1に供給されるいわゆる循環機構を備え、外観が箱体状の穀物乾燥機の構成である。そして、本実施の形態では、後述する燃焼バーナ7側を前側(前面)、排風ファン6側を後側(背面)と呼び、昇降機3には穀物の水分を測定する水分計8を設けている。
また、上部搬送装置5には貯留部1及び穀物乾燥部2内の塵埃を吸引して排出する排塵ファン9を取り付けている。
穀物乾燥機の動作制御は、システム構成図を図8に示すように、操作盤D内に内蔵される制御部Fの入力側には、外気温度センサTA、外気湿度センサHA、熱風温度センサNA、水分計8等の信号を入力し、これらの状態に応じて機器制御可能に、燃焼バーナ7、排風ファン6、切替弁を構成する第一調節弁33と第二調節弁32等の構成機器を出力側に接続する。
穀物乾燥機の操作盤Dには張込スイッチ42、通風スイッチ43、乾燥スイッチ44、排出スイッチ45、停止スイッチ46と清掃スイッチ47を設ける。また、乾燥条件等を表示・設定する表示画面48と、熱風温度や水分値や乾燥残時間等を表示する表示灯49を設けている。
穀物乾燥部2については、機体の前面板10aと背面板10bとの間に左右の穀物流下通路11を設け、それぞれの穀物流下通路11を挟むように、左右の外側の熱風室12と中央の排風室13とを形成する。左右の穀物流下通路11は、熱風が透過可能な網材構成の穀物通路であり、上端部を貯留部1と連通し、それぞれ左右内側方向に傾斜して構成し、両下端部を合流し定量繰出弁40を設けて下方の集穀部4に臨む構成である。また、左右の穀物流下通路11によって囲まれた排風室13は、頂部を山形とする左右の傾斜ガイド部13aによって両流れに形成する正面視略菱形の構成とする。16は中間排風路である。
正面視円筒状の燃焼バーナ7は燃焼盤7aから機体後方に向かって燃焼炎Nを吹出すものであり、その周囲を機体前側に外気吸入口14aを形成するバーナケース14で覆われている。バーナケース14と機体の前面板10aとの間には、燃焼バーナ7で生成した熱風と、排風ファン6から戻された戻し排風が通過する通過通路を形成する熱排風通過ケース15を設ける。
熱排風通過ケース15は燃焼バーナ7と対向する側に開口部15aを設ける。また、前面板10aの左右中央部、即ち、燃焼バーナ7や開口部15aに対向する位置に、正面視略菱形状で機体前側に向かって角錐状で排風室13側を空洞に形成する放射体17を設ける。放射体17の左右中心線と燃焼バーナ7の左右中心線は同じ左右中心線Hで略重なる構成としている。
機体の前面板10aの左右両側部にはそれぞれ、熱風室12と連通するよう開口する上熱風供給口18及び下熱風供給口19と、後述する熱風室12内を通過する戻し筒27の排出口20を形成している。
戻し筒27の排出口20の上位置には上熱風供給口18を設け、戻し筒27の排出口20の下位置には下熱風供給口19を設ける。戻し筒27の排出口20と上熱風供給口18との間には左右に延びる上仕切体21を設け、戻し筒27の排出口20と下熱風供給口19との間には左右に延びる下仕切体22を設ける。
そして、熱排風通過ケース15内には上熱風供給口18に供給する熱風が通過する上熱風通過通路23と、戻し筒27の排出口20から排出された戻し排風が通過する戻し排風通過通路24と、下熱風供給口19に供給する熱風が通過する下熱風通過通路25とを上下段方向に並行して形成する。
また、上熱風通過通路23及び下熱風通過通路25の通過始端側と戻し排風通過通路24の通過終端側を開放状態とし、該開放側近傍、すなわち放射体17の近傍に、戻し筒27の排出口20から排出された戻し排風と燃焼バーナ7で生成した熱風とが混合しながら通過する混合通路26を設ける。
次に、機体後側の構成について説明する。
排風排出部Tは、背面板10bから機体外側に排風ダクト30を突出して設け、排風ダクト30の上部に循環ダクト31を連結するとともに、排風ダクト30から前方に連通して背面板10bから機体内側に向かって排風室13に導入筒6aを張出し、これをファン胴として固定翼6cと回転翼6bを取付けることにより排風ファン6を排風室13内に張出すように構成する。また、導入筒6aの上部にファンモータ61を配置し、背面側に伝動ベルト62を設けて回転翼6bを駆動する。
