JP6123581B2 - 農作物用乾燥機 - Google Patents
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Description
請求項1記載の発明は、燃焼バーナと、穀物を乾燥する乾燥室と、排風ファンと、排風ファンから排出された排風を乾燥室に戻す排風戻し筒と、該排風を機外に排出する量と排風戻し筒に排出する量を調節する排風調節機構を備えた農作物用乾燥機において、
燃焼バーナは燃焼工程と燃焼停止工程を交互に行うものであって、
燃焼工程から燃焼停止工程に移行すると、排風戻し筒側に排出する排風量を増加させるべく排風調節機構を作動させ、
燃焼工程と燃焼停止工程は設定時間毎の周期で行うものであって、
1つの周期における燃焼工程時間と燃焼停止工程時間の割合をそれぞれ変更可能とし、
前記1つの周期における燃焼停止工程時間の割合が多くなるほど、排風調節機構による排風戻し筒側に排出する排風量の増加量を増加させる側に補正することを特徴とする農作物用乾燥機とする。
燃焼バーナは燃焼工程と燃焼停止工程を交互に行うものであって、
燃焼工程から燃焼停止工程に移行すると、排風戻し筒側に排出する排風量を増加させるべく排風調節機構を作動させ、
燃焼工程と燃焼停止工程は設定時間毎の周期で行うものであって、
1つの周期における燃焼工程時間と燃焼停止工程時間の割合をそれぞれ変更可能とし、
前記1つの周期における燃焼停止工程時間が設定以下の場合には、排風調節機構による排風戻し筒側に排出する排風量を増加させる制御を規制することを特徴とする農作物用乾燥機とする。
箱体状の機壁K内部に穀物を貯留する貯留室1と穀物を乾燥させる乾燥室2を設ける。
乾燥室2は内部を空洞とする筒状の遠赤外線放射体3を備える熱風室6と、穀物が流下する穀物流下室4と、排風室5を備える。機壁Kの正面側には燃焼バーナ7を設け、燃焼バーナ7をバーナケース8で覆う。機壁Kの背面側には排風ファン9を設ける。排風ファン9のファン胴10に接続する排風排出筒11の上部には排出された排風を熱風室6に戻す排風戻し筒12を設け、排風戻し筒12は、背面側の機壁Kと接続し、背面側の機壁Kに形成する排風戻し口13を介して排風戻し筒12を通過した排風を熱風室6に供給する構成である。排風ファン9の排出側には排風を機外に排出する排風量と、排風戻し筒12に排出する排風量の割合を調節する排風調節機構Hを設ける。排風調節機構Hは排風排出筒11に設ける第一排風調節弁14と、排風戻し筒12内に設ける第二排風調節弁15を設ける。第一排風調節弁14は第一調節モータ16で駆動し、第二排風調節弁15は第二調節モータ17で駆動する。そして、第一排風調節弁14及び第二排風調節弁15それぞれを適宜調節制御することで排風戻し筒12から熱風室6に戻す排風量を調節する構成である。
操作パネル24について説明する。
次に、燃焼制御と排風調節機構Hによる乾燥制御について説明する。
オペレータが張込スイッチ30を操作すると昇降機20及び上部ラセン21が駆動して張込穀物を順次、貯留室1内に張込む。そして、張込運転が終了すると、オペレータは張込量スイッチ36で張込穀粒量を設定し、水分設定スイッチ37で到達目標水分値(例えば14%)を設定し、穀物設定スイッチ40で対象穀物を設定し、乾燥速度設定スイッチ41で乾燥速度を設定する。
燃焼工程から燃焼停止工程に移行すると、排風を熱風室6に戻す量を増加する側に補正するよう排風調節機構Hを制御する。そして、当該燃焼停止工程の終了までに排風調節機構Hを前回の燃焼工程時の位置に戻す制御を行う。すなわち、燃焼停止工程時には、一時的に熱風室6に戻す排風の量を増加させる制御を行う。本実施の形態では、標準で5%程度増加させる。例えば、排風戻し割合が前述の70%の場合には75%を戻し、当該燃焼停止工程が終了するときにはまた70%に戻す。この増加量は例えば乾燥初期においてはさらに多くする補正(例えば6%程度の増加)をし、乾燥運転の進行に従い増加量を減少する補正(例えば4%程度)を行っても良い。排風を利用する穀物乾燥機においては、乾燥初期は乾燥効率を高めるために穀温を上昇させる必要があるので熱風室6に戻す排風の量を増加させ、乾燥運転が進行し、目標とする水分値に近づくにつれ、穀温を上昇させる必要が少なくなるので熱風室6に戻す排風の量を減少させる。そのため、燃焼停止工程時の戻し排風量の増加量もそれに合わせて補正する。