この伝動ベルト62は、外付けのファンモータ61によって回転翼6bを駆動することから、伝動ベルト62が排風ファン6のファン胴を貫通するための開口からの排風漏れが避けられないが、ファンモータ61が排風ファン6と一体的に排風室13に内設されることから、外気に対する排風漏れを生じることなく、外付けのファンモータ61による簡易なファン駆動部を構成することができる。
排風ダクト30内には第一調節弁33を設けて循環ダクト31を上方に連通し、この循環ダクト31には第二調節弁32を内設して両者を連動調節可能に構成する。循環ダクト31は中央部から左右に分岐し、熱風室12の背面板10bを切り欠いた戻り排風入口35を形成する。そして、戻り排風入口には戻し筒27の後端を対向する構成とするとともに、戻し筒27の周囲に隙間部分Rを形成する。なお、戻し筒27の前端部と前面板10aとの接続部は隙間は無い構成としている。
そして、第一調節弁33は第一調節弁調節モータ33mでその開度を調節し、第二調節弁32は第一調節弁調節モータ32mでその開度を調節する構成であり、この2つの調節弁32,33で排風ファン6で排出された排風を機体外側に排出案内する割合と循環ダクト31側に案内する割合を調節している。
例えば、排風を全て機体外側に排出するときには第二調節弁32を全閉とすると共に、第一調節弁33を全開とし、排風のほとんどを機体内側に戻すときには第一調節弁33を全閉とし第二調節弁32を全開とする。なお、第一調節弁33と第二調節弁とを合わせた総称を排風調節体と呼ぶ。
また、排風ファン6やファンモータ61、伝動ベルト62の取付けおよびメンテナンスのために、上記循環ダクト31は着脱可能に構成する。本実施の形態では、着脱する部材は図示しないが、ノブボルト等で着脱可能としており、また、循環ダクト31と第二調節弁32及び第二調節弁調節モータ32mは一体構成としている。
この循環ダクト31によって覆われる範囲の背面板10bに排風室13の形状の開口Wを形成し、かつ、左右の傾斜ガイド部13aを支持して前面板3aに至る左右のフレーム13b、13bに沿って背面板10bから左右のガイドレール63を設け、この左右のガイドレール63によってモーターベースを吊るようにしてファンモータ外付けの排風ファン6を出し入れ可能に支持する。
上記構成の機体後側の構成の特徴について以下説明する。
穀物乾燥部3の通風流線を表す作用平面図を図9に示すように、穀物乾燥部3の排風室13内に導入筒6aを張り出し、この導入筒6aをファン胴とする排風ファン6を排風室13の内部に張り出して構成することにより、背面側への排風ダクト30の突出量が抑えられることから、穀物流下通路13の必要寸法を確保しつつ、機体全長の短縮化が可能となる。また、循環ダクト31を備える場合についても、背面板10bから循環ダクト31の構成に必要な最小限度の突出寸法増加で済むことから、機体の全長寸法を抑えてコンパクトに構成することができる。
この場合において、穀物流下通路13を通過した排風が排風室13の中央部に突出した位置から吸引されることから、穀物流下通路13,13の乾燥作用が平均化されるので、上記穀物乾燥機は、穀物流下通路13,13における穀物通過位置による乾燥斑を少なくすることができ、均一な乾燥が可能となる。
その他の技術的な特長点をまとめると、以下のとおりである。
第1に、排風室13は、頂部を左右の傾斜ガイド部13aによって山形に形成するとともに、それぞれの下部に穀物流下通路13,13を形成し、これら左右の穀物流下通路13,13の間に排風ファン6を配置してその上部の左右の傾斜ガイド部13aの間に駆動用のファンモータ61を配置することにより、傾斜ガイド部13aによって挟まれる空間に外付けのファンモータ61が収容されることから、無駄なスペースを生かして簡易な構成の乾燥装置をコンパクトに構成することができる。
第2に、ファンモータ61は、背面板10bの内方に配置するとともに、排風ダクト30の排出側から分流する循環ダクト31を着脱可能に設けて熱風室12に戻し可能に構成するとともに、循環ダクト31によって覆われる範囲内の背面板10bに排風室13の開口Wを形成し、ファンモータ61のモーターベースを左右のガイドレール63で支持することにより、ファンモータ外付けの排風ファン6を背面板10bの開口から滑り込ませるようにして容易に組付けができ、また、特段の点検蓋を要することなく、循環ダクト31を取外すだけで、背面板10bの開口Wからファンモータ61と伝動ベルト62のメンテナンスが可能となる。
次に、穀物乾燥機の作用・効果について説明する。
燃焼バーナ5が燃焼を開始すると熱風が生成され、排風ファン6の吸引作用により、熱風は放射体17により左右上下方向に分散されながら、熱排風通過ケース15内の混合通路26から左右の上熱風通過通路23と下熱風通過通路25に分散して供給され、上熱風供給口18と下熱風供給口19から熱風室12にそれぞれ供給される。
熱風室12に供給された熱風は穀物流下通路11に充填している穀物間を通過して排風室13に流入し、排風ファン6により排風ダクト30に排出される。排風ダクト30に排出された排風は、第一調節弁33と第二調節弁32により機外に排出する排風と、循環ダクト31から戻し筒27を経て熱排風通過ケース15内に戻す排風との割合を調節する。
循環ダクト31から戻し筒27を経て戻し筒27の排出口20から戻し排風通過通路24に排出された戻し排風は、混合通路26で熱風と混合され、上熱風通過通路23あるいは下熱風通過通路25を経て上熱風供給口18あるいは下熱風供給口19からそれぞれ熱風室12に供給される。
なお、放射体15は燃焼炎Nの熱に晒されることで、排風室13内に遠赤外線Eが照射され、穀物流下通路11内の穀物に作用され、熱風室12から穀物流下通路11側に供給された熱風の作用とあいまって穀物の乾燥が促進される。
排風(戻し排風)は循環ダクト31から戻し筒27及びを経て機体前側の熱排風通過ケース15を経て熱風室12に供給されるものと、戻し筒27の後端部周囲にある熱風室12の隙間部分Rから熱風室12の後ろ側に供給されるものがある。
熱風は機体前側の熱排風通過ケース15を経て熱風室12に供給される排風(戻し排風)と、熱風室12の後ろ側の隙間部分Rから供給される排風(戻し排風)の作用で、熱風室12の前後中央側に多く引き寄せられる。そのため、熱風が機体内全体に平均化されて分布しやすくなり、熱風室12内の温度分布が良好になり、また、排風との混合が良好になり、穀物流下通路13,13における穀物通過位置による乾燥斑を少なくすることができ、均一な乾燥が可能となる。
また、図4に示すように、下熱風供給口19の開口面積を上熱風供給口18の開口面積より大きく構成すると共に、上仕切体21を下仕切体22より機体中央内側に向かって長く延びる構成としている。そのため、下熱風供給口19に多くの熱風が入り込むことで、正面視で下広がりに構成する熱風室12全体に熱風または熱風と排風の混合風を均等に分散して供給することで熱風室12内の温度分布が良好にすることができる。
この実施の形態の穀物乾燥機の制御の概要について、以下説明する。
通常の穀物乾燥では穀物に単に燃焼バーナ7で燃焼した熱を与える。しかしながら、高速で乾燥しようとして単に必要以上の高熱を与えると、穀物表面のみの乾燥が進み、穀物内部の乾燥が進まず、穀物表面と内部の水分差によるひずみで胴割れが生じる。そこで、高熱を与えると共に水分を与えることで穀物周辺の湿気を保たせ、高熱を与えて穀温を上昇させ除去する水分の絶対量を増やすと共に穀物表面から水分が蒸発し難くしている。そこで、本実施の形態では熱と水分を持つ排風を穀物に供給し、穀物に与える水分を穀物から蒸発した水分を再利用する。