なお、燃焼停止工程時における排風調節機構Hによる排風戻し量の増加制御は1周期における燃焼停止工程時間が設定時間以下の場合(例えば燃焼工程時間50秒より長く・燃焼停止工程時間10秒以下)は規制している。すなわち、燃焼停止工程中に排風戻し量を増加させると熱風室6内の温度分布等に変化が生じ、熱風室6内が安定するまでには、それなりの時間が必要である。そして第一排風調節弁14と、第二排風調節弁15が増加側に作動を行う時間及び増加分を戻す作動を行う時間が必要であり、戻し排風量の一時的な増減で生じる熱風室6内の変化が安定するまでに時間が必要である。設定時間以下(短時間)の燃焼停止工程時に排風戻し量の増加制御を行うと、熱風室6に生じた乱流が次の周期の燃焼工程開始時点で安定せず、熱風室6内の温度分布不良が生じることで、燃焼バーナ7の着火に必要な外気取り入れ量の減少等につながり、着火し難くなる場合が生じる。そのため、燃焼停止工程時における排風量の一時的な増加制御を行うには、燃焼停止工程時間が設定時間以上必要となる。
6 熱風室
7 燃焼バーナ
9 排風ファン
12 排風戻し筒
H 排風調節機構
Claims (2)
- 燃焼バーナと、穀物を乾燥する乾燥室と、排風ファンと、排風ファンから排出された排風を乾燥室に戻す排風戻し筒と、該排風を機外に排出する量と排風戻し筒に排出する量を調節する排風調節機構を備えた農作物用乾燥機において、
燃焼バーナは燃焼工程と燃焼停止工程を交互に行うものであって、
燃焼工程から燃焼停止工程に移行すると、排風戻し筒側に排出する排風量を増加させるべく排風調節機構を作動させ、
燃焼工程と燃焼停止工程は設定時間毎の周期で行うものであって、
1つの周期における燃焼工程時間と燃焼停止工程時間の割合をそれぞれ変更可能とし、
前記1つの周期における燃焼停止工程時間の割合が多くなるほど、排風調節機構による排風戻し筒側に排出する排風量の増加量を増加させる側に補正することを特徴とする農作物用乾燥機。 - 燃焼バーナと、穀物を乾燥する乾燥室と、排風ファンと、排風ファンから排出された排風を乾燥室に戻す排風戻し筒と、該排風を機外に排出する量と排風戻し筒に排出する量を調節する排風調節機構を備えた農作物用乾燥機において、
燃焼バーナは燃焼工程と燃焼停止工程を交互に行うものであって、
燃焼工程から燃焼停止工程に移行すると、排風戻し筒側に排出する排風量を増加させるべく排風調節機構を作動させ、
燃焼工程と燃焼停止工程は設定時間毎の周期で行うものであって、
1つの周期における燃焼工程時間と燃焼停止工程時間の割合をそれぞれ変更可能とし、
前記1つの周期における燃焼停止工程時間が設定以下の場合には、排風調節機構による排風戻し筒側に排出する排風量を増加させる制御を規制することを特徴とする農作物用乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013178312A JP6123581B2 (ja) | 2013-08-29 | 2013-08-29 | 農作物用乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013178312A JP6123581B2 (ja) | 2013-08-29 | 2013-08-29 | 農作物用乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015045488A JP2015045488A (ja) | 2015-03-12 |
JP6123581B2 true JP6123581B2 (ja) | 2017-05-10 |
Family
ID=52671115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013178312A Active JP6123581B2 (ja) | 2013-08-29 | 2013-08-29 | 農作物用乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5765007B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2015-08-19 | 井関農機株式会社 | 穀物乾燥機 |
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2013
- 2013-08-29 JP JP2013178312A patent/JP6123581B2/ja active Active
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JP2015045488A (ja) | 2015-03-12 |
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