そして、戻す排風量は排風に含まれる湿度から算出される排風絶対湿度に基づいて制御する。すなわち適正な排風絶対湿度になるように排風調節対を調節して、戻し排風の割合、すなわち乾燥風として再利用する排風の供給量を制御する。
なお、適正な排風絶対湿度の排風量を供給するには、適正な排風絶対湿度と穀物の水分値との間には相関関係があるため、水分計8で測定する穀物水分値に対応する排風絶対湿度を含む排風量を供給する。
次に、フローチャートに沿って乾燥運転の概要について説明する。
張込スイッチ42を押して昇降機3に設ける投入口(図示せず)に穀物を投入すると穀物は、昇降機3及び上部搬送装置5を経て貯留部1に張り込まれる。
乾燥スイッチ44を押すと燃焼バーナ7が燃焼を開始し、穀物が循環を開始する。排風調節体で機外に排出する排風と戻し筒27側に戻す排風の割合を調節しながら排風循環式の乾燥運転がなされる。穀物の水分値が設定水分値(例えば14%)に到達すると燃焼バーナ7が停止する。そして排風ファン6と排塵ファン9と穀物の循環機構を駆動する燃焼バーナ冷却工程を設定時間(例えば10分)行なうが、このとき、排風調節体は排風を戻し筒27側に戻さず、略全量機外に排出する姿勢になるよう調節する。この工程により、燃焼バーナ7が冷却されると共に、熱が機外に排出される。燃焼バーナ冷却工程の後、排風調節体は排風を戻し筒27側に多く戻す姿勢になるように調節する塵埃除去工程を行なう。これにより、排風が戻し筒27内を通過することで、戻し筒27内の塵埃を排風で除去する。除去された塵埃は熱風室12に排出され、排塵ファン9で吸引されて機外に排出される。塵埃除去工程が終了すると装置全てが停止して運転が終了する。
次に乾燥運転終了した穀物を排出する運転の概要について説明する。
排出スイッチ45を押すと排風ファン6、排塵ファン9及び循環機構が駆動を開始し、穀物は下部ラセン4aから昇降機3を経て排出筒50から排出される。このとき、水分計8が昇降機3を揚穀する穀物からサンプル穀物を取り込み穀物有りを検出しているが、サンプル穀物を取り込まなくなると穀物無しと判定する。穀物が無くなると、前述の塵埃除去工程を開始する。すなわち、排風調節体を排風を戻し筒27側に多く戻す姿勢になるように調節する。そして、設定時間経過後に装置各部は全停止する。なお、乾燥運転時の塵埃除去工程の終了後、及び排出運転時の塵埃除去工程の終了後のいずれの場合にも排風調節体は排風を戻し筒27側に多く戻す姿勢になるように調節する。
排出運転の終了後に清掃スイッチ47を押すと、前述の塵埃除去工程を行なえる。なお、清掃スイッチ47は張込・通風・乾燥・排出の各運転中には操作しても行なえないようにすることで誤操作を防止することができる。
2 乾燥室(穀物乾燥部)
6 排風ファン
7 燃焼バーナ
排塵ファン
27 戻し筒
47 清掃スイッチ
D 操作盤
制御部

Claims (2)

  1. 燃焼バーナで生成した乾燥風を穀物に作用させる乾燥室と、乾燥風を機外に排出する排風ファンと、乾燥室内の塵埃を吸引して排出する排塵ファンと、排風ファンで排出された排風を乾燥室に戻す戻し筒と、戻し筒側に案内する排風と機外に排出する排風の割合を調節する排風調節体とを設け、
    燃焼バーナ停止後、排塵ファン及び排風ファンが駆動状態で、排風を略全量機外に排出する姿勢に排風調節体を調節する熱除去工程を行い、次いで、機外に排出する排風よりも戻し筒に戻す排風の割合を多くする姿勢に排風調節体を調節する塵埃除去工程を行なった後、排塵ファン及び排風ファンを停止する制御を行う制御部を設けることを特徴とする穀物乾燥機。
  2. 穀物の水分値及び有無を検出する水分計を設け、穀物の排出運転時に排塵ファンと排風ファンと循環機構を駆動させ、水分計がサンプル穀物を取り込まなくなると穀物無しと判定し、塵埃除去工程を行い、排出運転を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の穀物乾燥機。
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